2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【戦争】今買えばいい株7755【カモーン】

1 :山師さん:2017/04/09(日) 22:09:25.31 ID:QPs5ndEx.net
はよ建てんかいクズどもが

2 :山師さん:2017/04/09(日) 22:10:20.44 ID:QPs5ndEx.net
※※※ 実況はコチラへ ※※※
市況1板
http://hayabusa8.2ch.net/livemarket1/

・コテは無視しましょう。荒らしに構う奴も荒らしです。
・証券コード、銘柄名を併記してください。
・判断材料をできるだけ明確にお願いします。
・注目銘柄の事実に基づいた情報共有が目的なので、単なる買い煽りや自慰行為は控えてください。

*コテハンを付ける方は投資一般板やみんかぶ、ブログやツイッターを強く推奨しています。
*ブログの宣伝行為、スレの私物化は控えてください。


避難所
http://jbbs.shitaraba.net/business/5380/

●2ちゃんねる初心者の方は必ず使用上のお約束をお読みください。
http://info.2ch.net/guide/faq.html#B0
●次スレは原則>>700が立てること。>>750>>800は補欠で待機。
900までに700,750,800がスレ立てできなかったら、有志がスレ立て宣言してスレ立てよろ。
※立てる前にスレ立て宣言推奨(スレ乱立防止のため)
※スレ一覧リロードで重複確認必須、スレ番が正しいか確認してから立てること。
※スレタイに特定の銘柄名をつけるのはやめましょう。トラブルの原因です。
※スレタイの先頭には【急騰】を、途中には通し番号をつけるのをお忘れなく。

3 :急騰スレ正常化委員長:2017/04/09(日) 22:10:22.85 ID:DRldw5Rf.net
>>1
はい

4 :山師さん:2017/04/09(日) 22:11:49.62 ID:j6w/mpt5.net
1乙
明日は

5 :山師さん:2017/04/09(日) 22:14:14.32 ID:8JU+Fyfm.net
>>1
急騰スレじゃないゴミスレ建てんなクズ

6 :山師さん:2017/04/09(日) 22:15:27.65 ID:YVsiNSfT.net
このスレは流す

7 :山師さん:2017/04/09(日) 22:16:11.65 ID:ew7gsifC.net
>>5
うるせーよ買い豚が
こっちは売り豚なんだよ
お前らみんなまとめてまとめてやろーか?あん?

8 :山師さん:2017/04/09(日) 22:17:22.86 ID:0DOCNIC3.net
このスレのレベル貼っとくわ

182 山師さん 2017/04/07(金) 15:48:33.49 ID:DfFjqgBS
え、シリアてロシアじゃないの?

932 山師さん sage 2017/04/07(金) 20:24:28.29 ID:VfU3c0Q1
今日ダブルインバース集めてる奴いたろ
最近のボラリティ、出来高増えてるの見て確信したわ

407 山師さん sage 2017/04/09(日) 16:22:22.77 ID:ANZrF0Kd
為替って日曜日も動くの?

9 :山師さん:2017/04/09(日) 22:22:48.26 ID:mAY/7RQq.net
また無駄なスレが増えたな

10 :山師さん:2017/04/09(日) 22:24:41.50 ID:GqGPPJ2n.net
持ち越したアホおる?

【ワシントン共同】米海軍当局者は8日、原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群がシンガポールから朝鮮半島に向け航行していると述べた。核開発・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮をけん制する狙いがある。

戦争来るぞ、月曜は寄りからしっかり金に変えとけよwwwwwwwww
5000下がるかもな日経

11 :山師さん:2017/04/09(日) 22:24:48.06 ID:wSFGV8h4.net
全角使う奴はおっさん、あり得ねーわ

12 :山師さん:2017/04/09(日) 22:25:21.75 ID:i6R76UJO.net
40代で20代の子と結婚できるとか最高やん

13 :山師さん:2017/04/09(日) 22:30:14.02 ID:qCDf9pZ0.net
5000下がるってマジかよ

14 :山師さん:2017/04/09(日) 22:31:36.93 ID:mAY/7RQq.net
お前らのクソ株だけ暴落で
売ってる銘柄は上がるいつものパターン

15 :山師さん:2017/04/09(日) 22:37:28.67 ID:R31J/iYm.net
●Twitterの個人投資家の話は専用スレへ ※株価に影響するツイートの情報共有はOK
Twitterをやってる株の糞アカウント晒し−46
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/stock/1491003197/

●コテハン、雑談、トレード報告や自分語り等はTwitter、投資一般板や別スレへ
投資一般板
http://tamae.2ch.net/market/

●株に関する質問は専用スレへ
株質問・すごく優しく答えるスレ227
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/stock/1491265592/

●急騰スレのコテハンをあぼーんにする方法
http://pastebin.com/k5anftBc

*コテハンなどの話は控えてください。
*コテハン、連呼、荒らし、スレ違いや自慰行為を繰り返す山師さんはあぼーん推奨。
*複数IDを使い特定銘柄の買い煽りを連呼する悪質な業者が常駐しているので、嵌め込まれないように注意してください。見つけ次第あぼーん推奨。

16 :山師さん:2017/04/09(日) 22:37:32.98 ID:UlwCmJpu.net
マジで世界中キナ臭くなってきてんなw

17 :山師さん:2017/04/09(日) 22:39:59.10 ID:y2yDc56D.net
地盤ネット  NHKスペシャルで取り上げられていたので

18 :山師さん:2017/04/09(日) 22:51:13.18 ID:ew7gsifC.net
>>17
でも地震と関係ないんじゃ

19 :山師さん:2017/04/09(日) 23:05:35.23 ID:i6R76UJO.net
地盤ネットは嵌め込み注意

20 :山師さん:2017/04/10(月) 00:41:26.91 ID:LvCCZZyy.net
ペプチドに超絶きてるし明日からバイオかな

21 :山師さん:2017/04/10(月) 09:16:56.26 ID:3yjr/EkB.net
ソレイジア350やば

22 :山師さん:2017/04/10(月) 09:19:14.26 ID:FV9FbyYM.net
いちおつ

ベルーナの優待は3月と9月だろ
今から買うのは遅すぎるし早すぎじゃないか

23 :山師さん:2017/04/10(月) 09:19:46.38 ID:vc2/9viV.net
どこが暴落やねん

24 :山師さん:2017/04/10(月) 09:48:53.23 ID:viCZzTEU.net
どこが戦争やねん

25 :山師さん:2017/04/10(月) 09:57:16.76 ID:0fS3jKqm.net
ツルハってマツキヨより大きいのか 優待も充実しているな

26 :山師さん:2017/04/10(月) 10:01:06.87 ID:N2adm5nk.net
ミサイル飛ばねえ

27 :山師さん:2017/04/10(月) 10:19:32.88 ID:gc1cc9LI.net
ソレイ張付きもあるで

28 :山師さん:2017/04/10(月) 10:19:51.70 ID:xLCOR4xg.net
枸杞家?

29 :山師さん:2017/04/10(月) 10:19:58.55 ID:mA3aLwHh.net
どこだー?

30 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:16.38 ID:QGL95KxH.net
どこが本スレやねん

31 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:18.31 ID:SbrSSxZF.net
にゃっつの中の人前任者に怒られてそうwww

32 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:32.68 ID:8/KuXTP5.net
くこ?
なんで全角なん

33 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:49.28 ID:AtuuRkMp.net
糞スレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

34 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:51.00 ID:WHwQBDqj.net
ソレイジア上がってるな

35 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:51.69 ID:Fm82dwcG.net
くこっけ?

防衛関連際出遅れ 6993 大黒屋(旧森電機)

36 :山師さん:2017/04/10(月) 10:20:53.60 ID:b2kbC9h6.net
急騰じゃあねぇ

37 :山師さん:2017/04/10(月) 10:21:16.26 ID:GIwDBnpq.net
こっち先でいいわ

38 :山師さん:2017/04/10(月) 10:21:19.55 ID:OYipat2v.net
【急騰】今買えばいい株7757【臨戦態勢】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/stock/1491767487/

39 :山師さん:2017/04/10(月) 10:21:43.06 ID:mA3aLwHh.net
微妙なのは先に消費しよ

40 :山師さん:2017/04/10(月) 10:22:30.65 ID:GIwDBnpq.net
伸びが微妙か?向こうがレス数伸びたら移動するか

41 :山師さん:2017/04/10(月) 10:23:15.76 ID:CL5Nubya.net
スレ全角腹いてえw

42 :山師さん:2017/04/10(月) 10:25:07.73 ID:0EOXBXOT.net
テイン
メイコー

43 :山師さん:2017/04/10(月) 10:26:06.55 ID:0EOXBXOT.net
エスクロはりつき

44 :山師さん:2017/04/10(月) 10:42:18.28 ID:viCZzTEU.net
どうでもええけどミサイルこいやぁあああああああ

45 :山師さん:2017/04/10(月) 11:45:39.00 ID:m3Sd6a+V.net
メディアドゥくっそ空売りたいけど天井が見えん

46 :山師さん:2017/04/10(月) 12:19:52.68 ID:FI1PBJu/.net
>>31
もう売り払ったアカウントだし知ったこっちゃないだろ

47 :山師さん:2017/04/10(月) 12:30:33.94 ID:sh+ovwuK.net
しょうがねぇな俺のミサイルの出番来るか

48 :山師さん:2017/04/11(火) 14:59:29.74 ID:bbrRaOol.net
ローツェ買うのやめた…

49 :山師さん:2017/04/12(水) 09:42:33.66 ID:nnysGJBk.net
第二次世界大戦以降、日本に火の粉がかかる戦争なかったしな
細谷は異次元の世界にはいった

50 :山師さん:2017/04/12(水) 15:31:31.65 ID:g71T87PA.net
ここか?

51 :山師さん:2017/04/12(水) 15:32:28.52 ID:uY53WwUn.net
               /              \
              /      ______      ',
             .,'       _ ̄ ̄ ̄_      ム
            州.    ____   i |  ___    州
           .州州   /ア¨¨¨ヽ j i /¨¨¨`ヾ}  .州}il
           .州州i  ´ ハ         ハ    州州l
           .州州i   _/t:ゥヽ  ⌒  /t:ゥヽ_  }州}iリ
            .〉州i}: : : :´  ̄´` } i ´` ̄ `: : : {州iリ
            州}i} : : : : : : : : :ノi 」ヽ: : : : : : : : :{州ii
            V州 : : : : : : : :(っ、: : )っ): : : : : : : :{州i
             洲」: : : : : :/ 从 i¨i 从 `ヽ : : : : 州i
.             八_}: : : : :/  {i川Uノ川    : : : : }.i八
              ヽ   i  _...辷===辷.._、 }  ./

52 :山師さん:2017/04/12(水) 15:32:30.55 ID:WPiMTM82.net
次スレ立たないし消化でいいかと

53 :山師さん:2017/04/12(水) 15:32:42.48 ID:tRKA9Zlo.net
誰もスレ建てなくなったな
もう終わりや

54 :山師さん:2017/04/12(水) 15:33:45.70 ID:IwxFB9lO.net
石川現引きできない
しまった

55 :山師さん:2017/04/12(水) 15:34:38.38 ID:+mn9+zwY.net
オービスももう倍か

56 :山師さん:2017/04/12(水) 15:35:09.08 ID:s0CGS/4q.net
エボラなかなか

57 :山師さん:2017/04/12(水) 15:35:32.49 ID:+mn9+zwY.net
>>54
www
まあハイカラ残り僅かやしGUやろw

58 :山師さん:2017/04/12(水) 15:35:42.26 ID:4hMKHtA/.net
ローツェ3000×7枚やっと処分しました
52,5万損しました。種70万切りました。明日からどうしよう

59 :山師さん:2017/04/12(水) 15:35:59.71 ID:5z6UgWDT.net
みんな元気そうだね
さすがやね

60 :山師さん:2017/04/12(水) 15:36:15.02 ID:C2WmxdeF.net
>>58
お、助かってよかったじゃん

61 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:04.08 ID:55dRWbH2.net
>>58
石川で信用全力でOK

62 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:07.36 ID:Z8O3qzJJ.net
>>58
ああああああああああああああああああああああああ
俺も種60万で今日6万4千の超絶大損

一緒に死のか

63 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:10.06 ID:g71T87PA.net
まだ70万あれば助かる、石川に全力するんだ

64 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:13.85 ID:4hMKHtA/.net
>>60
ありがとうございます。もう株取引が怖いです。地獄の二日間でした。

65 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:32.36 ID:fhezimmA.net
簡単簡単^^
http://i.imgur.com/3b1KtGS.png

66 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:37.16 ID:A4wG1V7q.net
石川で稼いで細谷に移行や

67 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:46.25 ID:uB4LDyUY.net
もう含み益がほとんど無い。

68 :山師さん:2017/04/12(水) 15:37:56.61 ID:4hMKHtA/.net
石川薦めてくるけどきっと天井なんだろwwwwwwwwwはぁ・・・

69 :山師さん:2017/04/12(水) 15:38:23.94 ID:IZOaMobK.net
急騰スレじゃなかった!

70 :山師さん:2017/04/12(水) 15:38:39.58 ID:g71T87PA.net
明日も防衛↑日経↓か?
新興株もってるやつは瀕死だろ

71 :山師さん:2017/04/12(水) 15:38:44.69 ID:038SBRe2.net
bb2c株式板復活したな

72 :山師さん:2017/04/12(水) 15:38:45.60 ID:IZOaMobK.net
スレ立てチャレンジしてくる

73 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:04.44 ID:s0CGS/4q.net
石川と豊和でいい

74 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:07.14 ID:+mn9+zwY.net
>>58

とりあえず今は防衛とスリーエフみたいな超絶以外買うん控えてたほうがええで
まあ防衛もそろそろ怖いから今から買うのはどうかと思うが

75 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:08.51 ID:SPolasom.net
>>58
GNiましたん解除だろうから信用全力放置でok

76 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:38.13 ID:xbYPLjZz.net
ノンポジが正解すわ

77 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:43.98 ID:lhLGv58W.net
::::::::        ┌──−─────────────┐
::::::::        |   アビオが撃沈したようだな…  │
:::::   ┌───└───────────v──−-┬┘
:::::   |フフフ…奴は我ら防衛四天王の中でも最弱 ….|
┌──└────────v──┬─────−-─┘
| 下方如きにやられるとは     |
| 我ら防衛四天王の面汚しよ…  |
└────v─────────┘
  |ミ,  /  `ヽ /!    ,.──、
  |彡/二Oニニ|ノ    /三三三!,       |!
  `,' \、、_,|/-ャ    ト `=j r=レ     /ミ !彡      ●
T 爪| / / ̄|/´__,ャ  |`三三‐/     |`=、|,='|    _(_
/人 ヽ ミ='/|`:::::::/イ__ ト`ー く__,-,  、 _!_ /   ( ゚ω゚ )
/  `ー─'" |_,.イ、 | |/、   Y  /| | | j / ミ`┴'彡\ '    `
     細谷        石川       豊和    アビオ

78 :山師さん:2017/04/12(水) 15:39:49.09 ID:A4wG1V7q.net
>>68
少なくとも金日成誕生日の4/15までは安全やで

79 :山師さん:2017/04/12(水) 15:40:01.29 ID:8WjnTm8c.net
>>65
明日買うやつ教えてくれよ

80 :山師さん:2017/04/12(水) 15:40:26.95 ID:kkeijDX1.net
おれ含み損92万。
米中電話会談あったみたいだし明日はリバるよね。

81 :山師さん:2017/04/12(水) 15:40:32.50 ID:Nm1pCyjv.net
エボラ大流行のときは、1か月以上ぐらい相場続いたからな防衛もまだまだ続くよ

82 :山師さん:2017/04/12(水) 15:40:33.77 ID:A4wG1V7q.net
4/23の国民大集会まで防衛関連に全力するわ

83 :山師さん:2017/04/12(水) 15:40:34.91 ID:mU71Z27O.net
韓国はプラスで終了してんじゃね〜かww

84 :山師さん:2017/04/12(水) 15:41:10.51 ID:LX9JTAP2.net
>>65
本当ならすごいな

こういうの加工して作れるんでしょ

85 :山師さん:2017/04/12(水) 15:41:15.91 ID:4hMKHtA/.net
損してから気付いたけどここの住人優しいね
今週は休んで来週から残り70万フルで動かしていきますありがとう

86 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:02.93 ID:CBK57Lfc.net
>>78
土曜やんけ、金曜引けまでは大丈夫なんか

87 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:04.79 ID:rK7N3hTD.net
下はもう戦争開始くらいしか大きくはいかんだろ
無意味に下げすぎなんだよ日経だけ

88 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:15.56 ID:55dRWbH2.net
石川と豊和とか防衛関連株
そろそろ大崩れしそう

89 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:17.12 ID:5NtW38nw.net
>>58 ローツェ信用全力7枚マンか ナイトレ!

90 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:44.44 ID:B++QVfwZ.net
15日が一旦節目になるから金曜日は荒れるだろうな

91 :山師さん:2017/04/12(水) 15:42:48.58 ID:pqcNkqhp.net
>>85
いいってことよ!

92 :山師さん:2017/04/12(水) 15:43:03.83 ID:/h1mZPTZ.net
防衛関連のおかげで死ぬほど儲かるなw毎日持ち越してるからどっかで多少はくらうんだろうけど含み益がやばすぎるわw

93 :山師さん:2017/04/12(水) 15:43:16.97 ID:0/WObdBs.net
この地合だと
材料のない株は叩き売られるな

94 :山師さん:2017/04/12(水) 15:43:57.52 ID:np+KnFYc.net
韓国は一回焼け野原でリセットしたほうが好材料だから

95 :山師さん:2017/04/12(水) 15:44:14.96 ID:C2WmxdeF.net
石川あがるの指くわえてみてた

96 :山師さん:2017/04/12(水) 15:44:16.13 ID:O5znyvKu.net
去年のマザーズバブルの崩壊を思い出すな
ほとんどの銘柄が半額シール貼られたあとに半年ぐらい低迷して復活した

97 :山師さん:2017/04/12(水) 15:44:26.41 ID:LX9JTAP2.net
>>92
明日信用規制入って終わるよ

今日までな

98 :山師さん:2017/04/12(水) 15:44:47.18 ID:A4wG1V7q.net
人民軍創建85周年の25日にも一波乱あるだろう

99 :山師さん:2017/04/12(水) 15:45:29.30 ID:8GSGJVYI.net
防衛銘柄なんてババ抜きだろ
アホらしくて買えやしない

100 :山師さん:2017/04/12(水) 15:45:29.77 ID:Gc0PAnLI.net
急騰スレたったよ

101 :山師さん:2017/04/12(水) 15:45:52.76 ID:Pxz39GQR.net
さぁ東洋の決算どうだったかな?

102 :山師さん:2017/04/12(水) 15:45:54.75 ID:CBK57Lfc.net
防衛は今週までは大丈夫やろ

103 :山師さん:2017/04/12(水) 15:46:40.35 ID:1QdblvAI.net
バーチャ画像なんてポートフォリオの設定でかんたんに作れるぞ

104 :山師さん:2017/04/12(水) 15:46:42.63 ID:IZOaMobK.net
誘導
【急騰】今買えばいい株7779【戦争待ち】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/stock/1491979348/

105 :山師さん:2017/04/12(水) 15:47:25.18 ID:TJS5RfFW.net
GNI解除で資金が防衛から流れ出そう
どちらにせよ防衛は金曜耐えられないだろ

106 :山師さん:2017/04/12(水) 15:47:41.70 ID:DTwxPIpN.net
防衛祭りは業績にあまり関与しなさそうなのが欠点だな

107 :山師さん:2017/04/12(水) 15:48:08.28 ID:+mn9+zwY.net
>>82
それはさすがに握力強すぎやろwww

108 :山師さん:2017/04/12(水) 15:48:27.43 ID:pEKxt2SQ.net
防衛関連はもう終わりだよ
大本命のRSCのチャート見ろよ

109 :山師さん:2017/04/12(水) 15:48:45.49 ID:Olzul54T.net
ストップ高軍事関連ばっかりだな

110 :山師さん:2017/04/12(水) 15:49:15.39 ID:SpBAgncx.net
GNIはこの地合いでもクッソ強かったからな
明日からぶっとぶだろう

111 :山師さん:2017/04/12(水) 15:49:51.51 ID:+mn9+zwY.net
>>101
東洋決算は良かったで
でも修正無しやからなんとも

112 :山師さん:2017/04/12(水) 15:50:37.33 ID:mWh+lEzY.net
豊和とかこれもう防衛上げやないやろ
ポケモンのサノヤスみたいなもんや

113 :山師さん:2017/04/12(水) 15:50:43.91 ID:Du5iL4iW.net
スリーエフ明日はGDだな。みんななんで上がってるか説明できない。

114 :山師さん:2017/04/12(水) 15:51:02.37 ID:3Adm0FTm.net
急騰スレって、禿スレやないか!
バカモンが!!

115 :山師さん:2017/04/12(水) 15:51:02.49 ID:hgX10/Ud.net
俺も引退会見して相場やめたい

116 :山師さん:2017/04/12(水) 15:51:48.18 ID:3Adm0FTm.net
比例て何時頃わかるんかなー?

117 :山師さん:2017/04/12(水) 15:52:18.36 ID:+mn9+zwY.net
>>108
RSC金魚の糞やろw
死ねよw

118 :山師さん:2017/04/12(水) 15:52:24.45 ID:Pxz39GQR.net
>>111
トン
んー正直期待外れでした

119 :山師さん:2017/04/12(水) 15:52:38.80 ID:TJS5RfFW.net
スリーエフは明日決算だし仕手株触る人ほど逃げるからな
明日決算じゃなければ続けて買われたと思うわ

120 :山師さん:2017/04/12(水) 15:52:48.43 ID:ngnki6tZ.net
種5000万円まで来たけどこういうリバ拾っとけばいいんだよな
日経17000突っ込んだらチャンスだよな

121 :山師さん:2017/04/12(水) 15:53:09.67 ID:+mn9+zwY.net
>>113
買い注文の方が多いから
バカかよw

122 :山師さん:2017/04/12(水) 15:54:15.73 ID:mWh+lEzY.net
売りも底限られてるし
ザラ場は防衛しかないんよね

123 :山師さん:2017/04/12(水) 15:54:41.30 ID:0/WObdBs.net
>>113
ローソンに吸収されることで財務の改善を期待してるんだろう
今から数日は高騰するかもしれないけど
赤字10億垂れ流してるからいずれ壮絶に下げそうだなぁ
店舗も商品もショボいしな

124 :山師さん:2017/04/12(水) 15:55:34.77 ID:3Adm0FTm.net
S高銘柄でもスリーエフ以外そんなに強くなかった印象。
さーて、明日はどうなるなねえ。。

125 :山師さん:2017/04/12(水) 15:56:08.34 ID:mWh+lEzY.net
>>120
今日の後場もポツポツと下げ過ぎな割安は買われとった気がする

126 :山師さん:2017/04/12(水) 15:56:11.29 ID:+mn9+zwY.net
スリーエフ明日本決算か

127 :山師さん:2017/04/12(水) 15:57:02.03 ID:BxRDVROE.net
持ち株は派手に下げるわスリーエフ空売りして捕まるわで散々だった

128 ::2017/04/12(水) 15:57:05.94 ID:4Hjrwvqa.net
アスコット上場廃止しろクソ株
決定

129 :山師さん:2017/04/12(水) 15:57:14.82 ID:3mIfBkxZ.net
ここレベル低いの多すぎて合わなくなって来たからツイッター行こうかな

130 :山師さん:2017/04/12(水) 15:57:38.74 ID:Mi8uG07g.net
買い遅れ涙目だって言えよww

131 :山師さん:2017/04/12(水) 15:57:42.90 ID:mU71Z27O.net
明日は日経爆上げ防衛爆下げっぽいなw

132 :山師さん:2017/04/12(水) 15:58:21.07 ID:C2WmxdeF.net
やっと防衛から資金ぬけていくのか

133 :山師さん:2017/04/12(水) 15:59:01.36 ID:+mn9+zwY.net
>>131


134 :山師さん:2017/04/12(水) 16:00:00.51 ID:Mi8uG07g.net
防衛買い遅れ涙目www

135 :山師さん:2017/04/12(水) 16:00:24.87 ID:+mn9+zwY.net
>>129
勝手に逝けカス
二度とくんなボケ

136 :山師さん:2017/04/12(水) 16:00:37.12 ID:Utobq3nw.net
>>125
こういうリバは1570でいいんじゃね?

137 :山師さん:2017/04/12(水) 16:01:08.70 ID:A+YCUPgB.net
日本以外そんな弱くないな
マザーズブッちぎり

138 :山師さん:2017/04/12(水) 16:01:29.80 ID:7H/8iN8x.net
ここ下手くそとスライム多すぎるんだよな

139 :山師さん:2017/04/12(水) 16:02:44.18 ID:55dRWbH2.net
防衛関連株
明日の朝には、防衛関連株買ってる奴wwwwwwwwwwwて成るだろな

140 :山師さん:2017/04/12(水) 16:03:09.16 ID:ARP/n3G8.net
自分より上手いの1%未満だと思うけど見てるよ

141 :山師さん:2017/04/12(水) 16:03:48.02 ID:mWh+lEzY.net
>>136
ワイは全体より
地合に押されて売られすぎてるとこの方が値幅があって楽しいから好きや

142 :山師さん:2017/04/12(水) 16:04:48.66 ID:5z6UgWDT.net
もう大丈夫さ|ω・`)

[12日 ロイター] - アジア通貨は総じて上昇。リスク資産に対する警戒感は根
強いものの、地政学リスクに対する懸念が緩和している。

143 :山師さん:2017/04/12(水) 16:05:07.11 ID:oUIASxw/.net
スリーエフの売り豚は明日決算なのが救いだな
S高で寄る可能性あるな

144 :山師さん:2017/04/12(水) 16:09:14.63 ID:MA7dbmHQ.net
片山すぐ売りそうだなw

145 :山師さん:2017/04/12(水) 16:10:25.02 ID:np+KnFYc.net
日本の防衛産業なんて実際役に立たないからな

146 :山師さん:2017/04/12(水) 16:13:59.99 ID:BrlFvwip.net
>>145
ほんとそう思うわ
実際戦争になったら会社や人は警備員に守ってもらうくらいだろうな

147 :山師さん:2017/04/12(水) 16:23:47.62 ID:s0CGS/4q.net
トレンダーズwwwwwwwwwwwwwwwwww

148 :山師さん:2017/04/12(水) 16:33:07.15 ID:Z8O3qzJJ.net
>>80
そのネタで軍事関連いったああとか売り煽ってた馬鹿は、豊和空売りで大損してたな
マイナス350万の損切してた

149 :山師さん:2017/04/12(水) 16:53:26.27 ID:iFngF56R.net
防衛は上でも下でもどっちでもいいから、いい加減マザーズを助けてほしい

流石にシャレにならんわ、この含み損

150 :山師さん:2017/04/12(水) 16:58:43.01 ID:CjrNojpX.net
つーか、日米の軍事演習はやるんだろ
これ撤回しない限り、火に油だと思うよ
朝鮮半島で軍事演習とかやられたら
挑発行為以外の何物でもないだろ

151 :山師さん:2017/04/12(水) 17:01:01.10 ID:CjrNojpX.net
合同の軍事演習やめた方が良いと思うんだよね
あたごとかひゅうがとかここで日本の戦艦出すのは逆効果

152 :山師さん:2017/04/12(水) 17:01:22.11 ID:Hf3CF89G.net
戦争は必要があればする、というなが世界の考え
平和が何より大事なんて、日本だけの奇特な考え

153 :山師さん:2017/04/12(水) 17:03:27.68 ID:CjrNojpX.net
米国は戦争は最終手段だが
金正恩の首は必ず獲るだろう
ビンラディンの時ががそうだもの
シールズ動いて何も無い訳が無い

154 :山師さん:2017/04/12(水) 17:06:19.57 ID:aLUkTNy2.net
金曜日に石川1335でJCして月曜に助かって利確して3万の儲けで
喜んでたらこれだ。
後は見てるだけw

155 :山師さん:2017/04/12(水) 17:10:17.51 ID:+T4InoCt.net
仮に始まったら日経はどこまで落ちるんだろうか

156 :山師さん:2017/04/12(水) 17:15:56.50 ID:mlxprqSb.net
週末からイースター休暇で欧米の市場は休み
斬首作戦決行しても、株式相場に対する影響が少なくて済む
どうするトランプ。

157 :山師さん:2017/04/12(水) 18:07:14.18 ID:+mn9+zwY.net
豊和買い63800 売り728000
0.08

158 :山師さん:2017/04/12(水) 18:09:33.04 ID:1KvJvY3Q.net
>>154
俺も似たようなもんだよ
長期ホールドじゃないから下落が怖くて手放した

159 :山師さん:2017/04/12(水) 18:27:27.99 ID:kuDFXZxz.net
保存食関連
真空フィルム、ポリエチレン株

戦争は、必ず保存食が必要だ
当然、待機している今も兵士の食事は必要である

160 :山師さん:2017/04/12(水) 19:18:37.23 ID:Mp5EaQ3U.net
明日から爆上げするの?

161 :山師さん:2017/04/12(水) 19:49:37.14 ID:xzArNK5+.net
全力留守の間にJFLA暴落w
メガネの時も留守の時に暴落w
こんなに都合良くなるでしょうかwww

162 :山師さん:2017/04/12(水) 20:42:01.30 ID:l2BOUgvI.net
ここ1週間で株始めて今の所1.49%マイナスなんだけどこれはセーフ?

163 :山師さん:2017/04/12(水) 23:02:53.49 ID:NSojtP9L.net
 
馬鹿じゃね、

安倍と安倍サポと自民よ、おまえら、株価形成を人為的にいびつにしようとするな!!!! !!!!

 

おまえらのようなのがいるから、

日本は経営の合理化がすすまないのだ

 

日本企業なんていう、首切り解雇も出来ないようなのは

もっと株価がどーんと下がってゼロ円にでも

なるほうが正しいよ。


下がれば、また上がるのが株価だ。


株価が本当に下がって、経営不能になるのを避けるために

不要人員の解雇など経営努力をホンキで行う企業も出て来るからな。


企業努力を行えるような企業ならば、その企業はまた株価は上がるよ。


ならば、日本は経済成長はするね。


安倍と自民とサポ どもよ、

経済成長させたいのならば

とにかく企業を多く倒産させることだ。

そうすれば、企業努力をホンキで行う企業も出て来る

いまの日本に足りないのは、コレだ  真面目にやれよ全く、

 

おまえら日本は、いつまでたっても株なんて上がらないよ。

万博やると株価が上がるのだ、五輪で株価が上がるのだ、

なんて真顔で言える首相のいる国の

株、いったい誰が信用出来るのだ。


もちろんのことだけど、そんなことは政府のする仕事ではないんだけどな。


全く信用のできない政府の信用できない株価だな、
 

164 :山師さん:2017/04/12(水) 23:43:15.61 ID:xqWeRPfH.net
>>153
お前・・・本気でそう思ってんのか? 大丈夫?
アメリカが北朝鮮と戦争? バカタレだね〜
あるわけねーだろ? 
周りの人達に言い回るんじゃねーぞ? もっと学習しろ?

165 :山師さん:2017/04/13(木) 00:01:46.28 ID:LNYZO6Rn.net
マザーズ指数まだ高い700〜900まで下げよ

166 :山師さん:2017/04/13(木) 05:41:18.87 ID:KJscSc7F.net
平田機工!!
材料多すぎ!?

167 :山師さん:2017/04/13(木) 05:43:40.63 ID:KJscSc7F.net
平田機工!!
全力で億る!

168 :山師さん:2017/04/13(木) 11:09:03.47 ID:kXEU772f.net
平田機工ヽ(・∀・)ノ

169 :山師さん:2017/04/13(木) 11:13:01.52 ID:YSgQwLOE.net
>>163
特亜?w

170 :山師さん:2017/04/13(木) 11:15:17.76 ID:YSgQwLOE.net
>>164
何故言い切れる?

171 :山師さん:2017/04/13(木) 16:39:40.46 ID:+Atj+rK7.net
京都おるけど、外人だらけ。天気ええし日本は戦争なんかどこ吹く風やで、こんな平和な国ないわ

172 :山師さん:2017/04/13(木) 16:40:46.45 ID:ROy1jRhE.net
3760

173 :山師さん:2017/04/13(木) 16:43:15.00 ID:QcDWRwJx.net
プラットフォームが動き出したな。
去年の今頃にも大相場があったけど、シコリほぐしも済んでまた似たようなチャートを描いたりして?

174 :山師さん:2017/04/14(金) 00:41:52.31 ID:2TFe94ME.net
>>170
わかりやすく、ご説明してあげるからね。

イスラエルやパレスチナの紛争は陣地取り、宗教問題で一生終わらないエンドレスな戦争だから
一緒にしちゃいけないよ?

えっとね・・・
北朝鮮くんは貧乏なのに無駄遣いどころか、高価な人殺しの道具を作ったりするから
アメリカ君は怒って当然。
でもアメリカ君が本気で怒ったら怖いって事は北朝鮮くんはわかってるんですね
でも北朝鮮くんは負けず嫌いだから挑発してる。負けることわかってて。

北朝鮮くんは
人の家の教育に、よその家のモンが口出すな!って北朝鮮くんは怒ってるだよね。 でも
北朝鮮くんの教育が、みんながダメでしょ?って言ってるのに公に良くない教育をしてるから
アメリカ君は武器を持って北朝鮮くんの家に向かって怒ってるんだよね?

そしたら、北朝鮮くんの友達のロシアくんが、アメリカ君に
話し合いに道具はいらないでしょ? 僕からも言っておくから。って仲裁に入ってるんだよね
そのまた友達の中国くんも、アメリカ君に
あんまり武器をちらつかせての話し合いはよくないよ、落ち着いて話そうよ。
って、仲裁に入ってるんだよね。

アメリカくんはケンカの強いロシア君と、1度大きなケンカ仕掛けるほど仲が悪かったんだよね
そのロシアくんと最近、いい雰囲気になりかけてたのに、
アメリカ君は、チョット気に入らないことがあると、所構わずケンカ早い性格だから
また、ロシアくんが不安がって付き合いをやめとこうか?どうしようか?また迷ってるんだよね
ロシアくんと本当は仲良しになりたいアメリカ君は一応冷静にはなろうとしてるけどね

中国くんはお金持ちだから、アメリカ君は仲良くしたいんだよね。本当に。
その中国くんまで、ケンカはやめようぜ!って言うもんだから、アメリカ君もまた迷ってるんだよね

アメリカくんはこの前、中国くんを自宅に招いて、お金の話もしたし、北朝鮮くんの面倒頼むぜ!って話たばかり
そんな昨日今日の中国くんとの話を裏切って、北朝鮮くんをシバいたりしちゃダメだよね?
アメリカくんの弟とロシアくんの弟が仲良くってさ、
お兄ちゃん同士がケンカするのは良くないよね?って話もしてたんだよね
ロシアくんはアメリカくんと仲良くなってもいいよって、歩み寄った矢先の事
ロシアくんもアメリカくんの事信用できなくなるよね?

アメリカくんはプライドが高いから、そこは我慢しなきゃってわかってるんだよ

北朝鮮くんは、人殺しの道具を使ったら、自分の家庭がダメになることは承知なんだよ
でもアメリカくんの事が大嫌い。そんな奴に言われたくないわ!って言ってる

そこで、北朝鮮くんはロシアくんと中国くんが間に入ってくれる事がわかってるから
ケンカにならないんだよ。
アメリカくんは、ロシアくんと中国くんとは友達でいたいからね。

すなわち、ケンカにはならない。 戦争は起こらないってこと。
言い切れますよ。
日本くんはアメリカくんの母親みたいなもんだから甘えん坊のアメリカ君にはやさしいんだよね。
バカ息子、親バカだからね、日本くんは。
息子のすること、みんな母親は見守ってる。
イギリスも親戚だから、まあまあってな感じ。

わかるかなー?

175 :山師さん:2017/04/14(金) 00:48:11.01 ID:ljOtDjDp.net
>>174
友達ではいたいが北朝鮮が核実験したらどうかな?
アメリカとしては、というかトランプとしては攻撃せざるを得ないだろう。シリア攻撃してるし、やるときはやると国内に示す必要がある。
だから、中国とロシアは北朝鮮に目立った行動に出ないように抑えなきゃいけない

176 :山師さん:2017/04/14(金) 00:55:52.29 ID:2TFe94ME.net
>>175
>>友達ではいたいが北朝鮮が核実験したらどうかな?
>>アメリカとしては、というかトランプとしては攻撃せざるを得ないだろう。

これ、現実に北朝鮮くんが核実験しても、アメリカ君は攻撃はしない。しちゃいけないってわかってる。
アメリカ君の家族(国民)が間違いなく反対するでしょう。
国連(役立たずの教育委員会みたいなもん)が反対多数の意見を出すのがオチ
結局、核実験はまた見逃しになること100%。

最終的には、ロシアくんと中国くんが、いよいよ重たい腰を上げて北朝鮮くんは泣きが入るよ。
国連は事実、それが望みだから、そういう方向性で動くように仕向けるよ。
これが一番いい解決法って事。
アメリカ君が万が一、攻撃なんかしたら、逆に今は非難轟々だろうよ。
それはアメリカ政府が死に物狂いで抑えるはず。

177 :山師さん:2017/04/14(金) 01:17:22.80 ID:AeRuWILJ.net
こっちの理屈で考えるんだったらそれは当然のことだけど正恩くん相手に理屈が通じるとは限らないよね
みんな危険視してるのは相手方の指揮者が正恩くんだってことじゃないの?

178 :山師さん:2017/04/14(金) 01:27:29.81 ID:Qbwy6Uec.net
みずほは何でこんなに急落したんですか?

