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【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#3180【アップランド】
- 1 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2018/12/24(月) 09:09:11.29 .net
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【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#3178【アップランド】
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- 2 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:04.99 .net
- なとぃんデートしてぇ…🐈
- 3 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:27.92 .net
- 風俗嬢（オカマ）
- 4 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:34.53 .net
- ごんはいつか口滑って誰かの地雷踏みそう
- 5 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:35.81 .net
- ほちょ猫最近見ないな……心配だな…
- 6 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:44.89 .net
- >>2
すずぃんのほうがやさしいよ…いこ？
- 7 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:17:59.69 .net
- 今月金ねンだわ🍒
- 8 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:02.40 .net
- はねるってごんに似てない？
- 9 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:09.16 .net
- >>6
いく！🐈
- 10 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:11.62 .net
- >>4
おまえ統失なんだろ
- 11 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:16.72 .net
- 王の初スパチャだけど幻影騎士団は金の準備は済んだの？
- 12 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:16.78 .net
- >>2
ごめん今日デートなんだ🌾💦
- 13 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:27.08 .net
- 投げ銭してくれる層が演者に全肯定でいつまでも払い続けると思ってるワケないよな～
- 14 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:50.09 .net
- >>11
来月になればナマポから200円投げられそう
- 15 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:54.46 .net
- >>11
一昨日でもうにゃい😭
- 16 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:57.14 .net
- >>5
のじゃろりって言う新しいペットができたからほちょ猫は用済み
- 17 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:18:58.03 .net
- ごん「ガハハハハｗキムちえりってｗファハハハハｗｗｗ」
ちえり「……」
- 18 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:19.37 .net
- >>13
投げ銭した奴ほどちょっとした事でガチアンチになりそうだよな
- 19 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:22.15 .net
- >>4
どっちかというとすずなともちたまあたりがアブねーよ
- 20 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:25.41 .net
- 牛巻今日も仕事？処女確定じゃん
- 21 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:27.00 .net
- >>7
冗談でもそんなこと言ったらアホみたいに投げられて罪悪感で引退しそう
- 22 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:33.05 .net
- ウヨいろは
- 23 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:33.08 .net
- >>13
投げ銭って現段階だとサクラばっかじゃないの
- 24 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:34.97 .net
- https://i.imgur.com/uyY2Eve.jpg
- 25 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:19:40.86 .net
- >>11
今日夕方から仕事なんだ😭
- 26 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:04.80 .net
- はねる性格悪そうだったもんな
- 27 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:17.00 .net
- かっこいい
https://twitter.com/toei_rider_ZIO/status/1076636052285210625
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- 28 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:18.06 .net
- >>25
配信は12時だよ？
- 29 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:39.93 .net
- >>18
まぁ額によるが対価を求めるわけだからな
- 30 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:41.85 .net
- >>25
お前！王と仕事どっちが大切なんだ！？
- 31 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:50.02 .net
- あにまーれが何で不仲で崩壊したのか、NGなしの配信見たらよく分かったわ
やっぱ演者同士で自由にさせてるとアカンな
派閥作ってギスギスするだけだわ
- 32 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:20:55.18 .net
- >>18
厄介投げ銭リスナーがツイッターあたりでヘラって視聴者同士でバチバチするんだ…
- 33 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:04.42 .net
- >>13
物言わず投げ銭してくれる層を開拓するだけだろ
結局金払わない奴が要らないことに変わりはない
- 34 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:05.57 .net
- >>28
そういえばそうだった忘れてた、少しは投げるわ
- 35 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:13.42 .net
- >>32
歌劇団！？
- 36 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:24.55 .net
- >>32
そらとも！？
- 37 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:43.24 .net
- ハリケンジャー
- 38 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:43.35 .net
- なとりの おはようございなふが無いんだが
- 39 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:51.82 .net
- >>18
シロ見てるそう見えないけどな
- 40 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:54.65 .net
- おいおいまさか...
アイドル部はみんな仲良しで崩壊なんてありえないとか思ってないだろうな？
- 41 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:54.90 .net
- >>32
ドル信メンヘラばっかだからファン間の戦争は間違いなしだな
- 42 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:21:54.94 .net
- スパチャ解禁記念のさくらんぼアイス4がしたいですわ😉 したいですわ😉
- 43 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:01.98 .net
- >>20
昨日が御披露目なんだから今日は休みだろ
はゆと仲良くお買い物よ
- 44 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:05.19 .net
- >>23
サクラ雇うくらいなら金ないって言ったほうがよくない？
投げ銭するのにグーグルから中抜き30パー取られるんだぞ？
- 45 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:06.11 .net
- 投銭ランキングとか疲れて離れそうや
- 46 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:07.83 .net
- >>38
彼氏に言ってるからな
- 47 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:14.55 .net
- >>38
お昼もないぞ
震えろ
- 48 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:24.03 .net
- ここからもちがものすごいハイペースになって
冷たい目で見られる展開がほしい
- 49 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:42.52 .net
- 王はいじめ主導しそう、ちえりはやめなよーってオドオドしながらも加勢しそう
- 50 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:46.76 .net
- ドル部リスナーはそらともコースやろ
- 51 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:22:57.04 .net
- >>27
紫色のライダーにハズレはいない
- 52 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:02.84 .net
- >>42
え、いらない
- 53 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:11.03 .net
- >>42
チャンネルはちえりのチャンネルで
投げ銭は分配しませんゆえ～🍒
- 54 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:11.58 .net
- >>48
演者に直接お金が行ってることの証明になるからやってほしい
- 55 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:29.66 .net
- >>48
もちは割とキツい状況だわ
配信しない→やる気ねーなこいつ
配信する→スパチャ入った途端これかよ
- 56 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:32.50 .net
- >>53
…😬
- 57 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:33.85 .net
- >>33
そう都合よくはいかんのが常よ
- 58 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:35.85 .net
- >>49
ぴたは学生時代いじめられて側だからそれはないやろ
- 59 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:38.20 .net
- >>39
シロが大丈夫だからドル部も余裕よ
金で揉めるのは他の底辺だけ
- 60 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:44.49 .net
- >>39
シロくらい強固な地盤築いてる奴なんてまずいないぞ
ドル部はまだその段階にいない
- 61 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:44.94 .net
- https://i.imgur.com/y9iuTNz.jpg
- 62 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:46.92 .net
- すずとバーチャルゴリラがコラボしたらどうなるの
- 63 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:23:49.70 .net
- お金のやりとりをするって事はそれ相応のサービスが求められる
ドル部相手に風俗嬢に説教するみたいな事はしたくない
- 64 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:04.74 .net
- >>55
これ毎回見るけどレスしてるの同じ人なの？
- 65 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:08.09 .net
- >>48
マジで見放されそう
- 66 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:10.66 .net
- シログミキャンディー復活したぞ
もう虐めんなよ
- 67 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:12.45 .net
- >>49
ちえり絶対ないわ
- 68 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:14.05 .net
- https://i.imgur.com/y9iuTNz.jpg
- 69 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:14.48 .net
- バイトしないと・・・
- 70 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:19.72 .net
- >>64
そうだけど文句ある？
- 71 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:21.54 .net
- >>49
逆に和気藹々としてそうなんだが
- 72 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:22.86 .net
- >>62
ゴリラァ！
- 73 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:28.99 .net
- 玉ちゃんはいじめしない
好きな人には好きっていって嫌いな人とは関わらないだけ
- 74 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:29.39 .net
- あにまーれは何故ハニストになれなかったのか？
- 75 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:32.01 .net
- >>62
ユニコーンが発狂する
- 76 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:32.25 .net
- >>44
よく言われてるのは運営がサクラで投げて、もらう側はもらうふりだけっていうパターン
- 77 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:32.27 .net
- >>64
そうだぞ
- 78 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:35.99 .net
- >>69
シジミ君！？
- 79 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:37.21 .net
- 牛巻動きが強いなこれ
- 80 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:24:55.87 .net
- >>64
ずーっと再放送してるガイジが住み着いていることを知らない新参！？
- 81 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:07.49 .net
- >>58
それって本人発言以外にソースあるん？アナルほじくるような女が被害者は無理あるぞえ
- 82 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:07.99 .net
- ドル部は素人も結構いるのがいいんだわ
前世採用ばかりにするとマジで糞だな
- 83 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:25.08 .net
- 牛巻のグラインド騎上位
- 84 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:26.59 .net
- >>39
シロの積み重ねとキャラだからこそだろ
シロとドル部は違うんだよシロみたいには出来ないよ
- 85 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:27.63 .net
- 半年後、そこには号泣しながら暴露配信を行うぴたの姿が...
- 86 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:27.77 .net
- >>64
そうだぞ
- 87 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:28.42 .net
- >>62
すず信が第三形態になる
- 88 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:29.10 .net
- >>57
上手くいく行かないに関わらず投げ銭しない奴が要らないのは変わりないけどな
- 89 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:30.89 .net
- なとりのツイッターヘッダーがバックで突かれて感じてるようにしか見えなくなった
- 90 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:44.89 .net
- >>73
イジメられてた側だからな
だからよんみたいに闇抱えてんでしょ
- 91 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:47.39 .net
- >>81
学生時代に同じこと言ってたらふつうにいじめられるんじゃないの
- 92 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:47.98 .net
- >>62
意気投合してライスシャワー浴びるよ
- 93 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:48.82 .net
- ドル部は今日全員配信あるんだよな？
- 94 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:48.93 .net
- 牛巻がスパッツでよかった…
- 95 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:56.55 .net
- 宗谷のクリスマスはみんな笑顔で過ごせたらいいねってツイートがマジで泣けるな
ドル部にはいざこざ起こさず仲良しでいてほしい
- 96 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:25:56.85 .net
- https://i.imgur.com/vBWUndO.jpg
いやこんな部屋に彼氏呼べないだろ
普通にホテル使うわ
- 97 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:01.61 .net
- >>81
いじめられてたソースってなんだよ…
そんな事言ったら何一つ話せなるだろガイジ
- 98 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:05.33 .net
- あー色んな妄想が溢れ出てもうビンビンや
なとりで抜いてくる
- 99 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:10.04 .net
- >>74
年齢層の違いや
あっちはまとめ役の母ちゃんがおる
- 100 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:16.21 .net
- >>49
いじめしそうなのはごんかな
私は別にいいんだけどって前置きしつつ王の悪い部分を挙げたあと、「でも双葉ちゃんにもいいとこあるよね」ってとってつけたフォローしそう
- 101 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:30.27 .net
- もちが一週間に2回配信すれば2回行動もち、3回配信すれば3回行動もちって煽られるぞ
- 102 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:30.79 .net
- >>96
理想的な部屋だな
羨ましい
- 103 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:41.81 .net
- >>96
こんな部屋に呼ばれたら好きになっちゃう
- 104 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:44.31 .net
- >>79
あれが現地配信だったらやばかった
- 105 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:46.04 .net
- >>96
誰の部屋だよ
- 106 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:47.35 .net
- >>84
それあなたの感想ですよね？
- 107 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:48.62 .net
- は？
久しぶりに来てみたらなんでこんなことになってるの？
なとりとか牛巻ってこんな美人だった？
- 108 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:53.71 .net
- >>71
それはそれで性格悪すぎなんですが・・・
- 109 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:26:53.85 .net
- >>82
素人(社員)
- 110 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:06.96 .net
- >>100
玉だろそれ
- 111 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:12.76 .net
- ごんは傍観者タイプ
- 112 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:17.18 .net
- >>45
ここにもスパチャ額わざわざスプレッドシートにまとめるようなキチガイ沸くか？
- 113 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:20.92 .net
- >>107
男を知ると女は変わるもんだ
すまんな
- 114 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:30.98 .net
- >>81
お前の中のアナルほじくるの位置づけがわかんねえよ
そんな大層なもんなのか
- 115 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:39.80 .net
- 前世待ちと個人勢と素人と社員をコンクリートミキサーにかけてぶちまけたここはドットライブアイドル部
次回「二期生」
来週もアップランドと地獄に付き合ってもらう
- 116 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:42.70 .net
- すずはこれデートか？死ねよやる気無いなら
- 117 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:44.93 .net
- >>76
いやそれ損するだけやん
- 118 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:45.22 .net
- >>96
スイッチ、WiiU、Wii、PS4、PS3だけか…雑魚め
- 119 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:46.57 .net
- >>112
沸くに決まってんだろ
- 120 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:46.92 .net
- 膜ねンだわ…
- 121 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:27:52.21 .net
- >>93
https://twitter.com/dotLIVEyoutuber/status/1076794548137930753
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- 122 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:07.42 .net
- >>107
成長期だからな
- 123 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:08.25 .net
- いじめられてそうなメンバーは多いが逆が思い浮かばん
- 124 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:12.27 .net
- 逆だろ
普通の一般的な学生じゃなかったから
尻とか犯すような人間になるんだろ
少なくとも俺はそうだった
- 125 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:12.94 .net
- >>97
学生時代の友人証言なりマジックで落書きされまくった卒アルだのあるだろ
- 126 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:15.11 .net
- >>81
アナルほじったらイジメられなくなるの？
- 127 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:16.79 .net
- >>117
もらうふりのなにが損なんだよ
- 128 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:18.76 .net
- >>112
そりゃあムシキングスレだからな
- 129 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:33.70 .net
- >>107
おかえり牧草ちゃん
- 130 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:34.13 .net
- >>117
広告宣伝費として考えたら安いもんなんだが
- 131 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:34.56 .net
- >>123
玉
- 132 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:43.80 .net
- >>117
情報商材のテンプレ
ヒカルがやってただろ
- 133 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:45.78 .net
- 箱がめちゃくちゃになりそうだからはねると誰かトレードしてくれないか？
- 134 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:45.87 .net
- ちーめろってよんの事ニコ生時代いじめてた因縁の関係なんでしょたしか
- 135 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:46.99 .net
- ピがワンちゃんありそう
- 136 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:49.95 .net
- >>119
たま待機中に全力するから集計よろしくな
- 137 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:53.84 .net
- >>123
玉
- 138 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:28:57.65 .net
- >>43
は？牛巻犯すぞふざけるな
- 139 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:00.34 .net
- >>89
塩対応で草
- 140 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:00.69 .net
- 牛巻、今日はたっぷりHしようね
- 141 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:01.39 .net
- >>126
ガイジなりにケツほじるのはすごい人っていう価値観なんじゃない？
- 142 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:06.57 .net
- このまま謀反マンが出ずに表向きだけでも和気藹々とやって欲しいわ
- 143 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:10.70 .net
- >>45
ドル信はそれより誰々がいくら投げ銭してどんなコメしたか逐一報告するぞ
怖いか？
- 144 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:12.22 .net
- >>133
玉いるから絶対ダメww
- 145 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:12.67 .net
- スパチャで露骨に頻度増えるやついそうで楽しみ
あと枠の取り合いとか怒りそう。
これを見越して曜日固定、いい時間のお決まり企画を設定してた王はさすが生主の生き残り
- 146 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:21.15 .net
- >>116
やはりすず信狂暴だな
- 147 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:21.81 .net
- >>133
パトラあたりでいいんじゃない？
- 148 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:23.31 .net
- ふーちゃんは悪気なく自然にハブられてるタイプだわ多分
- 149 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:26.27 .net
- ドル部の学生時代の闇って
双葉 イジメ
玉 不登校
ごん 義父による性的虐待
だっけ
- 150 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:26.57 .net
- >>127
youtubeに４割入ってんだぞ
- 151 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:28.31 .net
- >>110
ごんは配信中でもさりげなく誰かのディスするからな
- 152 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:46.75 .net
- >>150
ふりって日本語分かる？
- 153 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:47.03 .net
- >>118
セガサターンもあるぞ
- 154 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:29:48.72 .net
- >>149
めめめ ひきこもり
- 155 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:12.22 .net
- >>114
いじめられっ子はいじめで膜破られるのが当たり前だからね
アナルほじるとかトラウマ発症するはずだぞ
- 156 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:16.52 .net
- いうてこっちはアプラン社員が配信者を虐めるってパターンもありえるからな
特にテリヤキ
- 157 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:17.39 .net
- >>130
普通に広告したほうがよくね？
- 158 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:18.63 .net
- >>96
綿棒分かる
イヤホンしてると耳痒くなる��
- 159 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:23.23 .net
- >>142
シロもそれなりに今まで出たりしたけどな
俺たち過保護すぎると思うよ
- 160 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:31.42 .net
- 組長同士だからはねるとシロをトレードでもいいか？
- 161 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:31.68 .net
- 誰がいくら投げられたとか興味ない
誰がいくら投げたかをまとめてくれ
- 162 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:31.79 .net
- https://i.imgur.com/8wHHhMB.jpg
次の放送からこいつらのスパチャ数えていくからな
- 163 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:32.21 .net
- >>130
宣伝って…宣伝になってるか？
- 164 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:33.34 .net
- >>133
ようやく育って回収の段階に入った"ドル箱"をなんで渡さなきゃいけないんだよ
- 165 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:36.98 .net
- >>149
いろはだけ闇が深すぎるだろ…
- 166 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:42.87 .net
- アイドル部 隠の者ばかり説
- 167 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:47.13 .net
- >>132
情報商材と違って中抜き4割抜かれるからペイできないぞ
- 168 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:48.83 .net
- >>152
馬鹿かこいつｗ
ふりだろうがyoutubeのシステム利用した時点で金入ってるだろｗ
- 169 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:51.82 .net
- https://twitter.com/OverideaHQ/status/1076446496105660417?s=20
(deleted an unsolicited ad)
- 170 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:30:54.77 .net
- サッカーに明け暮れた大学時代のツケで、先輩のコネで入社したスマホアプリのベンチャーで働くばあちゃるは、
バズってしまった同僚、シロの後輩となる、12人の少女たちのプロデューサーに任命されてしまう。
寝耳に水の辞令に、慌てて会社に駆け込んだばあちゃるを待っていたのは、
・自分を電子の存在だと言い張る引きこもり
・ネグレクト経験がある多動症
・虚言症かつ中二病の麻雀中毒患者
・胸が背中の女
・元ヤン
・野球場でビールを売るレズ
・巨乳の人妻
・車椅子にのる生物学専攻の女学生
・限界オタク
・関西の社畜
・馬鹿（同僚）
・社内の腫れ物（同僚）
だった！ さあ、最悪のハーレムの中で、どうやって生き残る？ ばあちゃる！
- 171 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:06.59 .net
- めめめは巻き込まれなさそうだな
- 172 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:07.99 .net
- >>151
友達いない陰キャかお前は
- 173 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:11.26 .net
- >>163
横レスだけど宣伝じゃない
釣りみたいなもんだよ
投げるよね、みんな投げてるよっていう
- 174 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:11.49 .net
- >>111
傍観者のフリしてさりげなくディスってくるぞ
- 175 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:11.79 .net
- すいません、牛巻の腰くるくるするgifありませんか？
- 176 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:20.74 .net
- 性夜だねぇ・・・
https://imgur.com/SGzanod.jpg
- 177 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:22.75 .net
- あにまーれ
ギスってメンバー脱退
ハニスト
5人でクリスマスプレゼント交換してきゃーきゃー
どうしてこうなってしまったのか
- 178 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:27.00 .net
- 夜桜は強いから疎外される
北上は弱いから疎外される
でも変わる
- 179 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:39.34 .net
- >>156
あいつそれで興奮するタイプだし仕方ない
AVの画像SM多かったもん
- 180 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:47.84 .net
- 俺の卒アルは真っ白だからいじめられてなかったぞ
- 181 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:52.80 .net
- >>167
勢いがあるように見せるための宣伝広告費だろ
- 182 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:55.23 .net
- >>145
それだけガツガツしてくれた方がいいじゃん
モチベに繋がってるわけだし
- 183 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:57.17 .net
- >>152
ふりだろうが投げた時点でグーグルから4割中抜きされるんだが？
- 184 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:31:58.65 .net
- おはよう、スパチャ開始見たんだが絶対スレ荒れるやろ
- 185 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:00.23 .net
- スパチャするタイミングわからないからメンバーシップにして😭
- 186 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:00.33 .net
- 何でここまで見事なくらいに陰の者ばっかり集めたんだろうな
- 187 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:01.49 .net
- >>177
最近見てなかったけど不仲営業じゃなくてガチでギスったの？
- 188 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:10.33 .net
- >>119
そんな熱心な奴いないだろここ
- 189 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:11.96 .net
- >>173
お前はそれに釣られるの？
- 190 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:15.80 .net
- 組長なんて動画出すだけだろ
裏で絶対やってるわ
- 191 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:26.98 .net
- >>176
イオリ以外はおわったらパコパコできる
- 192 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:34.53 .net
- >>186
視聴者がいんきゃやろーだから
- 193 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:34.78 .net
- 元教師の俺から見ると虐めをしそうなのはなとり
教師とかカースト上位の生徒に取入るのが得意で目下にいる奴を生贄にして話題を作る
- 194 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:36.02 .net
- >>188
ここにはいない
外からくる
- 195 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:37.55 .net
- >>162
監視社会かな？
- 196 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:44.95 .net
- >>181
そんな見せかけが収益につながるかよ馬鹿ｗ
思いつき陰謀論を語りたい気持ちはわかるが
普通に「それがどんな利益を見込めるか」を考えろ馬鹿ｗ
- 197 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:53.17 .net
- 昨日の感想ええか？
牛巻・・・動きまくりで可愛い。新衣装が案外似合っててよかった
木曽・・・動きも声ももちひよこみたいで草。3人仲良くてアプランに就職したくなった
スパチャ解禁・・・部員の給料とモデル代で大赤字だろうから仕方ないかなと達観
アンチスレ・・・ID有り過疎ってて草
- 198 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:55.78 .net
- >>133
あいつ入れるとまずシロのこと裏で叩いて派閥作ってそこから一気に箱崩壊させるじゃん
- 199 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:32:59.65 .net
- >>183
日本語分かってねえなこれ
- 200 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:01.00 .net
- ドル部でコラボする時はスパチャは折半するんかな
- 201 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:07.21 .net
- >>186
そう思いたいんか？
イオリは年1で彼氏いたしちえりも同棲してるし玉もらはと付き合ってたし王も12億人切りだし
- 202 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:13.70 .net
- https://i.imgur.com/oKARsOi.jpg
- 203 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:22.33 .net
- >>196
図星でファビョるバカ
- 204 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:24.73 .net
- >>190
はゆゆに彼氏いなかったらメンタルやばそうなのだ～😭
どう考えても忙しすぎるから誰かが支えてて欲しいのだ😭
- 205 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:25.66 .net
- >>190
はゆゆは結婚して落ち着いてほしい
- 206 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:26.79 .net
- >>202
はゆゆ～😭
- 207 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:28.20 .net
- >>196
見せかけが利益に繋がってるのはシロで分かってるだろ
- 208 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:33.25 .net
- 当時のシロみたいなのに多少なりとも共感して応募して入ったアイドル部は隠属性多いだろうね
キャピキャピ系ではない
- 209 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:37.31 .net
- >>199
お前こそシステムなにも理解してないなｗ
- 210 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:38.56 .net
- オーディオマネージャと一緒に馬がフェードアウトするの臭
- 211 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:46.07 .net
- 毛尾張屋根
- 212 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:33:51.18 .net
- ガイジ「サクラなんていない」
- 213 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:00.68 .net
- 最近露骨すぎんか
https://i.imgur.com/O1A0sfD.jpg
- 214 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:03.70 .net
- >>202
😭ほちょ猫～
- 215 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:05.16 .net
- アイドルは裏でセックスしてるからいいんじゃねーか
処女性神話とか誰も求めてねーよ
- 216 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:06.23 .net
- >>184
スレ荒れるだけならええやろ
- 217 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:08.09 .net
- 木曽となとりはおばあちゃんとのんびりクリスマスを過ごしてると思うとホッコリする
- 218 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:17.24 .net
- >>160
ええよ
- 219 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:24.11 .net
- 絶望は......もう終わりやね...
- 220 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:24.36 .net
- 人妻はシコいけど彼氏持ちはうーん…
- 221 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:25.36 .net
- >>216
それもそうだな
- 222 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:29.46 .net
- >>212
とりあえずガイジって言えば煽れると思ってるおこちゃまｗ
- 223 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:31.91 .net
- >>186
陽キャじゃオタクに受けないし・・・ソースはかしこまり
- 224 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:32.72 .net
- >>197
普通にこれ
- 225 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:38.86 .net
- パリピの牛巻に対する組長の防衛反応は凄かった
あんな苦手ならお披露目出なきゃいいのに
- 226 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:40.25 .net
- >>213
すげえ
全然気が付かなかった
- 227 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:41.65 .net
- 朝ご飯何食べた？
- 228 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:44.50 .net
- >>177
ドル部も他人の心配してる余裕ないだろ
少なくとも、アーカイブ隠し 幽閉 B子爆撃と
メンバーが欠ける事に匹敵するかそれ以上に悪い事は突然やってきたし��
- 229 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:44.67 .net
- 投げ銭ムシキングはやくやらせろ
- 230 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:45.16 .net
- はゆゆがイキコンと結婚したら白豚発狂する？
- 231 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:34:47.20 .net
- 言うほどシロって稼いでるかな？
- 232 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:02.76 .net
- >>227
七面鳥
- 233 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:02.82 .net
- 彼氏いない女なんて魅力ないし
- 234 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:04.14 .net
- >>181
陰謀論とか好きそう
- 235 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:05.11 .net
- >>184
アンチスレとかどうなってもいいしTwitterは肯定ばっかりだろ
嫌なら見るなよ
- 236 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:07.67 .net
- 良くも悪くも変わるよな
- 237 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:08.79 .net
- 今日のスレなんだか息苦しいな
- 238 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:09.32 .net
- >>222
煽りじゃなくて事実なんだよなぁ
- 239 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:19.90 .net
- >>213
すまないがこれどういうこと？のじゃににてるってこれのこと言ってたの？
- 240 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:23.30 .net
- >>230
あいつがはゆゆを幸せにできるんなら別にええぞ
- 241 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:23.64 .net
- >>231
全く稼げてないだろ
シロはゴミ
- 242 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:33.71 .net
- >>215
リアルじゃ求められないからバーチャルに望みをかけてきたんだが
- 243 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:33.89 .net
- >>228
それ何か悪いことあるか？
- 244 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:45.03 .net
- ガイジ「ステマなんかない」
- 245 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:47.39 .net
- >>239
胸元がのじゃの耳に似てる
- 246 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:48.06 .net
- >>241
シロアン正体現してて草
- 247 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:48.99 .net
- >>231
あんだけ仕事して稼いでなかったら誰もvtuberやってねえよ
- 248 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:35:54.58 .net
- >>238
都合の悪い単語を言い換えればダメージが通ると思ってる馬鹿ｗ
それ全く話がつながらなくなるぞｗ
- 249 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:10.86 .net
- >>240
イキコンは知らんがはゆゆは幸せだろうな
- 250 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:12.71 .net
- >>245
完全に難癖つけてる糖質のそれじゃん…怖すぎる
- 251 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:21.31 .net
- >>187
ガチでギスってる
具体的に言うと裏で演者同士が陰口言ってることを暴露してそれで配信中にケンカするくらいには
- 252 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:24.83 .net
- つーか流石に収益化申請は全員済んでてスパチャONにするだけだよな？
今からYouTube様にお伺い立てるとかそんな段階じゃねえよなまさか
- 253 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:28.02 .net
- >>248
ファビョってんじゃねえぞアホが
- 254 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:30.44 .net
- >>205
わかる
婚期逃さないでほしい
- 255 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:30.70 .net
- はゆゆの男とか相当な包容力器量ないと無理だろ
- 256 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:32.15 .net
- リアリティ１日だけで１０００万くらい動いたのに稼げてないなんて
- 257 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:33.44 .net
- でもはゆゆじゃイキコンを幸せにできない
- 258 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:37.32 .net
- お前ら王のスパチャでおしゅし代ってするんやろ
- 259 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:37.66 .net
- >>237
卒業やね
- 260 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:41.27 .net
- >>228
他所の心配しなかったらこっちの問題が解決すんのか？
楽しめるところで楽しんだもん勝ちだぞ
- 261 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:41.48 .net
- スパチャ解禁で、ただかわいいと言われるだけではなく経営力と戦略も求められるようになる
その意味で、たま、ちえり、ピノ、王はめちゃんこ強いし毎日楽しいと思うんだ
対してどちらかというと稼ぐよりも表現者気質のめめめ、なとり、もち、ごんと、
趣味でやってる牛巻、すずあたりは苦難の時代になると思うんだ
結論
めめめがんばれ
- 262 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:41.71 .net
- ようつべの収益がーってのはわからんが
少なくともメディアに露出しまくってる親分とシロアカリ月ノはめっちゃ稼いでるだろ
- 263 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:46.15 .net
- >>252
アプランのことだからありえるのがほちょにこわい
- 264 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:50.92 .net
- ドル部のチャンネル登録の伸び止まってる話していい？
- 265 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:53.06 .net
- >>213
もう5回はこのスレで見たけど未だ意味がわからない
どういう間違い探し？
- 266 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:36:56.99 .net
- ガイジ「都合が悪いからって」
- 267 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:00.80 .net
- >>257
普通にこれ
- 268 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:03.12 .net
- シロの話はガイジ呼ぶ可能性が高いからやめとこうな
- 269 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:19.32 .net
- >>243
信頼できないとこにお前は居座れるのか？
- 270 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:20.30 .net
- >>266
もう幼稚な「わるぐち」で自己の精神安定することしかできなくなってるｗ
- 271 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:22.47 .net
- >>261
1行目がよくわからん
部員はアプランにノルマでも課せられるんか？
- 272 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:39.42 .net
- >>269
まったく信頼の既存に値しない問題だって言ってるんだが馬鹿には理解できなかったかな？ｗ
- 273 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:44.40 .net
- >>265
胸元のピンク色がのじゃの耳の中
- 274 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:45.75 .net
- 働き出すと何が再放送か分からなくなってつれーわ…
- 275 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:48.48 .net
- >>270
ガイジが効いちゃったのかｗ
- 276 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:53.53 .net
- >>271
妄想なんだ…
- 277 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:54.59 .net
- シロアン湧いたから寝るわ
- 278 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:57.56 .net
- これがアンチバイトのネガキャンってやつか
- 279 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:37:57.93 .net
- >>252
アプランだぞ？非公開じゃなく削除しようとしたあのアプランだぞ？
- 280 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:03.81 .net
- >>245
はあ～くっだらねえ
病院行け
- 281 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:03.84 .net
- >>265
頭のおかしいやつが一人で騒いでいるだけだからスルーしろ
- 282 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:07.80 .net
- >>255
少なくともお尻は開発される
- 283 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:09.19 .net
- あにまーれは「ハニストに追い上げられてる！あいつら仲良すぎ！私達も一回本音で語り合おうよ！」
とか言い出してNGなしの本音放送やってそのままギスって死んだ
- 284 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:11.95 .net
- >>207
いつもの糖質か
- 285 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:14.61 .net
- >>269
無人島にでも住んでるのか？
- 286 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:22.53 .net
- ガイジロイドが雑に全方位煽りまくってるからレスつけられても乗るなよ～
- 287 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:27.12 .net
- >>275
「ぼくの『これだけ言っていれば勝てる』最強ワード『ガイジ』が効いてるはずだーっ！」って思いたいのか？ｗ
- 288 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:33.17 .net
- >>283
草
- 289 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:45.63 .net
- >>284
また困ったらそれか…
- 290 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:46.35 .net
- >>277
敗走で草
- 291 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:47.32 .net
- シロブタ発狂してて草
- 292 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:49.26 .net
- >>283
その動画残ってる？
- 293 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:50.15 .net
- もう俺のちんこでしか満足できないなとりが怖いか？
- 294 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:53.33 .net
- 我そらとも
白豚よこの程度で騒がしいぞ
静まれ
- 295 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:53.81 .net
- >>282
既に開発済みだから問題ない
- 296 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:55.09 .net
- >>283
草
- 297 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:57.27 .net
- >>264
金出す信者を確保出来てることはRealityで確認出来たし今更新規をガンガン取り込む必要ないだろ
- 298 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:57.45 .net
- >>213
すまんこれのどこがのじゃおじなの？
- 299 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:59.60 .net
- >>287
気にすんなよガイジ
- 300 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:38:59.65 .net
- >>283
はねるとパトラではリーダーの資質が違いすぎたね…
- 301 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:00.12 .net
- あにまーれに関わってはいけない
玉がよんになって病み属性になる
- 302 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:02.77 .net
- ママ巻き乾きいな
- 303 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:03.37 .net
- あにまーれとかハニストみたいにガツガツしてるところはきつい
五万目指してダラダラゲームしてるうちのエース好きだわ
- 304 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:04.30 .net
- >>289
糖質って呼ばれたのがそんなに悔しかった？
- 305 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:08.41 .net
- >>284
シロアン！？
- 306 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:09.47 .net
- >>283
どうして…
- 307 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:12.86 .net
- せっかくのクリスマスぐらいはコラボが見たいよ
新しい組み合わせなら誰でもいいから
- 308 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:13.87 .net
- 王の賢王ムーブはスパチャ始まるからお利口にしてただけでは…？
- 309 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:13.83 .net
- >>245
ただの難癖で草
- 310 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:26.70 .net
- >>283
草
- 311 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:28.63 .net
- >>213
起源主張してそう
- 312 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:31.67 .net
- >>299
未だに効いてると思い込んで必死のガイジ蓮子ｗ
- 313 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:32.86 .net
- >>289
悔しそう
- 314 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:35.99 .net
- >>287
もしかして信者さんですか？
総合の方ですか？
- 315 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:38.63 .net
- >>304
もうつまらないからいいよ
毛尾張屋根
- 316 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:39.60 .net
- シロブタ発狂ｗｗ
- 317 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:40.10 .net
- シロブタ発狂ｗｗ
- 318 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:46.43 .net
- >>249
幸せにできるのかって話だぞ
- 319 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:49.50 .net
- >>252
めめめで広告テストしてたし通ってるだろ
- 320 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:53.76 .net
- >>300
どちらもババアのはずなのにな
- 321 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:39:58.56 .net
- よそみたいに過激な配信してる奴はいないし収益化申請問題なく通るだろうけど
なんかの間違いで何人か見送りになったら面白そう
- 322 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:00.79 .net
- ガイジ来てるね
pubgやろ
- 323 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:02.75 .net
- 変なのわいたから朝マック行ってくる
- 324 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:04.56 .net
- >>264
いいよ
今あるパイを消耗させるムーブしまくりな上に新規入らないっていう状態はヤバイよな
- 325 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:04.63 .net
- >>304
何か急に質が下がったな
お前横レスだろ
- 326 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:04.95 .net
- >>314
煽り合いでは勝てないと気づいてレッテル貼りで無条件勝利を目指し始めたｗ
- 327 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:13.02 .net
- お前らとりあえずみんなでセックスしようぜ！
ガイガイするのはそれからだ！
- 328 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:20.88 .net
- そいつ以外誰も使わない""アンチバイト""とか言ってるコテハンってもしかして残党？
- 329 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:21.63 .net
- >>322
オワコンw
- 330 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:23.13 .net
- あずきってリアル可愛いのかな？
馬がデレてたけど
- 331 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:26.89 .net
- >>298
流石に見えない系擁護は無理あるぞ・・・、北朝鮮じゃないんだからさぁ・・・
- 332 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:32.43 .net
- >>326
なんか弱そうなガイジだな
- 333 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:34.83 .net
- >>231
大体二億くらいらしい
- 334 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:38.05 .net
- >>325
反論できないからって「し、質が下がった！ だからこの攻撃は効いてない！」アピールｗ
- 335 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:40.53 .net
- お前らやっぱ演者が叩かれたら辛かったりするの？
- 336 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:41.77 .net
- シロ豚wwwwwwwwwwwwwww
- 337 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:42.23 .net
- シロ豚wwwwwwwwwwwwwww
- 338 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:47.32 .net
- >>327
誰としたらいい？
- 339 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:55.55 .net
- おはようドルアンの諸君
と思ったがまだガイガイしてそうだし帰るわ、ほなさいなら
- 340 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:40:59.68 .net
- >>297
けど次の目標10万だぞ、1年かかっても無理なんだが
- 341 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:02.91 .net
- >>327
おうケツ出せや
- 342 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:03.16 .net
- >>333
俺の年収とどっこいだな
大したことないじゃん
- 343 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:06.78 .net
- >>330
職場の人間ならよっぽどのブサイクじゃなきゃあんまもんだろ
- 344 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:08.74 .net
- >>332
煽り合いから逃げたことを即座に指摘されて悔しさのあまりまた『必殺ワード・ガイジ』連呼に戻ったｗ
- 345 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:19.78 .net
- なんだ皆あれのどこがのじゃかわかってないんじゃん
一人が暴れてただけかよ安心したわ
- 346 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:21.29 .net
- >>339
おう、スパチャだけ頼むわ
- 347 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:23.32 .net
- ドル部一期生は優しい子ばかりで本当によかった
まぐれかもしれんが二期生はしっかり厳選してほしい
- 348 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:24.94 .net
- >>335
ちえりの時しんどかった…
でも神田のおかげで笑顔になれた
- 349 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:26.85 .net
- >>335
全くつらくないけど
- 350 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:27.23 .net
- シロ「共演者を好きになったことはありません」
シロがこれ言った時点でシロアンに勝ち筋ないぞ
- 351 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:27.86 .net
- 玉とかガツガツしてるし危ないわ
- 352 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:28.62 .net
- >>335
悔しくて泣くよ？怖いか？
- 353 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:33.73 .net
- >>340
はい馬えあぷ
- 354 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:37.59 .net
- シロブタwwwwサンタマスの日に発狂ｗｗｗ
- 355 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:46.88 .net
- >>338
俺
- 356 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:47.32 .net
- >>322
新シーズンどう？
roeとの違いはどうなんだ？
- 357 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:51.87 .net
- >>330
顔は分からんがかわいらしい性格してるから大切にされてるとは思う
- 358 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:53.70 .net
- >>334
反論できないから糖質と言ったのはそっちが先なのに
どうしたんだ
- 359 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:41:54.46 .net
- >>344
実況ガイジ
- 360 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:04.83 .net
- >>335
そらそうだろ
- 361 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:10.72 .net
- >>335
昨日も叩いてたじゃん
- 362 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:10.83 .net
- >>335
＂守護（まも）ら＂なきゃっ！ってなる
- 363 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:10.89 .net
- 今からでも目標スパチャ10万に変更したら？
- 364 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:11.63 .net
- >>340
リアリティ見てないのか
- 365 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:12.49 .net
- メンバーシップの開放はまだですか？ゲーム部なんだから早く開放しろ
- 366 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:15.60 .net
- シトブタｗｗｗ
- 367 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:16.56 .net
- 俺ハニガイジだがハニストは奇跡的に5人のバランスがいいだけや
パトラの暴走止められる奴がおる
5人いて成り立ってるから何かあったら一気に崩壊しそうな感じもする
- 368 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:19.08 .net
- 王放送まで離れるか
- 369 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:20.87 .net
- 結局ドル部のエロ同人はないの？
- 370 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:24.31 .net
- >>335
アンチスレでなに言ってんだキチガイ
- 371 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:26.49 .net
- >>340
あんなの形式だけだろ
歌なんかわざわざ出すよりスパチャの方が手っ取り早く集金できるだろ
- 372 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:30.77 .net
- シロの案件はサクラだぞ
仕事を申し込んだと思わせてたくさん仕事して稼いでるように錯覚させてる
- 373 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:36.25 .net
- >>324
今まで貯めてきたし当分大丈夫だろう
ただグッズとかライブとかまできたら今あるパイだけじゃきついから新規も欲しいね
- 374 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:44.59 .net
- 突然点Pの真似する変な先輩とか保護したくなるわ
- 375 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:47.66 .net
- >>360
誰信なの
？
- 376 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:47.94 .net
- >>319
そうなのか
アドブロックしてたから気付かなかった
- 377 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:42:50.71 .net
- >>335
すず信はわめき散らすぞ
- 378 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:07.68 .net
- >>353
アーカイブ無いのにしれっと方針匂わせるのアホだよなぁ
- 379 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:07.82 .net
- >>372
草
- 380 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:13.81 .net
- >>363
桁2つ間違えてるぞ
- 381 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:21.84 .net
- どんなブサイクでも何年も一緒に仕事をして喜び分かち合ってれば仲良くなるだろ
- 382 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:22.95 .net
- >>375
言わないが
- 383 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:25.77 .net
- wの半角と全角混ぜるな
- 384 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:28.15 .net
- >>370
アイドル部アンチアンチスレだぞ？
- 385 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:29.51 .net
- シロブタwwwwおせちになったkなｗｗｗｗ発狂がｗｗｗｗ
- 386 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:35.18 .net
- カルロウヨ「竹島は不法占拠されておりますのよ！皆さんも声をあげましょう！」
キムちえり「でも国際的には韓国領土と認められてるし、そういう難癖言うのはどうなのかな？」
カルロウヨ「キイイイイイイイイイイイイイイイ！！！！！」
- 387 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:44.25 .net
- パトラは親が医者
ちーめろは学歴詐称のゴミ
この違い
- 388 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:44.45 .net
- >>382
ドブボ信か
- 389 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:46.96 .net
- まぁでもドル部はリーダーになれる器はいないわな
シロという絶対神がいるのもそうだけどそれがよかった
- 390 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:47.04 .net
- >>353
また温情に甘えるのか、そらにじさんじに離されるわけだわ
- 391 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:52.61 .net
- >>384
はいはいアスペアスペ
- 392 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:43:55.38 .net
- すずは暴言はくからはじくぞ
イオリはちんぽっていったからはじくぞ
たまはちんちんっていったからはじくぞ
- 393 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:05.67 .net
- >>388
人気者だよ
- 394 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:07.88 .net
- 閉じコンはスパチャ程度でも杞憂されてしまうという弊害があったな
- 395 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:08.29 .net
- >>377
すず信だけど別に喚き散らさないわ
ただ責任は取らせるし徹底的に潰すけどね
- 396 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:12.60 .net
- >>385
草
- 397 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:18.56 .net
- シロブタwwwｗ発狂してるなあｗ
- 398 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:18.80 .net
- 箱のせいに従ってるみたいだが
個人としてもパトラの方が因幡より上だからな
- 399 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:28.39 .net
- >>395
すず信やはり凶暴だな
- 400 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:31.39 .net
- あのめめめでも今夜は彼氏とパコパコしてるのか...?
