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ねずさん(=小名木善行)ってどうよ

1 :ねずさん破産:2015/04/26(日) 08:56:47.89 ID:tQmtT6U/.net
「ねずさん」こと「小名木善行」氏は信頼できる人物なのでしょうか。
会社の人より「ねずさんのひとりごと」というブログが一日3万アクセス、日本の正しい歴史や日本の心を取り戻すため是非読むべきだ、と勧められました。
http://nezu621.blog7.fc2.com/

最近では「百人一首」の本も上梓されたようで、「ねずさん」こと「小名木善行」氏の信奉者がかなりいるということも知りました・・。

確かにブログを拝見すると、小名木善行氏の学歴等は書かれていませんが、かなりの知識がおありの方で、歴史や政治経済について幅広く記載があり、大物政治家とも親交がおありのようでした。

ところが途中で気が付いたのですが、日本礼賛、排外的、でいわゆる右派が歓迎するような内容に偏っており、ヘイトの代表である「在特会」のリンクまでが貼られていました。

さらに「小名木善行」氏は「ねずさん」というペンネームがありながら、「小名木善行」という名まえも本名ではなく、「小名木伸太郎」という名まえが本名であり、過去にマルチ商法に(ストレートワン)
手を染めていた疑惑や主催されている「日心会」の不正会計疑惑、さらには自らが代表者として経営されていた食品会社 大和食研(株)も2014年3月に破産開始決定している事実があります。
http://ib-tousan.jp/2014/03/07/post_18_h_10.html

(百人一首の本の著者プロフィールから「食品会社経営」の文字が消えています。同一の会社ということは間違いなさそうです。)

同氏のブログでは「胡散臭い」とか「嘘」という言葉がよく出てくるのですが、小名木伸太郎氏こそが「胡散臭い」と思えるのは私だけでしょうか。
会社の人がすすめるように「日本を知るために大切なことを言っている人」としてこの人を信用してもいいのでしょうか。

みなさまのご意見をお聞かせください。

なお、同氏はブログで「賛同」するコメントだけを残し、疑問を呈するコメントは削除したり、相手にブロックをかけたりしているようです。この手法も昨今「殉愛」問題で揺れる百田尚樹氏にそっくりです。

40 :右や左の名無し様:2015/07/18(土) 06:42:16.03 ID:NdPajG7x.net
まず、この歌はもともと万葉集の歌で新古今和歌集に編入されたときに定家が改定しています。

万葉集
田子浦ゆ打ち出でてみればま白にぞ
富士の高嶺に雪は降りける

新古今和歌集
田子浦に打ち出でてみれば白妙の
富士の高嶺に雪は降りつつ

です。

ここで百人一首の歌として引用されているものは

田子の浦ゆうち出でて見れば白妙の
富士の高嶺に雪は降りつつ

となっており、何か両方が混ざったようになっています。ゆ-に の簡単な間違いですが、印刷されたものでは校正されている、もしくは出典が明確になっていることを祈っています。

つつ、はここでは並列と解釈します(古語辞典をご覧ください)。自分が田子浦に舟で出ていると、富士の頂上には雪が積もっている、という二つの情景を並列に叙述しているのです。
更に、富士の高嶺に雪は降り(つつ) と表現した場合、雪が降っているのはあくまで富士の頂上です。
自分の周りで雪が降って富士が見えない状態で富士の高嶺の歌は詠めませんので、自分の周りはよく晴れている、と察するから、風光明媚という解釈になるのです。

古人が知恵を積み重ねて作り上げた解釈を ”ぜんぜん違います” と否定して、根拠の説明もなく自分の思いつきの解釈を押し付けるのでは、まともな研究者はたまったものではありません。

41 :右や左の名無し様:2015/07/18(土) 17:20:16.50 ID:NdPajG7x.net
そう、和歌の解釈に関しては、あのやり方はまるで毛沢東の文化大革命です。

42 :右や左の名無し様:2015/07/18(土) 22:24:18.87 ID:gPLPKj/6y
>37
勉強になります。

>41

うむ。都合のいい解釈ということですなあ。
でも知らない人はスゴイと「神輿をかついで」しまう。
これも悲しい日本人の特性・・

43 :右や左の名無し様:2015/07/19(日) 20:18:18.42 ID:K+kZs0Cm.net
彼が間違った解釈を主張するだけであれば、放っておくのですが、正しい解釈を偉そうに否定して(もしくは、わざと間違った解釈を一般的なもののように主張して)それから自分のとんでもない解釈を持ち出すというやりかたが悪質です。
胡麻油をたっぷり入れた生魚を寿司と称して出している韓国人の食堂(アメリカにはそういうところがあります)の親父が日本の寿司屋の握った寿司を本物の寿司ではないと批判しているのを見るようで、
一言言わずにはいられません。というわけでまだまだとんでもない解釈のものがあるので続けてゆきます。

44 :右や左の名無し様:2015/07/19(日) 21:14:28.62 ID:lW1+51+N.net
ものすごく痛快な例えですね。他には横技ばかりの剣道を以て、日本の剣道をあれは剣道ではないといっているようなことでしょうか。

小名木氏の場合は、日本人の彼自らが、いにしえよりの日本人が創り上げてきた文化を、日本人のためと称して、勝手な解釈、ドンでも解釈をして、
正義感はあるがその分野に不勉強な人を煽動して、自分のメシの種にしていることが、本当に悪質であると思います。

45 :右や左の名無し様:2015/07/20(月) 00:16:54.78 ID:c/A9qfy/A
>43

痛快な例えです(@_@)
韓国人を憎むあまり自身まで韓国人みたいになってしまったんでしょうか。

46 :右や左の名無し様:2015/07/20(月) 00:44:06.45 ID:Ct4CqvZm.net
>>日本人の彼自らが、いにしえよりの日本人が創り上げてきた文化を、日本人のためと称して、勝手な解釈、ドンでも解釈をして、
正義感はあるがその分野に不勉強な人を煽動して、自分のメシの種にしていることが、本当に悪質であると思います。

本当におっしゃるとおりです。私には彼の発言を彼自身が信じているかどうかさえ判らないと思えてしまっているのです。

47 :右や左の名無し様:2015/07/20(月) 01:44:04.80 ID:Ct4CqvZm.net
ダショー西岡と日本人、と言う記事(下のリンク)の中に、動画があります。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2706.html

第17話 曲解される百人一首 ?恋の歌ではありません!

彼は平安貴族が軟弱に恋ばかりしていると考えるのは間違いだと言う主張をしています。しかしながら百人一首には恋の歌が多く、彼の理論と合致しないので、恋の歌をそうではないと言いくるめる活動をしています。

彼は思春期の子供のように、セックスはいけないことと言う価値観に支配されているように見えます。こういう人が多ければは日本の人口が減少してしまうのも仕方がありません。
と言うのは半分冗談としても、彼がどれだけ恋の歌ではないと主張しても、もともとの出典で恋の歌と分類されているのです。

百人一首に入っている歌にはそれぞれ出典があります。編纂以前に出された勅撰集などから選ばれているのです。勅撰集は四季、羇旅、恋などの部立てに分かれています。
例えば彼が恋の歌ではない、と主張している、みかきもり、の歌は、詞花 巻第七 恋上に入っていますし、先にあげた式子内親王の歌は新古今 巻第十一 恋一に入っています。
千年近くも前の勅撰集の選者自身が恋の歌と分類しているのです。勅撰集の部立てがかなり中立的に判断されいることは、恋の歌に見える春の夜の、の歌、千載 巻第十六 雑上が詞書によって恋ではなく雑に分類されていることからも確かです。

次に、彼は題詠と言うことを理解していません。堀川百首は、春20,夏15,秋20,冬15,恋10,雑20題,計100題としてまとめられています。
それ以後の百首歌もこの規範に習うことが多いわけですが、つまり恋をしたから恋の歌を詠む、と言うわけでもなく、恋の題を出されて歌を作り上げると言うことは普通のことです。
仏僧が恋の歌を詠んだことを否定するような記事もありましたが (これについては別に書きましょう) 題詠なのに真っ向からそれを否定しています。

短歌 連歌 俳諧連歌 発句、俳句 と移り変わる中で、俳句では季語と言うものが必須となっていますが、そもそもこれは部立てからつながるものです。
そして連句では四季、花、月、恋が必須の要素になっているほど恋和歌の中で重要な要素となっているのです。それを単純に否定 (曲解といっていますが) する態度は僭越としか言いようがありません。

48 :右や左の名無し様:2015/07/20(月) 13:56:14.11 ID:NJTlKW4g.net
氏の語る「日本人のこころ」とは、いったい何なのでしょうね。
彼の記事はみなさんのおっしゃるように、勝手に敵を捏造してそれを叩くという
シャドーボクシング的論調が強いと思います。
これはこれまで人生をかけて古の日本を研究してきた学者への侮辱であるとともに、
かつて実在した先人に対する冒涜であると思います。
おそらく、ビジネスで確信犯的にそのようなことをされているのだと思いますが、
そうでなければ、もはや妄想にとりつかれていると言っても過言ではない発言の数々です。
学者・研究者の方々は日本を貶めるなんて考えてもいません。自らの研究と知見に基づいて
懸命に分析されている方々です。
たしかに戦時中の皇国史観の反動があった時期もあるようですが、それにしても氏の文章は
あまりに学説をゆがめ過ぎています。
古い記事ですか
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2250.html
こちらに故・江上波夫氏の「騎馬民族征服説」が非常にゆがめられて紹介されています。
江上氏の説は有名ですが反論も多く、個人的には同意しがたい面があるのですが、それでも
小名木氏の説明は全く以て江上氏の説とは別物です。不勉強を通り越して悪意に満ちていると言わざるを得ません。

続きます

49 :右や左の名無し様:2015/07/20(月) 14:03:24.57 ID:NJTlKW4g.net
以下にその部分を引用します。

それがどういう思想かと申しますと、概略以下のようなものです。
========
かつて日本列島には、鹿の毛皮をまとっただけの、ほとんど原始人のようなオクレタ生活をしていた縄文人たちが住んでいた。
そこに2500年ほど前に、朝鮮半島からススンダ稲作文明を持つ渡来人(弥生人)たちがやってきた。
そして縄文人たちを殺戮し、日本民族は入れ替わった。
========
というものです。そして、
========
入れ替わったはずの弥生人たちも、その後、なんら文明の進歩がないまま、
意味のない古墳などの土盛りをして、豪族たちが勢力を誇示していたけれど、
そこに7世紀になって、またまたススンダ文明を持った渡来人たちが朝鮮半島からやってきて、日本人に箸の使い方から
文字、仏教などを教え、そのためようやく日本には、文明が花咲いた。
========
とされ、落しどころとして、
========
こうして朝鮮半島から常に大きな影響を受けることで、やっと文明化した日本人は、あろうことか明治以降、その朝鮮半島を征服し、若い女性をことごとく
セックス奴隷にしたあげく、大陸においても残虐な人殺しをし続けた。
そうした日本人のもとになっているのが、弥生時代に渡来し、縄文人の男たちを皆殺しにし、縄文人の女たちを強姦し抜いた血に基づくものなのである。
========
と続いて、ぐるりとまわって現代と古代がつながるわけです。

引用終わり。
歪曲するにしても、あまりに品のない言葉が続いています。
加えて「騎馬民族征服説」の説明なのに「騎馬民族」の一言もない。
小名木氏の記事は以降この説を強く否定する文章が続いていますが、
否定されて当り前です。誰もこんな説唱えていないのですから。

50 :右や左の名無し様:2015/07/21(火) 03:12:01.08 ID:ymFX6JEl.net
>>勝手に敵を捏造してそれを叩くというシャドーボクシング的論調が強いと思います。

おっしゃるとおりです。

素性法師の歌についての彼の解釈について以下に書きますが、同じパターンです

 今来むといひしばかりに長月の
 有明の月を待ち出でつるかな
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-date-20140825.html

これについての彼の解釈は上のリンクにあるわけですが、

以下引用

だからこの歌は、女言葉で、彼氏がなかなか帰ってきてくれないことを、嘆いた歌だといいます。
ところがこの歌を詠んだのは、素性法師(そせいほうし)という、男性のお坊さんなんです。
そこから、多くの解説書には、「お坊さんがオネエ言葉で、男性のお坊さんが、帰って来ない彼氏のことを恨みがましく書いているから、「素性法師はホモのオネエだ」だと解説しています。
そのようにはっきりと書いてある本もあるし、陰にそうとしかとれないような解説をしているものもあります。

