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【薬学】健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明/ミネソタ大学

230 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2017/02/04(土) 22:29:54.72 ID:RJ2ikj2/.net
ヤフートップに続報来てるな
「ウコンは効かない」ネット騒然の論文を読んでみた
市川衛 | 医療ジャーナリスト2/4(土) 9:08
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mamoruichikawa/20170204-00067209/

ざっくりまとめると
読んでわかったことを、ざっくりまとめます
1.この論文は、ウコンの効果について調べたものではない
2.ウコンの有効成分とされるクルクミンは、薬として使うにはいろんな問題がありそう
3.論文のメッセージは「より良い方法がないか考えましょう」

・「ウコンは効かない」とは言えない
この論文は、ウコンに含まれるクルクミンという物質について、いま研究でどんなことがわかっているかを評価したものです。
確かにクルクミンは、ウコンの有効成分のひとつと期待されていますが、数ある成分の一つにすぎません。
ですので、仮にクルクミンに期待されるような効果がなかったとしても、それをもって、ウコンに効果があるともないとも言えません。
つまりこの論文をもとに「ウコンに効果なし」と言うことはできないということになります。

・クルクミンは「万能薬」ではなさそう
ではクルクミンに限定した場合、どんなことがわかったのでしょうか?
クルクミンは様々な病をいやす「万能薬」になりうるのではないか?として、世界中で研究が行われています。
試験管内で培養した細胞にクルクミンを加えてみると、がん細胞の成長を抑えたり、
アルツハイマー病の原因とされている物質の毒性を妨げたりするような効果が見られたからです。
ところが実際に人間にクルクミンを摂取してもらうと、
試験管や動物での実験で期待されたような効果がなかなか出ない…。ということがわかってきました。
例えば2012年には、アルツハイマー病への効果を調べるために、
平均74歳の高齢者におよそ半年間、クルクミンを大量に摂取してもらう研究が行われました。
そして半年後、クルクミンを含まない別の薬剤(偽薬)を飲んだ人と認知機能テストの点数などを比較したところ、
効果は見られませんでした。

試験管レベルでは効果が出るのに、人間では効果が出ない。どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
論文ではその点を徹底的に検証しているのですが、ここでは分かりやすい要因を2つだけ紹介します。

1クルクミンは人体に吸収されにくい
実はクルクミンは、飲んでも体内に取り込まれにくい物質なのだそうです。
さきほど紹介したアルツハイマー病への効果を調べた研究では、実験に参加した人に、
クルクミンを2g含む薬剤と、4g含む薬剤を飲んでもらったのですが、
血液中にクルクミンの成分がわずかでも検出されたのは4g飲んだ人だけでした。
ちなみに日本で一般的に販売されているウコンのドリンク剤に含まれるクルクミンは
30mg(0.03g)ですので、この研究が正しいとすると、いっぺんに100本以上飲まなければ、
体内にクルクミンが吸収されない可能性があるということになります。(もちろん、絶対にお勧めできません)

2クルクミンは「見せかけ」の効果が出やすい
試験管内で、ある成分が効果があるかどうか?を示すために、様々な「試薬」が使われます。
論文では、クルクミンには、様々な試薬と反応しやすい性質があり、そのため、本当は効果がないのに、
あたかも高い効果があるかのような「見せかけ」の結果が生まれやすいのではないか?と指摘しています。

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