- 401 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:32.51 .net
- >>386
キムチさぁ…
- 402 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:38.66 .net
- ん、地震だ小さいけど
- 403 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:39.15 .net
- >>392
たまにちんちん弾かれたい！
- 404 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:39.76 .net
- https://i.imgur.com/3eOk4ta.jpg
https://i.imgur.com/B8fBaAg.jpg
アホアホ顔すき
- 405 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:49.71 .net
- アンチバイトはアップランドに収益が入るのがそんな悔しいのかｗ
- 406 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:53.57 .net
- >>389
玉でいいよ、次点で王、すず
- 407 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:55.28 .net
- >>386
キムちえり流行らせたい
- 408 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:44:57.66 .net
- >>386
日本の領土なんですがそれは
- 409 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:00.60 .net
- >>373
少数でも金払う層だけ取り込めればいいわけだし大丈夫だろ
シロだって出来てるんだから
- 410 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:09.43 .net
- >>395
そういうとこだぞ
- 411 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:18.43 .net
- >>402
いよいよ始まったな
- 412 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:19.19 .net
- >>373
とはいえリアリティ＋ボイス販売＋スパチャ解禁は間隔空けずにしたのは悪手だと思うぞキツすぎる
- 413 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:34.62 .net
- >>386
よく知らんけど実際はどっちなの？
- 414 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:37.47 .net
- >>400
やめろな
- 415 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:48.93 .net
- 演劇みたい…みたい…
- 416 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:49.33 .net
- すずはデート確定か
- 417 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:56.16 .net
- クリスマスというか年末にでかい地震とかはやめろよ
- 418 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:56.21 .net
- >>292
ここら辺りから見てみ？
https://youtu.be/PDER_k4JBOM?t=3741
- 419 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:45:57.02 .net
- あにまーれって一回本音コラボやって再団結しなかったっけ？
- 420 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:09.26 .net
- >>409
因幡組最強やね
- 421 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:11.00 .net
- >>412
生活基盤が築けてないならボイスだけでいいじゃん
- 422 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:13.07 .net
- >>412
なんでそんな投げなきゃいけないみたいな強迫観念あんだよ
余裕あったら投げる程度のもんだろ
- 423 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:18.25 .net
- >>386
竹島は日本の領土、な
- 424 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:22.84 .net
- >>404
2枚目特にアホアホしてて好き
- 425 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:23.89 .net
- >>335
難癖なら腹立つ
真っ当な批判ならしょうがないねってなる
- 426 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:29.15 .net
- >>413
普通に日本
- 427 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:34.36 .net
- 他の底辺のVT気まぐれで見たら普通に男の話とかセックスの話とかモラル無い会話しててドン引きしたわ
- 428 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:34.90 .net
- >>405
これな
- 429 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:37.15 .net
- >>412
別にこれからずっとスパチャはできるんだし関係ないだろ
- 430 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:38.95 .net
- >>415
ウカ様のVR演劇見て絶望してから言おうな
- 431 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:41.02 .net
- >>409
シロのケースを想定して考えるのは流石に甘すぎだろ…
- 432 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:46.21 .net
- パコパコ。🐑
- 433 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:46:59.12 .net
- >>416
確定ではないが高いだろうな友達とのディズニーも嘘ってわけよ
- 434 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:04.40 .net
- >>425
市子はブサイク これはどう？
- 435 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:10.50 .net
- >>389
そうなんだがまとめ役はほしい
部内コラボしきれるような
そこら辺を玉に期待してるんだが
- 436 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:22.64 .net
- >>386
このコピペ、竹島は普通に日本の領土だから発狂する意味が分からないんだけど
- 437 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:29.12 .net
- >>407
ちえり韓国関係なくて草
- 438 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:37.31 .net
- >>416
パコパコ確定だぞ？
管弦楽部の用事ということから複数人でヤる
- 439 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:38.68 .net
- >>426
と思い込みたいんだなシロ信はｗ
- 440 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:42.26 .net
- >>350
これ
- 441 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:50.40 .net
- >>350
はいシロアンの負けーｗ
- 442 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:56.15 .net
- >>412
だからキツイと思うなら離れればいいだろ
別に誰も強制してないわ
- 443 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:57.62 .net
- >>418
うわぁ…����
- 444 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:47:59.88 .net
- >>435
内部コラボなんてコンビでしかやらないしどうでも良くね？
- 445 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:00.45 .net
- >>436
ネトウヨさんｗ
- 446 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:01.34 .net
- 自国領土はそこにどの民族がどれくらい住んでいたかも考慮されるから竹島占拠は普通にヤバいから焦った方がいい
- 447 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:04.42 .net
- >>409
ソシャゲメーカー思考だな
そのソシャゲメーカーですら新規刈り取り尽くして長く絞る方向シフトしてるってのに
Vチューバーもユーザー囲みつくして伸び悩みで同じ状況でそれは言えないわ
- 448 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:27.05 .net
- ピッちゃんサンタ帽かぶるだけでなんでこんなに可愛いんだよ
似合いすぎだろ
- 449 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:28.72 .net
- >>436
実は俺も
- 450 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:30.89 .net
- >>422
一気に集金ムーブすりゃ気持ちが離れるのもいるってアレ
- 451 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:31.60 .net
- >>436
今時そんなこと思ってるのはお前とお前の所属する狭いコミュニティだけだぞ
- 452 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:45.40 .net
- 何だかんだ玉となとりが見える範囲だとツートップ感ある
裏で仕切ってるのは広沢とかだからあれだけど
- 453 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:46.24 .net
- >>402
本当に地震ですか？隣の部屋の振動じゃないですか？
- 454 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:48:56.65 .net
- >>418
シロアンはこれ見たほうがいい
シロ叩きの材料が増えるぞ
- 455 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:00.46 .net
- 法制改正でちえりの親戚が大量に日本に入ってくる
- 456 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:04.48 .net
- >>448
私のピノを褒めてくれてありがとう
- 457 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:07.98 .net
- 甘い卵焼きブス地蔵タイハーフ同棲彼氏持ち
三倍満！！
- 458 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:18.22 .net
- まとめ役以前に全員で集まる機会が無いんだが
- 459 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:18.28 .net
- >>455
キムちえりさぁ…
- 460 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:19.00 .net
- >>442
なんでそんな怒るん？信者ってみんなこうなるよな
- 461 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:19.30 .net
- >>418
なんか…始めてみたけど性格キツイのばかり集めたの？
こわい…
- 462 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:23.38 .net
- ちえりもちが彼氏とパコッてるのは想定内だけどすずは想定外で手が震える助けて
- 463 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:24.32 .net
- >>456
金剛いろは！？
- 464 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:25.10 .net
- >>434
はらたつー！
- 465 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:38.61 .net
- >>435
でまとめ役になってもコラボには誘われないんだ
- 466 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:52.08 .net
- >>456
ゴールデンゴキブリお姉ちゃん！？
- 467 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:49:59.44 .net
- 【生放送スケジュール 12月25日】
19:00~：#猫乃木もち
20:00~：#猫乃木もち
21:00~：#猫乃木もち
22:00~：#猫乃木もち
23:00~：#猫乃木もち
- 468 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:02.12 .net
- >>422
>>450
とりあえず投げるやつが少なくて採算取れなくなった後にどうするのかが知りたい
- 469 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:08.17 .net
- >>451
日本と国連が狭いコミュニティ！？
- 470 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:11.61 .net
- すずは汚い声で喘ぎそう
- 471 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:12.71 .net
- >>450
別にボイス以外は金掛からないが？
- 472 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:13.65 .net
- 手のひらを返す木曽
https://i.imgur.com/ZZzltcs.gif
- 473 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:27.20 .net
- 牛牧のお披露目会見ました
5分で閉じました
- 474 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:48.71 .net
- あにまーれは緑いるしはねるいるし最初からバチギスなる運命だったんじゃないかなあ
- 475 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:50:49.98 .net
- >>473
お前いつも名前間違ってんね
- 476 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:01.61 .net
- >>459
いやタイ人でしょ
- 477 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:13.27 .net
- >>461
ピュア民さぁ
ドル部も実際はこうだぞ
- 478 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:17.14 .net
- >>469
国連が味方に付いてると思い込んでるのはお前だけだぞ
- 479 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:17.26 .net
- >>473
オルガBBネタで滑るところまで見ろ
- 480 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:19.63 .net
- >>461
女なんてこんなもんだぞ
- 481 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:32.21 .net
- あにまーれの緑色のムーブがクソすぎてアンチスレでついたあだ名が"カビ熊"だぞ
怖いか？
- 482 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:34.86 .net
- >>477
隠せるってアイドルの素質じゃん？
- 483 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:36.41 .net
- >>474
緑って前世で悪行でもあったん？
- 484 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:42.14 .net
- >>447
そんなことが出来るのは継続力と持続力とブランド力のある大手だけ
業界の衰退がすぐそこまで来てる状況で中小のアプランが集金ムーブするのは当然
- 485 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:52.08 .net
- ここがクリスマスイブにふさわしい荒れっぶりで草 アイドルらしくなってきたな
- 486 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:51:52.61 .net
- >>470
フハハハハ！これ本当に入ってるんですか？
- 487 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:12.30 .net
- ロクに配信しない子のお披露目配信は全然集中して見てなかった
どうせ次配信するの来年だしな
居ないも同然
- 488 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:12.48 .net
- 今日放送しない奴は彼氏とデートだよな？
- 489 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:13.00 .net
- 白い豚発狂wwwww
- 490 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:19.78 .net
- すずは不感症
- 491 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:24.60 .net
- >>477
語彙力の差が表れそう王の声は覇気がなくて全くダメージなさそう
- 492 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:28.65 .net
- >>436
竹島じゃなくて独島な
- 493 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:29.54 .net
- つーかまーれ崩壊は内輪ギスじゃなくて運営側の問題臭いのになんでそっちばっかピックアップされてんだか
- 494 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:29.91 .net
- 白い豚たち発狂ｗ
- 495 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:40.09 .net
- >>447
投げ銭自体がソシャゲ脳じゃない？
長くやる気なんか無いんだと思うよ
- 496 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:52:42.46 .net
- お前等はすずが彼氏とパコッてても平気なのか？答えろよ
- 497 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:00.55 .net
- 腕立て5回しかできなかった
- 498 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:03.44 .net
- ボイス販売にしたってもうちょい事前に企画みたいなことやって視聴者が何求めてるとかマシュマロ等で需要調べろよ…
告知もなし、内容もわからずに金出す気にならんよ
- 499 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:05.29 .net
- >>447
横からかつ脱線してすまん
もう供給が飽和してるみたいな考えに見えるけどまだ市場規模が小さすぎない？
もうスタートダッシュは終わったけどこれから緩やかに伸びるとこじゃないのVTuberって
- 500 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:10.00 .net
- でももう7ヶ月だし、アイドル部もそれなりのブランドが付いてきてるはず
じっさいパリィやカガヤキは所属名で見向きもされてないだろ
- 501 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:10.14 .net
- >>481
みんなで団結しようとしてるのに雑魚と絡みたくないって言ってるはねるが悪い
- 502 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:11.10 .net
- >>496
すず信じゃないからやってくれて方が安心するで
- 503 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:23.19 .net
- >>386
これ逆でしょ
- 504 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:26.16 .net
- >>470
ゴリラァ！ゴリラァ！ってよく言ってるからゴリラみたいな声で喘ぎそう
- 505 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:31.51 .net
- >>496
すずならいいぞ
26日に艶々の声も聞けそうだし
- 506 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:33.67 .net
- >>489
はねるのやつ見た？
- 507 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:43.52 .net
- >>496
むしろあんな性格ガサツな女よく抱けるよ
彼氏に同情する
- 508 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:45.10 .net
- >>496
平気
木曽ならヤバかった
- 509 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:49.76 .net
- >>499
ニッチってなんでニッチだと思う？
小さいと大きくなれると思う？
- 510 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:53:49.95 .net
- >>496
気持ち良さそうで良かった
- 511 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:02.31 .net
- >>468
そらを見れば答えが分かるはずだ
- 512 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:04.26 .net
- >>483
今世で悪業やらかしてるじゃん
緑いると気分悪くなる
- 513 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:07.37 .net
- >>503
カルロ・ウヨお前知らんのか？
- 514 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:09.51 .net
- まーれスレ荒れてるからってここで話すんなや
- 515 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:12.72 .net
- >>478
お？国連裁判所いくか？
- 516 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:16.12 .net
- >>496
俺より理系で学があって陰キャなら許してやらんでもない
ころすぞ
- 517 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:16.72 .net
- スパチャ解禁はもう少し間をあけてからの方が良かったな
Realityリレーの余韻にまだ浸ってる最中に金の話をして欲しくなかったわ
- 518 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:23.70 .net
- >>496
すずが楽しいなら何でもいいよ
俺の娘が選んだんだから俺が言うことはないよ
- 519 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:27.99 .net
- >>447
そのソシャゲもーというけど
それは単に小口小客がバク増してきた結果変わっただけで
つまり少数の金バラマキたがりが今浮いてるわけで
受け入れ口つくればそれだけで１市場になるんだよな
- 520 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:31.21 .net
- >>508
木曽も今日明日動きないじゃんヤッてるよ
- 521 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:34.58 .net
- カビ熊の名前聞くだけで不快だからやめてくれるか？
- 522 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:35.11 .net
- >>510
鼻水出たわ
- 523 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:54:42.42 .net
- >>496
居てくれた方が安心できるタイプ
- 524 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:01.70 .net
- まーれ緑ってコラボガイジなだけでしょ？
- 525 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:02.73 .net
- お前ら急に効いてないアピールするのやめーや
俺はずっと配信してて欲しい
- 526 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:04.01 .net
- そもそもバトルもないただの投げ銭で潔癖過ぎるわ
SHOWROOMとか見たら卒倒しそうだな
- 527 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:11.32 .net
- >>517
別に今すぐ解禁するって話でもないのにいつまで寝かせれば満足だったんだよ
- 528 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:13.36 .net
- お前らがあにまーれスレ荒らしてるの分かってるんだが
- 529 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:14.77 .net
- >>517
全員3D化お披露目が完了したので名目が使えなくなるテリ！
- 530 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:22.85 .net
- >>513
国の話じゃね？
- 531 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:27.26 .net
- >>503
雑だけどこうか
キムちえり「独島は不法占拠されておりますのよ！皆さんも声をあげましょう！」
カルロウヨ「でも国際的には日本領土と認められてるし、そういう難癖言うのはどうなのかな？」
キムちえり「キイイイイイイイイイイイイイイイ！！！！！」
- 532 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:29.59 .net
- 097f4
- 533 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:31.62 .net
- 8割2割の法則
でも2割を増やすには2割を増やすんじゃなくて、10割を増やさないといけないんだなぁ…
- 534 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:31.64 .net
- なとりとピピが無事ならいいや
- 535 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:39.71 .net
- >>520
うわぁぉぁぁあぁぁぉぉぁ嘘だぁぁぁあぁああ
- 536 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:41.35 .net
- すずはクリスマス忙しいから出没しませんと堂々という男らしさが逆に好き
- 537 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:46.70 .net
- 潰すわこのスレ
- 538 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:55:48.12 .net
- てか裏の話を配信中に暴露するはねるが悪いだろ
裏でガチで揉めた内容を事前の承諾なしに暴露してたらそりゃ不仲になるわ
- 539 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:03.63 .net
- >>520
組長馬木曽さすがに休ませてやれよ
- 540 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:05.68 .net
- >>528
すまん
代わりになとりダンクしていいよ
- 541 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:11.94 .net
- まーれとかゴミ箱スレ荒らすほど落ちぶれちゃ居ないよ��
- 542 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:12.31 .net
- >>496
ドル部じゃないけど本気で結婚したいほどガチ恋してるvtuberなら恋愛してもセックスしても応援出来るぞ
その魅力に当てられた俺自身がそのお相手の男が抱いてしまった愛のデカさを否定できるわけがない
それで更に相思相愛だと言うならお幸せになとエールを送ってやるしかないだろ
遊びだったら嫌だけどな
- 543 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:14.08 .net
- >>531
そうそれ
- 544 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:14.68 .net
- レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
生き首もマッピラでさア」 ヒメはニッコリうなずいた。ヒメはエナコに向って云った。「エナコよ。耳男の片耳もかんでおやり。虫ケラにかまれても腹が立たないそうですから、存分にかんであげるといいわ。虫ケラの
歯を貸してあげます。なくなったお母様の形見の品の一ツだけど、耳男の耳をかんだあとではお前にあげます」 ヒメは懐剣をとって侍女に渡した。侍女はそれをささげてエナコの前に差出した。 オレはエナコがよもや
それを受けとるとは考えていなかった。斧でクビを斬る代りにイマシメの縄をきりはらってやったオレの耳を斬る刀だ。 しかし、エナコは受けとった。なるほど、ヒメの与えた刀なら受けとらぬワケにはゆくまいが、よ
もやそのサヤは払うまいとまたオレは考えた。 可憐なヒメは無邪気にイタズラをたのしんでいる。その明るい笑顔を見るがよい。虫も殺さぬ笑顔とは、このことだ。イタズラをたのしむ亢奮もなければ、何かを企む翳り
もない。童女そのものの笑顔であった。 オレはこう思った。問題は、エナコが巧みな言葉で手に受けた懐剣をヒメに返すことができるかどうか、ということだ。まんまと懐剣をせしめることができるほど巧みな言葉を思
いつけば、尚のこと面白い。それに応じて、オレがうまいこと警句の一ツも合せることができれば、この上もなしであろう。ヒメは満足してスダレをおろすに相違ない。 オレがこう考えたのは、あとで思えばフシギなこ
とだ。なぜなら、ヒメはエナコに懐剣を与えて、オレの耳を斬れと命じているのだし、オレが片耳を失ったのもその大本はと云えばヒメからではないか。そして、オレが怖ろしい魔神の像をきざんでやるぞと心をきめたの
もヒメのため。その像を見ておどろく人もまずヒメでなければならぬ筈だ。そのヒメがエナコに懐剣を与えてオレの耳を斬り落せと命じているのに、オレがそれを幸福な遊びのひとときだとふと考えていたのは、思えばフ
シギなことであった。ヒメの冴え冴えとした笑顔、澄んだツブラな目のせいであろうか。オレは夢を見たようにフシギでならぬ。 オレはエナコが刀のサヤを払うまいと思ったから、その思いを目にこめてウットリとヒメ
の笑顔に見とれた。思えばこれが何よりの不覚、心の隙であったろう。 オレがすさまじい気魄に気がついて目を転じたとき、すでにエナコはズカズカとオレの目の前に進んでいた。 シマッタ！ とオレは思った。エナ
コはオレの鼻先で懐剣のサヤを払い、オレの耳の尖《さき》をつまんだ。 オレは他の全てを忘れて、ヒメを見た。ヒメの言葉がある筈だ。エナコに与えるヒメの言葉が。あの冴え冴えと澄んだ童女の笑顔から当然ほとば
しる鶴の一声が。 オレは茫然とヒメの顔を見つめた。冴えた無邪気な笑顔を。ツブラな澄みきった目を。そしてオレは放心した。このようにしているうちに順を追うてオレの耳が斬り落されるのをオレはみんな知ってい
たが、オレの目はヒメの顔を見つめたままどうすることもできなかったし、オレの心は目にこもる放心が全部であった。オレは耳をそぎ落されたのちも、ヒメをボンヤリ仰ぎ見ていた。 オレの耳がそがれたとき、オレは
ヒメのツブラな目が生き生きとまるく大きく冴えるのを見た。ヒメの頬にやや赤みがさした。軽い満足があらわれて、すぐさま消えた。すると笑いも消えていた。ひどく真剣な顔だった。考え深そうな顔でもあった。なん
だ、これで全部か、とヒメは怒っているように見えた。すると、ふりむいて、ヒメは物も云わず立ち去ってしまった。 ヒメが立ち去ろうとするとき、オレの目に一粒ずつの大粒の涙がたまっているのに気がついた。 そ
れからの足かけ三年というものは、オレの戦いの歴史であった。 オレは小屋にとじこもってノミをふるッていただけだが、オレがノミをふるう力は、オレの目に残るヒメの笑顔に押されつづけていた。オレはそれを押し
- 545 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:15.36 .net
- >>418
信者のコメントがきっつい
こんだけ本音で語り合ってるグループってまーれだけとか
個性のぶつかり合いがあにまーれの良さとか
狂信者って自分達に都合のいい世界維持するためなら嫌なモノは見ないフリするんだな
お前らも気をつけろよ
- 546 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:20.07 .net
- >>512
はねるが元凶じゃん
- 547 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:24.36 .net
- 明日14人リレーってばあちゃんに聞いた
- 548 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:25.01 .net
- >>533
要するにニッチってのはマイノリティでしかないんだよな
それがメジャーになれると思ってるキチガイがいる
- 549 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:28.56 .net
- おいはやくすずの彼氏特定しろ
俺が直接制裁下してやる
- 550 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:42.54 .net
- メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
はむしろ鋭く秘密を射当てることがあるものだ。ヒメの顔をつつんでいる目に見えぬ匂いを、オレのノミが刻みださなければならないのだな」 オレはそんなことを考えた。 そして、このあどけない笑顔がいつオレを殺
すかも知れない顔だと考えると、その怖れがオレの仕事の心棒になった。ふと手を休めて気がつくと、その怖れが、だきしめても足りないほどなつかしく心にしみる時があった。 ヒメがオレの小屋へ現れて、「今日も人
が死んだわ」 と云うとき、オレは何も言うことがなくて、概ねヒメの笑顔を見つめているばかりであった。 オレはヒメの本心を訊いてみたいとは思わなかった。俗念は無益なことだ。ヒメに本心があるとすれば、あど
けない笑顔が、そして匂いが全てなのだ。すくなくともタクミにとってはそれが全てであるし、オレの現身《うつしみ》にとってもそれが全てであろう。三年昔、オレがヒメの顔に見とれたときから、それが全部であるこ
とがすでに定められたようなものだった。 どうやらホーソー神が通りすぎた。この村の五分の一が死んでいた。長者の邸には多数の人々が住んでいるのに、一人も病人がでなかったから、オレの造ったバケモノが一躍村
人に信心された。 長者がまッさきに打ちこんだ。「耳男があまたの蛇を生き裂きにして逆吊りにかけ生き血をあびながら咒いをこめて造ったバケモノだから、その怖ろしさにホーソー神も近づくことができないのだな」
ヒメの言葉をうけうりして吹聴した。 バケモノは山上の長者の邸の門前から運び降ろされて、山の下の池のフチの三ツ又のにわか造りのホコラの中に鎮座した。遠い村から拝みにくる人も少くなかった。そしてオレは
たちまち名人ともてはやされたが、その上の大評判をとったのは夜長ヒメであった。オレの手になるバケモノが間に合って長者の一家を護ったのもヒメの力によるというのだ。尊い神がヒメの生き身に宿っておられる。尊
い神の化身であるという評判がたちまち村々へひろがった。 山下のホコラへオレのバケモノを拝みにきた人々のうちには、山上の長者の邸の門前へきてぬかずいて拝んで帰る者もあったし、門前へお供え物を置いて行く
者もあった。 ヒメはお供え物のカブや菜ッ葉をオレに示して、言った。「これはお前がうけた物よ。おいしく煮てお食べ」 ヒメの顔はニコニコとかがやいていた。オレはヒメがからかいに来たと見て、ムッとした。そ
して答えた。「天下｜名題《なだい》のホトケを造ったヒダのタクミはたくさん居りますが、お供え物をいただいた話はききませんや。生き神様のお供え物にきまっているから、おいしく煮ておあがり下さい」 ヒメの笑
- 551 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:44.42 .net
- あにまーれとかいうオワコンの話はもういい
- 552 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:45.48 .net
- 理想「本音を語り合ってスッキリして団結する」
現実「本音を語り合って相手の醜さを知って絶交」
アニメの影響で上を妄想してる奴多すぎて
現実は後者ばかりということに気づいてないアホが多すぎる
- 553 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:52.56 .net
- あにまーれの緑のハリポタのマルフォイに付き添ってる女感
- 554 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:52.58 .net
- >>545
もう手遅れでしょ
- 555 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:56:59.21 .net
- なと信「なとりは旦那おるやろ～～ｗｗ」
↓
なと信「あああああああああああこれは男の声じゃない！！本人！！本人の声確定！！！！！」
すず信「すずは彼氏いてくれたほうが安心するタイプ」
↓
- 556 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:05.98 .net
- >>499
これだけ数字が落ちまくってる中でよく楽観視してられるな
どう考えても終わり間際だろ
ここで金を搾り取らないでいつ取るんだよ
- 557 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:09.16 .net
- 木曽なら寝不足でおかしくなった組長にレイプされてるよ
- 558 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:11.95 .net
- >>526
卒倒した
https://i.imgur.com/RDuAMkc.jpg
https://i.imgur.com/n9tUkeb.jpg
- 559 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:14.86 .net
- >>462
これが想定内の信者が感じてる"痛み"だぞ、
- 560 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:17.17 .net
- イオリって行事・風習を大事にするから今夜は特別な夜にしたいはず
そこに配信入れてきたってことは……
- 561 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:17.08 .net
- ずれた。それを軽く手で払ったが、落ちた物には目もくれなかった。一ツ一ツが珍しくて、一ツの物に長くこだわっていられない様子に見えた。「こんなことを思いついたのは、誰なの？ ヒダのタクミの仕事場がみんな
こうなの？ それとも、お前の仕事場だけのこと？」「たぶん、オレの小屋だけのことでしょう」 ヒメはうなずきもしなかったが、やがて満足のために笑顔は冴えかがやいた。三年昔、オレが見納めにしたヒメの顔は、
にわかに真剣にひきしまって退屈しきった顔であったが、オレの小屋では笑顔の絶えることがなかった。「火をつけなくてよかったね。燃してしまうと、これを見ることができなかったわ」 ヒメは全てを見終ると満足し
て呟いたが、「でも、もう、燃してしまうがよい」 侍女に枯れ柴をつませて火をかけさせた。小屋が煙につつまれ、一時にどッと燃えあがるのを見とどけると、ヒメはオレに云った。「珍しいミロクの像をありがとう。
他の二ツにくらべて、百層倍も、千層倍も、気に入りました。ゴホービをあげたいから、着物をきかえておいで」 明るい無邪気な笑顔であった。オレの目にそれをのこしてヒメは去った。オレは侍女にみちびかれて入浴