引用終わり

男性が女性の立場に立って歌を詠むというのは普通のことです。そもそも百人一首の編者定家の、来ぬ人を、も女性の立場に立って詠んだものです。
彼は女性の立場に立って歌を詠んだら同性愛者だ、という偏見を持っているか、持っているように振舞っていますが、普通の文学者でそのような解釈をする人はいません。
それにもかかわらず、彼はそのような解釈が一般的であるかのように主張してそれを敵と定義して、そこから論理展開を始めます。
私には彼が自分で解釈を作り出しているように見えますし、ブログ上で一体誰がそのような解釈をしているのか質問しても単に無視するだけです。

題詠の一言で片付いてしまうものを、作者は坊主だから恋の歌ではありえないなどと得意の牽強付会理論を展開します。この歌は古今 巻第十四 恋四 に記録されている歌ですから、恋の歌であることは明白です。

彼の ”理論” は単なる政治的な、もしくは自分の本を売ったりアフィリエートで金を取ったりするためのもので、文学や歴史についてのまとまったものを持っていないようで、これを通常の歴史論や歌論と同等に論じるのは研究者に対する侮辱です。

51 :右や左の名無し様:2015/07/21(火) 15:23:10.76 ID:ymFX6JEl.net
 御垣守衛士のたく火の夜は燃え
 昼は消えつつものをこそ思へ
詞花 巻第七 恋上

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2615.html

引用開始

そして日程消化後は、次にやって来きた人たちに引き継いて?交替するのて?、歌には「つつ」と書かれています。
その衛士たちのことを、神祇大副て?もあった大中臣能宣か?、
「俺たちもしっかりと民のためにお勤めを果たしていこうし?ゃないか」と詠んた?のか?、この四十九番歌なのて?す。

ところか?この歌について、彼の書いた本て?は、
「衛士たちの焚く火か?、夜は燃え、昼は消えるように、私も夜は恋の炎に身を焦か?し、昼は火か?消えて抜け殻のようになることを繰り返し、と?うにもならない物思いに悩むしかないと、正直に恋に苦しむ心中を吐露したて?す。
平安時代の貴族の恋心は複雑た?ったのて?すね」と解説しています。
この解説を読めは?、恋心か?夜燃えるはまた?分かるとしても、と?うして昼間は恋心か?消えなけれは?ならないのかと突っ込みを入れたくなります。

引用終わり

まず、引き継ぐから”つつ”と書かれている、という部分が意味不明です。どういう意味なのでしょうか。私には全く理解できません。

次に、彼が引用している解釈ですが、彼が自分で作ったシャドウボクシングの対象でしょう。東大文学部を出た人がいかに高校生対象とはいえこの程度の解釈しかしないようであれば高校生の反応がなくて当たり前です。

そもそもこの歌のはじめの部分には意味がありません。貫之の山の井の歌の初三句が単に水 (閼伽、飽)を引き出すための序詞であるように、ここで御垣守は火を引き出すための詞となっています。
そしてこの歌で表現したいのは、自分の恋心だけです。俳句で紅葉といえば秋の句となるように短歌、連歌では物思いといえば恋句になります。
ですからそもそもこの歌を恋歌ではないと解釈させようということ自体に、もともとの部立て以外にも大きな無理があるという知識をブログ主は持ち合わせていません。

“夜は燃え昼は消えつつ”について言えば、恋心の有無を言っているのではありません。
燃え盛るように思うか、静かに思うかの違いを、技巧上燃える、消えるを夜、昼に呼応させただけのことですが、情緒的な部分は人それぞれですのでこれ以上は申し上げません。

52 :右や左の名無し様:2015/07/22(水) 12:15:35.82 ID:YJcPG9d7.net
衣のたてはほころひ?にけり
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2653.html


“要するに、服装を乱し、丸くなって逃け?ていく貞任か?、衣服か?乱れているのは、古着た?からた?と答えたから、見事な歌た?というのて?す。
ちょっと待ってくれと言いたくなります。”

これなど、もう冗談としか思えません。
衣のたて、の主たる意味が衣側の舘であることを理解していない人がいるとは私には返って新鮮です。掛詞、二重の意味というのは和歌では非常に一般的な技巧です。
衣の舘の歌も、ころものたて、という言葉が衣川の舘 (砦) の意味と、衣の縦糸の意味とをかけていることが重要な技巧です。

衣川の砦はもう落ちたぞ、と義家に詠みかけられたのに対して、貞任が長年戦いが続いて戦う味方の意図も複雑になってしまったからねえ、と答えたわけです。
そしてそれが、お前の服はほころびているぞ、と詠みかけられたのに対して、いや長いこと着て糸が乱れてきていたからねえとも受け取れるからこそ、義家はその洗練された返歌に感心してそのときには戦いを控えて貞任を逃がしたわけです。
残念ながらこれは実話ではなくて、後での創作であろうといわれていますが、戦いのさなかにここまで気の聞いたやり取りはできないと思うのでそのとおりでしょう。

“服装を乱し、丸くなって逃け?ていく貞任か?、衣服か?乱れているのは、古着た?からた?と答えたから、見事な歌た?というのて?す。ちょっと待ってくれと言いたくなります。”
と仰っているわけですが、ちょっと待ってくれと言いたいのはこちらです。いったい誰がそんな解釈をしているんでしょう。見事なのは、うまく二つの意味を持たせるように返歌したからであって、その片方しか理解していないのはブログ主だからです。

こういう解釈しかできない人が、和歌の解説本を書く、あまりにも人を馬鹿にした話です。

53 :右や左の名無し様:2015/07/22(水) 22:32:14.78 ID:ACxwpwVSq
>48
>49

>氏の語る「日本人のこころ」とは、いったい何なのでしょうね。
>こうして朝鮮半島から常に大きな影響を受けることで、やっと文明化した日本>人は、あろうことか明治以降、その朝鮮半島を征服し、若い女性をことごとく
>セックス奴隷にしたあげく、大陸においても残虐な人殺しをし続けた。
>そうした日本人のもとになっているのが、弥生時代に渡来し、縄文人の男たち>を皆殺しにし、縄文人の女たちを強姦し抜いた血に基づくものなのである。
========
>と続いて、ぐるりとまわって現代と古代がつながるわけです。

>引用終わり。
>歪曲するにしても、あまりに品のない言葉が続いています。
>加えて「騎馬民族征服説」の説明なのに「騎馬民族」の一言もない。
>小名木氏の記事は以降この説を強く否定する文章が続いていますが、
>否定されて当り前です。誰もこんな説唱えていないのですから。

氏は誰かを「全否定」し、「自己を尊ぶ」ことで「自己承認」する、
自信や教養のない人を扇動し巻き込み、それを氏の「食い扶持」とする
・・非常に分かりやすい方法ですね

氏のいう「日本のこころ」ってそんなに単純なのでしょうか?

「自画自賛」や「感情をあらわにし他者を罵倒する」ことを嫌う、
というのが日本人の美徳だと思っていたのですが。

それに表現や罵倒の仕方が下品すぎます。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとばかりに相手を罵倒する。

あまり日本日本というのは好きではありませんが、
「美しい日本」をかたちづくるのは
「奥ゆかしさ」と「優しさ」なのではないでしょうか。
自己満足だけのナショナリズムは要りません

54 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 08:28:34.75 ID:r+ljdpRm.net
更級日記の中の、内親王が衛士に命じて武蔵国まで逃げる話です。

これは、いにしへ竹芝といふさかなり。国の人のありけるを、 火焚屋の火焚衛士にさし奉りたりけるに、 御前の庭を掃くとて、「などや苦しきめを見るらむ。
わが国に七つ三つ造り据ゑたる 酒壺に、さし渡し たる 直柄のひさごの、南風吹けば北になびき、北風吹けば南になびき、 西吹けば東になびき、東吹けば西になびくを見で、かくてあるよ 」と独りごち、つぶやきけるを、
その時、帝の御むすめいみじうかしづ かれ給ふ、ただひとり 御簾の際に立ち出で給ひて、柱によりかかりて 御覧ずるに、この 男のかく独りごつを、いとあはれに、いかなるひさご の、いかになびくならむと、いみじうゆかしくおぼされければ、
御簾を押し上げて、「あの男、こち寄れ」と召しければ、かしこまりて 高欄のつらに参りたりければ、「言ひつること、いま一かへり我に言ひて聞かせよと仰せられければ、 酒壺のことをいま一かへり申しければ、
「我率ゐて行きて見せよ。さ言ふやうあり」と仰せられければ、かしこくおそろしと思ひけれど、さるベきにやありけむ、負ひ奉りて下るに、論なく人追ひて来くらむと思ひて、その夜、勢多の橋のも とに、この宮を据ゑ奉りて、
勢多の橋を一間 まばかりこほちて、それを飛び越えて、この宮をかき負ひ奉りて、七日か七夜よといふに、 武蔵の国に行き着きにけり。

長いので分割します。

55 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 08:36:08.20 ID:r+ljdpRm.net
更級日記の中の、内親王が衛士に命じて武蔵国まで逃げる話、続きです。

帝、后、 皇女失せ給ひぬとおぼしまどひ、求め給ふに、
「武蔵の国の衛士の男なむ、いと香ばしき物を首にひきかけて飛ぶやうに逃げ ける」
と申し出でて、この男を尋ぬるになかりけり。論なくもとの国にこそ行くらめと、おほやけより使ひ下りて追ふに、勢多の橋こほれてえ行きやらず三月といふに武蔵の国に行き着きてこの男を尋ぬるに、この皇女おほやけ使を召して、
「我さるべきにやありけむ、この男の家ゆかしくて、男罪し率て行けと言ひしかば率て来たり。いみじくここありよくおぼゆ。この 掠ぜられば、我はいかであれと。これも 前の世にこの国に跡を垂るべき宿世こそありけめ。はや帰りておほやけにこのよしを奏せよ」
と仰せられければ、言はむ方なくて、上りて帝にかくなむありつると奏しければ、
「言ふかひなし。その男を罪しても、今はこの宮を取 り返し、都に返し奉るべきにもあらず。竹芝の男に、生けらむ世のかぎり武蔵の国を預けとらせて、おほやけ事もなさせじ。ただ、宮に その国を預け奉らせ給ふ」
よしの宣旨下りにければ、この家を内裏のごとく造りて住ませ奉りける家を、宮など失せ給ひにければ、寺になしたるを、竹芝寺といふなり。その宮の生み給へる子どもは、やがて武蔵といふ 姓を得てなむありける。
それより後、火焚屋に女は居るなり。

同じような問題が起きないように火焚屋に女も置くようにした、と言うことでしょうか。

56 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 12:50:48.10 ID:r+ljdpRm.net
百人一首の出典和歌集と、それぞれの歌の部立ては以下のとおりです。恋の歌が多いですね。この部立ては出典の和歌集の選者がつけたもので、最近の"学者先生"がつけたものではありません。
文字数が多いので2分割します。

#1
1 秋の田の 後撰 秋中 2 春過ぎて 新古今 夏 3 あしびきの 拾遺 恋三 4 田子の浦に 新古今 冬 5 奥山に 古今 秋上
6 鵲の 新古今 冬 7 天の原 古今 羇旅 8 わが庵は 古今 雑下 9 花の色は 古今 春下 10 これやこの 後撰 雑一
11 わたの原 古今 羇 12 天つ風 古今 雑上 13 筑波嶺の 後撰 恋三 14 みちのくの 古今 恋四 15 君がため春の野に 古今 春上
16 立ち別れ 古今 離別 17 ちはやぶる 古今 秋下 18 住の江の 古今 恋二 19 難波潟 新古今 恋一 20 わびぬれば 後撰 恋五
21 今来むと 古今 恋四 22 吹くからに 古今 秋下 23 月見れば 古今 秋上 24 このたびは 古今 羇旅 25 名にし負はば 後撰 恋三
26 小倉山 拾遺 雑秋 27 みかの原 新古今 恋 28 山里は 古今 冬 29 心あてに 古今 秋下 30 有明の 古今 恋三
31 朝ぼらけ有明の月と 古今 冬 32 山川に 古今 秋下 33 久方の 古今 春下 34 誰をかも 古今 雑上 35 人はいさ 古今 春上
36 夏の夜は 古今 夏 37 白露に 後撰 秋中 38 忘らるる 拾遺 恋四 39 浅茅生の 後撰 恋一 40 忍れど 拾遺 恋一
41 恋すてふ 拾遺 恋一 42 契りきな 後拾遺 恋四 43 逢ひみての 拾遺 恋二 44 逢ふことの 拾遺 恋一 45 あはれとも 拾遺 恋五
46 由良のとを 新古今 恋一 47 八重葎 拾遺 秋 48 風をいたみ 詞花 恋上 49 御垣守 詞花 恋上 50 君がため惜しからざりし 後拾遺 恋二

