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【連載】初代ウルトラマン誕生秘話【9】半ば強制的にハヤタを演じ出した黒部進[6/29]
- 1 :もらしオフキρφ ★:2016/06/29(水) 20:29:24.14 ID:???
- 2016年6月29日11時0分 スポーツ報知
ベーターカプセルを掲げてウルトラマンに変身するハヤタ (C)円谷プロ
http://www.hochi.co.jp/entertainment/feature/TO001319/20160616-OHT1T50133.html
ウルトラマンと一心同体となり、地球の平和を守っていく科学特捜隊(科特隊)のエリート隊員・ハヤタ。日本中の子供たちのヒーローを演じたのが、当時26歳の東宝所属俳優・黒部進だった。
黒部は1962年に東宝に入社。端役での映画出演が続いていたが、65年に東宝テレビ部に異動となった。そして、「ウルトラQ」へのゲスト出演を経て、「ウルトラマン」の主役に抜てきされた。
「映画至上主義の時代だから、抜てきといってもねえ。映画畑の人がテレビの仕事をすること自体が格下に見られていたし、ましてや子供番組…。
僕は東宝から給料をもらっていましたから、会社が『やれ』という仕事は拒否できない。『台本を読んでから決めさせてください』なんて、言える立場じゃないんですよ」
半ば強制的にハヤタを演じることになった―と黒部は笑った。
前例のないヒーローと怪獣が戦う物語。何もかも手探りだった。特撮部門の撮影には立ち会わないため、
完成したフィルムを見るまで、どういう映像になっているかも分からない。毎日がため息の連続だった。
「科特隊の基地のシーンで、作戦室にいろんなスイッチが並んだパネルがあるんだけど、よく見ると隙間だらけ。
目立たないように裏から黒いテープを貼ったりして…。自動扉もスタッフ2人が『せーの』って、
棒を引っ張って開けるんですが、タイミングが合わなくてNGばかり。これにはイライラしたなあ」
そんな黒部だが、ウルトラマンを初めて見たときの鮮烈な印象は、今も忘れないという。
「あのフェースね。あれは成田亨さんのデザインだけれど、何か菩薩(ぼさつ)のような印象の中に、人間の勇気とか力とか、そういうものが全て込められている感じがした。
違う顔になっていたら、ここまでシリーズとして続かなかったんじゃないでしょうか」=文中敬称略
◆黒部進(くろべ・すすむ) 1939年10月22日、富山県生まれ。75歳。中大経済学部卒業後、
62年に東宝入り。ウルトラマンでハヤタを演じた後も数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演した。
長女の吉本多香美も女優であり、「ウルトラマンティガ」でレナ隊員を演じた。08年の映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」では親子共演している。
- 2 :名前をあたえないでください:2016/07/19(火) 15:38:57.72 ID:ehwNAKVBz
- 当時東宝のスターだった誰だったかに話が行ってたんだよな
その人が子ども番組はやらないと断ったから黒部進氏に話が
その人がなんかの東宝映画のオーディオコメンタリーで
「ウルトラマンがあんなにヒットして何十年も経っても見てもらえるんだったらやっておけば良かった」
と苦笑してた記憶
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