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【急騰】今買えばいい株4407【カイコ棚崩落】

46 :山師さん:2015/07/25(土) 17:40:15.10 ID:d0CB1YRT.net
原油価格急落でサブプライム危機ふたたび
http://blogos.com/article/106471/

シェール革命のウソが金融システム崩壊の引き金に

ジャンク債市場の崩壊
 「原油価格急落がなぜ次のサブプライム危機のきっかけとなりうるのか」

 2014年12月3日の米ニュースサイトの『ビジネスインサイダー』は、上記表題の記事のなかで「原油価格急落による
米国のジャンク債市場の崩壊が、次の金融危機の引き金となる」との警告を発した。

 ジャンク債とは、低格付けのデフォルトリスクの高い債券のことであり、その投資の性格はハイリスク・ハイリターンである
(「ジャンク」とはがらくたや紙くずという意味)。

 1970年代の米国で将来のキャッシュフローに焦点を絞ることにより投資リスク判断の精度を上げる手法が確立されたことから、
「ジャンク債」市場は徐々に成長し、30年かけてその規模は1兆ドルになった。1980年代に「ジャンク債の帝王」と呼ばれたマイケル・
ミルケン氏は最近再び脚光を浴びているが、「1970年から2000年にかけて『ジャンク』企業は6200万人の雇用増をもたらした」として、
ジャンク債のことを「繁栄の方程式」と称賛している。

 ジャンク債のデフォルト率は、リーマン・ショック直後10%を超えていたが、ここ数年2%という低いデフォルト率が続いている。

 これに目を付けたのがリーマン・ショック後の低金利で運用に苦しむ投資家たちで、高リスクだが利回りの高いジャンク債が飛ぶ
ように売れるようになり、「ジャンク債でも危険はない」との見方が定着しつつある。リスク分散化のためのCBO(注)も開発されたため、
ジャンク債市場の規模は直近の7年間で2倍となり、2兆ドルに急膨張したという(注:CBOとはCollateralized Bond Obligationの略称で
あり、社債担保証券と訳されている。リスクの高い債券を束ね、破綻時に優先返済するものを高い格付けにし、破綻したら返済しない
ものを低い格付けにするなど格付けごとに輪切りにした債券だが、2014年の年間販売額は史上最多の1000億ドルに達するといわれ
ている。サブプライムローンの場合、CDC=Collateralized Debt Obligation、債務担保証券が多数組成されたことが金融危機の要因と
なったが、CBOの組成に関与する金融機関は「リーマン・ショック前より担保審査が厳格化したのでバブルではなく問題はない」としている)。

 ジャンク債の発行は2014年11月末までに3440億ドルに達し、2013年の3480億ドルを上回り過去最高となる見込みとされていたが、
その好調の原因をつくり出しているのがシェール企業なのである。

 シェール企業はリーマン・ショック後の金融緩和のもと、ジャンク債市場で多額の資金を調達し、開発を手がけてきた。
2014年10月末時点でシェール企業が発行するジャンク債の総額は2972億ドルで、5年前の約3倍の規模となり、10年前は4%にすぎな
かった市場全体のシェアは16%にまで急拡大している。

 しかし、この活況に水を差しているのが昨年半ばからの原油価格の急落である。

 ジャンク債を購入した投資家は原油価格の急落をまったく想定していなかったため投げ売り状態となり、11月下旬には「シェール関連
のジャンク債の3分の1がほとんど取引されていない」といわれていた。

 その後、12月に入るとシェール関連のジャンク債が約10%のマイナスリターンとなることが明らかになったため、債券投資家サイドに
多額の損失(85億ドル)が生じる恐れが現実化してきた。

 シェール企業はジャンク債以外に2500億ドル以上のレバレッジド・ローン(ハイリスク・ローン)を借りている(ジャンク債と同様「CLO」と
いうかたちで証券化されている)が、2014年12月17日付『フィナンシャル・タイムズ』は「投資家はパッケージ化された証券化商品(CLO)
に警戒を持ち出した」との記事を掲載した。資産のなかにどれだけシェールオイル関連のエクスポージャーがあるかわからない、という
不安である。

 シェール企業などに重点を置く投資信託と上場投資信託(ETF)への投資額も2014年1月から7月までは前年比約2倍の163億ドルに
達し、総資産額は1282億ドルに上っていたが、10月以降資金流出が止まらない状況にある。

 2014年のジャンク債のリターンもプラス2.5%と2008年以降で最も悪く、利回りも前年の507%から7%に急上昇している。

 信用力の低いシェール企業が減収に見舞われるなか債務返済に苦しみ、銀行から与信枠を制限されるとの懸念が深まっている
という観測もあったが、当時の原油価格はまだ1バレル当たり66ドルだった。

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