57 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 12:58:40.25 ID:r+ljdpRm.net
百人一首の出典和歌集と、それぞれの歌の部立ては以下のとおりです。恋の歌が多いですね。この部立ては出典の和歌集の選者がつけたもので、最近の"学者先生"がつけたものではありません。
文字数が多いので2分割します。

#2
51 かくとだに 後拾遺 恋一 52 明けぬれば 後拾遺 恋二 53 嘆きつつ 拾遺 恋四 54 忘れじの 新古今 恋三 55 滝の音は 拾遺 雑上
56 あらざらむ 後拾遺 恋三 57 めぐりあひて 新古今 恋六 58 有馬山 後拾遺 恋二 59 やすらはで 後拾遺 恋二 60 大江山 金葉 雑上
61 いにしへの 詞花 春 62 夜をこめて 後拾遺 雑二 63 今はただ 後拾遺 恋三 64 朝ぼらけ宇治の川霧 千載 冬 65 恨みわび 後拾遺 恋四
66 もろともに 金葉 雑上 67 春の夜の 千載 雑上 68 心にも 後拾遺 雑一 69 あらし吹く 後拾遺 秋下 70 さびしさに 後拾遺 秋上
71 夕されば 金葉 秋 72 音に聞く 金葉 恋下 73 高砂の 後拾遺 春上 74 憂かりける 千載 恋二 75 契りおきし 千載 雑上
76 わたの原漕ぎ出でて見れば 詞花 雑下 77 瀬をはやみ 詞花 恋上 78 淡路島 金葉 冬 79 秋風に 新古今 秋上 80 長からむ 千載 恋三
81 ほととぎす 千載 夏 82 思ひわび 千載 恋三 83 世の中よ 千載 雑中 84 ながらへば 新古今 雑下 85 夜もすがら 千載 恋二
86 なげけとて 千載 恋五 87 村雨の 新古今 秋下 88 難波江の 千載 恋三 89 玉の緒よ 新古今 恋一 90 見せばやな 千載 恋四
91 きりぎりす 新古今 秋下 92 わが袖は 千載 恋二 93 世の中は 新勅撰 羇旅 94 み吉野の 新古今 秋下 95 おほけなく 千載 雑中
96 花さそふ 新勅撰 雑一 97 来ぬ人を 新勅撰 恋三 98 風そよぐ 新勅撰 夏 99 人もをし 続後撰 雑中 100 ももしきや 続後撰 雑下

58 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 23:30:35.13 ID:QsV8HOQ72
>57

「学者先生」というのを、またしても「仮想の敵」として持論展開しているのですね。まるで風車に戦いを挑む「ドンキホーテ」みたいです。


学術的に反論するならば、ご自身の出身大学や出自を明らかにし、きちんとした論拠をもとにするべきなのに、上滑りな持論で多くの付和雷同する人たちを
飯のタネにしておられるのでしょう。

学のない私よりも、むしろ真面目に研究されている人にとっては古典文学に対する冒涜であり我慢ならない、ということが推察されます。

59 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 23:38:12.88 ID:QsV8HOQ72
「ネット」を飯のタネにして、「ネット」で叩かれるっていうのはある意味「有名税」というか自業自得だと思います。

>「たいへん迷惑をして」

「迷惑」とは言うけれど「事実無根」と言わないのは、ご本人もある程度事実であることを認識しているのでは。

叩けば、、グレーなところがもっとありそう、というのは皆が感じるところでしょう。

お会いしたことがないので「いい人」かどうかは分かりませんが、
これまでネット上で確認できる言動からすると、
少なくとも「誠意ある人」
ではないな、と思われます。

60 :右や左の名無し様:2015/07/23(木) 23:50:25.14 ID:QsV8HOQ72
日心会ってどうよ
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/shugi/1272223369/

61 :右や左の名無し様:2015/07/24(金) 13:10:24.91
sisou:政治思想[レス削除]
http://macaron.2ch.sc/test/read.cgi/saku/1437709464/2-

62 :右や左の名無し様:2015/07/24(金) 22:17:33.50 ID:IELnPCwk7
職業が「著述家」「政治活動家」だけとなった今は、
ご本人も「火消し」に必死になっておられるのでしょう。

お気の毒な気もしますが、ご自身が蒔いた種もありますね。

ネットでの信奉者を飯のタネしようとすると、一方でネットで
批難されることがあるのも自明の理。

しかも最たる「顧客」獲得の場である「2ちゃんねる」でそれが行われるとは
まさに「飼い犬に手をかまれる」心境なのでしょう。

63 :右や左の名無し様:2015/07/25(土) 10:04:08.43 ID:NYaBA8B1.net
ところで衛士といえば平成13年の歌会初めの皇后陛下の御歌ですね。こちらは昼間の歌のようで、火は焚いていませんが。
御題は、草、でした。

この日より任務おびたる若き衛士の立てる御苑に新草萌ゆる

64 :右や左の名無し様:2015/07/30(木) 00:09:44.42 ID:PqvSto76.net
https://www.youtube.com/watch?v=UTFAMRwgQQ8
こちらに小名木氏がいつものごとく百人一首を珍妙に解釈している動画が挙げられています。
ラストは本の宣伝で、ツッコミがいがあまりないかもしれませんが。

65 :右や左の名無し様:2015/08/05(水) 00:59:36.05 ID:chKEn4wd.net
小名木さん、金印は紙に押すものではなく、封泥に用いられるものだそうですよ。
あなたのお嫌いな「一般的な解釈」ですけど、小学生向けの歴史本にも書いてあるような話です。

66 :右や左の名無し様:2015/08/05(水) 21:08:48.24 ID:L+41zRHC.net
ねずブロより

*悪魔の見分け方*

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2660.html

自分本位、驚くほど心が冷たい

・・・・などを挙げている。
と、ここまではいいが・・・、

この先がまた決めつけ。
結局のところ、在日にそういう人が多く、ある会社も上記の悪魔に値する人が経営陣になり、
倒産したとのこと。

悪魔が倒産させる?

それなら、合法的に借金を踏み倒したあなた自身も悪魔じゃん。
このブログは2015年6月だから破産後に書いたってことになるね。

差別はよくないと思うが、私は差別する!という旨のことが書いてあったけれど、
破産したあなたを差別してもいいですか?


平成26年(フ)第1364号
大和食研(株)代 表:小名木 伸太郎
決定年月日時 平成26年2月26日午後5時
主文 債務者について破産手続を開始する。
破産管財人 弁護士 大林 憲司

67 :右や左の名無し様:2015/08/06(木) 01:18:51.43 ID:Cg5jKvvO.net
前からねずきち氏が歴史関係で適当な解釈を垂れ流して飯のタネにしているのは知っていたが
ここまで酷いとは・・・
和歌の記事を読んでトンデモ加減に愕然とした

玉の緒〜の歌がなんだって?平和を願う歌だ?
冗談じゃないっつうの
呆れてモノが言えんよ

今の日本人の大多数は和歌について知識がないから、ねずきちの主張が正しいかどうか判断できないだろう
突っ込みが入りにくい分野なんだよな
でもこれ、デタラメ過ぎて放置していいレベルじゃないだろ
上で誰かが真っ当な批判をしてるのに救われた気分だ

68 :右や左の名無し様:2015/08/06(木) 09:23:18.45 ID:82b6vhKr.net
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2724.html#more

原爆の話です。

>まず、8月6日に広島上空に投下された原爆、通称「リトルボーイ」は、「ウラン235型」原爆です。
>次いで8月9日に長崎に投下された通称「Fat Man」は、「プルトニウム型」原爆です。
>そしてこの二つは、まったく種類の異なる原爆です。

これは間違いないですね。問題はこの部分の前の記述です。

>いまではだいぶ常識化してきたようですが、広島と長崎に落された原爆の「種類」がそれぞれ違っていたという事実は、
>広島や長崎の慰霊祭でも、ほとんど語られることがありません。
>このことをねずブロにはじめに書いた6年前は、軍事をご専門にしている方からも「それは事実ですか?」と
>ご質問をいただいたくらいです。

あたかも原爆の種類の違いは軍事専門家すら知らないことで、自分が広めたかのように書いています。
そんなアホな。小学校の歴史資料集にも載るような有名な話ですよ。軍事専門家が知らないはずがない。
まったくもって信じがたい話です。自分の名を上げるために何らかの形でウソをついているのではないでしょうか。
あと、そのあとのウラン型原爆とプルトニウム型原爆の解説が逆になっています。

ところで、氏のブログのコメント欄は、ほぼすべて記事に同意するコメントであふれています。
このスレッドで検証されている通り、氏の歴史観はあまりにひどいもので、反論は多くあると思うのですが・・・
もしやいつまでたっても承認されないコメントにその秘密があるんでしょうかね?

69 :右や左の名無し様:2015/08/10(月) 17:34:47.84 ID:dYbOKpfj.net
広島と長崎の原爆のタイプの違いについてはずっと昔から衆知の事実と認識していたのですが、プログ主は6年前までそれを知らなかったのでしょうか?

70 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 02:36:48.06 ID:S2abvRp46
大和食研って広島にある資本金4000万のちっぽけな会社だったんだな
そりゃ知らんわ

71 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 07:58:35.57 ID:UpL51P62.net
補助線一本。。。 ?
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2711.html

その1

この記事も相も変わらずで、まず問題があるかのように架空の問題提起をしてシャドウボクシングするケースです。

以下引用

ところが、清少納言が、どうしてここでいきなり孟嘗君のそんな故事を引っ張ってきたかがわからず、古来、いろいろな人がいろいろに解釈をしているのですが、どうもピンとこない。
ところがこの歌に補助線を一本引いてみたら、もう大爆笑の、いかにも清少納言らしい、おおらかで明るく、しかも配慮の行き届いた歌であることがわかるのです。

引用終わり

ピンと来ていないのはブログ主様だけで、一般には非常に明確に解釈されています。ブログ主様にピンと来ないのは、古典文学と、古典現代に限らない恋愛に関する知識が不足しているからにほかなりません。
もちろんシャドーボクシングの相手を作り出すために知識不足のふりをしているのかもしれませんが。コメントに “孟嘗君の故事を引いた理由がわからないなんて、そんなとぼけた人がいるのですか!?” 
と書いておられる人がいますがおっしゃるとおりで、ブログ主様に迎合しているように装って批判しているコメントですね。
暗にブログ主様にはわからないのですね、と言っておられるのです。

続きます

72 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 08:05:47.55 ID:UpL51P62.net
その2

まず、簡単な話から。
この歌には本人の詞書がある、とおっしゃっています。”詞書”という言葉を使いたかったのでしょうが、詞書というのは歌集の歌の前に添付されている、歌が読まれた状況を説明する文章のことを言います。
枕草子は歌集ではなく随筆ですから”本文で”あって、詞書ではありません。本文中の説明、というのが正しい言い方です。
また、行成は後に大納言になりますが、この話の時点ではまだ頭の弁です。

清少納言と行成は恋愛関係にありません。清少納言はすでに結婚の経験があり、子供もいたと考えられています。行成もすでに結婚しています。両者とも恋愛には熟練しています。
年齢的にはどちらも20台で清少納言が5-6才年上と言ったところではないかと考えられます。
恋愛に熟練した男女の友達の間で、冗談に恋愛関係にあるようなやり取りをすることがありますが、これはそのものなのです。夜更けまで一緒にいた男女が面白がって恋愛関係を装って後朝の文のようなやり取りをするということです。

後朝についての一般的な約束は、以下のようなものです。
-男と女が逢った場合 (セックスした場合) 男は次の朝までには退出するが、あまり早く退出してはならない
-退出した男はできるだけ早く後朝の文を送らないとならない

早く退出する、文が遅いということはどちらも愛情が薄いということと解釈されます。
ですから愛情がある間は、早く退出してしまった男は、早く退出した言い訳をしますし、女はそれを非難する、もしくはそれを悲しいという返歌をするのが約束です。
愛情が薄くなると、この応酬もなげやりになってきます。

続きます

73 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 08:08:54.02 ID:UpL51P62.net
その3

たとえば、堤中納言物語の桜花折る少将の中で少将は、月が明るいので朝だと思って深夜に女のもとを去ってしまい、次の朝に急いで、あなたのご機嫌が悪いようなので早く失礼致しました、という言い訳の手紙を送っています。

少将 さらざりし古よりも青柳のいとゞぞ今朝はおもひみだるゝ
以前よりもずっと私の心は乱れています

返り事 かけざりしかたにぞはひし絲なれば解くと見し間にまた亂れつゝ
私以外の女に思いをかけているから乱れているのでしょう?

