【群馬】「三浦さんにつらい思いを」谷川浩司会長が謝罪　高崎 [01/05]

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「三浦さんにつらい思いを」谷川浩司会長が謝罪　高崎
更新日時：2017年1月5日(木) AM 06:00
　日本将棋連盟の谷川浩司会長が４日、新春上州将棋祭り2017（同祭り委員会主催）のイベントの開会式であいさつし、
将棋ソフトの不正使用疑惑が指摘され、その後不正の証拠がないと認められた三浦弘行九段（42）＝高崎市出身＝への謝罪の言葉を口にした。

◎疑い持たれないよう「規定作るべく全力で」
　谷川会長は「三浦さんに２カ月半にわたり、非常につらい思いをさせてしまった」と述べた。さらに「三浦さんの上州将棋祭り出演の件で、
関係の皆さまにご迷惑をお掛けした。高崎は三浦さんの地元で、ファンの人も多い。将棋ファンの皆さまにご心配をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」と頭を下げた。

　また、三浦九段が対局に専念できる環境をつくりたいとし、「棋士が疑いを持ったり、疑われたりすることがないような規定を作るべく全力で努めてまいります」と話した。

　三浦九段は３日のイベントの開会式で、騒動後初めてファンの前に姿を見せ、声援に対して謝辞を述べた。４日は出演しなかった。

◎プロ棋士と指導対局多彩な催し、熱戦楽しむ　上州将棋祭り
　新春上州将棋祭り2017（同祭り委員会主催）が４日、高崎市のヤマダ電機ＬＡＢＩ１高崎で最終日を迎えた。
この日は「第７回上州将棋祭り」として、プロ棋士同士の対局や、プロ棋士との指導対局など多彩な催しが行われ、大勢のファンが詰め掛けた。

　ステージでは、佐藤天彦名人と森内俊之九段の「新春スペシャル対局」や女流同士の対局などが繰り広げられた。
藤井猛九段（沼田市出身）と高見泰地五段の対局では、大勢のファンが見つめる中、先手の藤井九段が135手で熱戦を制した。

　指導対局には抽選に当選した48人が参加。上田初美女流三段と対局した高崎中央小５年の今枝柊太君（11）は
「王をきちんと守った方がいいとアドバイスをもらった。将来はプロ棋士になりたい」と話していた。

　第７回上州将棋祭りの開会式で、ヤマダ電機の山田昇会長は「新春の群馬の恒例行事として、さらに大きく発展することを祈念する」とあいさつした。
イベントは日本将棋連盟が共催、ヤマダ電機が特別協賛して毎年開催している。
http://jomo-news.co.jp/ns/3614835424271903/news.html
※詳しくは「上毛新聞」朝刊、有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

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