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【経済】どこで間違ってしまったの? 日本の家電が競争力を失ったのはなぜ?
- 1 :1級神2種非限定φ ★:2016/03/11(金) 00:38:02.09 ID:CAP_USER.net
- シャープがいよいよ外資系企業の傘下に入ることになります。
日本製品が競争力を失ったといわれてから久しいですが、日本の電機メーカーはどこで間違ってしまったのでしょうか。
セットメーカーとデバイスメーカー、異なるビジネスモデル
同じ電機メーカーといっても、消費者向けの最終製品を製造するセットメーカーと、デバイスを製造するデバイスメーカーでは、
そのビジネスモデルはかなり異なっています。
シャープが経営危機に陥ってしまった最大の理由は液晶パネルに対する過剰投資ですが、シャープはもともと個性的な商品を開発する
セットメーカーでした。
しかし液晶への大型投資をきっかけにデバイスメーカー型へとかじを切り、これが結果的に同社衰退の原因になってしまったわけです。
同社は累計で数兆円の資金を投入し液晶パネルの生産ラインを拡充しましたが、液晶の価格下落が想定以上に進み、投資資金を回収することができなくなってしまいました。
液晶そのものには強いニーズがありますから、投資の判断ミスが大きかったということになるでしょう。
ソニーがアップルに主導権を握られたのは?
一方、ソニーやパナソニックなどは少し事情が異なります。
両者は非常に高いブランド力を持つセットメーカーであり、いまでも基本的にセットメーカーとしての色彩が濃いビジネスモデルです。
特にソニーは、世界で唯一、AV機器とIT機器、そして音楽コンテンツのすべてを持っているメーカーでしたから、
世界の誰もが、いまのアップルのビジネスモデルはソニーが実現するものと思っていました。
しかし、同社がアップル型のビジネスモデルに転換するためには、社内での利害関係を調整しなければなりません。
こうした調整に手間取っている間に、アップルがコンテンツとデバイスの融合を実現してしまい、
すべてはアップル主導で市場が進むようになってしまったわけです。
以下全文
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