ということで、男は女が自分に冷たいと文句を言い、女は男に嫉妬した様子を見せる、というのがこの頃の恋愛関係でのひとつの決まりです。
この頃というよりは現代でもそのように相手を試すようなことはよくあるでしょう。

この手の応酬はたとえば伊勢物語にもありますし、他の多くのつくり物語にあります。
また、第三者が他人の恋を観察して記述したものも、とはず語りに事例があります。とはず語りは、後深草上皇の女性関係をかなり生々しく書いており、気に入らない女への後朝の文の出し方などについても書いています。
行成と清少納言のやり取りは、この決まりを理解した人たちの間での大人の遊びです。

続きます

74 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 08:15:11.29 ID:UpL51P62.net
その4

まず、行成は、鳥が鳴いたから名残惜しいけど退出したよ、という手紙を送ります。お約束どおりの後朝の文で、他にもいろいろと書いてあったようですが、朝になるまでいたように装って書いたわけです。
実際には行成は物忌を避けるために深夜になる前に参内して、手紙も朝になって蔵人所の用紙に書いています。

もしこれが本当の後朝の文であれば清少納言はこれを僧都の君に見せたりはしません。
この手紙は僧都の君が受け取って皆の間で回覧されてしまったようです。
もし、ブログ主様のおっしゃっている”補助線”のように行成が清少納言と寝たあとで他の女のもとに行ったとすると、行成からの手紙を彼女が僧都の君を通じて公表することは行成の不始末を暴き立てることになり、結果的に行成を敵に回すことになります。
ブログ主様はご存じないと思いますが、紫式部日記にも式部の男が彼女の文を他人に見せたことで大喧嘩になったいきさつが書かれています。
しかし枕草子のこの段の中では行成は公表されたことを喜んでいます。公表されても行成には蔵人所にいたというアリバイがあるので問題なかったのでしょう。これが大人の遊びであったことの証拠のひとつです。

行成が帰るときにはもちろん鶏の声なんかはしていないわけですから、清少納言はとぼけて、誰か鳴きまねした人でもいたんでしたっけ、と返します。これは孟嘗君の知識が無ければできないまぜっかえしです。

そこで行成は孟嘗君は函谷關、私のはあなたと逢う逢阪の關ですよ、と返答し、それに対する清少納言の歌が、夜を込めて、の歌になります。

空鳴きが、退出するときのものであったか、もしくは行成が再び彼女の局に忍んで来るときのことであるのかという問題ではなく、これは清少納言が行成との肉体関係はない、と否定する歌です。
この手のやり取りはスピードが問題で、短時間の間にここまでのやり取りができるということで行成は感心するのです。さらに言えば、この歌は後拾遺 巻第十六 雑二に収録されていますがもちろん雑であり、恋ではありません。

続きます

75 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 08:23:19.37 ID:UpL51P62.net
その5

ブログ主様はこのやり取りに関して 

“学者の先生方も、これにはさっぱりお手上げで、結局、詰めて言うなら、
「清少納言は、漢学に通じていることをハナにかけた、鼻持ちならない高慢ちきな女性であって、周囲からも嫌われており、たままた関係を持ってしまった行成もさぞかし苦労したであろう」などといった、苦し紛れの解説をしています。” 

などとおっしゃっています。
研究者が清少納言が鼻持ちならないというのはこのエピソード自体の問題ではなく、こういうやり取りがあって相手が感心した、ということを清少納言は周りの人たちに吹聴してしまうところにあります。
ご存じないかもしれませんが、枕草子には臆面もなく自分がほめられたエピソードがいくつもあります。この君、香炉峰の雪、草の庵、少し春ある心地、などで検索していただけば、彼女の自慢話がいろいろ出てきます。
多くは、彼女が漢詩や唐の故事の知識に基づいて行動して人に褒められたという話が辟易するほどありますし、自分が清原氏で文章の家であることをかなり鼻にかけたようなものもあります。

続きます

76 :右や左の名無し様:2015/08/11(火) 08:24:07.95 ID:UpL51P62.net
その6

紫式部は日記に以下のように書いています。
清少納言こそ したり顔にいみじうはべりける人 さばかりさかしだち 真名書き散らしてはべるほども よく見れば まだいと足らぬこと多かり
たいした知識も無いくせにえらそうにしたり顔で男の使うべき漢字を書き散らしている、といっているのです。これで見ると、鼻持ちならないと言い出した人はずっと昔にいたようで、最近の研究者が言い出した話ではなさそうですね。
もちろん、清少納言は道隆側、紫式部は道長側と、中宮と皇后の地位を争っている敵同士ですので意見が合わないのは仕方ない部分もありますが、私の目から見ても手前味噌が多いと感じますし、多くの研究者も同様に感じています。

ところで、このブログ主様の文章は品が無いとおっしゃってい方がいらっしゃいましたがまことにおっしゃるとおりです。大衆受けを狙うことと品が無いことは別です。
また、式子内親王と定家の関係を下衆の勘ぐりとおっしゃった方がこちらではこのような勘ぐりをされるというのも一貫性が感じられません。

紙媒体で出版されてしまっているので、いまさら訂正されるとは私も露ほども思っていません。恥をさらしたままになってしまうのはお気の毒ですが、間違いは間違いですの長々と指摘させていただきました。

七の巻にあるべし

77 :右や左の名無し様:2015/08/12(水) 15:07:03.77 ID:OQM29Zbj.net
個別的自衛権、集団的自衛権という哀れな妄想
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2726.html

引用
スイスは永世中立国として有名です。
私などは学生時代に日教組系の社会科教師から「美しい山が連なるスイスは、世界に誇る永世中立の国である。日本もそうした平和な国を目指している。そのために拳法9条がある」などと教わったものです。
いまでも、そのように真剣に信じている方は、比較的多いのではないでしょうか。
引用終わり

日教組であろうがなかろうが、教師が捏造をもとに教えることはありません。少し調べれば判るようなことでうそをつけば信頼を失います。
私は首都圏の出身で、たぶん日教組が強い地域と思われます。しかし私が教わったのはスイスの中立と言うのは、どことも同盟を結ばず゛、自分で防衛すると言う意味だよ、と言うことです。小学校の社会科の教師も中学校の社会科の教師も同じでした。

日教組を攻撃する人たちは、教師がうそを教えていると言うことを捏造して、それに対して攻撃するのが定番になっていますね。もうみなさん気づいてしまって効果が上がらなくなっているでしょう。

78 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 07:35:32.21
>77

またもやシャドーボクシングですね。
ここまで来ると気持ち悪い・・

日教組を憲法9条信者だと馬鹿にし、スイスは国民皆兵の国だ!
とスッパ抜いて気持ちよくなってる、裸の王様ですね。

私もスイスについて、憲法9条を引き合いにして習った覚えはありません。

ブロ主のコメント欄も「承認待ち」がありますが、やはりおかしいと思った人のコメントは反論どころか承認すらしないのが同氏の主義なんでしょうね。

79 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 13:57:43.46 ID:YtrKf9XQ.net
小名木氏は削除依頼も出すほどですので、どうやらこのスレッドをチェックされてるようですが、
ここまで批判が集まることをどう思ってらっしゃるのでしょうかね。

本日のポストから引用です

最後にひとつ。
終戦の詔勅の中で、陛下は、私たち国民のことを「臣民(しんみん)」と呼びかけられておいでになります。
この「臣民」という言葉について、ずいぶん以前になりますが、以前誰かがこのブログのコメント欄に、
「臣民とは、天皇に直接支配される人民のこと」とアホなことを書いてきました。
なぜ「アホなコメント」なのか。
自分の不勉強を棚にあげて、狭量な自分の世界だけでものごとをとらえようとしているからアホなのです。

引用終わり。
>自分の不勉強を棚にあげて、狭量な自分の世界だけでものごとをとらえようとしているからアホなのです。
・・・絶句、ですね
自らを省みず他人を攻撃する、それがあなたにとっての「日本人の心」なんですね。

80 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 15:21:30.64 ID:DP7lai3/.net
>自分の不勉強を棚にあげて、狭量な自分の世界だけでものごとをとらえようとしているからアホなのです。
ブーメランですね。

ところで、ねず氏のブログに対する迎合的なコメントについてもひとつお話をいたしましょう。

風刺漫画
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2732.html#more

この記事に対するコメントの中に以下のものがあります。シャドウボクシングの相手を作り出して、戦っているように見せかけるという手法はブログ主様と共通です。

以下引用
No title
漫画は面白いのですが、首相談話は面白くありません。

在外日本人、特に在米日系人の子供が東アジア2カ国の輩に虐められ、日本人でいることが嫌だと言っている現状を、この談話で日本人でいることが良かったと変えられるのでしょうか?

首相は、それを分かっているのかと疑問です。

次世代の党に一人でも多くの議員が、生まれ育つことだけを期待します。
2015/08/14(金) 19:21 | URL | ポッポ #-[ 編集]
引用終わり

まず、アメリカの歴史的な事情から人種的な差別や人種間の争いについては学校は非常に厳しく対応し、何かあれば非常に強力な指導を受けます。
また、車社会ですので中学校くらいまでは親と一緒に出かけるのが普通です。いったいどのような状況で”在米日系人の子供が東アジア2カ国の輩に虐められ”るようなことがおきるのでしょうか。

以下のリンクはアメリカ在住の日本人の団体が青山某氏がテレビ出演したときに上のような内容の発言をしたことに対する反応です。
この地域では、そのような自体が発生していないのに、青山某氏がシャドウボクシングの相手を捏造してしまい反論されています。

http://aoyamainsanjose2014.jimdo.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/

この手合いはみな一つ穴の狢、といったところでしょうか。

81 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 21:22:29.71 ID:YtrKf9XQ.net
やはり被害者意識をあおり、外部に敵を作ることが人を動かすのでしょうね。
昨今の保守(とそれを通り越したヘイト)論調に通じるものがあります。
各々の論が矛盾しているのは気にしないこと、相手を見下しつつ、その力を過剰評価することなどが
共通していると思います。

82 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 21:54:30.74
もう表舞台にでない方がいいんじゃないの、この人。

色々ボロが出るし、

破産や不正会計で実際「たいへん迷惑」している人は、
この人が大きな顔して本を売ってるのを見て、どんな風に思ってるんだろ。

83 :右や左の名無し様:2015/08/15(土) 23:54:45.78 ID:qqBGpjuv.net
もう上がっていますが、今日のブログです。
http://nezu621.blog7.fc2.com/

導入部分を引用します。
たいへん僭越ではございますが、ねずブロはわかりやすさを重視している関係で、まず、玉音放送の動画を配置し、次にねず式の全文の現代語訳を掲載し、最後に玉音放送の原文を掲載したいと思います。
ご専門に研究されている方から見たら、私の現代語訳は、いささか問題ありかもと思いますが、あくまでわかりやすさを求めて、以下のように訳しています。
引用終わり

抽象的存在の権威ある学者先生に対してならば、のっけからストレートパンチを浴びせているところですが、妙に卑屈になっていますね。
ここで言っている「語専門に研究されている方」というのは、この板に集っている反論している、匿名だが具体的な人たちのことでしょうね。

氏は、ここで書かれていることをが気になって仕方がないのでしょう。案外小心者なのだなと、クスクス笑いをしてしまいました。

84 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 01:42:12.69 ID:LTy/1zVs.net
いい年してねずさんに嫉妬はみっともないよwwww
確かにスレは気になるものだろうけど、ここでいくら貶しても
ねずさんのブログ閲覧数にはまーーたく響いてないってのが
哀しいよなwww

85 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 03:43:17.15 ID:LdSwwjuc.net
>>81
おっしゃるとおりだと思います。
でもそれでは、彼らが問題として指摘している中国や韓国の反日教育(私はその実態を確認していないのですが)と違いが無いではありませんか。

86 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 08:55:27.80 ID:2GICq8Ec.net
>>84
ようこそいらっしゃいました。
小名木氏の怪しい過去への追及と、無茶苦茶な歴史解釈の批判に満ちたこのスレッドに
初めての氏のファン(?)がいらっしゃいました。
歓迎いたします。
せっかくなのでご反論でも残されてはいかがですか?