し、ヒメが与えた着物にきかえた。そして、奥の間へみちびかれた。 オレは恐怖のために、入浴中からウワの空であった。いよいよヒメに殺されるのだとオレは思った。 オレはヒメの無邪気な笑顔がどのようなもので
あるかを思い知ることができた。エナコがオレの耳を斬り落すのを眺めていたのもこの笑顔だし、オレの小屋の天井からぶらさがった無数の蛇を眺めていたのもこの笑顔だ。オレの耳を斬り落せとエナコに命じたのもこの
笑顔であるが、エナコのクビをオレの斧で斬り落せと沙汰のでたのも、実はこの笑顔がそれを見たいと思ったからに相違ない。 あのとき、アナマロが早くここを逃げよとオレにすすめて、長者も内々オレがここから逃げ
ることを望んでおられると言ったが、まさしく思い当る言葉である。この笑顔に対しては、長者も施す術がないのであろう。ムリもないとオレは思った。 人の祝う元日に、ためらう色もなくわが家の一隅に火をかけたこ
の笑顔は、地獄の火も怖れなければ、血の池も怖れることがなかろう。ましてオレが造ったバケモノなぞは、この笑顔が七ツ八ツのころのママゴト道具のたぐいであろう。「珍しいミロクの像をありがとう。他のものの百
層倍、千層倍も、気に入りました」 というヒメの言葉を思いだすと、オレはその怖ろしさにゾッとすくんだ。 オレの造ったあのバケモノになんの凄味があるものか。人の心をシンから凍らせるまことの力は一ツもこも
っていないのだ。 本当に怖ろしいのは、この笑顔だ。この笑顔こそは生きた魔神も怨霊も及びがたい真に怖ろしい唯一の物であろう。 オレは今に至ってようやくこの笑顔の何たるかをさとったが、三年間の仕事の間、
怖ろしい物を造ろうとしていつもヒメの笑顔に押されていたオレは、分らぬながらも心の一部にそれを感じていたのかも知れない。真に怖ろしいものを造るためなら、この笑顔に押されるのは当り前の話であろう。真に怖
ろしいものは、この笑顔にまさるものはないのだから。 今生の思い出に、この笑顔を刻み残して殺されたいとオレは考えた。オレにとっては、ヒメがオレを殺すことはもはや疑う余地がなかった。それも、今日、風呂か
らあがって奥の間へみちびかれて匆々《そうそう》にヒメはオレを殺すであろう。蛇のようにオレを裂いて逆さに吊すかも知れないと思った。そう思うと恐怖に息の根がとまりかけて、オレは思わず必死に合掌の一念であ
ったが、真に泣き悶えて合掌したところで、あの笑顔が何を受けつけてくれるものでもあるまい。 この運命をきりぬけるには、ともかくこの一ツの方法があるだけだとオレは考えた。それはオレのタクミとしての必死の
願望にもかなっていた。とにかくヒメに頼んでみようとオレは思った。そして、こう心がきまると、オレはようやく風呂からあがることができた。 オレは奥の間へみちびかれた。長者がヒメをしたがえて現れた。オレは
挨拶ももどかしく、ヒタイを下にすりつけて、必死に叫んだ。オレは顔をあげる力がなかったのだ。「今生のお願いでございます。お姫サマのお顔お姿を刻ませて下さいませ。それを刻み残せば、あとはいつ死のうとも悔
いはございません」 意外にもアッサリと長者の返答があった。「ヒメがそれに同意なら、願ってもないことだ。ヒメよ。異存はないか」 それに答えたヒメの言葉もアッサリと、これまた意外千万であった。「私が耳男
にそれを頼むつもりでしたの。耳男が望むなら申分ございません」「それは、よかった」 長者は大そう喜んで思わず大声で叫んだが、オレに向って、やさしく云った。「耳男よ。顔をあげよ。三年の間、御苦労だった。
- 562 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:17.30 .net
- >>549
すず信ライン考えろ
- 563 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:20.00 .net
- >>549
思う存分俺を殴れ
- 564 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:22.10 .net
- >>500
それなりどころじゃないでしょ
- 565 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:36.59 .net
- >>529
年末に匂わせて年明けに解禁すりゃお年玉で投げるやろ？
- 566 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:44.36 .net
- >>545
それでガチで仲悪くなって崩壊してるんだから世話ないよなｗ
- 567 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:45.95 .net
- シギなことであった。ヒメの冴え冴えとした笑顔、澄んだツブラな目のせいであろうか。オレは夢を見たようにフシギでならぬ。 オレはエナコが刀のサヤを払うまいと思ったから、その思いを目にこめてウットリとヒメ
の笑顔に見とれた。思えばこれが何よりの不覚、心の隙であったろう。 オレがすさまじい気魄に気がついて目を転じたとき、すでにエナコはズカズカとオレの目の前に進んでいた。 シマッタ！ とオレは思った。エナ
コはオレの鼻先で懐剣のサヤを払い、オレの耳の尖《さき》をつまんだ。 オレは他の全てを忘れて、ヒメを見た。ヒメの言葉がある筈だ。エナコに与えるヒメの言葉が。あの冴え冴えと澄んだ童女の笑顔から当然ほとば
しる鶴の一声が。 オレは茫然とヒメの顔を見つめた。冴えた無邪気な笑顔を。ツブラな澄みきった目を。そしてオレは放心した。このようにしているうちに順を追うてオレの耳が斬り落されるのをオレはみんな知ってい
たが、オレの目はヒメの顔を見つめたままどうすることもできなかったし、オレの心は目にこもる放心が全部であった。オレは耳をそぎ落されたのちも、ヒメをボンヤリ仰ぎ見ていた。 オレの耳がそがれたとき、オレは
ヒメのツブラな目が生き生きとまるく大きく冴えるのを見た。ヒメの頬にやや赤みがさした。軽い満足があらわれて、すぐさま消えた。すると笑いも消えていた。ひどく真剣な顔だった。考え深そうな顔でもあった。なん
だ、これで全部か、とヒメは怒っているように見えた。すると、ふりむいて、ヒメは物も云わず立ち去ってしまった。 ヒメが立ち去ろうとするとき、オレの目に一粒ずつの大粒の涙がたまっているのに気がついた。 そ
れからの足かけ三年というものは、オレの戦いの歴史であった。 オレは小屋にとじこもってノミをふるッていただけだが、オレがノミをふるう力は、オレの目に残るヒメの笑顔に押されつづけていた。オレはそれを押し
返すために必死に戦わなければならなかった。 オレがヒメに自然に見とれてしまったことは、オレがどのようにあがいても所詮勝味がないように思われたが、オレは是が非でも押し返して、怖ろしいモノノケの像をつく
らなければとあせった。 オレはひるむ心が起ったとき水を浴びることを思いついた。十パイ二十パイと気が遠くなるほど水を浴びた。また、ゴマをたくことから思いついて、オレは松ヤニをいぶした。また足のウラの土
フマズに火を当てて焼いた。それらはすべてオレの心をふるい起して、襲いかかるように仕事にはげむためであった。 オレの小屋のまわりはジメジメした草むらで無数の蛇の棲み家だから、小屋の中にも蛇は遠慮なくも
ぐりこんできたが、オレはそれをひッさいて生き血をのんだ。そして蛇の死体を天井から吊るした。蛇の怨霊がオレにのりうつり、また仕事にものりうつれとオレは念じた。 オレは心のひるむたびに草むらにでて蛇をと
り、ひッさいて生き血をしぼり、一息に呷《あお》って、のこるのを造りかけのモノノケの像にしたたらせた。 日に七匹、また十匹ととったから、一夏を終らぬうちに、小屋のまわりの草むらの蛇は絶えてしまった。オ
レは山に入って日に一袋の蛇をとった。 小屋の天井は吊るした蛇の死体で一パイになった。ウジがたかり、ムンムンと臭気がたちこめ、風にゆれ、冬がくるとカサカサと風に鳴った。 吊るした蛇がいッせいに襲いかか
ってくるような幻を見ると、オレはかえって力がわいた。蛇の怨霊がオレにこもって、オレが蛇の化身となって生れ変った気がしたからだ。そして、こうしなければ、オレは仕事をつづけることができなかったのだ。 オ
レはヒメの笑顔を押し返すほど力のこもったモノノケの姿を造りだす自信がなかったのだ。オレの力だけでは足りないことをさとっていた。それと戦う苦しさに、いッそ気が違ってしまえばよいと思ったほどだ。オレの心
がヒメにとりつく怨霊になればよいと念じもした。しかし、仕事の急所に刻みかかると、必ず一度はヒメの笑顔に押されているオレのヒルミに気がついた。 三年目の春がきたとき、七分通りできあがって仕上げの急所に
かかっていたから、オレは蛇の生き血に飢えていた。オレは山にわけこんで兎や狸や鹿をとり、胸をさいて生き血をしぼり、ハラワタをまきちらした。クビを斬り落して、その血を像にしたたらせた。「血を吸え。そして
、ヒメの十六の正月にイノチが宿って生きものになれ。人を殺して生き血を吸う鬼となれ」 それは耳の長い何ものかの顔であるが、モノノケだか、魔神だか、死神だか、鬼だか、怨霊だか、オレにも得体が知れなかった
。オレはただヒメの笑顔を押し返すだけの力のこもった怖ろしい物でありさえすれば満足だった。 秋の中ごろにチイサ釜が仕事を終えた。また秋の終りには青ガサも仕事を終えた。オレは冬になって、ようやく像を造り
- 568 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:46.16 .net
- 拡散してください
この世の悪の構造を完全解明
「産ませて、殺して、ピラミッド（バベルの塔）を建てる＝賽の河原」
→ヒクソスアルタイ遊牧民による人間牧場
人の命でネズミ講
ピラミッド＝巨大な電子銃＝市民を殺傷する兵器＝死体の塔
フリーメーソン＝ヒクソスアルタイ遊牧民配下のピラミッド建設奴隷団
ピラミッド（バベルの塔）は兵器であり、権力者が気に食わない市民を殺傷するために使われた
現代においてはテレビやラジオの電波塔がそれにあたります。
＝巨大な電子銃 兼メデューサの目（電波望遠鏡） 兼地獄耳（超高性能集音機）
電子銃は絶縁体が不可欠であり、その原料は人の死体である。
なので、産めよ増やせよのモレク崇拝 稲荷信仰を市民に押し付ける
増えたら戦争だとか不景気だとか適当に理由を作って大量虐殺
減った分は性風俗産業やマスゴミを使って出産を煽り補填
つまり、人間の命でネズミ講して、ぶっ殺した死体でピラミッド電子銃の内壁に塗る絶縁体を製造
絶縁体は劣化して剥がれ落ちるため、定期的に塗りなおさなければ電波塔を維持できない
→殺人無限ループ。構造的に、必ず殺人を伴います まさに地獄絵図 賽の河原です
＝アブラカダブラ錬金術
ネズミ講なので、必ず破綻します
この構造を隠蔽する仕組みが、いわゆる集団ストーカー問題（秘密警察・密告制度）
自殺強要ガスライティング犯罪ですので、口封じと同時に死体の調達も兼ねています 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:ef20978b35fc48c3dfa8873fa17072d6)
- 569 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:49.99 .net
- >>552
とらドラのせい
とらドラを評価する世間が悪い
- 570 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:50.48 .net
- >>536
言わない方が安心出来たわざわざ言うってことはやましいことがあるという事だし
- 571 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:52.49 .net
- >>525
こんな歪な商売3年も持てば大成功だぞ
お前は早く目を覚ませ終わりはすぐそこだ
- 572 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:57:58.23 .net
- >>544
こういう生臭さをキャラとして消せるかvtuber。
こいつらはどこまでも生主なんやな
- 573 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:05.69 .net
- パリィ、はにすと、アズマリム見てて思うのは
女の子と働くのは大変だ…
- 574 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:06.87 .net
- >>562
越えなきゃいけない無数のラインを
飛び越してみよう一緒にせーので
- 575 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:14.84 .net
- >>527
せめて年明け後
2019年はイベント等より積極的な活動を予定しております
とかお題目を掲げたらさらに良かった
- 576 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:17.01 .net
- ろしいものは、この笑顔にまさるものはないのだから。 今生の思い出に、この笑顔を刻み残して殺されたいとオレは考えた。オレにとっては、ヒメがオレを殺すことはもはや疑う余地がなかった。それも、今日、風呂か
らあがって奥の間へみちびかれて匆々《そうそう》にヒメはオレを殺すであろう。蛇のようにオレを裂いて逆さに吊すかも知れないと思った。そう思うと恐怖に息の根がとまりかけて、オレは思わず必死に合掌の一念であ
ったが、真に泣き悶えて合掌したところで、あの笑顔が何を受けつけてくれるものでもあるまい。 この運命をきりぬけるには、ともかくこの一ツの方法があるだけだとオレは考えた。それはオレのタクミとしての必死の
願望にもかなっていた。とにかくヒメに頼んでみようとオレは思った。そして、こう心がきまると、オレはようやく風呂からあがることができた。 オレは奥の間へみちびかれた。長者がヒメをしたがえて現れた。オレは
挨拶ももどかしく、ヒタイを下にすりつけて、必死に叫んだ。オレは顔をあげる力がなかったのだ。「今生のお願いでございます。お姫サマのお顔お姿を刻ませて下さいませ。それを刻み残せば、あとはいつ死のうとも悔
いはございません」 意外にもアッサリと長者の返答があった。「ヒメがそれに同意なら、願ってもないことだ。ヒメよ。異存はないか」 それに答えたヒメの言葉もアッサリと、これまた意外千万であった。「私が耳男
にそれを頼むつもりでしたの。耳男が望むなら申分ございません」「それは、よかった」 長者は大そう喜んで思わず大声で叫んだが、オレに向って、やさしく云った。「耳男よ。顔をあげよ。三年の間、御苦労だった。
お前のミロクは皮肉の作だが、彫りの気魄、凡手の作ではない。ことのほかヒメが気に入ったようだから、それだけでオレは満足のほかにつけ加える言葉はない。よく、やってくれた」 長者とヒメはオレに数々のヒキデ
モノをくれた。そのとき、長者がつけ加えて、言った。「ヒメの気に入った像を造った者にはエナコを与えると約束したが、エナコは死んでしまったから、この約束だけは果してやれなくなったのが残念だ」 すると、そ
れをひきとって、ヒメが言った。「エナコは耳男の耳を斬り落した懐剣でノドをついて死んでいたのよ。血にそまったエナコの着物は耳男がいま下着にして身につけているのがそれよ。身代りに着せてあげるために、男物
に仕立て直しておいたのです」 オレはもうこれしきのことでは驚かなくなっていたが、長者の顔が蒼ざめた。ヒメはニコニコとオレを見つめていた。 そのころ、この山奥にまでホーソーがはやり、あの村にも、この里
にも、死ぬ者がキリもなかった。疫病はついにこの村にも押し寄せたから、家ごとに疫病除けの護符をはり、白昼もかたく戸を閉して、一家ヒタイを集めて日夜神仏に祈っていたが、悪魔はどの隙間から忍びこんでくるも
のやら、日ましに死ぬ者が多くなる一方だった。 長者の家でも広い邸内の雨戸をおろして家族は日中も息を殺していたが、ヒメの部屋だけは、ヒメが雨戸を閉めさせなかった。「耳男の造ったバケモノの像は、耳男が無
数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
- 577 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:26.26 .net
- おピピだけは俺を裏切らない
- 578 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:34.20 .net
- >>531
すげーしっくりくる
- 579 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:39.60 .net
- ヒメヒナの新曲マダー？
- 580 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:49.37 .net
- 数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
はむしろ鋭く秘密を射当てることがあるものだ。ヒメの顔をつつんでいる目に見えぬ匂いを、オレのノミが刻みださなければならないのだな」 オレはそんなことを考えた。 そして、このあどけない笑顔がいつオレを殺
すかも知れない顔だと考えると、その怖れがオレの仕事の心棒になった。ふと手を休めて気がつくと、その怖れが、だきしめても足りないほどなつかしく心にしみる時があった。 ヒメがオレの小屋へ現れて、「今日も人
が死んだわ」 と云うとき、オレは何も言うことがなくて、概ねヒメの笑顔を見つめているばかりであった。 オレはヒメの本心を訊いてみたいとは思わなかった。俗念は無益なことだ。ヒメに本心があるとすれば、あど
けない笑顔が、そして匂いが全てなのだ。すくなくともタクミにとってはそれが全てであるし、オレの現身《うつしみ》にとってもそれが全てであろう。三年昔、オレがヒメの顔に見とれたときから、それが全部であるこ
とがすでに定められたようなものだった。 どうやらホーソー神が通りすぎた。この村の五分の一が死んでいた。長者の邸には多数の人々が住んでいるのに、一人も病人がでなかったから、オレの造ったバケモノが一躍村
- 581 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:50.74 .net
- >>545
VTuberってそういう信者が沸くのが一般的なコンテンツなんだよ
アイドルと全く同じ
- 582 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:52.62 .net
- >>500
そんな底辺と比べて悲しくないんか？
- 583 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:53.72 .net
- オレに挨拶なしですずと付き合うとか許せなんな
ちゃんとすず信に許可とってから付き合ってくれ
- 584 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:54.34 .net
- >>573
アイドルになりたいと思う自己顕示欲のつよい女の子な
- 585 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:56.54 .net
- スパチャ今日から解禁？
- 586 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:58.35 .net
- 俺のすずがすまんな
- 587 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:58:58.87 .net
- >>574
巻き込むな
独りで”イケ”
- 588 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:02.48 .net
- >>558
初めての放送の時馬も結構な額投げてたよな
- 589 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:07.82 .net
- >>552
あにまーれ見てると女の醜いところが凝縮されてるわ
刺激求めてるアンチはあにまーれ行け
- 590 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:09.69 .net
- スパチャ減ったら新規引っ張りに外部コラボでしょ
- 591 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:16.81 .net
- お？荒らしか？
- 592 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:21.48 .net
- ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
とを。虫ケラ同然のハタ織女にヒダの耳男はてんでハナもひッかけやしねえや。東国の森に棲む虫ケラに耳をかまれただけだと思えば腹も立たない道理じゃないか。虫ケラの死に首も生き首も欲しかアねえや」 こう喚い
てやったが、顔がまッかに染まり汗が一時に溢れでたのは、オレの心を裏切るものであった。 顔が赤く染まって汗が溢れでたのは、この女の生き首が欲しい下心のせいではなかった。オレを憎むワケがあるとは思われぬ
のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
帰るだけだと考えていた。 有りもせぬ下心を疑られては迷惑だとかねて甚だ気にかけていたことを、思いもよらずアナマロの口からきいたから、オレは虚をつかれて、うろたえてしまったのだ。一度うろたえてしまうと
、それを恥じたり気に病んだりして、オレの顔は益々熱く燃え、汗は滝の如くに湧き流れるのはいつもの例であった。「こまったことだ。残念なことだ。こんなに汗をビッショリかいて慌ててしまえば、まるでオレの下心
がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
生き首もマッピラでさア」 ヒメはニッコリうなずいた。ヒメはエナコに向って云った。「エナコよ。耳男の片耳もかんでおやり。虫ケラにかまれても腹が立たないそうですから、存分にかんであげるといいわ。虫ケラの
歯を貸してあげます。なくなったお母様の形見の品の一ツだけど、耳男の耳をかんだあとではお前にあげます」 ヒメは懐剣をとって侍女に渡した。侍女はそれをささげてエナコの前に差出した。 オレはエナコがよもや
それを受けとるとは考えていなかった。斧でクビを斬る代りにイマシメの縄をきりはらってやったオレの耳を斬る刀だ。 しかし、エナコは受けとった。なるほど、ヒメの与えた刀なら受けとらぬワケにはゆくまいが、よ
もやそのサヤは払うまいとまたオレは考えた。 可憐なヒメは無邪気にイタズラをたのしんでいる。その明るい笑顔を見るがよい。虫も殺さぬ笑顔とは、このことだ。イタズラをたのしむ亢奮もなければ、何かを企む翳り
もない。童女そのものの笑顔であった。 オレはこう思った。問題は、エナコが巧みな言葉で手に受けた懐剣をヒメに返すことができるかどうか、ということだ。まんまと懐剣をせしめることができるほど巧みな言葉を思
いつけば、尚のこと面白い。それに応じて、オレがうまいこと警句の一ツも合せることができれば、この上もなしであろう。ヒメは満足してスダレをおろすに相違ない。 オレがこう考えたのは、あとで思えばフシギなこ
とだ。なぜなら、ヒメはエナコに懐剣を与えて、オレの耳を斬れと命じているのだし、オレが片耳を失ったのもその大本はと云えばヒメからではないか。そして、オレが怖ろしい魔神の像をきざんでやるぞと心をきめたの
もヒメのため。その像を見ておどろく人もまずヒメでなければならぬ筈だ。そのヒメがエナコに懐剣を与えてオレの耳を斬り落せと命じているのに、オレがそれを幸福な遊びのひとときだとふと考えていたのは、思えばフ
シギなことであった。ヒメの冴え冴えとした笑顔、澄んだツブラな目のせいであろうか。オレは夢を見たようにフシギでならぬ。 オレはエナコが刀のサヤを払うまいと思ったから、その思いを目にこめてウットリとヒメ
- 593 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:28.02 .net
- なんだドル部の薄い本TLに流れてきた描いてる奴いるんだな
2日目に寄っておくか
- 594 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:29.81 .net
- なとりは今夜セックスしまくって次の配信艶っぽくなるから期待しておけ
- 595 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:35.37 .net
- すず信やはり凶暴だな
- 596 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:46.39 .net
- >>545
ドルガイジと同じだな
- 597 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:47.68 .net
- できなかった。しかし、気おくれをジッと押えて、見つめているうちに次第に平静にかえる満足を感じたとき、オレは親方の教訓の重大な意味が分ったような気がするのだった。のしかかるように見つめ伏せてはダメだ。
その人やその物とともに、ひと色の水のようにすきとおらなければならないのだ。 オレは夜長ヒメを見つめた。ヒメはまだ十三だった。身体はノビノビと高かったが、子供の香がたちこめていた。威厳はあったが、怖ろ
しくはなかった。オレはむしろ張りつめた力がゆるんだような気がしたが、それはオレが負けたせいかも知れない。そして、オレはヒメを見つめていた筈だが、ヒメのうしろに広々とそびえている乗鞍山《ノリクラヤマ》
が後々まで強くしみて残ってしまった。 アナマロはオレを長者にひき合せて、「これが耳男《ミミオ》でございます。若いながらも師の骨法をすべて会得し、さらに独自の工夫も編みだしたほどの師匠まさりで、青ガサ
やフル釜と技を競ってオクレをとるとは思われぬと師が口をきわめてほめたたえたほどのタクミであります」 意外にも殊勝なことを言った。すると長者はうなずいたが、「なるほど、大きな耳だ」 オレの耳を一心に見
つめた。そして、また云った。「大耳は下へ垂れがちなものだが、この耳は上へ立ち、頭よりも高くのびている。兎の耳のようだ。しかし、顔相は、馬だな」 オレの頭に血がさかまいた。オレは人々に耳のことを言われ
た時ほど逆上し、混乱することはない。いかな勇気も決心も、この混乱をふせぐことができないのだ。すべての血が上体にあがり、たちまち汗がしたたった。それはいつものことではあるが、この日の汗はたぐいのないも
のだった。ヒタイも、耳のまわりも、クビ筋も、一時に滝のように汗があふれて流れた。 長者はそれをフシギそうに眺めていた。すると、ヒメが叫んだ。「本当に馬にそッくりだわ。黒い顔が赤くなって、馬の色にそッ
くり」 侍女たちが声をたてて笑った。オレはもう熱湯の釜そのもののようであった。溢れたつ湯気も見えたし、顔もクビも胸も背も、皮膚全体が汗の深い河であった。 けれどもオレはヒメの顔だけは見つめなければい
けないし、目を放してはいけないと思った。一心不乱にそう思い、それを行うために力をつくした。しかし、その努力と、湧き立ち溢れる混乱とは分離して並行し、オレは処置に窮して立ちすくんだ。長い時間が、そして
、どうすることもできない時間がすぎた。オレは突然ふりむいて走っていた。他に適当な行動や落附いた言葉などを発すべきだと思いつきながら、もっとも欲しない、そして思いがけない行動を起してしまったのである。
オレはオレの部屋の前まで走っていった。それから、門の外まで走って出た。それから歩いたが、また、走った。居たたまらなかったのだ。オレは川の流れに沿うて山の雑木林にわけ入り、滝の下で長い時間岩に腰かけ
ていた。午《ひる》がすぎた。腹がへった。しかし、日が暮れかかるまでは長者の邸へ戻る力が起らなかった。 オレに五六日おくれて青ガサが着いた。また五六日おくれて、フル釜の代りに倅《せがれ》の小釜（チイサ
ガマ）が到着した。それを見ると青ガサは失笑して云った。「馬耳の師匠だけかと思ったら、フル釜もか。この青ガサに勝てぬと見たのは殊勝なことだが、身代りの二人の小者が気の毒だ」 ヒメがオレを馬に見立ててか
ら、人々はオレをウマミミとよぶようになっていた。 オレは青ガサの高慢が憎いと思ったが、だまっていた。オレの肚はきまっていたのだ。ここを死場所と覚悟をきめて一心不乱に仕事に精をうちこむだけだ。 チイサ
釜はオレの七ツ兄だった。彼の父のフル釜も病気と称して倅を代りに差し向けたが、取沙汰では仮病であったと云われていた。使者のアナマロが一番おそく彼を迎えにでかけたので腹を立てたのだそうだ。しかし、チイサ
釜が父に劣らぬタクミであるということはすでに評判があったから、オレの場合のように意外な身代りではなかったのである。 チイサ釜は腕によほどの覚えがあるのか、青ガサの高慢を眉の毛の一筋すらも動かすことな
く聞きながした。そして、青ガサにも、またオレにも、同じように鄭重《ていちょう》に挨拶した。ひどく落附いた奴だと思って薄気味がわるかったが、その後だんだん見ていると、奴はオハヨウ、コンチハ、コンバンハ
、などの挨拶以外には人に話しかけないことが分った。 オレが気がついたと同じことを、青ガサも気がついた。そして彼はチイサ釜に云った。「オメエはどういうわけで挨拶の口上だけはヌカリなく述べやがるんだ。ま
るでヒタイへとまったハエは手で払うものだときめたようにウルサイぞ。タクミの手はノミを使うが、一々ハエを追うために肩の骨が延びてきたわけではあるまい。人の口は必要を弁じるために孔があいているのだが、朝
- 598 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:54.55 .net
- あにまーれ、にじさんじと、ドル部、ハニストの対比は社会学的に面白い
- 599 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 09:59:59.39 .net
- クソが
- 600 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:01.17 .net
- そもそも因幡ってガチ信者しかついてこれないような
元から狭いコミュニティの女王気質のキャラだろ
過激発言が面白いってんで俺も一時期登録してたけど
たまに挟んでくるガチメンヘラムーブが無理で解除したわ
- 601 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:08.56 .net
- >>594
なとりは日頃からセックスしてるから変わらないだろ
- 602 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:12.03 .net
- いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
- 603 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:15.84 .net
- >>573
パリィって何？
- 604 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:17.83 .net
- ゲリラきた
https://youtu.be/piH1VzLuImk
- 605 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:23.46 .net
- >>595
五月蝿えよ今日は朝からイライラしてんだよ噛み殺すぞ調子乗ってると
- 606 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:26.26 .net
- それなとりじゃーん
- 607 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:31.20 .net
- >>598
社会学的にはこの先どうなる？
- 608 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:34.16 .net
- 、どうすることもできない時間がすぎた。オレは突然ふりむいて走っていた。他に適当な行動や落附いた言葉などを発すべきだと思いつきながら、もっとも欲しない、そして思いがけない行動を起してしまったのである。
オレはオレの部屋の前まで走っていった。それから、門の外まで走って出た。それから歩いたが、また、走った。居たたまらなかったのだ。オレは川の流れに沿うて山の雑木林にわけ入り、滝の下で長い時間岩に腰かけ
ていた。午《ひる》がすぎた。腹がへった。しかし、日が暮れかかるまでは長者の邸へ戻る力が起らなかった。 オレに五六日おくれて青ガサが着いた。また五六日おくれて、フル釜の代りに倅《せがれ》の小釜（チイサ
- 609 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:35.26 .net
- https://you tu.be/i2XBF4CuA1c?t=3772
一方ハニストは全員で事務所にクリスマスプレゼント送って事務所からランダムに再発送してもらって交換会してるぞ
怖いか？
- 610 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:40.56 .net
- >>598
よそもあまり知らんけどガイジ濃度が最も高いのがドル部なんじゃないの
- 611 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:43.08 .net
- >>603
相手の攻撃をはじくこと
- 612 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:45.72 .net
- >>605
すず信やはり凶暴だな
- 613 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:00:50.54 .net
- >>590
男とコラボで厄介なユニコーンも切れるし一石二鳥だな
- 614 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:02.09 .net
- >>590
て、底辺生主～
- 615 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:02.70 .net
- >>604
1分以内に貼るとか神田好きすぎない？
- 616 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:02.96 .net
- >>604
なんだ神田ダンクした
- 617 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:06.61 .net
- >>605
雑か
- 618 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:07.85 .net
- >>610
この中で比べたら断トツで薄い
- 619 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:12.91 .net
- >>612
黙れよクズが
- 620 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:15.48 .net
- >>609
事務所使い方うまいな
- 621 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:17.57 .net
- >>611
滑ったな
- 622 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:23.13 .net
- い時だ」「それは、ほんとね？」 オレはそれをきいたとき、忘れることのできない特徴のあるヒメの抑揚をききつけて、声の主はヒメその人だと直覚した。にわかにオレの全身が恐怖のために凍ったように思った。どう
してよいのか分らなくて、オレはウロウロとむなしく時間を費した。「私が居るうちに出ておいで。出てこなければ、出てくるようにしてあげますよ」 静かな声がこう云った。ヒメが侍女に命じて戸の外に何か積ませて
いたのをオレはさとっていたが、火打石をうつ音に、それは枯れ柴だと直感した。オレははじかれたように戸口へ走り、カンヌキを外して戸をあけた。 戸があいたのでそこから風が吹きこむように、ヒメはニコニコと小
屋の中へはいってきた。オレの前を通りこして、先に立って中へはいった。 三年のうちにヒメのカラダは見ちがえるようにオトナになっていた。顔もオトナになっていたが、無邪気な明るい笑顔だけは、三年前と同じよ
うに澄みきった童女のものであった。 侍女たちは小屋の中をみてたじろいだ。ヒメだけはたじろいだ気色がなかった。ヒメは珍しそうに室内を見まわし、また天井を見まわした。蛇は無数の骨となってぶらさがっていた
が、下にも無数の骨が落ちてくずれていた。「みんな蛇ね」 ヒメの笑顔に生き生きと感動がかがやいた。ヒメは頭上に手をさしのばして垂れ下っている蛇の白骨の一ツを手にとろうとした。その白骨はヒメの肩に落ちく
ずれた。それを軽く手で払ったが、落ちた物には目もくれなかった。一ツ一ツが珍しくて、一ツの物に長くこだわっていられない様子に見えた。「こんなことを思いついたのは、誰なの？ ヒダのタクミの仕事場がみんな
こうなの？ それとも、お前の仕事場だけのこと？」「たぶん、オレの小屋だけのことでしょう」 ヒメはうなずきもしなかったが、やがて満足のために笑顔は冴えかがやいた。三年昔、オレが見納めにしたヒメの顔は、
にわかに真剣にひきしまって退屈しきった顔であったが、オレの小屋では笑顔の絶えることがなかった。「火をつけなくてよかったね。燃してしまうと、これを見ることができなかったわ」 ヒメは全てを見終ると満足し
て呟いたが、「でも、もう、燃してしまうがよい」 侍女に枯れ柴をつませて火をかけさせた。小屋が煙につつまれ、一時にどッと燃えあがるのを見とどけると、ヒメはオレに云った。「珍しいミロクの像をありがとう。
他の二ツにくらべて、百層倍も、千層倍も、気に入りました。ゴホービをあげたいから、着物をきかえておいで」 明るい無邪気な笑顔であった。オレの目にそれをのこしてヒメは去った。オレは侍女にみちびかれて入浴
し、ヒメが与えた着物にきかえた。そして、奥の間へみちびかれた。 オレは恐怖のために、入浴中からウワの空であった。いよいよヒメに殺されるのだとオレは思った。 オレはヒメの無邪気な笑顔がどのようなもので
あるかを思い知ることができた。エナコがオレの耳を斬り落すのを眺めていたのもこの笑顔だし、オレの小屋の天井からぶらさがった無数の蛇を眺めていたのもこの笑顔だ。オレの耳を斬り落せとエナコに命じたのもこの
笑顔であるが、エナコのクビをオレの斧で斬り落せと沙汰のでたのも、実はこの笑顔がそれを見たいと思ったからに相違ない。 あのとき、アナマロが早くここを逃げよとオレにすすめて、長者も内々オレがここから逃げ
ることを望んでおられると言ったが、まさしく思い当る言葉である。この笑顔に対しては、長者も施す術がないのであろう。ムリもないとオレは思った。 人の祝う元日に、ためらう色もなくわが家の一隅に火をかけたこ
の笑顔は、地獄の火も怖れなければ、血の池も怖れることがなかろう。ましてオレが造ったバケモノなぞは、この笑顔が七ツ八ツのころのママゴト道具のたぐいであろう。「珍しいミロクの像をありがとう。他のものの百
層倍、千層倍も、気に入りました」 というヒメの言葉を思いだすと、オレはその怖ろしさにゾッとすくんだ。 オレの造ったあのバケモノになんの凄味があるものか。人の心をシンから凍らせるまことの力は一ツもこも
っていないのだ。 本当に怖ろしいのは、この笑顔だ。この笑顔こそは生きた魔神も怨霊も及びがたい真に怖ろしい唯一の物であろう。 オレは今に至ってようやくこの笑顔の何たるかをさとったが、三年間の仕事の間、
怖ろしい物を造ろうとしていつもヒメの笑顔に押されていたオレは、分らぬながらも心の一部にそれを感じていたのかも知れない。真に怖ろしいものを造るためなら、この笑顔に押されるのは当り前の話であろう。真に怖
ろしいものは、この笑顔にまさるものはないのだから。 今生の思い出に、この笑顔を刻み残して殺されたいとオレは考えた。オレにとっては、ヒメがオレを殺すことはもはや疑う余地がなかった。それも、今日、風呂か
- 623 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:25.44 .net
- >>615
通知入れてるからね
- 624 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:27.36 .net
- >>617
殺すぞ
- 625 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:29.02 .net
- ニチニチニチ…
- 626 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:34.46 .net
- >>609
意味が分からない
- 627 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:39.39 .net
- >>610
因幡組をご存知でない？
- 628 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:45.37 .net
- >>621
事実を指摘されて悔しかった？ｗ
- 629 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:47.80 .net
- カビ隈とはねるこそサークルクラッシャー
メンタル強いからやめることもない
- 630 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:48.41 .net
- 、他に適役があらア。つまらねえことでオレの気を散らさねえように願いますよ」 ブツブツ云いながら、手に斧をとってくると、アナマロは妙な目附で上下にオレを見定めたあとで、「まア、坐れ」 彼はこう云って、
まず自分から材木の切れッ端に腰をおろした。オレも差向いに腰をおろした。「馬耳よ。よく聞け。お主《ヌシ》が青ガサやチイサ釜とあくまで腕くらべをしたい気持は殊勝であるが、こんなウチで仕事をしたいとは思う
まい」「どういうわけで！」「フム。よく考えてみよ。お主、耳をそがれて、痛かったろう」「耳の孔にくらべると、耳の笠はよけい物と見えて、血どめに毒ダミの葉のきざんだ奴を松ヤニにまぜて塗りたくッておいたら
、事もなく痛みもとれたし、結構、耳の役にも立つようですよ」「この先、ここに居たところで、お主のためにロクなことは有りやしないぞ。片耳ぐらいで済めばよいが、命にかかわることが起るかも知れぬ。悪いことは
云わぬ。このまま、ここから逃げて帰れ。ここに一袋の黄金がある。お主が三ヵ年働いて立派なミロク像を仕上げたところで、かほど莫大な黄金をいただくわけには参るまい。あとはオレが良いように申上げておくから、
今のうちに早く帰れ」 アナマロの顔は意外に真剣だった。それほどオレが追いだしたいのか。三ヵ年の手当にまさる黄金を与えてまで追いだしたいほど、オレが不要なタクミなのか。こう思うと、怒りがこみあげた。オ
レは叫んだ。「そうですかい。あなた方のお考えじゃア、オレの手はノミやカンナをとるタクミの手じゃアなくて、斧で木を叩ッきるキコリの腕だとお見立てですかい。よかろう。オレは今日かぎりここのウチに雇われた
タクミじゃアありません。だが、この小屋で仕事だけはさせていただきましょう。食うぐらいは自分でやれるから、一切お世話にはなりませんし、一文もいただく必要はありません。オレが勝手に三ヵ年仕事をする分には
差支えありますまい」「待て。待て。お主はカン違いしているようだ。誰もお主が未熟だから追出そうとは言っておらぬぞ」「斧だけ持って出て行けと云われるからにゃア、ほかに考え様がありますまい」「さ。そのこと
だ」 アナマロはオレの両肩に手をかけて、変にシミジミとオレを見つめた。そして云った。「オレの言い方がまずかった。斧だけ持って一しょに参れと申したのは御主人様の言いつけだ。しかし、斧をもって一しょに参
らずに、ただ今すぐにここから逃げよと申すのは、オレだけの言葉だ。イヤ、オレだけではなく、長者も実は内々それを望んでおられる。じゃによって、この一袋の黄金をオレに手渡して、お主を逃がせ、とさとされてい
るのだ。それと申すのが、もしもお主がオレと一しょに斧をもって長者の前へまかりでると、お主のために良からぬことが起るからだ。長者はお主の身のためを考えておられる」 思わせぶりな言葉が、いっそうオレをい
らだたせた。「オレの身のためを思うなら、そのワケをザックバランに言ってもらおうじゃありませんか」「それを言ってやりたいが、言ったが最後タダではすまぬ言葉というものもあるものだ。だが、先程から申す通り
、お主の一命にかかわることが起るかも知れぬ」 オレは即座に肚をきめた。斧をぶらさげて立上った。「お供しましょう」「これさ」「ハッハッハ。ふざけちゃアいけませんや。はばかりながら、ヒダのタクミはガキの
時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
- 631 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:49.84 .net
- なとり～😭
- 632 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:54.40 .net
- すず信こっわ…
凶暴すぎるだろ
- 633 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:56.74 .net
- >>618
ドルガイジかよ
なにが社会学だよアホが
