【ウクライナ】マレーシア機撃墜から1か月、周辺で戦闘続き、調査の行く手阻む[8/17]

ゲンダイ系φ ★

◆マレーシア機撃墜から1カ月　周辺で戦闘続き、調査の行く手阻む（FNN 動画あり）
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00274812.html

ウクライナ東部で、マレーシア航空機が撃墜されてから、17日で1カ月。現場付近では、
今もウクライナ政府軍と親ロシア派武装集団の激しい戦闘が続いており、原因究明など、
くわしい調査の行く手を阻んでいる。
298人が犠牲となった、マレーシア航空機撃墜。
国際調査団が現場入りしたものの、激しい戦闘に阻まれ、調査はわずか1週間で中断。
これまで収容された遺体のうち、身元が判明したのは127人と、犠牲者の人数の半分に
も及ばない。
さらに、残骸の一部が持ち去られたことから、真相究明は困難を極めている。
現場となった、ウクライナ東部ドネツク州。
今も、ウクライナ政府軍と親ロシア派武装集団の激しい戦闘が続いている。
ドネツクの住民は「われわれは、毎日砲撃を受けている。とても恐ろしい。家にいるの
が怖い」と話した。
住民たちは、毎日、砲撃におびえながら過ごしている。
ウクライナは15日、東部にロシアの軍用車列が侵入し、ウクライナ軍が大部分を破壊し
たと発表。
これに対し、ロシアは、その内容を真っ向から否定した。
また、ロシアがトラック280台に積んだ人道支援物資について、ウクライナ側は、親ロ
シア派の武器や兵士が運ばれることを警戒して、受け入れを拒否していたが、検査の結
果、16日になって、受け入れることを発表した。
物資は、赤十字国際委員会の管理下で届けられるというが、輸送には、ほかにもリスク
がともなう。
赤十字国際委の代表は「物資を運ぶ前に、絶対に必要なのは、全ての関係者からの『安
全の保証』だ」と話した。
旅客機撃墜という、前代未聞の事態から1カ月。
一部メディアは、ブラックボックスの解析について、9月にも暫定結果が公表されると
しているが、周辺地域で戦闘が続く中、真相究明までの道筋は見えていない。