87 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 10:27:31.34 ID:Xz2dBb/D.net
>>84
54ですが、別に嫉妬なんてしていませんよ。
中途半端な知識で被害者意識を煽っているので、むしろかなり呆れています。
ここでその中途半端な知識に反論されても、おっしゃる通り、ねずブロの閲覧数にはほとんど影響していないでしょう。
それなのに、氏がこの板を気にしているような書き方をしていたので、思わず笑ってしまったのです。

88 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 11:34:35.39
>84
嫉妬というかさ、まあ、あなたみたいな人がメシの種になってるってことよ。
こういう人みたいだけど、実害がなければいいんじゃない?


★株式会社ストレートワン=消臭飴を売っている=動画で社長が宣伝
そして、
今回現れた「被害者=怒髪天グループ」さんたちの証言によると
☆マルチ商法の会社名が=株式会社ストレートワン
☆マルチ商法で扱かった商品が=消臭飴(勝負)、アルコールを消す飴も。
■株式会社ストレートワンの小名木社長がいたのが広島=ヒロシマシャモジカTVに出てる。
■被害者が告発している小名木伸太郎(まったく同姓同名)が社長をしていたのが広島
会社の登記簿によると
【株式会社ストレート・ワン】
設立 平成15年(2003年)9月5日
これが、平成19年7月5日【大和食研株式会社】に商号を変更。
本店 広島市南区大須賀町15番8号ライオンズステーションプラザ5階 そして「監査役員設置会社」=平成19年6月29日 廃止
このほか、3人の取締役(うち女性一人)、監査役一人。の氏名と、平成19年6月29日付けで、社長の小名木氏以外全員が辞任と記されている。
7月 18, 2013

http://cr015963.tumblr.com/post/55733852914/%E6%A0%AA%E5%B
C%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC
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%E4%BC%9D-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6

89 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 13:47:54.42 ID:wx2i5ZEt.net
この人がやってるyoutube動画の"CGS 日本の歴史シリーズ"
開いた口が塞がらない程のとんでも理論全開
自由社の教科書を使ってるんだけど自由社は迷惑してないのかね
ここの教科書は読んだ事ないけど、この人の理論だったら検定通らんでしょ

90 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 15:48:08.57 ID:ZziQw+IT5
>>18
以前小名木氏は「戦前までは私の書いている解釈が当たり前でした。」と書いておられましたが、『百人一首一夕話』は江戸時代の書物なんですよね。小名木氏の解釈と一夕話は全然違うんですが、どういうことなのでしょうね?

91 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 16:07:19.41 ID:ZziQw+IT5
>>40
書籍版では、「田子の浦に」となっています。
さすがにここまでは出版社も好きにさせなかったのでしょう。
万葉集と新古今集の違いも説明されています。

しかしYOUTUBEでは「田子の浦ゆ」と言ってしまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=K2cf2GIsw4M

万葉集の「ゆ」に執着しながら新古今の「つつ」を重視する理由が謎です。

92 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 16:15:18.00 ID:ZziQw+IT5
>>72
行成からの最初の手紙は、手元にある枕草子の本からを引用すると
(コメントされた方もありましたが)

「今日は、残り多かる心地なむする。
 夜を通して昔物語も聞こえ明かさむとせしを、鶏の声に催されてなむ」

です。小名木氏は、これは朝まで過ごした別の女性に宛てた手紙であるものを
間違えて清少納言に送ってしまったと解釈されていますが、朝まで一緒にいた相手に対して
「夜通し昔話をしたかったのに」
なんて言うわけないと思います。

93 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 19:40:33.77 ID:W06VrzZb+
>以前小名木氏は「戦前までは私の書いている解釈が当たり前でした。」
>と書いておられましたが、『百人一首一夕話』は江戸時代の書物なんですよね。
>小名木氏の解釈と一夕話は全然違うんですが、どういうことなのでしょうね?

「戦後に日本を否定する学者たちがトンデモを唱え始めた」と言いたいのでしょうね。
いつもの氏のやり口です。
小名木氏はよく保守やヘイトで多用される「反日」や「売国」というキーワードを意図的に避けて、一見品よく文章を書いているふしがあります。これでもって粗暴ないわゆる「ネトウヨ」のイメージを消そうとしているのでしょう。
あえてそこまで踏み込まず、読者にその先を推測させることで、氏の思想を刷り込むという効果も狙っているのかもしれません。

94 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 21:47:17.90 ID:ZziQw+IT5
>>93
>読者にその先を推測させることで、氏の思想を刷り込むという効果も狙っているのかもしれません。

そうですね。
小名木氏はもともと和歌に詳しくもなければ百人一首が好きなわけでもなく
ただ百人一首を利用して自身の思想をばらまいているように見えます。

もしかしたら彼自身の戦略がそれなりにあるのかもしれませんし、
こんなきっかけでも和歌に興味を持つ人が増えたらいいな、と個人的には思いますが、
嘘やデタラメであまり詳しくない人を騙すのはやめて欲しいと心から願っています。

95 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 22:55:05.97 ID:ZziQw+IT5
小名木氏によると、百人一首の作者の名前には意味があって、
役職名が付された場合は公人としての和歌と理解するべきだそうです。
ところが陽成院の御製は恋歌とみてよいそうです。

さらに、光孝天皇の御製は、天皇の位に付く前の
皇子におわしましける時にお詠みになった歌とわかっていますが
氏の言うには、定家が作者として「時康親王」ではなく「光孝天皇」と書いているから、
これは天皇の御製として解釈するべきだそうです。
でもですね、定家が天皇の位についた御方を「○○親王」なんて呼べるわけないじゃないですか。

調べると、概ね五位以下は名前だけ、四位は名前+朝臣、
三位以上は官職をあてていることが分かります。
出家したら法名です。
歌の解釈がどうという問題ではなく、
そう呼ぶのが自然だと思いますけどね。

96 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 23:13:44.79
出版社は聞いたことがない出版社だし、まともな出版社ならとても出せない
内容なのではないでしょうか。

その前に身辺調査されると、ひっかかるかもね。
「小名木伸太郎」でググると、とんでもないことになるから。

97 :右や左の名無し様:2015/08/16(日) 23:14:19.77
出版社は聞いたことがない出版社だし、まともな出版社ならとても出せない
内容なのではないでしょうか。

その前に身辺調査されると、ひっかかるかもね。
「小名木伸太郎」でググると、とんでもないことになるから。

98 :右や左の名無し様:2015/08/17(月) 14:53:55.82 ID:Cm8vfWru.net
わかりやすさを求められるだけであれば私も特に何も申し上げるつもりはございません。

しかしながら今までのバターンは一般的な解釈を積極的に間違いとして否定し、とんでもないこじつけ解釈を正しいものと喧伝すると言うものです。
ご自分のこじつけ解釈で恥を書かれるのはご自由なのですが、まともな研究者が長い世代を費やして研究しているものを思いつきで否定することについては我慢がなりませんので指摘させていただいておりますし、今後もそのようにさせていただく所存です。

99 :右や左の名無し様:2015/08/17(月) 21:40:51.44 ID:EknXdNNVN
ttps://www.facebook.com/nezu3344/posts/675023915946105

小名木氏の Facebook 記事より引用

<投稿文>
小名木 善行 2014年11月10日
百人一首の清少納言の歌の解説で、出版社の高山社長から重要な指摘が!!
おかげで、意味が一層スッキリして、大爆笑のものすごい解釈の解説になりました。
内容は、本ができてからのお楽しみ?
これまで、誰も本に出来なかった、まったく新しい解釈ですが、おそらくは誰一人理論的反論はできないであろうと。
それにしても、和泉式部、紫式部、清少納言の三人は、まさに日本を代表する素晴らしい歌人だと思います(^▽^)o

<コメント内小名木氏投稿>
・清少納言のこの歌に関する一般的な解釈(笑)
(『夜をこめて』の和歌と解説部分の写真)
・清少納言について
(清少納言の解説部分の写真)
・上の二枚の写真の清少納言の記事を見て、いくら本がフルカラーで綺麗に印刷してあっても、これを読んで古典が素晴らしいと感じるなら、私は、むしろその神経を疑いたくなります@@;
まあ、よその人の解釈なので、預かりしらないことですけれど。。。残念に思います。
・(略)上の写真は、東大卒、日本芸術院賞・恩賜賞受賞歴を持ち、九条の会の応援者でもある大学教授の文です^^;
こういうのが左翼のテクチだったんでしょうね。
権威ある教授に、フルカラーで高価な本を書かせて、それを権威に仕立てて、日本の古典文化を貶める。
ちなみに写真の本は昭和50年刊行のものです。

引用終わり

100 :右や左の名無し様:2015/08/17(月) 22:08:52.50 ID:EknXdNNVN
>>99

https://scontent.xx.fbcdn.net/hphotos-xpa1/v/t1.0-9/10665110_675101932604970_6457786081200737827_n.jpg?oh=b10deba07c28dcd7cf3a94ccb4555f75&oe=5671C58A

https://scontent.xx.fbcdn.net/hphotos-xfp1/v/t1.0-9/1472837_675102019271628_5790749127173164566_n.jpg?oh=669aef681d3ec75c692ac00e3db72cfe&oe=5642A3D0

小名木氏が晒した写真はこの二つなんですが、何に不満があるのかわかりません。
『夜をこめて』の解説に対し、「(笑)」までつける。

>私は、むしろその神経を疑いたくなります@@;
まあ、よその人の解釈なので、預かりしらないことですけれど。。。残念に思います。

そっくりそのまま小名木氏に言いたい。

101 :右や左の名無し様:2015/08/17(月) 22:40:45.67 ID:O69LzAbng
>>100
私の眼にはこの先生の解説こそ古典の面白さを伝えてくれるものにうつりますが。。。

102 :右や左の名無し様:2015/08/17(月) 22:49:52.34 ID:stQ/ppCs.net
氏のブログの下の方に、コメント欄に関する氏の姿勢が書かれています。
以下引用。
私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。
引用終わり

言いがかりかどうかは、その内容次第であって、尊敬の念や互譲の精神はマナーの話です。
別問題として取り扱うべきです。
氏の上記の文章の「相手から学ぼうとする姿勢が無ければ云々」というのは、
穿った見方をすれば他者からの批判を受け入れないという氏の考え方の表明なのかもしれません。
これだけ無茶苦茶な理論を展開しながら、批判のコメントがみられない、この「現象」の言い訳でしょうか。

103 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 00:11:08.07
>102

つまりは、
「私が言っていることは何もかも正しいから、私に反論するやつ、私から学ぼうとしないやつは全て言いがかりだ」ってことですよね。

自分への批判コメントをすべて排除し、一方小名木氏自身は先人たちの研究の成果をありもしない捏造も加えてあげつらう。

まあ人のことを、せせら笑う人間は、自身が批難されることに対しては極めて「打たれ弱い」んですよね。
だからこの掲示板だってチェックして必死になって削除要請を出しているわけです。

誰かが言ったみたいに、この掲示板ができたところで信奉者や閲覧者数は減らないでしょうけれども、いつか自分がしてきたことが小名木氏自身に返ってくると思いますよ。

本当に正しいと思うなら論拠を持って学術的に説明をされないと、先人たちを侮辱するだけのそれこそ「互譲の精神」のない低レベルな人間だとみなされます。

104 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 01:18:45.75 ID:wjOdv9Yy.net
>>102

それは彼が自分の論理展開に不都合なコメントの掲載を承認しないための言い訳ですね。
自分の掲示板なので掲載するコメントの承認はご自由なのですが、公正にやっているという印象を人に与えたいのでしょう。
閲覧者の人達が公正であることを重要視しているかどうかを考えると、無駄な言い訳です。個人の掲示板なので、自分の意見にそぐわないコメントは表示しません、と言えばいいのです。