179 :山師さん:2017/04/14(金) 01:39:28.60 ID:b4lY4ah1.net
少なくとも今までのナアナアのゴマカシは通じないだろ
核兵器と化学兵器の廃棄、弾道ミサイルの廃棄
これを査察受け入れなり明白な形で確認させる
最低でもこれくらいはやらないと米国は納得しない
どう見ても金正恩にとっては承諾不能な無理難題だと思うが

180 :山師さん:2017/04/14(金) 02:52:06.14 ID:3Eds1Aw8.net
>>179
同意しますね

181 :山師さん:2017/04/14(金) 04:03:32.01 ID:WpWAy44y.net
トランプが北に圧力をかけ出したのが、
象が蟻を踏みつぶすような感じでなく、北に脅威を感じ始めたからであるなら、

北がまず核廃棄してから、見返りは…といった交渉の手順ではなく、
米中が先に見返りを示した上で、北が「それでいいよ」と了承してはじめて核廃棄をするのでは? 
米中が北朝鮮問題を平和的に解決しようとする気があるのか、なんとも疑わしい

182 :山師さん:2017/04/14(金) 14:28:12.32 ID:g8etO4FL.net
このスレを信じてリプロセル全力で退場です
ありがとうございますした

183 :山師さん:2017/04/14(金) 14:29:13.64 ID:e1O7Zlky.net
石川止まらん
今度は買い方向

184 :山師さん:2017/04/14(金) 14:29:28.95 ID:kzmV7Ugx.net
>>182
偽物掴まされて、ニセスレで退場報告やつw

185 :山師さん:2017/04/14(金) 14:29:33.64 ID:62bBTgtK.net
>>182
いえいえ、お疲れ様でした
もう二度とこんなスレには近づかないようにな

186 :山師さん:2017/04/14(金) 14:29:35.85 ID:iTB/OM5+.net
絶対に持ち越したらあかん日やろwwwwww

187 :山師さん:2017/04/14(金) 14:30:31.51 ID:d1VRY0u1.net
>>182
アホすぎwwwwww

188 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:02.85 ID:NgxSCRWK.net
大体今仕込む奴は博打
週明け落ち着いてから買えばいいのよ

189 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:04.95 ID:w8MEO/X0.net
リプロ退場するほどアゲサゲしてねーだろ

190 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:13.96 ID:ctFYsndE.net
スレ番全角てw

191 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:16.92 ID:Q6oMU6xU.net
どないしたんや 立て石川 

192 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:21.04 ID:vGgh/Ie6.net
下げるなー
週末リスクの手仕舞いやな

193 :山師さん:2017/04/14(金) 14:31:48.13 ID:cmd8wYg2.net
誰かまともなスレ立ててくれ

194 :山師さん:2017/04/14(金) 14:32:19.15 ID:pAmtRrvv.net
天気いいし桜が散る前に花見に行ってくるか

195 :山師さん:2017/04/14(金) 14:32:40.53 ID:X+dDrvt4.net
スカッドミサイルのことをスカットするミサイルだと思ってた幼少期

196 :山師さん:2017/04/14(金) 14:33:28.93 ID:w8MEO/X0.net
ソレイジアマイテンwww

197 :山師さん:2017/04/14(金) 14:44:51.45 ID:pTyq0Q4Z.net
メドレ寄る可能性。

一応言っとくと、1053円の新株予約権を機関が大量に持ってるからね

198 :山師さん:2017/04/14(金) 14:47:04.42 ID:KA8fjcb4.net
スレたてキチガイなんとかしてくれ

199 :山師さん:2017/04/14(金) 14:47:44.67 ID:KA8fjcb4.net
もう一度いっとくぞ
防衛買っとけ

200 :山師さん:2017/04/14(金) 14:48:24.92 ID:qqnu9H7E.net
プラチナ玉↓

201 :山師さん:2017/04/14(金) 14:49:17.96 ID:UTZpUvMI.net
【急騰】今買えばいい株7796【大引けです】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/stock/1492148909/

202 :山師さん:2017/04/14(金) 14:51:40.28 ID:iTB/OM5+.net
絶対に持ち越し厳禁の日だろwwww

203 :山師さん:2017/04/15(土) 12:05:26.43 ID:1EScuru+.net
戦争があるなんてワイドショーオタクがわめいてやがる
相手にするだけ無駄なんだが。
さて、
いよいよ本腰で中国が仲裁に入り、北朝鮮、アメリカの緊張はほどけるぞ
防衛関連といえばセキュリティ。
セキュリティ関連買え!と、何で教えてやらんのだ?
本当の防衛はセキュリティ関連だろうが?

FFRIはもちろん、停滞新興株のセキュア、
上がる上がる詐欺銘柄のIT bookが復活の地合いが始まる

FRONTEOは韓国大統領が決まるまでお休み株だから気を付けろよ

204 :山師さん:2017/04/15(土) 12:08:15.81 ID:1EScuru+.net


205 :山師さん:2017/04/15(土) 16:14:38.25 ID:2LuNHKY2.net
防衛キターーーーーーーー!!!

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170415-00000006-jij_afp-sctch

206 :山師さん:2017/04/15(土) 19:40:25.61 ID:Aidz8Qfr.net
株を初めて半年経ちました!
現在は東芝に空売りを10000株入れて含み益中です。

2年半で資産を一億円以上にしたというカリスマトレーダーWINさんの記事がとても参考になりました!

【完全版】『日本株式市場で総資産1億円達成!!!』 - ワールドメイト 和魂
http://worldmatefan.blog119.fc2.com/blog-entry-291.html?sp

【完全版】『日本株式市場で億トレーダーをめざせ!!』 - ワールドメイト 和魂
http://worldmatefan.blog119.fc2.com/blog-entry-299.html?sp

私もセンスあるでしょうか? 
アドバイスキボンヌ
http://i.imgur.com/RSwjRna.png
http://i.imgur.com/YSXZWz0.png
http://i.imgur.com/Qm6Hi4x.png

207 :山師さん:2017/04/16(日) 14:11:27.35 ID:iNkDcmkX.net
防衛買って無い奴wwwwww

208 :山師さん:2017/04/16(日) 15:04:00.52 ID:Il0iD8hp.net
メドレ1071助かる?

209 :山師さん:2017/04/16(日) 15:06:55.36 ID:UG8uo4nQ.net
日本に届く北朝鮮のミサイルは
一度大気圏外まで打ち上げて、弾頭を大気圏再突入させないといけない
その時、弾頭は5000度やら7000度やらの超高温になる
鉄は1500度で溶ける
米軍によると北朝鮮は大気圏再突入可能な弾頭を持ってないらしい

210 :山師さん:2017/04/16(日) 16:27:56.56 ID:J4auKymU.net
>>207
勇気を出して持ち越して良かったぜ!

211 :山師さん:2017/04/16(日) 18:00:41.54 ID:flDH503J.net
米国
「ミサイル失敗に対処する必要はない」

明日は上田なw

212 :山師さん:2017/04/18(火) 12:35:03.97 ID:GWqGm5V9.net
キボンヌて

213 :山師さん:2017/04/18(火) 12:48:53.01 ID:nMga16F9.net
上げるな荒らし

214 :山師さん:2017/04/18(火) 13:55:15.93 ID:1FpJmea3.net
ソレイジアきたああああああああああああああああああああ

215 :山師さん:2017/04/18(火) 13:55:58.52 ID:1tLCFyqG.net
>>209
そんな必要ねえよwww

216 :山師さん:2017/04/18(火) 16:57:52.51 ID:gSTjCb2H.net
>>209
そんな話題はもういいよ。 武器の説明したところで戦争なんてないから。
民進党の党員か高校生のにわか政治知識で語ってんじゃねーよ バーカ

いつまで北朝鮮の事書いてんだ?コイツww テレビの見過ぎじゃボケ

217 :山師さん:2017/04/18(火) 17:08:39.44 ID:zGsspdf6.net
上げるな荒らし

218 :山師さん:2017/04/19(水) 23:40:12.66 ID:kNjNM8T1.net
アニメ見てたら
鶏肉焦がして
しかも中身生だのまま頑張って焼いて食ったら口の中苦いわ
http://i.imgur.com/ioaTLvh.jpg

大葉のチーズ包み焼きな
http://i.imgur.com/qFgyaGf.jpg

219 :山師さん:2017/04/19(水) 23:41:59.31 ID:kNjNM8T1.net
実家帰えるわ
またな

http://i.imgur.com/sG9vO7F.jpg

220 :山師さん:2017/04/20(木) 17:47:06.01 ID:Ajr/lG+W.net
キボンヌって久しぶりに聞いた

221 :山師さん:2017/04/22(土) 14:14:30.28 ID:MZeUkQXd.net
>>219
前に見たぞ
まだ帰ってなかったのか

222 :山師さん:2017/04/23(日) 04:05:50.03 ID:/bYVY9rp.net
ソレちゃんが 夢に でてきた🦄

223 :山師さん:2017/04/23(日) 11:01:57.21 ID:jlvcRSs0.net
線虫でがん検査 日立など、19年末の実用化めざす
2017/4/18 12:34
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG18H1O_Y7A410C1000000/

224 :山師さん:2017/04/23(日) 14:16:37.70 ID:WZEL/pmS.net
ふかひれ達ミュートしたらTLがきれいになった。

225 :山師さん:2017/04/24(月) 10:07:26.65 ID:pdjnjJR2.net
>>224
ミュートじゃなくブロックしろよ
何だそのまだ未練あって断ち切れない感じ

226 :山師さん:2017/04/24(月) 14:37:19.50 ID:b6Bd6Kbl.net
地震!!

227 :山師さん:2017/04/24(月) 20:20:48.93 ID:4osDD+05.net
227

228 :山師さん:2017/04/24(月) 20:24:49.45 ID:PlUJ7FvN.net
こりすって煽りカスはマジで階段から落ちて死なねーかな〜
「アクセルマークのsweep気になる、超絶材料出る気がしてきた」とか馬鹿じゃねえの
sweepは以前の資料にローリスクローリターン案件だって書いてあっただろゴミクズ
ポジった途端煽りまくってんじゃねーよキチガイ

229 :山師さん:2017/04/24(月) 20:26:17.72 ID:h+jJ1f/E.net
>>209
日本に届く北朝鮮のミサイルは
一度大気圏外まで打ち上げて、弾頭を大気圏再突入させないといけない


アホすぎるだろ・・・

230 :山師さん:2017/04/24(月) 20:32:34.82 ID:zc/n++XQ.net
核廃棄物詰めて落とすつもりだろ
日本人にはそれで十分効果が・・・

231 :山師さん:2017/04/24(月) 20:50:02.68 ID:oLQEmimz.net
また除染が大変だな(´・ω・`)

232 :山師さん:2017/04/24(月) 22:26:37.79 ID:qTIX32eh.net
タチが悪いのは
こりすをフォローする素人が多い事
毎度チャートが崩れる

233 :山師さん:2017/04/24(月) 23:14:03.27 ID:rA0bClj2.net
ダウよし!為替よし!先物よし!よーし!

234 :山師さん:2017/04/25(火) 05:26:25.39 ID:Wd5a9U0R.net
ニュース解説
イオン銀行のシステム不備によるイオンカ―ド過剰請求、新たに約1万7500人に返金
今回、全ての調査が完了したと発表した。返金総額は4000万円に上る。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/032700905/

現在は、利息を日割り計算できる機能を追加するシステム開発を進めているという。!ゞ

235 :山師さん:2017/04/26(水) 14:15:37.27 ID:QSMSNRyp.net
ファイズ。

236 :山師さん:2017/04/26(水) 16:05:29.95 ID:GTuX09FM.net
テスタ? @tesuta001
4月26日 今日は戦争がもう大丈夫的な雰囲気になったから朝一に石川さん売っただけ。マイナスになったけどこれはよいマイナスなのでむしろ利確の気分。本日確定は−48万でした乙でした。

237 :山師さん:2017/04/26(水) 23:00:30.77 ID:RTHnSqf/.net
>>233
守備よし顔よし打撃よし
山倉みたく言うなよ(笑)

238 :山師さん:2017/04/27(木) 16:52:15.79 ID:AELl/mpn.net
システムソフト

239 :山師さん:2017/04/27(木) 16:55:47.31 ID:64ipM9ch.net
【7191 イントラスト】
3/9
大和リビングにて採用が決定
http://pdf.irpocket.com/C7191/o1Tt/jC9b/Blhn.pdf
3/13
三菱総合研究所と共同特許出願
http://pdf.irpocket.com/C7191/o1Tt/bhTx/R7Hl.pdf
3/24
大和ハウスグループへサービスを提供
http://pdf.irpocket.com/C7191/o1Tt/kSJ2/Rnx0.pdf
3/27
広島大学病院にて採用が決定
http://pdf.irpocket.com/C7191/SAip/gJ1A/RM77.pdf
4/4
住友不動産株式会社にて導入が決定
http://pdf.irpocket.com/C7191/SAip/e2vT/zkPa.pdf
4/7
東京女子医科大学附属八千代医療センターに導入決定
http://pdf.irpocket.com/C7191/SAip/qF2K/CaDc.pdf
4/11
鹿児島大学病院に導入決定
http://pdf.irpocket.com/C7191/SAip/SPle/s6De.pdf
4/18
日本航空(9201)が出資するJALUX(2729)と連携し、同社が大手損害保険会社と共同開発した医療費用保証商品【虹】の導入先の開拓を行うことで同意した
http://pdf.irpocket.com/C7191/SAip/DAb0/QHad.pdf
4/25
事業用向け、新たな賃料債務保証商品を開発。販売を本格始動
http://pdf.irpocket.com/C7191/wReJ/fwvA/b8nn.pdf

240 :山師さん:2017/04/28(金) 13:07:51.10 ID:Av9Qch/V.net
今買えばいいエニッシュきてんね

241 :山師さん:2017/04/29(土) 17:42:18.50 ID:k5QfsNeB.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

242 :山師さん:2017/04/29(土) 17:42:31.96 ID:k5QfsNeB.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

243 :山師さん:2017/04/29(土) 17:42:42.22 ID:k5QfsNeB.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

244 :山師さん:2017/04/29(土) 17:42:54.47 ID:k5QfsNeB.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

245 :山師さん:2017/04/29(土) 17:43:06.65 ID:k5QfsNeB.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

246 :山師さん:2017/04/29(土) 17:52:25.39 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳

247 :山師さん:2017/04/29(土) 17:53:24.83 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳

248 :山師さん:2017/04/29(土) 17:53:38.11 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

249 :山師さん:2017/04/29(土) 17:54:32.14 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

250 :山師さん:2017/04/29(土) 17:55:40.04 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳

251 :山師さん:2017/04/29(土) 17:55:52.99 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡

252 :山師さん:2017/04/29(土) 17:56:02.92 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

253 :山師さん:2017/04/29(土) 17:56:14.36 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳

254 :山師さん:2017/04/29(土) 17:56:57.84 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

255 :山師さん:2017/04/29(土) 17:57:07.60 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

256 :山師さん:2017/04/29(土) 17:57:46.66 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳

257 :山師さん:2017/04/29(土) 17:57:55.52 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

258 :山師さん:2017/04/29(土) 17:58:26.49 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

259 :山師さん:2017/04/29(土) 17:59:06.58 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

260 :山師さん:2017/04/29(土) 17:59:15.61 ID:jUNyZPAz.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

261 :山師さん:2017/04/29(土) 18:39:11.46 ID:Tn76p9/P.net
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

262 :山師さん:2017/04/29(土) 18:45:00.83 ID:Tn76p9/P.net
262

263 :山師さん:2017/04/29(土) 18:45:20.88 ID:Tn76p9/P.net
263

264 :山師さん:2017/04/29(土) 18:45:28.07 ID:Tn76p9/P.net
264

265 :山師さん:2017/04/29(土) 18:45:34.83 ID:Tn76p9/P.net
265

266 :山師さん:2017/04/29(土) 18:45:42.20 ID:Tn76p9/P.net
266

267 :山師さん:2017/04/29(土) 18:47:23.77 ID:Tn76p9/P.net
267

268 :山師さん:2017/04/29(土) 18:47:30.60 ID:Tn76p9/P.net
268

269 :山師さん:2017/04/29(土) 18:47:38.92 ID:Tn76p9/P.net
269

270 :山師さん:2017/04/29(土) 18:47:45.97 ID:Tn76p9/P.net
270

271 :山師さん:2017/04/29(土) 18:49:02.23 ID:Tn76p9/P.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

272 :山師さん:2017/04/29(土) 18:49:20.90 ID:Tn76p9/P.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

273 :山師さん:2017/04/29(土) 18:49:38.61 ID:Tn76p9/P.net
273

274 :山師さん:2017/04/29(土) 18:49:46.51 ID:Tn76p9/P.net
274

275 :山師さん:2017/04/29(土) 18:49:53.20 ID:Tn76p9/P.net
275

276 :山師さん:2017/04/29(土) 18:50:00.91 ID:Tn76p9/P.net
276

277 :山師さん:2017/04/29(土) 18:50:15.78 ID:Tn76p9/P.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

278 :山師さん:2017/04/29(土) 18:50:41.90 ID:Tn76p9/P.net
278

279 :山師さん:2017/04/29(土) 18:50:49.76 ID:Tn76p9/P.net
279

280 :山師さん:2017/04/29(土) 18:50:56.94 ID:Tn76p9/P.net
280

281 :山師さん:2017/04/30(日) 08:35:32.79 ID:qQqtxDSJ.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

282 :山師さん:2017/04/30(日) 14:18:11.76 ID:qQqtxDSJ.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

283 :山師さん:2017/04/30(日) 17:01:38.62 ID:qQqtxDSJ.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

284 :山師さん:2017/05/01(月) 12:06:51.86 ID:JnEDvpq3.net
よー、そこの若いの
俺の言うことをきいてくれ〜ぇぇ
俺を含め、誰の言うことも聞く〜なよ〜♪

285 :山師さん:2017/05/01(月) 18:14:16.87 ID:WlVr0frX.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

286 :山師さん:2017/05/01(月) 18:14:40.58 ID:WlVr0frX.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳

287 :山師さん:2017/05/04(木) 19:21:28.14 ID:R2Q7SQ9a.net
GOD君荒らすな

288 :山師さん:2017/05/05(金) 03:08:36.73 ID:yC10h3WR.net
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/858262112807788544

百田尚樹氏が書いたこのツイートが真実だとするなら
一番、強力な圧力をかけられる余力があるのは日本ということになるが果たして・・・?

289 :山師さん:2017/05/08(月) 16:51:50.83 ID:dMdJBP8z.net
289

290 :山師さん:2017/05/16(火) 22:08:03.11 ID:1nPZrUgf.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい
頭文字かしらもじなどはとても使う気にならない。
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉かまくらである。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休
暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書はがきを受け取ったので、私は多少の金を工面
くめんして、出掛ける事にした。私は金の工面に二に、三日さんちを費やした。ところが私が鎌倉に着い
て三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報に
は母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親た
ちに勧すすまない結婚を強しいられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた
。それに肝心かんじんの当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて
東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていい
か分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固もとより帰るべきはずであった。それ
で彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 学校の授業が始まるにはまだ大分だいぶ日数ひかずがあるので鎌倉におってもよし、帰ってもよいとい
う境遇にいた私は、当分元の宿に留とまる覚悟をした。友達は中国のある資産家の息子むすこで金に不自
由のない男であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった
。したがって一人ひとりぼっちになった私は別に恰好かっこうな宿を探す面倒ももたなかったのである。
 宿は鎌倉でも辺鄙へんぴな方角にあった。玉突たまつきだのアイスクリームだのというハイカラなもの
には長い畷なわてを一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても二十銭は取られた。けれども個人
の別荘はそこここにいくつでも建てられていた。それに海へはごく近いので海水浴をやるには至極便利な
地位を占めていた。
 私は毎日海へはいりに出掛けた。古い燻くすぶり返った藁葺わらぶきの間あいだを通り抜けて磯いそへ
下りると、この辺へんにこれほどの都会人種が住んでいるかと思うほど、避暑に来た男や女で砂の上が動
いていた。ある時は海の中が銭湯せんとうのように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。その中に
知った人を一人ももたない私も、こういう賑にぎやかな景色の中に裹つつまれて、砂の上に寝ねそべって
みたり、膝頭ひざがしらを波に打たしてそこいらを跳はね廻まわるのは愉快であった。
 私は実に先生をこの雑沓ざっとうの間あいだに見付け出したのである。その時海岸には掛茶屋かけぢゃ
やが二軒あった。私はふとした機会はずみからその一軒の方に行き慣なれていた。長谷辺はせへんに大き
な別荘を構えている人と違って、各自めいめいに専有の着換場きがえばを拵こしらえていないここいらの
避暑客には、ぜひともこうした共同着換所といった風ふうなものが必要なのであった。彼らはここで茶を
飲み、ここで休息する外ほかに、ここで海水着を洗濯させたり、ここで鹹しおはゆい身体からだを清めた
り、ここへ帽子や傘かさを預けたりするのである。海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあった
ので、私は海へはいるたびにその茶屋へ一切いっさいを脱ぬぎ棄すてる事にしていた。



 私わたくしがその掛茶屋で先生を見た時は、先生がちょうど着物を脱いでこれから海へ入ろうとすると
ころであった。私はその時反対に濡ぬれた身体からだを風に吹かして水から上がって来た。二人の間あい
だには目を遮さえぎる幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついに先生を見逃したか
も知れなかった。それほど浜辺が混雑し、それほど私の頭が放漫ほうまんであったにもかかわらず、私が
すぐ先生を見付け出したのは、先生が一人の西洋人を伴つれていたからである。
 その西洋人の優れて白い皮膚の色が、掛茶屋へ入るや否いなや、すぐ私の注意を惹ひいた。純粋の日本
の浴衣ゆかたを着ていた彼は、それを床几しょうぎの上にすぽりと放ほうり出したまま、腕組みをして海
の方を向いて立っていた。彼は我々の穿はく猿股さるまた一つの外ほか何物も肌に着けていなかった。私

291 :山師さん:2017/05/16(火) 22:08:12.18 ID:1nPZrUgf.net
にはそれが第一不思議だった。私はその二日前に由井ゆいが浜はままで行って、砂の上にしゃがみながら
、長い間西洋人の海へ入る様子を眺ながめていた。私の尻しりをおろした所は少し小高い丘の上で、その
すぐ傍わきがホテルの裏口になっていたので、私の凝じっとしている間あいだに、大分だいぶ多くの男が
塩を浴びに出て来たが、いずれも胴と腕と股ももは出していなかった。女は殊更ことさら肉を隠しがちで
あった。大抵は頭に護謨製ゴムせいの頭巾ずきんを被かぶって、海老茶えびちゃや紺こんや藍あいの色を
波間に浮かしていた。そういう有様を目撃したばかりの私の眼めには、猿股一つで済まして皆みんなの前
に立っているこの西洋人がいかにも珍しく見えた。
 彼はやがて自分の傍わきを顧みて、そこにこごんでいる日本人に、一言ひとこと二言ふたこと何なにか
いった。その日本人は砂の上に落ちた手拭てぬぐいを拾い上げているところであったが、それを取り上げ
るや否や、すぐ頭を包んで、海の方へ歩き出した。その人がすなわち先生であった。
 私は単に好奇心のために、並んで浜辺を下りて行く二人の後姿うしろすがたを見守っていた。すると彼
らは真直まっすぐに波の中に足を踏み込んだ。そうして遠浅とおあさの磯近いそちかくにわいわい騒いで
いる多人数たにんずの間あいだを通り抜けて、比較的広々した所へ来ると、二人とも泳ぎ出した。彼らの
頭が小さく見えるまで沖の方へ向いて行った。それから引き返してまた一直線に浜辺まで戻って来た。掛
茶屋へ帰ると、井戸の水も浴びずに、すぐ身体からだを拭ふいて着物を着て、さっさとどこへか行ってし
まった。
 彼らの出て行った後あと、私はやはり元の床几しょうぎに腰をおろして烟草タバコを吹かしていた。そ
の時私はぽかんとしながら先生の事を考えた。どうもどこかで見た事のある顔のように思われてならなか
った。しかしどうしてもいつどこで会った人か想おもい出せずにしまった。
 その時の私は屈托くったくがないというよりむしろ無聊ぶりょうに苦しんでいた。それで翌日あくるひ
もまた先生に会った時刻を見計らって、わざわざ掛茶屋かけぢゃやまで出かけてみた。すると西洋人は来
ないで先生一人麦藁帽むぎわらぼうを被かぶってやって来た。先生は眼鏡めがねをとって台の上に置いて
、すぐ手拭てぬぐいで頭を包んで、すたすた浜を下りて行った。先生が昨日きのうのように騒がしい浴客
よくかくの中を通り抜けて、一人で泳ぎ出した時、私は急にその後あとが追い掛けたくなった。私は浅い
水を頭の上まで跳はねかして相当の深さの所まで来て、そこから先生を目標めじるしに抜手ぬきでを切っ
た。すると先生は昨日と違って、一種の弧線こせんを描えがいて、妙な方向から岸の方へ帰り始めた。そ
れで私の目的はついに達せられなかった。私が陸おかへ上がって雫しずくの垂れる手を振りながら掛茶屋
に入ると、先生はもうちゃんと着物を着て入れ違いに外へ出て行った。



 私わたくしは次の日も同じ時刻に浜へ行って先生の顔を見た。その次の日にもまた同じ事を繰り返した
。けれども物をいい掛ける機会も、挨拶あいさつをする場合も、二人の間には起らなかった。その上先生
の態度はむしろ非社交的であった。一定の時刻に超然として来て、また超然と帰って行った。周囲がいく
ら賑にぎやかでも、それにはほとんど注意を払う様子が見えなかった。最初いっしょに来た西洋人はその
後ごまるで姿を見せなかった。先生はいつでも一人であった。
 或ある時先生が例の通りさっさと海から上がって来て、いつもの場所に脱ぬぎ棄すてた浴衣ゆかたを着
ようとすると、どうした訳か、その浴衣に砂がいっぱい着いていた。先生はそれを落すために、後ろ向き
になって、浴衣を二、三度振ふるった。すると着物の下に置いてあった眼鏡が板の隙間すきまから下へ落
ちた。先生は白絣しろがすりの上へ兵児帯へこおびを締めてから、眼鏡の失なくなったのに気が付いたと
見えて、急にそこいらを探し始めた。私はすぐ腰掛こしかけの下へ首と手を突ッ込んで眼鏡を拾い出した
。先生は有難うといって、それを私の手から受け取った。
 次の日私は先生の後あとにつづいて海へ飛び込んだ。そうして先生といっしょの方角に泳いで行った。
二丁ちょうほど沖へ出ると、先生は後ろを振り返って私に話し掛けた。広い蒼あおい海の表面に浮いてい
るものは、その近所に私ら二人より外ほかになかった。そうして強い太陽の光が、眼の届く限り水と山と
を照らしていた。私は自由と歓喜に充みちた筋肉を動かして海の中で躍おどり狂った。先生はまたぱたり

292 :山師さん:2017/05/16(火) 22:08:21.16 ID:1nPZrUgf.net
と手足の運動を已やめて仰向けになったまま浪なみの上に寝た。私もその真似まねをした。青空の色がぎ
らぎらと眼を射るように痛烈な色を私の顔に投げ付けた。「愉快ですね」と私は大きな声を出した。
 しばらくして海の中で起き上がるように姿勢を改めた先生は、「もう帰りませんか」といって私を促し
た。比較的強い体質をもった私は、もっと海の中で遊んでいたかった。しかし先生から誘われた時、私は
すぐ「ええ帰りましょう」と快く答えた。そうして二人でまた元の路みちを浜辺へ引き返した。
 私はこれから先生と懇意になった。しかし先生がどこにいるかはまだ知らなかった。
 それから中なか二日おいてちょうど三日目の午後だったと思う。先生と掛茶屋かけぢゃやで出会った時
、先生は突然私に向かって、「君はまだ大分だいぶ長くここにいるつもりですか」と聞いた。考えのない
私はこういう問いに答えるだけの用意を頭の中に蓄えていなかった。それで「どうだか分りません」と答
えた。しかしにやにや笑っている先生の顔を見た時、私は急に極きまりが悪くなった。「先生は?」と聞
き返さずにはいられなかった。これが私の口を出た先生という言葉の始まりである。
 私はその晩先生の宿を尋ねた。宿といっても普通の旅館と違って、広い寺の境内けいだいにある別荘の
ような建物であった。そこに住んでいる人の先生の家族でない事も解わかった。私が先生先生と呼び掛け
るので、先生は苦笑いをした。私はそれが年長者に対する私の口癖くちくせだといって弁解した。私はこ
の間の西洋人の事を聞いてみた。先生は彼の風変りのところや、もう鎌倉かまくらにいない事や、色々の
話をした末、日本人にさえあまり交際つきあいをもたないのに、そういう外国人と近付ちかづきになった
のは不思議だといったりした。私は最後に先生に向かって、どこかで先生を見たように思うけれども、ど
うしても思い出せないといった。若い私はその時暗あんに相手も私と同じような感じを持っていはしまい
かと疑った。そうして腹の中で先生の返事を予期してかかった。ところが先生はしばらく沈吟ちんぎんし
たあとで、「どうも君の顔には見覚みおぼえがありませんね。人違いじゃないですか」といったので私は
変に一種の失望を感じた。



 私わたくしは月の末に東京へ帰った。先生の避暑地を引き上げたのはそれよりずっと前であった。私は
先生と別れる時に、「これから折々お宅たくへ伺っても宜よござんすか」と聞いた。先生は単簡たんかん
にただ「ええいらっしゃい」といっただけであった。その時分の私は先生とよほど懇意になったつもりで
いたので、先生からもう少し濃こまやかな言葉を予期して掛かかったのである。それでこの物足りない返
事が少し私の自信を傷いためた。
 私はこういう事でよく先生から失望させられた。先生はそれに気が付いているようでもあり、また全く
気が付かないようでもあった。私はまた軽微な失望を繰り返しながら、それがために先生から離れて行く
気にはなれなかった。むしろそれとは反対で、不安に揺うごかされるたびに、もっと前へ進みたくなった
。もっと前へ進めば、私の予期するあるものが、いつか眼の前に満足に現われて来るだろうと思った。私
は若かった。けれどもすべての人間に対して、若い血がこう素直に働こうとは思わなかった。私はなぜ先
生に対してだけこんな心持が起るのか解わからなかった。それが先生の亡くなった今日こんにちになって
、始めて解って来た。先生は始めから私を嫌っていたのではなかったのである。先生が私に示した時々の
素気そっけない挨拶あいさつや冷淡に見える動作は、私を遠ざけようとする不快の表現ではなかったので
ある。傷いたましい先生は、自分に近づこうとする人間に、近づくほどの価値のないものだから止よせと
いう警告を与えたのである。他ひとの懐かしみに応じない先生は、他ひとを軽蔑けいべつする前に、まず
自分を軽蔑していたものとみえる。
 私は無論先生を訪ねるつもりで東京へ帰って来た。帰ってから授業の始まるまでにはまだ二週間の日数
ひかずがあるので、そのうちに一度行っておこうと思った。しかし帰って二日三日と経たつうちに、鎌倉
かまくらにいた時の気分が段々薄くなって来た。そうしてその上に彩いろどられる大都会の空気が、記憶
の復活に伴う強い刺戟しげきと共に、濃く私の心を染め付けた。私は往来で学生の顔を見るたびに新しい
学年に対する希望と緊張とを感じた。私はしばらく先生の事を忘れた。
 授業が始まって、一カ月ばかりすると私の心に、また一種の弛たるみができてきた。私は何だか不足な

293 :山師さん:2017/05/16(火) 22:08:30.15 ID:1nPZrUgf.net
顔をして往来を歩き始めた。物欲しそうに自分の室へやの中を見廻みまわした。私の頭には再び先生の顔
が浮いて出た。私はまた先生に会いたくなった。
 始めて先生の宅うちを訪ねた時、先生は留守であった。二度目に行ったのは次の日曜だと覚えている。
晴れた空が身に沁しみ込むように感ぜられる好いい日和ひよりであった。その日も先生は留守であった。
鎌倉にいた時、私は先生自身の口から、いつでも大抵たいてい宅にいるという事を聞いた。むしろ外出嫌
いだという事も聞いた。二度来て二度とも会えなかった私は、その言葉を思い出して、理由わけもない不
満をどこかに感じた。私はすぐ玄関先を去らなかった。下女げじょの顔を見て少し躊躇ちゅうちょしてそ
こに立っていた。この前名刺を取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまた内うちへはいった
。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。
 私はその人から鄭寧ていねいに先生の出先を教えられた。先生は例月その日になると雑司ヶ谷ぞうしが
やの墓地にある或ある仏へ花を手向たむけに行く習慣なのだそうである。「たった今出たばかりで、十分
になるか、ならないかでございます」と奥さんは気の毒そうにいってくれた。私は会釈えしゃくして外へ
出た。賑にぎやかな町の方へ一丁ちょうほど歩くと、私も散歩がてら雑司ヶ谷へ行ってみる気になった。
先生に会えるか会えないかという好奇心も動いた。それですぐ踵きびすを回めぐらした。



 私わたくしは墓地の手前にある苗畠なえばたけの左側からはいって、両方に楓かえでを植え付けた広い
道を奥の方へ進んで行った。するとその端はずれに見える茶店ちゃみせの中から先生らしい人がふいと出
て来た。私はその人の眼鏡めがねの縁ふちが日に光るまで近く寄って行った。そうして出し抜けに「先生
」と大きな声を掛けた。先生は突然立ち留まって私の顔を見た。
「どうして……、どうして……」
 先生は同じ言葉を二遍へん繰り返した。その言葉は森閑しんかんとした昼の中うちに異様な調子をもっ
て繰り返された。私は急に何とも応こたえられなくなった。
「私の後あとを跟つけて来たのですか。どうして……」
 先生の態度はむしろ落ち付いていた。声はむしろ沈んでいた。けれどもその表情の中うちには判然はっ
きりいえないような一種の曇りがあった。
 私は私がどうしてここへ来たかを先生に話した。
「誰だれの墓へ参りに行ったか、妻さいがその人の名をいいましたか」
「いいえ、そんな事は何もおっしゃいません」
「そうですか。――そう、それはいうはずがありませんね、始めて会ったあなたに。いう必要がないんだ
から」
 先生はようやく得心とくしんしたらしい様子であった。しかし私にはその意味がまるで解わからなかっ
た。
 先生と私は通りへ出ようとして墓の間を抜けた。依撒伯拉何々イサベラなになにの墓だの、神僕しんぼ
くロギンの墓だのという傍かたわらに、一切衆生悉有仏生いっさいしゅじょうしつうぶっしょうと書いた
塔婆とうばなどが建ててあった。全権公使何々というのもあった。私は安得烈と彫ほり付けた小さい墓の
前で、「これは何と読むんでしょう」と先生に聞いた。「アンドレとでも読ませるつもりでしょうね」と
いって先生は苦笑した。
 先生はこれらの墓標が現わす人種々ひとさまざまの様式に対して、私ほどに滑稽こっけいもアイロニー
も認めてないらしかった。私が丸い墓石はかいしだの細長い御影みかげの碑ひだのを指して、しきりにか
れこれいいたがるのを、始めのうちは黙って聞いていたが、しまいに「あなたは死という事実をまだ真面
目まじめに考えた事がありませんね」といった。私は黙った。先生もそれぎり何ともいわなくなった。
 墓地の区切り目に、大きな銀杏いちょうが一本空を隠すように立っていた。その下へ来た時、先生は高
い梢こずえを見上げて、「もう少しすると、綺麗きれいですよ。この木がすっかり黄葉こうようして、こ
こいらの地面は金色きんいろの落葉で埋うずまるようになります」といった。先生は月に一度ずつは必ず
この木の下を通るのであった。
 向うの方で凸凹でこぼこの地面をならして新墓地を作っている男が、鍬くわの手を休めて私たちを見て
いた。私たちはそこから左へ切れてすぐ街道へ出た。
 これからどこへ行くという目的あてのない私は、ただ先生の歩く方へ歩いて行った。先生はいつもより
口数を利きかなかった。それでも私はさほどの窮屈を感じなかったので、ぶらぶらいっしょに歩いて行っ

294 :山師さん:2017/05/16(火) 22:08:39.15 ID:1nPZrUgf.net
た。
「すぐお宅たくへお帰りですか」
「ええ別に寄る所もありませんから」
 二人はまた黙って南の方へ坂を下りた。
「先生のお宅の墓地はあすこにあるんですか」と私がまた口を利き出した。
「いいえ」
「どなたのお墓があるんですか。――ご親類のお墓ですか」
「いいえ」
 先生はこれ以外に何も答えなかった。私もその話はそれぎりにして切り上げた。すると一町ちょうほど
歩いた後あとで、先生が不意にそこへ戻って来た。
「あすこには私の友達の墓があるんです」
「お友達のお墓へ毎月まいげつお参りをなさるんですか」
「そうです」
 先生はその日これ以外を語らなかった。



 私はそれから時々先生を訪問するようになった。行くたびに先生は在宅であった。先生に会う度数どす
うが重なるにつれて、私はますます繁しげく先生の玄関へ足を運んだ。
 けれども先生の私に対する態度は初めて挨拶あいさつをした時も、懇意になったその後のちも、あまり
変りはなかった。先生は何時いつも静かであった。ある時は静か過ぎて淋さびしいくらいであった。私は
最初から先生には近づきがたい不思議があるように思っていた。それでいて、どうしても近づかなければ
いられないという感じが、どこかに強く働いた。こういう感じを先生に対してもっていたものは、多くの
人のうちであるいは私だけかも知れない。しかしその私だけにはこの直感が後のちになって事実の上に証
拠立てられたのだから、私は若々しいといわれても、馬鹿ばかげていると笑われても、それを見越した自
分の直覚をとにかく頼もしくまた嬉うれしく思っている。人間を愛し得うる人、愛せずにはいられない人
、それでいて自分の懐ふところに入いろうとするものを、手をひろげて抱き締める事のできない人、――
これが先生であった。
 今いった通り先生は始終静かであった。落ち付いていた。けれども時として変な曇りがその顔を横切る
事があった。窓に黒い鳥影が射さすように。射すかと思うと、すぐ消えるには消えたが。私が始めてその
曇りを先生の眉間みけんに認めたのは、雑司ヶ谷ぞうしがやの墓地で、不意に先生を呼び掛けた時であっ
た。私はその異様の瞬間に、今まで快く流れていた心臓の潮流をちょっと鈍らせた。しかしそれは単に一
時の結滞けったいに過ぎなかった。私の心は五分と経たたないうちに平素の弾力を回復した。私はそれぎ
り暗そうなこの雲の影を忘れてしまった。ゆくりなくまたそれを思い出させられたのは、小春こはるの尽
きるに間まのない或ある晩の事であった。
 先生と話していた私は、ふと先生がわざわざ注意してくれた銀杏いちょうの大樹たいじゅを眼めの前に
想おもい浮かべた。勘定してみると、先生が毎月例まいげつれいとして墓参に行く日が、それからちょう
ど三日目に当っていた。その三日目は私の課業が午ひるで終おえる楽な日であった。私は先生に向かって
こういった。
「先生雑司ヶ谷ぞうしがやの銀杏はもう散ってしまったでしょうか」
「まだ空坊主からぼうずにはならないでしょう」
 先生はそう答えながら私の顔を見守った。そうしてそこからしばし眼を離さなかった。私はすぐいった

「今度お墓参はかまいりにいらっしゃる時にお伴ともをしても宜よござんすか。私は先生といっしょにあ
すこいらが散歩してみたい」
「私は墓参りに行くんで、散歩に行くんじゃないですよ」
「しかしついでに散歩をなすったらちょうど好いいじゃありませんか」
 先生は何とも答えなかった。しばらくしてから、「私のは本当の墓参りだけなんだから」といって、ど
こまでも墓参ぼさんと散歩を切り離そうとする風ふうに見えた。私と行きたくない口実だか何だか、私に
はその時の先生が、いかにも子供らしくて変に思われた。私はなおと先へ出る気になった。
「じゃお墓参りでも好いいからいっしょに伴つれて行って下さい。私もお墓参りをしますから」

295 :山師さん:2017/05/17(水) 00:47:49.82 ID:7/Y09tcf.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい
頭文字かしらもじなどはとても使う気にならない。
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉かまくらである。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休
暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書はがきを受け取ったので、私は多少の金を工面
くめんして、出掛ける事にした。私は金の工面に二に、三日さんちを費やした。ところが私が鎌倉に着い
て三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報に
は母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親た
ちに勧すすまない結婚を強しいられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた

296 :山師さん:2017/05/17(水) 00:47:59.05 ID:7/Y09tcf.net
。それに肝心かんじんの当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて。それに肝心かんじんの当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて
東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていい
か分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固もとより帰るべきはずであった。それ
で彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 学校の授業が始まるにはまだ大分だいぶ日数ひかずがあるので鎌倉におってもよし、帰ってもよいとい
う境遇にいた私は、当分元の宿に留とまる覚悟をした。友達は中国のある資産家の息子むすこで金に不自
由のない男であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった
。したがって一人ひとりぼっちになった私は別に恰好かっこうな宿を探す面倒ももたなかったのである。
 宿は鎌倉でも辺鄙へんぴな方角にあった。玉突たまつきだのアイスクリームだのというハイカラなもの

297 :山師さん:2017/05/17(水) 00:48:40.14 ID:7/Y09tcf.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい

298 :山師さん:2017/05/17(水) 00:48:49.21 ID:7/Y09tcf.net
頭文字かしらもじなどはとても使う気にならない。
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉かまくらである。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休
暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書はがきを受け取ったので、私は多少の金を工面
くめんして、出掛ける事にした。私は金の工面に二に、三日さんちを費やした。ところが私が鎌倉に着い
て三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報に

299 :山師さん:2017/05/17(水) 00:48:58.21 ID:7/Y09tcf.net
は母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親た
ちに勧すすまない結婚を強しいられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた
。それに肝心かんじんの当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて
東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていい
か分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固もとより帰るべきはずであった。それ

