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【免疫学】自然免疫応答を発動する新分子「Sherpa」を発見 昆虫モデルから見えた新たな免疫制御メカニズム

1 :もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/:2015/10/28(水) 18:14:22.62 ID:???.net
共同発表:自然免疫応答を発動する新分子「Sherpa」を発見 昆虫モデルから見えた新たな免疫制御メカニズム
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20151028/index.html


http://www.jst.go.jp/pr/announce/20151028/icons/zu1.gif
図 SherpaによるショウジョウバエToll経路の活性化メカニズム
カビや細菌に感染すると、細胞膜上のToll受容体がそれを感知し、そのシグナルに基づき細胞内でさまざまな分子による相互作用(Toll経路の活性化)が起こり、結果として微生物に対抗するための
物質である抗菌ペプチドの産生などの免疫応答が発動する。本研究では、ショウジョウバエのToll経路の活性化に必要な分子として、新たにSherpaを発見した。さらにSherpaは、同様にToll経路の
活性化に関与するdMyd88と自身をユビキチン化して細胞膜に局在させることによりToll経路のシグナル伝達を活性化することを明らかにした。


東北大学 大学院薬学研究科の倉石 貴透 元助教(現:慶應義塾大学 医学部 微生物学・免疫学教室 専任講師)と倉田 祥一朗 教授らの研究グループは、ショウジョウバエの自然免疫
経路であるToll(トール)経路の新規の細胞内シグナル伝達注1)因子Sherpa(シェルパ)の同定に成功しました。ヒトやショウジョウバエを含むすべての多細胞生物は、細菌やウイルスなどの感染から
身を守るため自然免疫というメカニズムを備えています。ショウジョウバエでは、カビなどの感染時にToll経路が活性化することで自然免疫が発動します。しかし、細胞内でToll経路が活性化される
仕組みはまだ充分に解明されていませんでした。

本研究グループは、Toll経路の解析に適した培養細胞を見いだしてショウジョウバエの全遺伝子を対象に網羅的に探索し、Toll経路活性化に必須の新たな遺伝子「Sherpa」を見いだしました。
Sherpaに類似した遺伝子はヒトにも存在していることから、自然免疫を活性化する新たなメカニズムが提唱されると期待されます。

この成果は、平成27年10月27日14時(アメリカ東部時間、日本時間10月28日3時)に、「Science Signaling」誌電子版に掲載予定です。


(以下略)

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