例えば下のスレでは、マイクホンダ議員の出自についての捏造情報が表示を承認されています。

占守島の戦い(1) 士魂戦車隊
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2735.html

引用するコメント

No title
「反日議員・マイク・ホンダのルーツは朝鮮半島だった」 
http://yellow.ap.teacup.com/thinkmon/2501.html
2015/08/17(月) 17:55 | URL | とおりすがり #-[ 編集]

引用終わり

このコメントの内容については別に書きますが、ホンダ議員の祖父母が韓国から日本に帰化したと記述しているWikipediaの英語版のスクリーンショットを添付しています。
しかしWikipediaの英語版を直接見るとこのような情報はなく、ホンダ議員は日系三世とだけ書いてあります。

以前にこれと同じコメントが表示され、私は"英語版Wikipediaにはそのような記述は無くコメントの信憑性が怪しい"と言うコメントを書きました。しかしそのコメントは未承認のままです。
彼の嫌韓的な姿勢をサポートする情報は捏造情報でも承認し、間違いではないかと言う指摘は受け入れない、と言う良い実例です。

前に書いたように彼のブログなのでどのコメントを受け入れるかはご自由です。しかし正当なコメントを公正ぶって拒否しているところはいただけないので (公正ぶらなければかまいません) 、彼のブログに直接書き込むよりはこちらに書き込むようにいたしました。
未承認コメントは大量にあるので、それらを書き込んだ人達もこちらに合流されればいろいろなご意見を見ることができて有効かと思います。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:87f20c3c9ee883ab649a4d7f8b996d63)


105 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 03:14:34.89 ID:wjOdv9Yy.net
占守島の戦い(1) 士魂戦車隊
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2735.html

No title
「反日議員・マイク・ホンダのルーツは朝鮮半島だった」 
http://yellow.ap.teacup.com/thinkmon/2501.html
2015/08/17(月) 17:55 | URL | とおりすがり #-[ 編集]


引用されているWikiのスクリーンショット
http://blogs.yahoo.co.jp/takarazuka_syourai/GALLERY/show_image_v2.html?id=http%3A%2F%2Fblogs.c.yimg.jp%2Fres%2Fblog-90-c6%2Ftakarazuka_syourai%2Ffolder%2F509799%2F48%2F13963648%2Fimg_3%3F1439562238&i=1

このスクリーンショットでは、ホンダ議員の祖父母(父系、母系については記述なし)はKorea出身で日本に帰化した(原文英語ですがJPGなので引用できません)となっています。

しかし、実際にWikiの記述を参照すると
https://en.wikipedia.org/wiki/Mike_Honda

以下引用
A third generation Japanese American ("sansei"), Honda was born in Walnut Grove, California, in 1941.[1]
His grandparents was from Kumamoto prefecture and emigrated to USA in the early 1900s,[2] and both of his parents were born in California.[2]
引用終わり

本田議員の祖父母(こちらも父母系について記述なし)は1900年代前半にアメリカに移住し、彼の父母はどちらもアメリカで生まれた、となっていおり、祖父母の出自については記述がありません。日本語のWikiの内容も同様です。

Wikiの情報がどこまで信頼が置けるか、と言う問題もあります。さらにこのコメントは、現状のWikiの情報ではなくスクリーンショットですのでWikiの成りすましよりも信頼性が薄いと考えられます。

このコメントに疑義を呈するコメントを"尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない物"であると断じておられるのであれば、彼の公正感覚にはかなりのバイアスがかかっていることになります。
もちろん個人のブログに何を出そうとご自由と言う前提は変わりませんが、私も、彼の他者の意見に対する態度が
"尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない物"であると断じざるを得ず、こちらのチャネルを通じてコメントさせていただくことに致しました。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:87f20c3c9ee883ab649a4d7f8b996d63)


106 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 09:51:07.91 ID:KeJ+zj888
東条英機の遺書
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2728.html
これもうそだらけです。

引用開始
その東條英機閣下には、遺書(遺言状)があります。
死の直前の文であり、そこにはまさに血を吐くような至誠が読み取れます。
この遺書は、ネットなどでもたくさん出回っていますが、なんと、そのひとりの優秀な人間の死を前にした覚悟の遺書が、なんと信じられないことに、改ざんされて出回っているのです。
中略
というわけで、実際の東條英機閣下の直筆の遺書から、直接文字起こしさせていただきました。
文章は、ほぼそのままです。
漢字等の表記のみ、現代語に訳しています。
できるだけ読みやすくなるよう、改行を多くしておきました。
一国の戦争指導者であった人物の、これが最後の遺書です。
是非、ご一読たまわればと思います。
とっても透明感のある文章です。
読むだけで、その人物の誠意が伝わってくるようで、泣けてきます。
引用終了

これは虚偽でしょう。
東条英機の処刑直前の遺言と言われるものは、花山教誨師が東条の口述を記録したものだと言われています。もし直筆のものがみつかったのなら、必ずニュースになるはずです。小名木は直筆をみつけたのでしょうかね。

107 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 10:04:52.90 ID:XFcaMFR4.net
やはり都合の悪いコメントはシャットアウトしているということでしょうね。

マイク=ホンダ氏の出自に関して、wikipedia英語版のページの履歴を探ってみました。
https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Mike_Honda&action=history
今年の5月上旬にIPアドレスユーザーによってたびたび「祖父母が朝鮮出身」との記述が
追加されています。そのたびにその記述は削除され、
その後「修正主義者が彼の出自を朝鮮と主張しているので信頼できる詳しい情報を追記した」と、
ホンダ氏の祖父母が熊本出身であるという記述が出典付きで追加されています。その後は朝鮮出自の
件が書き込まれなくなったようです。

108 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 19:37:08.82 ID:b4ifRk26F
>>106
「東条英機 遺言 直筆」で検索しても小名木氏の記事の引用ばかりですね。

これは紛れもない「捏造」の可能性が高い。とんでもないことです。
もっと疑惑を探し、皆でこのスレにて検証したいですね。

109 :右や左の名無し様:2015/08/18(火) 23:49:39.62
「東条英機 遺言 直筆」引用
って、書き起こしたのは小名木氏?

「捏造」だと言語道断ですけど、この方って美辞麗句を並べて自分自身をも洗脳している感じですね。頭が沸いてしまっていて、捏造をも捏造と思っていないのではないでしょうか。歴史修正主義きどりなのです。

この記事にも承認待ちのコメントがありましたね。

あとマイクーホンダ氏の件。
仮にコリア出身だとしても他人の出自を明らかにして鬼の首を取ったようにあげつらうことは、とてもマナーと品格ある人間がする行為とは思えません。
ましてやいい加減な情報で出自を決めつけるなんて浅はかすぎます。

一歩間違うと訴訟問題ですね。

110 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 00:02:47.05 ID:Kh9zJ2Pg9
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2364.html

引用
この歌を詠んだ素性法師という人は、出家して坊さんになる前は、良岑玄利(よしみねのはるとし)といって、左近将監(さこんのしょうげん)を勤めた人だった人なのです。
左近将監といわれてもなかなかピンとこないかもしれないけれど、それってじつは、徳川家康と同じ位なんです。

引用終わり

左近将監が徳川家康と同じ位と言ってますが、家康公は36歳で将監より上の右近衛権少将になり、42歳で左近衛中将、46歳で左近衛大将、最終的には従一位征夷大将軍です。

一方、将監は従六位、よくて五位の役職。同列にしちゃっていいのでしょうか?
コメント欄でもその辺り説明されている方がおられますが、出版された百人一首本でも、
「左近将監というのは近衛大将の一角で、同じ役職をいただく歴史上の人物に徳川家康がいます」
と書かれています。

111 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 00:57:04.74 ID:12lLzO38.net
韓国戦争という虚構を前提とする韓国 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2672.html
今年6月の記事より以下引用します。
先日、Facebookで知ったのですが、韓国は「韓国戦争」で日本と戦った戦勝国であると子供達に学校で教えているのだそうです。

いったい何の話かと思ったら「朝鮮戦争」のことでした。
「朝鮮戦争」は、昭和25(1950)年6月から昭和28(1953)年7月の休戦まで朝鮮半島内で行われた戦いです。
この時期、日本は、昭和20年に終戦、昭和27年までGHQによる占領統治が行われていたことは、みなさまご存知の通りです。

ところが韓国では、まさにこの時期に日本が韓国を軍事占領し、武装蜂起した韓国民によって追い出された、つまり韓国が日本と戦い、勝利した、それを「韓国戦争」という、と子供達に学校で教育しているのだそうです。
残念ながら、私はハングルが読めず、またそう教えているという韓国の歴史教科書も持ち合わせていない(欲しいとも思わない)ので、その噂が本当であるかどうかまでは、なんとも申し上げられません。
引用終わり。

この件については、コメント欄に氏にしては珍しく(!)デマである可能性が高い旨の反論が載っていて、
名誉のために記事を取り下げるべきと提案する人もいます。
氏は引用の通り、この説に確証がないためにこれらのコメントを許可したのかもしれませんね。

ところが・・・
(続きます)

112 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 01:04:00.23 ID:12lLzO38.net
約1か月後の記事
李承晩と朝鮮戦争 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2703.html
より冒頭部分を以下引用します。

いま朝鮮半島は38度線によって南北に分断されています。
昭和25(1050)年から昭和28年にかけて起きた「朝鮮戦争」による結果です。
この朝鮮戦争を、韓国では「韓国戦争」と教え、日本と戦い、日本をやっつけて追い出した戦争と教え、38度線によって朝鮮半島が南北に分断されているのも日本のせい、だからもし「韓国戦争」が再度勃発したら、韓国の人達は武器を手にして日本と戦う、のだそうです。

ぜんぜん違います。
そもそも朝鮮半島が二つに別れた、その原因自体が、韓国にその最大の責任があります。

引用終わり。

小名木氏はデマであると指摘されているにもかかわらず、こちらの記事では
6月の記事の内容が事実であるような書き方で記事を始めて、いつものような
シャドーボクシングを始めています。
氏のレトリックによる意図的なミスリーディングなのか、舌の根も乾かぬうちに
デマを事実として思い込んでしまったのかは不明ですが、
いずれにせよ仮にも歴史の研究家を名乗る者としては大きな問題をはらんだ著述には違いありません。

113 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 07:13:19.26
>111
>112

よく見つけられましたね。

まさに「根拠が乏しいまま決めつけて叩いて煽る」

っていうことをみずから自白されているされているということですね。

そういったことは真偽を学術的な背景も踏まえてきちんと確かめてから議論するべきです。

いいかげんさがよく分かります。

114 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 07:41:20.42 ID:sC5S/lcH.net
デマでも、自分のブログにトラフィックをひきつけられるもの、自分の本を売るためになるものであれば利用する。
真実でも自分のブログや本を売る妨げになるものは排除する。
そもそも彼の信者は真実であれ捏造であれ、裏づけなどは必要ないでしょう。
また、倫理的な問題は別として、個人のブログで真実を伝えなければならないと言う決まりはありませんから、誤謬を指摘するコメントを公開しないと言うこともご自由でしょう。

私としては特に彼の和歌の解釈があまりにひどく、また今までの研究者や歌人の方たちの積み重ねた努力を馬鹿にしていると感じて、その情報を皆様にお伝する必要があると感じています。
彼の発信するその他の情報についても、同じように感じている方が多いだろうと感じています。彼のブログでの非表示のコメントの数がそれを物語っています。
彼のブログに誤謬の指摘をコメントしても時間の無駄なので、皆様がこのスレを活用されることを期待しています。

115 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 11:04:03.40 ID:12lLzO38.net
2013年8月の記事(内容は終戦の詔勅について。今年のものと似た記事です)
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1980.htmlより、氏のブログの運営の姿勢が
わかる記述を以下引用します。

さて、もうひとつ最後に書いておきたいことがあります。
終戦の詔勅の中で、陛下は、私たち国民に、「爾臣民(なんじしんみん)」と呼びかけられています。
この「臣民」という言葉について、ずいぶん以前になりますが、以前誰かがこのブログのコメント欄に、
「臣民とは、天皇に直接支配される人民のことだから、教育勅語下では、国民は天皇に隷属するものです」などとアホなことを書いてきました。

以前はこうしたコメントも、そのまま掲載を許可していましたが、最近では、いくら当ブログにこのようなくだらないコメントを書いても、即削除しています。
なぜ「アホ」なのか。
自分の不勉強を棚にあげて、狭量な自分の世界だけでものごとをとらえようとしているからアホなのです。

