【メキシコ】ひと噛みで人間の肉を腐らせ赤血球を破壊してしまう新種の毒グモが発見される（写真あり）［12/14］

ニライカナイφ ★

メキシコ国立自治大学（UNAM）は、メキシコ原産種となる新種の毒蜘蛛を発見しました。
毒には致死性こそないものの、皮膚の壊死などを引き起こしてしまうといいます。

世界で最も多くの種類のイトグモ属が生息しているというメキシコ。
有名な毒蜘蛛が多数所属しているイトグモ属は、現在知られている140種類のうち、40種がメキシコ国内にいるといいます。

今回新しく発見された蜘蛛は『ロクソセルズ・テノチティトラン（Loxosceles tenochtitlan）』。
『Loxosceles』はイトグモ属を意味し、また『Tenochtitlan』はこの蜘蛛が発見されたメキシコ盆地が、かつてのアステカの首都テノチティトランであったことに由来するとのこと。
『ロクソセルズ・テノチティトラン』はメキシコの原産種と考えられています。

写真：新種の毒蜘蛛　ロクソセルズ・テノチティトラン
https://livedoor.blogimg.jp/yurukuyaru/imgs/3/2/32941d79.jpg

実は、今までにも『ロクソセルズ・テノチティトラン』はメキシコ国内で観測されていました。
しかし、輸入によって他の国からやって来たという別の種と混同されていたため、発見には至っていなかったとのこと。

ひと噛みで人間の肉を最大40cmの大きさほど腐らせる猛毒を持ち、子供が噛まれた場合は毒が血液に入り赤血球をも破壊する危険もあるようです。
研究チームを率いるアレハンドロ・バルデス・モンドラゴン教授は「通常は人との接触を避ける傾向にあります。しかし脅威を感じた際には、自分を守るために、毒の牙で噛みついてくる場合もある」と警告しています。

http://yurukuyaru.com/archives/81718457.html