逃げちゃダメだ…痴漢と疑われたときの正しい対処法【オマイラ護身術】

凶ちゃん＠凶ちゃん ★

「この人チカンです！」
「え、俺！？」
となった場合、どんな対応をするのがいいのでしょうか。
そもそも、痴漢事件でえん罪なのに警察に逮捕されてしまうと、慰謝料を支払うだけでなく、仕事を失うことになる可能性があります。
また、痴漢事件の多くは電車内、駅のホームなどで起こっており、証拠となるものが残りづらくえん罪がとても起こりやすい事件であると言われています。
一度間違われると取り返しがつかないことになるかもしれない痴漢のえん罪事件ですが、どんな対応をするのが一番良いのでしょうか？
よく、痴漢に間違われたときの対処法として、「一目散にその場から逃げろ」と言われることがあります。
確かに痴漢をしていないのだから、その場から逃げても問題ないように思われますが、実はこれがとてもマズくなることがあるんです。
そこで、今回は痴漢に間違われたらどんな対応をするのが一番いいの？についてご紹介します。
【NG】痴漢に間違われたときは「逃げろ」はダメ！
逃げきれず捕まると地獄
電車内やホームでおこる痴漢のえん罪の場合、急いで逃げるのが一番！と言われることがあります。しかしながら、実はこれが一番良くない対処法なんです。
人があまりいない駅で、足に警察以上の自信があるなら話は別ですが、駅員や鉄道警察官、周りの乗客などにたいてい捕まります。
そして、捕まってしまうと、いくらえん罪であったとしても「逃げた」という事実が取り調べでとても不利に働きます。これは「逃げた」という事実が犯罪事実を自ら認めたと警察や検察に疑われてしまうためです。
逃げ切れても地獄
また、逃げ切れた場合であっても恐ろしい事態になるケースもあります。確かに逃げ切れると、もう痴漢事件とは関係ないように思われますが、勘違いした相手に被害届、告訴状を出されます。
この際にあなたの風貌などの情報を警察に握られ、いずれあなたは逮捕されてしまう恐れがあります。
また、もっとおそろしいことに、あなたの利用する電車で、他に類似の痴漢事件が発生して犯人が逃走している場合、捕まったあなたは、風貌や乗っている電車、被害者の特徴などの共通点で、全く関与のない別の痴漢事件について追求されることもあります。
つまり、あなたはそのとき「逃げた」ばかりに、本当に痴漢を行った卑劣な犯人への制裁も代わって受けなくてはいけなくなる可能性があるのです。
【決定版】痴漢に間違われたときはこの対処法1---まずは即座に証人集め
痴漢に間違われたとき「逃げる」はよくありません。では、電車内などで痴漢に間違われたときはどんな対処法が一番正しいのでしょうか？
まずは冷静に、相手に確認をとろう！
「チカンです！この人に触られました！」と間違えて言われてしまった場合、「まったくそんな事実はありません」ということを相手と周りの乗客に伝える必要があります。
相手が何か勘違いをしているようであれば、「自分はあなたに触れていないし、痴漢をされたのであればそれは他の人です」と主張し、周りの人にも聞こえるようにしましょう。
これは、相手が単なる勘違いであればその場で解決しますし、仮に解決しなくても取り調べの際に「事件について一貫して否定した」という事実を作ることができるので、とても有利になります。
また、周りの乗客が証言してくれれば、あなたの言い分の信頼性が確保できます。有利になる証拠を作っていくためには味方を増やすことが大切です。
【続く】