300 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:07.21 ID:7/Y09tcf.net
で彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 学校の授業が始まるにはまだ大分だいぶ日数ひかずがあるので鎌倉におってもよし、帰ってもよいとい
う境遇にいた私は、当分元の宿に留とまる覚悟をした。友達は中国のある資産家の息子むすこで金に不自
由のない男であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった
。したがって一人ひとりぼっちになった私は別に恰好かっこうな宿を探す面倒ももたなかったのである。

301 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:16.23 ID:7/Y09tcf.net
 宿は鎌倉でも辺鄙へんぴな方角にあった。玉突たまつきだのアイスクリームだのというハイカラなもの
には長い畷なわてを一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても二十銭は取られた。けれども個人
の別荘はそこここにいくつでも建てられていた。それに海へはごく近いので海水浴をやるには至極便利な
地位を占めていた。
 私は毎日海へはいりに出掛けた。古い燻くすぶり返った藁葺わらぶきの間あいだを通り抜けて磯いそへ

302 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:25.20 ID:7/Y09tcf.net
下りると、この辺へんにこれほどの都会人種が住んでいるかと思うほど、避暑に来た男や女で砂の上が動
いていた。ある時は海の中が銭湯せんとうのように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。その中に
知った人を一人ももたない私も、こういう賑にぎやかな景色の中に裹つつまれて、砂の上に寝ねそべって
みたり、膝頭ひざがしらを波に打たしてそこいらを跳はね廻まわるのは愉快であった。
 私は実に先生をこの雑沓ざっとうの間あいだに見付け出したのである。その時海岸には掛茶屋かけぢゃ

303 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:34.25 ID:7/Y09tcf.net
やが二軒あった。私はふとした機会はずみからその一軒の方に行き慣なれていた。長谷辺はせへんに大き
な別荘を構えている人と違って、各自めいめいに専有の着換場きがえばを拵こしらえていないここいらの
避暑客には、ぜひともこうした共同着換所といった風ふうなものが必要なのであった。彼らはここで茶を
飲み、ここで休息する外ほかに、ここで海水着を洗濯させたり、ここで鹹しおはゆい身体からだを清めた
り、ここへ帽子や傘かさを預けたりするのである。海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあった

304 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:43.59 ID:7/Y09tcf.net
ので、私は海へはいるたびにその茶屋へ一切いっさいを脱ぬぎ棄すてる事にしていた。



 私わたくしがその掛茶屋で先生を見た時は、先生がちょうど着物を脱いでこれから海へ入ろうとすると

305 :山師さん:2017/05/17(水) 00:49:52.22 ID:7/Y09tcf.net
ころであった。私はその時反対に濡ぬれた身体からだを風に吹かして水から上がって来た。二人の間あい
だには目を遮さえぎる幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついに先生を見逃したか
も知れなかった。それほど浜辺が混雑し、それほど私の頭が放漫ほうまんであったにもかかわらず、私が
すぐ先生を見付け出したのは、先生が一人の西洋人を伴つれていたからである。
 その西洋人の優れて白い皮膚の色が、掛茶屋へ入るや否いなや、すぐ私の注意を惹ひいた。純粋の日本

306 :山師さん:2017/05/17(水) 00:50:01.01 ID:7/Y09tcf.net
の浴衣ゆかたを着ていた彼は、それを床几しょうぎの上にすぽりと放ほうり出したまま、腕組みをして海
の方を向いて立っていた。彼は我々の穿はく猿股さるまた一つの外ほか何物も肌に着けていなかった。私
にはそれが第一不思議だった。私はその二日前に由井ゆいが浜はままで行って、砂の上にしゃがみながら
、長い間西洋人の海へ入る様子を眺ながめていた。私の尻しりをおろした所は少し小高い丘の上で、その
すぐ傍わきがホテルの裏口になっていたので、私の凝じっとしている間あいだに、大分だいぶ多くの男が

307 :山師さん:2017/05/17(水) 00:50:53.70 ID:7/Y09tcf.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい

308 :山師さん:2017/05/17(水) 00:51:15.57 ID:7/Y09tcf.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい
頭文字かしらもじなどはとても使う気にならない。
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉かまくらである。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休

309 :山師さん:2017/05/17(水) 06:12:19.98 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

310 :山師さん:2017/05/17(水) 06:12:37.51 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

311 :山師さん:2017/05/17(水) 06:12:50.30 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

312 :山師さん:2017/05/17(水) 06:13:01.57 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘室団祇団室祇祇鏡桶団祇祇祇祇祇祇祇団輝蔀団鏡室室室佳□団室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

313 :山師さん:2017/05/17(水) 06:13:18.90 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳蔀蔀祇祇祇祇祇蔀鏡鏡蔀団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀団傘傘佳室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡団祇祇祇祇祇蔀団祇祇祇蔀蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団傘祇室佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘室室祇祇祇祇祇祇室団祇祇祇祇祇団蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇室団祇蝶蔀団佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇祇祇祇祇祇祇鏡祇祇祇祇祇祇祇団室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀蔀鏡鏡輝輝鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘傘蔀団祇蔀鏡蔀団祇祇団鏡祇祇祇団団祇祇祇蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘傘団室祇鏡団祇団蔀室祇団鏡祇祇蔀臆桶団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘佳鏡祇蔀団祇祇祇祇室団祇団祇祇鏡橋橋輝祇祇祇蔀鏡団祇祇祇祇祇祇祇祇祇輝鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘傘蔀団祇鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団臆橋桶団団鏡蔀室室室団団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘佳蔀祇団蔀祇祇祇団祇祇祇祇祇祇祇祇輝橋臆団鏡蔀室室室団室室団祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇祇団室祇祇桶橋輝祇祇祇祇団蔀鏡鏡室祇蔀室室室室祇□祇室室団祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘佳蔀祇祇団室祇祇鏡臆臆団祇団鏡鏡蔀蔀蔀鏡鏡鏡室室室室団佳団室室室祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団蔀祇祇室臆臆団室鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蝶室室室室室室室室室室祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇祇団祇祇祇蔀鏡室鏡蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘蔀祇祇祇祇祇団室室団祇鏡蔀団□□団蔀蔀蔀蔀蔀鏡室室室室室室室室団祇祇祇祇祇室鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室祇祇祇蔀鏡鏡蔀鏡鏡鏡鏡蔀団□□祇蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡室室室室室室団祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘室団祇祇団室室室室室蔀鏡蔀蔀団団室蔀蔀蔀蔀鏡室団鏡鏡蔀蔀蔀鏡団祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘団団祇祇団室室室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡祇団鏡蝶蔀室団団祇祇祇祇祇祇祇鏡鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘祇蔀祇団団祇佳団室室室鏡鏡蔀蔀蔀蔀蔀蔀蔀鏡団蔀輝鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡
傘傘傘傘傘鏡祇団団佳□団室室室室輝蔀蔀蔀蔀蔀鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡桶
傘傘傘傘傘蔀祇団室団団団室室室室鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇祇祇団輝鏡鏡鏡輝橋
傘傘傘傘傘団団祇室室室室室室室室鏡祇祇室鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇祇祇蔀鏡鏡鏡鏡蝶臆
鏡祇□□□□蔀祇団室室室室室室鏡輝鏡輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇団桶輝鏡鏡鏡臆臆
佳鏡□□□□蔀団祇団室室室室蔀蔀鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝祇祇祇祇祇祇祇祇輝蝶輝鏡鏡鏡臆臆
佳祇蔀佳□□佳鏡祇祇団団団鏡蔀祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡蔀祇祇祇祇祇祇団輝蝶桶鏡鏡鏡蝶臆臆
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

314 :山師さん:2017/05/17(水) 06:13:47.64 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳

315 :山師さん:2017/05/17(水) 06:14:01.43 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
佳佳室蔀鏡蔀蔀輝室祇祇祇祇団祇祇祇団輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡祇祇祇祇祇祇団輝輝桶蝶鏡鏡鏡鏡蝶桶
佳佳佳佳佳佳室鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝団祇祇祇祇祇蔀輝輝輝臆鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

316 :山師さん:2017/05/17(水) 06:14:16.66 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

317 :山師さん:2017/05/17(水) 06:14:30.02 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

318 :山師さん:2017/05/17(水) 06:14:43.59 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇鏡室祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡団傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

319 :山師さん:2017/05/17(水) 06:14:57.75 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

320 :山師さん:2017/05/17(水) 06:15:13.65 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘佳佳祇祇祇佳傘傘傘傘傘傘傘傘傘団祇佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡蔀蔀蔀団団室蔀鏡鏡団傘傘傘傘傘傘傘蔀祇佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇蔀鏡室団祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団蔀室佳傘傘傘傘傘輝団佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

321 :山師さん:2017/05/17(水) 06:15:28.41 ID:QyH/zAyS.net
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘祇室佳佳佳佳佳佳佳
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘蔀佳佳佳佳佳佳佳
佳佳佳佳佳佳佳鏡鏡輝団祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝鏡団祇祇祇祇団鏡輝輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳室鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団団団祇祇祇祇祇団蔀臆蝶桶輝輝輝輝鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡輝蔀祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇祇団鏡桶臆輝団鏡輝輝蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡
佳佳佳佳佳佳佳団鏡鏡鏡鏡鏡鏡輝鏡団団祇祇祇祇祇祇祇団蔀輝蝶蝶鏡室団鏡蝶桶蝶鏡鏡鏡

322 :山師さん:2017/05/18(木) 00:07:52.82 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは私に「結構ね。さぞお父とうさんやお母かあさんはお喜びでしょう」といってくれた。私は突
然病気の父の事を考えた。早くあの卒業証書を持って行って見せてやろうと思った。
「先生の卒業証書はどうしました」と私が聞いた。

323 :山師さん:2017/05/18(木) 00:08:08.83 ID:NWShKe3u.net
「どうしたかね。――まだどこかにしまってあったかね」と先生が奥さんに聞いた。
「ええ、たしかしまってあるはずですが」
 卒業証書の在処ありどころは二人ともよく知らなかった。

324 :山師さん:2017/05/18(木) 00:08:24.81 ID:NWShKe3u.net
三十三

325 :山師さん:2017/05/18(木) 00:08:40.85 ID:NWShKe3u.net
 飯めしになった時、奥さんは傍そばに坐すわっている下女げじょを次へ立たせて、自分で給仕きゅうじ
の役をつとめた。これが表立たない客に対する先生の家の仕来しきたりらしかった。始めの一、二回は私
わたくしも窮屈を感じたが、度数の重なるにつけ、茶碗ちゃわんを奥さんの前へ出すのが、何でもなくな

326 :山師さん:2017/05/18(木) 00:08:56.81 ID:NWShKe3u.net
った。
「お茶? ご飯はん? ずいぶんよく食べるのね」
 奥さんの方でも思い切って遠慮のない事をいうことがあった。しかしその日は、時候が時候なので、そ

327 :山師さん:2017/05/18(木) 00:09:13.32 ID:NWShKe3u.net
んなに調戯からかわれるほど食欲が進まなかった。
「もうおしまい。あなた近頃ちかごろ大変小食しょうしょくになったのね」
「小食になったんじゃありません。暑いんで食われないんです」

328 :山師さん:2017/05/18(木) 00:09:29.22 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは下女を呼んで食卓を片付けさせた後へ、改めてアイスクリームと水菓子みずがしを運ばせた。
「これは宅うちで拵こしらえたのよ」
 用のない奥さんには、手製のアイスクリームを客に振舞ふるまうだけの余裕があると見えた。私はそれ

329 :山師さん:2017/05/18(木) 00:09:44.85 ID:NWShKe3u.net
を二杯更かえてもらった。
「君もいよいよ卒業したが、これから何をする気ですか」と先生が聞いた。先生は半分縁側の方へ席をず
らして、敷居際しきいぎわで背中を障子しょうじに靠もたせていた。

330 :山師さん:2017/05/18(木) 00:10:01.15 ID:NWShKe3u.net
 私にはただ卒業したという自覚があるだけで、これから何をしようという目的あてもなかった。返事に
ためらっている私を見た時、奥さんは「教師?」と聞いた。それにも答えずにいると、今度は、「じゃお
役人やくにん?」とまた聞かれた。私も先生も笑い出した。

331 :山師さん:2017/05/18(木) 00:10:16.85 ID:NWShKe3u.net
「本当いうと、まだ何をする考えもないんです。実は職業というものについて、全く考えた事がないくら
いなんですから。だいちどれが善いいか、どれが悪いか、自分がやって見た上でないと解わからないんだ
から、選択に困る訳だと思います」

332 :山師さん:2017/05/18(木) 00:10:32.86 ID:NWShKe3u.net
「それもそうね。けれどもあなたは必竟ひっきょう財産があるからそんな呑気のんきな事をいっていられ
るのよ。これが困る人でご覧なさい。なかなかあなたのように落ち付いちゃいられないから」
 私の友達には卒業しない前から、中学教師の口を探している人があった。私は腹の中で奥さんのいう事

333 :山師さん:2017/05/18(木) 00:10:48.80 ID:NWShKe3u.net
実を認めた。しかしこういった。
「少し先生にかぶれたんでしょう」
「碌ろくなかぶれ方をして下さらないのね」

334 :山師さん:2017/05/18(木) 00:11:04.89 ID:NWShKe3u.net
 先生は苦笑した。
「かぶれても構わないから、その代りこの間いった通り、お父さんの生きてるうちに、相当の財産を分け
てもらってお置きなさい。それでないと決して油断はならない」

335 :山師さん:2017/05/18(木) 00:11:20.89 ID:NWShKe3u.net
 私は先生といっしょに、郊外の植木屋の広い庭の奥で話した、あの躑躅つつじの咲いている五月の初め
を思い出した。あの時帰り途みちに、先生が昂奮こうふんした語気で、私に物語った強い言葉を、再び耳
の底で繰り返した。それは強いばかりでなく、むしろ凄すごい言葉であった。けれども事実を知らない私

336 :山師さん:2017/05/18(木) 00:11:36.88 ID:NWShKe3u.net
には同時に徹底しない言葉でもあった。
「奥さん、お宅たくの財産はよッぽどあるんですか」
「何だってそんな事をお聞きになるの」

337 :山師さん:2017/05/18(木) 00:11:53.01 ID:NWShKe3u.net
「先生に聞いても教えて下さらないから」
 奥さんは笑いながら先生の顔を見た。
「教えて上げるほどないからでしょう」

338 :山師さん:2017/05/18(木) 00:12:09.01 ID:NWShKe3u.net
「でもどのくらいあったら先生のようにしていられるか、宅うちへ帰って一つ父に談判する時の参考にし
ますから聞かして下さい」
 先生は庭の方を向いて、澄まして烟草タバコを吹かしていた。相手は自然奥さんでなければならなかっ

339 :山師さん:2017/05/18(木) 00:12:24.90 ID:NWShKe3u.net
た。
「どのくらいってほどありゃしませんわ。まあこうしてどうかこうか暮してゆかれるだけよ、あなた。―
―そりゃどうでも宜いいとして、あなたはこれから何か為なさらなくっちゃ本当にいけませんよ。先生の

340 :山師さん:2017/05/18(木) 00:12:40.89 ID:NWShKe3u.net
ようにごろごろばかりしていちゃ……」
「ごろごろばかりしていやしないさ」
 先生はちょっと顔だけ向け直して、奥さんの言葉を否定した。

341 :山師さん:2017/05/18(木) 00:12:56.91 ID:NWShKe3u.net
三十四

342 :山師さん:2017/05/18(木) 00:13:13.02 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしはその夜十時過ぎに先生の家を辞した。二、三日うちに帰国するはずになっていたので、座
を立つ前に私はちょっと暇乞いとまごいの言葉を述べた。
「また当分お目にかかれませんから」

343 :山師さん:2017/05/18(木) 00:13:28.93 ID:NWShKe3u.net
「九月には出ていらっしゃるんでしょうね」
 私はもう卒業したのだから、必ず九月に出て来る必要もなかった。しかし暑い盛りの八月を東京まで来
て送ろうとも考えていなかった。私には位置を求めるための貴重な時間というものがなかった。

344 :山師さん:2017/05/18(木) 00:13:44.91 ID:NWShKe3u.net
「まあ九月頃ごろになるでしょう」
「じゃずいぶんご機嫌きげんよう。私たちもこの夏はことによるとどこかへ行くかも知れないのよ。ずい
ぶん暑そうだから。行ったらまた絵端書えはがきでも送って上げましょう」

345 :山師さん:2017/05/18(木) 00:14:00.94 ID:NWShKe3u.net
「どちらの見当です。もしいらっしゃるとすれば」
 先生はこの問答をにやにや笑って聞いていた。
「何まだ行くとも行かないとも極きめていやしないんです」

346 :山師さん:2017/05/18(木) 00:14:16.94 ID:NWShKe3u.net
 席を立とうとした時、先生は急に私をつらまえて、「時にお父さんの病気はどうなんです」と聞いた。
私は父の健康についてほとんど知るところがなかった。何ともいって来ない以上、悪くはないのだろうく
らいに考えていた。

347 :山師さん:2017/05/18(木) 00:14:32.93 ID:NWShKe3u.net
「そんなに容易たやすく考えられる病気じゃありませんよ。尿毒症にょうどくしょうが出ると、もう駄目
だめなんだから」
 尿毒症という言葉も意味も私には解わからなかった。この前の冬休みに国で医者と会見した時に、私は

348 :山師さん:2017/05/18(木) 00:14:49.07 ID:NWShKe3u.net
そんな術語をまるで聞かなかった。
「本当に大事にしてお上げなさいよ」と奥さんもいった。「毒が脳へ廻まわるようになると、もうそれっ
きりよ、あなた。笑い事じゃないわ」

349 :山師さん:2017/05/18(木) 00:15:04.93 ID:NWShKe3u.net
 無経験な私は気味を悪がりながらも、にやにやしていた。
「どうせ助からない病気だそうですから、いくら心配したって仕方がありません」
「そう思い切りよく考えれば、それまでですけれども」

350 :山師さん:2017/05/18(木) 00:15:20.91 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは昔同じ病気で死んだという自分のお母さんの事でも憶おもい出したのか、沈んだ調子でこうい
ったなり下を向いた。私も父の運命が本当に気の毒になった。
 すると先生が突然奥さんの方を向いた。

351 :山師さん:2017/05/18(木) 00:15:36.93 ID:NWShKe3u.net
「静しず、お前はおれより先へ死ぬだろうかね」
「なぜ」
「なぜでもない、ただ聞いてみるのさ。それとも己おれの方がお前より前に片付くかな。大抵世間じゃ旦

352 :山師さん:2017/05/18(木) 00:15:53.01 ID:NWShKe3u.net
那だんなが先で、細君さいくんが後へ残るのが当り前のようになってるね」
「そう極きまった訳でもないわ。けれども男の方ほうはどうしても、そら年が上でしょう」
「だから先へ死ぬという理屈なのかね。すると己もお前より先にあの世へ行かなくっちゃならない事にな

353 :山師さん:2017/05/18(木) 00:16:08.92 ID:NWShKe3u.net
るね」
「あなたは特別よ」
「そうかね」

354 :山師さん:2017/05/18(木) 00:16:24.91 ID:NWShKe3u.net
「だって丈夫なんですもの。ほとんど煩わずらった例ためしがないじゃありませんか。そりゃどうしたっ
て私の方が先だわ」
「先かな」

355 :山師さん:2017/05/18(木) 00:16:40.99 ID:NWShKe3u.net
「え、きっと先よ」
 先生は私の顔を見た。私は笑った。
「しかしもしおれの方が先へ行くとするね。そうしたらお前どうする」

356 :山師さん:2017/05/18(木) 00:16:57.08 ID:NWShKe3u.net
「どうするって……」
 奥さんはそこで口籠くちごもった。先生の死に対する想像的な悲哀が、ちょっと奥さんの胸を襲ったら
しかった。けれども再び顔をあげた時は、もう気分を更かえていた。

357 :山師さん:2017/05/18(木) 00:17:12.99 ID:NWShKe3u.net
「どうするって、仕方がないわ、ねえあなた。老少不定ろうしょうふじょうっていうくらいだから」
 奥さんはことさらに私の方を見て笑談じょうだんらしくこういった。

358 :山師さん:2017/05/18(木) 00:17:29.03 ID:NWShKe3u.net
三十五

 私わたくしは立て掛けた腰をまたおろして、話の区切りの付くまで二人の相手になっていた。

359 :山師さん:2017/05/18(木) 00:17:45.01 ID:NWShKe3u.net
「君はどう思います」と先生が聞いた。
 先生が先へ死ぬか、奥さんが早く亡くなるか、固もとより私に判断のつくべき問題ではなかった。私は
ただ笑っていた。

360 :山師さん:2017/05/18(木) 00:18:01.02 ID:NWShKe3u.net
「寿命は分りませんね。私にも」
「こればかりは本当に寿命ですからね。生れた時にちゃんと極きまった年数をもらって来るんだから仕方
がないわ。先生のお父とうさんやお母さんなんか、ほとんど同おんなじよ、あなた、亡くなったのが」

361 :山師さん:2017/05/18(木) 00:18:17.01 ID:NWShKe3u.net
「亡くなられた日がですか」
「まさか日まで同じじゃないけれども。でもまあ同じよ。だって続いて亡くなっちまったんですもの」
 この知識は私にとって新しいものであった。私は不思議に思った。

362 :山師さん:2017/05/18(木) 00:18:33.14 ID:NWShKe3u.net
「どうしてそう一度に死なれたんですか」
 奥さんは私の問いに答えようとした。先生はそれを遮さえぎった。
「そんな話はお止よしよ。つまらないから」

363 :山師さん:2017/05/18(木) 00:18:49.03 ID:NWShKe3u.net
 先生は手に持った団扇うちわをわざとばたばたいわせた。そうしてまた奥さんを顧みた。
「静しず、おれが死んだらこの家うちをお前にやろう」
 奥さんは笑い出した。

364 :山師さん:2017/05/18(木) 00:19:05.09 ID:NWShKe3u.net
「ついでに地面も下さいよ」
「地面は他ひとのものだから仕方がない。その代りおれの持ってるものは皆みんなお前にやるよ」
「どうも有難う。けれども横文字の本なんか貰もらっても仕様がないわね」

365 :山師さん:2017/05/18(木) 00:19:21.02 ID:NWShKe3u.net
「古本屋に売るさ」
「売ればいくらぐらいになって」
 先生はいくらともいわなかった。けれども先生の話は、容易に自分の死という遠い問題を離れなかった

366 :山師さん:2017/05/18(木) 00:19:37.14 ID:NWShKe3u.net
。そうしてその死は必ず奥さんの前に起るものと仮定されていた。奥さんも最初のうちは、わざとたわい
のない受け答えをしているらしく見えた。それがいつの間にか、感傷的な女の心を重苦しくした。
「おれが死んだら、おれが死んだらって、まあ何遍なんべんおっしゃるの。後生ごしょうだからもう好い

367 :山師さん:2017/05/18(木) 00:19:53.15 ID:NWShKe3u.net
い加減にして、おれが死んだらは止よして頂戴ちょうだい。縁喜えんぎでもない。あなたが死んだら、何
でもあなたの思い通りにして上げるから、それで好いじゃありませんか」
 先生は庭の方を向いて笑った。しかしそれぎり奥さんの厭いやがる事をいわなくなった。私もあまり長

368 :山師さん:2017/05/18(木) 00:20:09.41 ID:NWShKe3u.net
くなるので、すぐ席を立った。先生と奥さんは玄関まで送って出た。
「ご病人をお大事だいじに」と奥さんがいった。
「また九月に」と先生がいった。

369 :山師さん:2017/05/18(木) 00:20:25.04 ID:NWShKe3u.net
 私は挨拶あいさつをして格子こうしの外へ足を踏み出した。玄関と門の間にあるこんもりした木犀もく
せいの一株ひとかぶが、私の行手ゆくてを塞ふさぐように、夜陰やいんのうちに枝を張っていた。私は二
、三歩動き出しながら、黒ずんだ葉に被おおわれているその梢こずえを見て、来たるべき秋の花と香を想

370 :山師さん:2017/05/18(木) 00:20:41.04 ID:NWShKe3u.net
おもい浮べた。私は先生の宅うちとこの木犀とを、以前から心のうちで、離す事のできないもののように
、いっしょに記憶していた。私が偶然その樹きの前に立って、再びこの宅の玄関を跨またぐべき次の秋に
思いを馳はせた時、今まで格子の間から射さしていた玄関の電燈がふっと消えた。先生夫婦はそれぎり奥

371 :山師さん:2017/05/18(木) 00:20:57.48 ID:NWShKe3u.net
へはいったらしかった。私は一人暗い表へ出た。
 私はすぐ下宿へは戻らなかった。国へ帰る前に調ととのえる買物もあったし、ご馳走ちそうを詰めた胃
袋にくつろぎを与える必要もあったので、ただ賑にぎやかな町の方へ歩いて行った。町はまだ宵の口であ

372 :山師さん:2017/05/18(木) 00:21:13.05 ID:NWShKe3u.net
った。用事もなさそうな男女なんにょがぞろぞろ動く中に、私は今日私といっしょに卒業したなにがしに
会った。彼は私を無理やりにある酒場バーへ連れ込んだ。私はそこで麦酒ビールの泡のような彼の気※(
「陷のつくり+炎」、第3水準1-87-64)きえんを聞かされた。私の下宿へ帰ったのは十二時過ぎ

373 :山師さん:2017/05/18(木) 00:21:29.09 ID:NWShKe3u.net
であった。

三十六

374 :山師さん:2017/05/18(木) 00:21:45.04 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしはその翌日よくじつも暑さを冒おかして、頼まれものを買い集めて歩いた。手紙で注文を受
けた時は何でもないように考えていたのが、いざとなると大変臆劫おっくうに感ぜられた。私は電車の中

375 :山師さん:2017/05/18(木) 00:22:01.06 ID:NWShKe3u.net
で汗を拭ふきながら、他ひとの時間と手数に気の毒という観念をまるでもっていない田舎者いなかものを
憎らしく思った。
 私はこの一夏ひとなつを無為に過ごす気はなかった。国へ帰ってからの日程というようなものをあらか

376 :山師さん:2017/05/18(木) 00:22:17.25 ID:NWShKe3u.net
じめ作っておいたので、それを履行りこうするに必要な書物も手に入れなければならなかった。私は半日
を丸善まるぜんの二階で潰つぶす覚悟でいた。私は自分に関係の深い部門の書籍棚の前に立って、隅から
隅まで一冊ずつ点検して行った。

377 :山師さん:2017/05/18(木) 00:22:33.18 ID:NWShKe3u.net
 買物のうちで一番私を困らせたのは女の半襟はんえりであった。小僧にいうと、いくらでも出してはく
れるが、さてどれを選んでいいのか、買う段になっては、ただ迷うだけであった。その上価あたいが極き
わめて不定であった。安かろうと思って聞くと、非常に高かったり、高かろうと考えて、聞かずにいると

378 :山師さん:2017/05/18(木) 00:22:49.22 ID:NWShKe3u.net
、かえって大変安かったりした。あるいはいくら比べて見ても、どこから価格の差違が出るのか見当の付
かないのもあった。私は全く弱らせられた。そうして心のうちで、なぜ先生の奥さんを煩わずらわさなか
ったかを悔いた。

379 :山師さん:2017/05/18(木) 00:23:05.09 ID:NWShKe3u.net
 私は鞄かばんを買った。無論和製の下等な品に過ぎなかったが、それでも金具やなどがぴかぴかしてい
るので、田舎ものを威嚇おどかすには充分であった。この鞄を買うという事は、私の母の注文であった。
卒業したら新しい鞄を買って、そのなかに一切いっさいの土産みやげものを入れて帰るようにと、わざわ

380 :山師さん:2017/05/18(木) 00:23:21.12 ID:NWShKe3u.net
ざ手紙の中に書いてあった。私はその文句を読んだ時に笑い出した。私には母の料簡りょうけんが解わか
らないというよりも、その言葉が一種の滑稽こっけいとして訴えたのである。
 私は暇乞いとまごいをする時先生夫婦に述べた通り、それから三日目の汽車で東京を立って国へ帰った

381 :山師さん:2017/05/18(木) 00:23:37.10 ID:NWShKe3u.net
。この冬以来父の病気について先生から色々の注意を受けた私は、一番心配しなければならない地位にあ
りながら、どういうものか、それが大して苦にならなかった。私はむしろ父がいなくなったあとの母を想
像して気の毒に思った。そのくらいだから私は心のどこかで、父はすでに亡くなるべきものと覚悟してい

382 :山師さん:2017/05/18(木) 00:23:53.10 ID:NWShKe3u.net
たに違いなかった。九州にいる兄へやった手紙のなかにも、私は父の到底とても故もとのような健康体に
なる見込みのない事を述べた。一度などは職務の都合もあろうが、できるなら繰り合せてこの夏ぐらい一
度顔だけでも見に帰ったらどうだとまで書いた。その上年寄が二人ぎりで田舎にいるのは定さだめて心細

383 :山師さん:2017/05/18(木) 00:24:09.14 ID:NWShKe3u.net
いだろう、我々も子として遺憾いかんの至いたりであるというような感傷的な文句さえ使った。私は実際
心に浮ぶままを書いた。けれども書いたあとの気分は書いた時とは違っていた。
 私はそうした矛盾を汽車の中で考えた。考えているうちに自分が自分に気の変りやすい軽薄もののよう

384 :山師さん:2017/05/18(木) 00:24:25.12 ID:NWShKe3u.net
に思われて来た。私は不愉快になった。私はまた先生夫婦の事を想おもい浮べた。ことに二、三日前晩食
ばんめしに呼ばれた時の会話を憶おもい出した。
「どっちが先へ死ぬだろう」

385 :山師さん:2017/05/18(木) 00:24:41.11 ID:NWShKe3u.net
 私はその晩先生と奥さんの間に起った疑問をひとり口の内で繰り返してみた。そうしてこの疑問には誰
も自信をもって答える事ができないのだと思った。しかしどっちが先へ死ぬと判然はっきり分っていたな
らば、先生はどうするだろう。奥さんはどうするだろう。先生も奥さんも、今のような態度でいるより外

386 :山師さん:2017/05/18(木) 00:25:00.01 ID:NWShKe3u.net
ほかに仕方がないだろうと思った。(死に近づきつつある父を国元に控えながら、この私がどうする事も
できないように)。私は人間を果敢はかないものに観じた。人間のどうする事もできない持って生れた軽
薄を、果敢ないものに観じた。

387 :山師さん:2017/05/18(木) 00:25:13.16 ID:NWShKe3u.net
[#改ページ]

388 :山師さん:2017/05/18(木) 00:25:31.52 ID:NWShKe3u.net
中 両親と私

389 :山師さん:2017/05/18(木) 00:26:19.72 ID:NWShKe3u.net
私は、とうとう遠慮して何にも口へ出さなかった。ただ父の病やまいの性質につい
て、私の知る限りを教えるように話して聞かせた。しかしその大部分は先生と先生の奥さんから得た材料
に過ぎなかった。母は別に感動した様子も見せなかった。ただ「へえ、やっぱり同おんなじ病気でね。お

390 :山師さん:2017/05/18(木) 00:26:35.88 ID:NWShKe3u.net
気の毒だね。いくつでお亡くなりかえ、その方かたは」などと聞いた。
 私は仕方がないから、母をそのままにしておいて直接父に向かった。父は私の注意を母よりは真面目ま
じめに聞いてくれた。「もっともだ。お前のいう通りだ。けれども、己おれの身体からだは必竟ひっきょ

391 :山師さん:2017/05/18(木) 00:26:51.77 ID:NWShKe3u.net
う己の身体で、その己の身体についての養生法は、多年の経験上、己が一番能よく心得ているはずだから
ね」といった。それを聞いた母は苦笑した。「それご覧な」といった。
「でも、あれでお父さんは自分でちゃんと覚悟だけはしているんですよ。今度私が卒業して帰ったのを大

392 :山師さん:2017/05/18(木) 00:27:07.86 ID:NWShKe3u.net
変喜んでいるのも、全くそのためなんです。生きてるうちに卒業はできまいと思ったのが、達者なうちに
免状を持って来たから、それが嬉うれしいんだって、お父さんは自分でそういっていましたぜ」
「そりゃ、お前、口でこそそうおいいだけれどもね。お腹なかのなかではまだ大丈夫だと思ってお出いで

393 :山師さん:2017/05/18(木) 00:27:23.79 ID:NWShKe3u.net
のだよ」
「そうでしょうか」
「まだまだ十年も二十年も生きる気でお出のだよ。もっとも時々はわたしにも心細いような事をおいいだ

394 :山師さん:2017/05/18(木) 00:27:39.74 ID:NWShKe3u.net
がね。おれもこの分じゃもう長い事もあるまいよ、おれが死んだら、お前はどうする、一人でこの家うち
にいる気かなんて」
 私は急に父がいなくなって母一人が取り残された時の、古い広い田舎家いなかやを想像して見た。この

395 :山師さん:2017/05/18(木) 00:27:55.77 ID:NWShKe3u.net
家いえから父一人を引き去った後あとは、そのままで立ち行くだろうか。兄はどうするだろうか。母は何
というだろうか。そう考える私はまたここの土を離れて、東京で気楽に暮らして行けるだろうか。私は母
を眼の前に置いて、先生の注意――父の丈夫でいるうちに、分けて貰もらうものは、分けて貰って置けと

396 :山師さん:2017/05/18(木) 00:28:11.77 ID:NWShKe3u.net
いう注意を、偶然思い出した。
「なにね、自分で死ぬ死ぬっていう人に死んだ試ためしはないんだから安心だよ。お父さんなんぞも、死
ぬ死ぬっていいながら、これから先まだ何年生きなさるか分るまいよ。それよりか黙ってる丈夫の人の方

397 :山師さん:2017/05/18(木) 00:28:27.79 ID:NWShKe3u.net
が剣呑けんのんさ」
 私は理屈から出たとも統計から来たとも知れない、この陳腐ちんぷなような母の言葉を黙然もくねんと
聞いていた。

398 :山師さん:2017/05/18(木) 00:28:43.89 ID:NWShKe3u.net


399 :山師さん:2017/05/18(木) 00:28:59.81 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしのために赤い飯めしを炊たいて客をするという相談が父と母の間に起った。私は帰った当日
から、あるいはこんな事になるだろうと思って、心のうちで暗あんにそれを恐れていた。私はすぐ断わっ
た。

400 :山師さん:2017/05/18(木) 00:29:15.81 ID:NWShKe3u.net
「あんまり仰山ぎょうさんな事は止よしてください」
 私は田舎いなかの客が嫌いだった。飲んだり食ったりするのを、最後の目的としてやって来る彼らは、
何か事があれば好いいといった風ふうの人ばかり揃そろっていた。私は子供の時から彼らの席に侍じする

401 :山師さん:2017/05/18(木) 00:29:31.80 ID:NWShKe3u.net
のを心苦しく感じていた。まして自分のために彼らが来るとなると、私の苦痛はいっそう甚はなはだしい
ように想像された。しかし私は父や母の手前、あんな野鄙やひな人を集めて騒ぐのは止せともいいかねた
。それで私はただあまり仰山だからとばかり主張した。

402 :山師さん:2017/05/18(木) 00:29:47.82 ID:NWShKe3u.net
「仰山仰山とおいいだが、些ちっとも仰山じゃないよ。生涯に二度とある事じゃないんだからね、お客ぐ
らいするのは当り前だよ。そう遠慮をお為しでない」
 母は私が大学を卒業したのを、ちょうど嫁でも貰もらったと同じ程度に、重く見ているらしかった。

403 :山師さん:2017/05/18(木) 00:30:03.81 ID:NWShKe3u.net
「呼ばなくっても好いいが、呼ばないとまた何とかいうから」
 これは父の言葉であった。父は彼らの陰口を気にしていた。実際彼らはこんな場合に、自分たちの予期
通りにならないと、すぐ何とかいいたがる人々であった。

404 :山師さん:2017/05/18(木) 00:30:19.81 ID:NWShKe3u.net
「東京と違って田舎は蒼蠅うるさいからね」
 父はこうもいった。
「お父さんの顔もあるんだから」と母がまた付け加えた。

405 :山師さん:2017/05/18(木) 00:30:35.83 ID:NWShKe3u.net
 私は我がを張る訳にも行かなかった。どうでも二人の都合の好いいようにしたらと思い出した。
「つまり私のためなら、止よして下さいというだけなんです。陰で何かいわれるのが厭いやだからという
ご主意しゅいなら、そりゃまた別です。あなたがたに不利益な事を私が強いて主張したって仕方がありま

406 :山師さん:2017/05/18(木) 00:30:51.88 ID:NWShKe3u.net
せん」
「そう理屈をいわれると困る」
 父は苦い顔をした。

407 :山師さん:2017/05/18(木) 00:31:07.94 ID:NWShKe3u.net
「何もお前のためにするんじゃないとお父さんがおっしゃるんじゃないけれども、お前だって世間への義
理ぐらいは知っているだろう」
 母はこうなると女だけにしどろもどろな事をいった。その代り口数からいうと、父と私を二人寄せても

408 :山師さん:2017/05/18(木) 00:31:23.83 ID:NWShKe3u.net
なかなか敵かなうどころではなかった。
「学問をさせると人間がとかく理屈っぽくなっていけない」
 父はただこれだけしかいわなかった。しかし私はこの簡単な一句のうちに、父が平生へいぜいから私に

409 :山師さん:2017/05/18(木) 00:31:39.84 ID:NWShKe3u.net
対してもっている不平の全体を見た。私はその時自分の言葉使いの角張かどばったところに気が付かずに
、父の不平の方ばかりを無理のように思った。
 父はその夜よまた気を更かえて、客を呼ぶなら何日いつにするかと私の都合を聞いた。都合の好いいも

410 :山師さん:2017/05/18(木) 00:31:55.95 ID:NWShKe3u.net
悪いもなしにただぶらぶら古い家の中に寝起ねおきしている私に、こんな問いを掛けるのは、父の方が折
れて出たのと同じ事であった。私はこの穏やかな父の前に拘泥こだわらない頭を下げた。私は父と相談の
上招待しょうだいの日取りを極きめた。

411 :山師さん:2017/05/18(木) 00:32:11.85 ID:NWShKe3u.net
 その日取りのまだ来ないうちに、ある大きな事が起った。それは明治天皇めいじてんのうのご病気の報
知であった。新聞紙ですぐ日本中へ知れ渡ったこの事件は、一軒の田舎家いなかやのうちに多少の曲折を
経てようやく纏まとまろうとした私の卒業祝いを、塵ちりのごとくに吹き払った。

412 :山師さん:2017/05/18(木) 00:32:27.85 ID:NWShKe3u.net
「まあ、ご遠慮申した方がよかろう」
 眼鏡めがねを掛けて新聞を見ていた父はこういった。父は黙って自分の病気の事も考えているらしかっ
た。私はついこの間の卒業式に例年の通り大学へ行幸ぎょうこうになった陛下を憶おもい出したりした。

413 :山師さん:2017/05/18(木) 00:32:43.84 ID:NWShKe3u.net


414 :山師さん:2017/05/18(木) 00:32:59.89 ID:NWShKe3u.net
 小勢こぜいな人数にんずには広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私わたくしは行李こうりを解い
て書物を繙ひもとき始めた。なぜか私は気が落ち付かなかった。あの目眩めまぐるしい東京の下宿の二階
で、遠く走る電車の音を耳にしながら、頁ページを一枚一枚にまくって行く方が、気に張りがあって心持

415 :山師さん:2017/05/18(木) 00:33:15.88 ID:NWShKe3u.net
よく勉強ができた。
 私はややともすると机にもたれて仮寝うたたねをした。時にはわざわざ枕まくらさえ出して本式に昼寝
を貪むさぼる事もあった。眼が覚めると、蝉せみの声を聞いた。うつつから続いているようなその声は、

