【奇跡の再会】10年前の大津波で流された兄妹が家族と再会。妹は漁師に育てられ、兄は路上生活者に‥

水星虫 ★

津波で不明１０年ぶり家族と再会インドネシア

8月19日 21時11分

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140819/k10013926561000.html

２００４年に発生したインド洋大津波で行方不明になっていたインドネシアの
当時７歳と４歳だったきょうだいが相次いで見つかり、１０年ぶりに家族と再会を果たしました。

このきょうだいは、死者・行方不明者２２万人以上を出した２００４年のインド洋大津波で
被害が最も大きかったスマトラ島のアチェ州から津波に流され行方不明になっていた
当時７歳だった男性、アリーフ・プラタマ・ランクティさんと
当時４歳だったラウダトゥル・ジャナさんです。

地元のテレビ局によりますと、２人は津波に流されたあと木の板に乗って助かり、
およそ１３０キロ離れた島に漂着しました。
その後、妹のジャナさんは漁師に発見され、漁師の家庭で育てられていたところを
ことし６月に偶然親族が見かけ、連絡を受けたジャナさんの家族が確認しました。

この時点では当時７歳だった兄のアリーフさんの行方は分かっていませんでしたが、
今月になってジャナさんと家族との再会が地元のテレビ局に
奇跡だとして大きく伝えられたことがきっかけになりました。

およそ７００キロも離れた西スマトラ州のパヤクンブという町の女性がニュースを見て、
近所の路上で生活している男性がジャナさんの家族と顔が似ていることに気づき、
家族に連絡をとったところ、アリーフさんだと確認されました。

アリーフさんは当時の記憶の多くを失い、津波に流されたあとのことや自分の名前さえも
覚えていなかったものの、家族の顔だけははっきりと覚えていたということです。

きょうだい２人と相次いで１０年ぶりの再会を果たした母親のジャマリアさんは、テレビ局の取材に
「息子が発見されたときの状況を知ると悲しくなりますが、こうしてついに息子と再会できたことを
神に感謝します。これから息子との時間を大事にしていきたいです」
と涙ながらに話していました。

また妹のジャナさんも涙を流して兄との再会を喜んでいました。