2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【和歌山】串本来航225年 レディ・ワシントン号の史実知って[05/20]

1 :坊主 ★:2016/05/20(金) 23:40:49.84 ID:CAP_USER.net
引用元:読売新聞 2016年05月20日
http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20160519-OYTNT50157.html

◇シアトル紀州クラブ 記念メダル、漫画寄贈

 米国商船「レディ・ワシントン号」の串本来航から今年で225周年を迎えるのを記念し、米国シアトル在住の和歌山ゆかりの人らでつくる「シアトル紀州クラブ」(佐々木タヅエ会長)の一行が串本町樫野の日米修交記念館を訪れた。
寄港した当時の様子を記した僚船の航海日誌が先月、米国で初めて発見されたこともあり、佐々木会長らは「日米交流の原点とも言えるワ号来航の史実を両国の多くの国民に知ってほしい」と話していた。

 ワ号は、幕末のペリー艦隊の浦賀来航より62年早い1791年、僚船「グレイス号」を伴い、当時、鎖国中だった日本にラッコの毛皮の交易目的で訪問。
寄港した紀伊大島は温暖な気候のため毛皮は売れなかったが、約10日間の停泊中、島から薪や水を補給し、住民と交流したとされる。
先月、米国側の資料としてグ号の航海日誌が確認された。

 シアトル紀州クラブは19世紀末以降、和歌山から米西海岸ワシントン州シアトル周辺に渡った人らが1905年に結成し、現在、約100人が所属。
今回は、昨年4月に仁坂知事らが、クラブ創立110周年記念式典に出席したことへのお礼の意味を込めての来県で、同記念館には14日、佐々木会長ら19人が訪れた。

 田嶋勝正町長は「独立当時の(州の数である)13星旗を掲げ、米国人が日本に最初の第一歩を踏み入れた串本へようこそ」と歓迎。
発見されたグ号の航海日誌に「乗船した住民から薪や米を贈られた」「(出港時には)複数の小舟が並走して見送った」などと友好的な記述があったことに触れ、「鎖国下の日本で、フレンドリーに接した先人を誇りに思う。我々も同じような気持ちで米国と友好を育みたい」と話した。

 その後、両親が串本出身という佐々木会長が、ワ号の復元船が建造されたワシントン州アバディーン市にある歴史協会から託された手紙を紹介。
「串本来航は、米国の独立間もない時期の『草の根レベル』の交流。共に祝いたい」とのメッセージを読み上げ、記念のメダルを田嶋町長に手渡した。

 また、ワシントン州日米協会元事務局長が作成したワ号の串本来航を伝える英語版の漫画も田嶋町長に寄贈され、佐々木会長は「両親のルーツでもある串本にはとても親近感を覚える。航海日誌の発見を機に、米国と串本の交流が一層深まれば」と期待していた。

田嶋町長(左)に記念メダルなどを渡す佐々木会長(串本町で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160519/20160519-OYTNI50035-L.jpg
串本町に寄贈されたレディ・ワシントン号の日本寄港を題材にした漫画
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160519/20160519-OYTNI50036-L.jpg

総レス数 1
3 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200