植民地化した日本！

syokuminnchi

徳川幕末政権および明治維新政権は、欧米列強国から植民地化を阻止した。
日本史学者および政治家の大多数は、日本は欧米列強国の植民地化をされなかった
国であり誇りに感じ、かつ主張してきた。
明治中期後、大正、昭和初期、の各政権は近隣国のへ進出して、日本の属国を築き
植民地的な優越を作った。
このことからも日本の植民地化は無かったと全国民が感じていて信じている。
此処に大きな国民的錯覚がある。
明治維新後の政権は、明治、大正、昭和、平成、と今日でも継続している。
これれを維新政権と呼べば、維新政権は日本の欧米列強国からの植民地化を回避できなかった結論になる。

２７０年間対外戦争をしなかった徳川政権に対して、維新後政権は日清・日露戦争を始め
周辺国との戦争を繰り返し膨大な自国の人命を犠牲にした。
挙句の果てには２発の原子爆弾を被って、欧米列強国の一つの米国の占領下に陥り、
同強国の露国に樺太を含む北方領土を占領された。
その両国の占領状態が現在も続いている。
この現実を、欧米列強国に植民地化された日本、と称さないで何が他にあろうか。
日本は、近代・現代史において、欧米列強国による最大で最後の植民地化された国家である。
隣国の清国（現在の中国）は、近代史において一部が植民地化されたに過ぎない。
現に現在の中国は、他国の占領も無い完全な独立国だ。
それに引き換えて、我日本は無残にも欧米２国からの植民地化から脱していない。
米国の属国、すなわち植民地国といっても決して言い過ぎでない。
不思議にも大多数の日本人が、植民地化されたとの認識が無い。
これは、列強国の植民地化政策の効果であろう。
明治維新の先人は過の国で悲嘆しているだろう。