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【イラン】イラン・ロウハニ大統領就任1年、「自由な社会」道半ば…国際的孤立は脱却も、容易にはいかない現実も浮き彫りに[08/04]

1 :Hi everyone! ★:2014/08/04(月) 02:52:10.49 ID:???.net
 イランの穏健派ロウハニ師が3日、大統領就任1年を迎えた。基本路線の「対話外交」を推進し、アフマディネジャド前大統領の
強硬路線が招いた国際社会での孤立から脱却しつつあり、国内の平穏も保たれている。公約とした経済再生、自由な社会の実現は
前政権に比べ前進しているが、容易にはいかない現実も浮き彫りになっている。

 「ハピネス(幸福)は人々の権利だ。我々は、喜びが引き起こす振る舞いに厳し過ぎてはいけない」。昨年6月、ロウハニ師は大統領
選挙で保守強硬派の候補を破った後、こう短文投稿サイト、ツイッターに投稿した。これを揺るがす事件が5月に起きた。

 米国人歌手の大ヒット曲「ハッピー」に合わせて踊る動画をインターネットサイト「ユーチューブ」に投稿したイランの若者6人が逮捕
された。「社会の道徳を傷付けた」とするテヘラン警察署長に対し、表現の自由を巡り国内外から批判が相次いだ。ロウハニ師は事件後、
当選時にツイッターに投稿した「ハピネス」で始まるメッセージを再投稿し、警察当局の対応を暗に非難した。

 イランでは、フェイスブックやツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への接続規制が前政権から続く。
中東民主化運動「アラブの春」のようにSNSを通じて体制批判が拡散するのを防ぐ狙いがあるとみられる。ロウハニ政権下で、
映画や出版の検閲緩和を進める文化・イスラム指導相のジャンナティ氏は「文化の活性化には、開かれた空間が必要」などと繰り返し、
SNS解禁を訴える。だが、国内強硬派を中心とした反対に阻まれている。

 イスラム教シーア派最高権威の宗教指導者、マカレム・シラジ師にSNS解禁反対の理由を聞いた。シラジ師は「道徳、社会、政治的な
堕落を招き、イスラム法の考えに反するため許されない」と携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)で回答した。

 ◇強硬派との対話がカギ

 「イランは、米国とイスラエルの結束や、アラブ諸国の団結をある程度崩し、自国に対する暗く、悲観的な雰囲気を軽減した」。
元国会議員のファラハピシェ・アラメタバタバイ大教授は取材に対し、イラン核協議の進展が対外関係の改善を後押ししたと指摘する。

 ロウハニ師は対話外交を重視し、イラン革命(1979年)後の在イラン米大使館占拠事件以降、断交していた米国のオバマ大統領との
電話協議を実現。昨年11月には、米欧など6カ国との核交渉で暫定合意にこぎ着け、一部制裁緩和も引き出した。

 その結果、経済制裁の全面解除後のイラン市場を狙う各国の動きが活発化し、イランへの対応が軟化した。シリア内戦で対立していた
トルコは、経済協力を積極的に働きかけ、敵対していたイスラム教スンニ派国家サウジアラビアも5月末、「中東地域の安定に協力したい」
とイランのザリフ外相の招待を表明した。ファラハピシェ教授は「オマーン、クウェート、カタールも緊張緩和に向き始めた。サウジとイラン
の接近はイスラム世界の平和に貢献する」と期待する。

 核開発をはじめとした重要政策は、最高指導者ハメネイ師の専権事項だ。ハメネイ師に近い強硬派とうまく渡り合いながら、国内外の
課題に対処できるか、ロウハニ師の手腕が試される。

ソース(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/news/20140804k0000m030079000c.html?inb=ra
写真=イランの首都テヘランで、大統領当選1年の記者会見後に記者に手を振るロウハニ大統領
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20140804k0000m030075000p_size5.jpg

2 :七つの海の名無しさん:2014/08/04(月) 07:34:37.06 ID:/LKmmZo7.net
徐々に規制解除してあげれば、国民に安らぎが生まれるかも

3 :七つの海の名無しさん:2014/08/04(月) 11:48:42.85 ID:4fyc/6rP.net
大統領の上に、最高権力者がいるからね。
大変だと思うよ。
イランは政治家よりも庶民の若者のほうが、よほど外交的。

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