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虎ノ門822

21 :名無しさん@実況は禁止ですよ (ワッチョイ 7f6e-lIli):2022/05/18(水) 21:45:10 ID:X/6qIGFx0.net
■株式会社アメリカの日本解体計画■  (著者)堤未果 2021年1月20日発行

P50★ウォール街が大事にする日本のVIP客とは
リーマン・ショック以降も、ウォール街はますます巨大化し、さらなる国家解体ゲームを進めています。
彼らの市場はアメリカだけでなく世界全体ですから、もちろん日本も他人事ではありません。

シティバンクの副社長とポートランドのある会合で隣り合わせになった時、食事をしながら彼は私にこう言いました。
「日本は大事なVIP客だよ」
彼らの商品を買っている日本の優良顧客とは、一体誰でしょう。
ゆうちょ銀行、農林中金、私たちの年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、そして今何かと話題になっているソフトバンクです。

★郵便貯金と簡保マネー開放のための民営化
皆さんご存知のように、日本郵政公社から郵便貯金事業等を引き継いだゆうちょ銀行は、民営化する前の段階で、
すでに郵便貯金とかんぽマネーの合計340兆円という、莫大な預金を持っていました。
ゴールドマン・サックスは、以前からこれに目をつけていました。
「ゆうちょ銀行を早く民営化してマーケットに開放しなさい。その貯金を手にいれ、運用したい」と、虎視眈々と狙っていたのです。

その窓口として白羽の矢が立ったのが、金融大臣を経て経済大臣に就任し、当時郵政民営化担当大臣に任命された、現大手派遣会社パソナ会長の「竹中平蔵氏」でした。
とはいえ「郵政民営化」は、小泉政権の規制改革の目玉政策でしたよね?
だから竹中氏が先頭に立って、「郵政事業を開放して、民営化せよ」と旗を振っていても、
国民はまさかその裏にアメリカからの要請があったとは、夢にも思わなかったのです。

要請したのは誰だったのか?
ゴールドマン・サックスの、ロバート・ゼーリック副会長でした。
ゼーリック氏から竹中平蔵氏へ送られたある手紙の存在が明るみに出たのは、2005年8月、
まさに「郵政民営化」を問うあの解散総選挙の前月に行われた、参議院特別委員会でのことでした。

民主党(当時)の櫻井充参議院議員が、竹中郵政民営化担当大臣に、こんな質問をしたのです。
「竹中大臣、あなたは今まで、アメリカの要人と民営化について話し合ったことはありますか」
この質問に対し、竹中大臣はきっぱりとこう否定しました。
「いいえ、一度もございません」

そうですか、では・・・と言って、櫻井議員がその場で読み上げたのが、ロバート・ゼーリック氏から
竹中大臣に宛てた手紙だったのです(第一六二回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会より:以下要約)。

「竹中さんおめでとうございます。あなたは金融大臣としてよいお仕事をされ、それが新しい任務につながったのですね。
この任務を小泉首相が貴方に託した事は我々にとって非常に心強く、貴方には以前と同様の決意とリーダーシップを期待しています。

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