- 634 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:01:58.76 .net
- 神田くんもOWやってるの？
なとりとコラボする？
- 635 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:03.19 .net
- 個人に攻撃するドル信も大概だろ
- 636 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:03.44 .net
- >>621
弾いたんだぞ
- 637 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:08.72 .net
- 無職煽り いい加減にしろよ
何度も言わせるなよ
- 638 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:09.81 .net
- >>624
徹底するスタイルは評価する
- 639 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:10.18 .net
- >>609
割り箸界最強運営だと思う��
- 640 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:12.28 .net
- ねえ
お披露目生がもうないの結構寂しいんだけど
月一ぐらいでいいからシロ馬+アイドル部の生放送やってよ
- 641 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:12.45 .net
- ドル部は相手のやなところが見えてくるほど交流してないから
ただ表面的に出てないだけだろうよ
女がこんだけ集まりゃそうなるのは必至
- 642 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:13.04 .net
- >>609
なんであにまーれはこうなれなかったの？
- 643 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:13.13 .net
- 、お主の一命にかかわることが起るかも知れぬ」 オレは即座に肚をきめた。斧をぶらさげて立上った。「お供しましょう」「これさ」「ハッハッハ。ふざけちゃアいけませんや。はばかりながら、ヒダのタクミはガキの
時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
えたことはめッたにない。あべこべに、女の奴めがオレを仇のように憎みきっているというのが腑に落ちないぞ」 オレの咒いの一念はあげて魔神を刻むことにこめられているから、小癪な女一匹を考えるヒマがなかった
のだろう。オレは十五の歳に仲間の一人に屋根から突き落されて手と足の骨を折ったことがある。この仲間はササイなことでオレに恨みを持っていたのだ。オレは骨を折ったので三ヵ月ほど大工の仕事はできなかったが、
親方はオレがたった一日といえども仕事を休むことを許さなかった。オレは片手と片足で、欄間のホリモノをきざまなければならなかった。骨折の怪我というものは、夜も眠ることができないほど痛むものだ。オレは泣き
泣きノミをふるッていたが、泣き泣き眠ることができない長夜の苦しみよりも、泣き泣き仕事する日中の凌ぎよいことが分ってきた。折からの満月を幸いに、夜中に起きてノミをふるい、痛さに堪えかねて悶え泣いたこと
もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
- 644 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:16.28 .net
- >>499
Vチューバーをテレビで紹介したりと広めようとしてるのはわかるけど信者も演者もキモオタすぎって一般人お断りすぎるんだよね
その中でもとびきりオタク向けなドル部はこれ以上広くはならん
- 645 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:18.33 .net
- らん太郎ってどの辺がやばいの
ペヤングしか知らないからきになるわ
- 646 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:20.04 .net
- これ以上俺をイラつかせるな
- 647 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:25.24 .net
- お前らのためにコラボさせずにここまで来たんだから貢いでやれよ
- 648 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:26.24 .net
- ホロは？
- 649 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:27.41 .net
- 因幡は一度視聴者の声入り交流動画見たけど
無理無理無理無理無理だった
- 650 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:32.12 .net
- >>618
えねの件からして同じくらいだろ
- 651 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:34.05 .net
- >>637
黙れハゲ
- 652 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:36.86 .net
- 数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
- 653 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:46.88 .net
- >>610
お前はもっと色んな箱覗いてみたほうがいい
お前がここで対立煽りしてるのをガチでしてるような箱とかもあるし刺激的だからお前みたいなのはあにまーれとか見てみ？
多分楽しめるはず
- 654 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:52.39 .net
- >>650
全然
- 655 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:59.05 .net
- >>651
いい加減にしろよ糞ったれ
- 656 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:02:59.12 .net
- もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
とを。虫ケラ同然のハタ織女にヒダの耳男はてんでハナもひッかけやしねえや。東国の森に棲む虫ケラに耳をかまれただけだと思えば腹も立たない道理じゃないか。虫ケラの死に首も生き首も欲しかアねえや」 こう喚い
てやったが、顔がまッかに染まり汗が一時に溢れでたのは、オレの心を裏切るものであった。 顔が赤く染まって汗が溢れでたのは、この女の生き首が欲しい下心のせいではなかった。オレを憎むワケがあるとは思われぬ
のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
帰るだけだと考えていた。 有りもせぬ下心を疑られては迷惑だとかねて甚だ気にかけていたことを、思いもよらずアナマロの口からきいたから、オレは虚をつかれて、うろたえてしまったのだ。一度うろたえてしまうと
、それを恥じたり気に病んだりして、オレの顔は益々熱く燃え、汗は滝の如くに湧き流れるのはいつもの例であった。「こまったことだ。残念なことだ。こんなに汗をビッショリかいて慌ててしまえば、まるでオレの下心
がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
- 657 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:02.22 .net
- >>649
自分の声聞くようなもんだからな
- 658 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:17.61 .net
- >>655
ハゲであることを指摘されて怒り狂っちゃった？ｗ
- 659 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:22.37 .net
- >>640
シロ組敵に回すからダメだわ
昨日の木曽とか定期的にやったらえーちゃんそのもの
- 660 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:22.44 .net
- 、ためらう色もなくニッコリと蛇の生き血を飲みほすヒメはあまり無邪気で、怖ろしかった。 ヒメは三匹目の生き血までは一息に飲みほした。四匹目からは屋根や床上へまきちらした。 オレが袋の中の蛇をみんな裂い
て吊るし終ると、ヒメは言った。「もう一ッぺん山へ行って袋にいっぱい蛇をとってきてよ。陽のあるうちは、何べんもよ。この天井にいっぱい吊るすまでは、今日も、明日も、明後日も。早く」 もう一度だけ蛇とりに
行ってくると、その日はもうたそがれてしまった。ヒメの笑顔には無念そうな翳がさした。吊るされた蛇と、吊るされていない空間とを、充ち足りたように、また無念げに、ヒメの笑顔はしばし高楼の天井を見上げて動か
なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
たように、すくんで動けなくなってしまった。ヒメの声はすきとおるように静かで無邪気であったから、尚のこと、この上もなく怖ろしいものに思われた。ヒメが蛇の生き血をのみ、蛇の死体を高楼に吊るしているのは、
村の人々がみんな死ぬことを祈っているのだ。 オレは居たたまらずに一散に逃げたいと思いながら、オレの足はすくんでいたし、心もすくんでいた。オレはヒメが憎いとはついぞ思ったことがないが、このヒメが生きて
いるのは怖ろしいということをその時はじめて考えた。 しらじら明けに、ちゃんと目がさめた。ヒメのいいつけが身にしみて、ちょうどその時間に目がさめるほどオレの心は縛られていた。 オレは心の重さにたえがた
かったが、袋を負うて明けきらぬ山へわけこまずにもいられなかった。そして山へわけこむと、オレは蛇をとることに必死であった。少しも早く、少しでも多く、とあせっていた。ヒメの期待に添うてやりたい一念が一途
にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
- 661 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:25.42 .net
- >>634
PSじゃなきゃなとりとできないぞ
ごんごんになるぞ
- 662 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:31.58 .net
- 無職は推しにスパチャも送れないで憐れだな
- 663 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:33.41 .net
- >>657
声そのものっていうか
会話の内容がな
- 664 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:33.94 .net
- なとり～😭
- 665 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:34.60 .net
- なとり起床
- 666 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:35.75 .net
- 英語以外読める奴は大卒
シロと木曽は大卒
- 667 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:35.92 .net
- >>653
おまえ統失だな
＞お前がここで対立煽りしてるのを
ってキチガイかよ
- 668 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:37.32 .net
- ageガイジさんに無職煽り効きまくりなんだ…ｗ
- 669 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:44.54 .net
- ドル部はガイジというより界隈疎すぎイメージ
- 670 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:48.90 .net
- 糞ったれ共がイライラが頂点に達しそうだぞ
物投げて何か壊したらこのスレのせいだからな
- 671 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:49.59 .net
- 単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
- 672 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:03:57.80 .net
- >>667
事実を見抜かれて悔しかったか？ｗ
- 673 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:06.36 .net
- のらきゃっと昨日いくら稼いだん
- 674 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:06.94 .net
- >>640
ニキのお披露目までお預け��
- 675 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:07.30 .net
- 何にしたって解禁告知はツイッターの文章もっとちゃんとした方が良かったろ
文章ヘタクソすぎて戸惑っちまうって
- 676 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:17.64 .net
- >>626
ドル部12人がそれぞれアプランにプレゼント発送してアプランが適当に並び替えて送りつけるようなもんだ
誰のプレゼントが誰に届くかランダム
通話するまで誰のが届いたのかもわからない
- 677 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:17.78 .net
- お前のミロクは皮肉の作だが、彫りの気魄、凡手の作ではない。ことのほかヒメが気に入ったようだから、それだけでオレは満足のほかにつけ加える言葉はない。よく、やってくれた」 長者とヒメはオレに数々のヒキデ
モノをくれた。そのとき、長者がつけ加えて、言った。「ヒメの気に入った像を造った者にはエナコを与えると約束したが、エナコは死んでしまったから、この約束だけは果してやれなくなったのが残念だ」 すると、そ
れをひきとって、ヒメが言った。「エナコは耳男の耳を斬り落した懐剣でノドをついて死んでいたのよ。血にそまったエナコの着物は耳男がいま下着にして身につけているのがそれよ。身代りに着せてあげるために、男物
に仕立て直しておいたのです」 オレはもうこれしきのことでは驚かなくなっていたが、長者の顔が蒼ざめた。ヒメはニコニコとオレを見つめていた。 そのころ、この山奥にまでホーソーがはやり、あの村にも、この里
にも、死ぬ者がキリもなかった。疫病はついにこの村にも押し寄せたから、家ごとに疫病除けの護符をはり、白昼もかたく戸を閉して、一家ヒタイを集めて日夜神仏に祈っていたが、悪魔はどの隙間から忍びこんでくるも
のやら、日ましに死ぬ者が多くなる一方だった。 長者の家でも広い邸内の雨戸をおろして家族は日中も息を殺していたが、ヒメの部屋だけは、ヒメが雨戸を閉めさせなかった。「耳男の造ったバケモノの像は、耳男が無
数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
- 678 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:19.71 .net
- >>645
別にはねるがクズすぎるから裏で陰口言って、それをはねるに配信中に暴露されたくらいだよ
- 679 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:21.75 .net
- >>655
無職のハゲデブが生意気言うなよ
- 680 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:28.01 .net
- >>672
おまえの自己紹介じゃねえか
- 681 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:29.94 .net
- >>673
大体500～700万円
- 682 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:36.71 .net
- >>648
はあとがいつ見ても精神崩壊してる
- 683 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:37.54 .net
- 金のない貧乏人が発狂してるわ
存在自体が無価値だから早く消えろよ
- 684 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:38.22 .net
- >>674
イオリのお披露目はもうやっただろ
- 685 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:40.03 .net
- >>663
横やが何話してたん？
- 686 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:40.30 .net
- ピッちゃまいつシロのリプ返してくれるの？
- 687 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:40.93 .net
- シロは親しくて仲の良い人ほど表向きは距離を置くみたいだな
だから馬は嫌うし木曽は恐れていた
- 688 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:40.78 .net
- すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
はむしろ鋭く秘密を射当てることがあるものだ。ヒメの顔をつつんでいる目に見えぬ匂いを、オレのノミが刻みださなければならないのだな」 オレはそんなことを考えた。 そして、このあどけない笑顔がいつオレを殺
すかも知れない顔だと考えると、その怖れがオレの仕事の心棒になった。ふと手を休めて気がつくと、その怖れが、だきしめても足りないほどなつかしく心にしみる時があった。 ヒメがオレの小屋へ現れて、「今日も人
が死んだわ」 と云うとき、オレは何も言うことがなくて、概ねヒメの笑顔を見つめているばかりであった。 オレはヒメの本心を訊いてみたいとは思わなかった。俗念は無益なことだ。ヒメに本心があるとすれば、あど
けない笑顔が、そして匂いが全てなのだ。すくなくともタクミにとってはそれが全てであるし、オレの現身《うつしみ》にとってもそれが全てであろう。三年昔、オレがヒメの顔に見とれたときから、それが全部であるこ
とがすでに定められたようなものだった。 どうやらホーソー神が通りすぎた。この村の五分の一が死んでいた。長者の邸には多数の人々が住んでいるのに、一人も病人がでなかったから、オレの造ったバケモノが一躍村
人に信心された。 長者がまッさきに打ちこんだ。「耳男があまたの蛇を生き裂きにして逆吊りにかけ生き血をあびながら咒いをこめて造ったバケモノだから、その怖ろしさにホーソー神も近づくことができないのだな」
ヒメの言葉をうけうりして吹聴した。 バケモノは山上の長者の邸の門前から運び降ろされて、山の下の池のフチの三ツ又のにわか造りのホコラの中に鎮座した。遠い村から拝みにくる人も少くなかった。そしてオレは
たちまち名人ともてはやされたが、その上の大評判をとったのは夜長ヒメであった。オレの手になるバケモノが間に合って長者の一家を護ったのもヒメの力によるというのだ。尊い神がヒメの生き身に宿っておられる。尊
い神の化身であるという評判がたちまち村々へひろがった。 山下のホコラへオレのバケモノを拝みにきた人々のうちには、山上の長者の邸の門前へきてぬかずいて拝んで帰る者もあったし、門前へお供え物を置いて行く
者もあった。 ヒメはお供え物のカブや菜ッ葉をオレに示して、言った。「これはお前がうけた物よ。おいしく煮てお食べ」 ヒメの顔はニコニコとかがやいていた。オレはヒメがからかいに来たと見て、ムッとした。そ
して答えた。「天下｜名題《なだい》のホトケを造ったヒダのタクミはたくさん居りますが、お供え物をいただいた話はききませんや。生き神様のお供え物にきまっているから、おいしく煮ておあがり下さい」 ヒメの笑
顔はオレの言葉にとりあわなかった。ヒメは言った。「耳男よ。お前が造ったバケモノはほんとうにホーソー神を睨み返してくれたのよ。私は毎日楼の上からそれを見ていたわ」 オレは呆れてヒメの笑顔を見つめた。し
- 689 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:45.19 .net
- >>635
そういうの度々見ると信者の民度についてうーんこのって思うようになる
- 690 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:48.85 .net
- あにまーれは起こるべくして起こったけど
どの箱もギス表面化の可能性はあった
前例が他の箱で助かったわ
- 691 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:51.23 .net
- >>678
うわあクズまーれ
- 692 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:52.43 .net
- >>672
俺のレスバ取るなよ
- 693 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:55.32 .net
- >>650
正直それくらいだろお外でガイガイ晒したの
- 694 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:04:59.48 .net
- >>593
誰の？
- 695 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:01.66 .net
- 糞が最近のこのスレは俺に対する嫌がらせのような煽りが多すぎる
- 696 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:03.51 .net
- は睨み返すことができませんでしたかい」 ヒメはそれにとりあわず、静かにこう命じた。「耳男よ。裏の山から蛇をとっておいで。大きな袋にいっぱい」 こう命じたが、オレはヒメに命じられては否応もない。黙って
意のままに動くことしかできないのだ。その蛇で何をするつもりだろうという疑いも、ヒメが立去ってからでないとオレの頭に浮かばなかった。 オレは裏の山にわけこんで、あまたの蛇をとった。去年の今ごろも、その
また前の年の今ごろも、オレはこの山で蛇をとったが、となつかしんだが、そのときオレはふと気がついた。 去年の今ごろも、そのまた前の年の今ごろも、オレが蛇とりにこの山をうろついていたのは、ヒメの笑顔に押
されてひるむ心をかきたてようと悪戦苦闘しながらであった。ヒメの笑顔に押されたときには、オレの造りかけのバケモノが腑抜けのように見えた。ノミの跡の全てがムダにしか見えなかった。そして腑抜けのバケモノを
再びマトモに見直す勇気が湧くまでには、この山の蛇の生き血を飲みほしても足りないのではないかと怯えつづけていたものだった。 そのころに比べると、いまのオレはヒメの笑顔に押されるということがない。イヤ、
押されてはいるかも知れぬが、押し返さねばならぬという不安な戦いはない。ヒメの笑顔が押してくるままの力を、オレのノミが素直に表すことができればよいという芸本来の三昧境にひたっているだけのことだ。 いま
のオレは素直な心に立っているから、いま造りかけのミロクにもわが身の拙さを嘆く思いは絶えるまもないが、バケモノが腑抜けに見えたほど見るも無慚な嘆きはなかった。バケモノを刻むノミの跡は、ヒメの笑顔に押さ
れては、すべてがムダなものにしか見えなかったものであった。 いまのオレはともかく心に安らぎを得て、素直に芸と戦っているから、去年のオレも今年のオレも変りがないように思っていたが、大そう変っているらし
いな、ということをふと考えた。そして今年のオレの方がすべてに於て立ちまさっていると思った。 オレは大きな袋にいっぱい蛇をつめて戻った。そのふくらみの大きさにヒメの目は無邪気にかがやいた。ヒメは云った
。「袋をもって、楼へ来て」 楼へ登った。ヒメは下を指して云った。「三ツ又の池のほとりにバケモノのホコラがあるでしょう。ホコラにすがりついて死んでいる人の姿が見えるでしょう。お婆さんよ。あそこまで辿り
ついてちょッと拝んでいたと思うと、にわかに立ち上ってキリキリ舞いをはじめたのよ。それからヨタヨタ這いまわって、やっとホコラに手をかけたと思うと動かなくなってしまったわ」 ヒメの目はそこにそそがれて動
かなかった。さらにヒメは下界の諸方に目を転じて飽かず眺めふけった。そして、呟いた。「野良にでて働く人の姿が多いわ。ホーソーの時には野良にでている人の姿が見られなかったものでしたのに。バケモノのホコラ
へ拝みに来て死ぬ人もあるのに、野良の人々は無事なのね」 オレは小屋にこもって仕事にふけっているだけだから、邸内の人々とも殆ど交渉がなかったし、まして邸外とは交渉がなかった。だから村里を襲っている疫病
の怖ろしい噂を時たま聞くことがあっても、オレにとっては別天地の出来事で、身にしみる思いに打たれたことはなかった。オレのバケモノが魔よけの神様にまつりあげられ、オレが名人ともてはやされていると聞いても
、それすらも別天地の出来事であった。 オレははじめて高楼から村を眺めた。それは裏の山から村を見下す風景の距離をちぢめただけのものだが、バケモノのホコラにすがりついて死んでいる人の姿を見ると、それもわ
が身にかかわりのないソラゾラしい眺めながらも、人里の哀れさが目にしみもした。あんなバケモノが魔よけの役に立たないのは分りきっているのに、そのホコラにすがりついて死ぬ人があるとは罪な話だ。いッそ焼き払
ってしまえばいいのに、とオレは思った。オレが罪を犯しているような味気ない思いにかられもした。 ヒメは下界の眺めにタンノーして、ふりむいた。そして、オレに命じた。「袋の中の蛇を一匹ずつ生き裂きにして血
をしぼってちょうだい。お前はその血をしぼって、どうしたの？」「オレはチョコにうけて飲みましたよ」「十匹も、二十匹も？」「一度にそうは飲めませんが、飲みたくなけりゃそのへんへぶッかけるだけのことですよ
」「そして裂き殺した蛇を天井に吊るしたのね」「そうですよ」「お前がしたと同じことをしてちょうだい。生き血だけは私が飲みます。早くよ」 ヒメの命令には従う以外に手のないオレであった。オレは生き血をうけ
るチョコや、蛇を天井へ吊るすための道具を運びあげて、袋の蛇を一匹ずつ裂いて生き血をしぼり、順に天井へ吊るした。 オレはまさかと思っていたが、ヒメはたじろぐ色もなく、ニッコリと無邪気に笑って、生き血を
- 697 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:12.58 .net
- なとりが遅くなってすまんな
朝方までやっててな
- 698 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:17.18 .net
- >>607
ドル部は権威的存在が確立されているから同列の構成員内でのいざこざはない
だがコミュニケーション手段が限られていて監視もキツイため、お互いのことを信用しておらず、本心は離さない。徒党を組むことは少ない。
不満は各々の内面に運営への反抗という形で留められ、それは個人の設定値を超えた瞬間にその個人の行動に帰結する。
組織としてその感情や行動をコントロールする機構は存在せず、権威的存在からの拒絶にのみつながる。
結果: 永遠に平穏が続くが突発的な離脱者が出る
- 699 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:24.27 .net
- ることを望んでおられると言ったが、まさしく思い当る言葉である。この笑顔に対しては、長者も施す術がないのであろう。ムリもないとオレは思った。 人の祝う元日に、ためらう色もなくわが家の一隅に火をかけたこ
の笑顔は、地獄の火も怖れなければ、血の池も怖れることがなかろう。ましてオレが造ったバケモノなぞは、この笑顔が七ツ八ツのころのママゴト道具のたぐいであろう。「珍しいミロクの像をありがとう。他のものの百
層倍、千層倍も、気に入りました」 というヒメの言葉を思いだすと、オレはその怖ろしさにゾッとすくんだ。 オレの造ったあのバケモノになんの凄味があるものか。人の心をシンから凍らせるまことの力は一ツもこも
っていないのだ。 本当に怖ろしいのは、この笑顔だ。この笑顔こそは生きた魔神も怨霊も及びがたい真に怖ろしい唯一の物であろう。 オレは今に至ってようやくこの笑顔の何たるかをさとったが、三年間の仕事の間、
怖ろしい物を造ろうとしていつもヒメの笑顔に押されていたオレは、分らぬながらも心の一部にそれを感じていたのかも知れない。真に怖ろしいものを造るためなら、この笑顔に押されるのは当り前の話であろう。真に怖
ろしいものは、この笑顔にまさるものはないのだから。 今生の思い出に、この笑顔を刻み残して殺されたいとオレは考えた。オレにとっては、ヒメがオレを殺すことはもはや疑う余地がなかった。それも、今日、風呂か
らあがって奥の間へみちびかれて匆々《そうそう》にヒメはオレを殺すであろう。蛇のようにオレを裂いて逆さに吊すかも知れないと思った。そう思うと恐怖に息の根がとまりかけて、オレは思わず必死に合掌の一念であ
ったが、真に泣き悶えて合掌したところで、あの笑顔が何を受けつけてくれるものでもあるまい。 この運命をきりぬけるには、ともかくこの一ツの方法があるだけだとオレは考えた。それはオレのタクミとしての必死の
願望にもかなっていた。とにかくヒメに頼んでみようとオレは思った。そして、こう心がきまると、オレはようやく風呂からあがることができた。 オレは奥の間へみちびかれた。長者がヒメをしたがえて現れた。オレは
挨拶ももどかしく、ヒタイを下にすりつけて、必死に叫んだ。オレは顔をあげる力がなかったのだ。「今生のお願いでございます。お姫サマのお顔お姿を刻ませて下さいませ。それを刻み残せば、あとはいつ死のうとも悔
いはございません」 意外にもアッサリと長者の返答があった。「ヒメがそれに同意なら、願ってもないことだ。ヒメよ。異存はないか」 それに答えたヒメの言葉もアッサリと、これまた意外千万であった。「私が耳男
にそれを頼むつもりでしたの。耳男が望むなら申分ございません」「それは、よかった」 長者は大そう喜んで思わず大声で叫んだが、オレに向って、やさしく云った。「耳男よ。顔をあげよ。三年の間、御苦労だった。
お前のミロクは皮肉の作だが、彫りの気魄、凡手の作ではない。ことのほかヒメが気に入ったようだから、それだけでオレは満足のほかにつけ加える言葉はない。よく、やってくれた」 長者とヒメはオレに数々のヒキデ
モノをくれた。そのとき、長者がつけ加えて、言った。「ヒメの気に入った像を造った者にはエナコを与えると約束したが、エナコは死んでしまったから、この約束だけは果してやれなくなったのが残念だ」 すると、そ
れをひきとって、ヒメが言った。「エナコは耳男の耳を斬り落した懐剣でノドをついて死んでいたのよ。血にそまったエナコの着物は耳男がいま下着にして身につけているのがそれよ。身代りに着せてあげるために、男物
に仕立て直しておいたのです」 オレはもうこれしきのことでは驚かなくなっていたが、長者の顔が蒼ざめた。ヒメはニコニコとオレを見つめていた。 そのころ、この山奥にまでホーソーがはやり、あの村にも、この里
にも、死ぬ者がキリもなかった。疫病はついにこの村にも押し寄せたから、家ごとに疫病除けの護符をはり、白昼もかたく戸を閉して、一家ヒタイを集めて日夜神仏に祈っていたが、悪魔はどの隙間から忍びこんでくるも
のやら、日ましに死ぬ者が多くなる一方だった。 長者の家でも広い邸内の雨戸をおろして家族は日中も息を殺していたが、ヒメの部屋だけは、ヒメが雨戸を閉めさせなかった。「耳男の造ったバケモノの像は、耳男が無
数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
- 700 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:26.30 .net
- >>673
途中までしか見てないが高額だけで30万くらいはあったかな？
- 701 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:31.75 .net
- はあとって家族も見てるらしいけどあの様子みてよく心配にならないな
- 702 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:33.66 .net
- >>678
ほんまこいつ怖すぎ
- 703 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:37.62 .net
- https://i.imgur.com/5owioEt.png
すまん泣いてええか？
ほちょに嬉しい…
- 704 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:38.09 .net
- 王も初期は危なかったしな
- 705 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:42.11 .net
- >>545
このスレに貼ってあるシロの新衣装の画像に付いてるコメントがまんまだな
ドル信も嫌なものは知らないし見ないフリしかしねぇんだ
- 706 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:46.39 .net
- く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
- 707 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:49.81 .net
- はねるがピリッとランキング4位のお祝い配信のときに組長ってあだ名は他にもいるけどもう私のものって喜んでて草
- 708 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:05:50.77 .net
- なんで朝から発狂君とガイジがおるんや？
- 709 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:02.74 .net
- >>698
北朝鮮だなｗ
- 710 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:08.96 .net
- をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
- 711 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:11.58 .net
- ホロライブもはぁと様でギスってんじゃなかったっけ
ホロの割り箸集合コラボみたいな時はぁと様だけ居ないし
- 712 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:25.20 .net
- なとりHで疲れてこの時間までぐっすりか
- 713 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:28.06 .net
- >>675
Twitterではおめでとうございますばっかりだったろ
黙って金投げろよ
- 714 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:29.85 .net
- >>666
馬もな
- 715 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:30.68 .net
- 本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
- 716 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:41.24 .net
- >>705
シロの新衣装は結構批判されてたぞ
- 717 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:41.29 .net
- 前になとりとたまのギスギスネタがあったがほんとはお前らそんななって欲しくなかっただろ？
- 718 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:44.79 .net
- シロの新衣装はほちょにあれでええんか？
- 719 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:46.30 .net
- >>687
シロにしてはまともな立ち回りだと思う
- 720 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:47.52 .net
- >>708
クリスマスでもボッチだからさ
- 721 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:48.22 .net
- 昨日のお披露目の時も酷かった
社員がどうだとか社畜が何だとかお披露目の内容よりもそっちでイライライライラ
いい加減にしろよと
- 722 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:52.33 .net
- >>613
ユニコーン以外でドル部見る意味あるか？ちなユニコーン
- 723 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:52.50 .net
- 命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
はむしろ鋭く秘密を射当てることがあるものだ。ヒメの顔をつつんでいる目に見えぬ匂いを、オレのノミが刻みださなければならないのだな」 オレはそんなことを考えた。 そして、このあどけない笑顔がいつオレを殺
すかも知れない顔だと考えると、その怖れがオレの仕事の心棒になった。ふと手を休めて気がつくと、その怖れが、だきしめても足りないほどなつかしく心にしみる時があった。 ヒメがオレの小屋へ現れて、「今日も人
が死んだわ」 と云うとき、オレは何も言うことがなくて、概ねヒメの笑顔を見つめているばかりであった。 オレはヒメの本心を訊いてみたいとは思わなかった。俗念は無益なことだ。ヒメに本心があるとすれば、あど
けない笑顔が、そして匂いが全てなのだ。すくなくともタクミにとってはそれが全てであるし、オレの現身《うつしみ》にとってもそれが全てであろう。三年昔、オレがヒメの顔に見とれたときから、それが全部であるこ
とがすでに定められたようなものだった。 どうやらホーソー神が通りすぎた。この村の五分の一が死んでいた。長者の邸には多数の人々が住んでいるのに、一人も病人がでなかったから、オレの造ったバケモノが一躍村
人に信心された。 長者がまッさきに打ちこんだ。「耳男があまたの蛇を生き裂きにして逆吊りにかけ生き血をあびながら咒いをこめて造ったバケモノだから、その怖ろしさにホーソー神も近づくことができないのだな」
- 724 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:53.57 .net
- あにまーれとハニストの差きっついな
そりゃ宗谷さんも号泣するわ
- 725 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:06:55.26 .net
- >>707
哀れやね、
- 726 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:14.25 .net
- >>718
ほちょはダメ
- 727 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:15.48 .net
- けないし、目を放してはいけないと思った。一心不乱にそう思い、それを行うために力をつくした。しかし、その努力と、湧き立ち溢れる混乱とは分離して並行し、オレは処置に窮して立ちすくんだ。長い時間が、そして
、どうすることもできない時間がすぎた。オレは突然ふりむいて走っていた。他に適当な行動や落附いた言葉などを発すべきだと思いつきながら、もっとも欲しない、そして思いがけない行動を起してしまったのである。
オレはオレの部屋の前まで走っていった。それから、門の外まで走って出た。それから歩いたが、また、走った。居たたまらなかったのだ。オレは川の流れに沿うて山の雑木林にわけ入り、滝の下で長い時間岩に腰かけ
ていた。午《ひる》がすぎた。腹がへった。しかし、日が暮れかかるまでは長者の邸へ戻る力が起らなかった。 オレに五六日おくれて青ガサが着いた。また五六日おくれて、フル釜の代りに倅《せがれ》の小釜（チイサ
ガマ）が到着した。それを見ると青ガサは失笑して云った。「馬耳の師匠だけかと思ったら、フル釜もか。この青ガサに勝てぬと見たのは殊勝なことだが、身代りの二人の小者が気の毒だ」 ヒメがオレを馬に見立ててか
ら、人々はオレをウマミミとよぶようになっていた。 オレは青ガサの高慢が憎いと思ったが、だまっていた。オレの肚はきまっていたのだ。ここを死場所と覚悟をきめて一心不乱に仕事に精をうちこむだけだ。 チイサ
釜はオレの七ツ兄だった。彼の父のフル釜も病気と称して倅を代りに差し向けたが、取沙汰では仮病であったと云われていた。使者のアナマロが一番おそく彼を迎えにでかけたので腹を立てたのだそうだ。しかし、チイサ
釜が父に劣らぬタクミであるということはすでに評判があったから、オレの場合のように意外な身代りではなかったのである。 チイサ釜は腕によほどの覚えがあるのか、青ガサの高慢を眉の毛の一筋すらも動かすことな
く聞きながした。そして、青ガサにも、またオレにも、同じように鄭重《ていちょう》に挨拶した。ひどく落附いた奴だと思って薄気味がわるかったが、その後だんだん見ていると、奴はオハヨウ、コンチハ、コンバンハ
、などの挨拶以外には人に話しかけないことが分った。 オレが気がついたと同じことを、青ガサも気がついた。そして彼はチイサ釜に云った。「オメエはどういうわけで挨拶の口上だけはヌカリなく述べやがるんだ。ま
るでヒタイへとまったハエは手で払うものだときめたようにウルサイぞ。タクミの手はノミを使うが、一々ハエを追うために肩の骨が延びてきたわけではあるまい。人の口は必要を弁じるために孔があいているのだが、朝
晩の挨拶なんぞは、舌を出しても、屁をたれても間に合うものだ」 オレはこれをきいて、ズケズケと物を云う青ガサがなんとなく気に入った。 三人のタクミが揃ったので、正式に長者の前へ召されて、このたびの仕事
を申し渡された。ヒメの持仏をつくるためだと聞いていたが、くわしいことはまだ知らされていなかったのだ。 長者はかたえのヒメを見やって云った。「このヒメの今生後生をまもりたもう尊いホトケの御姿を刻んでも
らいたいものだ。持仏堂におさめて、ヒメが朝夕拝むものだが、ミホトケの御姿と、それをおさめるズシがほしい。ミホトケはミロクボサツ。その他は銘々の工夫にまかせるが、ヒメの十六の正月までに仕上げてもらいた
い」 三名のタクミがその仕事を正式に受けて挨拶を終ると、酒肴が運ばれた。長者とヒメは正面に一段高く、左手には三名のタクミの膳が、右手にも三ツの膳が並べられた。そこにはまだ人の姿が見えなかったが、たぶ
んアナマロと、その他の二名の重立つ者の座であろうとオレは考えていた。ところが、アナマロがみちびいてきたのは二人の女であった。 長者は二人の女をオレたちにひき合せて、こう云った。「向うの高い山をこえ、
その向うのミズウミをこえ、そのまた向うのひろい野をこえると、石と岩だけでできた高い山がある。その山を泣いてこえると、またひろい野があって、そのまた向うに霧の深い山がある。またその山を泣いてこえると、
ひろいひろい森があって森の中を大きな川が流れている。その森を三日がかりで泣きながら通りぬけると、何千という、泉が湧き出している里があるのだよ。その里には一ツの木蔭の一ツの泉ごとに一人の娘がハタを織っ
ているそうな。その里の一番大きな木の下の一番キレイな泉のそばでハタを織っていたのが一番美しい娘で、ここにいる若い方の人がその娘だよ。この娘がハタを織るようになるまでは娘のお母さんが織っていたが、それ
がこッちの年をとった女の人だよ。その里から虹の橋を渡ってはるばるとヒメの着物を織るためにヒダの奥まで来てくれたのだ。お母さんを月待（ツキマチ）と云い、娘を江奈古（エナコ）と云う。ヒメの気に入ったミホ
- 728 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:15.96 .net
- >>686
病が悪化して今緊急治療室にいる…
クリスマスは乗り越えられそうに…
- 729 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:18.91 .net
- >>703
コラボで知名度上げて信者獲得する強かな正統派
