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【ブラジル】進まぬサンパウロ市の治水対策 大雨で冠水や219キロにも至った大渋滞誘発も [11/21]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫ρφ ★:2014/11/21(金) 00:56:52.06 ID:???
★進まぬ聖市の治水対策=大雨で冠水や大渋滞誘発
2014年11月15日

13日午後、午後4時ごろ、聖市北部と西部で降り始めた大雨は、聖市全体に広がり、
市内各所で浸水や冠水を引き起こし、交通をさえぎった。最も大量の雨が降ったのは
西部ブタンタン区で、32ミリの降雨量を記録したと14日付伯字各紙が報じた。
午後6時には雨はほぼ収まっていたが、幹線道路のマルジナル・ピニェイロスでは、
カステロ・ブランコ方面で3カ所の冠水が起きて渋滞を引き起こし、ブタンタン区の
アルバレンガ通りでも冠水が起きた。

聖州交通工学公社(CET)によれば、この時間帯の渋滞は、通常の平均130キロ
よりも大幅に長い219キロに至った。この状況は夜8時になっても続き、平常時を
上回る154キロの渋滞が記録された。地下鉄も影響を受け、1〜3、5号線が
減速運転を余儀なくされた。

聖市西隣のオザスコでは冠水のせいで、家から出られなくなり、孤立状態に陥った住民もいた。
カンタレイラ水系にも降ったが、突発的なにわか雨にすぎなかったので、貯水池の水位に
変化は起きなかった。聖市ではこの週末に強い雨が戻ると予想されている。
気象データ会社クリマテンポの予報士であるダニエレ・リマさんによると、今回の雨は、
気温が29度まで上昇したところに南から来た寒冷前線がもたらした寒気がもぐりこみ、
強い上昇気流が生じて起こったもので、「前線はリオ州方面に去り、聖州では週末まで
気温が低く、曇って小雨がちらつく天気が続くだろう」と予測した。

2013年に聖市長ハダジ労働党(PT)市政が1年以内に完成させるとの公約で
打ち出した対洪水対策工事79件の内、現段階で終了しているのは27件で
、年内の完成が見込まれているものも16件のみだ。

http://www.nikkeyshimbun.jp/2014/141115-23brasil.html

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