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自閉症と統合失調症には同じ遺伝的ルーツがあることが名古屋大学の研究結果からより確実に[09/18]

198 :生物学的な指標と検査のない精神医療の真実:2018/10/20(土) 21:14:01.47 ID:qkx0eO22V
■新潟大学脳研究所/統合失調症研究の今  より抜粋

www.bri.niigata-u.ac.jp/lecture/ippan/163/

アメリカの診断基準(DSM4)に従えば、幻覚、妄想、解体会話、緊張行動、陰性症状のいずれか2つ以上を1ヶ月以上に渡り呈することが最低必要条件になっている。
この診断基準によれば類似した疾患に、統合失調症様障害、短期精神病障害、失調感情障害、妄想性障害、双極性障害などがあり、病態の期間、感情障害の有無など
で区別されている。これらの診断は精神・心理症候で医師が問診を通して判断するものであって、決して生物学的、遺伝学的な根拠があるものではない。

統合失調症は遺伝病?

 多くの統合失調症の遺伝研究の蓄積はあるものの、いまや単一遺伝子でこの疾患を解説するのには無理がありそうだと言われている。それに代わって登場した仮
説がCommon disease-common variantの仮説である。つまり、遺伝子個々の疾患貢献度は低くとも、頻発する当該遺伝子多型が数十個、集まれば発症にいたるという
仮説である。しかし、2008年のThe Wellcome Trust Case Control Consortiumによる数千人規模のゲノムワイド関連解析でも、旧来の候補遺伝子が確認されるこ
とはなかったし、メタ解析でもその正否は分かれる。そ こに登場した次の仮説が遺伝子のコピー数多型(CNV)の関与である。旧来のSNP解析技術では無視されてきた
ゲノム変異であり、新規の変異や多型が多く発見されているのだが、統合失調症においてはその変異部位には患者間の共通性がすくなく、Common disease-common
 variantの仮説に反する結果となっている。

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