普段の動画がいいから居着くんやろなぁ
- 730 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:23.20 .net
- >>669
半年前からゴールデンタイムの視聴ほぼ固定だしな
- 731 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:35.52 .net
- >>689
それここのアンチガイジぐらいでしょ
- 732 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:39.67 .net
- 馬の色違い衣装好き
赤いのかっこいいよ
- 733 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:39.98 .net
- これから半年くらいあのプロレスラーのガウンみたいなの着ていくのかと思うとほちょに震える
- 734 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:40.01 .net
- まず自分から材木の切れッ端に腰をおろした。オレも差向いに腰をおろした。「馬耳よ。よく聞け。お主《ヌシ》が青ガサやチイサ釜とあくまで腕くらべをしたい気持は殊勝であるが、こんなウチで仕事をしたいとは思う
まい」「どういうわけで！」「フム。よく考えてみよ。お主、耳をそがれて、痛かったろう」「耳の孔にくらべると、耳の笠はよけい物と見えて、血どめに毒ダミの葉のきざんだ奴を松ヤニにまぜて塗りたくッておいたら
、事もなく痛みもとれたし、結構、耳の役にも立つようですよ」「この先、ここに居たところで、お主のためにロクなことは有りやしないぞ。片耳ぐらいで済めばよいが、命にかかわることが起るかも知れぬ。悪いことは
云わぬ。このまま、ここから逃げて帰れ。ここに一袋の黄金がある。お主が三ヵ年働いて立派なミロク像を仕上げたところで、かほど莫大な黄金をいただくわけには参るまい。あとはオレが良いように申上げておくから、
今のうちに早く帰れ」 アナマロの顔は意外に真剣だった。それほどオレが追いだしたいのか。三ヵ年の手当にまさる黄金を与えてまで追いだしたいほど、オレが不要なタクミなのか。こう思うと、怒りがこみあげた。オ
レは叫んだ。「そうですかい。あなた方のお考えじゃア、オレの手はノミやカンナをとるタクミの手じゃアなくて、斧で木を叩ッきるキコリの腕だとお見立てですかい。よかろう。オレは今日かぎりここのウチに雇われた
タクミじゃアありません。だが、この小屋で仕事だけはさせていただきましょう。食うぐらいは自分でやれるから、一切お世話にはなりませんし、一文もいただく必要はありません。オレが勝手に三ヵ年仕事をする分には
差支えありますまい」「待て。待て。お主はカン違いしているようだ。誰もお主が未熟だから追出そうとは言っておらぬぞ」「斧だけ持って出て行けと云われるからにゃア、ほかに考え様がありますまい」「さ。そのこと
だ」 アナマロはオレの両肩に手をかけて、変にシミジミとオレを見つめた。そして云った。「オレの言い方がまずかった。斧だけ持って一しょに参れと申したのは御主人様の言いつけだ。しかし、斧をもって一しょに参
らずに、ただ今すぐにここから逃げよと申すのは、オレだけの言葉だ。イヤ、オレだけではなく、長者も実は内々それを望んでおられる。じゃによって、この一袋の黄金をオレに手渡して、お主を逃がせ、とさとされてい
るのだ。それと申すのが、もしもお主がオレと一しょに斧をもって長者の前へまかりでると、お主のために良からぬことが起るからだ。長者はお主の身のためを考えておられる」 思わせぶりな言葉が、いっそうオレをい
らだたせた。「オレの身のためを思うなら、そのワケをザックバランに言ってもらおうじゃありませんか」「それを言ってやりたいが、言ったが最後タダではすまぬ言葉というものもあるものだ。だが、先程から申す通り
、お主の一命にかかわることが起るかも知れぬ」 オレは即座に肚をきめた。斧をぶらさげて立上った。「お供しましょう」「これさ」「ハッハッハ。ふざけちゃアいけませんや。はばかりながら、ヒダのタクミはガキの
時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
えたことはめッたにない。あべこべに、女の奴めがオレを仇のように憎みきっているというのが腑に落ちないぞ」 オレの咒いの一念はあげて魔神を刻むことにこめられているから、小癪な女一匹を考えるヒマがなかった
- 735 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:45.23 .net
- >>687
じゃあのじゃおじって仲良くないんだ
- 736 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:50.14 .net
- >>721
ﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯﾀﾞﾀﾞﾝｯ(ドンキー下B)
- 737 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:58.56 .net
- >>724
ハニストは成功してるの？
- 738 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:07:59.54 .net
- >>703
やっとバズったのか
長かったな
- 739 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:00.79 .net
- ちえりもサークルクラッシャー感あるゾ
RPしてるちえりとしてだから魂はどうかわからんが
- 740 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:01.34 .net
- >>735
馬鹿ｗ
- 741 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:01.96 .net
- >>717
ドルアン的にはその方が面白いんで
- 742 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:06.67 .net
- 時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
えたことはめッたにない。あべこべに、女の奴めがオレを仇のように憎みきっているというのが腑に落ちないぞ」 オレの咒いの一念はあげて魔神を刻むことにこめられているから、小癪な女一匹を考えるヒマがなかった
のだろう。オレは十五の歳に仲間の一人に屋根から突き落されて手と足の骨を折ったことがある。この仲間はササイなことでオレに恨みを持っていたのだ。オレは骨を折ったので三ヵ月ほど大工の仕事はできなかったが、
親方はオレがたった一日といえども仕事を休むことを許さなかった。オレは片手と片足で、欄間のホリモノをきざまなければならなかった。骨折の怪我というものは、夜も眠ることができないほど痛むものだ。オレは泣き
泣きノミをふるッていたが、泣き泣き眠ることができない長夜の苦しみよりも、泣き泣き仕事する日中の凌ぎよいことが分ってきた。折からの満月を幸いに、夜中に起きてノミをふるい、痛さに堪えかねて悶え泣いたこと
もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
- 743 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:07.31 .net
- >>717
バチバチレズックスは見たかった
- 744 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:08.74 .net
- はねるってシロには意地でも触れないからな
- 745 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:10.57 .net
- 半年後には あま になってそう
https://i.imgur.com/nFhGhcs.png
- 746 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:14.54 .net
- >>711
アレはネット接続に門限とかあったからしゃーないよ
- 747 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:20.01 .net
- すずすずすずすず配信して配信して配信して配信して配信して配信して配信して俺をイラつかせるな怯えサエルな不安がらせるな責任取れすずすずすずすずすず
- 748 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:24.58 .net
- >>687
組長はツイッターよりLINE好きそうだしな
- 749 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:24.91 .net
- >>733
プロレスラーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
適確で草
- 750 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:26.92 .net
- のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
帰るだけだと考えていた。 有りもせぬ下心を疑られては迷惑だとかねて甚だ気にかけていたことを、思いもよらずアナマロの口からきいたから、オレは虚をつかれて、うろたえてしまったのだ。一度うろたえてしまうと
、それを恥じたり気に病んだりして、オレの顔は益々熱く燃え、汗は滝の如くに湧き流れるのはいつもの例であった。「こまったことだ。残念なことだ。こんなに汗をビッショリかいて慌ててしまえば、まるでオレの下心
がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
生き首もマッピラでさア」 ヒメはニッコリうなずいた。ヒメはエナコに向って云った。「エナコよ。耳男の片耳もかんでおやり。虫ケラにかまれても腹が立たないそうですから、存分にかんであげるといいわ。虫ケラの
歯を貸してあげます。なくなったお母様の形見の品の一ツだけど、耳男の耳をかんだあとではお前にあげます」 ヒメは懐剣をとって侍女に渡した。侍女はそれをささげてエナコの前に差出した。 オレはエナコがよもや
それを受けとるとは考えていなかった。斧でクビを斬る代りにイマシメの縄をきりはらってやったオレの耳を斬る刀だ。 しかし、エナコは受けとった。なるほど、ヒメの与えた刀なら受けとらぬワケにはゆくまいが、よ
もやそのサヤは払うまいとまたオレは考えた。 可憐なヒメは無邪気にイタズラをたのしんでいる。その明るい笑顔を見るがよい。虫も殺さぬ笑顔とは、このことだ。イタズラをたのしむ亢奮もなければ、何かを企む翳り
もない。童女そのものの笑顔であった。 オレはこう思った。問題は、エナコが巧みな言葉で手に受けた懐剣をヒメに返すことができるかどうか、ということだ。まんまと懐剣をせしめることができるほど巧みな言葉を思
いつけば、尚のこと面白い。それに応じて、オレがうまいこと警句の一ツも合せることができれば、この上もなしであろう。ヒメは満足してスダレをおろすに相違ない。 オレがこう考えたのは、あとで思えばフシギなこ
とだ。なぜなら、ヒメはエナコに懐剣を与えて、オレの耳を斬れと命じているのだし、オレが片耳を失ったのもその大本はと云えばヒメからではないか。そして、オレが怖ろしい魔神の像をきざんでやるぞと心をきめたの
もヒメのため。その像を見ておどろく人もまずヒメでなければならぬ筈だ。そのヒメがエナコに懐剣を与えてオレの耳を斬り落せと命じているのに、オレがそれを幸福な遊びのひとときだとふと考えていたのは、思えばフ
シギなことであった。ヒメの冴え冴えとした笑顔、澄んだツブラな目のせいであろうか。オレは夢を見たようにフシギでならぬ。 オレはエナコが刀のサヤを払うまいと思ったから、その思いを目にこめてウットリとヒメ
の笑顔に見とれた。思えばこれが何よりの不覚、心の隙であったろう。 オレがすさまじい気魄に気がついて目を転じたとき、すでにエナコはズカズカとオレの目の前に進んでいた。 シマッタ！ とオレは思った。エナ
コはオレの鼻先で懐剣のサヤを払い、オレの耳の尖《さき》をつまんだ。 オレは他の全てを忘れて、ヒメを見た。ヒメの言葉がある筈だ。エナコに与えるヒメの言葉が。あの冴え冴えと澄んだ童女の笑顔から当然ほとば
しる鶴の一声が。 オレは茫然とヒメの顔を見つめた。冴えた無邪気な笑顔を。ツブラな澄みきった目を。そしてオレは放心した。このようにしているうちに順を追うてオレの耳が斬り落されるのをオレはみんな知ってい
- 751 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:29.95 .net
- >>736
攻撃的すぎる…
- 752 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:38.56 .net
- >>717
たまなとバチギスレズセックスはやくしろ
- 753 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:41.98 .net
- >>737
中堅の箱では大健闘じゃね
パトラが突出してるけど
- 754 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:48.64 .net
- >>739
ちえりはどう見ても融和派だが
- 755 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:51.91 .net
- >>725
自分のファンが付けてくれた名前なら誇れなきゃもうダメ
それがどんな重い荷だとしても膝おらず胸を張れないようじゃもうダメ
ドル部だって皆そうやって呼び名付けてもらって頑張ってるだろ
- 756 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:08:52.43 .net
- いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
- 757 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:06.33 .net
- >>735
あんなの営業に決まってるだろ
- 758 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:07.60 .net
- >>635
>>689
>>731
信者がキチガイってのが笑えるよな
俺はアンチだけどキチガイのツイートなんか見すらしねえし
- 759 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:10.36 .net
- >>739
ヤンキー状態がどっちかというと素だろうからサークラ感はないな
- 760 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:11.11 .net
- なとり起きるの遅くね？ヤったなこれ
- 761 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:14.46 .net
- メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
- 762 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:16.06 .net
- もうしばらくこのスレから去るわ
また昼の双葉の配信の頃にちょっと見るが無職煽りとかあったらまたすぐ去る
- 763 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:18.15 .net
- >>717
けど正直相性良くねぇとは思う
- 764 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:31.94 .net
- >>760
ぐっすり寝てただけだが
- 765 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:33.17 .net
- >>762
いや、仕事探せよｗｗｗ
- 766 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:35.02 .net
- >>640
お披露目はいいけどプロローグみたいな動画半年に一回くらい見たい
プロローグだけしか見てない俺みたいなのもいる
- 767 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:39.07 .net
- >>722
毎回5万なげて男とコラボしないでください！って書けばいけるんじゃないか？
知らんけど
- 768 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:40.58 .net
- 皮をひッかぶって、地底へひきずりこまれるように眠りこけた。 オレは戸を叩く音に目をさました。夜が明けている。陽はかなり高いようだ。そうか。今日がヒメの十六の正月か、とオレはふと思いついた。戸を叩く音
は執拗につづいた。オレは食物を運んできた女中だと思ったから、「うるさいな。いつものように、だまって外へ置いて行け。オレには新年も元日もありやしねえ。ここだけは娑婆がちがうということをオレが口をすッぱ
くして言って聞かせてあるのが、三年たってもまだ分らないのか」「目がさめたら、戸をおあけ」「きいた風なことを言うな。オレが戸を開けるのは目がさめた時じゃアねえや」「では、いつ、あける？」「外に人が居な
い時だ」「それは、ほんとね？」 オレはそれをきいたとき、忘れることのできない特徴のあるヒメの抑揚をききつけて、声の主はヒメその人だと直覚した。にわかにオレの全身が恐怖のために凍ったように思った。どう
してよいのか分らなくて、オレはウロウロとむなしく時間を費した。「私が居るうちに出ておいで。出てこなければ、出てくるようにしてあげますよ」 静かな声がこう云った。ヒメが侍女に命じて戸の外に何か積ませて
いたのをオレはさとっていたが、火打石をうつ音に、それは枯れ柴だと直感した。オレははじかれたように戸口へ走り、カンヌキを外して戸をあけた。 戸があいたのでそこから風が吹きこむように、ヒメはニコニコと小
屋の中へはいってきた。オレの前を通りこして、先に立って中へはいった。 三年のうちにヒメのカラダは見ちがえるようにオトナになっていた。顔もオトナになっていたが、無邪気な明るい笑顔だけは、三年前と同じよ
うに澄みきった童女のものであった。 侍女たちは小屋の中をみてたじろいだ。ヒメだけはたじろいだ気色がなかった。ヒメは珍しそうに室内を見まわし、また天井を見まわした。蛇は無数の骨となってぶらさがっていた
が、下にも無数の骨が落ちてくずれていた。「みんな蛇ね」 ヒメの笑顔に生き生きと感動がかがやいた。ヒメは頭上に手をさしのばして垂れ下っている蛇の白骨の一ツを手にとろうとした。その白骨はヒメの肩に落ちく
ずれた。それを軽く手で払ったが、落ちた物には目もくれなかった。一ツ一ツが珍しくて、一ツの物に長くこだわっていられない様子に見えた。「こんなことを思いついたのは、誰なの？ ヒダのタクミの仕事場がみんな
こうなの？ それとも、お前の仕事場だけのこと？」「たぶん、オレの小屋だけのことでしょう」 ヒメはうなずきもしなかったが、やがて満足のために笑顔は冴えかがやいた。三年昔、オレが見納めにしたヒメの顔は、
にわかに真剣にひきしまって退屈しきった顔であったが、オレの小屋では笑顔の絶えることがなかった。「火をつけなくてよかったね。燃してしまうと、これを見ることができなかったわ」 ヒメは全てを見終ると満足し
て呟いたが、「でも、もう、燃してしまうがよい」 侍女に枯れ柴をつませて火をかけさせた。小屋が煙につつまれ、一時にどッと燃えあがるのを見とどけると、ヒメはオレに云った。「珍しいミロクの像をありがとう。
他の二ツにくらべて、百層倍も、千層倍も、気に入りました。ゴホービをあげたいから、着物をきかえておいで」 明るい無邪気な笑顔であった。オレの目にそれをのこしてヒメは去った。オレは侍女にみちびかれて入浴
し、ヒメが与えた着物にきかえた。そして、奥の間へみちびかれた。 オレは恐怖のために、入浴中からウワの空であった。いよいよヒメに殺されるのだとオレは思った。 オレはヒメの無邪気な笑顔がどのようなもので
あるかを思い知ることができた。エナコがオレの耳を斬り落すのを眺めていたのもこの笑顔だし、オレの小屋の天井からぶらさがった無数の蛇を眺めていたのもこの笑顔だ。オレの耳を斬り落せとエナコに命じたのもこの
笑顔であるが、エナコのクビをオレの斧で斬り落せと沙汰のでたのも、実はこの笑顔がそれを見たいと思ったからに相違ない。 あのとき、アナマロが早くここを逃げよとオレにすすめて、長者も内々オレがここから逃げ
ることを望んでおられると言ったが、まさしく思い当る言葉である。この笑顔に対しては、長者も施す術がないのであろう。ムリもないとオレは思った。 人の祝う元日に、ためらう色もなくわが家の一隅に火をかけたこ
の笑顔は、地獄の火も怖れなければ、血の池も怖れることがなかろう。ましてオレが造ったバケモノなぞは、この笑顔が七ツ八ツのころのママゴト道具のたぐいであろう。「珍しいミロクの像をありがとう。他のものの百
層倍、千層倍も、気に入りました」 というヒメの言葉を思いだすと、オレはその怖ろしさにゾッとすくんだ。 オレの造ったあのバケモノになんの凄味があるものか。人の心をシンから凍らせるまことの力は一ツもこも
- 769 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:42.44 .net
- 無職煽りわろた
働け
- 770 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:46.56 .net
- >>687
そうなの？
- 771 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:09:57.53 .net
- ピリッとしたかい？
- 772 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:00.96 .net
- >>762
お前それ・・・居場所ないで
- 773 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:02.95 .net
- >>703
11月に見始めたけど嬉しいなぁ
ノムさん最高や今もノムさんのドラマツルギー聴きながら電車や
- 774 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:16.50 .net
- >>731
持ち出しガイジがウキウキで持ち出して
るんだよなぁ
- 775 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:20.62 .net
- らかった。「馬はカンが強いから、人の姿が近づくと仕事に身が入りません。小屋がけが終って仕事にかかって後は、一切仕事場に立ち入らぬように願います」 オレは高窓を二重造りに仕掛け、戸口にも特別の仕掛けを
施して、仕事場をのぞくことができないように工夫しなければならないのだ。オレの仕事はできあがるまで秘密にしなければならなかった。「ときに馬耳よ。長者とヒメがお召しであるから、斧を持って、おれについてく
るがよい」 アナマロがこう云った。「斧だけでいいんですか」「ウン」「庭木でも伐ろと仰有《おっしゃ》るのかね。斧を使うのもタクミの仕事のうちではあるが、木地屋とタクミは違うものだ。木を叩ッ切るだけなら
、他に適役があらア。つまらねえことでオレの気を散らさねえように願いますよ」 ブツブツ云いながら、手に斧をとってくると、アナマロは妙な目附で上下にオレを見定めたあとで、「まア、坐れ」 彼はこう云って、
まず自分から材木の切れッ端に腰をおろした。オレも差向いに腰をおろした。「馬耳よ。よく聞け。お主《ヌシ》が青ガサやチイサ釜とあくまで腕くらべをしたい気持は殊勝であるが、こんなウチで仕事をしたいとは思う
まい」「どういうわけで！」「フム。よく考えてみよ。お主、耳をそがれて、痛かったろう」「耳の孔にくらべると、耳の笠はよけい物と見えて、血どめに毒ダミの葉のきざんだ奴を松ヤニにまぜて塗りたくッておいたら
、事もなく痛みもとれたし、結構、耳の役にも立つようですよ」「この先、ここに居たところで、お主のためにロクなことは有りやしないぞ。片耳ぐらいで済めばよいが、命にかかわることが起るかも知れぬ。悪いことは
云わぬ。このまま、ここから逃げて帰れ。ここに一袋の黄金がある。お主が三ヵ年働いて立派なミロク像を仕上げたところで、かほど莫大な黄金をいただくわけには参るまい。あとはオレが良いように申上げておくから、
今のうちに早く帰れ」 アナマロの顔は意外に真剣だった。それほどオレが追いだしたいのか。三ヵ年の手当にまさる黄金を与えてまで追いだしたいほど、オレが不要なタクミなのか。こう思うと、怒りがこみあげた。オ
レは叫んだ。「そうですかい。あなた方のお考えじゃア、オレの手はノミやカンナをとるタクミの手じゃアなくて、斧で木を叩ッきるキコリの腕だとお見立てですかい。よかろう。オレは今日かぎりここのウチに雇われた
タクミじゃアありません。だが、この小屋で仕事だけはさせていただきましょう。食うぐらいは自分でやれるから、一切お世話にはなりませんし、一文もいただく必要はありません。オレが勝手に三ヵ年仕事をする分には
差支えありますまい」「待て。待て。お主はカン違いしているようだ。誰もお主が未熟だから追出そうとは言っておらぬぞ」「斧だけ持って出て行けと云われるからにゃア、ほかに考え様がありますまい」「さ。そのこと
だ」 アナマロはオレの両肩に手をかけて、変にシミジミとオレを見つめた。そして云った。「オレの言い方がまずかった。斧だけ持って一しょに参れと申したのは御主人様の言いつけだ。しかし、斧をもって一しょに参
らずに、ただ今すぐにここから逃げよと申すのは、オレだけの言葉だ。イヤ、オレだけではなく、長者も実は内々それを望んでおられる。じゃによって、この一袋の黄金をオレに手渡して、お主を逃がせ、とさとされてい
るのだ。それと申すのが、もしもお主がオレと一しょに斧をもって長者の前へまかりでると、お主のために良からぬことが起るからだ。長者はお主の身のためを考えておられる」 思わせぶりな言葉が、いっそうオレをい
らだたせた。「オレの身のためを思うなら、そのワケをザックバランに言ってもらおうじゃありませんか」「それを言ってやりたいが、言ったが最後タダではすまぬ言葉というものもあるものだ。だが、先程から申す通り
、お主の一命にかかわることが起るかも知れぬ」 オレは即座に肚をきめた。斧をぶらさげて立上った。「お供しましょう」「これさ」「ハッハッハ。ふざけちゃアいけませんや。はばかりながら、ヒダのタクミはガキの
時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
- 776 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:24.10 .net
- 昨日の木曽のフリースローの時に落としたのってなんだろ
それはそうとその時の素の笑い方がクソかわいかった
- 777 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:28.50 .net
- イブだからおる奴いないか？
- 778 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:31.09 .net
- >>720
クリぼっち～www
- 779 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:32.89 .net
- 無職は親の財布からスパチャしろ！！
- 780 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:38.02 .net
- ちえりはRPじゃねえだろあれ市子そのものなんだろうあれが
- 781 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:38.38 .net
- 王は2100円でいいのか
- 782 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:41.48 .net
- >>713
二階から目薬知らないけどな
- 783 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:46.01 .net
- 日ざかりがつづいていた。 また人々は日ざかりに雨戸をおろして神仏に祈ってくらした。しかし、ホーソー神の通るあいだ畑を耕していなかったから、今度も畑を耕さないと食べる物が尽きていた。そこで百姓はおのの
きながら野良へでてクワを振りあげ振りおろしたが、朝は元気で出たのが、日ざかりの畑でキリキリ舞いをしたあげく、しばらく畑を這いまわってことぎれる者も少くなかった。 山の下の三ツ又のバケモノのホコラを拝
みにきて、ホコラの前で死んでいた者もあった。「尊いヒメの神よ。悪病を払いたまえ」 長者の門前へきて、こう祈る者もあった。 長者の邸も再び日ざかりに雨戸をとざして、人々は息をころして暮していた。ヒメだ
けが雨戸をあけ、時に楼上から山下の村を眺めて、死者を見るたびに邸内の全ての者にきかせて歩いた。 オレの小屋へきてヒメが云った。「耳男よ。今日は私が何を見たと思う？」 ヒメの目がいつもにくらべて輝きが
深いようでもあった。ヒメは云った。「バケモノのホコラへ拝みにきて、ホコラの前でキリキリ舞いをして、ホコラにとりすがって死んだお婆さんを見たのよ」 オレは云ってやった。「あのバケモノの奴も今度の疫病神
は睨み返すことができませんでしたかい」 ヒメはそれにとりあわず、静かにこう命じた。「耳男よ。裏の山から蛇をとっておいで。大きな袋にいっぱい」 こう命じたが、オレはヒメに命じられては否応もない。黙って
意のままに動くことしかできないのだ。その蛇で何をするつもりだろうという疑いも、ヒメが立去ってからでないとオレの頭に浮かばなかった。 オレは裏の山にわけこんで、あまたの蛇をとった。去年の今ごろも、その
また前の年の今ごろも、オレはこの山で蛇をとったが、となつかしんだが、そのときオレはふと気がついた。 去年の今ごろも、そのまた前の年の今ごろも、オレが蛇とりにこの山をうろついていたのは、ヒメの笑顔に押
されてひるむ心をかきたてようと悪戦苦闘しながらであった。ヒメの笑顔に押されたときには、オレの造りかけのバケモノが腑抜けのように見えた。ノミの跡の全てがムダにしか見えなかった。そして腑抜けのバケモノを
再びマトモに見直す勇気が湧くまでには、この山の蛇の生き血を飲みほしても足りないのではないかと怯えつづけていたものだった。 そのころに比べると、いまのオレはヒメの笑顔に押されるということがない。イヤ、
押されてはいるかも知れぬが、押し返さねばならぬという不安な戦いはない。ヒメの笑顔が押してくるままの力を、オレのノミが素直に表すことができればよいという芸本来の三昧境にひたっているだけのことだ。 いま
のオレは素直な心に立っているから、いま造りかけのミロクにもわが身の拙さを嘆く思いは絶えるまもないが、バケモノが腑抜けに見えたほど見るも無慚な嘆きはなかった。バケモノを刻むノミの跡は、ヒメの笑顔に押さ
れては、すべてがムダなものにしか見えなかったものであった。 いまのオレはともかく心に安らぎを得て、素直に芸と戦っているから、去年のオレも今年のオレも変りがないように思っていたが、大そう変っているらし
いな、ということをふと考えた。そして今年のオレの方がすべてに於て立ちまさっていると思った。 オレは大きな袋にいっぱい蛇をつめて戻った。そのふくらみの大きさにヒメの目は無邪気にかがやいた。ヒメは云った
。「袋をもって、楼へ来て」 楼へ登った。ヒメは下を指して云った。「三ツ又の池のほとりにバケモノのホコラがあるでしょう。ホコラにすがりついて死んでいる人の姿が見えるでしょう。お婆さんよ。あそこまで辿り
ついてちょッと拝んでいたと思うと、にわかに立ち上ってキリキリ舞いをはじめたのよ。それからヨタヨタ這いまわって、やっとホコラに手をかけたと思うと動かなくなってしまったわ」 ヒメの目はそこにそそがれて動
かなかった。さらにヒメは下界の諸方に目を転じて飽かず眺めふけった。そして、呟いた。「野良にでて働く人の姿が多いわ。ホーソーの時には野良にでている人の姿が見られなかったものでしたのに。バケモノのホコラ
へ拝みに来て死ぬ人もあるのに、野良の人々は無事なのね」 オレは小屋にこもって仕事にふけっているだけだから、邸内の人々とも殆ど交渉がなかったし、まして邸外とは交渉がなかった。だから村里を襲っている疫病
の怖ろしい噂を時たま聞くことがあっても、オレにとっては別天地の出来事で、身にしみる思いに打たれたことはなかった。オレのバケモノが魔よけの神様にまつりあげられ、オレが名人ともてはやされていると聞いても
、それすらも別天地の出来事であった。 オレははじめて高楼から村を眺めた。それは裏の山から村を見下す風景の距離をちぢめただけのものだが、バケモノのホコラにすがりついて死んでいる人の姿を見ると、それもわ
- 784 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:49.53 .net
- >>687
アオベェもそうなんだな
- 785 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:51.96 .net
- 無職も王に納税しろよ？
- 786 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:10:59.34 .net
- >>781
何で？2800円じゃないの？
- 787 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:00.56 .net
- >>776
お前後の方が本題だろ
- 788 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:05.98 .net
- ゲーム部のおねショタノムさんでシコったやつおるやろ
- 789 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:08.05 .net
- 数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
はむしろ鋭く秘密を射当てることがあるものだ。ヒメの顔をつつんでいる目に見えぬ匂いを、オレのノミが刻みださなければならないのだな」 オレはそんなことを考えた。 そして、このあどけない笑顔がいつオレを殺
すかも知れない顔だと考えると、その怖れがオレの仕事の心棒になった。ふと手を休めて気がつくと、その怖れが、だきしめても足りないほどなつかしく心にしみる時があった。 ヒメがオレの小屋へ現れて、「今日も人
が死んだわ」 と云うとき、オレは何も言うことがなくて、概ねヒメの笑顔を見つめているばかりであった。 オレはヒメの本心を訊いてみたいとは思わなかった。俗念は無益なことだ。ヒメに本心があるとすれば、あど
けない笑顔が、そして匂いが全てなのだ。すくなくともタクミにとってはそれが全てであるし、オレの現身《うつしみ》にとってもそれが全てであろう。三年昔、オレがヒメの顔に見とれたときから、それが全部であるこ
とがすでに定められたようなものだった。 どうやらホーソー神が通りすぎた。この村の五分の一が死んでいた。長者の邸には多数の人々が住んでいるのに、一人も病人がでなかったから、オレの造ったバケモノが一躍村
- 790 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:14.53 .net
- >>764
そうやって現実から目逸らすんか？
俺もソーナノ...
- 791 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:16.69 .net
- そういやもう冬休みに入ったのか
王のお昼配信もあるしそりゃそうか
- 792 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:18.63 .net
- >>776
ハプニングに弱い木曽木曽かわいい
- 793 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:19.55 .net
- >>717
今でも壁を感じるしお互いのことよくは思ってなさそう
- 794 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:21.76 .net
- 馬、イオリと雑談して良いぞ
- 795 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:22.71 .net
- 葵ちゃんはノムさんという正しいコンビが組めそうで良かった・・・
- 796 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:25.35 .net
- たまなとバチバチより
ごんの話しようとして数秒沈黙するもちの方が好き
- 797 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:29.24 .net
- 親が離婚して母親と妹3人、職場も女が8割いるとこで働いてて女の生態の詳しさには自負がある俺が断言する
ドル部で一番崩壊招きそうなやつはごんごん
このタイプはプライド高くて主導権握られるよりも自分で動きたがるタイプだから上に対する反発が非常に強いしやたらと敵視する傾向にある
そこでどうなるかというと、自分で派閥を作るようになる
それだけのカリスマも持ってる
シロが落ち目になったときに確実にこのタイプは崩壊の序曲を奏でるだろう
多分この予言は当たる
- 798 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:30.80 .net
- 人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
たように、すくんで動けなくなってしまった。ヒメの声はすきとおるように静かで無邪気であったから、尚のこと、この上もなく怖ろしいものに思われた。ヒメが蛇の生き血をのみ、蛇の死体を高楼に吊るしているのは、
- 799 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:37.76 .net
- >>781
32000だぞ
- 800 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:40.09 .net
- すずはなんで俺を安心させてくれないんだよお前は俺を安心させるための俺だけのおんなだろうがそんなやつがなんでクリスマス似、廃止？んしないんだよふざけるなお前だけは廃止んしてくへるって信じてたのに
- 801 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:44.41 .net
- 組長は自分をずっと支えてきたメンテちゃんだから
変に敬意をはらって恐れ多い的なこと言っただけだと思うけどな
アイちゃんに対する過剰ムーブと一緒
- 802 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:45.95 .net
- おまえらちゃんとたこ焼きかってこいよ？
- 803 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:49.57 .net
- >>703
ゲーム部ショタに手コキしててイライラしたわ、俺だってして欲しいのに・・・
- 804 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:55.17 .net
- 表向き:あずきちの動画怖くて見れねーわ
お披露目:委員長に送った動画のここすき！普段の動画あれもうアニメ監督だよね！作ってるところ想像するだけでシロはもう…
うーんこの組長
- 805 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:57.89 .net
- >>787
バレてしまってはしょうがない
今見てどうしても言いたかったんだ
- 806 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:11:59.92 .net
- ちえりには200円を200回投げればいいのか？
- 807 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:00.87 .net
- リコ組のポーズはすこか？
https://i.imgur.com/1JEMG0J.png
- 808 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:01.84 .net
- がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
- 809 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:03.35 .net
- >>717
くわしく
- 810 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:16.42 .net
- 生放送じゃないとあずきちの素の笑いが聞けないんだよな
- 811 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:18.80 .net
- 性格きついのはお前らも変わらないやろ
男女関係なく性格悪いんだよ。
- 812 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:24.22 .net
- らずに、ただ今すぐにここから逃げよと申すのは、オレだけの言葉だ。イヤ、オレだけではなく、長者も実は内々それを望んでおられる。じゃによって、この一袋の黄金をオレに手渡して、お主を逃がせ、とさとされてい
るのだ。それと申すのが、もしもお主がオレと一しょに斧をもって長者の前へまかりでると、お主のために良からぬことが起るからだ。長者はお主の身のためを考えておられる」 思わせぶりな言葉が、いっそうオレをい
らだたせた。「オレの身のためを思うなら、そのワケをザックバランに言ってもらおうじゃありませんか」「それを言ってやりたいが、言ったが最後タダではすまぬ言葉というものもあるものだ。だが、先程から申す通り
、お主の一命にかかわることが起るかも知れぬ」 オレは即座に肚をきめた。斧をぶらさげて立上った。「お供しましょう」「これさ」「ハッハッハ。ふざけちゃアいけませんや。はばかりながら、ヒダのタクミはガキの
時から仕事に命を打込むものと叩きこまれているのだ。仕事のほかには命をすてる心当りもないが、腕くらべを怖れて逃げだしたと云われるよりは、そッちの方を選ぼうじゃありませんか」「長生きすれば、天下のタクミ
と世にうたわれる名人になる見込みのある奴だが、まだ若いな。一時の恥は、長生きすればそそがれるぞ」「よけいなことは、もう、よしてくれ。オレはここへ来たときから、生きて帰ることは忘れていたのさ」 アナマ
ロはあきらめた。すると、にわかに冷淡だった。「オレにつづいて参れ」 彼は先に立ってズンズン歩いた。 奥の庭へみちびかれた。縁先の土の上にムシロがしかれていた。それがオレの席であった。 オレと向い合せ
にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
えたことはめッたにない。あべこべに、女の奴めがオレを仇のように憎みきっているというのが腑に落ちないぞ」 オレの咒いの一念はあげて魔神を刻むことにこめられているから、小癪な女一匹を考えるヒマがなかった
のだろう。オレは十五の歳に仲間の一人に屋根から突き落されて手と足の骨を折ったことがある。この仲間はササイなことでオレに恨みを持っていたのだ。オレは骨を折ったので三ヵ月ほど大工の仕事はできなかったが、
親方はオレがたった一日といえども仕事を休むことを許さなかった。オレは片手と片足で、欄間のホリモノをきざまなければならなかった。骨折の怪我というものは、夜も眠ることができないほど痛むものだ。オレは泣き
泣きノミをふるッていたが、泣き泣き眠ることができない長夜の苦しみよりも、泣き泣き仕事する日中の凌ぎよいことが分ってきた。折からの満月を幸いに、夜中に起きてノミをふるい、痛さに堪えかねて悶え泣いたこと
もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
- 813 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:27.74 .net
- >>788
あ"ぁ"ぁ"い！！
- 814 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:27.96 .net
- はゆゆは普段からあんな服きてるぞ
- 815 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:28.58 .net
- >>807
結構再現度たかいｗ
- 816 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:37.50 .net
- >>795
相棒～
- 817 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:42.82 .net
- >>803
ノムちゃん、って呼んで下さい?