416 :山師さん:2017/05/18(木) 00:33:31.88 ID:NWShKe3u.net
急に八釜やかましく耳の底を掻かき乱した。私は凝じっとそれを聞きながら、時に悲しい思いを胸に抱い
だいた。
 私は筆を執とって友達のだれかれに短い端書はがきまたは長い手紙を書いた。その友達のあるものは東

417 :山師さん:2017/05/18(木) 00:33:47.88 ID:NWShKe3u.net
京に残っていた。あるものは遠い故郷に帰っていた。返事の来るのも、音信たよりの届かないのもあった
。私は固もとより先生を忘れなかった。原稿紙へ細字さいじで三枚ばかり国へ帰ってから以後の自分とい
うようなものを題目にして書き綴つづったのを送る事にした。私はそれを封じる時、先生ははたしてまだ

418 :山師さん:2017/05/18(木) 00:34:03.97 ID:NWShKe3u.net
東京にいるだろうかと疑うたぐった。先生が奥さんといっしょに宅うちを空あける場合には、五十恰好が
っこうの切下きりさげの女の人がどこからか来て、留守番をするのが例になっていた。私がかつて先生に
あの人は何ですかと尋ねたら、先生は何と見えますかと聞き返した。私はその人を先生の親類と思い違え

419 :山師さん:2017/05/18(木) 00:34:19.89 ID:NWShKe3u.net
ていた。先生は「私には親類はありませんよ」と答えた。先生の郷里にいる続きあいの人々と、先生は一
向いっこう音信の取とり遣やりをしていなかった。私の疑問にしたその留守番の女の人は、先生とは縁の
ない奥さんの方の親戚しんせきであった。私は先生に郵便を出す時、ふと幅の細い帯を楽に後ろで結んで

420 :山師さん:2017/05/18(木) 00:34:35.88 ID:NWShKe3u.net
いるその人の姿を思い出した。もし先生夫婦がどこかへ避暑にでも行ったあとへこの郵便が届いたら、あ
の切下のお婆ばあさんは、それをすぐ転地先へ送ってくれるだけの気転と親切があるだろうかなどと考え
た。そのくせその手紙のうちにはこれというほどの必要の事も書いてないのを、私は能よく承知していた

421 :山師さん:2017/05/18(木) 00:34:51.92 ID:NWShKe3u.net
。ただ私は淋さびしかった。そうして先生から返事の来るのを予期してかかった。しかしその返事はつい
に来なかった。
 父はこの前の冬に帰って来た時ほど将棋しょうぎを差したがらなくなった。将棋盤はほこりの溜たまっ

422 :山師さん:2017/05/18(木) 00:35:07.92 ID:NWShKe3u.net
たまま、床とこの間まの隅に片寄せられてあった。ことに陛下のご病気以後父は凝じっと考え込んでいる
ように見えた。毎日新聞の来るのを待ち受けて、自分が一番先へ読んだ。それからその読よみがらをわざ
わざ私のいる所へ持って来てくれた。

423 :山師さん:2017/05/18(木) 00:35:23.89 ID:NWShKe3u.net
「おいご覧、今日も天子さまの事が詳しく出ている」
 父は陛下のことを、つねに天子さまといっていた。
「勿体もったいない話だが、天子さまのご病気も、お父さんのとまあ似たものだろうな」

424 :山師さん:2017/05/18(木) 00:35:39.93 ID:NWShKe3u.net
 こういう父の顔には深い掛念けねんの曇くもりがかかっていた。こういわれる私の胸にはまた父がいつ
斃たおれるか分らないという心配がひらめいた。
「しかし大丈夫だろう。おれのような下くだらないものでも、まだこうしていられるくらいだから」

425 :山師さん:2017/05/18(木) 00:35:56.03 ID:NWShKe3u.net
 父は自分の達者な保証を自分で与えながら、今にも己おのれに落ちかかって来そうな危険を予感してい
るらしかった。
「お父さんは本当に病気を怖こわがってるんですよ。お母さんのおっしゃるように、十年も二十年も生き

426 :山師さん:2017/05/18(木) 10:36:58.60 ID:NWShKe3u.net
こころ
夏目漱石
 私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けな

427 :山師さん:2017/05/18(木) 10:37:14.60 ID:NWShKe3u.net
い。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記
憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい
頭文字かしらもじなどはとても使う気にならない。

428 :山師さん:2017/05/18(木) 10:37:30.63 ID:NWShKe3u.net
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉かまくらである。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休
暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書はがきを受け取ったので、私は多少の金を工面
くめんして、出掛ける事にした。私は金の工面に二に、三日さんちを費やした。ところが私が鎌倉に着い

429 :山師さん:2017/05/18(木) 10:37:46.61 ID:NWShKe3u.net
て三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報に
は母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親た
ちに勧すすまない結婚を強しいられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた

430 :山師さん:2017/05/18(木) 10:38:02.63 ID:NWShKe3u.net
。それに肝心かんじんの当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて
東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていい
か分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固もとより帰るべきはずであった。それ

431 :山師さん:2017/05/18(木) 10:38:18.65 ID:NWShKe3u.net
で彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 学校の授業が始まるにはまだ大分だいぶ日数ひかずがあるので鎌倉におってもよし、帰ってもよいとい
う境遇にいた私は、当分元の宿に留とまる覚悟をした。友達は中国のある資産家の息子むすこで金に不自

432 :山師さん:2017/05/18(木) 10:38:34.65 ID:NWShKe3u.net
由のない男であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった
。したがって一人ひとりぼっちになった私は別に恰好かっこうな宿を探す面倒ももたなかったのである。
 宿は鎌倉でも辺鄙へんぴな方角にあった。玉突たまつきだのアイスクリームだのというハイカラなもの

433 :山師さん:2017/05/18(木) 10:38:50.65 ID:NWShKe3u.net
には長い畷なわてを一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても二十銭は取られた。けれども個人
の別荘はそこここにいくつでも建てられていた。それに海へはごく近いので海水浴をやるには至極便利な
地位を占めていた。

434 :山師さん:2017/05/18(木) 10:39:06.76 ID:NWShKe3u.net
 私は毎日海へはいりに出掛けた。古い燻くすぶり返った藁葺わらぶきの間あいだを通り抜けて磯いそへ
下りると、この辺へんにこれほどの都会人種が住んでいるかと思うほど、避暑に来た男や女で砂の上が動
いていた。ある時は海の中が銭湯せんとうのように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。その中に

435 :山師さん:2017/05/18(木) 10:39:22.63 ID:NWShKe3u.net
知った人を一人ももたない私も、こういう賑にぎやかな景色の中に裹つつまれて、砂の上に寝ねそべって
みたり、膝頭ひざがしらを波に打たしてそこいらを跳はね廻まわるのは愉快であった。
 私は実に先生をこの雑沓ざっとうの間あいだに見付け出したのである。その時海岸には掛茶屋かけぢゃ

436 :山師さん:2017/05/18(木) 10:39:38.67 ID:NWShKe3u.net
やが二軒あった。私はふとした機会はずみからその一軒の方に行き慣なれていた。長谷辺はせへんに大き
な別荘を構えている人と違って、各自めいめいに専有の着換場きがえばを拵こしらえていないここいらの
避暑客には、ぜひともこうした共同着換所といった風ふうなものが必要なのであった。彼らはここで茶を

437 :山師さん:2017/05/18(木) 10:39:54.77 ID:NWShKe3u.net
飲み、ここで休息する外ほかに、ここで海水着を洗濯させたり、ここで鹹しおはゆい身体からだを清めた
り、ここへ帽子や傘かさを預けたりするのである。海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあった
ので、私は海へはいるたびにその茶屋へ一切いっさいを脱ぬぎ棄すてる事にしていた。

438 :山師さん:2017/05/18(木) 10:40:10.70 ID:NWShKe3u.net


439 :山師さん:2017/05/18(木) 10:40:26.81 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしがその掛茶屋で先生を見た時は、先生がちょうど着物を脱いでこれから海へ入ろうとすると
ころであった。私はその時反対に濡ぬれた身体からだを風に吹かして水から上がって来た。二人の間あい
だには目を遮さえぎる幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついに先生を見逃したか

440 :山師さん:2017/05/18(木) 10:40:42.70 ID:NWShKe3u.net
も知れなかった。それほど浜辺が混雑し、それほど私の頭が放漫ほうまんであったにもかかわらず、私が
すぐ先生を見付け出したのは、先生が一人の西洋人を伴つれていたからである。
 その西洋人の優れて白い皮膚の色が、掛茶屋へ入るや否いなや、すぐ私の注意を惹ひいた。純粋の日本

441 :山師さん:2017/05/18(木) 10:40:58.72 ID:NWShKe3u.net
の浴衣ゆかたを着ていた彼は、それを床几しょうぎの上にすぽりと放ほうり出したまま、腕組みをして海
の方を向いて立っていた。彼は我々の穿はく猿股さるまた一つの外ほか何物も肌に着けていなかった。私
にはそれが第一不思議だった。私はその二日前に由井ゆいが浜はままで行って、砂の上にしゃがみながら

442 :山師さん:2017/05/18(木) 10:41:14.72 ID:NWShKe3u.net
、長い間西洋人の海へ入る様子を眺ながめていた。私の尻しりをおろした所は少し小高い丘の上で、その
すぐ傍わきがホテルの裏口になっていたので、私の凝じっとしている間あいだに、大分だいぶ多くの男が
塩を浴びに出て来たが、いずれも胴と腕と股ももは出していなかった。女は殊更ことさら肉を隠しがちで

443 :山師さん:2017/05/18(木) 10:41:30.70 ID:NWShKe3u.net
あった。大抵は頭に護謨製ゴムせいの頭巾ずきんを被かぶって、海老茶えびちゃや紺こんや藍あいの色を
波間に浮かしていた。そういう有様を目撃したばかりの私の眼めには、猿股一つで済まして皆みんなの前
に立っているこの西洋人がいかにも珍しく見えた。

444 :山師さん:2017/05/18(木) 10:41:46.82 ID:NWShKe3u.net
 彼はやがて自分の傍わきを顧みて、そこにこごんでいる日本人に、一言ひとこと二言ふたこと何なにか
いった。その日本人は砂の上に落ちた手拭てぬぐいを拾い上げているところであったが、それを取り上げ
るや否や、すぐ頭を包んで、海の方へ歩き出した。その人がすなわち先生であった。

445 :山師さん:2017/05/18(木) 10:42:02.73 ID:NWShKe3u.net
 私は単に好奇心のために、並んで浜辺を下りて行く二人の後姿うしろすがたを見守っていた。すると彼
らは真直まっすぐに波の中に足を踏み込んだ。そうして遠浅とおあさの磯近いそちかくにわいわい騒いで
いる多人数たにんずの間あいだを通り抜けて、比較的広々した所へ来ると、二人とも泳ぎ出した。彼らの

446 :山師さん:2017/05/18(木) 10:42:18.71 ID:NWShKe3u.net
頭が小さく見えるまで沖の方へ向いて行った。それから引き返してまた一直線に浜辺まで戻って来た。掛
茶屋へ帰ると、井戸の水も浴びずに、すぐ身体からだを拭ふいて着物を着て、さっさとどこへか行ってし
まった。

447 :山師さん:2017/05/18(木) 10:42:34.73 ID:NWShKe3u.net
 彼らの出て行った後あと、私はやはり元の床几しょうぎに腰をおろして烟草タバコを吹かしていた。そ
の時私はぽかんとしながら先生の事を考えた。どうもどこかで見た事のある顔のように思われてならなか
った。しかしどうしてもいつどこで会った人か想おもい出せずにしまった。

448 :山師さん:2017/05/18(木) 10:42:50.74 ID:NWShKe3u.net
 その時の私は屈托くったくがないというよりむしろ無聊ぶりょうに苦しんでいた。それで翌日あくるひ
もまた先生に会った時刻を見計らって、わざわざ掛茶屋かけぢゃやまで出かけてみた。すると西洋人は来
ないで先生一人麦藁帽むぎわらぼうを被かぶってやって来た。先生は眼鏡めがねをとって台の上に置いて

449 :山師さん:2017/05/18(木) 10:43:06.75 ID:NWShKe3u.net
、すぐ手拭てぬぐいで頭を包んで、すたすた浜を下りて行った。先生が昨日きのうのように騒がしい浴客
よくかくの中を通り抜けて、一人で泳ぎ出した時、私は急にその後あとが追い掛けたくなった。私は浅い
水を頭の上まで跳はねかして相当の深さの所まで来て、そこから先生を目標めじるしに抜手ぬきでを切っ

450 :山師さん:2017/05/18(木) 10:43:22.72 ID:NWShKe3u.net
た。すると先生は昨日と違って、一種の弧線こせんを描えがいて、妙な方向から岸の方へ帰り始めた。そ
れで私の目的はついに達せられなかった。私が陸おかへ上がって雫しずくの垂れる手を振りながら掛茶屋
に入ると、先生はもうちゃんと着物を着て入れ違いに外へ出て行った。

451 :山師さん:2017/05/18(木) 10:43:38.75 ID:NWShKe3u.net


452 :山師さん:2017/05/18(木) 10:43:54.74 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは次の日も同じ時刻に浜へ行って先生の顔を見た。その次の日にもまた同じ事を繰り返した
。けれども物をいい掛ける機会も、挨拶あいさつをする場合も、二人の間には起らなかった。その上先生
の態度はむしろ非社交的であった。一定の時刻に超然として来て、また超然と帰って行った。周囲がいく

453 :山師さん:2017/05/18(木) 10:44:10.86 ID:NWShKe3u.net
ら賑にぎやかでも、それにはほとんど注意を払う様子が見えなかった。最初いっしょに来た西洋人はその
後ごまるで姿を見せなかった。先生はいつでも一人であった。
 或ある時先生が例の通りさっさと海から上がって来て、いつもの場所に脱ぬぎ棄すてた浴衣ゆかたを着

454 :山師さん:2017/05/18(木) 10:44:26.74 ID:NWShKe3u.net
ようとすると、どうした訳か、その浴衣に砂がいっぱい着いていた。先生はそれを落すために、後ろ向き
になって、浴衣を二、三度振ふるった。すると着物の下に置いてあった眼鏡が板の隙間すきまから下へ落
ちた。先生は白絣しろがすりの上へ兵児帯へこおびを締めてから、眼鏡の失なくなったのに気が付いたと

455 :山師さん:2017/05/18(木) 10:44:42.77 ID:NWShKe3u.net
見えて、急にそこいらを探し始めた。私はすぐ腰掛こしかけの下へ首と手を突ッ込んで眼鏡を拾い出した
。先生は有難うといって、それを私の手から受け取った。
 次の日私は先生の後あとにつづいて海へ飛び込んだ。そうして先生といっしょの方角に泳いで行った。

456 :山師さん:2017/05/18(木) 10:44:58.84 ID:NWShKe3u.net
二丁ちょうほど沖へ出ると、先生は後ろを振り返って私に話し掛けた。広い蒼あおい海の表面に浮いてい
るものは、その近所に私ら二人より外ほかになかった。そうして強い太陽の光が、眼の届く限り水と山と
を照らしていた。私は自由と歓喜に充みちた筋肉を動かして海の中で躍おどり狂った。先生はまたぱたり

457 :山師さん:2017/05/18(木) 10:45:14.82 ID:NWShKe3u.net
と手足の運動を已やめて仰向けになったまま浪なみの上に寝た。私もその真似まねをした。青空の色がぎ
らぎらと眼を射るように痛烈な色を私の顔に投げ付けた。「愉快ですね」と私は大きな声を出した。
 しばらくして海の中で起き上がるように姿勢を改めた先生は、「もう帰りませんか」といって私を促し

458 :山師さん:2017/05/18(木) 10:45:30.79 ID:NWShKe3u.net
た。比較的強い体質をもった私は、もっと海の中で遊んでいたかった。しかし先生から誘われた時、私は
すぐ「ええ帰りましょう」と快く答えた。そうして二人でまた元の路みちを浜辺へ引き返した。
 私はこれから先生と懇意になった。しかし先生がどこにいるかはまだ知らなかった。

459 :山師さん:2017/05/18(木) 10:45:46.89 ID:NWShKe3u.net
 それから中なか二日おいてちょうど三日目の午後だったと思う。先生と掛茶屋かけぢゃやで出会った時
、先生は突然私に向かって、「君はまだ大分だいぶ長くここにいるつもりですか」と聞いた。考えのない
私はこういう問いに答えるだけの用意を頭の中に蓄えていなかった。それで「どうだか分りません」と答

460 :山師さん:2017/05/18(木) 10:46:02.79 ID:NWShKe3u.net
えた。しかしにやにや笑っている先生の顔を見た時、私は急に極きまりが悪くなった。「先生は?」と聞
き返さずにはいられなかった。これが私の口を出た先生という言葉の始まりである。
 私はその晩先生の宿を尋ねた。宿といっても普通の旅館と違って、広い寺の境内けいだいにある別荘の

461 :山師さん:2017/05/18(木) 10:46:18.79 ID:NWShKe3u.net
ような建物であった。そこに住んでいる人の先生の家族でない事も解わかった。私が先生先生と呼び掛け
るので、先生は苦笑いをした。私はそれが年長者に対する私の口癖くちくせだといって弁解した。私はこ
の間の西洋人の事を聞いてみた。先生は彼の風変りのところや、もう鎌倉かまくらにいない事や、色々の

462 :山師さん:2017/05/18(木) 10:46:34.82 ID:NWShKe3u.net
話をした末、日本人にさえあまり交際つきあいをもたないのに、そういう外国人と近付ちかづきになった
のは不思議だといったりした。私は最後に先生に向かって、どこかで先生を見たように思うけれども、ど
うしても思い出せないといった。若い私はその時暗あんに相手も私と同じような感じを持っていはしまい

463 :山師さん:2017/05/18(木) 10:46:50.83 ID:NWShKe3u.net
かと疑った。そうして腹の中で先生の返事を予期してかかった。ところが先生はしばらく沈吟ちんぎんし
たあとで、「どうも君の顔には見覚みおぼえがありませんね。人違いじゃないですか」といったので私は
変に一種の失望を感じた。

464 :山師さん:2017/05/18(木) 10:47:06.90 ID:NWShKe3u.net


465 :山師さん:2017/05/18(木) 10:47:22.84 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは月の末に東京へ帰った。先生の避暑地を引き上げたのはそれよりずっと前であった。私は
先生と別れる時に、「これから折々お宅たくへ伺っても宜よござんすか」と聞いた。先生は単簡たんかん
にただ「ええいらっしゃい」といっただけであった。その時分の私は先生とよほど懇意になったつもりで

466 :山師さん:2017/05/18(木) 10:47:38.84 ID:NWShKe3u.net
いたので、先生からもう少し濃こまやかな言葉を予期して掛かかったのである。それでこの物足りない返
事が少し私の自信を傷いためた。
 私はこういう事でよく先生から失望させられた。先生はそれに気が付いているようでもあり、また全く

467 :山師さん:2017/05/18(木) 10:47:54.80 ID:NWShKe3u.net
気が付かないようでもあった。私はまた軽微な失望を繰り返しながら、それがために先生から離れて行く
気にはなれなかった。むしろそれとは反対で、不安に揺うごかされるたびに、もっと前へ進みたくなった
。もっと前へ進めば、私の予期するあるものが、いつか眼の前に満足に現われて来るだろうと思った。私

468 :山師さん:2017/05/18(木) 10:48:10.91 ID:NWShKe3u.net
は若かった。けれどもすべての人間に対して、若い血がこう素直に働こうとは思わなかった。私はなぜ先
生に対してだけこんな心持が起るのか解わからなかった。それが先生の亡くなった今日こんにちになって
、始めて解って来た。先生は始めから私を嫌っていたのではなかったのである。先生が私に示した時々の

469 :山師さん:2017/05/18(木) 10:48:26.84 ID:NWShKe3u.net
素気そっけない挨拶あいさつや冷淡に見える動作は、私を遠ざけようとする不快の表現ではなかったので
ある。傷いたましい先生は、自分に近づこうとする人間に、近づくほどの価値のないものだから止よせと
いう警告を与えたのである。他ひとの懐かしみに応じない先生は、他ひとを軽蔑けいべつする前に、まず

470 :山師さん:2017/05/18(木) 10:48:42.81 ID:NWShKe3u.net
自分を軽蔑していたものとみえる。
 私は無論先生を訪ねるつもりで東京へ帰って来た。帰ってから授業の始まるまでにはまだ二週間の日数
ひかずがあるので、そのうちに一度行っておこうと思った。しかし帰って二日三日と経たつうちに、鎌倉

471 :山師さん:2017/05/18(木) 10:48:58.83 ID:NWShKe3u.net
かまくらにいた時の気分が段々薄くなって来た。そうしてその上に彩いろどられる大都会の空気が、記憶
の復活に伴う強い刺戟しげきと共に、濃く私の心を染め付けた。私は往来で学生の顔を見るたびに新しい
学年に対する希望と緊張とを感じた。私はしばらく先生の事を忘れた。

472 :山師さん:2017/05/18(木) 10:49:14.86 ID:NWShKe3u.net
 授業が始まって、一カ月ばかりすると私の心に、また一種の弛たるみができてきた。私は何だか不足な
顔をして往来を歩き始めた。物欲しそうに自分の室へやの中を見廻みまわした。私の頭には再び先生の顔
が浮いて出た。私はまた先生に会いたくなった。

473 :山師さん:2017/05/18(木) 10:49:30.86 ID:NWShKe3u.net
 始めて先生の宅うちを訪ねた時、先生は留守であった。二度目に行ったのは次の日曜だと覚えている。
晴れた空が身に沁しみ込むように感ぜられる好いい日和ひよりであった。その日も先生は留守であった。
鎌倉にいた時、私は先生自身の口から、いつでも大抵たいてい宅にいるという事を聞いた。むしろ外出嫌

474 :山師さん:2017/05/18(木) 10:49:46.88 ID:NWShKe3u.net
いだという事も聞いた。二度来て二度とも会えなかった私は、その言葉を思い出して、理由わけもない不
満をどこかに感じた。私はすぐ玄関先を去らなかった。下女げじょの顔を見て少し躊躇ちゅうちょしてそ
こに立っていた。この前名刺を取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまた内うちへはいった

475 :山師さん:2017/05/18(木) 10:50:02.83 ID:NWShKe3u.net
。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。
 私はその人から鄭寧ていねいに先生の出先を教えられた。先生は例月その日になると雑司ヶ谷ぞうしが
やの墓地にある或ある仏へ花を手向たむけに行く習慣なのだそうである。「たった今出たばかりで、十分

476 :山師さん:2017/05/18(木) 10:50:18.99 ID:NWShKe3u.net
になるか、ならないかでございます」と奥さんは気の毒そうにいってくれた。私は会釈えしゃくして外へ
出た。賑にぎやかな町の方へ一丁ちょうほど歩くと、私も散歩がてら雑司ヶ谷へ行ってみる気になった。
先生に会えるか会えないかという好奇心も動いた。それですぐ踵きびすを回めぐらした。

477 :山師さん:2017/05/18(木) 10:50:34.92 ID:NWShKe3u.net


478 :山師さん:2017/05/18(木) 10:50:51.05 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは墓地の手前にある苗畠なえばたけの左側からはいって、両方に楓かえでを植え付けた広い
道を奥の方へ進んで行った。するとその端はずれに見える茶店ちゃみせの中から先生らしい人がふいと出
て来た。私はその人の眼鏡めがねの縁ふちが日に光るまで近く寄って行った。そうして出し抜けに「先生

479 :山師さん:2017/05/18(木) 10:51:06.99 ID:NWShKe3u.net
」と大きな声を掛けた。先生は突然立ち留まって私の顔を見た。
「どうして……、どうして……」
 先生は同じ言葉を二遍へん繰り返した。その言葉は森閑しんかんとした昼の中うちに異様な調子をもっ

480 :山師さん:2017/05/18(木) 10:51:22.89 ID:NWShKe3u.net
て繰り返された。私は急に何とも応こたえられなくなった。
「私の後あとを跟つけて来たのですか。どうして……」
 先生の態度はむしろ落ち付いていた。声はむしろ沈んでいた。けれどもその表情の中うちには判然はっ

481 :山師さん:2017/05/18(木) 10:51:38.91 ID:NWShKe3u.net
きりいえないような一種の曇りがあった。
 私は私がどうしてここへ来たかを先生に話した。
「誰だれの墓へ参りに行ったか、妻さいがその人の名をいいましたか」

482 :山師さん:2017/05/18(木) 10:51:54.97 ID:NWShKe3u.net
「いいえ、そんな事は何もおっしゃいません」
「そうですか。――そう、それはいうはずがありませんね、始めて会ったあなたに。いう必要がないんだ
から」

483 :山師さん:2017/05/18(木) 10:52:11.06 ID:NWShKe3u.net
 先生はようやく得心とくしんしたらしい様子であった。しかし私にはその意味がまるで解わからなかっ
た。
 先生と私は通りへ出ようとして墓の間を抜けた。依撒伯拉何々イサベラなになにの墓だの、神僕しんぼ

484 :山師さん:2017/05/18(木) 10:52:26.95 ID:NWShKe3u.net
くロギンの墓だのという傍かたわらに、一切衆生悉有仏生いっさいしゅじょうしつうぶっしょうと書いた
塔婆とうばなどが建ててあった。全権公使何々というのもあった。私は安得烈と彫ほり付けた小さい墓の
前で、「これは何と読むんでしょう」と先生に聞いた。「アンドレとでも読ませるつもりでしょうね」と

485 :山師さん:2017/05/18(木) 10:52:43.00 ID:NWShKe3u.net
いって先生は苦笑した。
 先生はこれらの墓標が現わす人種々ひとさまざまの様式に対して、私ほどに滑稽こっけいもアイロニー
も認めてないらしかった。私が丸い墓石はかいしだの細長い御影みかげの碑ひだのを指して、しきりにか

486 :山師さん:2017/05/18(木) 10:52:58.98 ID:NWShKe3u.net
れこれいいたがるのを、始めのうちは黙って聞いていたが、しまいに「あなたは死という事実をまだ真面
目まじめに考えた事がありませんね」といった。私は黙った。先生もそれぎり何ともいわなくなった。
 墓地の区切り目に、大きな銀杏いちょうが一本空を隠すように立っていた。その下へ来た時、先生は高

487 :山師さん:2017/05/18(木) 10:53:15.12 ID:NWShKe3u.net
い梢こずえを見上げて、「もう少しすると、綺麗きれいですよ。この木がすっかり黄葉こうようして、こ
こいらの地面は金色きんいろの落葉で埋うずまるようになります」といった。先生は月に一度ずつは必ず
この木の下を通るのであった。

488 :山師さん:2017/05/18(木) 10:53:31.01 ID:NWShKe3u.net
 向うの方で凸凹でこぼこの地面をならして新墓地を作っている男が、鍬くわの手を休めて私たちを見て
いた。私たちはそこから左へ切れてすぐ街道へ出た。
 これからどこへ行くという目的あてのない私は、ただ先生の歩く方へ歩いて行った。先生はいつもより

489 :山師さん:2017/05/18(木) 10:53:47.10 ID:NWShKe3u.net
口数を利きかなかった。それでも私はさほどの窮屈を感じなかったので、ぶらぶらいっしょに歩いて行っ
た。
「すぐお宅たくへお帰りですか」

490 :山師さん:2017/05/18(木) 10:54:03.03 ID:NWShKe3u.net
「ええ別に寄る所もありませんから」
 二人はまた黙って南の方へ坂を下りた。
「先生のお宅の墓地はあすこにあるんですか」と私がまた口を利き出した。

491 :山師さん:2017/05/18(木) 10:54:19.02 ID:NWShKe3u.net
「いいえ」
「どなたのお墓があるんですか。――ご親類のお墓ですか」
「いいえ」

492 :山師さん:2017/05/18(木) 10:54:35.04 ID:NWShKe3u.net
 先生はこれ以外に何も答えなかった。私もその話はそれぎりにして切り上げた。すると一町ちょうほど
歩いた後あとで、先生が不意にそこへ戻って来た。
「あすこには私の友達の墓があるんです」

493 :山師さん:2017/05/18(木) 10:54:51.10 ID:NWShKe3u.net
「お友達のお墓へ毎月まいげつお参りをなさるんですか」
「そうです」
 先生はその日これ以外を語らなかった。

494 :山師さん:2017/05/18(木) 10:55:07.16 ID:NWShKe3u.net


495 :山師さん:2017/05/18(木) 10:55:23.02 ID:NWShKe3u.net
 私はそれから時々先生を訪問するようになった。行くたびに先生は在宅であった。先生に会う度数どす
うが重なるにつれて、私はますます繁しげく先生の玄関へ足を運んだ。
 けれども先生の私に対する態度は初めて挨拶あいさつをした時も、懇意になったその後のちも、あまり

496 :山師さん:2017/05/18(木) 10:55:39.07 ID:NWShKe3u.net
変りはなかった。先生は何時いつも静かであった。ある時は静か過ぎて淋さびしいくらいであった。私は
最初から先生には近づきがたい不思議があるように思っていた。それでいて、どうしても近づかなければ
いられないという感じが、どこかに強く働いた。こういう感じを先生に対してもっていたものは、多くの

497 :山師さん:2017/05/18(木) 10:55:55.06 ID:NWShKe3u.net
人のうちであるいは私だけかも知れない。しかしその私だけにはこの直感が後のちになって事実の上に証
拠立てられたのだから、私は若々しいといわれても、馬鹿ばかげていると笑われても、それを見越した自
分の直覚をとにかく頼もしくまた嬉うれしく思っている。人間を愛し得うる人、愛せずにはいられない人

498 :山師さん:2017/05/18(木) 10:56:11.09 ID:NWShKe3u.net
、それでいて自分の懐ふところに入いろうとするものを、手をひろげて抱き締める事のできない人、――
これが先生であった。
 今いった通り先生は始終静かであった。落ち付いていた。けれども時として変な曇りがその顔を横切る

499 :山師さん:2017/05/18(木) 10:56:27.05 ID:NWShKe3u.net
事があった。窓に黒い鳥影が射さすように。射すかと思うと、すぐ消えるには消えたが。私が始めてその
曇りを先生の眉間みけんに認めたのは、雑司ヶ谷ぞうしがやの墓地で、不意に先生を呼び掛けた時であっ
た。私はその異様の瞬間に、今まで快く流れていた心臓の潮流をちょっと鈍らせた。しかしそれは単に一

500 :山師さん:2017/05/18(木) 10:56:43.16 ID:NWShKe3u.net
時の結滞けったいに過ぎなかった。私の心は五分と経たたないうちに平素の弾力を回復した。私はそれぎ
り暗そうなこの雲の影を忘れてしまった。ゆくりなくまたそれを思い出させられたのは、小春こはるの尽
きるに間まのない或ある晩の事であった。

501 :山師さん:2017/05/18(木) 10:56:59.12 ID:NWShKe3u.net
 先生と話していた私は、ふと先生がわざわざ注意してくれた銀杏いちょうの大樹たいじゅを眼めの前に
想おもい浮かべた。勘定してみると、先生が毎月例まいげつれいとして墓参に行く日が、それからちょう
ど三日目に当っていた。その三日目は私の課業が午ひるで終おえる楽な日であった。私は先生に向かって

502 :山師さん:2017/05/18(木) 10:57:15.11 ID:NWShKe3u.net
こういった。
「先生雑司ヶ谷ぞうしがやの銀杏はもう散ってしまったでしょうか」
「まだ空坊主からぼうずにはならないでしょう」

503 :山師さん:2017/05/18(木) 10:57:31.08 ID:NWShKe3u.net
 先生はそう答えながら私の顔を見守った。そうしてそこからしばし眼を離さなかった。私はすぐいった

「今度お墓参はかまいりにいらっしゃる時にお伴ともをしても宜よござんすか。私は先生といっしょにあ

504 :山師さん:2017/05/18(木) 10:57:47.09 ID:NWShKe3u.net
すこいらが散歩してみたい」
「私は墓参りに行くんで、散歩に行くんじゃないですよ」
「しかしついでに散歩をなすったらちょうど好いいじゃありませんか」

505 :山師さん:2017/05/18(木) 10:58:03.12 ID:NWShKe3u.net
 先生は何とも答えなかった。しばらくしてから、「私のは本当の墓参りだけなんだから」といって、ど
こまでも墓参ぼさんと散歩を切り離そうとする風ふうに見えた。私と行きたくない口実だか何だか、私に
はその時の先生が、いかにも子供らしくて変に思われた。私はなおと先へ出る気になった。

506 :山師さん:2017/05/18(木) 10:58:19.08 ID:NWShKe3u.net
「じゃお墓参りでも好いいからいっしょに伴つれて行って下さい。私もお墓参りをしますから」
 実際私には墓参と散歩との区別がほとんど無意味のように思われたのである。すると先生の眉まゆがち
ょっと曇った。眼のうちにも異様の光が出た。それは迷惑とも嫌悪けんおとも畏怖いふとも片付けられな

507 :山師さん:2017/05/18(木) 10:58:35.22 ID:NWShKe3u.net
い微かすかな不安らしいものであった。私は忽たちまち雑司ヶ谷で「先生」と呼び掛けた時の記憶を強く
思い起した。二つの表情は全く同じだったのである。
「私は」と先生がいった。「私はあなたに話す事のできないある理由があって、他ひとといっしょにあす

508 :山師さん:2017/05/18(木) 10:58:51.16 ID:NWShKe3u.net
こへ墓参りには行きたくないのです。自分の妻さいさえまだ伴れて行った事がないのです」



509 :山師さん:2017/05/18(木) 10:59:07.15 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは不思議に思った。しかし私は先生を研究する気でその宅うちへ出入でいりをするのではな
かった。私はただそのままにして打ち過ぎた。今考えるとその時の私の態度は、私の生活のうちでむしろ

510 :山師さん:2017/05/18(木) 10:59:23.21 ID:NWShKe3u.net
尊たっとむべきものの一つであった。私は全くそのために先生と人間らしい温かい交際つきあいができた
のだと思う。もし私の好奇心が幾分でも先生の心に向かって、研究的に働き掛けたなら、二人の間を繋つ
なぐ同情の糸は、何の容赦もなくその時ふつりと切れてしまったろう。若い私は全く自分の態度を自覚し

511 :山師さん:2017/05/18(木) 10:59:39.14 ID:NWShKe3u.net
ていなかった。それだから尊たっといのかも知れないが、もし間違えて裏へ出たとしたら、どんな結果が
二人の仲に落ちて来たろう。私は想像してもぞっとする。先生はそれでなくても、冷たい眼まなこで研究
されるのを絶えず恐れていたのである。

512 :山師さん:2017/05/18(木) 10:59:55.27 ID:NWShKe3u.net
 私は月に二度もしくは三度ずつ必ず先生の宅うちへ行くようになった。私の足が段々繁しげくなった時
のある日、先生は突然私に向かって聞いた。
「あなたは何でそうたびたび私のようなものの宅へやって来るのですか」

513 :山師さん:2017/05/18(木) 11:00:11.28 ID:NWShKe3u.net
「何でといって、そんな特別な意味はありません。――しかしお邪魔じゃまなんですか」
「邪魔だとはいいません」
 なるほど迷惑という様子は、先生のどこにも見えなかった。私は先生の交際の範囲の極きわめて狭い事

514 :山師さん:2017/05/18(木) 11:00:27.18 ID:NWShKe3u.net
を知っていた。先生の元の同級生などで、その頃ころ東京にいるものはほとんど二人か三人しかないとい
う事も知っていた。先生と同郷の学生などには時たま座敷で同座する場合もあったが、彼らのいずれもは
皆みんな私ほど先生に親しみをもっていないように見受けられた。

515 :山師さん:2017/05/18(木) 11:00:43.19 ID:NWShKe3u.net
「私は淋さびしい人間です」と先生がいった。「だからあなたの来て下さる事を喜んでいます。だからな
ぜそうたびたび来るのかといって聞いたのです」
「そりゃまたなぜです」

516 :山師さん:2017/05/18(木) 11:01:15.16 ID:NWShKe3u.net
さずに帰ってしまった。しかもそれから四日と経たたないうちにまた先生を訪問した。先生は座敷へ出る
や否いなや笑い出した。
「また来ましたね」といった。

517 :山師さん:2017/05/18(木) 11:02:01.80 ID:NWShKe3u.net
「ええ来ました」といって自分も笑った。
 私は外ほかの人からこういわれたらきっと癪しゃくに触さわったろうと思う。しかし先生にこういわれ
た時は、まるで反対であった。癪に触らないばかりでなくかえって愉快だった。

518 :山師さん:2017/05/18(木) 11:02:17.84 ID:NWShKe3u.net
「私は淋さびしい人間です」と先生はその晩またこの間の言葉を繰り返した。「私は淋しい人間ですが、
ことによるとあなたも淋しい人間じゃないですか。私は淋しくっても年を取っているから、動かずにいら
れるが、若いあなたはそうは行かないのでしょう。動けるだけ動きたいのでしょう。動いて何かに打ぶつ

519 :山師さん:2017/05/18(木) 11:02:55.20 ID:NWShKe3u.net
かりたいのでしょう……」
「私はちっとも淋さむしくはありません」
「若いうちほど淋さむしいものはありません。そんならなぜあなたはそうたびたび私の宅うちへ来るので

520 :山師さん:2017/05/18(木) 11:03:11.13 ID:NWShKe3u.net
すか」
 ここでもこの間の言葉がまた先生の口から繰り返された。
「あなたは私に会ってもおそらくまだ淋さびしい気がどこかでしているでしょう。私にはあなたのために

521 :山師さん:2017/05/18(木) 11:03:27.13 ID:NWShKe3u.net
その淋しさを根元ねもとから引き抜いて上げるだけの力がないんだから。あなたは外ほかの方を向いて今
に手を広げなければならなくなります。今に私の宅の方へは足が向かなくなります」
 先生はこういって淋しい笑い方をした。

522 :山師さん:2017/05/18(木) 11:03:43.12 ID:NWShKe3u.net


523 :山師さん:2017/05/18(木) 11:03:59.11 ID:NWShKe3u.net
 幸さいわいにして先生の予言は実現されずに済んだ。経験のない当時の私わたくしは、この予言の中う
ちに含まれている明白な意義さえ了解し得なかった。私は依然として先生に会いに行った。その内うちい
つの間にか先生の食卓で飯めしを食うようになった。自然の結果奥さんとも口を利きかなければならない

524 :山師さん:2017/05/18(木) 11:04:15.12 ID:NWShKe3u.net
ようになった。
 普通の人間として私は女に対して冷淡ではなかった。けれども年の若い私の今まで経過して来た境遇か
らいって、私はほとんど交際らしい交際を女に結んだ事がなかった。それが源因げんいんかどうかは疑問

525 :山師さん:2017/05/18(木) 11:04:31.15 ID:NWShKe3u.net
だが、私の興味は往来で出合う知りもしない女に向かって多く働くだけであった。先生の奥さんにはその
前玄関で会った時、美しいという印象を受けた。それから会うたんびに同じ印象を受けない事はなかった
。しかしそれ以外に私はこれといってとくに奥さんについて語るべき何物ももたないような気がした。

526 :山師さん:2017/05/18(木) 11:04:47.14 ID:NWShKe3u.net
 これは奥さんに特色がないというよりも、特色を示す機会が来なかったのだと解釈する方が正当かも知
れない。しかし私はいつでも先生に付属した一部分のような心持で奥さんに対していた。奥さんも自分の
夫の所へ来る書生だからという好意で、私を遇していたらしい。だから中間に立つ先生を取り除のければ

527 :山師さん:2017/05/18(木) 11:05:03.23 ID:NWShKe3u.net
、つまり二人はばらばらになっていた。それで始めて知り合いになった時の奥さんについては、ただ美し
いという外ほかに何の感じも残っていない。
 ある時私は先生の宅うちで酒を飲まされた。その時奥さんが出て来て傍そばで酌しゃくをしてくれた。

