橋下市長「問題のある生徒のせいでまじめな生徒がばかを見ることがあってはならない」問題児を校外の施設へ送る計画

水星虫 ★

問題行動の児童生徒に「個別指導教室」

6月10日 18時19分

＊ソース元に画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140610/k10015119811000.html

大阪市教育委員会は、暴力や授業の妨害など悪質な問題行動を繰り返す児童や生徒について、
一定期間、通っている学校から引き離し、個別に指導を行うための施設を設けることになり、
今後、具体的な制度設計を検討していくことになりました。

これは、１０日開かれた大阪市の橋下市長と市の教育委員らとの会議で決まりました。
それによりますと、大阪市立の小、中学校で、暴力や授業の妨害など悪質な
問題行動を繰り返す児童や生徒について、一定期間、通っている学校から引き離し、
心理学などの専門知識をもつ教員や非常勤のスタッフなどが指導を行う
「個別指導教室」という専門の施設を設けるとしています。

橋下市長は「問題行動を繰り返す子どもを受け入れる仕組みが必要で、問題のある生徒のせいで、
まじめな生徒がばかをみることがあってはならない」と述べました。

会議では、「個別指導教室」の設置に向けて今後、教育委員会が具体的な制度設計を検討していくことになりました。

こうした方針について、大阪市教育委員会は「児童や生徒の問題行動を通っている学校と
連携して克服し、大多数の子どもの安全・安心と教育を受ける権利を保障する必要がある」
としています。

会議のあと橋下市長は記者団に対し、「教育委員会が制度設計できれば予算化したい」と述べました。

「一人一人にあった指導を」

大阪市教育委員会の方針について、学校の生徒指導などに詳しい近畿大学教職教育部の田中保和教授は
「問題のある生徒を離れた場所で教育し、指導することは、本人にとっても、ほかの生徒にとってもよい効果があると思う。
一方で、問題行動を起こす子どもは家庭の問題など、それぞれ背景が異なるため、一人一人にあった指導ができなければ
逆効果になりかねず、個別の指導をどう進めるかが大切だ」と話しています。

橋下市長「問題のある生徒のせいでまじめな生徒がばかを見ることがあってはならない」 問題児を校外の施設へ送る計画

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