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【国防】迷彩機体に輝く「日の丸」 陸自ヘリ編隊体験搭乗 ヒューイ、ニンジャ、そしてコブラ…その装備と実力は

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/02/09(月) 21:21:22.92
★【関西の議論】迷彩機体に輝く「日の丸」 陸自ヘリ編隊体験搭乗 ヒューイ、ニンジャ、そしてコブラ…その装備と実力は
2015.2.9 15:00

災害大国・日本で、人命救助や物資輸送を行う重要なミッションを担っている陸上自衛隊のヘリコプター
「UH−1J」(愛称・ヒューイ)。昨年起きた広島市の土砂災害や徳島県の大雪の際にも出動した。
陸上自衛隊中部方面航空隊は1月中旬、大阪、奈良、京都の上空でヘリ訓練を行い、偵察用「ニンジャ」や
対戦車用「コブラ」を交えたヘリ編隊飛行を報道関係者に公開。「ヒューイ」に体験搭乗し、自衛隊が誇る
ヘリの最新装備や任務の一端を体感した。(高瀬真由子)

・ふわりと浮いた「ヒューイ」

「エンジン始動。1400(ひとよんまるまる)に離陸します」

機内の座席に座った記者の耳にイヤホンを通じて操縦士の声が響く。1月13日午後2時、大阪府八尾市の
八尾駐屯地にエンジン音が響き、迷彩塗装が施された16機のヘリコプターのプロペラが一斉に回り始めた。

バタバタバタ。1機ずつ飛び立っていくヘリが放つ凄まじい音は、イヤホンを装着していなければとても耐えられない。
まもなく記者を含む取材関係者らが乗った「ヒューイ」もふわりと浮いた。

関西、中国、四国、北陸、東海各地方の2府19県を管轄する中部方面航空隊。ヘリで人や物資を空輸し、
空からの偵察で地上部隊を支援することが主な任務だ。毎年1月に年始めの飛行訓練を行っており、
今年は「ヘリの魅力を知ってほしい」と報道関係者の体験搭乗が計画された。

訓練はヘリ10機が編隊を組み、大阪府と奈良県にまたがる生駒山の周囲を約1時間かけて飛行する経路。
「イコマ・フォーメーション」と名付けられ、報道関係者が乗る取材機を含むヘリ6機が編隊の近くを同じ高度で飛行する。

ヘリの搭乗は初めてではないが、やはり緊張する。「今日は天気もいいし、そんなに揺れないでしょう」。
上空へ向かうヘリの機内で体をこわばらせていると、隊員が優しく声をかけてくれた。

・壮観!編隊飛行

ヘリは垂直に浮き上がっていったん停止し、八尾から北西方向に向かってぐんぐん高度を上げていく。

上空約750メートル。「正面にあべのハルカスが確認できます」。操縦士の案内で地上を見ると、
高さ300メートルを誇る日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が眼下に見えた。
窓がかなり大きいため、JRや近鉄などの電車や車の動きも確認できる。

飛行開始まもなく、先頭の編隊長機を含む3機が三角形をつくり、その約100メートル後ろに3機、
4機がそれぞれ同じ高度、速度で進みながら編隊をつくった。これだけの数のヘリが飛ぶと壮観だ。

・バイクも積める広さ

先頭の3機は「UH梯隊(ていたい)」。「UH−1J」という機種の多用途ヘリで、記者が体験搭乗している
ヘリと同じ「ヒューイ」だ。全長17・44メートル、最大時速240キロ。災害時の負傷者搬送などの活動を行う。

「汎用(はんよう)性が高いヘリです」。取材機に同乗した中部方面総監部の野々上美智明広報室長が説明してくれた。
「座席をはずせば、援助物資を入れたり、オートバイを積んだりすることもできます」

確かに機内は広い。操縦士と副操縦士の2人のほか、11人が乗れるという。担架ごと負傷者を運び込むことも可能だ。

昨年12月に出動した徳島県の大雪では、三好市などで孤立した住民を安全な場所へ移動させ、停電復旧までの
応急電力となる発電機を輸送。同8月に起きた広島市の土砂災害では、被害状況の映像を首相官邸に送る役割を果たし、
「まさに鳥の目を持ったヘリ」(広報室)という。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/west/news/150209/wst1502090002-n1.html

【動画】陸上自衛隊中部方面航空隊の年始飛行訓練
https://www.youtube.com/watch?v=8I1RfSmUe1U

編隊飛行訓練をする陸上自衛隊の多用途ヘリ「UH−1J」(愛称・ヒューイ)
http://www.sankei.com/images/news/150209/wst1502090002-p1.jpg
編隊飛行訓練をする陸上自衛隊の偵察用ヘリ「OH−1」(愛称・ニンジャ)
http://www.sankei.com/images/news/150209/wst1502090002-p2.jpg
編隊飛行訓練をする陸上自衛隊の対戦車ヘリ「AH−1S」(愛称・コブラ)
http://www.sankei.com/images/news/150209/wst1502090002-p3.jpg

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/02/09(月) 21:21:35.00
>>1より


飛行は続き、京都南部の天王山や京都市街地が見え始めた。はるか遠くに琵琶湖も確認できる。

UH梯隊に続く3機は「OH梯隊」。機種は「OH−1」で、川崎重工業などが製造を担う自衛隊初の純国産ヘリだ。
全長13・40メートル、最大時速は編隊で最も速い約278キロ。「偵察活動を主な任務としているので、
愛称は『ニンジャ』です」と説明を受けた。

自動操縦装置の採用で優れた操縦性を持ち、ヘリ技術で最も顕著な功績をあげた団体などに贈られる
「ハワード・ヒューズ賞」も受賞している。

ゆっくりと右に旋回して一路南へ向かう。奈良市外地や東大寺を確認しながら、後続の4機「AH梯隊」が目に入る。

「AH−1S」という機種の対戦車ヘリで、愛称は「コブラ」。全長16・16メートル、最大時速231キロ。
2人の操縦士が乗り、有事の際は前方座席の人が射撃手となり、地上の敵戦車と戦闘行動を行う。

・全国で訓練公開

「それではこれから八尾駐屯地に戻ります」。いよいよ体験搭乗も終わりに近づいてきた。
編隊飛行を続ける迷彩色の機体に「日の丸」が見えた。災害や遭難で救助に来たこれらのヘリが目に入り、
安堵(あんど)した被災者も多いだろう。

全国各地の駐屯地では日々、厳しい訓練が行われている。その様子を見ることができるイベントや体験搭乗が
計画されることも少なくない。毎年秋の中部方面隊の創隊記念行事でもヘリの訓練を公開しており、
広報室は「迫力あるヘリの飛行を間近で見てほしい」とアピールしている。

日本の平和と安全を守る自衛隊の活動の一端にぜひ一度、触れてみてはいかがだろうか。(了)

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