528 :山師さん:2017/05/18(木) 11:05:19.21 ID:NWShKe3u.net
先生はいつもより愉快そうに見えた。奥さんに「お前も一つお上がり」といって、自分の呑のみ干した盃
さかずきを差した。奥さんは「私は……」と辞退しかけた後あと、迷惑そうにそれを受け取った。奥さん
は綺麗きれいな眉まゆを寄せて、私の半分ばかり注ついで上げた盃を、唇の先へ持って行った。奥さんと

529 :山師さん:2017/05/18(木) 11:05:35.17 ID:NWShKe3u.net
先生の間に下しものような会話が始まった。
「珍らしい事。私に呑めとおっしゃった事は滅多めったにないのにね」
「お前は嫌きらいだからさ。しかし稀たまには飲むといいよ。好いい心持になるよ」

530 :山師さん:2017/05/18(木) 11:05:51.19 ID:NWShKe3u.net
「ちっともならないわ。苦しいぎりで。でもあなたは大変ご愉快ゆかいそうね、少しご酒しゅを召し上が
ると」
「時によると大変愉快になる。しかしいつでもというわけにはいかない」

531 :山師さん:2017/05/18(木) 11:06:07.18 ID:NWShKe3u.net
「今夜はいかがです」
「今夜は好いい心持だね」
「これから毎晩少しずつ召し上がると宜よござんすよ」

532 :山師さん:2017/05/18(木) 11:06:23.22 ID:NWShKe3u.net
「そうはいかない」
「召し上がって下さいよ。その方が淋さむしくなくって好いから」
 先生の宅うちは夫婦と下女げじょだけであった。行くたびに大抵たいていはひそりとしていた。高い笑

533 :山師さん:2017/05/18(木) 11:06:39.18 ID:NWShKe3u.net
い声などの聞こえる試しはまるでなかった。或ある時ときは宅の中にいるものは先生と私だけのような気
がした。
「子供でもあると好いんですがね」と奥さんは私の方を向いていった。私は「そうですな」と答えた。し

534 :山師さん:2017/05/18(木) 11:06:55.21 ID:NWShKe3u.net
かし私の心には何の同情も起らなかった。子供を持った事のないその時の私は、子供をただ蒼蠅うるさい
もののように考えていた。
「一人貰もらってやろうか」と先生がいった。

535 :山師さん:2017/05/18(木) 11:07:11.19 ID:NWShKe3u.net
「貰もらいッ子じゃ、ねえあなた」と奥さんはまた私の方を向いた。
「子供はいつまで経たったってできっこないよ」と先生がいった。
 奥さんは黙っていた。「なぜです」と私が代りに聞いた時先生は「天罰だからさ」といって高く笑った

536 :山師さん:2017/05/18(木) 11:07:27.46 ID:NWShKe3u.net




537 :山師さん:2017/05/18(木) 11:07:43.22 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしの知る限り先生と奥さんとは、仲の好いい夫婦の一対いっついであった。家庭の一員として
暮した事のない私のことだから、深い消息は無論解わからなかったけれども、座敷で私と対坐たいざして

538 :山師さん:2017/05/18(木) 11:07:59.24 ID:NWShKe3u.net
いる時、先生は何かのついでに、下女げじょを呼ばないで、奥さんを呼ぶ事があった。(奥さんの名は静
しずといった)。先生は「おい静」といつでも襖ふすまの方を振り向いた。その呼びかたが私には優やさ
しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子も甚はなはだ素直であった。ときたまご馳走ちそうにな

539 :山師さん:2017/05/18(木) 11:08:15.31 ID:NWShKe3u.net
って、奥さんが席へ現われる場合などには、この関係が一層明らかに二人の間あいだに描えがき出される
ようであった。
 先生は時々奥さんを伴つれて、音楽会だの芝居だのに行った。それから夫婦づれで一週間以内の旅行を

540 :山師さん:2017/05/18(木) 11:08:31.24 ID:NWShKe3u.net
した事も、私の記憶によると、二、三度以上あった。私は箱根はこねから貰った絵端書えはがきをまだ持
っている。日光にっこうへ行った時は紅葉もみじの葉を一枚封じ込めた郵便も貰った。
 当時の私の眼に映った先生と奥さんの間柄はまずこんなものであった。そのうちにたった一つの例外が

541 :山師さん:2017/05/18(木) 11:08:47.26 ID:NWShKe3u.net
あった。ある日私がいつもの通り、先生の玄関から案内を頼もうとすると、座敷の方でだれかの話し声が
した。よく聞くと、それが尋常の談話でなくって、どうも言逆いさかいらしかった。先生の宅は玄関の次
がすぐ座敷になっているので、格子こうしの前に立っていた私の耳にその言逆いさかいの調子だけはほぼ

542 :山師さん:2017/05/18(木) 11:09:03.22 ID:NWShKe3u.net
分った。そうしてそのうちの一人が先生だという事も、時々高まって来る男の方の声で解った。相手は先
生よりも低い音おんなので、誰だか判然はっきりしなかったが、どうも奥さんらしく感ぜられた。泣いて
いるようでもあった。私はどうしたものだろうと思って玄関先で迷ったが、すぐ決心をしてそのまま下宿

543 :山師さん:2017/05/18(木) 11:09:19.23 ID:NWShKe3u.net
へ帰った。
 妙に不安な心持が私を襲って来た。私は書物を読んでも呑のみ込む能力を失ってしまった。約一時間ば
かりすると先生が窓の下へ来て私の名を呼んだ。私は驚いて窓を開けた。先生は散歩しようといって、下

544 :山師さん:2017/05/18(木) 11:09:35.27 ID:NWShKe3u.net
から私を誘った。先刻さっき帯の間へ包くるんだままの時計を出して見ると、もう八時過ぎであった。私
は帰ったなりまだ袴はかまを着けていた。私はそれなりすぐ表へ出た。
 その晩私は先生といっしょに麦酒ビールを飲んだ。先生は元来酒量に乏しい人であった。ある程度まで

545 :山師さん:2017/05/18(木) 11:09:51.27 ID:NWShKe3u.net
飲んで、それで酔えなければ、酔うまで飲んでみるという冒険のできない人であった。
「今日は駄目だめです」といって先生は苦笑した。
「愉快になれませんか」と私は気の毒そうに聞いた。

546 :山師さん:2017/05/18(木) 11:10:07.38 ID:NWShKe3u.net
 私の腹の中には始終先刻さっきの事が引ひっ懸かかっていた。肴さかなの骨が咽喉のどに刺さった時の
ように、私は苦しんだ。打ち明けてみようかと考えたり、止よした方が好よかろうかと思い直したりする
動揺が、妙に私の様子をそわそわさせた。

547 :山師さん:2017/05/18(木) 11:10:23.38 ID:NWShKe3u.net
「君、今夜はどうかしていますね」と先生の方からいい出した。「実は私も少し変なのですよ。君に分り
ますか」
 私は何の答えもし得なかった。

548 :山師さん:2017/05/18(木) 11:10:39.27 ID:NWShKe3u.net
「実は先刻さっき妻さいと少し喧嘩けんかをしてね。それで下くだらない神経を昂奮こうふんさせてしま
ったんです」と先生がまたいった。
「どうして……」

549 :山師さん:2017/05/18(木) 11:10:55.27 ID:NWShKe3u.net
 私には喧嘩という言葉が口へ出て来なかった。
「妻が私を誤解するのです。それを誤解だといって聞かせても承知しないのです。つい腹を立てたのです


550 :山師さん:2017/05/18(木) 11:11:11.29 ID:NWShKe3u.net
「どんなに先生を誤解なさるんですか」
 先生は私のこの問いに答えようとはしなかった。
「妻が考えているような人間なら、私だってこんなに苦しんでいやしない」

551 :山師さん:2017/05/18(木) 11:11:27.28 ID:NWShKe3u.net
 先生がどんなに苦しんでいるか、これも私には想像の及ばない問題であった。



552 :山師さん:2017/05/18(木) 11:11:43.29 ID:NWShKe3u.net
 二人が帰るとき歩きながらの沈黙が一丁ちょうも二丁もつづいた。その後あとで突然先生が口を利きき
出した。

553 :山師さん:2017/05/18(木) 11:11:59.31 ID:NWShKe3u.net
「悪い事をした。怒って出たから妻さいはさぞ心配をしているだろう。考えると女は可哀かわいそうなも
のですね。私わたくしの妻などは私より外ほかにまるで頼りにするものがないんだから」
 先生の言葉はちょっとそこで途切とぎれたが、別に私の返事を期待する様子もなく、すぐその続きへ移

554 :山師さん:2017/05/18(木) 11:12:15.29 ID:NWShKe3u.net
って行った。
「そういうと、夫の方はいかにも心丈夫のようで少し滑稽こっけいだが。君、私は君の眼にどう映ります
かね。強い人に見えますか、弱い人に見えますか」

555 :山師さん:2017/05/18(木) 11:12:31.28 ID:NWShKe3u.net
「中位ちゅうぐらいに見えます」と私は答えた。この答えは先生にとって少し案外らしかった。先生はま
た口を閉じて、無言で歩き出した。
 先生の宅うちへ帰るには私の下宿のつい傍そばを通るのが順路であった。私はそこまで来て、曲り角で

556 :山師さん:2017/05/18(木) 11:12:47.34 ID:NWShKe3u.net
分れるのが先生に済まないような気がした。「ついでにお宅たくの前までお伴ともしましょうか」といっ
た。先生は忽たちまち手で私を遮さえぎった。
「もう遅いから早く帰りたまえ。私も早く帰ってやるんだから、妻君さいくんのために」

557 :山師さん:2017/05/18(木) 11:13:03.30 ID:NWShKe3u.net
 先生が最後に付け加えた「妻君のために」という言葉は妙にその時の私の心を暖かにした。私はその言
葉のために、帰ってから安心して寝る事ができた。私はその後ごも長い間この「妻君のために」という言
葉を忘れなかった。

558 :山師さん:2017/05/18(木) 11:13:19.34 ID:NWShKe3u.net
 先生と奥さんの間に起った波瀾はらんが、大したものでない事はこれでも解わかった。それがまた滅多
めったに起る現象でなかった事も、その後絶えず出入でいりをして来た私にはほぼ推察ができた。それど
ころか先生はある時こんな感想すら私に洩もらした。

559 :山師さん:2017/05/18(木) 11:13:35.33 ID:NWShKe3u.net
「私は世の中で女というものをたった一人しか知らない。妻さい以外の女はほとんど女として私に訴えな
いのです。妻の方でも、私を天下にただ一人しかない男と思ってくれています。そういう意味からいって
、私たちは最も幸福に生れた人間の一対いっついであるべきはずです」

560 :山師さん:2017/05/18(木) 11:13:51.34 ID:NWShKe3u.net
 私は今前後の行ゆき掛がかりを忘れてしまったから、先生が何のためにこんな自白を私にして聞かせた
のか、判然はっきりいう事ができない。けれども先生の態度の真面目まじめであったのと、調子の沈んで
いたのとは、いまだに記憶に残っている。その時ただ私の耳に異様に響いたのは、「最も幸福に生れた人

561 :山師さん:2017/05/18(木) 11:14:07.35 ID:NWShKe3u.net
間の一対であるべきはずです」という最後の一句であった。先生はなぜ幸福な人間といい切らないで、あ
るべきはずであると断わったのか。私にはそれだけが不審であった。ことにそこへ一種の力を入れた先生
の語気が不審であった。先生は事実はたして幸福なのだろうか、また幸福であるべきはずでありながら、

562 :山師さん:2017/05/18(木) 11:14:23.37 ID:NWShKe3u.net
それほど幸福でないのだろうか。私は心の中うちで疑うたぐらざるを得なかった。けれどもその疑いは一
時限りどこかへ葬ほうむられてしまった。
 私はそのうち先生の留守に行って、奥さんと二人差向さしむかいで話をする機会に出合った。先生はそ

563 :山師さん:2017/05/18(木) 11:14:39.39 ID:NWShKe3u.net
の日横浜よこはまを出帆しゅっぱんする汽船に乗って外国へ行くべき友人を新橋しんばしへ送りに行って
留守であった。横浜から船に乗る人が、朝八時半の汽車で新橋を立つのはその頃ころの習慣であった。私
はある書物について先生に話してもらう必要があったので、あらかじめ先生の承諾を得た通り、約束の九

564 :山師さん:2017/05/18(木) 11:14:55.34 ID:NWShKe3u.net
時に訪問した。先生の新橋行きは前日わざわざ告別に来た友人に対する礼義れいぎとしてその日突然起っ
た出来事であった。先生はすぐ帰るから留守でも私に待っているようにといい残して行った。それで私は
座敷へ上がって、先生を待つ間、奥さんと話をした。

565 :山師さん:2017/05/18(木) 11:15:11.36 ID:NWShKe3u.net
十一

566 :山師さん:2017/05/18(木) 11:15:27.33 ID:NWShKe3u.net
 その時の私わたくしはすでに大学生であった。始めて先生の宅うちへ来た頃ころから見るとずっと成人
した気でいた。奥さんとも大分だいぶ懇意になった後のちであった。私は奥さんに対して何の窮屈も感じ
なかった。差向さしむかいで色々の話をした。しかしそれは特色のないただの談話だから、今ではまるで

567 :山師さん:2017/05/18(木) 11:15:43.38 ID:NWShKe3u.net
忘れてしまった。そのうちでたった一つ私の耳に留まったものがある。しかしそれを話す前に、ちょっと
断っておきたい事がある。
 先生は大学出身であった。これは始めから私に知れていた。しかし先生の何もしないで遊んでいるとい

568 :山師さん:2017/05/18(木) 11:15:59.35 ID:NWShKe3u.net
う事は、東京へ帰って少し経たってから始めて分った。私はその時どうして遊んでいられるのかと思った

 先生はまるで世間に名前を知られていない人であった。だから先生の学問や思想については、先生と密

569 :山師さん:2017/05/18(木) 11:16:15.41 ID:NWShKe3u.net
切みっせつの関係をもっている私より外ほかに敬意を払うもののあるべきはずがなかった。それを私は常
に惜おしい事だといった。先生はまた「私のようなものが世の中へ出て、口を利きいては済まない」と答
えるぎりで、取り合わなかった。私にはその答えが謙遜けんそん過ぎてかえって世間を冷評するようにも

570 :山師さん:2017/05/18(木) 11:16:31.50 ID:NWShKe3u.net
聞こえた。実際先生は時々昔の同級生で今著名になっている誰彼だれかれを捉とらえて、ひどく無遠慮な
批評を加える事があった。それで私は露骨にその矛盾を挙げて云々うんぬんしてみた。私の精神は反抗の
意味というよりも、世間が先生を知らないで平気でいるのが残念だったからである。その時先生は沈んだ

571 :山師さん:2017/05/18(木) 11:16:47.52 ID:NWShKe3u.net
調子で、「どうしても私は世間に向かって働き掛ける資格のない男だから仕方がありません」といった。
先生の顔には深い一種の表情がありありと刻まれた。私にはそれが失望だか、不平だか、悲哀だか、解わ
からなかったけれども、何しろ二の句の継げないほどに強いものだったので、私はそれぎり何もいう勇気

572 :山師さん:2017/05/18(木) 11:17:03.42 ID:NWShKe3u.net
が出なかった。
 私が奥さんと話している間に、問題が自然先生の事からそこへ落ちて来た。
「先生はなぜああやって、宅で考えたり勉強したりなさるだけで、世の中へ出て仕事をなさらないんでし

573 :山師さん:2017/05/18(木) 11:17:19.51 ID:NWShKe3u.net
ょう」
「あの人は駄目だめですよ。そういう事が嫌いなんですから」
「つまり下くだらない事だと悟っていらっしゃるんでしょうか」

574 :山師さん:2017/05/18(木) 11:17:35.39 ID:NWShKe3u.net
「悟るの悟らないのって、――そりゃ女だからわたくしには解りませんけれど、おそらくそんな意味じゃ
ないでしょう。やっぱり何かやりたいのでしょう。それでいてできないんです。だから気の毒ですわ」
「しかし先生は健康からいって、別にどこも悪いところはないようじゃありませんか」

575 :山師さん:2017/05/18(木) 11:17:51.43 ID:NWShKe3u.net
「丈夫ですとも。何にも持病はありません」
「それでなぜ活動ができないんでしょう」
「それが解わからないのよ、あなた。それが解るくらいなら私だって、こんなに心配しやしません。わか

576 :山師さん:2017/05/18(木) 11:18:07.41 ID:NWShKe3u.net
らないから気の毒でたまらないんです」
 奥さんの語気には非常に同情があった。それでも口元だけには微笑が見えた。外側からいえば、私の方
がむしろ真面目まじめだった。私はむずかしい顔をして黙っていた。すると奥さんが急に思い出したよう

577 :山師さん:2017/05/18(木) 11:18:23.44 ID:NWShKe3u.net
にまた口を開いた。
「若い時はあんな人じゃなかったんですよ。若い時はまるで違っていました。それが全く変ってしまった
んです」

578 :山師さん:2017/05/18(木) 11:18:39.41 ID:NWShKe3u.net
「若い時っていつ頃ですか」と私が聞いた。
「書生時代よ」
「書生時代から先生を知っていらっしゃったんですか」

579 :山師さん:2017/05/18(木) 11:18:55.46 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは急に薄赤い顔をした。

十二

580 :山師さん:2017/05/18(木) 11:19:11.42 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは東京の人であった。それはかつて先生からも奥さん自身からも聞いて知っていた。奥さんは「
本当いうと合あいの子こなんですよ」といった。奥さんの父親はたしか鳥取とっとりかどこかの出である

581 :山師さん:2017/05/18(木) 11:19:27.46 ID:NWShKe3u.net
のに、お母さんの方はまだ江戸といった時分じぶんの市ヶ谷いちがやで生れた女なので、奥さんは冗談半
分そういったのである。ところが先生は全く方角違いの新潟にいがた県人であった。だから奥さんがもし
先生の書生時代を知っているとすれば、郷里の関係からでない事は明らかであった。しかし薄赤い顔をし

582 :山師さん:2017/05/18(木) 11:19:43.54 ID:NWShKe3u.net
た奥さんはそれより以上の話をしたくないようだったので、私の方でも深くは聞かずにおいた。
 先生と知り合いになってから先生の亡くなるまでに、私はずいぶん色々の問題で先生の思想や情操に触
れてみたが、結婚当時の状況については、ほとんど何ものも聞き得なかった。私は時によると、それを善

583 :山師さん:2017/05/18(木) 11:19:59.40 ID:NWShKe3u.net
意に解釈してもみた。年輩の先生の事だから、艶なまめかしい回想などを若いものに聞かせるのはわざと
慎つつしんでいるのだろうと思った。時によると、またそれを悪くも取った。先生に限らず、奥さんに限
らず、二人とも私に比べると、一時代前の因襲のうちに成人したために、そういう艶つやっぽい問題にな

584 :山師さん:2017/05/18(木) 11:20:15.48 ID:NWShKe3u.net
ると、正直に自分を開放するだけの勇気がないのだろうと考えた。もっともどちらも推測に過ぎなかった
。そうしてどちらの推測の裏にも、二人の結婚の奥に横たわる花やかなロマンスの存在を仮定していた。
 私の仮定ははたして誤らなかった。けれども私はただ恋の半面だけを想像に描えがき得たに過ぎなかっ

585 :山師さん:2017/05/18(木) 11:20:31.49 ID:NWShKe3u.net
た。先生は美しい恋愛の裏に、恐ろしい悲劇を持っていた。そうしてその悲劇のどんなに先生にとって見
惨みじめなものであるかは相手の奥さんにまるで知れていなかった。奥さんは今でもそれを知らずにいる
。先生はそれを奥さんに隠して死んだ。先生は奥さんの幸福を破壊する前に、まず自分の生命を破壊して

586 :山師さん:2017/05/18(木) 11:20:47.47 ID:NWShKe3u.net
しまった。
 私は今この悲劇について何事も語らない。その悲劇のためにむしろ生れ出たともいえる二人の恋愛につ
いては、先刻さっきいった通りであった。二人とも私にはほとんど何も話してくれなかった。奥さんは慎

587 :山師さん:2017/05/18(木) 11:21:03.46 ID:NWShKe3u.net
みのために、先生はまたそれ以上の深い理由のために。
 ただ一つ私の記憶に残っている事がある。或ある時花時分はなじぶんに私は先生といっしょに上野うえ
のへ行った。そうしてそこで美しい一対いっついの男女なんにょを見た。彼らは睦むつまじそうに寄り添

588 :山師さん:2017/05/18(木) 11:21:19.46 ID:NWShKe3u.net
って花の下を歩いていた。場所が場所なので、花よりもそちらを向いて眼を峙そばだてている人が沢山あ
った。
「新婚の夫婦のようだね」と先生がいった。

589 :山師さん:2017/05/18(木) 11:21:35.55 ID:NWShKe3u.net
「仲が好よさそうですね」と私が答えた。
 先生は苦笑さえしなかった。二人の男女を視線の外ほかに置くような方角へ足を向けた。それから私に
こう聞いた。

590 :山師さん:2017/05/18(木) 11:21:51.47 ID:NWShKe3u.net
「君は恋をした事がありますか」
 私はないと答えた。
「恋をしたくはありませんか」

591 :山師さん:2017/05/18(木) 11:22:07.50 ID:NWShKe3u.net
 私は答えなかった。
「したくない事はないでしょう」
「ええ」

592 :山師さん:2017/05/18(木) 11:22:23.51 ID:NWShKe3u.net
「君は今あの男と女を見て、冷評ひやかしましたね。あの冷評ひやかしのうちには君が恋を求めながら相
手を得られないという不快の声が交まじっていましょう」
「そんな風ふうに聞こえましたか」

593 :山師さん:2017/05/18(木) 11:22:39.52 ID:NWShKe3u.net
「聞こえました。恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。しかし……しかし君、恋
は罪悪ですよ。解わかっていますか」
 私は急に驚かされた。何とも返事をしなかった。

594 :山師さん:2017/05/18(木) 11:22:55.52 ID:NWShKe3u.net
十三

595 :山師さん:2017/05/18(木) 11:23:11.54 ID:NWShKe3u.net
 我々は群集の中にいた。群集はいずれも嬉うれしそうな顔をしていた。そこを通り抜けて、花も人も見
えない森の中へ来るまでは、同じ問題を口にする機会がなかった。
「恋は罪悪ですか」と私わたくしがその時突然聞いた。

596 :山師さん:2017/05/18(木) 11:23:27.50 ID:NWShKe3u.net
「罪悪です。たしかに」と答えた時の先生の語気は前と同じように強かった。
「なぜですか」
「なぜだか今に解ります。今にじゃない、もう解っているはずです。あなたの心はとっくの昔からすでに

597 :山師さん:2017/05/18(木) 11:23:43.50 ID:NWShKe3u.net
恋で動いているじゃありませんか」
 私は一応自分の胸の中を調べて見た。けれどもそこは案外に空虚であった。思いあたるようなものは何
にもなかった。

598 :山師さん:2017/05/18(木) 11:23:59.50 ID:NWShKe3u.net
「私の胸の中にこれという目的物は一つもありません。私は先生に何も隠してはいないつもりです」
「目的物がないから動くのです。あれば落ち付けるだろうと思って動きたくなるのです」
「今それほど動いちゃいません」

599 :山師さん:2017/05/18(木) 11:24:15.56 ID:NWShKe3u.net
「あなたは物足りない結果私の所に動いて来たじゃありませんか」
「それはそうかも知れません。しかしそれは恋とは違います」
「恋に上のぼる楷段かいだんなんです。異性と抱き合う順序として、まず同性の私の所へ動いて来たので

600 :山師さん:2017/05/18(木) 11:24:31.68 ID:NWShKe3u.net
す」
「私には二つのものが全く性質を異ことにしているように思われます」
「いや同じです。私は男としてどうしてもあなたに満足を与えられない人間なのです。それから、ある特

601 :山師さん:2017/05/18(木) 11:24:47.56 ID:NWShKe3u.net
別の事情があって、なおさらあなたに満足を与えられないでいるのです。私は実際お気の毒に思っていま
す。あなたが私からよそへ動いて行くのは仕方がない。私はむしろそれを希望しているのです。しかし…
…」

602 :山師さん:2017/05/18(木) 11:25:03.51 ID:NWShKe3u.net
 私は変に悲しくなった。
「私が先生から離れて行くようにお思いになれば仕方がありませんが、私にそんな気の起った事はまだあ
りません」

603 :山師さん:2017/05/18(木) 11:25:19.56 ID:NWShKe3u.net
 先生は私の言葉に耳を貸さなかった。
「しかし気を付けないといけない。恋は罪悪なんだから。私の所では満足が得られない代りに危険もない
が、――君、黒い長い髪で縛られた時の心持を知っていますか」

604 :山師さん:2017/05/18(木) 11:25:35.60 ID:NWShKe3u.net
 私は想像で知っていた。しかし事実としては知らなかった。いずれにしても先生のいう罪悪という意味
は朦朧もうろうとしてよく解わからなかった。その上私は少し不愉快になった。
「先生、罪悪という意味をもっと判然はっきりいって聞かして下さい。それでなければこの問題をここで

605 :山師さん:2017/05/18(木) 11:25:51.62 ID:NWShKe3u.net
切り上げて下さい。私自身に罪悪という意味が判然解るまで」
「悪い事をした。私はあなたに真実まことを話している気でいた。ところが実際は、あなたを焦慮じらし
ていたのだ。私は悪い事をした」

606 :山師さん:2017/05/18(木) 11:26:07.62 ID:NWShKe3u.net
 先生と私とは博物館の裏から鶯渓うぐいすだにの方角に静かな歩調で歩いて行った。垣の隙間すきまか
ら広い庭の一部に茂る熊笹くまざさが幽邃ゆうすいに見えた。
「君は私がなぜ毎月まいげつ雑司ヶ谷ぞうしがやの墓地に埋うまっている友人の墓へ参るのか知っていま

607 :山師さん:2017/05/18(木) 11:26:23.59 ID:NWShKe3u.net
すか」
 先生のこの問いは全く突然であった。しかも先生は私がこの問いに対して答えられないという事もよく
承知していた。私はしばらく返事をしなかった。すると先生は始めて気が付いたようにこういった。

608 :山師さん:2017/05/18(木) 11:26:39.57 ID:NWShKe3u.net
「また悪い事をいった。焦慮じらせるのが悪いと思って、説明しようとすると、その説明がまたあなたを
焦慮せるような結果になる。どうも仕方がない。この問題はこれで止やめましょう。とにかく恋は罪悪で
すよ、よござんすか。そうして神聖なものですよ」

609 :山師さん:2017/05/18(木) 11:26:55.58 ID:NWShKe3u.net
 私には先生の話がますます解わからなくなった。しかし先生はそれぎり恋を口にしなかった。

十四

610 :山師さん:2017/05/18(木) 11:27:11.58 ID:NWShKe3u.net
 年の若い私わたくしはややともすると一図いちずになりやすかった。少なくとも先生の眼にはそう映っ
ていたらしい。私には学校の講義よりも先生の談話の方が有益なのであった。教授の意見よりも先生の思

611 :山師さん:2017/05/18(木) 11:27:27.63 ID:NWShKe3u.net
想の方が有難いのであった。とどの詰まりをいえば、教壇に立って私を指導してくれる偉い人々よりもた
だ独ひとりを守って多くを語らない先生の方が偉く見えたのであった。
「あんまり逆上のぼせちゃいけません」と先生がいった。

612 :山師さん:2017/05/18(木) 11:27:43.64 ID:NWShKe3u.net
「覚さめた結果としてそう思うんです」と答えた時の私には充分の自信があった。その自信を先生は肯う
けがってくれなかった。
「あなたは熱に浮かされているのです。熱がさめると厭いやになります。私は今のあなたからそれほどに

613 :山師さん:2017/05/18(木) 11:27:59.61 ID:NWShKe3u.net
思われるのを、苦しく感じています。しかしこれから先のあなたに起るべき変化を予想して見ると、なお
苦しくなります」
「私はそれほど軽薄に思われているんですか。それほど不信用なんですか」

614 :山師さん:2017/05/18(木) 11:28:15.63 ID:NWShKe3u.net
「私はお気の毒に思うのです」
「気の毒だが信用されないとおっしゃるんですか」
 先生は迷惑そうに庭の方を向いた。その庭に、この間まで重そうな赤い強い色をぽたぽた点じていた椿

615 :山師さん:2017/05/18(木) 11:28:31.61 ID:NWShKe3u.net
つばきの花はもう一つも見えなかった。先生は座敷からこの椿の花をよく眺ながめる癖があった。
「信用しないって、特にあなたを信用しないんじゃない。人間全体を信用しないんです」
 その時生垣いけがきの向うで金魚売りらしい声がした。その外ほかには何の聞こえるものもなかった。

616 :山師さん:2017/05/18(木) 11:28:47.63 ID:NWShKe3u.net
大通りから二丁ちょうも深く折れ込んだ小路こうじは存外ぞんがい静かであった。家うちの中はいつもの
通りひっそりしていた。私は次の間まに奥さんのいる事を知っていた。黙って針仕事か何かしている奥さ
んの耳に私の話し声が聞こえるという事も知っていた。しかし私は全くそれを忘れてしまった。

617 :山師さん:2017/05/18(木) 11:29:03.67 ID:NWShKe3u.net
「じゃ奥さんも信用なさらないんですか」と先生に聞いた。
 先生は少し不安な顔をした。そうして直接の答えを避けた。
「私は私自身さえ信用していないのです。つまり自分で自分が信用できないから、人も信用できないよう

618 :山師さん:2017/05/18(木) 11:29:19.65 ID:NWShKe3u.net
になっているのです。自分を呪のろうより外ほかに仕方がないのです」
「そうむずかしく考えれば、誰だって確かなものはないでしょう」
「いや考えたんじゃない。やったんです。やった後で驚いたんです。そうして非常に怖こわくなったんで

619 :山師さん:2017/05/18(木) 11:29:35.63 ID:NWShKe3u.net
す」
 私はもう少し先まで同じ道を辿たどって行きたかった。すると襖ふすまの陰で「あなた、あなた」とい
う奥さんの声が二度聞こえた。先生は二度目に「何だい」といった。奥さんは「ちょっと」と先生を次の

620 :山師さん:2017/05/18(木) 11:29:51.71 ID:NWShKe3u.net
間まへ呼んだ。二人の間にどんな用事が起ったのか、私には解わからなかった。それを想像する余裕を与
えないほど早く先生はまた座敷へ帰って来た。
「とにかくあまり私を信用してはいけませんよ。今に後悔するから。そうして自分が欺あざむかれた返報

621 :山師さん:2017/05/18(木) 11:30:07.66 ID:NWShKe3u.net
に、残酷な復讐ふくしゅうをするようになるものだから」
「そりゃどういう意味ですか」
「かつてはその人の膝ひざの前に跪ひざまずいたという記憶が、今度はその人の頭の上に足を載のせさせ

622 :山師さん:2017/05/18(木) 11:30:23.68 ID:NWShKe3u.net
ようとするのです。私は未来の侮辱を受けないために、今の尊敬を斥しりぞけたいと思うのです。私は今
より一層淋さびしい未来の私を我慢する代りに、淋しい今の私を我慢したいのです。自由と独立と己おの
れとに充みちた現代に生れた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょ

623 :山師さん:2017/05/18(木) 11:30:39.71 ID:NWShKe3u.net
う」
 私はこういう覚悟をもっている先生に対して、いうべき言葉を知らなかった。

624 :山師さん:2017/05/18(木) 11:30:55.71 ID:NWShKe3u.net
十五

 その後ご私わたくしは奥さんの顔を見るたびに気になった。先生は奥さんに対しても始終こういう態度

625 :山師さん:2017/05/18(木) 11:31:11.65 ID:NWShKe3u.net
に出るのだろうか。もしそうだとすれば、奥さんはそれで満足なのだろうか。
 奥さんの様子は満足とも不満足とも極きめようがなかった。私はそれほど近く奥さんに接触する機会が
なかったから。それから奥さんは私に会うたびに尋常であったから。最後に先生のいる席でなければ私と

626 :山師さん:2017/05/18(木) 11:31:27.81 ID:NWShKe3u.net
奥さんとは滅多めったに顔を合せなかったから。
 私の疑惑はまだその上にもあった。先生の人間に対するこの覚悟はどこから来るのだろうか。ただ冷た
い眼で自分を内省したり現代を観察したりした結果なのだろうか。先生は坐すわって考える質たちの人で

627 :山師さん:2017/05/18(木) 11:31:43.69 ID:NWShKe3u.net
あった。先生の頭さえあれば、こういう態度は坐って世の中を考えていても自然と出て来るものだろうか
。私にはそうばかりとは思えなかった。先生の覚悟は生きた覚悟らしかった。火に焼けて冷却し切った石
造せきぞう家屋の輪廓りんかくとは違っていた。私の眼に映ずる先生はたしかに思想家であった。けれど

628 :山師さん:2017/05/18(木) 11:31:59.73 ID:NWShKe3u.net
もその思想家の纏まとめ上げた主義の裏には、強い事実が織り込まれているらしかった。自分と切り離さ
れた他人の事実でなくって、自分自身が痛切に味わった事実、血が熱くなったり脈が止まったりするほど
の事実が、畳み込まれているらしかった。

629 :山師さん:2017/05/18(木) 11:32:15.87 ID:NWShKe3u.net
 これは私の胸で推測するがものはない。先生自身すでにそうだと告白していた。ただその告白が雲の峯
みねのようであった。私の頭の上に正体の知れない恐ろしいものを蔽おおい被かぶせた。そうしてなぜそ
れが恐ろしいか私にも解わからなかった。告白はぼうとしていた。それでいて明らかに私の神経を震ふる

630 :山師さん:2017/05/18(木) 11:32:31.71 ID:NWShKe3u.net
わせた。
 私は先生のこの人生観の基点に、或ある強烈な恋愛事件を仮定してみた。(無論先生と奥さんとの間に
起った)。先生がかつて恋は罪悪だといった事から照らし合せて見ると、多少それが手掛てがかりにもな

631 :山師さん:2017/05/18(木) 11:32:47.68 ID:NWShKe3u.net
った。しかし先生は現に奥さんを愛していると私に告げた。すると二人の恋からこんな厭世えんせいに近
い覚悟が出ようはずがなかった。「かつてはその人の前に跪ひざまずいたという記憶が、今度はその人の
頭の上に足を載のせさせようとする」といった先生の言葉は、現代一般の誰彼たれかれについて用いられ

632 :山師さん:2017/05/18(木) 11:33:03.73 ID:NWShKe3u.net
るべきで、先生と奥さんの間には当てはまらないもののようでもあった。
 雑司ヶ谷ぞうしがやにある誰だれだか分らない人の墓、――これも私の記憶に時々動いた。私はそれが
先生と深い縁故のある墓だという事を知っていた。先生の生活に近づきつつありながら、近づく事のでき

633 :山師さん:2017/05/18(木) 11:33:19.72 ID:NWShKe3u.net
ない私は、先生の頭の中にある生命いのちの断片として、その墓を私の頭の中にも受け入れた。けれども
私に取ってその墓は全く死んだものであった。二人の間にある生命いのちの扉を開ける鍵かぎにはならな
かった。むしろ二人の間に立って、自由の往来を妨げる魔物のようであった。

634 :山師さん:2017/05/18(木) 11:33:35.75 ID:NWShKe3u.net
 そうこうしているうちに、私はまた奥さんと差し向いで話をしなければならない時機が来た。その頃こ
ろは日の詰つまって行くせわしない秋に、誰も注意を惹ひかれる肌寒はださむの季節であった。先生の附
近ふきんで盗難に罹かかったものが三、四日続いて出た。盗難はいずれも宵の口であった。大したものを

635 :山師さん:2017/05/18(木) 11:33:51.74 ID:NWShKe3u.net
持って行かれた家うちはほとんどなかったけれども、はいられた所では必ず何か取られた。奥さんは気味
をわるくした。そこへ先生がある晩家を空あけなければならない事情ができてきた。先生と同郷の友人で
地方の病院に奉職しているものが上京したため、先生は外ほかの二、三名と共に、ある所でその友人に飯

636 :山師さん:2017/05/18(木) 11:34:07.84 ID:NWShKe3u.net
めしを食わせなければならなくなった。先生は訳を話して、私に帰ってくる間までの留守番を頼んだ。私
はすぐ引き受けた。

637 :山師さん:2017/05/18(木) 11:34:23.69 ID:NWShKe3u.net
十六

 私わたくしの行ったのはまだ灯ひの点つくか点かない暮れ方であったが、几帳面きちょうめんな先生は

638 :山師さん:2017/05/18(木) 11:34:39.76 ID:NWShKe3u.net
もう宅うちにいなかった。「時間に後おくれると悪いって、つい今しがた出掛けました」といった奥さん
は、私を先生の書斎へ案内した。
 書斎には洋机テーブルと椅子いすの外ほかに、沢山の書物が美しい背皮せがわを並べて、硝子越ガラス

639 :山師さん:2017/05/18(木) 11:34:55.84 ID:NWShKe3u.net
ごしに電燈でんとうの光で照らされていた。奥さんは火鉢の前に敷いた座蒲団ざぶとんの上へ私を坐すわ
らせて、「ちっとそこいらにある本でも読んでいて下さい」と断って出て行った。私はちょうど主人の帰
りを待ち受ける客のような気がして済まなかった。私は畏かしこまったまま烟草タバコを飲んでいた。奥

640 :山師さん:2017/05/18(木) 11:35:11.78 ID:NWShKe3u.net
さんが茶の間で何か下女げじょに話している声が聞こえた。書斎は茶の間の縁側を突き当って折れ曲った
角かどにあるので、棟むねの位置からいうと、座敷よりもかえって掛け離れた静かさを領りょうしていた
。ひとしきりで奥さんの話し声が已やむと、後あとはしんとした。私は泥棒を待ち受けるような心持で、

641 :山師さん:2017/05/18(木) 11:35:27.97 ID:NWShKe3u.net
凝じっとしながら気をどこかに配った。
 三十分ほどすると、奥さんがまた書斎の入口へ顔を出した。「おや」といって、軽く驚いた時の眼を私
に向けた。そうして客に来た人のように鹿爪しかつめらしく控えている私をおかしそうに見た。

642 :山師さん:2017/05/18(木) 11:35:43.81 ID:NWShKe3u.net
「それじゃ窮屈でしょう」
「いえ、窮屈じゃありません」
「でも退屈でしょう」

643 :山師さん:2017/05/18(木) 11:35:59.79 ID:NWShKe3u.net
「いいえ。泥棒が来るかと思って緊張しているから退屈でもありません」
 奥さんは手に紅茶茶碗こうちゃぢゃわんを持ったまま、笑いながらそこに立っていた。
「ここは隅っこだから番をするには好よくありませんね」と私がいった。

644 :山師さん:2017/05/18(木) 11:36:15.80 ID:NWShKe3u.net
「じゃ失礼ですがもっと真中へ出て来て頂戴ちょうだい。ご退屈たいくつだろうと思って、お茶を入れて
持って来たんですが、茶の間で宜よろしければあちらで上げますから」
 私は奥さんの後あとに尾ついて書斎を出た。茶の間には綺麗きれいな長火鉢ながひばちに鉄瓶てつびん

645 :山師さん:2017/05/18(木) 11:36:31.82 ID:NWShKe3u.net
が鳴っていた。私はそこで茶と菓子のご馳走ちそうになった。奥さんは寝ねられないといけないといって
、茶碗に手を触れなかった。
「先生はやっぱり時々こんな会へお出掛でかけになるんですか」

646 :山師さん:2017/05/18(木) 11:36:47.81 ID:NWShKe3u.net
「いいえ滅多めったに出た事はありません。近頃ちかごろは段々人の顔を見るのが嫌きらいになるようで
す」
 こういった奥さんの様子に、別段困ったものだという風ふうも見えなかったので、私はつい大胆になっ

