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いつも素晴らしい高倉健

37 :なんてったって名無しさん:2015/01/03(土) 00:27:51.86 ID:BmoTlZqi.net
石原裕次郎との比較記事が面白かったな。

石原裕次郎、彼はまさに国民的スターでありブームを巻き起こした男。一方健さんはあくまで鶴田浩二の後釜として任侠モノ好きのカリスマに君臨した過ぎなかった。
当然眉をひそめる人も多くある意味色物俳優だった。

一般的に見るととても比較対象になるようなものじゃなかった。それどころか芸能マスコミの扱いでは後発の小林旭にも格負け。

しかし、もともと裕次郎は「俳優は男子一生の仕事にあらず」が口癖で事業欲旺盛。役者を極めたいという 気はさらさらなかった。
一方健さんは(本人曰く当初は大して乗り気ではなかったようだが)イメージである「不器用ですから」そのままに「映画俳優」としての拘りを貫いていく。

そうして
事業失敗を重ね、裕次郎は「太陽にほえろ」という子供向けテレビドラマのイメージが強くなり、健さんは「幸福の黄色いハンカチ」をきっかけにヤクザスターの殻を破り国民的映画俳優へとかけ上がっていく。

そして・・
ついに俳優としての大物感も完全に逆転した。裕次郎の残した映画には重厚なものは皆無。なんともちゃちな作品ばかり。
時代の寵児ではあったが・・愚直な健さんの逆転圧勝劇といえる。

ただ「石原裕次郎」の名は力道山、長島茂雄、美空ひばりと共に「昭和史」には欠かせない男としてこれからも消えることはない。

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