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「いなくなった」と思ったら…砂に潜るサンゴ[5/28]
- 1 :そすんさーρφ ★:2016/05/30(月) 15:01:18.85 ID:???
- 2016年05月28日 21時06分
着色した砂の層に潜るタマサンゴ=徳田講師提供
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160527-OYT1T50146.html?from=ytop_ylist
公立鳥取環境大の徳田悠希講師(35)の研究グループが、海底の砂に潜るイシサンゴを世界で初めて確認したと発表した。
サンゴ類は砂や泥で覆われるような環境での生息は難しいと考えられていたため、「生態解明につながる発見」としている。
英国のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
イシサンゴは石灰質の硬い骨格が特徴。世界で約1400種が確認されており、その約半数はサンゴ礁を形成するため「造礁サンゴ」とも呼ばれる。沖縄本島周辺では、陸地から赤土が流れ出した海域で減少する事例も報告されているという。一方、300種以上は水深約100〜500メートルの深海底に生息しており、詳しい生態はわかっていない。
徳田講師は京大の千徳明日香博士らと2014年から、イシサンゴ類のタマサンゴ(直径約1センチ)を水槽で観察。「ポリプ」と呼ばれる軟体部分を膨らませたり、縮ませたりして潜り、触手で動物性プランクトンを捕らえる姿も確認した。
徳田講師は「観察を始めた翌朝に『いなくなった』と思ったら、砂に潜っていて驚いた。進化の過程を調べる上でも重要な視点になる」と話した。
2016年05月28日 21時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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