647 :山師さん:2017/05/18(木) 11:37:03.79 ID:NWShKe3u.net
た。
「それじゃ奥さんだけが例外なんですか」
「いいえ私も嫌われている一人なんです」

648 :山師さん:2017/05/18(木) 11:37:19.81 ID:NWShKe3u.net
「そりゃ嘘うそです」と私がいった。「奥さん自身嘘と知りながらそうおっしゃるんでしょう」
「なぜ」
「私にいわせると、奥さんが好きになったから世間が嫌いになるんですもの」

649 :山師さん:2017/05/18(木) 11:37:35.83 ID:NWShKe3u.net
「あなたは学問をする方かただけあって、なかなかお上手じょうずね。空からっぽな理屈を使いこなす事
が。世の中が嫌いになったから、私までも嫌いになったんだともいわれるじゃありませんか。それと同お
んなじ理屈で」

650 :山師さん:2017/05/18(木) 11:37:51.84 ID:NWShKe3u.net
「両方ともいわれる事はいわれますが、この場合は私の方が正しいのです」
「議論はいやよ。よく男の方は議論だけなさるのね、面白そうに。空からの盃さかずきでよくああ飽きず
に献酬けんしゅうができると思いますわ」

651 :山師さん:2017/05/18(木) 11:38:07.84 ID:NWShKe3u.net
 奥さんの言葉は少し手痛てひどかった。しかしその言葉の耳障みみざわりからいうと、決して猛烈なも
のではなかった。自分に頭脳のある事を相手に認めさせて、そこに一種の誇りを見出みいだすほどに奥さ
んは現代的でなかった。奥さんはそれよりもっと底の方に沈んだ心を大事にしているらしく見えた。

652 :山師さん:2017/05/18(木) 11:38:23.84 ID:NWShKe3u.net
十七

653 :山師さん:2017/05/18(木) 11:38:39.94 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしはまだその後あとにいうべき事をもっていた。けれども奥さんから徒いたずらに議論を仕掛
ける男のように取られては困ると思って遠慮した。奥さんは飲み干した紅茶茶碗こうちゃぢゃわんの底を
覗のぞいて黙っている私を外そらさないように、「もう一杯上げましょうか」と聞いた。私はすぐ茶碗を

654 :山師さん:2017/05/18(木) 11:38:55.84 ID:NWShKe3u.net
奥さんの手に渡した。
「いくつ? 一つ? 二ッつ?」
 妙なもので角砂糖をつまみ上げた奥さんは、私の顔を見て、茶碗の中へ入れる砂糖の数かずを聞いた。

655 :山師さん:2017/05/18(木) 11:39:11.82 ID:NWShKe3u.net
奥さんの態度は私に媚こびるというほどではなかったけれども、先刻さっきの強い言葉を力つとめて打ち
消そうとする愛嬌あいきょうに充みちていた。
 私は黙って茶を飲んだ。飲んでしまっても黙っていた。

656 :山師さん:2017/05/18(木) 11:39:27.87 ID:NWShKe3u.net
「あなた大変黙り込んじまったのね」と奥さんがいった。
「何かいうとまた議論を仕掛けるなんて、叱しかり付けられそうですから」と私は答えた。
「まさか」と奥さんが再びいった。

657 :山師さん:2017/05/18(木) 11:39:43.86 ID:NWShKe3u.net
 二人はそれを緒口いとくちにまた話を始めた。そうしてまた二人に共通な興味のある先生を問題にした

「奥さん、先刻さっきの続きをもう少しいわせて下さいませんか。奥さんには空からな理屈と聞こえるか

658 :山師さん:2017/05/18(木) 11:39:59.81 ID:NWShKe3u.net
も知れませんが、私はそんな上うわの空そらでいってる事じゃないんだから」
「じゃおっしゃい」
「今奥さんが急にいなくなったとしたら、先生は現在の通りで生きていられるでしょうか」

659 :山師さん:2017/05/18(木) 11:40:15.98 ID:NWShKe3u.net
「そりゃ分らないわ、あなた。そんな事、先生に聞いて見るより外ほかに仕方がないじゃありませんか。
私の所へ持って来る問題じゃないわ」
「奥さん、私は真面目まじめですよ。だから逃げちゃいけません。正直に答えなくっちゃ」

660 :山師さん:2017/05/18(木) 11:40:31.97 ID:NWShKe3u.net
「正直よ。正直にいって私には分らないのよ」
「じゃ奥さんは先生をどのくらい愛していらっしゃるんですか。これは先生に聞くよりむしろ奥さんに伺
っていい質問ですから、あなたに伺います」

661 :山師さん:2017/05/18(木) 11:40:47.90 ID:NWShKe3u.net
「何もそんな事を開き直って聞かなくっても好いいじゃありませんか」
「真面目くさって聞くがものはない。分り切ってるとおっしゃるんですか」
「まあそうよ」

662 :山師さん:2017/05/18(木) 11:41:03.89 ID:NWShKe3u.net
「そのくらい先生に忠実なあなたが急にいなくなったら、先生はどうなるんでしょう。世の中のどっちを
向いても面白そうでない先生は、あなたが急にいなくなったら後でどうなるでしょう。先生から見てじゃ
ない。あなたから見てですよ。あなたから見て、先生は幸福になるでしょうか、不幸になるでしょうか」

663 :山師さん:2017/05/18(木) 11:41:19.90 ID:NWShKe3u.net
「そりゃ私から見れば分っています。(先生はそう思っていないかも知れませんが)。先生は私を離れれ
ば不幸になるだけです。あるいは生きていられないかも知れませんよ。そういうと、己惚おのぼれになる
ようですが、私は今先生を人間としてできるだけ幸福にしているんだと信じていますわ。どんな人があっ

664 :山師さん:2017/05/18(木) 11:41:35.90 ID:NWShKe3u.net
ても私ほど先生を幸福にできるものはないとまで思い込んでいますわ。それだからこうして落ち付いてい
られるんです」
「その信念が先生の心に好よく映るはずだと私は思いますが」

665 :山師さん:2017/05/18(木) 11:41:51.87 ID:NWShKe3u.net
「それは別問題ですわ」
「やっぱり先生から嫌われているとおっしゃるんですか」
「私は嫌われてるとは思いません。嫌われる訳がないんですもの。しかし先生は世間が嫌いなんでしょう

666 :山師さん:2017/05/18(木) 11:42:07.91 ID:NWShKe3u.net
。世間というより近頃ちかごろでは人間が嫌いになっているんでしょう。だからその人間の一人いちにん
として、私も好かれるはずがないじゃありませんか」
 奥さんの嫌われているという意味がやっと私に呑のみ込めた。

667 :山師さん:2017/05/18(木) 11:42:23.90 ID:NWShKe3u.net
十八

668 :山師さん:2017/05/18(木) 11:42:39.91 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは奥さんの理解力に感心した。奥さんの態度が旧式の日本の女らしくないところも私の注意
に一種の刺戟しげきを与えた。それで奥さんはその頃ころ流行はやり始めたいわゆる新しい言葉などはほ
とんど使わなかった。

669 :山師さん:2017/05/18(木) 11:42:55.94 ID:NWShKe3u.net
 私は女というものに深い交際つきあいをした経験のない迂闊うかつな青年であった。男としての私は、
異性に対する本能から、憧憬どうけいの目的物として常に女を夢みていた。けれどもそれは懐かしい春の
雲を眺ながめるような心持で、ただ漠然ばくぜんと夢みていたに過ぎなかった。だから実際の女の前へ出

670 :山師さん:2017/05/18(木) 11:43:11.91 ID:NWShKe3u.net
ると、私の感情が突然変る事が時々あった。私は自分の前に現われた女のために引き付けられる代りに、
その場に臨んでかえって変な反撥力はんぱつりょくを感じた。奥さんに対した私にはそんな気がまるで出
なかった。普通男女なんにょの間に横たわる思想の不平均という考えもほとんど起らなかった。私は奥さ

671 :山師さん:2017/05/18(木) 11:43:27.93 ID:NWShKe3u.net
んの女であるという事を忘れた。私はただ誠実なる先生の批評家および同情家として奥さんを眺めた。
「奥さん、私がこの前なぜ先生が世間的にもっと活動なさらないのだろうといって、あなたに聞いた時に
、あなたはおっしゃった事がありますね。元はああじゃなかったんだって」

672 :山師さん:2017/05/18(木) 11:43:43.94 ID:NWShKe3u.net
「ええいいました。実際あんなじゃなかったんですもの」
「どんなだったんですか」
「あなたの希望なさるような、また私の希望するような頼もしい人だったんです」

673 :山師さん:2017/05/18(木) 11:43:59.94 ID:NWShKe3u.net
「それがどうして急に変化なすったんですか」
「急にじゃありません、段々ああなって来たのよ」
「奥さんはその間あいだ始終先生といっしょにいらしったんでしょう」

674 :山師さん:2017/05/18(木) 11:44:15.93 ID:NWShKe3u.net
「無論いましたわ。夫婦ですもの」
「じゃ先生がそう変って行かれる源因げんいんがちゃんと解わかるべきはずですがね」
「それだから困るのよ。あなたからそういわれると実に辛つらいんですが、私にはどう考えても、考えよ

675 :山師さん:2017/05/18(木) 11:44:31.96 ID:NWShKe3u.net
うがないんですもの。私は今まで何遍なんべんあの人に、どうぞ打ち明けて下さいって頼んで見たか分り
ゃしません」
「先生は何とおっしゃるんですか」

676 :山師さん:2017/05/18(木) 11:44:47.95 ID:NWShKe3u.net
「何にもいう事はない、何にも心配する事はない、おれはこういう性質になったんだからというだけで、
取り合ってくれないんです」
 私は黙っていた。奥さんも言葉を途切とぎらした。下女部屋げじょべやにいる下女はことりとも音をさ

677 :山師さん:2017/05/18(木) 11:45:03.91 ID:NWShKe3u.net
せなかった。私はまるで泥棒の事を忘れてしまった。
「あなたは私に責任があるんだと思ってやしませんか」と突然奥さんが聞いた。
「いいえ」と私が答えた。

678 :山師さん:2017/05/18(木) 11:45:20.08 ID:NWShKe3u.net
「どうぞ隠さずにいって下さい。そう思われるのは身を切られるより辛いんだから」と奥さんがまたいっ
た。「これでも私は先生のためにできるだけの事はしているつもりなんです」
「そりゃ先生もそう認めていられるんだから、大丈夫です。ご安心なさい、私が保証します」

679 :山師さん:2017/05/18(木) 11:45:36.09 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは火鉢の灰を掻かき馴ならした。それから水注みずさしの水を鉄瓶てつびんに注さした。鉄瓶は
忽たちまち鳴りを沈めた。
「私はとうとう辛防しんぼうし切れなくなって、先生に聞きました。私に悪い所があるなら遠慮なくいっ

680 :山師さん:2017/05/18(木) 11:45:52.00 ID:NWShKe3u.net
て下さい、改められる欠点なら改めるからって、すると先生は、お前に欠点なんかありゃしない、欠点は
おれの方にあるだけだというんです。そういわれると、私悲しくなって仕様がないんです、涙が出てなお
の事自分の悪い所が聞きたくなるんです」

681 :山師さん:2017/05/18(木) 11:46:07.98 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは眼の中うちに涙をいっぱい溜ためた。

十九

682 :山師さん:2017/05/18(木) 11:46:23.99 ID:NWShKe3u.net
 始め私わたくしは理解のある女性にょしょうとして奥さんに対していた。私がその気で話しているうち
に、奥さんの様子が次第に変って来た。奥さんは私の頭脳に訴える代りに、私の心臓ハートを動かし始め

683 :山師さん:2017/05/18(木) 11:46:40.00 ID:NWShKe3u.net
た。自分と夫の間には何の蟠わだかまりもない、またないはずであるのに、やはり何かある。それだのに
眼を開あけて見極みきわめようとすると、やはり何なんにもない。奥さんの苦にする要点はここにあった


684 :山師さん:2017/05/18(木) 11:46:56.01 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは最初世の中を見る先生の眼が厭世的えんせいてきだから、その結果として自分も嫌われている
のだと断言した。そう断言しておきながら、ちっともそこに落ち付いていられなかった。底を割ると、か
えってその逆を考えていた。先生は自分を嫌う結果、とうとう世の中まで厭いやになったのだろうと推測

685 :山師さん:2017/05/18(木) 11:47:12.10 ID:NWShKe3u.net
していた。けれどもどう骨を折っても、その推測を突き留めて事実とする事ができなかった。先生の態度
はどこまでも良人おっとらしかった。親切で優しかった。疑いの塊かたまりをその日その日の情合じょう
あいで包んで、そっと胸の奥にしまっておいた奥さんは、その晩その包みの中を私の前で開けて見せた。

686 :山師さん:2017/05/18(木) 11:47:27.99 ID:NWShKe3u.net
「あなたどう思って?」と聞いた。「私からああなったのか、それともあなたのいう人世観じんせいかん
とか何とかいうものから、ああなったのか。隠さずいって頂戴ちょうだい」
 私は何も隠す気はなかった。けれども私の知らないあるものがそこに存在しているとすれば、私の答え

687 :山師さん:2017/05/18(木) 11:47:44.02 ID:NWShKe3u.net
が何であろうと、それが奥さんを満足させるはずがなかった。そうして私はそこに私の知らないあるもの
があると信じていた。
「私には解わかりません」

688 :山師さん:2017/05/18(木) 11:48:00.01 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは予期の外はずれた時に見る憐あわれな表情をその咄嗟とっさに現わした。私はすぐ私の言葉を
継ぎ足した。
「しかし先生が奥さんを嫌っていらっしゃらない事だけは保証します。私は先生自身の口から聞いた通り

689 :山師さん:2017/05/18(木) 11:48:16.03 ID:NWShKe3u.net
を奥さんに伝えるだけです。先生は嘘うそを吐つかない方かたでしょう」
 奥さんは何とも答えなかった。しばらくしてからこういった。
「実は私すこし思いあたる事があるんですけれども……」

690 :山師さん:2017/05/18(木) 11:48:32.03 ID:NWShKe3u.net
「先生がああいう風ふうになった源因げんいんについてですか」
「ええ。もしそれが源因だとすれば、私の責任だけはなくなるんだから、それだけでも私大変楽になれる
んですが、……」

691 :山師さん:2017/05/18(木) 11:48:48.03 ID:NWShKe3u.net
「どんな事ですか」
 奥さんはいい渋って膝ひざの上に置いた自分の手を眺めていた。
「あなた判断して下すって。いうから」

692 :山師さん:2017/05/18(木) 11:49:04.15 ID:NWShKe3u.net
「私にできる判断ならやります」
「みんなはいえないのよ。みんないうと叱しかられるから。叱られないところだけよ」
 私は緊張して唾液つばきを呑のみ込んだ。

693 :山師さん:2017/05/18(木) 11:49:20.20 ID:NWShKe3u.net
「先生がまだ大学にいる時分、大変仲の好いいお友達が一人あったのよ。その方かたがちょうど卒業する
少し前に死んだんです。急に死んだんです」
 奥さんは私の耳に私語ささやくような小さな声で、「実は変死したんです」といった。それは「どうし

694 :山師さん:2017/05/18(木) 11:49:36.05 ID:NWShKe3u.net
て」と聞き返さずにはいられないようないい方であった。
「それっ切りしかいえないのよ。けれどもその事があってから後のちなんです。先生の性質が段々変って
来たのは。なぜその方が死んだのか、私には解らないの。先生にもおそらく解っていないでしょう。けれ

695 :山師さん:2017/05/18(木) 11:49:52.03 ID:NWShKe3u.net
どもそれから先生が変って来たと思えば、そう思われない事もないのよ」
「その人の墓ですか、雑司ヶ谷ぞうしがやにあるのは」
「それもいわない事になってるからいいません。しかし人間は親友を一人亡くしただけで、そんなに変化

696 :山師さん:2017/05/18(木) 11:50:08.09 ID:NWShKe3u.net
できるものでしょうか。私はそれが知りたくって堪たまらないんです。だからそこを一つあなたに判断し
て頂きたいと思うの」
 私の判断はむしろ否定の方に傾いていた。

697 :山師さん:2017/05/18(木) 11:50:24.11 ID:NWShKe3u.net
二十

698 :山師さん:2017/05/18(木) 11:50:40.09 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは私のつらまえた事実の許す限り、奥さんを慰めようとした。奥さんもまたできるだけ私に
よって慰められたそうに見えた。それで二人は同じ問題をいつまでも話し合った。けれども私はもともと
事の大根おおねを攫つかんでいなかった。奥さんの不安も実はそこに漂ただよう薄い雲に似た疑惑から出

699 :山師さん:2017/05/18(木) 11:50:56.12 ID:NWShKe3u.net
て来ていた。事件の真相になると、奥さん自身にも多くは知れていなかった。知れているところでも悉皆
すっかりは私に話す事ができなかった。したがって慰める私も、慰められる奥さんも、共に波に浮いて、
ゆらゆらしていた。ゆらゆらしながら、奥さんはどこまでも手を出して、覚束おぼつかない私の判断に縋

700 :山師さん:2017/05/18(木) 11:51:12.13 ID:NWShKe3u.net
すがり付こうとした。
 十時頃ごろになって先生の靴の音が玄関に聞こえた時、奥さんは急に今までのすべてを忘れたように、
前に坐すわっている私をそっちのけにして立ち上がった。そうして格子こうしを開ける先生をほとんど出

701 :山師さん:2017/05/18(木) 11:51:28.14 ID:NWShKe3u.net
合であい頭がしらに迎えた。私は取り残されながら、後あとから奥さんに尾ついて行った。下女げじょだ
けは仮寝うたたねでもしていたとみえて、ついに出て来なかった。
 先生はむしろ機嫌がよかった。しかし奥さんの調子はさらによかった。今しがた奥さんの美しい眼のう

702 :山師さん:2017/05/18(木) 11:51:44.11 ID:NWShKe3u.net
ちに溜たまった涙の光と、それから黒い眉毛まゆげの根に寄せられた八の字を記憶していた私は、その変
化を異常なものとして注意深く眺ながめた。もしそれが詐いつわりでなかったならば、(実際それは詐り
とは思えなかったが)、今までの奥さんの訴えは感傷センチメントを玩もてあそぶためにとくに私を相手

703 :山師さん:2017/05/18(木) 11:52:00.19 ID:NWShKe3u.net
に拵こしらえた、徒いたずらな女性の遊戯と取れない事もなかった。もっともその時の私には奥さんをそ
れほど批評的に見る気は起らなかった。私は奥さんの態度の急に輝いて来たのを見て、むしろ安心した。
これならばそう心配する必要もなかったんだと考え直した。

704 :山師さん:2017/05/18(木) 11:52:16.17 ID:NWShKe3u.net
 先生は笑いながら「どうもご苦労さま、泥棒は来ませんでしたか」と私に聞いた。それから「来ないん
で張合はりあいが抜けやしませんか」といった。
 帰る時、奥さんは「どうもお気の毒さま」と会釈した。その調子は忙しいところを暇を潰つぶさせて気

705 :山師さん:2017/05/18(木) 11:52:32.19 ID:NWShKe3u.net
の毒だというよりも、せっかく来たのに泥棒がはいらなくって気の毒だという冗談のように聞こえた。奥
さんはそういいながら、先刻さっき出した西洋菓子の残りを、紙に包んで私の手に持たせた。私はそれを
袂たもとへ入れて、人通りの少ない夜寒よさむの小路こうじを曲折して賑にぎやかな町の方へ急いだ。

706 :山師さん:2017/05/18(木) 11:52:48.18 ID:NWShKe3u.net
 私はその晩の事を記憶のうちから抽ひき抜いてここへ詳くわしく書いた。これは書くだけの必要がある
から書いたのだが、実をいうと、奥さんに菓子を貰もらって帰るときの気分では、それほど当夜の会話を
重く見ていなかった。私はその翌日よくじつ午飯ひるめしを食いに学校から帰ってきて、昨夜ゆうべ机の

707 :山師さん:2017/05/18(木) 11:53:04.21 ID:NWShKe3u.net
上に載のせて置いた菓子の包みを見ると、すぐその中からチョコレートを塗った鳶色とびいろのカステラ
を出して頬張ほおばった。そうしてそれを食う時に、必竟ひっきょうこの菓子を私にくれた二人の男女な
んにょは、幸福な一対いっついとして世の中に存在しているのだと自覚しつつ味わった。

708 :山師さん:2017/05/18(木) 11:53:20.30 ID:NWShKe3u.net
 秋が暮れて冬が来るまで格別の事もなかった。私は先生の宅うちへ出ではいりをするついでに、衣服の
洗あらい張はりや仕立したて方かたなどを奥さんに頼んだ。それまで繻絆じゅばんというものを着た事の
ない私が、シャツの上に黒い襟のかかったものを重ねるようになったのはこの時からであった。子供のな

709 :山師さん:2017/05/18(木) 11:53:36.23 ID:NWShKe3u.net
い奥さんは、そういう世話を焼くのがかえって退屈凌たいくつしのぎになって、結句けっく身体からだの
薬だぐらいの事をいっていた。
「こりゃ手織ておりね。こんな地じの好いい着物は今まで縫った事がないわ。その代り縫い悪にくいのよ

710 :山師さん:2017/05/18(木) 11:53:52.21 ID:NWShKe3u.net
そりゃあ。まるで針が立たないんですもの。お蔭かげで針を二本折りましたわ」
 こんな苦情をいう時ですら、奥さんは別に面倒めんどうくさいという顔をしなかった。

711 :山師さん:2017/05/18(木) 11:54:08.35 ID:NWShKe3u.net
二十一

 冬が来た時、私わたくしは偶然国へ帰らなければならない事になった。私の母から受け取った手紙の中

712 :山師さん:2017/05/18(木) 11:54:24.23 ID:NWShKe3u.net
に、父の病気の経過が面白くない様子を書いて、今が今という心配もあるまいが、年が年だから、できる
なら都合して帰って来てくれと頼むように付け足してあった。
 父はかねてから腎臓じんぞうを病んでいた。中年以後の人にしばしば見る通り、父のこの病やまいは慢

713 :山師さん:2017/05/18(木) 11:54:40.23 ID:NWShKe3u.net
性であった。その代り要心さえしていれば急変のないものと当人も家族のものも信じて疑わなかった。現
に父は養生のお蔭かげ一つで、今日こんにちまでどうかこうか凌しのいで来たように客が来ると吹聴ふい
ちょうしていた。その父が、母の書信によると、庭へ出て何かしている機はずみに突然眩暈めまいがして

714 :山師さん:2017/05/18(木) 11:54:56.24 ID:NWShKe3u.net
引ッ繰り返った。家内かないのものは軽症の脳溢血のういっけつと思い違えて、すぐその手当をした。後
あとで医者からどうもそうではないらしい、やはり持病の結果だろうという判断を得て、始めて卒倒と腎
臓病とを結び付けて考えるようになったのである。

715 :山師さん:2017/05/18(木) 11:55:12.23 ID:NWShKe3u.net
 冬休みが来るにはまだ少し間まがあった。私は学期の終りまで待っていても差支さしつかえあるまいと
思って一日二日そのままにしておいた。するとその一日二日の間に、父の寝ている様子だの、母の心配し
ている顔だのが時々眼に浮かんだ。そのたびに一種の心苦しさを嘗なめた私は、とうとう帰る決心をした

716 :山師さん:2017/05/18(木) 11:55:28.25 ID:NWShKe3u.net
。国から旅費を送らせる手数てかずと時間を省くため、私は暇乞いとまごいかたがた先生の所へ行って、
要いるだけの金を一時立て替えてもらう事にした。
 先生は少し風邪かぜの気味で、座敷へ出るのが臆劫おっくうだといって、私をその書斎に通した。書斎

717 :山師さん:2017/05/18(木) 11:55:44.26 ID:NWShKe3u.net
の硝子戸ガラスどから冬に入いって稀まれに見るような懐かしい和やわらかな日光が机掛つくえかけの上
に射さしていた。先生はこの日あたりの好いい室へやの中へ大きな火鉢を置いて、五徳ごとくの上に懸け
た金盥かなだらいから立ち上あがる湯気ゆげで、呼吸いきの苦しくなるのを防いでいた。

718 :山師さん:2017/05/18(木) 11:56:00.26 ID:NWShKe3u.net
「大病は好いいが、ちょっとした風邪かぜなどはかえって厭いやなものですね」といった先生は、苦笑し
ながら私の顔を見た。
 先生は病気という病気をした事のない人であった。先生の言葉を聞いた私は笑いたくなった。

719 :山師さん:2017/05/18(木) 11:56:16.40 ID:NWShKe3u.net
「私は風邪ぐらいなら我慢しますが、それ以上の病気は真平まっぴらです。先生だって同じ事でしょう。
試みにやってご覧になるとよく解わかります」
「そうかね。私は病気になるくらいなら、死病に罹かかりたいと思ってる」

720 :山師さん:2017/05/18(木) 11:56:32.26 ID:NWShKe3u.net
 私は先生のいう事に格別注意を払わなかった。すぐ母の手紙の話をして、金の無心を申し出た。
「そりゃ困るでしょう。そのくらいなら今手元にあるはずだから持って行きたまえ」
 先生は奥さんを呼んで、必要の金額を私の前に並べさせてくれた。それを奥の茶箪笥ちゃだんすか何か

721 :山師さん:2017/05/18(木) 11:56:48.26 ID:NWShKe3u.net
の抽出ひきだしから出して来た奥さんは、白い半紙の上へ鄭寧ていねいに重ねて、「そりゃご心配ですね
」といった。
「何遍なんべんも卒倒したんですか」と先生が聞いた。

722 :山師さん:2017/05/18(木) 11:57:04.26 ID:NWShKe3u.net
「手紙には何とも書いてありませんが。――そんなに何度も引ッ繰り返るものですか」
「ええ」
 先生の奥さんの母親という人も私の父と同じ病気で亡くなったのだという事が始めて私に解った。

723 :山師さん:2017/05/18(木) 11:57:20.29 ID:NWShKe3u.net
「どうせむずかしいんでしょう」と私がいった。
「そうさね。私が代られれば代ってあげても好いいが。――嘔気はきけはあるんですか」
「どうですか、何とも書いてないから、大方おおかたないんでしょう」

724 :山師さん:2017/05/18(木) 11:57:36.32 ID:NWShKe3u.net
「吐気さえ来なければまだ大丈夫ですよ」と奥さんがいった。
 私はその晩の汽車で東京を立った。

725 :山師さん:2017/05/18(木) 11:57:52.31 ID:NWShKe3u.net
二十二

 父の病気は思ったほど悪くはなかった。それでも着いた時は、床とこの上に胡坐あぐらをかいて、「み

726 :山師さん:2017/05/18(木) 11:58:08.39 ID:NWShKe3u.net
んなが心配するから、まあ我慢してこう凝じっとしている。なにもう起きても好いいのさ」といった。し
かしその翌日よくじつからは母が止めるのも聞かずに、とうとう床を上げさせてしまった。母は不承無性
ふしょうぶしょうに太織ふとおりの蒲団ふとんを畳みながら「お父さんはお前が帰って来たので、急に気

727 :山師さん:2017/05/18(木) 11:58:24.29 ID:NWShKe3u.net
が強くおなりなんだよ」といった。私わたくしには父の挙動がさして虚勢を張っているようにも思えなか
った。
 私の兄はある職を帯びて遠い九州にいた。これは万一の事がある場合でなければ、容易に父母ちちはは

728 :山師さん:2017/05/18(木) 11:58:40.29 ID:NWShKe3u.net
の顔を見る自由の利きかない男であった。妹は他国へ嫁とついだ。これも急場の間に合うように、おいそ
れと呼び寄せられる女ではなかった。兄妹きょうだい三人のうちで、一番便利なのはやはり書生をしてい
る私だけであった。その私が母のいい付け通り学校の課業を放ほうり出して、休み前に帰って来たという

729 :山師さん:2017/05/18(木) 11:58:56.30 ID:NWShKe3u.net
事が、父には大きな満足であった。
「これしきの病気に学校を休ませては気の毒だ。お母さんがあまり仰山ぎょうさんな手紙を書くものだか
らいけない」

730 :山師さん:2017/05/18(木) 11:59:12.45 ID:NWShKe3u.net
 父は口ではこういった。こういったばかりでなく、今まで敷いていた床とこを上げさせて、いつものよ
うな元気を示した。
「あんまり軽はずみをしてまた逆回ぶりかえすといけませんよ」

731 :山師さん:2017/05/18(木) 11:59:28.32 ID:NWShKe3u.net
 私のこの注意を父は愉快そうにしかし極きわめて軽く受けた。
「なに大丈夫、これでいつものように要心ようじんさえしていれば」
 実際父は大丈夫らしかった。家の中を自由に往来して、息も切れなければ、眩暈めまいも感じなかった

732 :山師さん:2017/05/18(木) 11:59:44.34 ID:NWShKe3u.net
。ただ顔色だけは普通の人よりも大変悪かったが、これはまた今始まった症状でもないので、私たちは格
別それを気に留めなかった。
 私は先生に手紙を書いて恩借おんしゃくの礼を述べた。正月上京する時に持参するからそれまで待って

733 :山師さん:2017/05/18(木) 12:00:00.31 ID:NWShKe3u.net
くれるようにと断わった。そうして父の病状の思ったほど険悪でない事、この分なら当分安心な事、眩暈
も嘔気はきけも皆無な事などを書き連ねた。最後に先生の風邪ふうじゃについても一言いちごんの見舞を
附つけ加えた。私は先生の風邪を実際軽く見ていたので。

734 :山師さん:2017/05/18(木) 12:00:16.36 ID:NWShKe3u.net
 私はその手紙を出す時に決して先生の返事を予期していなかった。出した後で父や母と先生の噂うわさ
などをしながら、遥はるかに先生の書斎を想像した。
「こんど東京へ行くときには椎茸しいたけでも持って行ってお上げ」

735 :山師さん:2017/05/18(木) 12:00:32.33 ID:NWShKe3u.net
「ええ、しかし先生が干した椎茸なぞを食うかしら」
「旨うまくはないが、別に嫌きらいな人もないだろう」
 私には椎茸と先生を結び付けて考えるのが変であった。

736 :山師さん:2017/05/18(木) 12:00:48.47 ID:NWShKe3u.net
 先生の返事が来た時、私はちょっと驚かされた。ことにその内容が特別の用件を含んでいなかった時、
驚かされた。先生はただ親切ずくで、返事を書いてくれたんだと私は思った。そう思うと、その簡単な一
本の手紙が私には大層な喜びになった。もっともこれは私が先生から受け取った第一の手紙には相違なか

737 :山師さん:2017/05/18(木) 12:01:04.35 ID:NWShKe3u.net
ったが。
 第一というと私と先生の間に書信の往復がたびたびあったように思われるが、事実は決してそうでない
事をちょっと断わっておきたい。私は先生の生前にたった二通の手紙しか貰もらっていない。その一通は

738 :山師さん:2017/05/18(木) 12:01:20.36 ID:NWShKe3u.net
今いうこの簡単な返書で、あとの一通は先生の死ぬ前とくに私宛あてで書いた大変長いものである。
 父は病気の性質として、運動を慎まなければならないので、床を上げてからも、ほとんど戸外そとへは
出なかった。一度天気のごく穏やかな日の午後庭へ下りた事があるが、その時は万一を気遣きづかって、

739 :山師さん:2017/05/18(木) 12:01:36.37 ID:NWShKe3u.net
私が引き添うように傍そばに付いていた。私が心配して自分の肩へ手を掛けさせようとしても、父は笑っ
て応じなかった。

740 :山師さん:2017/05/18(木) 12:01:52.35 ID:NWShKe3u.net
二十三

 私わたくしは退屈な父の相手としてよく将碁盤しょうぎばんに向かった。二人とも無精な性質たちなの

741 :山師さん:2017/05/18(木) 12:02:08.49 ID:NWShKe3u.net
で、炬燵こたつにあたったまま、盤を櫓やぐらの上へ載のせて、駒こまを動かすたびに、わざわざ手を掛
蒲団かけぶとんの下から出すような事をした。時々持駒もちごまを失なくして、次の勝負の来るまで双方
とも知らずにいたりした。それを母が灰の中から見付みつけ出して、火箸ひばしで挟はさみ上げるという

742 :山師さん:2017/05/18(木) 12:02:24.38 ID:NWShKe3u.net
滑稽こっけいもあった。
「碁ごだと盤が高過ぎる上に、足が着いているから、炬燵の上では打てないが、そこへ来ると将碁盤は好
いいね、こうして楽に差せるから。無精者には持って来いだ。もう一番やろう」

743 :山師さん:2017/05/18(木) 12:02:40.39 ID:NWShKe3u.net
 父は勝った時は必ずもう一番やろうといった。そのくせ負けた時にも、もう一番やろうといった。要す
るに、勝っても負けても、炬燵にあたって、将碁を差したがる男であった。始めのうちは珍しいので、こ
の隠居いんきょじみた娯楽が私にも相当の興味を与えたが、少し時日が経たつに伴つれて、若い私の気力

744 :山師さん:2017/05/18(木) 12:02:56.39 ID:NWShKe3u.net
はそのくらいな刺戟しげきで満足できなくなった。私は金きんや香車きょうしゃを握った拳こぶしを頭の
上へ伸ばして、時々思い切ったあくびをした。
 私は東京の事を考えた。そうして漲みなぎる心臓の血潮の奥に、活動活動と打ちつづける鼓動こどうを

745 :山師さん:2017/05/18(木) 12:03:12.38 ID:NWShKe3u.net
聞いた。不思議にもその鼓動の音が、ある微妙な意識状態から、先生の力で強められているように感じた

 私は心のうちで、父と先生とを比較して見た。両方とも世間から見れば、生きているか死んでいるか分

746 :山師さん:2017/05/18(木) 12:03:28.39 ID:NWShKe3u.net
らないほど大人おとなしい男であった。他ひとに認められるという点からいえばどっちも零れいであった
。それでいて、この将碁を差したがる父は、単なる娯楽の相手としても私には物足りなかった。かつて遊
興のために往来ゆききをした覚おぼえのない先生は、歓楽の交際から出る親しみ以上に、いつか私の頭に

747 :山師さん:2017/05/18(木) 12:03:44.40 ID:NWShKe3u.net
影響を与えていた。ただ頭というのはあまりに冷ひややか過ぎるから、私は胸といい直したい。肉のなか
に先生の力が喰くい込んでいるといっても、血のなかに先生の命が流れているといっても、その時の私に
は少しも誇張でないように思われた。私は父が私の本当の父であり、先生はまたいうまでもなく、あかの

748 :山師さん:2017/05/18(木) 12:04:00.42 ID:NWShKe3u.net
他人であるという明白な事実を、ことさらに眼の前に並べてみて、始めて大きな真理でも発見したかのご
とくに驚いた。
 私がのつそつし出すと前後して、父や母の眼にも今まで珍しかった私が段々陳腐ちんぷになって来た。

749 :山師さん:2017/05/18(木) 12:04:16.41 ID:NWShKe3u.net
これは夏休みなどに国へ帰る誰でもが一様に経験する心持だろうと思うが、当座の一週間ぐらいは下にも
置かないように、ちやほや歓待もてなされるのに、その峠を定規通ていきどおり通り越すと、あとはそろ
そろ家族の熱が冷めて来て、しまいには有っても無くっても構わないもののように粗末に取り扱われがち

750 :山師さん:2017/05/18(木) 12:04:32.41 ID:NWShKe3u.net
になるものである。私も滞在中にその峠を通り越した。その上私は国へ帰るたびに、父にも母にも解わか
らない変なところを東京から持って帰った。昔でいうと、儒者じゅしゃの家へ切支丹キリシタンの臭にお
いを持ち込むように、私の持って帰るものは父とも母とも調和しなかった。無論私はそれを隠していた。

751 :山師さん:2017/05/18(木) 12:04:48.43 ID:NWShKe3u.net
けれども元々身に着いているものだから、出すまいと思っても、いつかそれが父や母の眼に留とまった。
私はつい面白くなくなった。早く東京へ帰りたくなった。
 父の病気は幸い現状維持のままで、少しも悪い方へ進む模様は見えなかった。念のためにわざわざ遠く

752 :山師さん:2017/05/18(木) 12:05:04.38 ID:NWShKe3u.net
から相当の医者を招いたりして、慎重に診察してもらってもやはり私の知っている以外に異状は認められ
なかった。私は冬休みの尽きる少し前に国を立つ事にした。立つといい出すと、人情は妙なもので、父も
母も反対した。

753 :山師さん:2017/05/18(木) 12:05:20.42 ID:NWShKe3u.net
「もう帰るのかい、まだ早いじゃないか」と母がいった。
「まだ四、五日いても間に合うんだろう」と父がいった。
 私は自分の極きめた出立しゅったつの日を動かさなかった。

754 :山師さん:2017/05/18(木) 12:05:36.46 ID:NWShKe3u.net
二十四

755 :山師さん:2017/05/18(木) 12:05:52.47 ID:NWShKe3u.net
 東京へ帰ってみると、松飾まつかざりはいつか取り払われていた。町は寒い風の吹くに任せて、どこを
見てもこれというほどの正月めいた景気はなかった。
 私わたくしは早速さっそく先生のうちへ金を返しに行った。例の椎茸しいたけもついでに持って行った

756 :山師さん:2017/05/18(木) 12:06:08.47 ID:NWShKe3u.net
。ただ出すのは少し変だから、母がこれを差し上げてくれといいましたとわざわざ断って奥さんの前へ置
いた。椎茸は新しい菓子折に入れてあった。鄭寧ていねいに礼を述べた奥さんは、次の間まへ立つ時、そ
の折を持って見て、軽いのに驚かされたのか、「こりゃ何の御菓子おかし」と聞いた。奥さんは懇意にな

757 :山師さん:2017/05/18(木) 12:06:24.47 ID:NWShKe3u.net
ると、こんなところに極きわめて淡泊たんぱくな小供こどもらしい心を見せた。
 二人とも父の病気について、色々掛念けねんの問いを繰り返してくれた中に、先生はこんな事をいった


758 :山師さん:2017/05/18(木) 12:06:40.46 ID:NWShKe3u.net
「なるほど容体ようだいを聞くと、今が今どうという事もないようですが、病気が病気だからよほど気を
つけないといけません」
 先生は腎臓じんぞうの病やまいについて私の知らない事を多く知っていた。

759 :山師さん:2017/05/18(木) 12:06:56.46 ID:NWShKe3u.net
「自分で病気に罹かかっていながら、気が付かないで平気でいるのがあの病の特色です。私の知ったある
士官しかんは、とうとうそれでやられたが、全く嘘うそのような死に方をしたんですよ。何しろ傍そばに
寝ていた細君さいくんが看病をする暇もなんにもないくらいなんですからね。夜中にちょっと苦しいとい

760 :山師さん:2017/05/18(木) 12:07:12.48 ID:NWShKe3u.net
って、細君を起したぎり、翌あくる朝はもう死んでいたんです。しかも細君は夫が寝ているとばかり思っ
てたんだっていうんだから」
 今まで楽天的に傾いていた私は急に不安になった。

761 :山師さん:2017/05/18(木) 12:07:28.49 ID:NWShKe3u.net
「私の父おやじもそんなになるでしょうか。ならんともいえないですね」
「医者は何というのです」
「医者は到底とても治らないというんです。けれども当分のところ心配はあるまいともいうんです」

762 :山師さん:2017/05/18(木) 12:07:44.49 ID:NWShKe3u.net
「それじゃ好いいでしょう。医者がそういうなら。私の今話したのは気が付かずにいた人の事で、しかも
それがずいぶん乱暴な軍人なんだから」
 私はやや安心した。私の変化を凝じっと見ていた先生は、それからこう付け足した。

