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【古生物】大昔の鳥類は生態的多様性が低かった

1 :Cancer ★@\(^o^)/:2014/06/01(日) 17:57:45.78 ID:???.net
先史時代の鳥類の化石が著しい多様性の欠如を明らかにした

Jenna Iacurci, May 30, 2014 05:14 PM EDT

http://images.natureworldnews.com/data/images/full/5705/jeholornis-an-early-bird-from-the-early-cretaceous-period.jpg

鳥類はあらゆる形態とサイズになる――活発なハチドリから巨大で飛べないエミューまで。
しかしいつの時代もそうだったわけでないことがシカゴ大学とフィールド博物館の科学者
たちによって明らかになった。

太古の鳥類動物相(同じ時代、同じ棲息地にいた種のセット)の化石が、大昔に鳥類の
多様性が著しく低かったことを明らかにした。

研究者たちは鳥類進化と過去の鳥類種について理解を深めるために、白亜紀(およそ1億
2500万年前)にさかのぼる鳥類化石グループを調査した。化石はかつて激しい火山活動が
あったために保存状態のいい化石が豊富に残されている、中国の一エリアから収集された。

それらの保存状態は良いものの、身体的形質だけでなく鳥類の活動における多様性を理解
するためには、たいへんな足を使った科学調査が必要だった。たとえば、長い脚は水を
横切って歩くことに関係し、鳥類の嘴の形態は何を食べていたかに関連する。

「ハクチョウもツバメもサギも、それらに似た鳥もいなかった。それらはほとんど全て
スズメとカラスの間に収まった」と研究者の一人のジョナサン・ミッチェル(Jonathan
Mitchell)は報道文の中で述べた。

なお、化石化プロセスで入り込んだ紛らわしい因子がこの偏りを作った可能性もある。
一部のタイプの鳥は他のものより化石化することが多くて、異なった標本数を生み出す
かもしれない。だがこれはありそうにないことだ。

これが事実でなければ、初期鳥類は、翼竜と呼ばれる太古の空飛ぶ爬虫類などの、類似の
グループとの競争のせいで多様性が低かったと言えるだろう。あるいは、単に多様化する
のに十分な時間が鳥類になかっただけかもしれない。

この研究結果は「Proceedings of the Royal Society B」誌に発表された。

ソース:Nature World News(May 30, 2014)
Fossils of Prehistoric Birds Reveal Striking Lack of Diversity
http://www.natureworldnews.com/articles/7332/20140530/fossils-of-prehistoric-birds-reveal-striking-lack-of-diversity.htm

原論文:Proc. R. Soc. B
Jonathan S. Mitchell and Peter J. Makovicky
Low ecological disparity in Early Cretaceous birds
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1787/20140608

プレスリリース:University of Chicago(May 28, 2014)
Earliest birds lacked wide diversity of modern descendants, study finds
http://news.uchicago.edu/article/2014/05/28/earliest-birds-lacked-wide-diversity-modern-descendants-study-finds

2 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 18:55:24.20 ID:+zKdJ3nL.net
2

3 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 19:00:14.12 ID:IfJTwlcc.net
なんか子供の頃の人間は身体が小さかったって言われてるようだな
あたりまえでしょうが

4 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 19:01:45.56 ID:GonGO0el.net
>単に多様化する
のに十分な時間が鳥類になかっただけかもしれない。

普通はニッチうんぬんよりこれの方が影響大きいと考えるのでは?

5 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 20:26:20.01 ID:p3Us263I.net
>白亜紀(およそ1億2500万年前)にさかのぼる鳥類化石グループを調査した。

白亜紀といってもごく初期だな
人によっては「1億年より前はジュラ紀と変わらねえ!ティラノが指2本になってから出直せカスwww」とか言ってる
時代だなwwwww

この頃じゃあ鳥もろくに進化してないよ

>「ハクチョウもツバメもサギも、それらに似た鳥もいなかった。それらはほとんど全て
スズメとカラスの間に収まった」

ツバメの代わりになるほど飛翔能力の高いものがいなかったって事かね
だがこの頃になるとそろそろ翼竜が大型化してくるよな?
ツバメのニッチで飛翔性の昆虫を食べるものが一時的に空白になったかな?

あとはハクチョウとサギか
水草とか浅瀬の生物などを食べるものが鳥にはいなかったって事になるが
じゃあ何がそれをやってたのかなあ?
真っ先に思いついたのがダチョウ恐竜やテリジノサウルス類なんだが、
もっと古くからいるマニラプトル類かなあ?

