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ダーウィンの進化論を覆す?DNA最新研究「ヒトを含むほぼすべての生物が10〜20万年前、同時期に出現」「サルとヒトの中間種は存在せず」

305 :ニュースソース検討中@自治議論スレ:2018/07/09(月) 18:30:32.93 ID:t/2U6e6Z.net
今回の研究結果が事実だとすればダーウィンの進化論にどんなインパクトを持つのだろうか? 国立環境研究所の外来生物研究プロジェクト・リーダーである五箇公一先生にトカナ編集部が聞いた。

「正直なところ、報道内容は随分曲解されていると思います。ミトコンドリアDNAの進化と種の進化を混同しているという印象です。
今回得られた結果は、現存するミトコンドリアDNAの変異の90%が20万年以内に生じたものであるということであり、種が発生した年代ではありません」

ということは進化論を覆す内容ではないということだろうか? 生物学者X氏が詳しく解説してくれた。

「原論文を読みましたが、DNAバーコーディング技術のバックグラウンドについての記事で、報道内容とは少し違う印象を受けました。
現生の種が生じたのが20万年前というよりも、現生の種の遺伝的多様性が生じたのが20万年という話です。たしかにそれなら納得がいきます。
その時期に現生のすべての生物は氷期を経験していて、特に10万年から1万年前には最終氷期極大期がありましたから、多くの種はそこで大量に絶滅してボトルネック(遺伝的多様性の急激な減少)を起こしています。
今回の研究は、この20万年〜10万年前に生き残った種が現行の生物種の遺伝的多様性の基盤になっているということです。
20万年ぐらいではDNA配列が2、3変わるだけですので、遺伝的変異もさほど起こりません。そういう意味では中間種もいないと言えるでしょうね。
つまるところ、多くの系統地理学的な研究は今回の研究結果を支持するものであり、進化論には何の影響もありません」

各報道では「生物種のうち、ヒトを含む全体の9割が20万年前〜10万年前に出現したことが明らかになった」と報じられているが、これは誤解を招く表現だとX氏は言う。
ここでの出現は「多様性の出現」という意味であって、生物種がいきなり存在したということではないと苦言を呈している。

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