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【群馬】「やり切った」100年の愛顧に感謝 南牧唯一のうどん店30日閉店

1 :つつじヶ丘の総理大臣 ★:[ここ壊れてます] .net
2019/12/22
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/182094

群馬県南牧村で唯一のうどん店「井上うどん店」(同村大日向)が30日に閉店し、約100年の歴史に幕を下ろす。
創業から一貫して手打ちにこだわり、住民や観光客から長年愛されてきた。
4代目の井上倍夫ますおさん(51)が過労で膝を痛めたことなどから、閉店を決めた。
「長い間、本当にお世話になり感謝している」と話している。

  柔らかめな麺「ナベやきうどん」が一番人気

うどん店の創業は1920年ごろ。
それ以前は井上商店として酒や雑貨、菓子などを扱ってきたが、井上さんの曽祖母、すてさんが店を始めた。
「おすてうどん」の愛称で評判を呼んだという。

現在は15種類ほどのメニューがあり、一番人気は地元産のネギやこんにゃくをはじめ、天ぷら、豚肉、
卵などが入った具だくさんの「ナベやきうどん」。
味が染み込みやすいように麺は軟らかめで、適度なこしを残すのが特徴だ。
常連客で同村出身の男性(81)=富岡市=は「子どもの頃から食べてきた。麺もつゆの味もちょうど良く、
 値段も手頃。(閉店は)もったいない」と惜しむ。

井上さんは都内で会社員として勤務後、24歳でUターンし家業を手伝い始めた。
今年1月、3代目の文夫さん(79)から経営を引き継ぎ、現在は文夫さん、妻の久美子さん(52)と3人で切り盛りする。
店舗での営業のほか、出前や宴会、仕出し料理など幅広く対応してきた。
これまで業者から機械の導入を勧められたこともあったが、伝統の手打ち一筋でやってきた。
店は午前11時半〜午後7時まで通しで営業し、閉店後は翌日の仕込みの準備に追われる。
立ち仕事は一日12時間以上。
繁忙期には徹夜で麺を打つこともあった。

多忙による過労から井上さんは昨年、膝が曲がらなくなり、今もリハビリのために通院している。
健康面などを考え、閉店を決めた。
今月初めから店の扉に紙を貼って閉店を知らせると、「さみしくなるね」「やめないでほしかった」などと
声を掛けられ、涙を流す人もいたという。
井上さんは「力及ばず閉店となったが、やり切ったという思いがある。(前向きに)新たな生活を楽しみにしたい」と
穏やかに話している。
閉店までは23日のみ休みとなる。

人気の「ナベやきうどん」を手に常連客と笑顔で接する井上さん
https://www.jomo-news.co.jp/file/article/94/182094/135705-attachment.jpg

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