763 :山師さん:2017/05/18(木) 12:08:00.44 ID:NWShKe3u.net
「しかし人間は健康にしろ病気にしろ、どっちにしても脆もろいものですね。いつどんな事でどんな死に
ようをしないとも限らないから」
「先生もそんな事を考えてお出いでですか」

764 :山師さん:2017/05/18(木) 12:08:16.50 ID:NWShKe3u.net
「いくら丈夫の私でも、満更まんざら考えない事もありません」
 先生の口元には微笑の影が見えた。
「よくころりと死ぬ人があるじゃありませんか。自然に。それからあっと思う間まに死ぬ人もあるでしょ

765 :山師さん:2017/05/18(木) 12:08:32.50 ID:NWShKe3u.net
う。不自然な暴力で」
「不自然な暴力って何ですか」
「何だかそれは私にも解わからないが、自殺する人はみんな不自然な暴力を使うんでしょう」

766 :山師さん:2017/05/18(木) 12:08:48.50 ID:NWShKe3u.net
「すると殺されるのも、やはり不自然な暴力のお蔭かげですね」
「殺される方はちっとも考えていなかった。なるほどそういえばそうだ」
 その日はそれで帰った。帰ってからも父の病気はそれほど苦にならなかった。先生のいった自然に死ぬ

767 :山師さん:2017/05/18(木) 12:09:04.50 ID:NWShKe3u.net
とか、不自然の暴力で死ぬとかいう言葉も、その場限りの浅い印象を与えただけで、後あとは何らのこだ
わりを私の頭に残さなかった。私は今まで幾度いくたびか手を着けようとしては手を引っ込めた卒業論文
を、いよいよ本式に書き始めなければならないと思い出した。

768 :山師さん:2017/05/18(木) 12:09:20.52 ID:NWShKe3u.net
二十五

769 :山師さん:2017/05/18(木) 12:09:36.51 ID:NWShKe3u.net
 その年の六月に卒業するはずの私わたくしは、ぜひともこの論文を成規通せいきどおり四月いっぱいに
書き上げてしまわなければならなかった。二、三、四と指を折って余る時日を勘定して見た時、私は少し
自分の度胸を疑うたぐった。他ほかのものはよほど前から材料を蒐あつめたり、ノートを溜ためたりして

770 :山師さん:2017/05/18(木) 12:09:52.62 ID:NWShKe3u.net
、余所目よそめにも忙いそがしそうに見えるのに、私だけはまだ何にも手を着けずにいた。私にはただ年
が改まったら大いにやろうという決心だけがあった。私はその決心でやり出した。そうして忽たちまち動
けなくなった。今まで大きな問題を空くうに描えがいて、骨組みだけはほぼでき上っているくらいに考え

771 :山師さん:2017/05/18(木) 12:10:08.64 ID:NWShKe3u.net
ていた私は、頭を抑おさえて悩み始めた。私はそれから論文の問題を小さくした。そうして練り上げた思
想を系統的に纏まとめる手数を省くために、ただ書物の中にある材料を並べて、それに相当な結論をちょ
っと付け加える事にした。

772 :山師さん:2017/05/18(木) 12:10:24.54 ID:NWShKe3u.net
 私の選択した問題は先生の専門と縁故の近いものであった。私がかつてその選択について先生の意見を
尋ねた時、先生は好いいでしょうといった。狼狽ろうばいした気味の私は、早速さっそく先生の所へ出掛
けて、私の読まなければならない参考書を聞いた。先生は自分の知っている限りの知識を、快く私に与え

773 :山師さん:2017/05/18(木) 12:10:40.54 ID:NWShKe3u.net
てくれた上に、必要の書物を、二、三冊貸そうといった。しかし先生はこの点について毫ごうも私を指導
する任に当ろうとしなかった。
「近頃ちかごろはあんまり書物を読まないから、新しい事は知りませんよ。学校の先生に聞いた方が好い

774 :山師さん:2017/05/18(木) 12:10:56.53 ID:NWShKe3u.net
でしょう」
 先生は一時非常の読書家であったが、その後ごどういう訳か、前ほどこの方面に興味が働かなくなった
ようだと、かつて奥さんから聞いた事があるのを、私はその時ふと思い出した。私は論文をよそにして、

775 :山師さん:2017/05/18(木) 12:11:12.64 ID:NWShKe3u.net
そぞろに口を開いた。
「先生はなぜ元のように書物に興味をもち得ないんですか」
「なぜという訳もありませんが。……つまりいくら本を読んでもそれほどえらくならないと思うせいでし

776 :山師さん:2017/05/18(木) 12:11:28.54 ID:NWShKe3u.net
ょう。それから……」
「それから、まだあるんですか」
「まだあるというほどの理由でもないが、以前はね、人の前へ出たり、人に聞かれたりして知らないと恥

777 :山師さん:2017/05/18(木) 12:11:44.56 ID:NWShKe3u.net
のようにきまりが悪かったものだが、近頃は知らないという事が、それほどの恥でないように見え出した
ものだから、つい無理にも本を読んでみようという元気が出なくなったのでしょう。まあ早くいえば老い
込んだのです」

778 :山師さん:2017/05/18(木) 12:12:00.55 ID:NWShKe3u.net
 先生の言葉はむしろ平静であった。世間に背中を向けた人の苦味くみを帯びていなかっただけに、私に
はそれほどの手応てごたえもなかった。私は先生を老い込んだとも思わない代りに、偉いとも感心せずに
帰った。

779 :山師さん:2017/05/18(木) 12:12:16.56 ID:NWShKe3u.net
 それからの私はほとんど論文に祟たたられた精神病者のように眼を赤くして苦しんだ。私は一年前ぜん
に卒業した友達について、色々様子を聞いてみたりした。そのうちの一人いちにんは締切しめきりの日に
車で事務所へ馳かけつけて漸ようやく間に合わせたといった。他の一人は五時を十五分ほど後おくらして

780 :山師さん:2017/05/18(木) 12:12:32.57 ID:NWShKe3u.net
持って行ったため、危あやうく跳はね付けられようとしたところを、主任教授の好意でやっと受理しても
らったといった。私は不安を感ずると共に度胸を据すえた。毎日机の前で精根のつづく限り働いた。でな
ければ、薄暗い書庫にはいって、高い本棚のあちらこちらを見廻みまわした。私の眼は好事家こうずかが

781 :山師さん:2017/05/18(木) 12:12:48.59 ID:NWShKe3u.net
骨董こっとうでも掘り出す時のように背表紙の金文字をあさった。
 梅が咲くにつけて寒い風は段々向むきを南へ更かえて行った。それが一仕切ひとしきり経たつと、桜の
噂うわさがちらほら私の耳に聞こえ出した。それでも私は馬車馬のように正面ばかり見て、論文に鞭むち

782 :山師さん:2017/05/18(木) 12:13:04.58 ID:NWShKe3u.net
うたれた。私はついに四月の下旬が来て、やっと予定通りのものを書き上げるまで、先生の敷居を跨また
がなかった。

783 :山師さん:2017/05/18(木) 12:13:20.60 ID:NWShKe3u.net
二十六

 私わたくしの自由になったのは、八重桜やえざくらの散った枝にいつしか青い葉が霞かすむように伸び

784 :山師さん:2017/05/18(木) 12:13:36.60 ID:NWShKe3u.net
始める初夏の季節であった。私は籠かごを抜け出した小鳥の心をもって、広い天地を一目ひとめに見渡し
ながら、自由に羽搏はばたきをした。私はすぐ先生の家うちへ行った。枳殻からたちの垣が黒ずんだ枝の
上に、萌もえるような芽を吹いていたり、柘榴ざくろの枯れた幹から、つやつやしい茶褐色の葉が、柔ら

785 :山師さん:2017/05/18(木) 12:13:52.59 ID:NWShKe3u.net
かそうに日光を映していたりするのが、道々私の眼を引き付けた。私は生れて初めてそんなものを見るよ
うな珍しさを覚えた。
 先生は嬉うれしそうな私の顔を見て、「もう論文は片付いたんですか、結構ですね」といった。私は「

786 :山師さん:2017/05/18(木) 12:14:08.60 ID:NWShKe3u.net
お蔭かげでようやく済みました。もう何にもする事はありません」といった。
 実際その時の私は、自分のなすべきすべての仕事がすでに結了けつりょうして、これから先は威張って
遊んでいても構わないような晴やかな心持でいた。私は書き上げた自分の論文に対して充分の自信と満足

787 :山師さん:2017/05/18(木) 12:14:24.61 ID:NWShKe3u.net
をもっていた。私は先生の前で、しきりにその内容を喋々ちょうちょうした。先生はいつもの調子で、「
なるほど」とか、「そうですか」とかいってくれたが、それ以上の批評は少しも加えなかった。私は物足
りないというよりも、聊いささか拍子抜けの気味であった。それでもその日私の気力は、因循いんじゅん

788 :山師さん:2017/05/18(木) 12:14:40.73 ID:NWShKe3u.net
らしく見える先生の態度に逆襲を試みるほどに生々いきいきしていた。私は青く蘇生よみがえろうとする
大きな自然の中に、先生を誘い出そうとした。
「先生どこかへ散歩しましょう。外へ出ると大変好いい心持です」

789 :山師さん:2017/05/18(木) 12:14:56.62 ID:NWShKe3u.net
「どこへ」
 私はどこでも構わなかった。ただ先生を伴つれて郊外へ出たかった。
 一時間の後のち、先生と私は目的どおり市を離れて、村とも町とも区別の付かない静かな所を宛あても

790 :山師さん:2017/05/18(木) 12:15:12.64 ID:NWShKe3u.net
なく歩いた。私はかなめの垣から若い柔らかい葉を※(「てへん+劣」、第3水準1-84-77)もぎ
取って芝笛しばぶえを鳴らした。ある鹿児島人かごしまじんを友達にもって、その人の真似まねをしつつ
自然に習い覚えた私は、この芝笛というものを鳴らす事が上手であった。私が得意にそれを吹きつづける

791 :山師さん:2017/05/18(木) 12:15:29.23 ID:NWShKe3u.net
と、先生は知らん顔をしてよそを向いて歩いた。
 やがて若葉に鎖とざされたように蓊欝こんもりした小高い一構ひとかまえの下に細い路みちが開ひらけ
た。門の柱に打ち付けた標札に何々園とあるので、その個人の邸宅でない事がすぐ知れた。先生はだらだ

792 :山師さん:2017/05/18(木) 12:15:44.60 ID:NWShKe3u.net
ら上のぼりになっている入口を眺ながめて、「はいってみようか」といった。私はすぐ「植木屋ですね」
と答えた。
 植込うえこみの中を一ひとうねりして奥へ上のぼると左側に家うちがあった。明け放った障子しょうじ

793 :山師さん:2017/05/18(木) 12:16:00.62 ID:NWShKe3u.net
の内はがらんとして人の影も見えなかった。ただ軒先のきさきに据えた大きな鉢の中に飼ってある金魚が
動いていた。
「静かだね。断わらずにはいっても構わないだろうか」

794 :山師さん:2017/05/18(木) 12:16:16.63 ID:NWShKe3u.net
「構わないでしょう」
 二人はまた奥の方へ進んだ。しかしそこにも人影は見えなかった。躑躅つつじが燃えるように咲き乱れ
ていた。先生はそのうちで樺色かばいろの丈たけの高いのを指して、「これは霧島きりしまでしょう」と

795 :山師さん:2017/05/18(木) 12:16:32.77 ID:NWShKe3u.net
いった。
 芍薬しゃくやくも十坪とつぼあまり一面に植え付けられていたが、まだ季節が来ないので花を着けてい
るのは一本もなかった。この芍薬畠ばたけの傍そばにある古びた縁台のようなものの上に先生は大の字な

796 :山師さん:2017/05/18(木) 12:16:48.77 ID:NWShKe3u.net
りに寝た。私はその余った端はじの方に腰をおろして烟草タバコを吹かした。先生は蒼あおい透すき徹と
おるような空を見ていた。私は私を包む若葉の色に心を奪われていた。その若葉の色をよくよく眺ながめ
ると、一々違っていた。同じ楓かえでの樹きでも同じ色を枝に着けているものは一つもなかった。細い杉

797 :山師さん:2017/05/18(木) 12:17:04.65 ID:NWShKe3u.net
苗の頂いただきに投げ被かぶせてあった先生の帽子が風に吹かれて落ちた。

二十七

798 :山師さん:2017/05/18(木) 12:17:20.66 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしはすぐその帽子を取り上げた。所々ところどころに着いている赤土を爪つめで弾はじきなが
ら先生を呼んだ。

799 :山師さん:2017/05/18(木) 12:17:36.65 ID:NWShKe3u.net
「先生帽子が落ちました」
「ありがとう」
 身体からだを半分起してそれを受け取った先生は、起きるとも寝るとも片付かないその姿勢のままで、

800 :山師さん:2017/05/18(木) 12:17:52.78 ID:NWShKe3u.net
変な事を私に聞いた。
「突然だが、君の家うちには財産がよっぽどあるんですか」
「あるというほどありゃしません」

801 :山師さん:2017/05/18(木) 12:18:08.65 ID:NWShKe3u.net
「まあどのくらいあるのかね。失礼のようだが」
「どのくらいって、山と田地でんぢが少しあるぎりで、金なんかまるでないんでしょう」
 先生が私の家いえの経済について、問いらしい問いを掛けたのはこれが始めてであった。私の方はまだ

802 :山師さん:2017/05/18(木) 12:18:24.80 ID:NWShKe3u.net
先生の暮し向きに関して、何も聞いた事がなかった。先生と知り合いになった始め、私は先生がどうして
遊んでいられるかを疑うたぐった。その後もこの疑いは絶えず私の胸を去らなかった。しかし私はそんな
露骨あらわな問題を先生の前に持ち出すのをぶしつけとばかり思っていつでも控えていた。若葉の色で疲

803 :山師さん:2017/05/18(木) 12:18:40.69 ID:NWShKe3u.net
れた眼を休ませていた私の心は、偶然またその疑いに触れた。
「先生はどうなんです。どのくらいの財産をもっていらっしゃるんですか」
「私は財産家と見えますか」

804 :山師さん:2017/05/18(木) 12:18:56.68 ID:NWShKe3u.net
 先生は平生からむしろ質素な服装なりをしていた。それに家内かないは小人数こにんずであった。した
がって住宅も決して広くはなかった。けれどもその生活の物質的に豊かな事は、内輪にはいり込まない私
の眼にさえ明らかであった。要するに先生の暮しは贅沢ぜいたくといえないまでも、あたじけなく切り詰

805 :山師さん:2017/05/18(木) 12:19:12.70 ID:NWShKe3u.net
めた無弾力性のものではなかった。
「そうでしょう」と私がいった。
「そりゃそのくらいの金はあるさ、けれども決して財産家じゃありません。財産家ならもっと大きな家う

806 :山師さん:2017/05/18(木) 12:19:28.73 ID:NWShKe3u.net
ちでも造るさ」
 この時先生は起き上って、縁台の上に胡坐あぐらをかいていたが、こういい終ると、竹の杖つえの先で
地面の上へ円のようなものを描かき始めた。それが済むと、今度はステッキを突き刺すように真直まっす

807 :山師さん:2017/05/18(木) 12:19:44.81 ID:NWShKe3u.net
ぐに立てた。
「これでも元は財産家なんだがなあ」
 先生の言葉は半分独ひとり言ごとのようであった。それですぐ後あとに尾ついて行き損なった私は、つ

808 :山師さん:2017/05/18(木) 12:20:00.77 ID:NWShKe3u.net
い黙っていた。
「これでも元は財産家なんですよ、君」といい直した先生は、次に私の顔を見て微笑した。私はそれでも
何とも答えなかった。むしろ不調法で答えられなかったのである。すると先生がまた問題を他よそへ移し

809 :山師さん:2017/05/18(木) 12:20:16.71 ID:NWShKe3u.net
た。
「あなたのお父さんの病気はその後どうなりました」
 私は父の病気について正月以後何にも知らなかった。月々国から送ってくれる為替かわせと共に来る簡

810 :山師さん:2017/05/18(木) 12:20:32.72 ID:NWShKe3u.net
単な手紙は、例の通り父の手蹟しゅせきであったが、病気の訴えはそのうちにほとんど見当らなかった。
その上書体も確かであった。この種の病人に見る顫ふるえが少しも筆の運はこびを乱していなかった。
「何ともいって来ませんが、もう好いいんでしょう」

811 :山師さん:2017/05/18(木) 12:20:48.70 ID:NWShKe3u.net
「好よければ結構だが、――病症が病症なんだからね」
「やっぱり駄目ですかね。でも当分は持ち合ってるんでしょう。何ともいって来ませんよ」
「そうですか」

812 :山師さん:2017/05/18(木) 12:23:28.17 ID:NWShKe3u.net
 私は先生が私のうちの財産を聞いたり、私の父の病気を尋ねたりするのを、普通の談話――胸に浮かん
だままをその通り口にする、普通の談話と思って聞いていた。ところが先生の言葉の底には両方を結び付
ける大きな意味があった。先生自身の経験を持たない私は無論そこに気が付くはずがなかった。

813 :山師さん:2017/05/18(木) 12:23:44.24 ID:NWShKe3u.net
二十八

814 :山師さん:2017/05/18(木) 12:24:00.20 ID:NWShKe3u.net
「君のうちに財産があるなら、今のうちによく始末をつけてもらっておかないといけないと思うがね、余
計なお世話だけれども。君のお父さんが達者なうちに、貰もらうものはちゃんと貰っておくようにしたら
どうですか。万一の事があったあとで、一番面倒の起るのは財産の問題だから」

815 :山師さん:2017/05/18(木) 12:24:16.16 ID:NWShKe3u.net
「ええ」
 私わたくしは先生の言葉に大した注意を払わなかった。私の家庭でそんな心配をしているものは、私に
限らず、父にしろ母にしろ、一人もないと私は信じていた。その上先生のいう事の、先生として、あまり

816 :山師さん:2017/05/18(木) 12:24:32.12 ID:NWShKe3u.net
に実際的なのに私は少し驚かされた。しかしそこは年長者に対する平生の敬意が私を無口にした。
「あなたのお父さんが亡くなられるのを、今から予想してかかるような言葉遣ことばづかいをするのが気
に触さわったら許してくれたまえ。しかし人間は死ぬものだからね。どんなに達者なものでも、いつ死ぬ

817 :山師さん:2017/05/18(木) 12:24:48.12 ID:NWShKe3u.net
か分らないものだからね」
 先生の口気こうきは珍しく苦々しかった。
「そんな事をちっとも気に掛けちゃいません」と私は弁解した。

818 :山師さん:2017/05/18(木) 12:25:04.13 ID:NWShKe3u.net
「君の兄弟きょうだいは何人でしたかね」と先生が聞いた。
 先生はその上に私の家族の人数にんずを聞いたり、親類の有無を尋ねたり、叔父おじや叔母おばの様子
を問いなどした。そうして最後にこういった。

819 :山師さん:2017/05/18(木) 12:25:20.14 ID:NWShKe3u.net
「みんな善いい人ですか」
「別に悪い人間というほどのものもいないようです。大抵田舎者いなかものですから」
「田舎者はなぜ悪くないんですか」

820 :山師さん:2017/05/18(木) 12:25:36.17 ID:NWShKe3u.net
 私はこの追窮ついきゅうに苦しんだ。しかし先生は私に返事を考えさせる余裕さえ与えなかった。
「田舎者は都会のものより、かえって悪いくらいなものです。それから、君は今、君の親戚しんせきなぞ
の中うちに、これといって、悪い人間はいないようだといいましたね。しかし悪い人間という一種の人間

821 :山師さん:2017/05/18(木) 12:25:52.14 ID:NWShKe3u.net
が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型いかたに入れたような悪人は世の中にあるはずが
ありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという
間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです」

822 :山師さん:2017/05/18(木) 12:26:08.26 ID:NWShKe3u.net
 先生のいう事は、ここで切れる様子もなかった。私はまたここで何かいおうとした。すると後うしろの
方で犬が急に吠ほえ出した。先生も私も驚いて後ろを振り返った。
 縁台の横から後部へ掛けて植え付けてある杉苗の傍そばに、熊笹くまざさが三坪みつぼほど地を隠すよ

823 :山師さん:2017/05/18(木) 12:26:24.18 ID:NWShKe3u.net
うに茂って生えていた。犬はその顔と背を熊笹の上に現わして、盛んに吠え立てた。そこへ十とおぐらい
の小供こどもが馳かけて来て犬を叱しかり付けた。小供は徽章きしょうの着いた黒い帽子を被かぶったま
ま先生の前へ廻まわって礼をした。

824 :山師さん:2017/05/18(木) 12:26:40.15 ID:NWShKe3u.net
「叔父さん、はいって来る時、家うちに誰だれもいなかったかい」と聞いた。
「誰もいなかったよ」
「姉さんやおっかさんが勝手の方にいたのに」

825 :山師さん:2017/05/18(木) 12:26:56.19 ID:NWShKe3u.net
「そうか、いたのかい」
「ああ。叔父さん、今日こんちはって、断ってはいって来ると好よかったのに」
 先生は苦笑した。懐中ふところから蟇口がまぐちを出して、五銭の白銅はくどうを小供の手に握らせた

826 :山師さん:2017/05/18(木) 12:27:12.20 ID:NWShKe3u.net

「おっかさんにそういっとくれ。少しここで休まして下さいって」
 小供は怜悧りこうそうな眼に笑わらいを漲みなぎらして、首肯うなずいて見せた。

827 :山師さん:2017/05/18(木) 12:27:28.19 ID:NWShKe3u.net
「今斥候長せっこうちょうになってるところなんだよ」
 小供はこう断って、躑躅つつじの間を下の方へ駈け下りて行った。犬も尻尾しっぽを高く巻いて小供の
後を追い掛けた。しばらくすると同じくらいの年格好の小供が二、三人、これも斥候長の下りて行った方

828 :山師さん:2017/05/18(木) 12:27:44.32 ID:NWShKe3u.net
へ駈けていった。

二十九

829 :山師さん:2017/05/18(木) 12:28:00.20 ID:NWShKe3u.net
 先生の談話は、この犬と小供のために、結末まで進行する事ができなくなったので、私はついにその要
領を得ないでしまった。先生の気にする財産云々うんぬんの掛念けねんはその時の私わたくしには全くな

830 :山師さん:2017/05/18(木) 12:28:16.20 ID:NWShKe3u.net
かった。私の性質として、また私の境遇からいって、その時の私には、そんな利害の念に頭を悩ます余地
がなかったのである。考えるとこれは私がまだ世間に出ないためでもあり、また実際その場に臨まないた
めでもあったろうが、とにかく若い私にはなぜか金の問題が遠くの方に見えた。

831 :山師さん:2017/05/18(木) 12:28:32.28 ID:NWShKe3u.net
 先生の話のうちでただ一つ底まで聞きたかったのは、人間がいざという間際に、誰でも悪人になるとい
う言葉の意味であった。単なる言葉としては、これだけでも私に解わからない事はなかった。しかし私は
この句についてもっと知りたかった。

832 :山師さん:2017/05/18(木) 12:28:48.32 ID:NWShKe3u.net
 犬と小供こどもが去ったあと、広い若葉の園は再び故もとの静かさに帰った。そうして我々は沈黙に鎖
とざされた人のようにしばらく動かずにいた。うるわしい空の色がその時次第に光を失って来た。眼の前
にある樹きは大概楓かえでであったが、その枝に滴したたるように吹いた軽い緑の若葉が、段々暗くなっ

833 :山師さん:2017/05/18(木) 12:29:04.24 ID:NWShKe3u.net
て行くように思われた。遠い往来を荷車を引いて行く響きがごろごろと聞こえた。私はそれを村の男が植
木か何かを載せて縁日えんにちへでも出掛けるものと想像した。先生はその音を聞くと、急に瞑想めいそ
うから呼息いきを吹き返した人のように立ち上がった。

834 :山師さん:2017/05/18(木) 12:29:20.27 ID:NWShKe3u.net
「もう、そろそろ帰りましょう。大分だいぶ日が永くなったようだが、やっぱりこう安閑としているうち
には、いつの間にか暮れて行くんだね」
 先生の背中には、さっき縁台の上に仰向あおむきに寝た痕あとがいっぱい着いていた。私は両手でそれ

835 :山師さん:2017/05/18(木) 12:29:36.28 ID:NWShKe3u.net
を払い落した。
「ありがとう。脂やにがこびり着いてやしませんか」
「綺麗きれいに落ちました」

836 :山師さん:2017/05/18(木) 12:30:25.56 ID:NWShKe3u.net
「この羽織はつい此間こないだ拵こしらえたばかりなんだよ。だからむやみに汚して帰ると、妻さいに叱
しかられるからね。有難う」
 二人はまただらだら坂ざかの中途にある家うちの前へ来た。はいる時には誰もいる気色けしきの見えな

837 :山師さん:2017/05/18(木) 12:30:41.53 ID:NWShKe3u.net
かった縁えんに、お上かみさんが、十五、六の娘を相手に、糸巻へ糸を巻きつけていた。二人は大きな金
魚鉢の横から、「どうもお邪魔じゃまをしました」と挨拶あいさつした。お上さんは「いいえお構かまい
申しも致しませんで」と礼を返した後あと、先刻さっき小供にやった白銅はくどうの礼を述べた。

838 :山師さん:2017/05/18(木) 12:30:57.51 ID:NWShKe3u.net
 門口かどぐちを出て二、三町ちょう来た時、私はついに先生に向かって口を切った。
「さきほど先生のいわれた、人間は誰だれでもいざという間際に悪人になるんだという意味ですね。あれ
はどういう意味ですか」

839 :山師さん:2017/05/18(木) 12:31:13.59 ID:NWShKe3u.net
「意味といって、深い意味もありません。――つまり事実なんですよ。理屈じゃないんだ」
「事実で差支さしつかえありませんが、私の伺いたいのは、いざという間際という意味なんです。一体ど
んな場合を指すのですか」

840 :山師さん:2017/05/18(木) 12:31:29.53 ID:NWShKe3u.net
 先生は笑い出した。あたかも時機じきの過ぎた今、もう熱心に説明する張合いがないといった風ふうに

「金かねさ君。金を見ると、どんな君子くんしでもすぐ悪人になるのさ」

841 :山師さん:2017/05/18(木) 12:31:45.54 ID:NWShKe3u.net
 私には先生の返事があまりに平凡過ぎて詰つまらなかった。先生が調子に乗らないごとく、私も拍子抜
けの気味であった。私は澄ましてさっさと歩き出した。いきおい先生は少し後おくれがちになった。先生
はあとから「おいおい」と声を掛けた。

842 :山師さん:2017/05/18(木) 12:32:01.51 ID:NWShKe3u.net
「そら見たまえ」
「何をですか」
「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」

843 :山師さん:2017/05/18(木) 12:32:17.55 ID:NWShKe3u.net
 待ち合わせるために振り向いて立たち留どまった私の顔を見て、先生はこういった。

三十

844 :山師さん:2017/05/18(木) 12:32:33.54 ID:NWShKe3u.net
 その時の私わたくしは腹の中で先生を憎らしく思った。肩を並べて歩き出してからも、自分の聞きたい
事をわざと聞かずにいた。しかし先生の方では、それに気が付いていたのか、いないのか、まるで私の態

845 :山師さん:2017/05/18(木) 12:32:49.51 ID:NWShKe3u.net
度に拘泥こだわる様子を見せなかった。いつもの通り沈黙がちに落ち付き払った歩調をすまして運んで行
くので、私は少し業腹ごうはらになった。何とかいって一つ先生をやっ付けてみたくなって来た。
「先生」

846 :山師さん:2017/05/18(木) 12:33:05.53 ID:NWShKe3u.net
「何ですか」
「先生はさっき少し昂奮こうふんなさいましたね。あの植木屋の庭で休んでいる時に。私は先生の昂奮し
たのを滅多めったに見た事がないんですが、今日は珍しいところを拝見したような気がします」

847 :山師さん:2017/05/18(木) 12:33:21.62 ID:NWShKe3u.net
 先生はすぐ返事をしなかった。私はそれを手応てごたえのあったようにも思った。また的まとが外はず
れたようにも感じた。仕方がないから後あとはいわない事にした。すると先生がいきなり道の端はじへ寄
って行った。そうして綺麗きれいに刈り込んだ生垣いけがきの下で、裾すそをまくって小便をした。私は

848 :山師さん:2017/05/18(木) 12:33:37.56 ID:NWShKe3u.net
先生が用を足す間ぼんやりそこに立っていた。
「やあ失敬」
 先生はこういってまた歩き出した。私はとうとう先生をやり込める事を断念した。私たちの通る道は段

849 :山師さん:2017/05/18(木) 12:33:53.59 ID:NWShKe3u.net
々賑にぎやかになった。今までちらほらと見えた広い畠はたけの斜面や平地ひらちが、全く眼に入いらな
いように左右の家並いえなみが揃そろってきた。それでも所々ところどころ宅地の隅などに、豌豆えんど
うの蔓つるを竹にからませたり、金網かなあみで鶏にわとりを囲い飼いにしたりするのが閑静に眺ながめ

850 :山師さん:2017/05/18(木) 12:34:09.59 ID:NWShKe3u.net
られた。市中から帰る駄馬だばが仕切りなく擦すれ違って行った。こんなものに始終気を奪とられがちな
私は、さっきまで胸の中にあった問題をどこかへ振り落してしまった。先生が突然そこへ後戻あともどり
をした時、私は実際それを忘れていた。

851 :山師さん:2017/05/18(木) 12:34:25.56 ID:NWShKe3u.net
「私は先刻さっきそんなに昂奮したように見えたんですか」
「そんなにというほどでもありませんが、少し……」
「いや見えても構わない。実際昂奮こうふんするんだから。私は財産の事をいうときっと昂奮するんです

852 :山師さん:2017/05/18(木) 12:34:41.69 ID:NWShKe3u.net
。君にはどう見えるか知らないが、私はこれで大変執念深い男なんだから。人から受けた屈辱や損害は、
十年たっても二十年たっても忘れやしないんだから」
 先生の言葉は元よりもなお昂奮していた。しかし私の驚いたのは、決してその調子ではなかった。むし

853 :山師さん:2017/05/18(木) 12:34:57.58 ID:NWShKe3u.net
ろ先生の言葉が私の耳に訴える意味そのものであった。先生の口からこんな自白を聞くのは、いかな私に
も全くの意外に相違なかった。私は先生の性質の特色として、こんな執着力しゅうじゃくりょくをいまだ
かつて想像した事さえなかった。私は先生をもっと弱い人と信じていた。そうしてその弱くて高い処とこ

854 :山師さん:2017/05/18(木) 12:35:13.59 ID:NWShKe3u.net
ろに、私の懐かしみの根を置いていた。一時の気分で先生にちょっと盾たてを突いてみようとした私は、
この言葉の前に小さくなった。先生はこういった。
「私は他ひとに欺あざむかれたのです。しかも血のつづいた親戚しんせきのものから欺かれたのです。私

855 :山師さん:2017/05/18(木) 12:35:29.61 ID:NWShKe3u.net
は決してそれを忘れないのです。私の父の前には善人であったらしい彼らは、父の死ぬや否いなや許しが
たい不徳義漢に変ったのです。私は彼らから受けた屈辱と損害を小供こどもの時から今日きょうまで背負
しょわされている。恐らく死ぬまで背負わされ通しでしょう。私は死ぬまでそれを忘れる事ができないん

856 :山師さん:2017/05/18(木) 12:35:45.56 ID:NWShKe3u.net
だから。しかし私はまだ復讐ふくしゅうをしずにいる。考えると私は個人に対する復讐以上の事を現にや
っているんだ。私は彼らを憎むばかりじゃない、彼らが代表している人間というものを、一般に憎む事を
覚えたのだ。私はそれで沢山だと思う」

857 :山師さん:2017/05/18(木) 12:36:01.63 ID:NWShKe3u.net
 私は慰藉いしゃの言葉さえ口へ出せなかった。

三十一

858 :山師さん:2017/05/18(木) 12:36:17.55 ID:NWShKe3u.net
 その日の談話もついにこれぎりで発展せずにしまった。私わたくしはむしろ先生の態度に畏縮いしゅく
して、先へ進む気が起らなかったのである。

859 :山師さん:2017/05/18(木) 12:36:33.62 ID:NWShKe3u.net
 二人は市の外はずれから電車に乗ったが、車内ではほとんど口を聞かなかった。電車を降りると間もな
く別れなければならなかった。別れる時の先生は、また変っていた。常よりは晴やかな調子で、「これか
ら六月までは一番気楽な時ですね。ことによると生涯で一番気楽かも知れない。精出して遊びたまえ」と

860 :山師さん:2017/05/18(木) 12:36:49.62 ID:NWShKe3u.net
いった。私は笑って帽子を脱とった。その時私は先生の顔を見て、先生ははたして心のどこで、一般の人
間を憎んでいるのだろうかと疑うたぐった。その眼、その口、どこにも厭世的えんせいてきの影は射さし
ていなかった。

861 :山師さん:2017/05/18(木) 12:37:05.67 ID:NWShKe3u.net
 私は思想上の問題について、大いなる利益を先生から受けた事を自白する。しかし同じ問題について、
利益を受けようとしても、受けられない事が間々ままあったといわなければならない。先生の談話は時と
して不得要領ふとくようりょうに終った。その日二人の間に起った郊外の談話も、この不得要領の一例と

862 :山師さん:2017/05/18(木) 12:37:21.63 ID:NWShKe3u.net
して私の胸の裏うちに残った。
 無遠慮な私は、ある時ついにそれを先生の前に打ち明けた。先生は笑っていた。私はこういった。
「頭が鈍くて要領を得ないのは構いませんが、ちゃんと解わかってるくせに、はっきりいってくれないの

863 :山師さん:2017/05/18(木) 12:37:37.65 ID:NWShKe3u.net
は困ります」
「私は何にも隠してやしません」
「隠していらっしゃいます」

864 :山師さん:2017/05/18(木) 12:37:53.65 ID:NWShKe3u.net
「あなたは私の思想とか意見とかいうものと、私の過去とを、ごちゃごちゃに考えているんじゃありませ
んか。私は貧弱な思想家ですけれども、自分の頭で纏まとめ上げた考えをむやみに人に隠しやしません。
隠す必要がないんだから。けれども私の過去を悉ことごとくあなたの前に物語らなくてはならないとなる

865 :山師さん:2017/05/18(木) 12:38:09.62 ID:NWShKe3u.net
と、それはまた別問題になります」
「別問題とは思われません。先生の過去が生み出した思想だから、私は重きを置くのです。二つのものを
切り離したら、私にはほとんど価値のないものになります。私は魂の吹き込まれていない人形を与えられ

866 :山師さん:2017/05/18(木) 12:38:25.75 ID:NWShKe3u.net
ただけで、満足はできないのです」
 先生はあきれたといった風ふうに、私の顔を見た。巻烟草まきタバコを持っていたその手が少し顫ふる
えた。

867 :山師さん:2017/05/18(木) 12:38:41.67 ID:NWShKe3u.net
「あなたは大胆だ」
「ただ真面目まじめなんです。真面目に人生から教訓を受けたいのです」
「私の過去を訐あばいてもですか」

868 :山師さん:2017/05/18(木) 12:38:57.65 ID:NWShKe3u.net
 訐くという言葉が、突然恐ろしい響ひびきをもって、私の耳を打った。私は今私の前に坐すわっている
のが、一人の罪人ざいにんであって、不断から尊敬している先生でないような気がした。先生の顔は蒼あ
おかった。

869 :山師さん:2017/05/18(木) 12:39:13.64 ID:NWShKe3u.net
「あなたは本当に真面目なんですか」と先生が念を押した。「私は過去の因果いんがで、人を疑うたぐり
つけている。だから実はあなたも疑っている。しかしどうもあなただけは疑りたくない。あなたは疑るに
はあまりに単純すぎるようだ。私は死ぬ前にたった一人で好いいから、他ひとを信用して死にたいと思っ

870 :山師さん:2017/05/18(木) 12:39:29.66 ID:NWShKe3u.net
ている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。あなたははらの底から真面目ですか

「もし私の命が真面目なものなら、私の今いった事も真面目です」

871 :山師さん:2017/05/18(木) 12:39:45.75 ID:NWShKe3u.net
 私の声は顫えた。
「よろしい」と先生がいった。「話しましょう。私の過去を残らず、あなたに話して上げましょう。その
代り……。いやそれは構わない。しかし私の過去はあなたに取ってそれほど有益でないかも知れませんよ

872 :山師さん:2017/05/18(木) 12:40:01.65 ID:NWShKe3u.net
。聞かない方が増ましかも知れませんよ。それから、――今は話せないんだから、そのつもりでいて下さ
い。適当の時機が来なくっちゃ話さないんだから」
 私は下宿へ帰ってからも一種の圧迫を感じた。

873 :山師さん:2017/05/18(木) 12:40:17.66 ID:NWShKe3u.net
三十二

874 :山師さん:2017/05/18(木) 12:40:33.65 ID:NWShKe3u.net
 私の論文は自分が評価していたほどに、教授の眼にはよく見えなかったらしい。それでも私は予定通り
及第した。卒業式の日、私は黴臭かびくさくなった古い冬服を行李こうりの中から出して着た。式場にな
らぶと、どれもこれもみな暑そうな顔ばかりであった。私は風の通らない厚羅紗あつラシャの下に密封さ

875 :山師さん:2017/05/18(木) 12:40:49.65 ID:NWShKe3u.net
れた自分の身体からだを持て余した。しばらく立っているうちに手に持ったハンケチがぐしょぐしょにな
った。
 私は式が済むとすぐ帰って裸体はだかになった。下宿の二階の窓をあけて、遠眼鏡とおめがねのように

876 :山師さん:2017/05/18(木) 12:41:05.72 ID:NWShKe3u.net
ぐるぐる巻いた卒業証書の穴から、見えるだけの世の中を見渡した。それからその卒業証書を机の上に放
り出した。そうして大の字なりになって、室へやの真中に寝そべった。私は寝ながら自分の過去を顧みた
。また自分の未来を想像した。するとその間に立って一区切りを付けているこの卒業証書なるものが、意

877 :山師さん:2017/05/18(木) 12:41:21.66 ID:NWShKe3u.net
味のあるような、また意味のないような変な紙に思われた。
 私はその晩先生の家へ御馳走ごちそうに招かれて行った。これはもし卒業したらその日の晩餐ばんさん
はよそで喰くわずに、先生の食卓で済ますという前からの約束であった。

878 :山師さん:2017/05/18(木) 12:41:37.67 ID:NWShKe3u.net
 食卓は約束通り座敷の縁えん近くに据えられてあった。模様の織り出された厚い糊のりの硬こわい卓布
テーブルクロースが美しくかつ清らかに電燈の光を射返いかえしていた。先生のうちで飯めしを食うと、
きっとこの西洋料理店に見るような白いリンネルの上に、箸はしや茶碗ちゃわんが置かれた。そうしてそ

879 :山師さん:2017/05/18(木) 12:41:53.70 ID:NWShKe3u.net
れが必ず洗濯したての真白まっしろなものに限られていた。
「カラやカフスと同じ事さ。汚れたのを用いるくらいなら、一層いっそ始はじめから色の着いたものを使
うが好いい。白ければ純白でなくっちゃ」

880 :山師さん:2017/05/18(木) 12:42:09.71 ID:NWShKe3u.net
 こういわれてみると、なるほど先生は潔癖であった。書斎なども実に整然きちりと片付いていた。無頓
着むとんじゃくな私には、先生のそういう特色が折々著しく眼に留まった。
「先生は癇性かんしょうですね」とかつて奥さんに告げた時、奥さんは「でも着物などは、それほど気に

881 :山師さん:2017/05/18(木) 12:42:25.83 ID:NWShKe3u.net
しないようですよ」と答えた事があった。それを傍そばに聞いていた先生は、「本当をいうと、私は精神
的に癇性なんです。それで始終苦しいんです。考えると実に馬鹿馬鹿ばかばかしい性分しょうぶんだ」と
いって笑った。精神的に癇性という意味は、俗にいう神経質という意味か、または倫理的に潔癖だという

