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【国際】米軍、SNSを情報収集に利用、ウクライナの旅客機撃墜第1報も…プライバシー侵害や、謀略作戦に利用されたりする危険も[08/07]

1 :Hi everyone! ★:2014/08/07(木) 17:00:31.11 ID:???.net
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580076800167230076

 7月17日、マレーシア航空MH17便がウクライナ東部で墜落し、乗客・乗員298人が死亡した事件が発生した直後、ソーシャルメディア上
の投稿を追跡していた米国防情報局(DIA)のあるアナリストが貴重な情報を見つけた。

 ロシア語を話すこのアナリストは、ロシアのソーシャルネットワークサービス(SNS)サイトの「VK」上で、ウクライナにいる親ロシア派
分離主義者からの投稿を見つけた。ウクライナ軍の貨物輸送機を撃墜した、というのだ。

 DIAのマイケル・フリン長官はインタビューで、DIAの欧州・ユーラシアセンターで行っているこの監視活動を説明し、「誰がそれを
撃ったのか、いつ、どこで撃ったのか、このすべてについて、最初の情報はソーシャルメディアで得た」と述べ、「ものの数分後のこと
だった」と付け加えた。

 フリン長官など当局者によれば、過去1年半にわたって米国は海外情報のソースとして、SNSの投稿を収集し、分析するため大規模な
投資をしてきた。それはいわゆる「オープンソース(公開)」情報収集に革命をもたらし得るという。誰もが入手可能なソースから主要な
データを見つけるもので、秘密を盗んだり、あるいは非公開の通信を傍受したりする手法と対極にあるものだ。

 しかし、このSNS投稿の分析という最新のスパイ手法は、懸念も呼んでいる。多くの人々にとって、フェイスブック、ツイッター、海外の
地域的ネットワークといったソーシャルメディアを情報収集目的で掘り起こすことは、米国によるプライバシー侵害のリスクをはらんで
いる。

 国防総省傘下の別の情報機関である国家安全保障局(NSA)は情報収集目的でインターネットを傍受して激しく非難された。また、
ソーシャルメディアには、敵国によって誤情報が仕組まれたり、謀略作戦に利用されたりする危険があると指摘する向きもいる。

 ある米高官は「信頼度と正確さが、ソーシャルメディアの難題の一つだ」と述べ、「それは調べるべきところではあるが、絶対的なもの
とみなすべきではない」と述べた。

 米国情報機関は米軍の赤外線衛星やレーダーのデータも入手することができる。しかし、フリン長官によれば、撃墜がウクライナの
分離主義者たちの仕業だと米国が公の場で素早く非難できたのは、ソーシャルメディアの投稿と情報機関の開発した海外投稿の
精査ツールのおかげだったという。

 同長官はさらに、ソーシャルメディアの収集情報は情報機関によるパレスチナのガザ地区の監視、アフリカのテロ集団の追跡と監視
などに役立ったと述べた。後者のケースでは、アフリカの民兵集団の指導者が公の投稿を使って部下に命令を出していたという。

 フリン長官は「ソーシャルメディアの世界は、われわれが情報という産物をみる方法を変えた」と述べた。同長官は、政府による
ソーシャルメディアの利用拡大の熱心な提唱者で、組織再編や予算問題で他の国防総省関係者としばしば衝突した。

 同長官は、今週の辞任を前にウォール・ストリート・ジャーナルとインタビューし、情報としてのソーシャルメディアの重要性を強調した。

 軍事情報機関によるSNSの分析は、ジャーナリストによる調査と似ている。ウォール・ストリート・ジャーナルの親会社ニューズ・コープ
傘下のストーリーフルのようなソーシャルメディア通信社はロシアが支援している分離主義者のソーシャルメディア投稿を追跡すると
ともに、マレーシア機撃墜の前後に搬出入された移動式ミサイル発射台の画像をインターネットから探し出し、最終的には情報当局者が
分析しているものと同様の証拠を見つけた。

 フリン長官は、情報機関にとって、こうした新世代のツールは公に入手可能な世界中のソーシャルメディアサイトから貴重な情報を
集め、国家安全保障の危機につながりかねない兆候やトレンドを探し出すのに役立つと話す。