以上引用終わり。
明確に気に入らないコメントを削除していることをここで表明しています。
確かにこのあたりでは批判的コメントがほぼ見られなくなっています。2014年くらいから
削除するのがめんどくさくなったのか、未承認のまま放置されているのではと推察します。
昔(2009年ごろ)の記事ではブログ主は、自分は専門家ではない旨の謙虚な発言があったようですが、
いつのまにか「国史研究家」となり、姿勢が変わってしまったようです。
もう少し綿密に氏の考え方の変遷を見れば、何か分かるかもしれません。

116 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 12:19:02.03 ID:lPRP3bitJ
>>109
小名木氏の語る「東条英機の遺書」について、インターネット上の検索で分かった範囲で検証します。
小名木氏が遺書を取り上げたのは以下の3つの記事です。
東條英機閣下の遺書 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1190.html (2011年3月)
要人の遺書まで改ざんする戦後左翼の横暴 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1784.html(2013年2月)
東條英機の遺書 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2728.html (2015年8月)
いずれも取り上げられ方はおおむね同じです。

東条英機の遺書、あるいは遺言として引用されているのは、以下の二通りが見つかりました。
清瀬一郎 著 『秘録 東京裁判』http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/10164261.html(ただし「摘要」として)
東條由布子 著 『祖父東條英機「一切語るなかれ」』他、由布子氏の著作・出稿
http://www.tojo-yuko.net/isho/isho.html

文面を読む限り、前者が小名木氏の言う「改ざんされた遺書」と一致し、後者が「直筆」遺書とほぼ一致するので、これらが元ネタでしょう。(後者については「慰霊」と「慰安」の違いがありますが)
東条由布子氏は東条英機の孫にあたる人ですが、由布子氏の著作でこの遺書を「直筆」とする記述は見つかっていません。
加えて、由布子氏は清瀬氏の上記著作を推薦しているのです。
http://www.tojo-yuko.net/publish/hiroku.html
無論、遺書が改ざんされたという由布子氏からの批判は見つかりません。
元ネタの推定が正しければ、小名木氏は遺族でさえ推薦し、東京裁判を批判する本の記述を「左翼の改ざん」として糾弾していることになります。

小名木氏は「私は個人攻撃はしたくないので元ネタをあげない」主義なのかもしれませんが、もし、元ネタに誤りなどあれば、私は自分の意見を訂正・撤回する覚悟はいつでもできていますので、具体的にご反論ください。

117 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 20:17:34.26
>>116

>東条由布子氏は東条英機の孫にあたる人ですが、由布子氏の著作でこの遺書を「>直筆」とする記述は見つかっていません。
>加えて、由布子氏は清瀬氏の上記著作を推薦しているのです。

トレースありがとうございます。
それにしても「直筆」とかいい加減なことを言って罪悪感はないのですかね。

こういったことは慎重に扱うべきですよ。
それに本当に故人や遺族への敬意を持つのであれば「左翼の改ざん」なんていい加減で厚顔無恥なことは言うべきでないですね。

118 :右や左の名無し様:2015/08/19(水) 23:51:59.23 ID:Kh9zJ2Pg9
やまと新聞の百人一首動画、まだ二十一首しかアップしてないのに読み方が普通じゃないのが3つもありました。解釈だけでなく、読み方までねず流とは。

https://www.youtube.com/watch?v=3ISPOM5WWCY
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
第二句 通常「もみじふみわけ」と読むべきところ「こうようふみわけ」と読んでいます。
和歌は基本的に大和言葉をよむものなので「こうよう」などと音読みされると違和感を感じます。

https://www.youtube.com/watch?v=LNFT3F_4Smk
鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
第二句 通常「わたせるはしに」と読むべきところ「わたらせるはしに」と読んでいます。
前者は他動詞、後者は自動詞、、、

https://www.youtube.com/watch?v=O9f6y-FmFFk
筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞ積もりて淵となりぬる
初句 通常「つくばねの」と読むべきところ「つくばみねの」と読んでいます。
しかもこれカンペ見ながら読んでます。全然覚えてないでしょ。

あと既出ですが「田子の浦に」→「田子の浦ゆ」もありますし。
まあ、所詮・・・・こんなレベルですよね。

119 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 01:15:47.71 ID:HzaRnSKre
もし一般の読み方が間違っていると考えたうえで氏がこのような読み方をするなら、
必ず「読み方がゆがめられている!」と主張するはずです。
そうでないということは、氏は百人一首をまともに学んでいないのでしょうね。
特に「紅葉」を音読みで読んでしまうのは、いつも日本人の心とやらを語る氏にとっては致命的なミスだと思います。

120 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 02:55:40.04 ID:OwmLeU7t.net
乃木大将の義手と、しょうけい館
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2730.html

ここにも又ポッポさんが出てきてます。前回と同様、日本人がいじめにあっているという論調のようです。

引用開始
アメリカをはじめとする海外で日本人の子弟に「日本人であることが嫌だ」と言わしめた責任を取っていただきたいと思います。
引用終了

私の住んでいる地域ではこのような事態は全く発生していません。日本語補習校の子供達はなぜ日本から来る人たちがああいうことを言うのかと、混乱しています。こういうことのダシに子供を使わないで頂きたいものです。

121 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 04:23:32.13
>>118
>>119

これは痛い!!!!!
致命的なミス・・というか、馬脚を現した、といったところでしょうか!?
もはやお気の毒様、といったところです。

122 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 04:26:29.63
石橋湛山はかつて「世界の平和を脅かすものはナショナリズムである」と予言しており、かつ「論より証拠」ということで、議論には確実な根拠を求めたそうです。

あいまいなまま神輿をかついでしまう、というのは日本人の悪い癖でもありますからね。

ねず氏は都合のいいときは「一個人」ということで責任を逃れながら、あるときは「著述家」を名乗り学者気取りの民衆を啓蒙する反骨のヒーローのように気取ってらっしゃいます。

一個人なのか公人なのか、

いずれにしても根拠が乏しい中で民衆を扇動し、偏狭なナショナリズムを煽るということなら、「一個人」でも罪は重いと思います。

123 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 14:29:30.29 ID:8se9NcK5.net
この人の主張て"何でもかんでも日本は素晴らしい"だけ
土器も石器も稲作すらも日本が世界最古
天皇家は世界で一番古いから一番偉い
公家から武家へ権力が移ったのは神の意志
帝国皇軍は立派で不徳行為は何にもしてない
自分はこう思う(証拠はないけど)
 しかしこれに反する学説は皆左翼学者のもので間違っている

これで国史研究家??? まあ、名乗るのは勝手ですけどね・・・
やってる事はネトウヨが何時もバカにしている朝鮮の起源と一緒

124 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 15:05:08.19 ID:OwmLeU7t.net
>>123

> これで国史研究家??? まあ、名乗るのは勝手ですけどね・・・
> やってる事はネトウヨが何時もバカにしている朝鮮の起源と一緒

おっしゃるとおりですね。結局両国とも同じレベルの人たちがやりあっているということなのでしょうか。

125 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 16:13:01.41 ID:OwmLeU7t.net
>>123

>  しかしこれに反する学説は皆左翼学者のもので間違っている
>

二言目には、"学者は"とか"左の学者は"とおっしゃっていますが、百人一首の注釈は最近始まったものではなく、現代の研究者の解釈も過去の情報の延長で行われているという認識はお持ちでないようです。
"最近の左翼の学者さん"どころか勅撰集成立以来から積み重ねられたすべての解釈を否定して、歌を自分の持ち出したい結論に牽強付会に結び付けるようなことをしています。

知識が無いからこそ恥ずかしげも無くあのような思いつきの解釈を公表できるのだとは思いますが。かなりの数の未承認があるということは、彼のご高説に同意する人ばかりではない、ということですね。
公表されているコメントはサクラばかりかもしれません。

126 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 16:13:49.12 ID:Re+lVHbv.net
この人は大きな嘘もつきますが、小さな嘘はもっとたくさんついています。
今日のポストから以下引用です。

ひとつ、大切なことを加えておきます。
南樺太は、日本領であり、戦前まで日本人が入殖していました。
もともと、樺太は北海道より北側の、緑も何もない荒涼とした赤土の大地でした。

みなさま、機会がございましたら、是非、google MAPの航空写真で、その樺太を見てください。
日本領だった南半分だけが、いまでも緑の大地となっています。
日本人が、冷たい寒帯の島で、土を耕し、たくさんの木を植えたからです。

引用終わり
google mapを見てみましょう。
https://www.google.co.jp/maps/@50.3291731,142.8484094,878320m/data=!3m1!1e3

小名木氏の目には、樺太の北半分は緑がないように見えるのでしょうか。
百歩譲って南樺太に森林が多いようにみえるとしても、それは山地多さという因子も
考えなければなりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%BA%E5%A4%AA#/media/File:Sakhalin_(detail).PNG

明治39年に「樺太森林調査書」が出版されています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/842220
森林を調査するということは樺太が元々「緑も何もない荒涼とした赤土の大地」ではないということを示しています。

氏は歴史や文学を「研究家」として語りたいのなら、それをどこで学んだか、
学歴くらいは示してもよいのではないかと思います。
かつて自営業をしていた素人のおじさんが、なぜ「国史研究家」となったのか。
不透明さが残ります。

127 :右や左の名無し様:2015/08/20(木) 21:18:56.26
>>126

>氏は歴史や文学を「研究家」として語りたいのなら、それをどこで学んだか、
>学歴くらいは示してもよいのではないかと思います。
>かつて自営業をしていた素人のおじさんが、なぜ「国史研究家」となったのか。>不透明さが残ります。

書ける学歴なら最初から書いてると思う。

「胡散くささ」の要因としては、なにせ「カネ」に対する醜聞が多い。

マルチに不正会計、某宗教団体関係会社への「飴」の販売、(←真偽のほどは分からないが)、
自らが経営する会社の倒産(←これは真実。官報など裏付けもあり)・・

百歩譲って、倒産自体は起こりうることだ。実際、中小企業を経営していれば経営環境などの悪化によって倒産はありうること、これだけをもって断罪するわけにはいくまい。

ただし、それ以外のことで、これだけカネにまつわる醜聞が多いというのは、金銭のトラブルを相当抱えていると想像がつく。
「火のないところに煙はたたず」だ。

マルチの場合は、被害者も少なからず自身が悪い部分もあるかもしれないが、泣き寝入りしている人も相当いるだろう。

とにもかくにも、裏付けに乏しい史料をもって、ブログや本で焦って「ひと稼ぎ」しようという姿勢からも「カネ」に対して相当強い「執着心」がある人物であると推察される。

日本の心とやらがそのダシに使われており、使えるものは何でも使う、というところか。

128 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 00:15:25.54
>>123

何でも自国が「起源」というのは批難されている国とやっていることは変わらないですね。
仮に事実だったとしても、氏が言われる「謙譲・互譲・感謝」とはほど遠いものです。

謙譲に満ちた国民性なら「自画自賛」的「排他」的に自国を持ち上げ他国を貶めるようなことはないはずです。そこに大きな矛盾があるのではないでしょうか。

現に迎合的なコメントは「下品」「排他」「思いやりがない」のどれかにあたるものが多いように思います。

129 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 00:38:35.69 ID:r9vYKIDNA
>39 様も引用されているブログの別の部分について。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2699.html

以下引用

なるほど百人一首の歌の解釈にあたって、世間ではこのような解釈がされている(上の例なら赤人の歌は風光明媚を詠んだ歌)と述べるに際して、
私はそう述べている具体的な図書も、教授の名前も明らかにしていません。
そのようなことをしなくても、およそ全ての解説本に、そのような解釈が書いてあること。
その大本になっているであろう偉い先生のご著書にも、実際、そのように書いてあること。
(中略)
また、「学説の中でも極端な異端の説で、一般的でないものを、あたかも通説であるかのように書いている」
というご指摘ですが、これは昨日の倭塾で、一般的な解釈かそうでないか、具体的にいくつかの本を示し、該当箇所を読み上げて、まさに通説、定説のたぐいとなっていることを証明させていただきました。

引用終わり

続きます。

130 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 00:40:07.37 ID:r9vYKIDNA
>129 続き
ここで、小名木氏が百人一首の一般的な解説をどのように読み取ったか天智天皇の御製を例に検証します。

https://www.youtube.com/watch?v=ZDzQpR42KwI

以下書き起こし

1)2:15〜
秋の稲の刈り入れの季節に、つまり「秋の田の」ですね、
田んぼの脇の仮小屋「刈穂の庵」にやどったら、屋根がたまたまゴザでできていてゴザって目が粗いですから、
雨が降ってきて雨漏りがして天智天皇の「我が衣手」が雨漏りで濡れてしまったよ

