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【自動車】トヨタ、水素エンジンを「ORC ROOKIE Racing」参戦車両に搭載 スーパー耐久24時間レースに挑戦【燃料電池ではなく内燃機関】 [エリオット★]

731 :名刺は切らしておりまして:2022/12/14(水) 12:12:21.27 ID:TsVXfEoO.net
水素エンジンは5合目、今後は市販化に向け加速。来年2月に液体水素カローラがデビュー予定
2022.11.30
https://gazoo.com/feature/supertaikyu/22/11/30/toyotakikin/hydrogen/

気体水素車両の開発状況

水素エンジンの開発状況については、いつも通りに富士山登山に例えて説明があった。誰も踏み入れたことのない開発であるため、未踏峰の山への挑戦、もしくは新ルートでの登頂に例えたほうがわかりやすいので、未踏峰への登山に例えてみる。
双耳峰、未踏峰の山の5合目まで到達したが、今まで歩いてきたルートを振り返ると、後続の人が歩くための整地がされていない状態であり、これから5合目までの整地を始め、同時に6合目以降は2個の山頂目指し2本の新規ルートを開拓していくことになる。2個の山頂とは気体水素と液体水素のピークを指す。

(5合目までの道のり)

このように、1年半で6合目に向け新規ルートを開発することまでたどり着いたが、1合目から根本のメカニズムについてはわかっていない部分が沢山ある。一方で、オープンで水素エンジン車両開発を行っているため、他社より水素エンジンについての相談も複数あるそうだが、同じ課題を共有し、一緒にデータを見て話していること。

GRカンパニーの佐藤プレジデントは、他社からの相談について「教えてくださいという会社はあまりなく、質問の内容がある程度水素エンジン研究をやっていて、悩みがあって連絡をしてこられる会社が多いので、実は多くの会社で水素について取り組んでいるんだな、というのが正直な感想です。

液体水素車両への取り組み

10月に、液体水素エンジン車両の認可が取れたので走行評価を開始し、11月上旬にはサーキットでテスト走行を実施している。現時点で最高速度は、気体水素エンジン車両より10%下回るそうだが、液体水素車両のメリットと課題は何だろうか。

メリットは、「気体水素の2倍水素を搭載可能」、「ピット内で給水素が可能」「昇圧の必要がなく連続給水素が可能」の3点だ。
一方課題は、低温にかかわる「-253℃を保ち、-253℃で燃料ポンプを稼働させる必要がある」「タンク内で燃料が気化する」の2点だ。
実際、2022年に液体水素カローラをスーパー耐久にデビューさせられなかったのは、この課題解決ができていなかったからだそうだ。

来年2月のスーパー耐久の合同テストまでに課題をある程度解決し、来年の本格デビューを目指すとのことだ。後続距離が2倍になると給水素の回数が半分になり、給水素の時間が今より長いのか短いのかは不明なものの、現状のベストラップはST4クラスのマシンと同等であるため、ST4クラスとレースという観点でガチバトルすることも可能になるかもしれない。

来年23年の目標は7合目までの新規ルートの開拓になる。順調に進めば、24年末又は25年に、気体水素エンジンを搭載した市販車がデビューすることも夢ではないと想像を膨らませた。

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