>>2以降に続く)

2 :Hi everyone! ★:2014/08/07(木) 17:00:53.89 ID:???.net
>>1の続き)

 だが、海外で発信された投稿に限定した分析とはいえ、米情報機関によるSNSの分析は、米国人の投稿も拾われてしまうとの懸念を
生じさせかねない。

 フリン長官は、エドワード・スノーデン氏が昨年、米情報機関が米国人の通話記録やインターネット利用に関するデータを収集していた
ことを示す文書を暴露したことを受けDIAの慣行の見直しを命じ、米国のSNSの投稿が分析の対象になっていないことを確かめようとした
ことを明らかにした。同長官は、この見直し結果を明らかにしなかったが、ソーシャルメディアの投稿を調べるDIAの精査の取り組みが
現在、米国以外の海外で出された投稿のみを対象にしている点を強調した。

 また、人権擁護団体、電子プライバシー情報センターのマルク・ローテンブルク氏はSNSの投稿の収集は米国の情報機関に不信感を
持つ欧州諸国政府からも疑いの目で見られかねないと指摘し、「疑問の余地なく、これは市民の自由に関わる重大な問題で、端的に
言うなら止めるべきだ」と述べた。

 フリン長官はまた、情報機関がソーシャルメディアの分析に当たり、特定の期間内に特定の地理的領域(数平方マイルの地域であれ、
国全体であれ、大陸全体であれ)から来た投稿に照準を合わせられると強調した。

 SNSの分析官は、ツイッターの投稿などを利用して、投稿者とソーシャルメディアネットワークの世界にいる他の人々とのつながりを
知ることができる。そして、いったん標的の人物の連絡相手を見つけられれば、連絡相手の物理的な場所を特定できる。要するに、
ソーシャルメディアネットワークを現実世界の地図に当てはめるのだ。

 DIAはまた、個人の顔を調べるためにSNSをスキャンするツールを開発した。たった1人の顔の画像を得るために何百万件もの投稿を
ふるいにかける。この技術を使ったところ、2013年9月にロシアの黒海沿岸にあるノボロシースク海軍基地でロシアの軍服を着た兵士の
姿が浮上した。その後、8日間の一連のソーシャルメディア投稿を分析した結果、この兵士が近くのクラスノダール地方を動き回っていた
ことが確認された。そして今年3月にはクリミアに姿を現したという。

 ソーシャルメディアは世界各国でプロパガンダの拡散や偽情報の流布に使われている。6月にイラクのモスルが陥落したとき、
「イスラム国」と名乗るスンニ派の武装勢力がイラク治安部隊から奪取したというヘリコプターや戦車の画像を流したが、後に、この
画像は何年も前のものであったことが判明した。

 元情報当局幹部は、「公開情報やツイッターのトレンドをゆがめたり、フェイスブックの投稿に主張や情報を埋め込むことによって
人々が操られる社会が出現するかもしれない」と述べた。

(終わり)

3 :七つの海の名無しさん:2014/08/07(木) 17:07:50.64 ID:yBnuj4UH.net
全マスコミが歪んだ主張しか発信してこなかった日本にとっては無問題

4 :七つの海の名無しさん:2014/08/07(木) 17:17:31.95 ID:o0sgdo1I.net
ネット上に情報公開してんだから、誰から見られて読まれても仕方ない

そのぐらいは草の根ネットの頃から常識だろ
最近ネットを始めた奴らが無防備杉

5 :七つの海の名無しさん:2014/08/07(木) 18:07:24.54 ID:lcrT0ddn.net
ツイッターやフェイスブックはネット情報なのだから正しい事もあるが嘘や間違いも多い
ネットに掲載されているから間違いないなんて言うのはアホ!

6 :七つの海の名無しさん:2014/08/07(木) 18:36:13.36 ID:g20pgDB8.net
いわゆるスパイの仕事の大半は、合法なソースから合法的に情報を収集し分析することだからな。

7 :七つの海の名無しさん:2014/08/17(日) 20:23:10.85 ID:HaFq3Z58.net
https://www.youtube.com/watch?v=-t2Zt8Iqoc4

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