二次元がオタクから恋愛を遠ざけ少子化を進め世界を滅ぼす！？

オムコシ ★

2015/8/28（金）13:55　キャラペディア

　現在、世の中には数多くの萌キャラやイケメンキャラが溢れている。
10月改変の秋アニメのラインナップもそろそろ出揃ってきているが、この傾向は非常に顕著。
複数の女性キャラ、もしくは複数の男性キャラがメインの、いわゆる「ハーレムもの」と言われる作品が目白押しである。
特に女性向けのアニメは豊作。「ハイキューセカンドシーズン」を筆頭に「K RETURN OF KINGS」「Dance with Devils」「高校星歌劇」「おそ松さん」など、枚挙に暇が無い。
男性向けのアニメは、どちらかというとゲームの「艦これ」や、連日話題にあがる「ラブライブ」「デレマス」などを例に出せば解りやすいかもしれない。
そして、一部ではこのような状況こそが、若者を恋愛から遠ざけているのではないか？という指摘すら散見される。

　趣味に大きく時間を費やすことにより、恋愛やコミュニケーションに時間を使わないという傾向は日増しに強くなっているのだろうか？
内閣府の調査では２０～３０歳代で恋人のいない人はおよそ６割。
そのうち４割近くが「恋人が欲しくない」と答えたとの事。
日本は世界最大の「萌え」の生産国として、アイドルやアニメ、ゲームなど、恋愛の代わりに「ときめき」を与えてくれるものが数多くある。
更に、恋愛と違い相手から傷つけられる事もなく、
スマートフォンやテレビアニメなどで極めてコンビニエンスに女性性や男性性を消費できる現状では、
リアルな人間関係や自分の居場所にリスクを犯してまで、面倒な恋愛をしようとは中々思えない。
そんな思いに至ってしまうのも致し方ない事かもしれない。

　しかし、一方でこういったコンテンツを媒介に濃いコミュニケーションを計り、コミケ等のイベントで出会いを求める動きも、昨今盛んになっている。
「オフパコ問題」と称して、様々なコミュニティで都市伝説的に語られることも多くなってきており、実際にトラブルになったケースも散見される。
一概に恋愛に興味がなくなってきていると言うのも少し乱暴な気もする。

http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20150828/Charapedia_20150828_0005.html