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【豪腕】 田中角栄元首相を再評価する 【今太閤】
- 1 :右や左の名無し様:2016/08/05(金) 09:00:48.02 .net
- ここにきて再評価の気運。こんな閉塞した時代だからこそ、清濁併せ呑むような豪傑が必要なのだろうか――。
「私、小学校高等科卒業だ。しかし、君たちは天下一の秀才集団で財政金融の専門家だ。我と思うものはいつでも
言ってくれ。できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの俺が背負う」 これは、故・田中角栄
元首相が大蔵大臣(現財務大臣)に初めて任命された際、官僚を前にブチあげた“伝説のスピーチ”だ。事実、
彼はその言葉を貫いた。今、そう言ってくれる上司が、どれだけいるだろうか――。
その角栄氏は、今で言う中卒から成り上がり、1947年、衆議院議員に初当選。以降、郵政、大蔵、通産大臣などを
経て、72年、54歳で首相に就任するものの、『文藝春秋』誌が角栄氏の金脈問題を暴くと、2年半足らずで内閣を
総辞職。76年には、いわゆる「ロッキード事件」が発覚し、5億円の受託収賄罪などで逮捕起訴され、その後、有罪が
確定する。しかし、その間も永田町に君臨し続け、“昭和の闇将軍”といわれた。金権政治の権化と評されてきたが、
ここにきて、そのズバ抜けた行動力や、人心収攬の巧みさが、閉塞感が蔓延する現代ニッポンで見直されているのだ。
「今、ちょっとした“角栄ブーム”ですね。関連本は軒並みヒットしています」(大手書店の政治コーナー担当者) 記者時代に
角栄氏と交流のあった政治評論家の浅川博忠氏が、こう語る。「角さんというと、全国に新幹線や高速道路、空港を作ったこと
ばかりが取り上げられますが、それだけではありません。1964年に新潟地震が発生した際、倒壊した家屋を目の当たりにした
角さん(当時は大蔵大臣)のひと言がキッカケになり、2年後に地震保険が誕生しました」
「角さんが進めようとした『日本列島改造論』は、地方を活性化させ、安定した雇用や出生率、地域社会の実現を目指したもの。
現代に通じる政策で、その意味で先見の明があったと言えます」(浅川氏) 中央と地方の格差や少子化問題で紛糾する
現代、角栄待望論もうなずける。「ロッキード事件で角栄氏と対峙した堀田力東京地検特捜部検事(当時)も“田中さんが
国民の安全と幸せを第一に考えていたことは確かだ”と評しています」(向谷氏) それが田中角栄という男なのだ。
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- 2 :右や左の名無し様:2016/08/05(金) 13:31:20.09 .net
- ロッキー2
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