6 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 20:37:05.10 ID:1enTQZ4a.net
未来の人類も飛んだり跳ねたりするべき

7 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:04:02.19 ID:wQszzgCX.net
>>1
そりゃそうだろ。
哺乳類だって恐竜がいた間は、ネズミだかモグラだかみたいのしかいなかっただろ。恐竜の陰に隠れて細々と生きていた。
ところが恐竜が絶滅して生態学的ニッチ(すきま)が生じ、そのすきまに適応した哺乳類が爆発的に多様化したんだろ。

8 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:19:01.10 ID:p3Us263I.net
>>5自己レスで白亜紀初期じゃテリジノとかまだいないな
ペリカミムスあたりってもういたかな?

9 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:19:41.22 ID:p3Us263I.net
【古生物】木によじ登る新種のエナンティオルニス類が発見された
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1401141769/

10 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:30:52.89 ID:9YfCm7pr.net
現在の哺乳類の多様性に比べたら、恐竜の時代はカスみたいなもんだしな。
しょうがない。

11 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:32:45.79 ID:Eg3eMC8S.net
温暖化で生物多様性が失われる。

石油資源消費は神を冒涜する。

12 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:42:27.84 ID:+zKdJ3nL.net
昆虫恐るべし

13 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:57:24.48 ID:DFCJLTey.net
恐竜の子孫。

14 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 22:04:25.09 ID:BnzKe900.net
同時代の哺乳類みたいなもんだろな

恐竜、翼竜、首長竜、海トカゲなどが絶滅して一気にニッチェが広がったんだろね

15 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 22:13:59.36 ID:vJ0UP2PN.net
翼竜、鳥類、コウモリなど
空を飛ぶ為には複数の条件が重なり合う
変わり者である必要があるのだろう。
そう考えると、昆虫の多様性を生んだ歴史はすごい。

16 :名無しのひみつ@\(^o^)/@転載禁止:2014/06/01(日) 22:37:56.36 ID:rN76iRvy.net
ヒト類やばいんか?
一種しか残ってないんだろ?
あっという間に絶滅したりして

17 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/01(日) 22:52:10.18 ID:1LPrOwV0.net
ヒト類は核武装している時点でやばいだろ

18 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/02(月) 03:37:18.07 ID:CD1xuBHR.net
翼竜に全部食われたから発見できないんだな

19 :素人 ◆GD...pPO7U @転載は禁止:2014/06/02(月) 06:33:00.54 ID:S68yQqYo.net
またレスの付かない古生物スレの誕生か!

既に上の方で挙がっているが、
この時代の鳥類の多様性が少ないと思われる理由は、

*翼竜や羽毛恐竜の存在による生態系的な圧力
*単に登場したばかりだから多様性が低い
*サンプルの少なさや偏り

のどれか、あるいは複数なんだろう。
そう考えると想定の範囲内のような気もするが。

20 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/02(月) 07:29:42.28 ID:a8KWxno8.net
ミクロラプトルもカラスに入るのか

21 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/02(月) 07:42:57.72 ID:quJVcsS9.net
人間の多様性に比べれば

22 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/02(月) 10:08:16.54 ID:uBAP3W2I.net
僕は鳥人だよ

23 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/06/02(月) 10:33:34.89 ID:Q7shlkIo.net
>>16
生息地の広さとか考えると「一種」のままなのが不思議なくらいだし、
形態的多様性も行動様式の多様性も他の種なら一属か一科に匹敵するくらいあるからそうそう絶滅しない。

24 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/02(月) 12:40:34.53 ID:n3AYfNPF.net
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%9F%E3%83%A0%E3%82%B9
ペレカニミムス
La Hoyasのラーガーシュテッテのまれな環境では軟組織が保存され、皮膚もしくは角質で出来た後頭部の小さな
とさかや現代のペリカンにある大きな喉袋に似た形の小さな喉袋が見られ、ペレカニミムスの名はこの喉袋に
ちなんだものである。ペレカニミムスは現代のツルにより似ていた可能性があり、湖沼を歩き回り、鉤爪と歯で魚を捕まえ、喉袋に蓄えたようだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%9F%E3%83%A0%E3%82%B9
ハルピミムス
ガルディミムスとオルニトミムス科からなるクレードの基底に位置され、ペレカニミムスより派生的であると結論付けた。
これらの研究に従うと、この結論からオルニトミモサウルス類は東アジアもしくはヨーロッパの白亜紀前期バーレム期
(1億3000万年前から1億2500万年前)に生じ、その後白亜紀後期以前に北アメリカに移住したと結論される[3]。

