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【愛媛】[今治市]大山祇神社 御田植祭[2019/06/07]

11 :情報発信元:七七四通信社:2019/12/25(水) 17:47:02.88 ID:qLI66C0k/
渋みの少ない赤ワインであったり、喉ごしいいチューハイであったり、
キレがいいドライビールだったりと、すっきり軽快で飲みやすい味わいがトレンドの主流。ウイスキーは、
スモーキーな香りが強く、濃厚で個性的な味わいのうえに、蒸留酒だから当然アルコール度数も高い。
気軽に飲むには敷居が高いし、おじさんのイメージが強く女性にも若い男性にも敬遠され、
食事にも合わせにくいため徐々に飲食店のメニューからも酒屋の棚からも消えていったのだ。しかし、
「ジャパニーズウイスキー」に世界の注目が集まったのは2001年のこと。英国の専門誌
『ウイスキーマガジン』が行ったコンテスト「ベスト・オブ・ザ・ベスト」で、ニッカウヰスキーの
「シングルカスク余市10年」が総合1位、サントリーの「響21年」が総合2位と、「ジャパニーズウイスキー」
がトップを独占したのだ。これには世界の愛好家が驚いた。コンテストは世界から47のウイスキーを、
イギリス、アメリカ、日本の専門家62人がブラインドで評価する。本場スコッチを抑え、
「ジャパニーズウイスキー」が世界最高峰と認められたのだ。世界的評価が高まったおかげで、
2008年に17億円だったウイスキーの輸出額が2018年には約9倍の150億円になった。また、
2010年ごろにはウイスキー需要の高いフランス、
パリのウイスキー専門店でジャパニーズウイスキーフェアが開催され人気を博したのを機に、
以来パリのバーや専門店の「ジャパニーズウイスキー」の品ぞろえは日本を圧倒している。
ロシア、モスクワの百貨店やワインショップではメインの棚にずらり「ジャパニーズウイスキー」
が並んでいる。中国からは「ジャパニーズウイスキー」爆買いツアーの一団に何度もお目にかかった。
「ジャパニーズウイスキー」に注目し、率先して買い始めたのはフランスやイギリス、ロシア、中国、
アメリカといった蒸留酒最先端の国々であった。とはいえ正直、海外のウイスキーコンペの情報など、
日本の一般庶民はほぼ興味がなかった。のんびり過ごしていたら、あれよあれよと価格が上がり、
同時に国内の在庫がなくなってしまった。なんてこった。熟成に最低3年はかかるウイスキーだ。
芳醇な香味になるには5年、いや10年、いやいやそれ以上の歳月がかかる。今思えば、「響30年」や
「竹鶴25年」など、本当にお宝だったのだ。この先20年も30年も待たなければあの味には出会えない。なくしたものは実に大きい。

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