- 818 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:12:48.69 .net
- ろう。 可哀そうな女たちよ、とオレは思った。けれども、ヒメの気に入った仏像を造った者にエナコをホービにやるという長者の言葉はオレをビックリさせた。 オレはヒメの気に入るような仏像を造る気持がなかった
のだ。馬の顔にそッくりだと云われて山の奥へ夢中で駈けこんでしまったとき、オレは日暮れちかくまで滝壺のそばにいたあげく、オレはヒメの気に入らない仏像を造るために、いや、仏像ではなくて怖ろしい馬の顔の化
け物を造るために精魂を傾けてやると覚悟をかためていたのだから。 だから、ヒメの気に入った仏像を造った者にエナコをホービにやるという長者の言葉はオレに大きな驚愕を与えた。また、激しい怒りも覚えた。また
、この女はオレがもらう女ではないと気がついたために、ムラムラと嘲りも湧いた。 その雑念を抑えるために、タクミの心になりきろうとオレは思った。親方が教えてくれたタクミの心構えの用いどころはこの時だと思
った。 そこでオレはエナコを見つめた。大蛇が足にかみついてもこの目を放しはしないぞと我とわが胸に云いきかせながら。「この女が、山をこえ、ミズウミをこえ、野をこえ、また山を越えて、野をこえて、また山を
こえて、大きな森をこえて、泉の湧く里から来たハタを織る女だと？ それは珍しい動物だ」 オレの目はエナコの顔から放れなかったが、一心不乱ではなかった。なぜなら、オレは驚愕と怒りを抑えた代りに、嘲りが宿
ってしまったのを、いかんともすることができなかったから。 その嘲りをエナコに向けるのは不当であると気がついていたが、オレの目をエナコに向けてそこから放すことができなければ、目に宿る嘲りもエナコの顔に
向けるほかにどう仕様もない。 エナコはオレの視線に気がついた。次第にエナコの顔色が変った。オレはシマッタと思ったが、エナコの目に憎しみの火がもえたつのを見て、オレもにわかに憎しみにもえた。オレとエナ
コは全てを忘れ、ただ憎しみをこめて睨み合った。 エナコのきびしい目が軽くそれた。エナコは企みの深い笑いをうかべて云った。「私の生国は人の数より馬の数が多いと云われておりますが、馬は人を乗せて走るため
に、また、畑を耕すために使われています。こちらのお国では馬が着物をきて手にノミを握り、お寺や仏像を造るのに使われていますね」 オレは即座に云い返した。「オレの国では女が野良を耕すが、お前の国では馬が
野良を耕すから、馬の代りに女がハタを織るようだ。オレの国の馬は手にノミを握って大工はするが、ハタは織らねえな。せいぜい、ハタを織ってもらおう。遠路のところ、はなはだ御苦労」 エナコの目がはじかれたよ
うに開いた。そして、静かに立ち上った。長者に軽く目礼し、ズカズカとオレの前へ進んだ。立ち止って、オレを見おろした。むろんオレの目もエナコの顔から放れなかった。 エナコは膳部の横を半周してオレの背後へ
まわった。そして、そッとオレの耳をつまんだ。「そんなことか！……」 と、オレは思った。所詮、先に目を放したお前の負けだと考えた。その瞬間であった。オレは耳に焼かれたような一撃をうけた。前へのめり、膳
部の中に手を突ッこんでしまったことに気がついたのと、人々のざわめきを耳の底に聞きとめたのと同時であった。 オレはふりむいてエナコを見た。エナコの右手は懐剣のサヤを払って握っていたが、その手は静かに下
方に垂れ、ミジンも殺意が見られなかった。エナコがなんとなく用ありげに、不器用に宙に浮かして垂れているのは、左手の方だ。その指につままれている物が何物であるかということにオレは突然気がついた。 オレは
クビをまわしてオレの左の肩を見た。なんとなくそこが変だと思っていたが、肩一面に血でぬれていた。ウスベリの上にも血がしたたっていた。オレは何か忘れていた昔のことを思いだすように、耳の痛みに気がついた。
「これが馬の耳の一ツですよ。他の一ツはあなたの斧でそぎ落して、せいぜい人の耳に似せなさい」 エナコはそぎ落したオレの片耳の上部をオレの酒杯の中へ落して立去った。 それから六日すぎた。 オレたちは邸内
の一部に銘々の小屋をたて、そこに籠って仕事をすることになっていたから、オレも山の木を伐りだしてきて、小屋がけにかかっていた。 オレは蔵の裏の人の立ち入らぬ場所を選んで小屋をつくることにした。そこは一
面に雑草が生え繁り、蛇やクモの棲み家であるから、人々は怖れて近づかぬ場所であった。「なるほど。馬小屋をたてるとすれば、まずこの場所だが、ちと陽当りがわるくはないか」 アナマロがブラリと姿を現して、か
らかった。「馬はカンが強いから、人の姿が近づくと仕事に身が入りません。小屋がけが終って仕事にかかって後は、一切仕事場に立ち入らぬように願います」 オレは高窓を二重造りに仕掛け、戸口にも特別の仕掛けを
- 819 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:05.80 .net
- >>807
すこ！ｗ
- 820 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:05.95 .net
- 野村克也
- 821 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:06.51 .net
- >>804
陰キャで人見知りだからな
- 822 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:08.53 .net
- >>797
シロよりドル部のほうが先に落ち目になりそう
ただごんごんは執着しなさそうだから静かに消えそう
- 823 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:09.77 .net
- このくそつまんない小説みたいのはってるやつなに？ぶちころがしていい？
- 824 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:12.84 .net
- >>804
表向き：りこぴんの苗字が覚えられない
お披露目：
追加して
- 825 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:13.54 .net
- できなかった。しかし、気おくれをジッと押えて、見つめているうちに次第に平静にかえる満足を感じたとき、オレは親方の教訓の重大な意味が分ったような気がするのだった。のしかかるように見つめ伏せてはダメだ。
その人やその物とともに、ひと色の水のようにすきとおらなければならないのだ。 オレは夜長ヒメを見つめた。ヒメはまだ十三だった。身体はノビノビと高かったが、子供の香がたちこめていた。威厳はあったが、怖ろ
しくはなかった。オレはむしろ張りつめた力がゆるんだような気がしたが、それはオレが負けたせいかも知れない。そして、オレはヒメを見つめていた筈だが、ヒメのうしろに広々とそびえている乗鞍山《ノリクラヤマ》
が後々まで強くしみて残ってしまった。 アナマロはオレを長者にひき合せて、「これが耳男《ミミオ》でございます。若いながらも師の骨法をすべて会得し、さらに独自の工夫も編みだしたほどの師匠まさりで、青ガサ
やフル釜と技を競ってオクレをとるとは思われぬと師が口をきわめてほめたたえたほどのタクミであります」 意外にも殊勝なことを言った。すると長者はうなずいたが、「なるほど、大きな耳だ」 オレの耳を一心に見
つめた。そして、また云った。「大耳は下へ垂れがちなものだが、この耳は上へ立ち、頭よりも高くのびている。兎の耳のようだ。しかし、顔相は、馬だな」 オレの頭に血がさかまいた。オレは人々に耳のことを言われ
た時ほど逆上し、混乱することはない。いかな勇気も決心も、この混乱をふせぐことができないのだ。すべての血が上体にあがり、たちまち汗がしたたった。それはいつものことではあるが、この日の汗はたぐいのないも
のだった。ヒタイも、耳のまわりも、クビ筋も、一時に滝のように汗があふれて流れた。 長者はそれをフシギそうに眺めていた。すると、ヒメが叫んだ。「本当に馬にそッくりだわ。黒い顔が赤くなって、馬の色にそッ
くり」 侍女たちが声をたてて笑った。オレはもう熱湯の釜そのもののようであった。溢れたつ湯気も見えたし、顔もクビも胸も背も、皮膚全体が汗の深い河であった。 けれどもオレはヒメの顔だけは見つめなければい
けないし、目を放してはいけないと思った。一心不乱にそう思い、それを行うために力をつくした。しかし、その努力と、湧き立ち溢れる混乱とは分離して並行し、オレは処置に窮して立ちすくんだ。長い時間が、そして
、どうすることもできない時間がすぎた。オレは突然ふりむいて走っていた。他に適当な行動や落附いた言葉などを発すべきだと思いつきながら、もっとも欲しない、そして思いがけない行動を起してしまったのである。
オレはオレの部屋の前まで走っていった。それから、門の外まで走って出た。それから歩いたが、また、走った。居たたまらなかったのだ。オレは川の流れに沿うて山の雑木林にわけ入り、滝の下で長い時間岩に腰かけ
ていた。午《ひる》がすぎた。腹がへった。しかし、日が暮れかかるまでは長者の邸へ戻る力が起らなかった。 オレに五六日おくれて青ガサが着いた。また五六日おくれて、フル釜の代りに倅《せがれ》の小釜（チイサ
ガマ）が到着した。それを見ると青ガサは失笑して云った。「馬耳の師匠だけかと思ったら、フル釜もか。この青ガサに勝てぬと見たのは殊勝なことだが、身代りの二人の小者が気の毒だ」 ヒメがオレを馬に見立ててか
ら、人々はオレをウマミミとよぶようになっていた。 オレは青ガサの高慢が憎いと思ったが、だまっていた。オレの肚はきまっていたのだ。ここを死場所と覚悟をきめて一心不乱に仕事に精をうちこむだけだ。 チイサ
釜はオレの七ツ兄だった。彼の父のフル釜も病気と称して倅を代りに差し向けたが、取沙汰では仮病であったと云われていた。使者のアナマロが一番おそく彼を迎えにでかけたので腹を立てたのだそうだ。しかし、チイサ
釜が父に劣らぬタクミであるということはすでに評判があったから、オレの場合のように意外な身代りではなかったのである。 チイサ釜は腕によほどの覚えがあるのか、青ガサの高慢を眉の毛の一筋すらも動かすことな
く聞きながした。そして、青ガサにも、またオレにも、同じように鄭重《ていちょう》に挨拶した。ひどく落附いた奴だと思って薄気味がわるかったが、その後だんだん見ていると、奴はオハヨウ、コンチハ、コンバンハ
、などの挨拶以外には人に話しかけないことが分った。 オレが気がついたと同じことを、青ガサも気がついた。そして彼はチイサ釜に云った。「オメエはどういうわけで挨拶の口上だけはヌカリなく述べやがるんだ。ま
るでヒタイへとまったハエは手で払うものだときめたようにウルサイぞ。タクミの手はノミを使うが、一々ハエを追うために肩の骨が延びてきたわけではあるまい。人の口は必要を弁じるために孔があいているのだが、朝
- 826 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:19.29 .net
- シロのじゃは今クリスマスイヴ一緒に過ごしてるよ
- 827 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:22.15 .net
- >>807
こうやってポーズ取ってるのとか見ると案外カッコいい系のままではあるんだなと思う
ただもうちょっと胸の所の丈はどうにかならなかったのかと思ってしまうが
- 828 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:22.94 .net
- シロは普通に初見のフリうまいよな
- 829 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:23.16 .net
- >>809
きらいになる要素がないわ
アンチスレで上げられてるのが気に入らないくらいだろ
- 830 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:23.18 .net
- ガイガイしてんねえ！
- 831 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:26.03 .net
- >>807
衣装で台無しだよほんと
- 832 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:31.82 .net
- >>795
良かったわ…横でビビる女を見て楽しむだけの地蔵が相棒にならなくて
- 833 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:34.93 .net
- 云わぬ。このまま、ここから逃げて帰れ。ここに一袋の黄金がある。お主が三ヵ年働いて立派なミロク像を仕上げたところで、かほど莫大な黄金をいただくわけには参るまい。あとはオレが良いように申上げておくから、
今のうちに早く帰れ」 アナマロの顔は意外に真剣だった。それほどオレが追いだしたいのか。三ヵ年の手当にまさる黄金を与えてまで追いだしたいほど、オレが不要なタクミなのか。こう思うと、怒りがこみあげた。オ
レは叫んだ。「そうですかい。あなた方のお考えじゃア、オレの手はノミやカンナをとるタクミの手じゃアなくて、斧で木を叩ッきるキコリの腕だとお見立てですかい。よかろう。オレは今日かぎりここのウチに雇われた
- 834 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:38.31 .net
- >>804
シロの見れない動画としての宣伝効果を狙いつつってのがポイント高い
- 835 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:45.39 .net
- >>793
どっちも性格悪そうだとはかねがね思ってる
- 836 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:49.85 .net
- >>767
会話になってないぞ・・・
- 837 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:13:50.27 .net
- >>802
作れよそんぐらい
タコ高いけど
- 838 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:03.67 .net
- >>803
百合やぞ
- 839 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:05.29 .net
- ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
とを。虫ケラ同然のハタ織女にヒダの耳男はてんでハナもひッかけやしねえや。東国の森に棲む虫ケラに耳をかまれただけだと思えば腹も立たない道理じゃないか。虫ケラの死に首も生き首も欲しかアねえや」 こう喚い
てやったが、顔がまッかに染まり汗が一時に溢れでたのは、オレの心を裏切るものであった。 顔が赤く染まって汗が溢れでたのは、この女の生き首が欲しい下心のせいではなかった。オレを憎むワケがあるとは思われぬ
のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
帰るだけだと考えていた。 有りもせぬ下心を疑られては迷惑だとかねて甚だ気にかけていたことを、思いもよらずアナマロの口からきいたから、オレは虚をつかれて、うろたえてしまったのだ。一度うろたえてしまうと
、それを恥じたり気に病んだりして、オレの顔は益々熱く燃え、汗は滝の如くに湧き流れるのはいつもの例であった。「こまったことだ。残念なことだ。こんなに汗をビッショリかいて慌ててしまえば、まるでオレの下心
がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
生き首もマッピラでさア」 ヒメはニッコリうなずいた。ヒメはエナコに向って云った。「エナコよ。耳男の片耳もかんでおやり。虫ケラにかまれても腹が立たないそうですから、存分にかんであげるといいわ。虫ケラの
歯を貸してあげます。なくなったお母様の形見の品の一ツだけど、耳男の耳をかんだあとではお前にあげます」 ヒメは懐剣をとって侍女に渡した。侍女はそれをささげてエナコの前に差出した。 オレはエナコがよもや
それを受けとるとは考えていなかった。斧でクビを斬る代りにイマシメの縄をきりはらってやったオレの耳を斬る刀だ。 しかし、エナコは受けとった。なるほど、ヒメの与えた刀なら受けとらぬワケにはゆくまいが、よ
- 840 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:08.68 .net
- >>807
草
- 841 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:16.15 .net
- おまえら今日の予定は？
- 842 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:26.70 .net
- もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
とを。虫ケラ同然のハタ織女にヒダの耳男はてんでハナもひッかけやしねえや。東国の森に棲む虫ケラに耳をかまれただけだと思えば腹も立たない道理じゃないか。虫ケラの死に首も生き首も欲しかアねえや」 こう喚い
てやったが、顔がまッかに染まり汗が一時に溢れでたのは、オレの心を裏切るものであった。 顔が赤く染まって汗が溢れでたのは、この女の生き首が欲しい下心のせいではなかった。オレを憎むワケがあるとは思われぬ
のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
帰るだけだと考えていた。 有りもせぬ下心を疑られては迷惑だとかねて甚だ気にかけていたことを、思いもよらずアナマロの口からきいたから、オレは虚をつかれて、うろたえてしまったのだ。一度うろたえてしまうと
、それを恥じたり気に病んだりして、オレの顔は益々熱く燃え、汗は滝の如くに湧き流れるのはいつもの例であった。「こまったことだ。残念なことだ。こんなに汗をビッショリかいて慌ててしまえば、まるでオレの下心
がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
- 843 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:32.69 .net
- >>807
伝わらないものまね選手権みたいになんのシーンの誰かまで言ってくれないと
わからなすぎてポカンなやつ
- 844 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:32.94 .net
- たまなとのバチギス知らないとかお客さん結構おるんやね
違うと思いますよ…
はい…
- 845 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:34.18 .net
- >>807
はえ～ほんまにヅカ好きなんやな
ちょっと感動してしまった
- 846 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:37.78 .net
- >>754
どっちってなった時はっきりしないでかき回しそう、魂じゃなくちえりとしてな
- 847 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:43.43 .net
- >>841
ドル部の配信にスパチャ投げる🤗
- 848 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:14:49.13 .net
- れては、すべてがムダなものにしか見えなかったものであった。 いまのオレはともかく心に安らぎを得て、素直に芸と戦っているから、去年のオレも今年のオレも変りがないように思っていたが、大そう変っているらし
いな、ということをふと考えた。そして今年のオレの方がすべてに於て立ちまさっていると思った。 オレは大きな袋にいっぱい蛇をつめて戻った。そのふくらみの大きさにヒメの目は無邪気にかがやいた。ヒメは云った
。「袋をもって、楼へ来て」 楼へ登った。ヒメは下を指して云った。「三ツ又の池のほとりにバケモノのホコラがあるでしょう。ホコラにすがりついて死んでいる人の姿が見えるでしょう。お婆さんよ。あそこまで辿り
ついてちょッと拝んでいたと思うと、にわかに立ち上ってキリキリ舞いをはじめたのよ。それからヨタヨタ這いまわって、やっとホコラに手をかけたと思うと動かなくなってしまったわ」 ヒメの目はそこにそそがれて動
かなかった。さらにヒメは下界の諸方に目を転じて飽かず眺めふけった。そして、呟いた。「野良にでて働く人の姿が多いわ。ホーソーの時には野良にでている人の姿が見られなかったものでしたのに。バケモノのホコラ
へ拝みに来て死ぬ人もあるのに、野良の人々は無事なのね」 オレは小屋にこもって仕事にふけっているだけだから、邸内の人々とも殆ど交渉がなかったし、まして邸外とは交渉がなかった。だから村里を襲っている疫病
の怖ろしい噂を時たま聞くことがあっても、オレにとっては別天地の出来事で、身にしみる思いに打たれたことはなかった。オレのバケモノが魔よけの神様にまつりあげられ、オレが名人ともてはやされていると聞いても
、それすらも別天地の出来事であった。 オレははじめて高楼から村を眺めた。それは裏の山から村を見下す風景の距離をちぢめただけのものだが、バケモノのホコラにすがりついて死んでいる人の姿を見ると、それもわ
が身にかかわりのないソラゾラしい眺めながらも、人里の哀れさが目にしみもした。あんなバケモノが魔よけの役に立たないのは分りきっているのに、そのホコラにすがりついて死ぬ人があるとは罪な話だ。いッそ焼き払
ってしまえばいいのに、とオレは思った。オレが罪を犯しているような味気ない思いにかられもした。 ヒメは下界の眺めにタンノーして、ふりむいた。そして、オレに命じた。「袋の中の蛇を一匹ずつ生き裂きにして血
をしぼってちょうだい。お前はその血をしぼって、どうしたの？」「オレはチョコにうけて飲みましたよ」「十匹も、二十匹も？」「一度にそうは飲めませんが、飲みたくなけりゃそのへんへぶッかけるだけのことですよ
」「そして裂き殺した蛇を天井に吊るしたのね」「そうですよ」「お前がしたと同じことをしてちょうだい。生き血だけは私が飲みます。早くよ」 ヒメの命令には従う以外に手のないオレであった。オレは生き血をうけ
るチョコや、蛇を天井へ吊るすための道具を運びあげて、袋の蛇を一匹ずつ裂いて生き血をしぼり、順に天井へ吊るした。 オレはまさかと思っていたが、ヒメはたじろぐ色もなく、ニッコリと無邪気に笑って、生き血を
一息にのみほした。それを見るまではさほどのこととは思わなかったが、その時からはあまりの怖ろしさに、蛇をさく馴れた手までが狂いがちであった。 オレも三年の間、数の知れない蛇を裂いて生き血をのみ死体を天
井に逆吊りにしたが、オレが自分ですることだから怖ろしいとも異様とも思わなかった。 ヒメは蛇の生き血をのみ、蛇体を高楼に逆吊りにして、何をするつもりなのだろう。目的の善悪がどうあろうとも、高楼にのぼり
、ためらう色もなくニッコリと蛇の生き血を飲みほすヒメはあまり無邪気で、怖ろしかった。 ヒメは三匹目の生き血までは一息に飲みほした。四匹目からは屋根や床上へまきちらした。 オレが袋の中の蛇をみんな裂い
て吊るし終ると、ヒメは言った。「もう一ッぺん山へ行って袋にいっぱい蛇をとってきてよ。陽のあるうちは、何べんもよ。この天井にいっぱい吊るすまでは、今日も、明日も、明後日も。早く」 もう一度だけ蛇とりに
行ってくると、その日はもうたそがれてしまった。ヒメの笑顔には無念そうな翳がさした。吊るされた蛇と、吊るされていない空間とを、充ち足りたように、また無念げに、ヒメの笑顔はしばし高楼の天井を見上げて動か
なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
- 849 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:00.36 .net
- >>841
ふーたんとランチ😊
- 850 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:06.49 .net
- >>807
完全ジョジョ立ちで草ァ
- 851 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:10.17 .net
- オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
- 852 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:14.98 .net
- >>807
ジョジョじゃなかったのか
- 853 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:16.05 .net
- >>709
お披露目配信で毎回ある「シロ知ってるよ○○ちゃんが～頑張ってきたこと」みたいな下りとかまんまだな
- 854 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:26.90 .net
- >>841
たこ焼きぱーちー
- 855 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:32.75 .net
- 願望にもかなっていた。とにかくヒメに頼んでみようとオレは思った。そして、こう心がきまると、オレはようやく風呂からあがることができた。 オレは奥の間へみちびかれた。長者がヒメをしたがえて現れた。オレは
挨拶ももどかしく、ヒタイを下にすりつけて、必死に叫んだ。オレは顔をあげる力がなかったのだ。「今生のお願いでございます。お姫サマのお顔お姿を刻ませて下さいませ。それを刻み残せば、あとはいつ死のうとも悔
いはございません」 意外にもアッサリと長者の返答があった。「ヒメがそれに同意なら、願ってもないことだ。ヒメよ。異存はないか」 それに答えたヒメの言葉もアッサリと、これまた意外千万であった。「私が耳男
- 856 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:56.66 .net
- 俺が不仲の核心ついていい？
王とごんはガチで仲悪いよ
てかVティークで王がまずごんとは絶対仲良くなれないと最初思ったっていうジャブから始まり、
その後ごんが何故か4人で座談会してる中、王だけハブいて3人で遊ぼうと露骨に王だけのけものにする発言してる
- 857 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:15:58.05 .net
- おしゅし
- 858 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:09.83 .net
- >>844
俺それで玉が嫌いになった
なとりがせっかくイラストまであげてプロレスしてやったのにさぁ
- 859 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:12.15 .net
- >>841
ナイトメアビフォアクリスマス視聴
- 860 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:14.64 .net
- 【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#3181【アップランド】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540256743/
- 861 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:36.02 .net
- >>841
彼女とサイクリングしながらケーキを食べに☺
- 862 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:37.26 .net
- 村の人々がみんな死ぬことを祈っているのだ。 オレは居たたまらずに一散に逃げたいと思いながら、オレの足はすくんでいたし、心もすくんでいた。オレはヒメが憎いとはついぞ思ったことがないが、このヒメが生きて
いるのは怖ろしいということをその時はじめて考えた。 しらじら明けに、ちゃんと目がさめた。ヒメのいいつけが身にしみて、ちょうどその時間に目がさめるほどオレの心は縛られていた。 オレは心の重さにたえがた
かったが、袋を負うて明けきらぬ山へわけこまずにもいられなかった。そして山へわけこむと、オレは蛇をとることに必死であった。少しも早く、少しでも多く、とあせっていた。ヒメの期待に添うてやりたい一念が一途
にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
- 863 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:41.55 .net
- やばい肩痛すぎる
- 864 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:41.93 .net
- >>856
嘘だぁ！！！
- 865 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:44.27 .net
- >>838
マン汁で黒ずんだカリデカズルムケチンポ付いてるゾ
- 866 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:45.53 .net
- >>856
つまんねVティークにそんなのないから
- 867 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:45.60 .net
- >>856
あれはあの二人仲悪そうだなと俺も思ってた
- 868 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:16:58.46 .net
- かなかった。さらにヒメは下界の諸方に目を転じて飽かず眺めふけった。そして、呟いた。「野良にでて働く人の姿が多いわ。ホーソーの時には野良にでている人の姿が見られなかったものでしたのに。バケモノのホコラ
へ拝みに来て死ぬ人もあるのに、野良の人々は無事なのね」 オレは小屋にこもって仕事にふけっているだけだから、邸内の人々とも殆ど交渉がなかったし、まして邸外とは交渉がなかった。だから村里を襲っている疫病
の怖ろしい噂を時たま聞くことがあっても、オレにとっては別天地の出来事で、身にしみる思いに打たれたことはなかった。オレのバケモノが魔よけの神様にまつりあげられ、オレが名人ともてはやされていると聞いても
、それすらも別天地の出来事であった。 オレははじめて高楼から村を眺めた。それは裏の山から村を見下す風景の距離をちぢめただけのものだが、バケモノのホコラにすがりついて死んでいる人の姿を見ると、それもわ
が身にかかわりのないソラゾラしい眺めながらも、人里の哀れさが目にしみもした。あんなバケモノが魔よけの役に立たないのは分りきっているのに、そのホコラにすがりついて死ぬ人があるとは罪な話だ。いッそ焼き払
ってしまえばいいのに、とオレは思った。オレが罪を犯しているような味気ない思いにかられもした。 ヒメは下界の眺めにタンノーして、ふりむいた。そして、オレに命じた。「袋の中の蛇を一匹ずつ生き裂きにして血
をしぼってちょうだい。お前はその血をしぼって、どうしたの？」「オレはチョコにうけて飲みましたよ」「十匹も、二十匹も？」「一度にそうは飲めませんが、飲みたくなけりゃそのへんへぶッかけるだけのことですよ
」「そして裂き殺した蛇を天井に吊るしたのね」「そうですよ」「お前がしたと同じことをしてちょうだい。生き血だけは私が飲みます。早くよ」 ヒメの命令には従う以外に手のないオレであった。オレは生き血をうけ
るチョコや、蛇を天井へ吊るすための道具を運びあげて、袋の蛇を一匹ずつ裂いて生き血をしぼり、順に天井へ吊るした。 オレはまさかと思っていたが、ヒメはたじろぐ色もなく、ニッコリと無邪気に笑って、生き血を
一息にのみほした。それを見るまではさほどのこととは思わなかったが、その時からはあまりの怖ろしさに、蛇をさく馴れた手までが狂いがちであった。 オレも三年の間、数の知れない蛇を裂いて生き血をのみ死体を天
井に逆吊りにしたが、オレが自分ですることだから怖ろしいとも異様とも思わなかった。 ヒメは蛇の生き血をのみ、蛇体を高楼に逆吊りにして、何をするつもりなのだろう。目的の善悪がどうあろうとも、高楼にのぼり
、ためらう色もなくニッコリと蛇の生き血を飲みほすヒメはあまり無邪気で、怖ろしかった。 ヒメは三匹目の生き血までは一息に飲みほした。四匹目からは屋根や床上へまきちらした。 オレが袋の中の蛇をみんな裂い
て吊るし終ると、ヒメは言った。「もう一ッぺん山へ行って袋にいっぱい蛇をとってきてよ。陽のあるうちは、何べんもよ。この天井にいっぱい吊るすまでは、今日も、明日も、明後日も。早く」 もう一度だけ蛇とりに
行ってくると、その日はもうたそがれてしまった。ヒメの笑顔には無念そうな翳がさした。吊るされた蛇と、吊るされていない空間とを、充ち足りたように、また無念げに、ヒメの笑顔はしばし高楼の天井を見上げて動か
なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
たように、すくんで動けなくなってしまった。ヒメの声はすきとおるように静かで無邪気であったから、尚のこと、この上もなく怖ろしいものに思われた。ヒメが蛇の生き血をのみ、蛇の死体を高楼に吊るしているのは、
村の人々がみんな死ぬことを祈っているのだ。 オレは居たたまらずに一散に逃げたいと思いながら、オレの足はすくんでいたし、心もすくんでいた。オレはヒメが憎いとはついぞ思ったことがないが、このヒメが生きて
いるのは怖ろしいということをその時はじめて考えた。 しらじら明けに、ちゃんと目がさめた。ヒメのいいつけが身にしみて、ちょうどその時間に目がさめるほどオレの心は縛られていた。 オレは心の重さにたえがた
- 869 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:08.51 .net
- >>841
巨人の星を見る
- 870 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:11.85 .net
- >>856
いんきゃやろー😭
- 871 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:14.10 .net
- >>856
たまなとバチバチ言われるのがそんなに悔しいんか？
- 872 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:22.57 .net
- くり」 侍女たちが声をたてて笑った。オレはもう熱湯の釜そのもののようであった。溢れたつ湯気も見えたし、顔もクビも胸も背も、皮膚全体が汗の深い河であった。 けれどもオレはヒメの顔だけは見つめなければい
けないし、目を放してはいけないと思った。一心不乱にそう思い、それを行うために力をつくした。しかし、その努力と、湧き立ち溢れる混乱とは分離して並行し、オレは処置に窮して立ちすくんだ。長い時間が、そして
、どうすることもできない時間がすぎた。オレは突然ふりむいて走っていた。他に適当な行動や落附いた言葉などを発すべきだと思いつきながら、もっとも欲しない、そして思いがけない行動を起してしまったのである。
- 873 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:35.17 .net
- おめでとうBOTかわいい
- 874 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:43.47 .net
- >>869
放送してんの？
見たいから調べてくる
- 875 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:43.78 .net
- 不仲な相手とレズセックスするの気持ち良さそう
- 876 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:43.80 .net
- >>856
ごんも王も仲良くなれないと思った奴は突き放すタイプだろ
- 877 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:46.05 .net
- ることを望んでおられると言ったが、まさしく思い当る言葉である。この笑顔に対しては、長者も施す術がないのであろう。ムリもないとオレは思った。 人の祝う元日に、ためらう色もなくわが家の一隅に火をかけたこ
の笑顔は、地獄の火も怖れなければ、血の池も怖れることがなかろう。ましてオレが造ったバケモノなぞは、この笑顔が七ツ八ツのころのママゴト道具のたぐいであろう。「珍しいミロクの像をありがとう。他のものの百
層倍、千層倍も、気に入りました」 というヒメの言葉を思いだすと、オレはその怖ろしさにゾッとすくんだ。 オレの造ったあのバケモノになんの凄味があるものか。人の心をシンから凍らせるまことの力は一ツもこも
っていないのだ。 本当に怖ろしいのは、この笑顔だ。この笑顔こそは生きた魔神も怨霊も及びがたい真に怖ろしい唯一の物であろう。 オレは今に至ってようやくこの笑顔の何たるかをさとったが、三年間の仕事の間、
怖ろしい物を造ろうとしていつもヒメの笑顔に押されていたオレは、分らぬながらも心の一部にそれを感じていたのかも知れない。真に怖ろしいものを造るためなら、この笑顔に押されるのは当り前の話であろう。真に怖
ろしいものは、この笑顔にまさるものはないのだから。 今生の思い出に、この笑顔を刻み残して殺されたいとオレは考えた。オレにとっては、ヒメがオレを殺すことはもはや疑う余地がなかった。それも、今日、風呂か
らあがって奥の間へみちびかれて匆々《そうそう》にヒメはオレを殺すであろう。蛇のようにオレを裂いて逆さに吊すかも知れないと思った。そう思うと恐怖に息の根がとまりかけて、オレは思わず必死に合掌の一念であ
ったが、真に泣き悶えて合掌したところで、あの笑顔が何を受けつけてくれるものでもあるまい。 この運命をきりぬけるには、ともかくこの一ツの方法があるだけだとオレは考えた。それはオレのタクミとしての必死の
願望にもかなっていた。とにかくヒメに頼んでみようとオレは思った。そして、こう心がきまると、オレはようやく風呂からあがることができた。 オレは奥の間へみちびかれた。長者がヒメをしたがえて現れた。オレは
挨拶ももどかしく、ヒタイを下にすりつけて、必死に叫んだ。オレは顔をあげる力がなかったのだ。「今生のお願いでございます。お姫サマのお顔お姿を刻ませて下さいませ。それを刻み残せば、あとはいつ死のうとも悔
いはございません」 意外にもアッサリと長者の返答があった。「ヒメがそれに同意なら、願ってもないことだ。ヒメよ。異存はないか」 それに答えたヒメの言葉もアッサリと、これまた意外千万であった。「私が耳男
にそれを頼むつもりでしたの。耳男が望むなら申分ございません」「それは、よかった」 長者は大そう喜んで思わず大声で叫んだが、オレに向って、やさしく云った。「耳男よ。顔をあげよ。三年の間、御苦労だった。
お前のミロクは皮肉の作だが、彫りの気魄、凡手の作ではない。ことのほかヒメが気に入ったようだから、それだけでオレは満足のほかにつけ加える言葉はない。よく、やってくれた」 長者とヒメはオレに数々のヒキデ
モノをくれた。そのとき、長者がつけ加えて、言った。「ヒメの気に入った像を造った者にはエナコを与えると約束したが、エナコは死んでしまったから、この約束だけは果してやれなくなったのが残念だ」 すると、そ
れをひきとって、ヒメが言った。「エナコは耳男の耳を斬り落した懐剣でノドをついて死んでいたのよ。血にそまったエナコの着物は耳男がいま下着にして身につけているのがそれよ。身代りに着せてあげるために、男物
に仕立て直しておいたのです」 オレはもうこれしきのことでは驚かなくなっていたが、長者の顔が蒼ざめた。ヒメはニコニコとオレを見つめていた。 そのころ、この山奥にまでホーソーがはやり、あの村にも、この里
にも、死ぬ者がキリもなかった。疫病はついにこの村にも押し寄せたから、家ごとに疫病除けの護符をはり、白昼もかたく戸を閉して、一家ヒタイを集めて日夜神仏に祈っていたが、悪魔はどの隙間から忍びこんでくるも
のやら、日ましに死ぬ者が多くなる一方だった。 長者の家でも広い邸内の雨戸をおろして家族は日中も息を殺していたが、ヒメの部屋だけは、ヒメが雨戸を閉めさせなかった。「耳男の造ったバケモノの像は、耳男が無
数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
- 878 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:48.92 .net
- 今日ひとりで留守番してるんだが家にオッサンの泥棒入ってきたわ
- 879 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:17:50.01 .net
- ここでVティークの事とか書かれると合ってても間違ってても
誰かが画像のっけて証明してくれるからありがたい
- 880 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:00.15 .net
- これなんで発狂してるんだ？
金も出さない癖に声だけでかい貧乏人の嫉妬か？
- 881 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:03.13 .net
- みんな仲いいのが理想だけどやっぱり裏では少し暗いギスギスしていてほしい
- 882 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:04.10 .net
- >>869
アオちゃんのこれも見よう
響木アオ12/29新宿ReNY @hibiki_ao (2018/12/24 09:34:52)
今日は #クリスマスイブ
#ヒビノアオ #今日は何の日
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1076999573015486469/pu/vid/960x540/eQPGK0ubBKBzKAbx.mp4
http://twitter.com/hibiki_ao/status/1076999613423316992
(deleted an unsolicited ad)
- 883 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:06.27 .net
- しかしダンゴムシが好きな訳では無い
- 884 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:10.27 .net
- れからの足かけ三年というものは、オレの戦いの歴史であった。 オレは小屋にとじこもってノミをふるッていただけだが、オレがノミをふるう力は、オレの目に残るヒメの笑顔に押されつづけていた。オレはそれを押し
返すために必死に戦わなければならなかった。 オレがヒメに自然に見とれてしまったことは、オレがどのようにあがいても所詮勝味がないように思われたが、オレは是が非でも押し返して、怖ろしいモノノケの像をつく
らなければとあせった。 オレはひるむ心が起ったとき水を浴びることを思いついた。十パイ二十パイと気が遠くなるほど水を浴びた。また、ゴマをたくことから思いついて、オレは松ヤニをいぶした。また足のウラの土
フマズに火を当てて焼いた。それらはすべてオレの心をふるい起して、襲いかかるように仕事にはげむためであった。 オレの小屋のまわりはジメジメした草むらで無数の蛇の棲み家だから、小屋の中にも蛇は遠慮なくも
ぐりこんできたが、オレはそれをひッさいて生き血をのんだ。そして蛇の死体を天井から吊るした。蛇の怨霊がオレにのりうつり、また仕事にものりうつれとオレは念じた。 オレは心のひるむたびに草むらにでて蛇をと
り、ひッさいて生き血をしぼり、一息に呷《あお》って、のこるのを造りかけのモノノケの像にしたたらせた。 日に七匹、また十匹ととったから、一夏を終らぬうちに、小屋のまわりの草むらの蛇は絶えてしまった。オ
レは山に入って日に一袋の蛇をとった。 小屋の天井は吊るした蛇の死体で一パイになった。ウジがたかり、ムンムンと臭気がたちこめ、風にゆれ、冬がくるとカサカサと風に鳴った。 吊るした蛇がいッせいに襲いかか
ってくるような幻を見ると、オレはかえって力がわいた。蛇の怨霊がオレにこもって、オレが蛇の化身となって生れ変った気がしたからだ。そして、こうしなければ、オレは仕事をつづけることができなかったのだ。 オ
