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【生態】ミヤマクワガタがノコギリクワガタに敗れ急減

1 :エタ沈φ ★@\(^o^)/:2014/08/06(水) 23:15:02.16 ID:???.net
毎日新聞 8月4日 15時1分配信

「ノコギリ」と「ミヤマ」の技
 日本の代表的なクワガタムシである「ノコギリクワガタ」と「ミヤマクワガタ」に、明暗が生じている。
ミヤマが近年、全国的に急減しているのだ。地球温暖化など環境変化の影響とみられるが、立命館大の本郷儀人(よしひと)・非常勤講師(37)
=動物行動学=は、雄同士の戦いでノコギリがミヤマを圧倒し、森の餌場争いを制していると唱えている。

 本郷講師はノコギリとミヤマの雄を実験用の餌台に置き、戦いをビデオ撮影した。結果は、119戦で79対40。
ノコギリがダブルスコアで圧勝した。ノコギリは、大あごで相手を背中側から挟む「上手投げ」と、腹側から挟む「下手投げ」の2種類の技を使い分けるが、
ミヤマは上手投げしか使えない。ミヤマは自分の体の上からかぶさってきた相手を、大あごで挟むことができないらしい。

 本郷講師は2002年以降、京都市の2地点の雑木林で、夜に樹液をなめに集まるクワガタの個体数を調べてきた。
餌場でノコギリとミヤマが争う様子を頻繁に観察したという。「餌場は雄と雌の出会いの場だ。
宅地開発などで餌場が減少する中、ノコギリにミヤマの雄が追い出され、雌に出会う機会が減っているのではないか」と話す。

 本郷講師によると、2地点のクワガタの数は毎年50匹程度で横ばいだが、06年までノコギリの約1.5倍いたミヤマは次第に減少。
09年には逆転してノコギリの7割程度になり、11年以降はほぼ見かけなくなったという。

 国立環境研究所の五箇(ごか)公一・主席研究員(保全生態学)によると、ミヤマの減少傾向は全国の愛好家から報告されている。
ミヤマは北方系のクワガタで高山帯を好み、幼虫は気温が25度を超えると死亡率が高まる。
一方、ノコギリは南方系で比較的高温に強く、「温暖化の影響でクワガタの分布が変わり、ノコギリがミヤマの生息地に進出しているのでは」と指摘する。

 クワガタの生態に詳しい荒谷(あらや)邦雄・九州大教授も、温暖化の影響で西日本の平野部などでミヤマが減少していると指摘する。
その上で「ノコギリが勢力を増す中、雄同士の餌場での戦いの結果が、ミヤマへのとどめになる可能性がある」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00000046-mai-soci

114 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/13(土) 17:36:55.42 ID:n5TLoCIt.net
オニクワガタの仲間は

オニクワガタ属 Prismognathus
これはまあ分かるが、

ヒメオニクワガタ属 Cladophyllus
大顎が小さくて触角片状部が櫛のように発達する

Eligmodontus属
大型個体の大顎が上から見て、他のオニクワガタ近縁グループより長くしかも殆ど曲がらず中央部が太くなるので
棍棒?のように見える

シカツノオニクワガタ属 Capreolucanus
大顎がやたら枝分かれする。またメスの大顎が細長い

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%82%BF
ヌエクワガタ Katsuraius ikedaorum
これもメスの大顎が細長くしかも目の周りその他の特徴は「ありとあらゆるクワガタ他属の特徴を兼ね備える」
とまで言われるほどの奇妙な種類。ゆえにヌエと名付けられた

小型種ばかりのオニクワガタグループだが嵌ると奥が深い
分布するのはアジア東部

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