2)2:55〜
天智天皇が何かの機会に田んぼの脇のそまつな庵、
こんなふうな建物に「どうぞ陛下、こちらにどうぞ」って言われて入って行った。
そしたら粗末な建物で雨漏りがして我が衣手が露に濡れた。
「責任者出てこい!首をはねてつかわす!」
・・・天智天皇はクレーマーですか?おかしいと思いませんか?
千年に渡って人々から愛され続けた、百人一首の一番、いの一番の一番を飾る、しかも天皇の御製ですよ。それが
「わしの衣が露に濡れたではないか。責任者出てこい、成敗してつかわす、や〜!」

書き起こし終わり

どうやら1)は一般的な解説書を読んでいるものと推測できます。
私は「苫」を「ゴザ」と訳した百人一首本を読んだことがありませんが、まあそれはいいでしょう。
百歩譲ってそうだとしても、1)を読んで2)が導かれるとしたら発想が飛躍しすぎというものです。
2)のように受け取るのは読み手の脳内の問題であって、解説書のせいではないのは明らかです。
そんな、ありもしない脳内解釈を「戦後のサヨク学者の通説はおかしい」なんて言ってるから「シャドウボクシング」と揶揄されるんですよ。

131 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 01:24:17.76 ID:r9vYKIDNA
http://blogs.yahoo.co.jp/rakuan113/64857027.html
あー、こんなところに消された元ネタが転がってた。
これはねずブロに登場した百人一首トンデモ解釈の初発(のコピペと思われる)です。
>130 は、これがあったら書き起こししなくて済んだのにー。

折角だからもう一言。

以下引用

問題は「苫(とま)をあらみ」です。
「苫(とま)」というのは、ワラなどでできたゴザのことをいいます。
「あらみ」は、「あらい(荒い)」と「あみ(編み)をかけています。
ですから、目の粗いゴザを編んでいる、という意味です。

引用終わり

私はこれを最初に読んだ時、氏は「○○を□□み(=○○が□□ので)」の言い回しをご存知ないのではないかと疑っていた。もちろん証拠はないので、私の脳内疑義に他なりませんけどね。

132 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 01:33:07.26 ID:UHfFmBvR.net
>>126
樺太森林調査書、少し目を通してみました。
樺太の南部分についてかかれたもののようですが、植生や伐採状況、森林火災についてなども書いてあり増すね。森がある、ということです。。。
彼の発言はファンタジーなのですね。

133 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 19:06:39.02 ID:amEbBhKgK
>>129
このスレで反論が出てから、小名木氏は随分早い対応をされているんですね。
以前から反論が出ていたのか、あるいは逐一このスレをチェックして気にしているのか。それはともかく。
「通説」出典を書きたくないといっておきながら、身内(倭塾)の前では公表する。
対立したくないといいながら批判者を煽る(しかも反論を封殺できる安全地帯で)
矛盾だらけです。

134 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 21:43:26.69
>>131

「〜を+形容詞の語幹+み」
 と続くと、「〜が・形容詞・なので」と理由を表す言葉になる、というのは中学古文レベルですが・・・・・・
(崇徳院の「瀬をはやみ・・」は有名ですよね)

・・・「苫をあらみ」について、

■小名木氏■
・・・「あらみ」は、「あらい(荒い)」と「あみ(編み)をかけています(≧ω≦)b

え・・・、正気かな!?と失礼ながら思ってしまいました・・。
私もそんな解説書見たことないのですが・・。

もしくはなんでもご存知のねず様はそれを知ったうえで新しい解釈を紹介されているのでしょうか。

135 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 22:18:42.45
>>130

シャドウボクシング、この部分ですね。
「支那の皇帝」と「通解=左翼学者」という二つの架空敵を作り出しているわけです。

以下引用

この歌の通解を読むと、多くの本が「秋の田んぼの脇にある仮小屋の屋根を葺いた苫の目が粗いので、私の衣の袖は露に濡れてしまったよ」と書いています。
秋の田んぼのわきに、目の荒い、藁(わら)でできた茣蓙(ござ)を屋根にした、ほったて小屋があって、”ござ”の目が粗いから雨漏りして、ワシの着ている服が濡れちまったよ、というわけです。

これではまるで、そんなところに案内をした部下の不手際を、天智天皇がとがめて文句を言っているみたいです。
「まさか」とびっくりしてしまうけれど、最近の解説書は、たいていどの本を読にも、そういう歌だと書いてあります。

おそらく、天皇を支那の皇帝のような威張り散らした絶対権力者のような存在に仕立てたいのでしょう。
上の通解では、そういう意味になってしまいます。
果たして、天智天皇を、そのようなムシロの屋根の下にお連れした係の者は、天皇の着衣を濡らしてしまったことで、首でも刎ねられたのではないかと、心配にさえなってしまいます。

引用終わり

まず小名木氏は「通説」において、まるで天皇がクレーマーみたいに扱われている、子供の教育に悪い、なんて言っていますが、そんな解説をしている本なんてみたことないですし、私自身もそんな風に習った覚えはありません。

(youtubeより「わしの衣が露に濡れたではないか。責任者出てこい、成敗してつかわす、や〜!」)

136 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 22:21:43.47
つづき

ちなみに京都書房の国語便覧では「秋の野小屋で夜を過ごす農夫の寂しく辛い心情を人間的なあたたかい気持ちで素朴にとらえているところが心を打つ」と書いてあります。
クレーマーみたいな天皇の姿なんてひとつも出てきません。

さらに中国の皇帝をわざわざ引き合いに出してきて、
日本の天皇は「そしてその中心におわす天皇が、御みずから、「わが衣手」を「露」に濡らしながら、率先して働いておられるのです。それも露に濡れる祖末な庵で、です。」という天皇の人間性の高さをかかれていますが、

実はこの歌は天智天皇が詠んだものではない、と考えられている方が最近の通説だそうです。

「万葉集」にはこの和歌によく似た

「秋田(あきた)刈(か)る、仮廬(からほ)を作り、我が居れば 衣手寒く
露ぞ置きにける」
というよく似た和歌が「詠み人知らず」で掲載されており、
これをリメイクしたのが天智天皇の作ということです。

137 :右や左の名無し様:2015/08/21(金) 22:24:03.01
つづき2

以下引用

しかも「あらみ」です。
天智天皇は、ご自身でご自身やご家族が使われる「ござ」を編んでおいでなのですが、そのゴザは「目が荒い」のです。
ゴザは、目の細かなものが、それだけ編む手間がかかりますから良質とされます。
けれど天智天皇は、ご自身やご自身の大切なご家族がお使いになるゴザに、
粗末な目の荒いゴザを編んでおいでなのです。

世界の王や皇帝は、絶対権力者として君臨し、国民を絞り上げて、ありとあらゆる贅沢の限りを尽くす存在です。

けれど日本の基礎を築かれた天智天皇は、政権そのものを後任に譲られ、
ご自身は国の最高権威というお立場にお就きになれながら、
ご自身で田植えをし、稲刈りをし、ワラを天日干しし、庵にはいって朝露に濡れる早朝から、夜露に濡れる深夜まで、衣手を濡らしながら、
ご家族のために粗末な目の荒いござを編まれているというのです。

引用終わり

・・・「しかも『あらみ』です」の部分にちょっと笑っちゃいました。

よくぞここまでこの和歌ひとつでデタラメな解釈で内容を膨らませられるなあ、と逆に感心します。想像力豊かな方です(笑)

138 :右や左の名無し様:2015/08/22(土) 17:52:40.35
今日のポストも、少々疑念を抱かざるを得ない表現があります。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2742.html
以下引用

対馬丸事件について、左翼の活動家たちは、おおむね次のように解説しています。
******
沖縄からの疎開のための学童を乗せた輸送船の対馬丸は、22時10分に魚雷攻撃を受けた。
大爆発を起こした対馬丸は、22時23分頃沈没し、子供たちは海に投げ出された。
投げ出された人々は救助を求めましたが、対馬丸を護衛していた2隻の護衛艦は、黙ってそのまま去った。
******

これだけ聞くと、まるで日本海軍が、人々を見殺しにしたかのようです。
これが戦後左翼の常套手段の情報操作です。
事実は、全然異なります。

以上、引用終わり。
いつものように「左翼学者の一般的見解」を攻撃しています。
この見解が一般的かどうかは知りませんが、確かにこん。のような見方を新聞で見たこともあるので、これ自体についてどうこうと言えません。

139 :右や左の名無し様:2015/08/22(土) 18:07:30.61
一方で過去の記事では、上記の「学者の一般的見解」違った形で紹介されています。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1983.html
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1680.html
以下引用
この対馬丸記念館で、ある女性が実際に体験されたお話です。
彼女が一人で見学していたときのことです。
館の関係者らしき初老男性ガイドが、5〜6人ほどの男性客を案内しながら入ってきました。
展示パネルを指さしながら対馬丸の悲劇を説明していました。
「沖縄からの疎開のための学童を乗せた輸送船の対馬丸は、22時10分に魚雷攻撃を受けました。
大爆発を起こした対馬丸は、22時23分頃沈没し、子供たちは海に投げ出されました。
皆は救助を求めましたが、対馬丸を護衛するはずの2隻の護衛艦は、黙ってそのまま行ってしまいました。」
ガイドは、ここで言葉を切りました。
そして、その言葉がじわり、と浸透するように、わざと沈黙しました。
客の一人ひとりが、小さな声で言いました。
「えっ!見殺しにしたの? ひどいね〜」
ガイドはこの言葉を確認すると、
満足したかのように
「では次の展示に行きましょう」と移動しようとしました。
傍で聞いていた彼女は、おもわず声をあげました。
(中略)
けれど彼女は、すくなくとも、客の2人が正常な反応をしてくれたことに、少しホッとしたといいます。
この件と同様に、沖縄、広島、長崎などにある資料館、記念館等では、毎日、このような意図的に事実をねじ曲げ、いかにも日本が粗暴な振る舞いをしたかのごとき印象操作を行うガイドが横行しています。
真っ白な見学者に向けて、意図的に歪曲した情報操作、印象操作が行われているのです。
引用終わり。
小名木氏は、左翼勢力がガイドを通じて捏造を吹き込もうとしていると主張しています。
なかなか陰謀論チックですね。
陰謀論自体、根拠が必ずしも確固としたものではないのですが、そんな状態で、
「ガイドの解説」とほぼ同じ文章が「学者の一般的な見解」にすり替わっている
のはそれこそ意図的な情報操作という疑念を抱かせます。陰謀論が大前提になっ
ている。上のほうにある韓国戦争の話と同じ手口を使っていやしないかと、そんな気がします。

140 :右や左の名無し様:2015/08/22(土) 21:37:17.16
何度かみなさんが引用しているこのエントリについて
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2699.html

以下引用

そもそもいまの日本人である私達の最大の敵は、左翼でも在日でも近隣諸国でもありません。
私達自身の心の中にある「対立や闘争を求める心」にあります。
対立していれば満足していて、「謙虚に学び考え行動する」という、人として大事な、あたりまえのことが、いつのまにかおろそかになっていることではないかと思います。
(中略)
百人一首にしても、その他の古典も同じなのですが、私達が謙虚にそこから何かを学ぼうと素直に読めば、日本の文学はそこから様々な事実や、そのもとになった着想を明確に教えてくれます。
逆に、先人たちを馬鹿にすることで自己優越にひたろうとすれば、それこそ先人たちに馬鹿にされ、なにひとつ教えてもらえなくなります。
大切なことは、もっと素直になることではないかと思います。

引用終わり

これだけ見るとまともなことを言っているように見えるんですが、実際やっていることはこれと真逆のこと・・

>>139
>陰謀論が大前提になっている。上のほうにある韓国戦争の話と同じ手口を使っていやしないかと、そんな気がします。

まさにそんな感じですね・・。
もともとは小名木市も上に書いてあるような良識を多少は持ち合わせていたのかもしれません。

しかし、内田樹氏は「右傾化は金儲けは親和性が高い」と言っています。

結局は付和雷同する輩をつかって金儲けをしている、ということなのでしょうか。少しでも良心、教養がおありでしたら俗悪な人たちを使ってお金を稼ぐことをやめていただきたいと思います。

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