日本メドトロニックってどうですか？

名無しさん＠お腹いっぱい。

平成２４年某月、セントジュードメディカル、ニュロ事業部長である山本大は頭を抱えていた。
相次ぐSCSジェネレーターのリコールで、全く売れないのである。それでなくても、脊髄ビリビリ治療は日本で受け入れない訳で、どうにも社長のＢに言い訳ができなくなっていた。
セントの製品はコンセプトは悪くないものの、信頼性を欠くのは誰の目にも明らかであった。
まあ、一昔前のイタ車みたいなものだ。

山本大の起死回生は、今仕込んでいるDBSであった。何が何でもDBSで起死回生を狙い、登場までデタラメとウソの上塗りで生きながらえなければならない...
山本大は早期の承認と、IndicationでのウルトラＣを狙っていた。
それには何としても、メドロトニック社の日本での情報をGETしなくてはならない。
山本大が窃盗行為（刑法235条、10年以下の懲役又は50万以下の罰金）によって日本メドトロニック社の社内情報を根こそぎ持ちこんだのは周知の事実である。
しかし情報が旧く、何としても最新の情報（本年承認済の新型ジェネレーターの情報がほしい）を盗まなければならない。

そこで山本大は、昨年9月から違法リベートによって飼育してきた大阪府在住の元メド社員である山岡一人に話を持ちかけたのであった。