2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【岩手】婚礼用かご 全国初出土 水沢伊達(留守)家6代村利妻の副葬品 奥州市[04/16]

1 :のっぺらー ★:2016/04/16(土) 18:43:32.33 ID:CAP_USER.net
奥州市水沢区東町の大安寺にある水沢伊達(留守)家墓所の出土品から
上級武家の婚礼に使われたかご(女乗物)が納められていたことが分かり、弘前大人文社会科学部文化財論研究室が15日、発表した。
婚礼用かごの出土は全国初といい「近世武家社会の婚礼や葬儀を考える上で貴重な資料」(同研究室)とになりそうだ。

2009年に本堂改修に伴う市指定史跡大安寺留守家墓所改葬に際し、市教育委員会が調査したのがきっかけ。
出土品を整理・分析し、6代村利の妻千重(房子)の墓に婚礼かごが納められていたことが判明した。

墓石の下から検出された木棺(約56センチ四方)を納めた木製の箱(約115センチ四方)上面から
大量の金具、びょう、漆塗りの木材、ひつぎ内からべっ甲製くしや蒔絵(まきえ)ぐし、扇子、きせる、百人一首などの副葬品が出土。

金具232点とびょう493点は全て金メッキが施された銅製。
金具には彫金による唐草文などの文様と千重の実家の家紋がある。
木材は30種類あり、黒漆が塗られたものは金具の一部が装着されていた。
金糸を織り込んだ布、リング状の金具が付く革ひも、竹製のすだれなどもあった。

これらの部材から、かごは主に小国の大名や高禄の旗本の夫人用に用いられ、国内に10例ほどしかない「天鵞絨巻女乗物」とみられる。
正面と背面、左側面が残存し、右側面や担ぎ棒、屋根は金具の一部のみで木質部はなかったが、
復元図を作製し、高さ109センチ、幅86センチ、長さ128センチほどと推定する。

留守家は、陸奥国留守職の伊沢家景が遠祖で、
江戸時代は仙台藩主伊達家一門第三席として伊達姓を名乗り、胆沢郡水沢1万6000石を治めていた。
大安寺は水沢伊達家の菩提(ぼだい)寺の一つ。

千重は、伊達家一門第一席の角田石川家7代村満の三女として1727(享保12)年に生まれた。
26歳で3歳年下の村利に嫁ぎ1男1女をもうけたが、29歳で病死。
村利も同じ年に死去した。

同研究室によると、両家の仙台屋敷は広瀬川を挟んで約1・6キロの距離で、
かごは花嫁行列が仙台城下の目抜き通りを華やかに進んだ際に用いられたと考察する。

高価なかごは使い回すことが多いが、嫁いでわずか3年で亡くなった千重の死を悼み、かごを解体して納めたとみられている。
同研究室の関根達人教授(考古学)は「当時の武家の婚礼や葬儀の実態を伝える資料として学術的に極めて価値が高い」としている。

市教委は、かごなど出土品の保存処理を16年度に同研究室に委託。
17年度以降に市内の施設で一般公開する予定だ。

写真:奥州市水沢区の留守家6代村利の妻の墓に納められていた婚礼用のかご(正面)の金具
http://www.iwanichi.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/16_mizu_konreikago-1-216x240.jpg

以下ソース:岩手日日新聞 4/16
http://www.iwanichi.co.jp/tankou/12537.html

2 :やまとななしこ:2016/04/16(土) 18:48:10.80 ID:z9CKP4ck.net
2!

3 :やまとななしこ:2016/04/16(土) 19:03:20.68 ID:DfwaCXQD.net
>>出土品を整理・分析し、6代村利の妻千重(房子)の墓に婚礼かごが納められていたことが判明した。

伊達村利って水沢伊達家7代目じゃない?

4 :やまとななしこ:2016/04/16(土) 19:06:08.57 ID:gE1eBgsr.net
盗まれた物ニダ

5 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

6 :やまとななしこ:2016/04/16(土) 22:11:30.42 ID:EPKpBO2b.net
>高価なかごは使い回すことが多いが、嫁いでわずか3年で亡くなった千重の死を悼み、かごを解体して納めたとみられている。
( ;∀;)イイハナシダナー

7 :やまとななしこ:2016/04/16(土) 22:51:18.14 ID:Yh89NUf9.net
あれま。うちの実家の墓があるお寺じゃないか。

総レス数 7
4 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200