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☆☆☆  行動する国産品愛好会Part27 ☆☆☆

84 :日出づる処の名無し:2021/04/02(金) 01:45:18.02 ID:zndQY15i.net
まさかの逆転、日本の技術はなぜ中国に抜かれたのか
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64643

3/29(月) 6:01配信JBpress
 (花園 祐:上海在住ジャーナリスト)
 2012年頃のことです。筆者は、日本と中国の製造業における技術格差について、周りの人によく次のようなことを口にしていました。
 「日本と中国の技術格差は2000年頃が100:1だとすると、今は10:1程度にまで縮まっている。今後、この差はさらに縮まっていくだろう」
 そうした考えから、日系企業関係者に会うと「今なら日系企業が保有する技術や特許には中国企業の買い手がつくはず。それらはまとめて売却し、そのお金で新規事業に投資した方がい
い」と勧めていました。
 あれから約10年が経った現在、当時は買い手がついたであろう日系企業の特許や技術を買いたいと思う中国企業は、もうないでしょう。
 また日本と中国の技術格差も、10:1どころではなく、現場労働者の能力から先端産業技術まで今や中国の方が日本を上回っているのではないかと筆者はみています。
 一体なぜ日本と中国の技術力は逆転してしまったのか。その背景と原因を考えてみたいと思います。

■ 家電はほぼ全滅、工作機械も黄信号
 最初に、現在日本が国際市場において置かれている立場を主要な製造産業ごとにみていきましょう。
 まず、かつては自動車産業と並んで花形だった家電産業は、完全に中国系に敗北してしまいました。東芝をはじめ既に多くの家電メーカーは家電事業を中国企業に売却しており、パソコン
事業も大半が中国系の資本に収まっています。
 携帯電話に至っては、ソニーがまだ頑張ってはいるものの、国際市場における販売台数では中国系に遠く及ばず、国際競争力はまったくかなわない状況です。
 一方、デジカメはキヤノン、ニコン、ソニーの日系御三家がいまだ圧倒的な国際競争力を維持してはいます。しかし、スマートフォン搭載カメラに押され、カメラ市場自体が縮小しているの
が現状です。競争力があるとはいえ、その先行きは厳しいと言わざるを得ません。
 日本の製造業を陰で支えてきた産業用ロボットをはじめとする工作機械産業については、現状はまだ日本が優位に立っているように見えます。しかし現在、この分野は中国が国を挙げて
強化に取り組んでおり、技術力もここ数年で目覚ましく高まってきています。今のペースが続くようであれば、この分野でも遅かれ早かれ日本は中国に追い抜かれる可能性が高いでしょう。

■ 頼りは自動車、素材系産業だが・・・
 逆に日本が中国に対していまだに強い優位性を持っている産業としては、日本のお家芸ともいうべき自動車と、化学品原材料をはじめとする素材系産業が挙げられます。
 特に地道な基礎開発と品質管理がものを言う素材系産業分野は、中国系企業が明らかに苦手としていている分野です。中国政府がどうテコ入れしても、あと10年は確実に日本の後塵を
拝し続けることになるだろうと筆者は見ています。
 一方、自動車産業は、今後の電気自動車(EV)化の進展によっては劇的な技術革新が起こり、既存技術が一気に陳腐化する恐れがあります。特にEVのコアともいえる電池技術に関して
はすでに中国がリードしています。日本の自動車産業がこのまま今の優位を保てると断言することは決してできません。

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