まさにこの時代だな

25 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 01:22:55.61 ID:SLrzklvU.net
実は翼竜の方が多様性があったとか

26 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 03:00:25.80 ID:WztZvGtl.net
>>19
羽毛恐竜との完全なる分岐って特定できてるの?
何度も先祖返りしたみたいなんだけど

27 :素人 ◆GD...pPO7U @\(^o^)/:2014/06/03(火) 03:18:06.33 ID:0QAWq1CI.net
>>26
現状じゃ無理かも。
その辺は「明らかに鳥類」というのだけ調査したんだろうね。

28 :素人 ◆GD...pPO7U @\(^o^)/:2014/06/03(火) 03:21:40.29 ID:0QAWq1CI.net
>>25
ジュラ紀末期まではおそらくそう。
ただ白亜紀初頭に鳥類が大躍進して、小型飛翔動物の生態的地位を
抑えちゃったので、翼竜は大型化の道を歩まざるを得なかった。

ただ、どうやら鳥類は大型化の面では翼竜よりは不利だったらしく、
大型翼竜までも駆逐する事はできず、その後は白亜紀末期まで安定。

29 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 08:58:25.22 ID:AvrnPHtg.net
鳥は翼竜ほど軽くないしな

30 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 10:24:21.17 ID:iYBxkjnN.net
沼沢地をつつき回す生態的ニッチはダチョウ型恐竜に占有されていた
ディノニコイデス各類が世に知られる前はこの仲間が鳥に一番近いと思っている一般人が多かった

その後でディノニクスだドロマエオサウルスだヴェロキラプトルだ
トロオドンだオヴィラプトルだモノニクスだミクロラプトルだテリジノサウルスだと様々に発見される

31 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 22:17:59.05 ID:GNrNJy2Q.net
>>30
オルニトミムスなんて学名つけちゃう時点で一般人どころか大権威すらそう思ってたんだろうな。

32 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/03(火) 23:01:12.35 ID:3f9+zIFi.net
>>27
お返事ありがとう

現代では森の生態系で高さ方向に分布があるぐらい多様化してるのに
この結果は納得できないので
形態的な多様性は無かったけど生態的な多様性は存在していたといいたい

33 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/04(水) 01:48:21.40 ID:gPQjBl+g.net
>>32現生の被子植物では
陰樹、陽樹の区別だけでなく
同じ植物の1個体ですら、上の方は陽葉と呼ばれる補償点も高いが十分な光で光合成効率の多い葉と
下の方にその逆の陰葉が付くようになってるよな
これが>森の生態系で高さ方向に分布があるぐらい多様化してる のにも貢献している

1億25000万年前の森では、被子植物はぼちぼち出てきたかってところだけど
当時からそのような区別があったかどうか?
でもどうやって検証できるんだろう

裸子植物で陽葉、陰葉の区別ってあったかなあ?

34 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/27(金) 09:27:23.27 ID:J2NOB/9Q.net
この時代に分類学者が居たら、鳥類は恐竜綱の中の一つの目、
下手すれば更に下位の分類項目にするはず。
現代で言うなら哺乳綱コウモリ目みたいなポジション。
そういう分類群に多様性があったら不自然。

35 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/28(土) 10:30:28.17 ID:iejxpXad.net
そりゃ、祖先に遡れば、多様性は減るだろう。
人類だってアダムとイブというたった二人だけの子孫かもしれないし。

36 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/06/30(月) 01:13:28.30 ID:KK24hMzG.net
そのアダムとイブは親世代の遺伝子プールの一部から生まれてきたわけだから
少なくともアダムとイブの親世代はアダムとイブより遺伝的多様性があったはず
アダムとイブ以降に一旦その多様性が失われたということになる

37 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/07/09(水) 13:48:30.40 ID:rhCVb6BI.net
あくまでそれ以前に人型の生物が存在せず造形されたアダムをこういうのの例えにするのはなんかね、
むしろ十分な多様性があったのに一家族のみ残って以後その子孫が再度多様性を持っていくノアの話の方が近いかと。

38 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/07/26(土) 08:41:14.95 ID:lu2binnh.net
白亜紀前期なら、まだ鳥類は多様化していなかった。
ただ、ここから恐竜の絶滅を待たず、白亜紀後期にかけて急激に多様化する
(そこが哺乳類との大きな違い)。

そして、多様化した鳥類は、K-T境界で全ての綱の中で最高の、実に95%もの絶滅率を示した。

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