レはヒメの笑顔を押し返すほど力のこもったモノノケの姿を造りだす自信がなかったのだ。オレの力だけでは足りないことをさとっていた。それと戦う苦しさに、いッそ気が違ってしまえばよいと思ったほどだ。オレの心
がヒメにとりつく怨霊になればよいと念じもした。しかし、仕事の急所に刻みかかると、必ず一度はヒメの笑顔に押されているオレのヒルミに気がついた。 三年目の春がきたとき、七分通りできあがって仕上げの急所に
かかっていたから、オレは蛇の生き血に飢えていた。オレは山にわけこんで兎や狸や鹿をとり、胸をさいて生き血をしぼり、ハラワタをまきちらした。クビを斬り落して、その血を像にしたたらせた。「血を吸え。そして
、ヒメの十六の正月にイノチが宿って生きものになれ。人を殺して生き血を吸う鬼となれ」 それは耳の長い何ものかの顔であるが、モノノケだか、魔神だか、死神だか、鬼だか、怨霊だか、オレにも得体が知れなかった
。オレはただヒメの笑顔を押し返すだけの力のこもった怖ろしい物でありさえすれば満足だった。 秋の中ごろにチイサ釜が仕事を終えた。また秋の終りには青ガサも仕事を終えた。オレは冬になって、ようやく像を造り
終えた。しかし、それをおさめるズシにはまだ手をつけていなかった。 ズシの形や模様はヒメの調度にふさわしい可愛いものに限ると思った。扉をひらくと現れる像の凄味をひきたてるには、あくまで可憐な様式にかぎ
る。 オレはのこされた短い日数のあいだ寝食も忘れがちにズシにかかった。そしてギリギリの大晦日の夜までかかって、ともかく仕上げることができた。手のこんだ細工はできなかったが、扉には軽く花鳥をあしらった
。豪奢でも華美でもないが、素朴なところにむしろ気品が宿ったように思った。 深夜に人手をかりて運びだして、チイサ釜と青ガサの作品の横へオレの物を並べた。オレはとにかく満足だった。オレは小屋へ戻ると、毛
皮をひッかぶって、地底へひきずりこまれるように眠りこけた。 オレは戸を叩く音に目をさました。夜が明けている。陽はかなり高いようだ。そうか。今日がヒメの十六の正月か、とオレはふと思いついた。戸を叩く音
は執拗につづいた。オレは食物を運んできた女中だと思ったから、「うるさいな。いつものように、だまって外へ置いて行け。オレには新年も元日もありやしねえ。ここだけは娑婆がちがうということをオレが口をすッぱ
くして言って聞かせてあるのが、三年たってもまだ分らないのか」「目がさめたら、戸をおあけ」「きいた風なことを言うな。オレが戸を開けるのは目がさめた時じゃアねえや」「では、いつ、あける？」「外に人が居な
い時だ」「それは、ほんとね？」 オレはそれをきいたとき、忘れることのできない特徴のあるヒメの抑揚をききつけて、声の主はヒメその人だと直覚した。にわかにオレの全身が恐怖のために凍ったように思った。どう
- 885 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:14.74 .net
- 『キラークイーン』ッ！
こいつらを爆破しろォーッ！！
- 886 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:15.73 .net
- >>856
その二人推しだから見なかった事にするぞ、
- 887 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:22.52 .net
- >>874
どうせニコニコの切り取りとかだろ
- 888 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:23.06 .net
- >>880
そうだよ
- 889 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:26.62 .net
- >>879
Vティークくらい買おうよ…
- 890 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:33.40 .net
- い時だ」「それは、ほんとね？」 オレはそれをきいたとき、忘れることのできない特徴のあるヒメの抑揚をききつけて、声の主はヒメその人だと直覚した。にわかにオレの全身が恐怖のために凍ったように思った。どう
してよいのか分らなくて、オレはウロウロとむなしく時間を費した。「私が居るうちに出ておいで。出てこなければ、出てくるようにしてあげますよ」 静かな声がこう云った。ヒメが侍女に命じて戸の外に何か積ませて
いたのをオレはさとっていたが、火打石をうつ音に、それは枯れ柴だと直感した。オレははじかれたように戸口へ走り、カンヌキを外して戸をあけた。 戸があいたのでそこから風が吹きこむように、ヒメはニコニコと小
- 891 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:34.74 .net
- >>878
ちゃんと家の前に水まいて凍らしておけよ
- 892 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:35.31 .net
- あにまーれが危ないからってドル部に不仲説持ってくるのやめて
- 893 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:36.00 .net
- >>856
仲良くないならマイクラでわざわざ入ってこないだろ
- 894 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:40.06 .net
- 婚期逃して焦ってるめめめが付け込まれて彼氏に性奴隷のように扱われてるってホントですか！？
- 895 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:41.61 .net
- なとり～行かないでくれ～��
- 896 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:44.98 .net
- >>856
双葉の被害者トークはきつい
- 897 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:54.59 .net
- 草
なんかメタいな
- 898 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:56.96 .net
- 絶対仲悪いの王とピノだと思う
- 899 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:18:58.40 .net
- た。 オレはヒメに歩み寄ると、オレの左手をヒメの左の肩にかけ、だきすくめて、右手のキリを胸にうちこんだ。オレの肩はハアハアと大きな波をうっていたが、ヒメは目をあけてニッコリ笑った。「サヨナラの挨拶を
して、それから殺して下さるものよ。私もサヨナラの挨拶をして、胸を突き刺していただいたのに」 ヒメのツブラな瞳はオレに絶えず、笑みかけていた。 オレはヒメの言う通りだと思った。オレも挨拶がしたかったし
、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
ち帰ろうと思った。しかし、青ガサやフル釜と技を競う名誉がオレを誘惑した。彼らを怖れて逃げたと思われるのが心外であった。オレは自分に云いきかせた。「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげれ
ばそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」 たしかにオレは生きて帰ら
- 900 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:05.18 .net
- >>874
ビデオ借りてきて見てる
- 901 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:08.41 .net
- >>889
金がないんだ
立ち読みできない状態だったから無理やり読もうとしたら怒られたから店からもすぐ逃げたんだ
- 902 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:11.84 .net
- >>878
ホームアローン！？
- 903 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:22.23 .net
- >>864
>>866
いろは：お風呂が長い子って誰だと思う？
めめめ：めめめ髪の毛多いから時間かかる！
いろは：シャンプーのコスパ悪そう！いろはが手伝ってあげるよ！
めめめ：洗って洗って！
いろは：やりたいやりたい！3人でやろうｗ
- 904 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:22.56 .net
- かし、ヒメの心はとうてい量りがたいものであった。 ヒメはさらに云った。「耳男よ。お前が楼にあがって私と同じ物を見ていても、お前のバケモノがホーソー神を睨み返してくれるのを見ることができなかったでしょ
うよ。お前の小屋が燃えたときから、お前の目は見えなくなってしまったから。そして、お前がいまお造りのミロクには、お爺さんやお婆さんの頭痛をやわらげる力もないわ」 ヒメは冴え冴えとオレを見つめた。そして
、ふりむいて立去った。オレの手にカブと菜ッ葉がのこっていた。 オレはヒメの魔法にかけられてトリコになってしまったように思った。怖ろしいヒメだと思った。たしかに人力を超えたヒメかも知れぬと思った。しか
し、オレがいま造っているミロクには爺さん婆さんの頭痛をやわらげる力もないとは、どういうことだろう。「あのバケモノには子供を泣かせる力もないが、ミロクには何かがある筈だ。すくなくともオレという人間のタ
マシイがそッくり乗りうつッているだろう」 オレは確信をもってこう云えるように思ったが、オレの確信の根元からゆりうごかしてくずすものはヒメの笑顔であった。オレが見失ってしまったものが確かにどこかにある
ようにも思われて、たよりなくて、ふと、たまらなく切ない思いを感じるようになってしまった。 ホーソー神が通りすぎて五十日もたたぬうちに、今度はちがった疫病が村をこえ里をこえて渡ってきた。夏がきて、熱い
日ざかりがつづいていた。 また人々は日ざかりに雨戸をおろして神仏に祈ってくらした。しかし、ホーソー神の通るあいだ畑を耕していなかったから、今度も畑を耕さないと食べる物が尽きていた。そこで百姓はおのの
きながら野良へでてクワを振りあげ振りおろしたが、朝は元気で出たのが、日ざかりの畑でキリキリ舞いをしたあげく、しばらく畑を這いまわってことぎれる者も少くなかった。 山の下の三ツ又のバケモノのホコラを拝
みにきて、ホコラの前で死んでいた者もあった。「尊いヒメの神よ。悪病を払いたまえ」 長者の門前へきて、こう祈る者もあった。 長者の邸も再び日ざかりに雨戸をとざして、人々は息をころして暮していた。ヒメだ
けが雨戸をあけ、時に楼上から山下の村を眺めて、死者を見るたびに邸内の全ての者にきかせて歩いた。 オレの小屋へきてヒメが云った。「耳男よ。今日は私が何を見たと思う？」 ヒメの目がいつもにくらべて輝きが
深いようでもあった。ヒメは云った。「バケモノのホコラへ拝みにきて、ホコラの前でキリキリ舞いをして、ホコラにとりすがって死んだお婆さんを見たのよ」 オレは云ってやった。「あのバケモノの奴も今度の疫病神
は睨み返すことができませんでしたかい」 ヒメはそれにとりあわず、静かにこう命じた。「耳男よ。裏の山から蛇をとっておいで。大きな袋にいっぱい」 こう命じたが、オレはヒメに命じられては否応もない。黙って
意のままに動くことしかできないのだ。その蛇で何をするつもりだろうという疑いも、ヒメが立去ってからでないとオレの頭に浮かばなかった。 オレは裏の山にわけこんで、あまたの蛇をとった。去年の今ごろも、その
また前の年の今ごろも、オレはこの山で蛇をとったが、となつかしんだが、そのときオレはふと気がついた。 去年の今ごろも、そのまた前の年の今ごろも、オレが蛇とりにこの山をうろついていたのは、ヒメの笑顔に押
されてひるむ心をかきたてようと悪戦苦闘しながらであった。ヒメの笑顔に押されたときには、オレの造りかけのバケモノが腑抜けのように見えた。ノミの跡の全てがムダにしか見えなかった。そして腑抜けのバケモノを
再びマトモに見直す勇気が湧くまでには、この山の蛇の生き血を飲みほしても足りないのではないかと怯えつづけていたものだった。 そのころに比べると、いまのオレはヒメの笑顔に押されるということがない。イヤ、
押されてはいるかも知れぬが、押し返さねばならぬという不安な戦いはない。ヒメの笑顔が押してくるままの力を、オレのノミが素直に表すことができればよいという芸本来の三昧境にひたっているだけのことだ。 いま
のオレは素直な心に立っているから、いま造りかけのミロクにもわが身の拙さを嘆く思いは絶えるまもないが、バケモノが腑抜けに見えたほど見るも無慚な嘆きはなかった。バケモノを刻むノミの跡は、ヒメの笑顔に押さ
れては、すべてがムダなものにしか見えなかったものであった。 いまのオレはともかく心に安らぎを得て、素直に芸と戦っているから、去年のオレも今年のオレも変りがないように思っていたが、大そう変っているらし
いな、ということをふと考えた。そして今年のオレの方がすべてに於て立ちまさっていると思った。 オレは大きな袋にいっぱい蛇をつめて戻った。そのふくらみの大きさにヒメの目は無邪気にかがやいた。ヒメは云った
- 905 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:39.84 .net
- BLUEの絆とは何だったのか
- 906 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:44.35 .net
- >>900
最低だなお前
見なくなるじゃん
- 907 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:47.85 .net
- >>901
わかる
俺も一回ヒモはずして読んでたら店長に無言で雑誌奪い取られた
悔しくて泣きながら帰った
- 908 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:48.97 .net
- モノをくれた。そのとき、長者がつけ加えて、言った。「ヒメの気に入った像を造った者にはエナコを与えると約束したが、エナコは死んでしまったから、この約束だけは果してやれなくなったのが残念だ」 すると、そ
れをひきとって、ヒメが言った。「エナコは耳男の耳を斬り落した懐剣でノドをついて死んでいたのよ。血にそまったエナコの着物は耳男がいま下着にして身につけているのがそれよ。身代りに着せてあげるために、男物
に仕立て直しておいたのです」 オレはもうこれしきのことでは驚かなくなっていたが、長者の顔が蒼ざめた。ヒメはニコニコとオレを見つめていた。 そのころ、この山奥にまでホーソーがはやり、あの村にも、この里
にも、死ぬ者がキリもなかった。疫病はついにこの村にも押し寄せたから、家ごとに疫病除けの護符をはり、白昼もかたく戸を閉して、一家ヒタイを集めて日夜神仏に祈っていたが、悪魔はどの隙間から忍びこんでくるも
のやら、日ましに死ぬ者が多くなる一方だった。 長者の家でも広い邸内の雨戸をおろして家族は日中も息を殺していたが、ヒメの部屋だけは、ヒメが雨戸を閉めさせなかった。「耳男の造ったバケモノの像は、耳男が無
数の蛇を裂き殺して逆吊りにして、生き血をあびながら咒いをこめて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなるらしいわ。ほかに取得もなさそうなバケモノだから、門の外へ飾ってごらん」 ヒメは人に
命じて、ズシごと門前へすえさせた。長者の邸には高楼があった。ヒメは時々高楼にのぼって村を眺めたが、村はずれの森の中に死者をすてに行くために運ぶ者の姿を見ると、ヒメは一日は充ち足りた様子であった。 オ
レは青ガサが残した小屋で、今度こそヒメの持仏のミロクの像に精魂かたむけていた。ホトケの顔にヒメの笑顔をうつすのがオレの考えであった。 この邸内で人間らしくうごいているのは、ヒメとオレの二人だけであっ
た。 ミロクにヒメの笑顔をうつして持仏を刻んでいるときいてヒメは一応満足の風ではあったが、実はオレの仕事を気にかけている様子はなかった。ヒメはオレの仕事のはかどりを見に来たことはついぞなかった。小屋
に姿を現すのは、死者を森へすてに行く人群れを見かけたときにきまっていた。特にオレを選んでそれをきかせに来るのではなく、邸内の一人々々にもれなく聞かせてまわるのがヒメのたのしみの様子であった。「今日も
死んだ人があるのよ」 それをきかせるときも、ニコニコとたのしそうであった。ついでに仏像の出来ぐあいを見て行くようなことはなかった。それには一目もくれなかった。そして長くはとどまらなかった。 オレはヒ
メになぶられているのではないかと疑っていた。さりげない風を見せているが、実はやっぱり元日にオレを殺すつもりであったに相違ないとオレは時々考えた。なぜなら、ヒメはオレの造ったバケモノを疫病よけに門前へ
すえさせたとき、「耳男が無数の蛇を裂き殺して逆さに吊り、蛇の生き血をあびながら咒いをかけて刻んだバケモノだから、疫病よけのマジナイぐらいにはなりそうね。ほかに取得もなさそうですから、門の前へ飾ってご
らん」 と云ったそうだ。オレはそれを人づてにきいて、思わずすくんでしまったものだ。オレが咒いをかけて刻んだことまで知りぬいていて、オレを生かしておくヒメが怖ろしいと思った。三人のタクミの作からオレの
物を選んでおいて、疫病よけのマジナイにでも使うほかに取得もなさそうだとシャア／＼と言うヒメの本当の腹の底が怖ろしかった。オレにヒキデモノを与えた元日には、ヒメの言葉に長者まで蒼ざめてしまった。ヒメの
本当の腹の底は、父の長者にも量りかねるのであろう。ヒメがそれを行う時まで、ヒメの心は全ての人に解きがたい謎であろう。いまはオレを殺すことが念頭になくとも、元日にはあったかも知れないし、また明日はある
かも知れない。ヒメがオレの何かに興味をもったということは、オレがヒメにいつ殺されてもフシギではないということであろう。 オレのミロクはどうやらヒメの無邪気な笑顔に近づいてきた。ツブラな目。尖端に珠玉
をはらんだようなミズミズしいまるみをおびた鼻。だが、そのような顔のかたちは特に技術を要することではない。オレが精魂かたむけて立向わねばならぬものは、あどけない笑顔の秘密であった。一点の翳りもなく冴え
た明るい無邪気な笑顔。そこには血を好む一筋のキザシも示されていない。魔神に通じるいかなる色も、いかなる匂いも示されていない。ただあどけない童女のものが笑顔の全てで、どこにも秘密のないものだった。それ
がヒメの笑顔の秘密であった。「ヒメの顔は、形のほかに何かが匂っているのかも知れないな。黄金をしぼった露で産湯をつかったからヒメのからだは生れながらにかがやいて黄金の匂いがすると云われているが、俗の眼
- 909 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:19:49.90 .net
- >>901
早く働いてドル部に貢げよ
- 910 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:08.32 .net
- >>903
あーあ
- 911 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:12.97 .net
- ているそうな。その里の一番大きな木の下の一番キレイな泉のそばでハタを織っていたのが一番美しい娘で、ここにいる若い方の人がその娘だよ。この娘がハタを織るようになるまでは娘のお母さんが織っていたが、それ
がこッちの年をとった女の人だよ。その里から虹の橋を渡ってはるばるとヒメの着物を織るためにヒダの奥まで来てくれたのだ。お母さんを月待（ツキマチ）と云い、娘を江奈古（エナコ）と云う。ヒメの気に入ったミホ
トケを造った者には、美しいエナコをホービに進ぜよう」 長者が金にあかして買い入れたハタを織る美しい奴隷なのだ。オレの生れたヒダの国へも他国から奴隷を買いにくる者があるが、それは男の奴隷で、そしてオレ
のようなタクミが奴隷に買われて行くのさ。しかし、やむにやまれぬ必要のために遠い国から買いにくるのだから、奴隷は大切に扱われ、第一等のお客様と同じようにもてなしを受けるそうだが、それも仕事が出来あがる
までの話さ。仕事が終って無用になれば金で買った奴隷だから、人にくれてやることも、ウワバミにくれてやることも主人の勝手だ。だから遠国へ買われて行くことを好むタクミはいないが、女の身なら尚さらのことであ
ろう。 可哀そうな女たちよ、とオレは思った。けれども、ヒメの気に入った仏像を造った者にエナコをホービにやるという長者の言葉はオレをビックリさせた。 オレはヒメの気に入るような仏像を造る気持がなかった
のだ。馬の顔にそッくりだと云われて山の奥へ夢中で駈けこんでしまったとき、オレは日暮れちかくまで滝壺のそばにいたあげく、オレはヒメの気に入らない仏像を造るために、いや、仏像ではなくて怖ろしい馬の顔の化
け物を造るために精魂を傾けてやると覚悟をかためていたのだから。 だから、ヒメの気に入った仏像を造った者にエナコをホービにやるという長者の言葉はオレに大きな驚愕を与えた。また、激しい怒りも覚えた。また
、この女はオレがもらう女ではないと気がついたために、ムラムラと嘲りも湧いた。 その雑念を抑えるために、タクミの心になりきろうとオレは思った。親方が教えてくれたタクミの心構えの用いどころはこの時だと思
った。 そこでオレはエナコを見つめた。大蛇が足にかみついてもこの目を放しはしないぞと我とわが胸に云いきかせながら。「この女が、山をこえ、ミズウミをこえ、野をこえ、また山を越えて、野をこえて、また山を
こえて、大きな森をこえて、泉の湧く里から来たハタを織る女だと？ それは珍しい動物だ」 オレの目はエナコの顔から放れなかったが、一心不乱ではなかった。なぜなら、オレは驚愕と怒りを抑えた代りに、嘲りが宿
ってしまったのを、いかんともすることができなかったから。 その嘲りをエナコに向けるのは不当であると気がついていたが、オレの目をエナコに向けてそこから放すことができなければ、目に宿る嘲りもエナコの顔に
向けるほかにどう仕様もない。 エナコはオレの視線に気がついた。次第にエナコの顔色が変った。オレはシマッタと思ったが、エナコの目に憎しみの火がもえたつのを見て、オレもにわかに憎しみにもえた。オレとエナ
コは全てを忘れ、ただ憎しみをこめて睨み合った。 エナコのきびしい目が軽くそれた。エナコは企みの深い笑いをうかべて云った。「私の生国は人の数より馬の数が多いと云われておりますが、馬は人を乗せて走るため
に、また、畑を耕すために使われています。こちらのお国では馬が着物をきて手にノミを握り、お寺や仏像を造るのに使われていますね」 オレは即座に云い返した。「オレの国では女が野良を耕すが、お前の国では馬が
野良を耕すから、馬の代りに女がハタを織るようだ。オレの国の馬は手にノミを握って大工はするが、ハタは織らねえな。せいぜい、ハタを織ってもらおう。遠路のところ、はなはだ御苦労」 エナコの目がはじかれたよ
うに開いた。そして、静かに立ち上った。長者に軽く目礼し、ズカズカとオレの前へ進んだ。立ち止って、オレを見おろした。むろんオレの目もエナコの顔から放れなかった。 エナコは膳部の横を半周してオレの背後へ
まわった。そして、そッとオレの耳をつまんだ。「そんなことか！……」 と、オレは思った。所詮、先に目を放したお前の負けだと考えた。その瞬間であった。オレは耳に焼かれたような一撃をうけた。前へのめり、膳
部の中に手を突ッこんでしまったことに気がついたのと、人々のざわめきを耳の底に聞きとめたのと同時であった。 オレはふりむいてエナコを見た。エナコの右手は懐剣のサヤを払って握っていたが、その手は静かに下
方に垂れ、ミジンも殺意が見られなかった。エナコがなんとなく用ありげに、不器用に宙に浮かして垂れているのは、左手の方だ。その指につままれている物が何物であるかということにオレは突然気がついた。 オレは
- 912 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:15.93 .net
- >>901>>907
お前らクズ過ぎだろ
- 913 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:17.10 .net
- >>906
なにが？
- 914 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:17.53 .net
- >>876
実況王のせいで上辺だけでもなんとかしなきゃいけなくなった
- 915 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:19.64 .net
- >>903
これ別に誰も省かれてないだろ
- 916 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:24.78 .net
- >>903
お、王は髪が短いから省いたんだよ・・・
- 917 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:27.44 .net
- >>898
ピノは視聴者参加で荒らすと二度とやらないって言ったし
めめめはツイッターでリスナーにキレた
この二人は合わないと思うよ
腹の中でアホがこの糞ガイジがって思うんじゃないの
- 918 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:28.44 .net
- >>903
3人で洗ってあげようって事だからおかしいとこなくないか？
- 919 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:31.42 .net
- >>893
ぴゅあっぴゅあやなお前
- 920 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:37.64 .net
- ってしまえばいいのに、とオレは思った。オレが罪を犯しているような味気ない思いにかられもした。 ヒメは下界の眺めにタンノーして、ふりむいた。そして、オレに命じた。「袋の中の蛇を一匹ずつ生き裂きにして血
をしぼってちょうだい。お前はその血をしぼって、どうしたの？」「オレはチョコにうけて飲みましたよ」「十匹も、二十匹も？」「一度にそうは飲めませんが、飲みたくなけりゃそのへんへぶッかけるだけのことですよ
」「そして裂き殺した蛇を天井に吊るしたのね」「そうですよ」「お前がしたと同じことをしてちょうだい。生き血だけは私が飲みます。早くよ」 ヒメの命令には従う以外に手のないオレであった。オレは生き血をうけ
るチョコや、蛇を天井へ吊るすための道具を運びあげて、袋の蛇を一匹ずつ裂いて生き血をしぼり、順に天井へ吊るした。 オレはまさかと思っていたが、ヒメはたじろぐ色もなく、ニッコリと無邪気に笑って、生き血を
一息にのみほした。それを見るまではさほどのこととは思わなかったが、その時からはあまりの怖ろしさに、蛇をさく馴れた手までが狂いがちであった。 オレも三年の間、数の知れない蛇を裂いて生き血をのみ死体を天
井に逆吊りにしたが、オレが自分ですることだから怖ろしいとも異様とも思わなかった。 ヒメは蛇の生き血をのみ、蛇体を高楼に逆吊りにして、何をするつもりなのだろう。目的の善悪がどうあろうとも、高楼にのぼり
、ためらう色もなくニッコリと蛇の生き血を飲みほすヒメはあまり無邪気で、怖ろしかった。 ヒメは三匹目の生き血までは一息に飲みほした。四匹目からは屋根や床上へまきちらした。 オレが袋の中の蛇をみんな裂い
て吊るし終ると、ヒメは言った。「もう一ッぺん山へ行って袋にいっぱい蛇をとってきてよ。陽のあるうちは、何べんもよ。この天井にいっぱい吊るすまでは、今日も、明日も、明後日も。早く」 もう一度だけ蛇とりに
行ってくると、その日はもうたそがれてしまった。ヒメの笑顔には無念そうな翳がさした。吊るされた蛇と、吊るされていない空間とを、充ち足りたように、また無念げに、ヒメの笑顔はしばし高楼の天井を見上げて動か
なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
たように、すくんで動けなくなってしまった。ヒメの声はすきとおるように静かで無邪気であったから、尚のこと、この上もなく怖ろしいものに思われた。ヒメが蛇の生き血をのみ、蛇の死体を高楼に吊るしているのは、
村の人々がみんな死ぬことを祈っているのだ。 オレは居たたまらずに一散に逃げたいと思いながら、オレの足はすくんでいたし、心もすくんでいた。オレはヒメが憎いとはついぞ思ったことがないが、このヒメが生きて
いるのは怖ろしいということをその時はじめて考えた。 しらじら明けに、ちゃんと目がさめた。ヒメのいいつけが身にしみて、ちょうどその時間に目がさめるほどオレの心は縛られていた。 オレは心の重さにたえがた
かったが、袋を負うて明けきらぬ山へわけこまずにもいられなかった。そして山へわけこむと、オレは蛇をとることに必死であった。少しも早く、少しでも多く、とあせっていた。ヒメの期待に添うてやりたい一念が一途
にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
- 921 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:39.16 .net
- めめめのボイス買おうか迷ってるんだけどどんな感じ？
- 922 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:41.06 .net
- >>903
もう終わりやね…
- 923 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:47.87 .net
- 今日ドルアン初めてきたけど双葉とごんごんが仲悪いなんて知りとうなかった・・・
どうするんだこのモヤモヤ感
- 924 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:58.82 .net
- なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
- 925 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:20:59.19 .net
- >>903
3人でめめめを洗うってことだろガイジか？
- 926 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:07.72 .net
- >>907
かわいそう
- 927 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:09.20 .net
- >>903
27ページの真ん中辺りにガチで書かれてるわ
終わった…
- 928 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:12.04 .net
- お前ら電子書籍って知らない訳じゃないだろ？
もしかしてほんとに無しょｋ
- 929 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:14.89 .net
- >>915
めめめをごん玉王で洗うってことだよな普通
- 930 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:16.20 .net
- このコピペ何NGにしたら消える？
- 931 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:20.11 .net
- にエナコが控えていた。後手にいましめられて、じかに土の上に坐っていた。 オレの跫音《あしおと》をききつけて、エナコは首をあげた。そして、いましめを解けば跳びかかる犬のようにオレを睨んで目を放さなかっ
た。小癪な奴め、とオレは思った。「耳を斬り落されたオレが女を憎むならワケは分るが、女がオレを憎むとはワケが分らないな」 こう考えてオレはふと気がついたが、耳の痛みがとれてからは、この女を思いだしたこ
ともなかった。「考えてみるとフシギだな。オレのようなカンシャク持ちが、オレの耳を斬り落した女を咒《のろ》わないとは奇妙なことだ。オレは誰かに耳を斬り落されたことは考えても、斬り落したのがこの女だと考
えたことはめッたにない。あべこべに、女の奴めがオレを仇のように憎みきっているというのが腑に落ちないぞ」 オレの咒いの一念はあげて魔神を刻むことにこめられているから、小癪な女一匹を考えるヒマがなかった
のだろう。オレは十五の歳に仲間の一人に屋根から突き落されて手と足の骨を折ったことがある。この仲間はササイなことでオレに恨みを持っていたのだ。オレは骨を折ったので三ヵ月ほど大工の仕事はできなかったが、
親方はオレがたった一日といえども仕事を休むことを許さなかった。オレは片手と片足で、欄間のホリモノをきざまなければならなかった。骨折の怪我というものは、夜も眠ることができないほど痛むものだ。オレは泣き
泣きノミをふるッていたが、泣き泣き眠ることができない長夜の苦しみよりも、泣き泣き仕事する日中の凌ぎよいことが分ってきた。折からの満月を幸いに、夜中に起きてノミをふるい、痛さに堪えかねて悶え泣いたこと
もあったし、手をすべらせてモモにノミを突きたててしまったこともあったが、苦しみに超えたものは仕事だけだということを、あの時ほどマザ／＼と思い知らされたことはない。片手片足でほった欄間だが、両手両足が
使えるようになってから眺め直して、特に手を入れる必要もなかった。 その時のことが身にしみているから、片耳を斬り落された痛みぐらいは、仕事の励みになっただけだ。今に思い知らせてやるぞと考えた。そして、
いやが上にも怖ろしい魔神の姿を思いめぐらしてゾクゾクしたが、思い知らせてやるのがこの女だとは考えたことがなかったようだ。「オレが女を咒わないのは、ワケが分るフシもあるような気がするが、女がオレを仇の
ように憎むのはワケが分らない。ひょッとすると、長者があんなことを云ったから、オレが女をほしがっていると思って咒っているのかも知れないな」 こう考えると、ワケが分ってきたように思われた。そこでムラムラ
と怒りがこみあげた。バカな女め。キサマ欲しさに仕事をするオレと思うか。連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように手で払って捨てて行くだけのことだ。こう考えたから、オレの心は落附いた。「耳男をつれ
て参りました」 アナマロが室内に向って大声で叫んだ。するとスダレの向うに気配があって、着席した長者が云った。「アナマロはあるか」「これにおります」「耳男に沙汰を申し伝えよ」「かしこまりました」 アナ
マロはオレを睨みつけて、次のように申し渡した。「当家の女奴隷が耳男の片耳をそぎ落したときこえては、ヒダのタクミ一同にも、ヒダの国人一同にも申訳が立たない。よってエナコを死罪に処するが、耳男が仇をうけ
た当人だから、耳男の斧で首を打たせる。耳男、うて」 オレはこれをきいて、エナコがオレを仇のように睨むのは道理と思った。この疑いがはれてしまえば、あとは気にかかるものもない。オレは云ってやった。「御親
切は痛みいるが、それには及びますまい」「うてぬか」 オレはスックと立ってみせた。斧をとってズカズカと進み、エナコの直前で一睨み、凄みをきかせて睨みつけてやった。 エナコの後へまわると、斧を当てて縄を
ブツブツ切った。そして、元の座へさッさと戻ってきた。オレはわざと何も言わなかった。 アナマロが笑って云った。「エナコの死に首よりも生き首がほしいか」 これをきくとオレの顔に血がのぼった。「たわけたこ
とを。虫ケラ同然のハタ織女にヒダの耳男はてんでハナもひッかけやしねえや。東国の森に棲む虫ケラに耳をかまれただけだと思えば腹も立たない道理じゃないか。虫ケラの死に首も生き首も欲しかアねえや」 こう喚い
てやったが、顔がまッかに染まり汗が一時に溢れでたのは、オレの心を裏切るものであった。 顔が赤く染まって汗が溢れでたのは、この女の生き首が欲しい下心のせいではなかった。オレを憎むワケがあるとは思われぬ
のに女がオレを仇のように睨んでいるから、さてはオレが女をわが物にしたい下心でもあると見て咒っているのだなと考えた。そして、バカな奴め。キサマを連れて帰れと云われても、肩に落ちた毛虫のように払い落して
- 932 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:28.94 .net
- >>903
はぁ～
ごんはこういう経験ないから自分をかずに入れ忘れただけやぞ？
友達100人できるかな？100人で食べたいなで自分を入れますれてるだけやぞ
- 933 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:33.61 .net
- >>923
久々にこれ使うね
そういうことに したいんか？
- 934 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:36.26 .net
- >>930
オレ
- 935 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:38.34 .net
- 集金モードだぞ
2130 アキ
2130 竜胆
2130 椎名
2200 でびる
2200 ちー
2200 楓P
2220 凛
2230 夢追P
2300 OTN
2300 美兎
2330 舞元ひな
2400 ひま
2400 鷹宮
2400 鈴鹿
2400 有栖
2415 凛
2430 むぎ
2500 竜胆
2500 鈴木
https://twitter.com/ShizuRin23/status/1076967399646146560
(deleted an unsolicited ad)
- 936 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:41.30 .net
- 何お前ら踊らされてるねん
- 937 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:42.26 .net
- >>923
ガチで気にしてんの草
そんな奴ここにいる資格ないで
- 938 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:48.74 .net
- >>903
ここで露骨に王だけ省くとかごん酷すぎだろ
- 939 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:49.21 .net
- >>903
めめめが洗ってって言ったから3人(たま、双葉、ごん)で洗おうってことだろ
- 940 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:49.27 .net
- ３D化のデメリットはなとりのクリスマスアイコンが見れないこと
- 941 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:50.27 .net
- はい、不仲
https://i.imgur.com/4p4NdGx.jpg
- 942 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:50.38 .net
- がたしかにそうだと白状しているように思われてしまうばかりだ」 こう考えて、オレは益々うろたえた。額から汗の玉がポタポタとしたたり落ちて、いつやむ気色もなくなってしまった。オレは観念して目を閉じた。オ
レにとってこの赤面と汗はマトモに抵抗しがたい大敵であった。観念の眼をとじてつとめて無心にふける以外に汗の雨ダレを食いとめる手段がなかった。 そのとき、ヒメの声がきこえた。「スダレをあげて」 そう命じ
た。たぶん侍女もいるのだろうが、オレは目を開けて確かめるのを控えた。一時も早く汗の雨ダレを食いとめるには、見たいものも見てはならぬ。オレはもう一度ジックリとヒメの顔が見たかったのだ。「耳男よ。目をあ
けて。そして、私の問いに答えて」 と、ヒメが命じた。オレはシブシブ目をあけた。スダレはまかれて、ヒメは縁に立っていた。「お前、エナコに耳を斬り落されても、虫ケラにかまれたようだッて？ ほんとうにそう
？」 無邪気な明るい笑顔だとオレは思った。オレは大きくうなずいて、「ほんとうにそうです」と答えた。「あとでウソだと仰有ッてはダメよ」「そんなことは言いやしません。虫ケラだと思っているから、死に首も、
生き首もマッピラでさア」 ヒメはニッコリうなずいた。ヒメはエナコに向って云った。「エナコよ。耳男の片耳もかんでおやり。虫ケラにかまれても腹が立たないそうですから、存分にかんであげるといいわ。虫ケラの
歯を貸してあげます。なくなったお母様の形見の品の一ツだけど、耳男の耳をかんだあとではお前にあげます」 ヒメは懐剣をとって侍女に渡した。侍女はそれをささげてエナコの前に差出した。 オレはエナコがよもや
それを受けとるとは考えていなかった。斧でクビを斬る代りにイマシメの縄をきりはらってやったオレの耳を斬る刀だ。 しかし、エナコは受けとった。なるほど、ヒメの与えた刀なら受けとらぬワケにはゆくまいが、よ
もやそのサヤは払うまいとまたオレは考えた。 可憐なヒメは無邪気にイタズラをたのしんでいる。その明るい笑顔を見るがよい。虫も殺さぬ笑顔とは、このことだ。イタズラをたのしむ亢奮もなければ、何かを企む翳り
もない。童女そのものの笑顔であった。 オレはこう思った。問題は、エナコが巧みな言葉で手に受けた懐剣をヒメに返すことができるかどうか、ということだ。まんまと懐剣をせしめることができるほど巧みな言葉を思
いつけば、尚のこと面白い。それに応じて、オレがうまいこと警句の一ツも合せることができれば、この上もなしであろう。ヒメは満足してスダレをおろすに相違ない。 オレがこう考えたのは、あとで思えばフシギなこ
とだ。なぜなら、ヒメはエナコに懐剣を与えて、オレの耳を斬れと命じているのだし、オレが片耳を失ったのもその大本はと云えばヒメからではないか。そして、オレが怖ろしい魔神の像をきざんでやるぞと心をきめたの
もヒメのため。その像を見ておどろく人もまずヒメでなければならぬ筈だ。そのヒメがエナコに懐剣を与えてオレの耳を斬り落せと命じているのに、オレがそれを幸福な遊びのひとときだとふと考えていたのは、思えばフ
シギなことであった。ヒメの冴え冴えとした笑顔、澄んだツブラな目のせいであろうか。オレは夢を見たようにフシギでならぬ。 オレはエナコが刀のサヤを払うまいと思ったから、その思いを目にこめてウットリとヒメ
の笑顔に見とれた。思えばこれが何よりの不覚、心の隙であったろう。 オレがすさまじい気魄に気がついて目を転じたとき、すでにエナコはズカズカとオレの目の前に進んでいた。 シマッタ！ とオレは思った。エナ
コはオレの鼻先で懐剣のサヤを払い、オレの耳の尖《さき》をつまんだ。 オレは他の全てを忘れて、ヒメを見た。ヒメの言葉がある筈だ。エナコに与えるヒメの言葉が。あの冴え冴えと澄んだ童女の笑顔から当然ほとば
しる鶴の一声が。 オレは茫然とヒメの顔を見つめた。冴えた無邪気な笑顔を。ツブラな澄みきった目を。そしてオレは放心した。このようにしているうちに順を追うてオレの耳が斬り落されるのをオレはみんな知ってい
たが、オレの目はヒメの顔を見つめたままどうすることもできなかったし、オレの心は目にこもる放心が全部であった。オレは耳をそぎ落されたのちも、ヒメをボンヤリ仰ぎ見ていた。 オレの耳がそがれたとき、オレは
ヒメのツブラな目が生き生きとまるく大きく冴えるのを見た。ヒメの頬にやや赤みがさした。軽い満足があらわれて、すぐさま消えた。すると笑いも消えていた。ひどく真剣な顔だった。考え深そうな顔でもあった。なん
だ、これで全部か、とヒメは怒っているように見えた。すると、ふりむいて、ヒメは物も云わず立ち去ってしまった。 ヒメが立ち去ろうとするとき、オレの目に一粒ずつの大粒の涙がたまっているのに気がついた。 そ
- 943 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:55.30 .net
- >>932
草
- 944 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:21:59.72 .net
- マジレスしてる奴いて草
- 945 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:00.50 .net
- まぁ別に誰と誰が仲悪かろうがたまなと不仲はガチだよ
- 946 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:05.18 .net
- ごんのblue内好感度はちえり＞王＞玉に見える
- 947 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:06.34 .net
- >>903
めめめを洗うのに3人やぞ
ガイジかぁ？