882 :山師さん:2017/05/18(木) 12:42:41.73 ID:NWShKe3u.net
意味か、私には解わからなかった。奥さんにも能よく通じないらしかった。
 その晩私は先生と向い合せに、例の白い卓布たくふの前に坐すわった。奥さんは二人を左右に置いて、
独ひとり庭の方を正面にして席を占めた。

883 :山師さん:2017/05/18(木) 12:42:57.71 ID:NWShKe3u.net
「お目出とう」といって、先生が私のために杯さかずきを上げてくれた。私はこの盃さかずきに対してそ
れほど嬉うれしい気を起さなかった。無論私自身の心がこの言葉に反響するように、飛び立つ嬉しさをも
っていなかったのが、一つの源因げんいんであった。けれども先生のいい方も決して私の嬉うれしさを唆

884 :山師さん:2017/05/18(木) 12:43:13.73 ID:NWShKe3u.net
そそる浮々うきうきした調子を帯びていなかった。先生は笑って杯さかずきを上げた。私はその笑いのう
ちに、些ちっとも意地の悪いアイロニーを認めなかった。同時に目出たいという真情も汲くみ取る事がで
きなかった。先生の笑いは、「世間はこんな場合によくお目出とうといいたがるものですね」と私に物語

885 :山師さん:2017/05/18(木) 12:43:29.83 ID:NWShKe3u.net
っていた。
 奥さんは私に「結構ね。さぞお父とうさんやお母かあさんはお喜びでしょう」といってくれた。私は突
然病気の父の事を考えた。早くあの卒業証書を持って行って見せてやろうと思った。

886 :山師さん:2017/05/18(木) 12:43:45.75 ID:NWShKe3u.net
「先生の卒業証書はどうしました」と私が聞いた。
「どうしたかね。――まだどこかにしまってあったかね」と先生が奥さんに聞いた。
「ええ、たしかしまってあるはずですが」

887 :山師さん:2017/05/18(木) 12:44:01.77 ID:NWShKe3u.net
 卒業証書の在処ありどころは二人ともよく知らなかった。

三十三

888 :山師さん:2017/05/18(木) 12:44:17.74 ID:NWShKe3u.net
 飯めしになった時、奥さんは傍そばに坐すわっている下女げじょを次へ立たせて、自分で給仕きゅうじ
の役をつとめた。これが表立たない客に対する先生の家の仕来しきたりらしかった。始めの一、二回は私

889 :山師さん:2017/05/18(木) 12:44:33.76 ID:NWShKe3u.net
わたくしも窮屈を感じたが、度数の重なるにつけ、茶碗ちゃわんを奥さんの前へ出すのが、何でもなくな
った。
「お茶? ご飯はん? ずいぶんよく食べるのね」

890 :山師さん:2017/05/18(木) 12:44:49.88 ID:NWShKe3u.net
 奥さんの方でも思い切って遠慮のない事をいうことがあった。しかしその日は、時候が時候なので、そ
んなに調戯からかわれるほど食欲が進まなかった。
「もうおしまい。あなた近頃ちかごろ大変小食しょうしょくになったのね」

891 :山師さん:2017/05/18(木) 12:45:05.76 ID:NWShKe3u.net
「小食になったんじゃありません。暑いんで食われないんです」
 奥さんは下女を呼んで食卓を片付けさせた後へ、改めてアイスクリームと水菓子みずがしを運ばせた。
「これは宅うちで拵こしらえたのよ」

892 :山師さん:2017/05/18(木) 12:45:21.79 ID:NWShKe3u.net
 用のない奥さんには、手製のアイスクリームを客に振舞ふるまうだけの余裕があると見えた。私はそれ
を二杯更かえてもらった。
「君もいよいよ卒業したが、これから何をする気ですか」と先生が聞いた。先生は半分縁側の方へ席をず

893 :山師さん:2017/05/18(木) 12:45:37.80 ID:NWShKe3u.net
らして、敷居際しきいぎわで背中を障子しょうじに靠もたせていた。
 私にはただ卒業したという自覚があるだけで、これから何をしようという目的あてもなかった。返事に
ためらっている私を見た時、奥さんは「教師?」と聞いた。それにも答えずにいると、今度は、「じゃお

894 :山師さん:2017/05/18(木) 12:45:53.75 ID:NWShKe3u.net
役人やくにん?」とまた聞かれた。私も先生も笑い出した。
「本当いうと、まだ何をする考えもないんです。実は職業というものについて、全く考えた事がないくら
いなんですから。だいちどれが善いいか、どれが悪いか、自分がやって見た上でないと解わからないんだ

895 :山師さん:2017/05/18(木) 12:46:09.76 ID:NWShKe3u.net
から、選択に困る訳だと思います」
「それもそうね。けれどもあなたは必竟ひっきょう財産があるからそんな呑気のんきな事をいっていられ
るのよ。これが困る人でご覧なさい。なかなかあなたのように落ち付いちゃいられないから」

896 :山師さん:2017/05/18(木) 12:46:25.77 ID:NWShKe3u.net
 私の友達には卒業しない前から、中学教師の口を探している人があった。私は腹の中で奥さんのいう事
実を認めた。しかしこういった。
「少し先生にかぶれたんでしょう」

897 :山師さん:2017/05/18(木) 12:46:41.79 ID:NWShKe3u.net
「碌ろくなかぶれ方をして下さらないのね」
 先生は苦笑した。
「かぶれても構わないから、その代りこの間いった通り、お父さんの生きてるうちに、相当の財産を分け

898 :山師さん:2017/05/18(木) 12:46:57.79 ID:NWShKe3u.net
てもらってお置きなさい。それでないと決して油断はならない」
 私は先生といっしょに、郊外の植木屋の広い庭の奥で話した、あの躑躅つつじの咲いている五月の初め
を思い出した。あの時帰り途みちに、先生が昂奮こうふんした語気で、私に物語った強い言葉を、再び耳

899 :山師さん:2017/05/18(木) 12:47:13.78 ID:NWShKe3u.net
の底で繰り返した。それは強いばかりでなく、むしろ凄すごい言葉であった。けれども事実を知らない私
には同時に徹底しない言葉でもあった。
「奥さん、お宅たくの財産はよッぽどあるんですか」

900 :山師さん:2017/05/18(木) 12:47:29.79 ID:NWShKe3u.net
「何だってそんな事をお聞きになるの」
「先生に聞いても教えて下さらないから」
 奥さんは笑いながら先生の顔を見た。

901 :山師さん:2017/05/18(木) 12:47:45.81 ID:NWShKe3u.net
「教えて上げるほどないからでしょう」
「でもどのくらいあったら先生のようにしていられるか、宅うちへ帰って一つ父に談判する時の参考にし
ますから聞かして下さい」

902 :山師さん:2017/05/18(木) 12:48:01.80 ID:NWShKe3u.net
 先生は庭の方を向いて、澄まして烟草タバコを吹かしていた。相手は自然奥さんでなければならなかっ
た。
「どのくらいってほどありゃしませんわ。まあこうしてどうかこうか暮してゆかれるだけよ、あなた。―

903 :山師さん:2017/05/18(木) 12:48:17.81 ID:NWShKe3u.net
―そりゃどうでも宜いいとして、あなたはこれから何か為なさらなくっちゃ本当にいけませんよ。先生の
ようにごろごろばかりしていちゃ……」
「ごろごろばかりしていやしないさ」

904 :山師さん:2017/05/18(木) 12:48:33.82 ID:NWShKe3u.net
 先生はちょっと顔だけ向け直して、奥さんの言葉を否定した。

三十四

905 :山師さん:2017/05/18(木) 12:48:50.01 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしはその夜十時過ぎに先生の家を辞した。二、三日うちに帰国するはずになっていたので、座
を立つ前に私はちょっと暇乞いとまごいの言葉を述べた。

906 :山師さん:2017/05/18(木) 12:49:05.87 ID:NWShKe3u.net
「また当分お目にかかれませんから」
「九月には出ていらっしゃるんでしょうね」
 私はもう卒業したのだから、必ず九月に出て来る必要もなかった。しかし暑い盛りの八月を東京まで来

907 :山師さん:2017/05/18(木) 12:49:21.87 ID:NWShKe3u.net
て送ろうとも考えていなかった。私には位置を求めるための貴重な時間というものがなかった。
「まあ九月頃ごろになるでしょう」
「じゃずいぶんご機嫌きげんよう。私たちもこの夏はことによるとどこかへ行くかも知れないのよ。ずい

908 :山師さん:2017/05/18(木) 12:49:37.85 ID:NWShKe3u.net
ぶん暑そうだから。行ったらまた絵端書えはがきでも送って上げましょう」
「どちらの見当です。もしいらっしゃるとすれば」
 先生はこの問答をにやにや笑って聞いていた。

909 :山師さん:2017/05/18(木) 12:49:53.87 ID:NWShKe3u.net
「何まだ行くとも行かないとも極きめていやしないんです」
 席を立とうとした時、先生は急に私をつらまえて、「時にお父さんの病気はどうなんです」と聞いた。
私は父の健康についてほとんど知るところがなかった。何ともいって来ない以上、悪くはないのだろうく

910 :山師さん:2017/05/18(木) 12:50:09.84 ID:NWShKe3u.net
らいに考えていた。
「そんなに容易たやすく考えられる病気じゃありませんよ。尿毒症にょうどくしょうが出ると、もう駄目
だめなんだから」

911 :山師さん:2017/05/18(木) 12:50:25.86 ID:NWShKe3u.net
 尿毒症という言葉も意味も私には解わからなかった。この前の冬休みに国で医者と会見した時に、私は
そんな術語をまるで聞かなかった。
「本当に大事にしてお上げなさいよ」と奥さんもいった。「毒が脳へ廻まわるようになると、もうそれっ

912 :山師さん:2017/05/18(木) 12:50:41.92 ID:NWShKe3u.net
きりよ、あなた。笑い事じゃないわ」
 無経験な私は気味を悪がりながらも、にやにやしていた。
「どうせ助からない病気だそうですから、いくら心配したって仕方がありません」

913 :山師さん:2017/05/18(木) 12:50:57.89 ID:NWShKe3u.net
「そう思い切りよく考えれば、それまでですけれども」
 奥さんは昔同じ病気で死んだという自分のお母さんの事でも憶おもい出したのか、沈んだ調子でこうい
ったなり下を向いた。私も父の運命が本当に気の毒になった。

914 :山師さん:2017/05/18(木) 12:51:13.88 ID:NWShKe3u.net
 すると先生が突然奥さんの方を向いた。
「静しず、お前はおれより先へ死ぬだろうかね」
「なぜ」

915 :山師さん:2017/05/18(木) 12:51:29.89 ID:NWShKe3u.net
「なぜでもない、ただ聞いてみるのさ。それとも己おれの方がお前より前に片付くかな。大抵世間じゃ旦
那だんなが先で、細君さいくんが後へ残るのが当り前のようになってるね」
「そう極きまった訳でもないわ。けれども男の方ほうはどうしても、そら年が上でしょう」

916 :山師さん:2017/05/18(木) 12:51:45.95 ID:NWShKe3u.net
「だから先へ死ぬという理屈なのかね。すると己もお前より先にあの世へ行かなくっちゃならない事にな
るね」
「あなたは特別よ」

917 :山師さん:2017/05/18(木) 12:52:01.97 ID:NWShKe3u.net
「そうかね」
「だって丈夫なんですもの。ほとんど煩わずらった例ためしがないじゃありませんか。そりゃどうしたっ
て私の方が先だわ」

918 :山師さん:2017/05/18(木) 12:52:17.96 ID:NWShKe3u.net
「先かな」
「え、きっと先よ」
 先生は私の顔を見た。私は笑った。

919 :山師さん:2017/05/18(木) 12:52:33.95 ID:NWShKe3u.net
「しかしもしおれの方が先へ行くとするね。そうしたらお前どうする」
「どうするって……」
 奥さんはそこで口籠くちごもった。先生の死に対する想像的な悲哀が、ちょっと奥さんの胸を襲ったら

920 :山師さん:2017/05/18(木) 12:52:49.96 ID:NWShKe3u.net
しかった。けれども再び顔をあげた時は、もう気分を更かえていた。
「どうするって、仕方がないわ、ねえあなた。老少不定ろうしょうふじょうっていうくらいだから」
 奥さんはことさらに私の方を見て笑談じょうだんらしくこういった。

921 :山師さん:2017/05/18(木) 12:53:05.98 ID:NWShKe3u.net
三十五

922 :山師さん:2017/05/18(木) 12:53:21.97 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは立て掛けた腰をまたおろして、話の区切りの付くまで二人の相手になっていた。
「君はどう思います」と先生が聞いた。
 先生が先へ死ぬか、奥さんが早く亡くなるか、固もとより私に判断のつくべき問題ではなかった。私は

923 :山師さん:2017/05/18(木) 12:53:38.01 ID:NWShKe3u.net
ただ笑っていた。
「寿命は分りませんね。私にも」
「こればかりは本当に寿命ですからね。生れた時にちゃんと極きまった年数をもらって来るんだから仕方

924 :山師さん:2017/05/18(木) 12:53:54.02 ID:NWShKe3u.net
がないわ。先生のお父とうさんやお母さんなんか、ほとんど同おんなじよ、あなた、亡くなったのが」
「亡くなられた日がですか」
「まさか日まで同じじゃないけれども。でもまあ同じよ。だって続いて亡くなっちまったんですもの」

925 :山師さん:2017/05/18(木) 12:54:10.01 ID:NWShKe3u.net
 この知識は私にとって新しいものであった。私は不思議に思った。
「どうしてそう一度に死なれたんですか」
 奥さんは私の問いに答えようとした。先生はそれを遮さえぎった。

926 :山師さん:2017/05/18(木) 12:54:26.00 ID:NWShKe3u.net
「そんな話はお止よしよ。つまらないから」
 先生は手に持った団扇うちわをわざとばたばたいわせた。そうしてまた奥さんを顧みた。
「静しず、おれが死んだらこの家うちをお前にやろう」

927 :山師さん:2017/05/18(木) 12:54:42.03 ID:NWShKe3u.net
 奥さんは笑い出した。
「ついでに地面も下さいよ」
「地面は他ひとのものだから仕方がない。その代りおれの持ってるものは皆みんなお前にやるよ」

928 :山師さん:2017/05/18(木) 12:54:58.01 ID:NWShKe3u.net
「どうも有難う。けれども横文字の本なんか貰もらっても仕様がないわね」
「古本屋に売るさ」
「売ればいくらぐらいになって」

929 :山師さん:2017/05/18(木) 12:55:14.03 ID:NWShKe3u.net
 先生はいくらともいわなかった。けれども先生の話は、容易に自分の死という遠い問題を離れなかった
。そうしてその死は必ず奥さんの前に起るものと仮定されていた。奥さんも最初のうちは、わざとたわい
のない受け答えをしているらしく見えた。それがいつの間にか、感傷的な女の心を重苦しくした。

930 :山師さん:2017/05/18(木) 12:55:30.03 ID:NWShKe3u.net
「おれが死んだら、おれが死んだらって、まあ何遍なんべんおっしゃるの。後生ごしょうだからもう好い
い加減にして、おれが死んだらは止よして頂戴ちょうだい。縁喜えんぎでもない。あなたが死んだら、何
でもあなたの思い通りにして上げるから、それで好いじゃありませんか」

931 :山師さん:2017/05/18(木) 12:55:46.01 ID:NWShKe3u.net
 先生は庭の方を向いて笑った。しかしそれぎり奥さんの厭いやがる事をいわなくなった。私もあまり長
くなるので、すぐ席を立った。先生と奥さんは玄関まで送って出た。
「ご病人をお大事だいじに」と奥さんがいった。

932 :山師さん:2017/05/18(木) 12:56:02.02 ID:NWShKe3u.net
「また九月に」と先生がいった。
 私は挨拶あいさつをして格子こうしの外へ足を踏み出した。玄関と門の間にあるこんもりした木犀もく
せいの一株ひとかぶが、私の行手ゆくてを塞ふさぐように、夜陰やいんのうちに枝を張っていた。私は二

933 :山師さん:2017/05/18(木) 12:56:18.04 ID:NWShKe3u.net
、三歩動き出しながら、黒ずんだ葉に被おおわれているその梢こずえを見て、来たるべき秋の花と香を想
おもい浮べた。私は先生の宅うちとこの木犀とを、以前から心のうちで、離す事のできないもののように
、いっしょに記憶していた。私が偶然その樹きの前に立って、再びこの宅の玄関を跨またぐべき次の秋に

934 :山師さん:2017/05/18(木) 12:56:34.03 ID:NWShKe3u.net
思いを馳はせた時、今まで格子の間から射さしていた玄関の電燈がふっと消えた。先生夫婦はそれぎり奥
へはいったらしかった。私は一人暗い表へ出た。
 私はすぐ下宿へは戻らなかった。国へ帰る前に調ととのえる買物もあったし、ご馳走ちそうを詰めた胃

935 :山師さん:2017/05/18(木) 12:56:50.05 ID:NWShKe3u.net
袋にくつろぎを与える必要もあったので、ただ賑にぎやかな町の方へ歩いて行った。町はまだ宵の口であ
った。用事もなさそうな男女なんにょがぞろぞろ動く中に、私は今日私といっしょに卒業したなにがしに
会った。彼は私を無理やりにある酒場バーへ連れ込んだ。私はそこで麦酒ビールの泡のような彼の気※(

936 :山師さん:2017/05/18(木) 12:57:06.08 ID:NWShKe3u.net
「陷のつくり+炎」、第3水準1-87-64)きえんを聞かされた。私の下宿へ帰ったのは十二時過ぎ
であった。

937 :山師さん:2017/05/18(木) 12:57:22.05 ID:NWShKe3u.net
三十六

 私わたくしはその翌日よくじつも暑さを冒おかして、頼まれものを買い集めて歩いた。手紙で注文を受

938 :山師さん:2017/05/18(木) 12:57:38.15 ID:NWShKe3u.net
けた時は何でもないように考えていたのが、いざとなると大変臆劫おっくうに感ぜられた。私は電車の中
で汗を拭ふきながら、他ひとの時間と手数に気の毒という観念をまるでもっていない田舎者いなかものを
憎らしく思った。

939 :山師さん:2017/05/18(木) 12:57:54.07 ID:NWShKe3u.net
 私はこの一夏ひとなつを無為に過ごす気はなかった。国へ帰ってからの日程というようなものをあらか
じめ作っておいたので、それを履行りこうするに必要な書物も手に入れなければならなかった。私は半日
を丸善まるぜんの二階で潰つぶす覚悟でいた。私は自分に関係の深い部門の書籍棚の前に立って、隅から

940 :山師さん:2017/05/18(木) 12:58:10.21 ID:NWShKe3u.net
隅まで一冊ずつ点検して行った。
 買物のうちで一番私を困らせたのは女の半襟はんえりであった。小僧にいうと、いくらでも出してはく
れるが、さてどれを選んでいいのか、買う段になっては、ただ迷うだけであった。その上価あたいが極き

941 :山師さん:2017/05/18(木) 12:58:26.18 ID:NWShKe3u.net
わめて不定であった。安かろうと思って聞くと、非常に高かったり、高かろうと考えて、聞かずにいると
、かえって大変安かったりした。あるいはいくら比べて見ても、どこから価格の差違が出るのか見当の付
かないのもあった。私は全く弱らせられた。そうして心のうちで、なぜ先生の奥さんを煩わずらわさなか

942 :山師さん:2017/05/18(木) 12:58:42.10 ID:NWShKe3u.net
ったかを悔いた。
 私は鞄かばんを買った。無論和製の下等な品に過ぎなかったが、それでも金具やなどがぴかぴかしてい
るので、田舎ものを威嚇おどかすには充分であった。この鞄を買うという事は、私の母の注文であった。

943 :山師さん:2017/05/18(木) 12:58:58.10 ID:NWShKe3u.net
卒業したら新しい鞄を買って、そのなかに一切いっさいの土産みやげものを入れて帰るようにと、わざわ
ざ手紙の中に書いてあった。私はその文句を読んだ時に笑い出した。私には母の料簡りょうけんが解わか
らないというよりも、その言葉が一種の滑稽こっけいとして訴えたのである。

944 :山師さん:2017/05/18(木) 12:59:14.11 ID:NWShKe3u.net
 私は暇乞いとまごいをする時先生夫婦に述べた通り、それから三日目の汽車で東京を立って国へ帰った
。この冬以来父の病気について先生から色々の注意を受けた私は、一番心配しなければならない地位にあ
りながら、どういうものか、それが大して苦にならなかった。私はむしろ父がいなくなったあとの母を想

945 :山師さん:2017/05/18(木) 12:59:30.11 ID:NWShKe3u.net
像して気の毒に思った。そのくらいだから私は心のどこかで、父はすでに亡くなるべきものと覚悟してい
たに違いなかった。九州にいる兄へやった手紙のなかにも、私は父の到底とても故もとのような健康体に
なる見込みのない事を述べた。一度などは職務の都合もあろうが、できるなら繰り合せてこの夏ぐらい一

946 :山師さん:2017/05/18(木) 12:59:46.24 ID:NWShKe3u.net
度顔だけでも見に帰ったらどうだとまで書いた。その上年寄が二人ぎりで田舎にいるのは定さだめて心細
いだろう、我々も子として遺憾いかんの至いたりであるというような感傷的な文句さえ使った。私は実際
心に浮ぶままを書いた。けれども書いたあとの気分は書いた時とは違っていた。

947 :山師さん:2017/05/18(木) 13:00:02.10 ID:NWShKe3u.net
 私はそうした矛盾を汽車の中で考えた。考えているうちに自分が自分に気の変りやすい軽薄もののよう
に思われて来た。私は不愉快になった。私はまた先生夫婦の事を想おもい浮べた。ことに二、三日前晩食
ばんめしに呼ばれた時の会話を憶おもい出した。

948 :山師さん:2017/05/18(木) 13:00:18.11 ID:NWShKe3u.net
「どっちが先へ死ぬだろう」
 私はその晩先生と奥さんの間に起った疑問をひとり口の内で繰り返してみた。そうしてこの疑問には誰
も自信をもって答える事ができないのだと思った。しかしどっちが先へ死ぬと判然はっきり分っていたな

949 :山師さん:2017/05/18(木) 13:00:34.14 ID:NWShKe3u.net
らば、先生はどうするだろう。奥さんはどうするだろう。先生も奥さんも、今のような態度でいるより外
ほかに仕方がないだろうと思った。(死に近づきつつある父を国元に控えながら、この私がどうする事も
できないように)。私は人間を果敢はかないものに観じた。人間のどうする事もできない持って生れた軽

950 :山師さん:2017/05/18(木) 13:00:50.14 ID:NWShKe3u.net
薄を、果敢ないものに観じた。
[#改ページ]

951 :山師さん:2017/05/18(木) 13:01:06.13 ID:NWShKe3u.net
中 両親と私

952 :山師さん:2017/05/18(木) 13:01:22.19 ID:NWShKe3u.net


953 :山師さん:2017/05/18(木) 13:01:38.19 ID:NWShKe3u.net
 宅うちへ帰って案外に思ったのは、父の元気がこの前見た時と大して変っていない事であった。
「ああ帰ったかい。そうか、それでも卒業ができてまあ結構だった。ちょっとお待ち、今顔を洗って来る

954 :山師さん:2017/05/18(木) 13:01:54.20 ID:NWShKe3u.net
から」
 父は庭へ出て何かしていたところであった。古い麦藁帽むぎわらぼうの後ろへ、日除ひよけのために括
くくり付けた薄汚うすぎたないハンケチをひらひらさせながら、井戸のある裏手の方へ廻まわって行った

955 :山師さん:2017/05/18(木) 13:02:10.21 ID:NWShKe3u.net

 学校を卒業するのを普通の人間として当然のように考えていた私わたくしは、それを予期以上に喜んで
くれる父の前に恐縮した。

956 :山師さん:2017/05/18(木) 13:02:26.29 ID:NWShKe3u.net
「卒業ができてまあ結構だ」
 父はこの言葉を何遍なんべんも繰り返した。私は心のうちでこの父の喜びと、卒業式のあった晩先生の
家うちの食卓で、「お目出とう」といわれた時の先生の顔付かおつきとを比較した。私には口で祝ってく

957 :山師さん:2017/05/18(木) 13:02:42.17 ID:NWShKe3u.net
れながら、腹の底でけなしている先生の方が、それほどにもないものを珍しそうに嬉うれしがる父よりも
、かえって高尚に見えた。私はしまいに父の無知から出る田舎臭いなかくさいところに不快を感じ出した


958 :山師さん:2017/05/18(木) 13:02:58.23 ID:NWShKe3u.net
「大学ぐらい卒業したって、それほど結構でもありません。卒業するものは毎年何百人だってあります」
 私はついにこんな口の利ききようをした。すると父が変な顔をした。
「何も卒業したから結構とばかりいうんじゃない。そりゃ卒業は結構に違いないが、おれのいうのはもう

959 :山師さん:2017/05/18(木) 13:03:14.21 ID:NWShKe3u.net
少し意味があるんだ。それがお前に解わかっていてくれさえすれば、……」
 私は父からその後あとを聞こうとした。父は話したくなさそうであったが、とうとうこういった。
「つまり、おれが結構という事になるのさ。おれはお前の知ってる通りの病気だろう。去年の冬お前に会

960 :山師さん:2017/05/18(木) 13:03:30.19 ID:NWShKe3u.net
った時、ことによるともう三月みつきか四月よつきぐらいなものだろうと思っていたのさ。それがどうい
う仕合しあわせか、今日までこうしている。起居たちいに不自由なくこうしている。そこへお前が卒業し
てくれた。だから嬉うれしいのさ。せっかく丹精たんせいした息子が、自分のいなくなった後あとで卒業

961 :山師さん:2017/05/18(木) 13:03:46.18 ID:NWShKe3u.net
してくれるよりも、丈夫なうちに学校を出てくれる方が親の身になれば嬉うれしいだろうじゃないか。大
きな考えをもっているお前から見たら、高たかが大学を卒業したぐらいで、結構だ結構だといわれるのは
余り面白くもないだろう。しかしおれの方から見てご覧、立場が少し違っているよ。つまり卒業はお前に

962 :山師さん:2017/05/18(木) 13:04:02.21 ID:NWShKe3u.net
取ってより、このおれに取って結構なんだ。解ったかい」
 私は一言いちごんもなかった。詫あやまる以上に恐縮して俯向うつむいていた。父は平気なうちに自分
の死を覚悟していたものとみえる。しかも私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていたとみえる。その

963 :山師さん:2017/05/18(木) 13:04:18.21 ID:NWShKe3u.net
卒業が父の心にどのくらい響くかも考えずにいた私は全く愚おろかものであった。私は鞄かばんの中から
卒業証書を取り出して、それを大事そうに父と母に見せた。証書は何かに圧おし潰つぶされて、元の形を
失っていた。父はそれを鄭寧ていねいに伸のした。

964 :山師さん:2017/05/18(木) 13:04:34.30 ID:NWShKe3u.net
「こんなものは巻いたなり手に持って来るものだ」
「中に心しんでも入れると好よかったのに」と母も傍かたわらから注意した。
 父はしばらくそれを眺ながめた後あと、起たって床とこの間の所へ行って、誰だれの目にもすぐはいる

965 :山師さん:2017/05/18(木) 13:04:50.28 ID:NWShKe3u.net
ような正面へ証書を置いた。いつもの私ならすぐ何とかいうはずであったが、その時の私はまるで平生へ
いぜいと違っていた。父や母に対して少しも逆らう気が起らなかった。私はだまって父の為なすがままに
任せておいた。一旦いったん癖のついた鳥とりの子紙こがみの証書は、なかなか父の自由にならなかった

966 :山師さん:2017/05/18(木) 13:05:06.21 ID:NWShKe3u.net
。適当な位置に置かれるや否いなや、すぐ己おのれに自然な勢いきおいを得て倒れようとした。



967 :山師さん:2017/05/18(木) 13:05:22.24 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしは母を蔭かげへ呼んで父の病状を尋ねた。
「お父さんはあんなに元気そうに庭へ出たり何かしているが、あれでいいんですか」

968 :山師さん:2017/05/18(木) 13:05:38.22 ID:NWShKe3u.net
「もう何ともないようだよ。大方おおかた好くおなりなんだろう」
 母は案外平気であった。都会から懸かけ隔たった森や田の中に住んでいる女の常として、母はこういう
事に掛けてはまるで無知識であった。それにしてもこの前父が卒倒した時には、あれほど驚いて、あんな

969 :山師さん:2017/05/18(木) 13:05:54.25 ID:NWShKe3u.net
に心配したものを、と私は心のうちで独り異いな感じを抱いだいた。
「でも医者はあの時到底とてもむずかしいって宣告したじゃありませんか」
「だから人間の身体からだほど不思議なものはないと思うんだよ。あれほどお医者が手重ておもくいった

970 :山師さん:2017/05/18(木) 13:06:10.25 ID:NWShKe3u.net
ものが、今までしゃんしゃんしているんだからね。お母さんも始めのうちは心配して、なるべく動かさな
いようにと思ってたんだがね。それ、あの気性だろう。養生はしなさるけれども、強情ごうじょうでねえ
。自分が好いいと思い込んだら、なかなか私わたしのいう事なんか、聞きそうにもなさらないんだからね

971 :山師さん:2017/05/18(木) 13:06:26.25 ID:NWShKe3u.net

 私はこの前帰った時、無理に床とこを上げさして、髭ひげを剃そった父の様子と態度とを思い出した。
「もう大丈夫、お母さんがあんまり仰山ぎょうさん過ぎるからいけないんだ」といったその時の言葉を考

972 :山師さん:2017/05/18(木) 13:06:42.25 ID:NWShKe3u.net
えてみると、満更まんざら母ばかり責める気にもなれなかった。「しかし傍はたでも少しは注意しなくっ
ちゃ」といおうとした私は、とうとう遠慮して何にも口へ出さなかった。ただ父の病やまいの性質につい
て、私の知る限りを教えるように話して聞かせた。しかしその大部分は先生と先生の奥さんから得た材料

973 :山師さん:2017/05/18(木) 13:06:58.39 ID:NWShKe3u.net
に過ぎなかった。母は別に感動した様子も見せなかった。ただ「へえ、やっぱり同おんなじ病気でね。お
気の毒だね。いくつでお亡くなりかえ、その方かたは」などと聞いた。
 私は仕方がないから、母をそのままにしておいて直接父に向かった。父は私の注意を母よりは真面目ま

974 :山師さん:2017/05/18(木) 13:07:14.28 ID:NWShKe3u.net
じめに聞いてくれた。「もっともだ。お前のいう通りだ。けれども、己おれの身体からだは必竟ひっきょ
う己の身体で、その己の身体についての養生法は、多年の経験上、己が一番能よく心得ているはずだから
ね」といった。それを聞いた母は苦笑した。「それご覧な」といった。

975 :山師さん:2017/05/18(木) 13:07:30.28 ID:NWShKe3u.net
「でも、あれでお父さんは自分でちゃんと覚悟だけはしているんですよ。今度私が卒業して帰ったのを大
変喜んでいるのも、全くそのためなんです。生きてるうちに卒業はできまいと思ったのが、達者なうちに
免状を持って来たから、それが嬉うれしいんだって、お父さんは自分でそういっていましたぜ」

976 :山師さん:2017/05/18(木) 13:07:46.26 ID:NWShKe3u.net
「そりゃ、お前、口でこそそうおいいだけれどもね。お腹なかのなかではまだ大丈夫だと思ってお出いで
のだよ」
「そうでしょうか」

977 :山師さん:2017/05/18(木) 13:08:02.31 ID:NWShKe3u.net
「まだまだ十年も二十年も生きる気でお出のだよ。もっとも時々はわたしにも心細いような事をおいいだ
がね。おれもこの分じゃもう長い事もあるまいよ、おれが死んだら、お前はどうする、一人でこの家うち
にいる気かなんて」

978 :山師さん:2017/05/18(木) 13:08:18.29 ID:NWShKe3u.net
 私は急に父がいなくなって母一人が取り残された時の、古い広い田舎家いなかやを想像して見た。この
家いえから父一人を引き去った後あとは、そのままで立ち行くだろうか。兄はどうするだろうか。母は何
というだろうか。そう考える私はまたここの土を離れて、東京で気楽に暮らして行けるだろうか。私は母

979 :山師さん:2017/05/18(木) 13:08:34.30 ID:NWShKe3u.net
を眼の前に置いて、先生の注意――父の丈夫でいるうちに、分けて貰もらうものは、分けて貰って置けと
いう注意を、偶然思い出した。
「なにね、自分で死ぬ死ぬっていう人に死んだ試ためしはないんだから安心だよ。お父さんなんぞも、死

980 :山師さん:2017/05/18(木) 13:08:50.42 ID:NWShKe3u.net
ぬ死ぬっていいながら、これから先まだ何年生きなさるか分るまいよ。それよりか黙ってる丈夫の人の方
が剣呑けんのんさ」
 私は理屈から出たとも統計から来たとも知れない、この陳腐ちんぷなような母の言葉を黙然もくねんと

981 :山師さん:2017/05/18(木) 13:09:06.31 ID:NWShKe3u.net
聞いていた。



982 :山師さん:2017/05/18(木) 13:09:22.30 ID:NWShKe3u.net
 私わたくしのために赤い飯めしを炊たいて客をするという相談が父と母の間に起った。私は帰った当日
から、あるいはこんな事になるだろうと思って、心のうちで暗あんにそれを恐れていた。私はすぐ断わっ

983 :山師さん:2017/05/18(木) 13:09:38.30 ID:NWShKe3u.net
た。
「あんまり仰山ぎょうさんな事は止よしてください」
 私は田舎いなかの客が嫌いだった。飲んだり食ったりするのを、最後の目的としてやって来る彼らは、

984 :山師さん:2017/05/18(木) 13:09:54.30 ID:NWShKe3u.net
何か事があれば好いいといった風ふうの人ばかり揃そろっていた。私は子供の時から彼らの席に侍じする
のを心苦しく感じていた。まして自分のために彼らが来るとなると、私の苦痛はいっそう甚はなはだしい
ように想像された。しかし私は父や母の手前、あんな野鄙やひな人を集めて騒ぐのは止せともいいかねた

985 :山師さん:2017/05/18(木) 13:10:10.34 ID:NWShKe3u.net
。それで私はただあまり仰山だからとばかり主張した。
「仰山仰山とおいいだが、些ちっとも仰山じゃないよ。生涯に二度とある事じゃないんだからね、お客ぐ
らいするのは当り前だよ。そう遠慮をお為しでない」

986 :山師さん:2017/05/18(木) 13:10:26.34 ID:NWShKe3u.net
 母は私が大学を卒業したのを、ちょうど嫁でも貰もらったと同じ程度に、重く見ているらしかった。
「呼ばなくっても好いいが、呼ばないとまた何とかいうから」
 これは父の言葉であった。父は彼らの陰口を気にしていた。実際彼らはこんな場合に、自分たちの予期

987 :山師さん:2017/05/18(木) 13:10:42.32 ID:NWShKe3u.net
通りにならないと、すぐ何とかいいたがる人々であった。
「東京と違って田舎は蒼蠅うるさいからね」
 父はこうもいった。

988 :山師さん:2017/05/18(木) 13:10:58.35 ID:NWShKe3u.net
「お父さんの顔もあるんだから」と母がまた付け加えた。
 私は我がを張る訳にも行かなかった。どうでも二人の都合の好いいようにしたらと思い出した。
「つまり私のためなら、止よして下さいというだけなんです。陰で何かいわれるのが厭いやだからという

989 :山師さん:2017/05/18(木) 13:11:14.32 ID:NWShKe3u.net
ご主意しゅいなら、そりゃまた別です。あなたがたに不利益な事を私が強いて主張したって仕方がありま
せん」
「そう理屈をいわれると困る」

990 :山師さん:2017/05/18(木) 13:11:30.34 ID:NWShKe3u.net
 父は苦い顔をした。
「何もお前のためにするんじゃないとお父さんがおっしゃるんじゃないけれども、お前だって世間への義
理ぐらいは知っているだろう」

991 :山師さん:2017/05/18(木) 13:11:46.35 ID:NWShKe3u.net
 母はこうなると女だけにしどろもどろな事をいった。その代り口数からいうと、父と私を二人寄せても
なかなか敵かなうどころではなかった。
「学問をさせると人間がとかく理屈っぽくなっていけない」

992 :山師さん:2017/05/18(木) 13:12:02.37 ID:NWShKe3u.net
 父はただこれだけしかいわなかった。しかし私はこの簡単な一句のうちに、父が平生へいぜいから私に
対してもっている不平の全体を見た。私はその時自分の言葉使いの角張かどばったところに気が付かずに
、父の不平の方ばかりを無理のように思った。

993 :山師さん:2017/05/18(木) 13:12:18.39 ID:NWShKe3u.net
 父はその夜よまた気を更かえて、客を呼ぶなら何日いつにするかと私の都合を聞いた。都合の好いいも
悪いもなしにただぶらぶら古い家の中に寝起ねおきしている私に、こんな問いを掛けるのは、父の方が折
れて出たのと同じ事であった。私はこの穏やかな父の前に拘泥こだわらない頭を下げた。私は父と相談の

994 :山師さん:2017/05/18(木) 13:12:34.39 ID:NWShKe3u.net
上招待しょうだいの日取りを極きめた。
 その日取りのまだ来ないうちに、ある大きな事が起った。それは明治天皇めいじてんのうのご病気の報
知であった。新聞紙ですぐ日本中へ知れ渡ったこの事件は、一軒の田舎家いなかやのうちに多少の曲折を

995 :山師さん:2017/05/18(木) 13:12:50.38 ID:NWShKe3u.net
経てようやく纏まとまろうとした私の卒業祝いを、塵ちりのごとくに吹き払った。
「まあ、ご遠慮申した方がよかろう」
 眼鏡めがねを掛けて新聞を見ていた父はこういった。父は黙って自分の病気の事も考えているらしかっ

996 :山師さん:2017/05/18(木) 13:13:06.38 ID:NWShKe3u.net
た。私はついこの間の卒業式に例年の通り大学へ行幸ぎょうこうになった陛下を憶おもい出したりした。



997 :山師さん:2017/05/18(木) 13:13:22.36 ID:NWShKe3u.net
 小勢こぜいな人数にんずには広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私わたくしは行李こうりを解い
て書物を繙ひもとき始めた。なぜか私は気が落ち付かなかった。あの目眩めまぐるしい東京の下宿の二階

998 :山師さん:2017/05/18(木) 13:13:38.40 ID:NWShKe3u.net
で、遠く走る電車の音を耳にしながら、頁ページを一枚一枚にまくって行く方が、気に張りがあって心持
よく勉強ができた。
 私はややともすると机にもたれて仮寝うたたねをした。時にはわざわざ枕まくらさえ出して本式に昼寝

999 :山師さん:2017/05/18(木) 13:13:54.41 ID:NWShKe3u.net
を貪むさぼる事もあった。眼が覚めると、蝉せみの声を聞いた。うつつから続いているようなその声は、
急に八釜やかましく耳の底を掻かき乱した。私は凝じっとそれを聞きながら、時に悲しい思いを胸に抱い
だいた。

1000 :山師さん:2017/05/18(木) 13:14:10.39 ID:NWShKe3u.net
 私は筆を執とって友達のだれかれに短い端書はがきまたは長い手紙を書いた。その友達のあるものは東
京に残っていた。あるものは遠い故郷に帰っていた。返事の来るのも、音信たよりの届かないのもあった
。私は固もとより先生を忘れなかった。原稿紙へ細字さいじで三枚ばかり国へ帰ってから以後の自分とい

総レス数 1000
351 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★