- 948 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:09.17 .net
- >>930
(?:.*\n){10}
しょうがないにゃあ
- 949 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:10.71 .net
- >>903
これめめめを3人がかりで洗ってやるって意味じゃねえの
- 950 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:14.32 .net
- >>941
もう終わりやね…
- 951 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:15.08 .net
- 、ヒメの十六の正月にイノチが宿って生きものになれ。人を殺して生き血を吸う鬼となれ」 それは耳の長い何ものかの顔であるが、モノノケだか、魔神だか、死神だか、鬼だか、怨霊だか、オレにも得体が知れなかった
。オレはただヒメの笑顔を押し返すだけの力のこもった怖ろしい物でありさえすれば満足だった。 秋の中ごろにチイサ釜が仕事を終えた。また秋の終りには青ガサも仕事を終えた。オレは冬になって、ようやく像を造り
終えた。しかし、それをおさめるズシにはまだ手をつけていなかった。 ズシの形や模様はヒメの調度にふさわしい可愛いものに限ると思った。扉をひらくと現れる像の凄味をひきたてるには、あくまで可憐な様式にかぎ
る。 オレはのこされた短い日数のあいだ寝食も忘れがちにズシにかかった。そしてギリギリの大晦日の夜までかかって、ともかく仕上げることができた。手のこんだ細工はできなかったが、扉には軽く花鳥をあしらった
。豪奢でも華美でもないが、素朴なところにむしろ気品が宿ったように思った。 深夜に人手をかりて運びだして、チイサ釜と青ガサの作品の横へオレの物を並べた。オレはとにかく満足だった。オレは小屋へ戻ると、毛
皮をひッかぶって、地底へひきずりこまれるように眠りこけた。 オレは戸を叩く音に目をさました。夜が明けている。陽はかなり高いようだ。そうか。今日がヒメの十六の正月か、とオレはふと思いついた。戸を叩く音
は執拗につづいた。オレは食物を運んできた女中だと思ったから、「うるさいな。いつものように、だまって外へ置いて行け。オレには新年も元日もありやしねえ。ここだけは娑婆がちがうということをオレが口をすッぱ
くして言って聞かせてあるのが、三年たってもまだ分らないのか」「目がさめたら、戸をおあけ」「きいた風なことを言うな。オレが戸を開けるのは目がさめた時じゃアねえや」「では、いつ、あける？」「外に人が居な
い時だ」「それは、ほんとね？」 オレはそれをきいたとき、忘れることのできない特徴のあるヒメの抑揚をききつけて、声の主はヒメその人だと直覚した。にわかにオレの全身が恐怖のために凍ったように思った。どう
してよいのか分らなくて、オレはウロウロとむなしく時間を費した。「私が居るうちに出ておいで。出てこなければ、出てくるようにしてあげますよ」 静かな声がこう云った。ヒメが侍女に命じて戸の外に何か積ませて
いたのをオレはさとっていたが、火打石をうつ音に、それは枯れ柴だと直感した。オレははじかれたように戸口へ走り、カンヌキを外して戸をあけた。 戸があいたのでそこから風が吹きこむように、ヒメはニコニコと小
屋の中へはいってきた。オレの前を通りこして、先に立って中へはいった。 三年のうちにヒメのカラダは見ちがえるようにオトナになっていた。顔もオトナになっていたが、無邪気な明るい笑顔だけは、三年前と同じよ
うに澄みきった童女のものであった。 侍女たちは小屋の中をみてたじろいだ。ヒメだけはたじろいだ気色がなかった。ヒメは珍しそうに室内を見まわし、また天井を見まわした。蛇は無数の骨となってぶらさがっていた
が、下にも無数の骨が落ちてくずれていた。「みんな蛇ね」 ヒメの笑顔に生き生きと感動がかがやいた。ヒメは頭上に手をさしのばして垂れ下っている蛇の白骨の一ツを手にとろうとした。その白骨はヒメの肩に落ちく
ずれた。それを軽く手で払ったが、落ちた物には目もくれなかった。一ツ一ツが珍しくて、一ツの物に長くこだわっていられない様子に見えた。「こんなことを思いついたのは、誰なの？ ヒダのタクミの仕事場がみんな
こうなの？ それとも、お前の仕事場だけのこと？」「たぶん、オレの小屋だけのことでしょう」 ヒメはうなずきもしなかったが、やがて満足のために笑顔は冴えかがやいた。三年昔、オレが見納めにしたヒメの顔は、
にわかに真剣にひきしまって退屈しきった顔であったが、オレの小屋では笑顔の絶えることがなかった。「火をつけなくてよかったね。燃してしまうと、これを見ることができなかったわ」 ヒメは全てを見終ると満足し
て呟いたが、「でも、もう、燃してしまうがよい」 侍女に枯れ柴をつませて火をかけさせた。小屋が煙につつまれ、一時にどッと燃えあがるのを見とどけると、ヒメはオレに云った。「珍しいミロクの像をありがとう。
他の二ツにくらべて、百層倍も、千層倍も、気に入りました。ゴホービをあげたいから、着物をきかえておいで」 明るい無邪気な笑顔であった。オレの目にそれをのこしてヒメは去った。オレは侍女にみちびかれて入浴
し、ヒメが与えた着物にきかえた。そして、奥の間へみちびかれた。 オレは恐怖のために、入浴中からウワの空であった。いよいよヒメに殺されるのだとオレは思った。 オレはヒメの無邪気な笑顔がどのようなもので
- 952 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:21.42 .net
- >>930
NG設定を正規表現でこれいれたらおっけー
(?#15行NG)(.*\n){15}
- 953 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:25.63 .net
- >>903
ここで国語の勉強しないでもらえるかな
- 954 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:27.45 .net
- >>948
サンキュー猫乃木
- 955 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:27.96 .net
- >>941
もう終わりだね
- 956 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:34.56 .net
- ドルアンって文章読む力弱すぎない？
- 957 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:42.31 .net
- ちえりは一番気づかいできるいい女だよ
- 958 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:42.83 .net
- >>894
部屋から出ないのに男に捕まるかよ
- 959 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:44.28 .net
- 俺は髪を洗うのも一人
飯を食べるのも一人
何をするのも一人
最後は孤独死だぞ
- 960 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:45.11 .net
- >>941
はいバチバチレズセックス
- 961 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:45.45 .net
- >>917
双葉がヘラった配信でピノが確かインガオホーってツイしたんだよな
あれ亀裂入るかなって思った
- 962 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:45.76 .net
- >>941
おめシスいるじゃん
- 963 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:48.65 .net
- けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
ち帰ろうと思った。しかし、青ガサやフル釜と技を競う名誉がオレを誘惑した。彼らを怖れて逃げたと思われるのが心外であった。オレは自分に云いきかせた。「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげれ
ばそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」 たしかにオレは生きて帰ら
ぬような悲痛な覚悟を胸にかためていた。つまりは青ガサやフル釜を怖れる心のせいであろう。正直なところ、自信はなかった。 長者の邸へ着いた翌日、アナマロにみちびかれて奥の庭で、長者に会って挨拶した。長者
はまるまるとふとり、頬がたるんで、福の神のような恰好の人であった。 かたわらに夜長ヒメがいた。長者の頭にシラガが生えそめたころにようやく生れた一粒種だから、一夜ごとに二握りの黄金を百夜にかけてしぼら
せ、したたる露をあつめて産湯をつかわせたと云われていた。その露がしみたために、ヒメの身体は生れながらに光りかがやき、黄金の香りがすると云われていた。 オレは一心不乱にヒメを見つめなければならないと思
った。なぜなら、親方が常にこう言いきかせていたからだ。「珍しい人や物に出会ったときは目を放すな。オレの師匠がそう云っていた。そして、師匠はそのまた師匠にそう云われ、そのまた師匠のそのまた師匠のまたま
た昔の大昔の大親の師匠の代から順くりにそう云われてきたのだぞ。大蛇に足をかまれても、目を放すな」 だからオレは夜長ヒメを見つめた。オレは小心のせいか、覚悟をきめてかからなければ人の顔を見つめることが
できなかった。しかし、気おくれをジッと押えて、見つめているうちに次第に平静にかえる満足を感じたとき、オレは親方の教訓の重大な意味が分ったような気がするのだった。のしかかるように見つめ伏せてはダメだ。
その人やその物とともに、ひと色の水のようにすきとおらなければならないのだ。 オレは夜長ヒメを見つめた。ヒメはまだ十三だった。身体はノビノビと高かったが、子供の香がたちこめていた。威厳はあったが、怖ろ
しくはなかった。オレはむしろ張りつめた力がゆるんだような気がしたが、それはオレが負けたせいかも知れない。そして、オレはヒメを見つめていた筈だが、ヒメのうしろに広々とそびえている乗鞍山《ノリクラヤマ》
が後々まで強くしみて残ってしまった。 アナマロはオレを長者にひき合せて、「これが耳男《ミミオ》でございます。若いながらも師の骨法をすべて会得し、さらに独自の工夫も編みだしたほどの師匠まさりで、青ガサ
やフル釜と技を競ってオクレをとるとは思われぬと師が口をきわめてほめたたえたほどのタクミであります」 意外にも殊勝なことを言った。すると長者はうなずいたが、「なるほど、大きな耳だ」 オレの耳を一心に見
つめた。そして、また云った。「大耳は下へ垂れがちなものだが、この耳は上へ立ち、頭よりも高くのびている。兎の耳のようだ。しかし、顔相は、馬だな」 オレの頭に血がさかまいた。オレは人々に耳のことを言われ
た時ほど逆上し、混乱することはない。いかな勇気も決心も、この混乱をふせぐことができないのだ。すべての血が上体にあがり、たちまち汗がしたたった。それはいつものことではあるが、この日の汗はたぐいのないも
のだった。ヒタイも、耳のまわりも、クビ筋も、一時に滝のように汗があふれて流れた。 長者はそれをフシギそうに眺めていた。すると、ヒメが叫んだ。「本当に馬にそッくりだわ。黒い顔が赤くなって、馬の色にそッ
くり」 侍女たちが声をたてて笑った。オレはもう熱湯の釜そのもののようであった。溢れたつ湯気も見えたし、顔もクビも胸も背も、皮膚全体が汗の深い河であった。 けれどもオレはヒメの顔だけは見つめなければい
けないし、目を放してはいけないと思った。一心不乱にそう思い、それを行うために力をつくした。しかし、その努力と、湧き立ち溢れる混乱とは分離して並行し、オレは処置に窮して立ちすくんだ。長い時間が、そして
- 964 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:22:56.91 .net
- ここガチのアスペいるよな
- 965 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:00.82 .net
- >>941
不仲すぎる
もう尾張屋根
- 966 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:03.25 .net
- どんだけ、たまなとバチギスから話逸らしたいんだよ草
- 967 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:04.58 .net
- ドルアンって純真無垢だよな
- 968 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:17.68 .net
- >>961
今後に期待だな
- 969 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:17.97 .net
- >>940
ウキウキサンタコスあほ巨乳のイラストが見れるぞ！
- 970 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:18.81 .net
- にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
- 971 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:22.94 .net
- >>745
箱の意味ないから「ちーめろ」でよくない？
- 972 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:25.88 .net
- >>941
毛尾張屋根
- 973 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:27.77 .net
- >>956
ここは初めてか？
- 974 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:33.15 .net
- 12人全員そりが合うなんて有り得ないんだから
仕事上の付き合いなんだから我慢しないといけないんだろうけど
仕事いう意識が無かったんだろうなあにまーれは
- 975 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:33.46 .net
- >>941
1番話しかけやすいかもは言い過ぎだろたま…こんなん誰が見ても忖度ってわかるやん
- 976 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:33.51 .net
- >>941
こんな朝っぱらからご褒美かよ
- 977 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:36.91 .net
- >>935
兄さんなんだいこれは
- 978 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:37.77 .net
- >>941
笑。🐑
わかる。🐑
- 979 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:40.19 .net
- 、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
ち帰ろうと思った。しかし、青ガサやフル釜と技を競う名誉がオレを誘惑した。彼らを怖れて逃げたと思われるのが心外であった。オレは自分に云いきかせた。「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげれ
ばそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」 たしかにオレは生きて帰ら
ぬような悲痛な覚悟を胸にかためていた。つまりは青ガサやフル釜を怖れる心のせいであろう。正直なところ、自信はなかった。 長者の邸へ着いた翌日、アナマロにみちびかれて奥の庭で、長者に会って挨拶した。長者
はまるまるとふとり、頬がたるんで、福の神のような恰好の人であった。 かたわらに夜長ヒメがいた。長者の頭にシラガが生えそめたころにようやく生れた一粒種だから、一夜ごとに二握りの黄金を百夜にかけてしぼら
- 980 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:40.68 .net
- にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
オレの胸にカタマリがつかえて、ただハアハアとあえいだ。 そのときヒメの冴えわたる声がオレによびかけた。「耳男よ。ごらん！ あすこに、ほら！ キリキリ舞いをしはじめた人がいてよ。ほら、キリキリと舞って
いてよ。お日さまがまぶしいように。お日さまに酔ったよう」 オレはランカンに駈けよって、ヒメの示す方を見た。長者の邸のすぐ下の畑に、一人の農夫が両手をひろげて、空の下を泳ぐようにユラユラとよろめいてい
た。カガシに足が生えて、左右にくの字をふみながらユラユラと小さな円を踏み廻っているようだ。バッタリ倒れて、這いはじめた。オレは目をとじて、退いた。顔も、胸も、背中も、汗でいっぱいだった。「ヒメが村の
人間をみな殺しにしてしまう」 オレはそれをハッキリ信じた。オレが高楼の天井いっぱいに蛇の死体を吊し終えた時、この村の最後の一人が息をひきとるに相違ない。 オレが天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だか
ら、何十本もの蛇の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。閉めきったオレの小屋では、こんなことは見かけることができなかったが、ぶらさがった蛇の死体までがこんなに美しいという
ことは、なんということだろうとオレは思った。こんなことは人間世界のことではないとオレは思った。 オレが逆吊りにした蛇の死体をオレの手が斬り落すか、ここからオレが逃げ去るか、どっちか一ツを選ぶより仕方
がないとオレは思った。オレはノミを握りしめた。そして、いずれを選ぶべきかに尚も迷った。そのとき、ヒメの声がきこえた。「とうとう動かなくなったわ。なんて可愛いのでしょうね。お日さまが、うらやましい。日
本中の野でも里でも町でも、こんな風に死ぬ人をみんな見ていらッしゃるのね」 それをきいているうちにオレの心が変った。このヒメを殺さなければ、チャチな人間世界はもたないのだとオレは思った。 ヒメは無心に
野良を見つめていた。新しいキリキリ舞いを探しているのかも知れなかった。なんて可憐なヒメだろうとオレは思った。そして、心がきまると、オレはフシギにためらわなかった。むしろ強い力がオレを押すように思われ
- 981 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:41.12 .net
- 玉はたびたびごんのこと言及するがごんのほうは玉のことほとんど触れたことないよな…
- 982 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:42.54 .net
- >>937
いやーVティーク見るまでモヤモヤするだろ、しない方がおかしいわ
Vティークのステマかいな
- 983 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:43.58 .net
- >>946
馬鹿にしてる度の間違いだろ
- 984 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:23:58.12 .net
- >>967
ああ！心も身体も清いぞ！
- 985 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:01.92 .net
- 部の中に手を突ッこんでしまったことに気がついたのと、人々のざわめきを耳の底に聞きとめたのと同時であった。 オレはふりむいてエナコを見た。エナコの右手は懐剣のサヤを払って握っていたが、その手は静かに下
方に垂れ、ミジンも殺意が見られなかった。エナコがなんとなく用ありげに、不器用に宙に浮かして垂れているのは、左手の方だ。その指につままれている物が何物であるかということにオレは突然気がついた。 オレは
クビをまわしてオレの左の肩を見た。なんとなくそこが変だと思っていたが、肩一面に血でぬれていた。ウスベリの上にも血がしたたっていた。オレは何か忘れていた昔のことを思いだすように、耳の痛みに気がついた。
「これが馬の耳の一ツですよ。他の一ツはあなたの斧でそぎ落して、せいぜい人の耳に似せなさい」 エナコはそぎ落したオレの片耳の上部をオレの酒杯の中へ落して立去った。 それから六日すぎた。 オレたちは邸内
の一部に銘々の小屋をたて、そこに籠って仕事をすることになっていたから、オレも山の木を伐りだしてきて、小屋がけにかかっていた。 オレは蔵の裏の人の立ち入らぬ場所を選んで小屋をつくることにした。そこは一
面に雑草が生え繁り、蛇やクモの棲み家であるから、人々は怖れて近づかぬ場所であった。「なるほど。馬小屋をたてるとすれば、まずこの場所だが、ちと陽当りがわるくはないか」 アナマロがブラリと姿を現して、か
らかった。「馬はカンが強いから、人の姿が近づくと仕事に身が入りません。小屋がけが終って仕事にかかって後は、一切仕事場に立ち入らぬように願います」 オレは高窓を二重造りに仕掛け、戸口にも特別の仕掛けを
施して、仕事場をのぞくことができないように工夫しなければならないのだ。オレの仕事はできあがるまで秘密にしなければならなかった。「ときに馬耳よ。長者とヒメがお召しであるから、斧を持って、おれについてく
るがよい」 アナマロがこう云った。「斧だけでいいんですか」「ウン」「庭木でも伐ろと仰有《おっしゃ》るのかね。斧を使うのもタクミの仕事のうちではあるが、木地屋とタクミは違うものだ。木を叩ッ切るだけなら
、他に適役があらア。つまらねえことでオレの気を散らさねえように願いますよ」 ブツブツ云いながら、手に斧をとってくると、アナマロは妙な目附で上下にオレを見定めたあとで、「まア、坐れ」 彼はこう云って、
まず自分から材木の切れッ端に腰をおろした。オレも差向いに腰をおろした。「馬耳よ。よく聞け。お主《ヌシ》が青ガサやチイサ釜とあくまで腕くらべをしたい気持は殊勝であるが、こんなウチで仕事をしたいとは思う
まい」「どういうわけで！」「フム。よく考えてみよ。お主、耳をそがれて、痛かったろう」「耳の孔にくらべると、耳の笠はよけい物と見えて、血どめに毒ダミの葉のきざんだ奴を松ヤニにまぜて塗りたくッておいたら
、事もなく痛みもとれたし、結構、耳の役にも立つようですよ」「この先、ここに居たところで、お主のためにロクなことは有りやしないぞ。片耳ぐらいで済めばよいが、命にかかわることが起るかも知れぬ。悪いことは
云わぬ。このまま、ここから逃げて帰れ。ここに一袋の黄金がある。お主が三ヵ年働いて立派なミロク像を仕上げたところで、かほど莫大な黄金をいただくわけには参るまい。あとはオレが良いように申上げておくから、
今のうちに早く帰れ」 アナマロの顔は意外に真剣だった。それほどオレが追いだしたいのか。三ヵ年の手当にまさる黄金を与えてまで追いだしたいほど、オレが不要なタクミなのか。こう思うと、怒りがこみあげた。オ
レは叫んだ。「そうですかい。あなた方のお考えじゃア、オレの手はノミやカンナをとるタクミの手じゃアなくて、斧で木を叩ッきるキコリの腕だとお見立てですかい。よかろう。オレは今日かぎりここのウチに雇われた
タクミじゃアありません。だが、この小屋で仕事だけはさせていただきましょう。食うぐらいは自分でやれるから、一切お世話にはなりませんし、一文もいただく必要はありません。オレが勝手に三ヵ年仕事をする分には
差支えありますまい」「待て。待て。お主はカン違いしているようだ。誰もお主が未熟だから追出そうとは言っておらぬぞ」「斧だけ持って出て行けと云われるからにゃア、ほかに考え様がありますまい」「さ。そのこと
だ」 アナマロはオレの両肩に手をかけて、変にシミジミとオレを見つめた。そして云った。「オレの言い方がまずかった。斧だけ持って一しょに参れと申したのは御主人様の言いつけだ。しかし、斧をもって一しょに参
らずに、ただ今すぐにここから逃げよと申すのは、オレだけの言葉だ。イヤ、オレだけではなく、長者も実は内々それを望んでおられる。じゃによって、この一袋の黄金をオレに手渡して、お主を逃がせ、とさとされてい
- 986 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:02.54 .net
- 、せめてお詫びの一言も叫んでからヒメを刺すつもりであったが、やっぱりのぼせて、何も言うことができないうちにヒメを刺してしまったのだ。今さら何を言えよう。オレの目に不覚の涙があふれた。 するとヒメはオ
レの手をとり、ニッコリとささやいた。「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して
、いま私を殺したように立派な仕事をして……」 ヒメの目が笑って、とじた。 オレはヒメを抱いたまま気を失って倒れてしまった。
オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
ち帰ろうと思った。しかし、青ガサやフル釜と技を競う名誉がオレを誘惑した。彼らを怖れて逃げたと思われるのが心外であった。オレは自分に云いきかせた。「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげれ
ばそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」 たしかにオレは生きて帰ら
ぬような悲痛な覚悟を胸にかためていた。つまりは青ガサやフル釜を怖れる心のせいであろう。正直なところ、自信はなかった。 長者の邸へ着いた翌日、アナマロにみちびかれて奥の庭で、長者に会って挨拶した。長者
はまるまるとふとり、頬がたるんで、福の神のような恰好の人であった。 かたわらに夜長ヒメがいた。長者の頭にシラガが生えそめたころにようやく生れた一粒種だから、一夜ごとに二握りの黄金を百夜にかけてしぼら
- 987 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:04.67 .net
- >>956
発達やアスペが読めるわけないだろ
- 988 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:12.84 .net
- >>956
そんな健常者がいるわけないだろ
- 989 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:13.65 .net
- 箱とはいえ金払うファンの取り合いしてる相手となぜ仲良くしなきゃいけないのか
多少ギスるのは当然だろ
- 990 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:15.24 .net
- スパチャ解禁おめでとうであるぞ…って深雪からめめめに投げられそう
- 991 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:15.64 .net
- >>824
yamero
- 992 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:18.28 .net
- >>981
たまの薄っぺらいところを内心軽蔑してんだろうな
- 993 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:27.14 .net
- >>941
終わった…
- 994 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:30.07 .net
- >>935
りゅーたんも実質２回行動で草
- 995 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:32.89 .net
- ガマ）が到着した。それを見ると青ガサは失笑して云った。「馬耳の師匠だけかと思ったら、フル釜もか。この青ガサに勝てぬと見たのは殊勝なことだが、身代りの二人の小者が気の毒だ」 ヒメがオレを馬に見立ててか
ら、人々はオレをウマミミとよぶようになっていた。 オレは青ガサの高慢が憎いと思ったが、だまっていた。オレの肚はきまっていたのだ。ここを死場所と覚悟をきめて一心不乱に仕事に精をうちこむだけだ。 チイサ
釜はオレの七ツ兄だった。彼の父のフル釜も病気と称して倅を代りに差し向けたが、取沙汰では仮病であったと云われていた。使者のアナマロが一番おそく彼を迎えにでかけたので腹を立てたのだそうだ。しかし、チイサ
釜が父に劣らぬタクミであるということはすでに評判があったから、オレの場合のように意外な身代りではなかったのである。 チイサ釜は腕によほどの覚えがあるのか、青ガサの高慢を眉の毛の一筋すらも動かすことな
く聞きながした。そして、青ガサにも、またオレにも、同じように鄭重《ていちょう》に挨拶した。ひどく落附いた奴だと思って薄気味がわるかったが、その後だんだん見ていると、奴はオハヨウ、コンチハ、コンバンハ
、などの挨拶以外には人に話しかけないことが分った。 オレが気がついたと同じことを、青ガサも気がついた。そして彼はチイサ釜に云った。「オメエはどういうわけで挨拶の口上だけはヌカリなく述べやがるんだ。ま
るでヒタイへとまったハエは手で払うものだときめたようにウルサイぞ。タクミの手はノミを使うが、一々ハエを追うために肩の骨が延びてきたわけではあるまい。人の口は必要を弁じるために孔があいているのだが、朝
晩の挨拶なんぞは、舌を出しても、屁をたれても間に合うものだ」 オレはこれをきいて、ズケズケと物を云う青ガサがなんとなく気に入った。 三人のタクミが揃ったので、正式に長者の前へ召されて、このたびの仕事
を申し渡された。ヒメの持仏をつくるためだと聞いていたが、くわしいことはまだ知らされていなかったのだ。 長者はかたえのヒメを見やって云った。「このヒメの今生後生をまもりたもう尊いホトケの御姿を刻んでも
らいたいものだ。持仏堂におさめて、ヒメが朝夕拝むものだが、ミホトケの御姿と、それをおさめるズシがほしい。ミホトケはミロクボサツ。その他は銘々の工夫にまかせるが、ヒメの十六の正月までに仕上げてもらいた
い」 三名のタクミがその仕事を正式に受けて挨拶を終ると、酒肴が運ばれた。長者とヒメは正面に一段高く、左手には三名のタクミの膳が、右手にも三ツの膳が並べられた。そこにはまだ人の姿が見えなかったが、たぶ
んアナマロと、その他の二名の重立つ者の座であろうとオレは考えていた。ところが、アナマロがみちびいてきたのは二人の女であった。 長者は二人の女をオレたちにひき合せて、こう云った。「向うの高い山をこえ、
その向うのミズウミをこえ、そのまた向うのひろい野をこえると、石と岩だけでできた高い山がある。その山を泣いてこえると、またひろい野があって、そのまた向うに霧の深い山がある。またその山を泣いてこえると、
ひろいひろい森があって森の中を大きな川が流れている。その森を三日がかりで泣きながら通りぬけると、何千という、泉が湧き出している里があるのだよ。その里には一ツの木蔭の一ツの泉ごとに一人の娘がハタを織っ
ているそうな。その里の一番大きな木の下の一番キレイな泉のそばでハタを織っていたのが一番美しい娘で、ここにいる若い方の人がその娘だよ。この娘がハタを織るようになるまでは娘のお母さんが織っていたが、それ
がこッちの年をとった女の人だよ。その里から虹の橋を渡ってはるばるとヒメの着物を織るためにヒダの奥まで来てくれたのだ。お母さんを月待（ツキマチ）と云い、娘を江奈古（エナコ）と云う。ヒメの気に入ったミホ
トケを造った者には、美しいエナコをホービに進ぜよう」 長者が金にあかして買い入れたハタを織る美しい奴隷なのだ。オレの生れたヒダの国へも他国から奴隷を買いにくる者があるが、それは男の奴隷で、そしてオレ
のようなタクミが奴隷に買われて行くのさ。しかし、やむにやまれぬ必要のために遠い国から買いにくるのだから、奴隷は大切に扱われ、第一等のお客様と同じようにもてなしを受けるそうだが、それも仕事が出来あがる
までの話さ。仕事が終って無用になれば金で買った奴隷だから、人にくれてやることも、ウワバミにくれてやることも主人の勝手だ。だから遠国へ買われて行くことを好むタクミはいないが、女の身なら尚さらのことであ
ろう。 可哀そうな女たちよ、とオレは思った。けれども、ヒメの気に入った仏像を造った者にエナコをホービにやるという長者の言葉はオレをビックリさせた。 オレはヒメの気に入るような仏像を造る気持がなかった
- 996 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:34.92 .net
- >>941
わかるー！🐑
おいめめめ、見栄はるなよ
- 997 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:43.08 .net
- 俺の心は無色透明の奇麗なもんだからな
濁りなんて全くないぞ
- 998 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:43.28 .net
- >>982
はぁ、なんでVティーク買ってないんだよ
- 999 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:44.87 .net
- >>983
バカにしてるバカにしてるって繰り返すなとりってマジでプライド高いと思う
- 1000 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:48.14 .net
- 最後なら俺のアヌス開示
- 1001 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:24:56.75 .net
- オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。親方は身代りにオレをスイセンして、「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオ
レの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得している奴です。五十年仕込んでも、ダメの奴はダメのものさ。青笠《アオガサ》や古釜《フルカマ》にくらべると巧者ではないかも知れ
ぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。オレが病気のために余儀
なく此奴を代理に差出すわけではなくて、青笠や古釜と技を競って劣るまいとオレが見込んで差出すものと心得て下さるように」 きいていてオレが呆れてただ目をまるくせずにいられなかったほどの過分の言葉であった
。 オレはそれまで親方にほめられたことは一度もなかった。もっとも、誰をほめたこともない親方ではあったが、それにしても、この突然のホメ言葉はオレをまったく驚愕させた。当のオレがそれほどだから、多くの古
い弟子たちが親方はモウロクして途方もないことを口走ってしまったものだと云いふらしたのは、あながち嫉みのせいだけではなかったのである。 夜長の長者の使者アナマロも兄弟子たちの言い分に理があるようだと考
えた。そこでオレをひそかに別室へよんで、「お前の師匠はモウロクしてあんなことを云ったが、まさかお前は長者の招きに進んで応じるほど向う見ずではあるまいな」 こう云われると、オレはムラムラと腹が立った。
その時まで親方の言葉を疑ったり、自分の腕に不安を感じていたのが一時に掻き消えて、顔に血がこみあげた。「オレの腕じゃア不足なほど、夜長の長者は尊い人ですかい。はばかりながら、オレの刻んだ仏像が不足だと
いう寺は天下に一ツもない筈だ」 オレは目もくらみ耳もふさがり、叫びたてるわが姿をトキをつくるのようだと思ったほどだ。アナマロは苦笑した。「相弟子どもと鎮守のホコラを造るのとはワケがちがうぞ。お前が腕
くらべをするのは、お前の師と並んでヒダの三名人とうたわれている青ガサとフル釜だぞ」「青ガサもフル釜も、親方すらも怖ろしいと思うものか。オレが一心不乱にやれば、オレのイノチがオレの造る寺や仏像に宿るだ
けだ」 アナマロはあわれんで溜息をもらすような面持であったが、どう思い直してか、オレを親方の代りに長者の邸へ連れていった。「キサマは仕合せ者だな。キサマの造った品物がオメガネにかなう筈はないが、日本
中の男という男がまだ見ぬ恋に胸をこがしている夜長姫サマの御身ちかくで暮すことができるのだからさ。せいぜい仕事を長びかせて、一時も長く逗留の工夫をめぐらすがよい。どうせかなわぬ仕事の工夫はいらぬことだ
」 道々、アナマロはこんなことを云ってオレをイラだたせた。「どうせかなわぬオレを連れて行くことはありますまい」「そこが虫のカゲンだな。キサマは運のいい奴だ」 オレは旅の途中でアナマロに別れて幾度か立
ち帰ろうと思った。しかし、青ガサやフル釜と技を競う名誉がオレを誘惑した。彼らを怖れて逃げたと思われるのが心外であった。オレは自分に云いきかせた。「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげれ
ばそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」 たしかにオレは生きて帰ら
ぬような悲痛な覚悟を胸にかためていた。つまりは青ガサやフル釜を怖れる心のせいであろう。正直なところ、自信はなかった。 長者の邸へ着いた翌日、アナマロにみちびかれて奥の庭で、長者に会って挨拶した。長者
はまるまるとふとり、頬がたるんで、福の神のような恰好の人であった。 かたわらに夜長ヒメがいた。長者の頭にシラガが生えそめたころにようやく生れた一粒種だから、一夜ごとに二握りの黄金を百夜にかけてしぼら
せ、したたる露をあつめて産湯をつかわせたと云われていた。その露がしみたために、ヒメの身体は生れながらに光りかがやき、黄金の香りがすると云われていた。 オレは一心不乱にヒメを見つめなければならないと思
った。なぜなら、親方が常にこう言いきかせていたからだ。「珍しい人や物に出会ったときは目を放すな。オレの師匠がそう云っていた。そして、師匠はそのまた師匠にそう云われ、そのまた師匠のそのまた師匠のまたま
た昔の大昔の大親の師匠の代から順くりにそう云われてきたのだぞ。大蛇に足をかまれても、目を放すな」 だからオレは夜長ヒメを見つめた。オレは小心のせいか、覚悟をきめてかからなければ人の顔を見つめることが
- 1002 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:05.54 .net
- >>990
絆だな
- 1003 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:08.06 .net
- >>999
？
- 1004 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:09.20 .net
- 極秘ってなんや
- 1005 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:11.77 .net
- >>990
はい低評価
- 1006 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:17.23 .net
- て吊るし終ると、ヒメは言った。「もう一ッぺん山へ行って袋にいっぱい蛇をとってきてよ。陽のあるうちは、何べんもよ。この天井にいっぱい吊るすまでは、今日も、明日も、明後日も。早く」 もう一度だけ蛇とりに
行ってくると、その日はもうたそがれてしまった。ヒメの笑顔には無念そうな翳がさした。吊るされた蛇と、吊るされていない空間とを、充ち足りたように、また無念げに、ヒメの笑顔はしばし高楼の天井を見上げて動か
なかった。「明日は朝早くから出かけてよ。何べんもね。そして、ドッサリとってちょうだい」 ヒメは心残りげに、たそがれの村を見下した。そして、オレに言った。「ほら。お婆さんの死体を片づけに、ホコラの前に
人が集っているわ。あんなに、たくさんの人が」 ヒメの笑顔はかがやきを増した。「ホーソーの時は、いつもせいぜい二三人の人がションボリ死体を運んでいたのに、今度は人々がまだ生き生きとしているのね。私の目
に見える村の人々がみんなキリキリ舞いをして死んで欲しいわ。その次には私の目に見えない人たちも。畑の人も、野の人も、山の人も、森の人も、家の中の人も、みんな死んで欲しいわ」 オレは冷水をあびせかけられ
たように、すくんで動けなくなってしまった。ヒメの声はすきとおるように静かで無邪気であったから、尚のこと、この上もなく怖ろしいものに思われた。ヒメが蛇の生き血をのみ、蛇の死体を高楼に吊るしているのは、
村の人々がみんな死ぬことを祈っているのだ。 オレは居たたまらずに一散に逃げたいと思いながら、オレの足はすくんでいたし、心もすくんでいた。オレはヒメが憎いとはついぞ思ったことがないが、このヒメが生きて
いるのは怖ろしいということをその時はじめて考えた。 しらじら明けに、ちゃんと目がさめた。ヒメのいいつけが身にしみて、ちょうどその時間に目がさめるほどオレの心は縛られていた。 オレは心の重さにたえがた
かったが、袋を負うて明けきらぬ山へわけこまずにもいられなかった。そして山へわけこむと、オレは蛇をとることに必死であった。少しも早く、少しでも多く、とあせっていた。ヒメの期待に添うてやりたい一念が一途
にオレをかりたててやまなかった。 大きな袋を負うて戻ると、ヒメは高楼に待っていた。それをみんな吊し終ると、ヒメの顔はかがやいて、「まだとても早いわ。ようやく野良へ人々がでてきたばかり。今日は何べんも
、何べんも、とってきてね。早く、できるだけ精をだしてね」 オレは黙ってカラの袋を握ると山へ急いだ。オレは今朝からまだ一言もヒメに口をきかなかった。ヒメに向って物を言う力がなかったのだ。今に高楼の天井
いっぱいに蛇の死体がぶらさがるに相違ないが、そのとき、どうなるのだろうと考えると、オレは苦しくてたまらなかった。 ヒメがしていることはオレが仕事小屋でしていたことのマネゴトにすぎないようだが、オレは
単純にそう思うわけにはいかなかった。オレがあんなことをしたのは小さな余儀ない必要によってであったが、ヒメがしていることは人間が思いつくことではなかった。たまたまオレの小屋を見たからそれに似せているだ
けで、オレの小屋を見ていなければ、他の何かに似せて同じような怖ろしいことをやっている筈なのだ。 しかも、かほどのことも、まだヒメにとっては序の口であろう。ヒメの生涯に、この先なにを思いつき、なにを行
うか、それはとても人間どもの思量しうることではない。とてもオレの手に負えるヒメではないし、オレのノミもとうていヒメをつかむことはできないのだとオレはシミジミ思い知らずにいられなかった。「なるほど。ま
さしくヒメの言われる通り、いま造っているミロクなんぞはただのチッポケな人間だな。ヒメはこの青空と同じぐらい大きいような気がするな」 あんまり怖ろしいものを見てしまったとオレは思った。こんな物を見てお
いて、この先なにを支えに仕事をつづけて行けるだろうかとオレは嘆かずにいられなかった。 二度目の袋を背負って戻ると、ヒメの頬も目もかがやきに燃えてオレを迎えた。ヒメはオレにニッコリと笑いかけながら小さ
く叫んだ。「すばらしい！」 ヒメは指して云った。「ほら、あすこの野良に一人死んでいるでしょう。つい今しがたよ。クワを空高くかざしたと思うと取り落してキリキリ舞いをはじめたのよ。そしてあの人が動かなく
なったと思うと、ほら、あすこの野良にも一人倒れているでしょう。あの人がキリキリ舞いをはじめたのよ。そして、今しがたまで這ってうごめいていたのに」 ヒメの目はそこにジッとそそがれていた。まだうごめきや
しないかと期待しているのかも知れなかった。 オレはヒメの言葉をきいているうちに汗がジットリ浮んできた。怖れとも悲しみともつかない大きなものがこみあげて、オレはどうしてよいのか分らなくなってしまった。
- 1007 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:19.74 .net
- >>903
がガイジなのが確定して辛い
- 1008 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2018/12/24(月) 10:25:47.11 .net
- >>984
ダウト心はココにいる時点で穢れきってる
- 1009 ：2ch.net投稿限界：Over 1000 Thread
- 2ch.netからのレス数が1000に到達しました。
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