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【医学】感染症での入院、肥満の方が生存率は高い「肥満パラドックス」 欧州肥満症会議[05/25]

1 :しじみ ★:2018/05/25(金) 20:39:18.90 ID:CAP_USER.net
【5月25日 AFP】感染症で入院した肥満の人は、標準体重の人に比べ生存率が高いという研究結果が25日、
発表された。様々な健康リスクがある肥満だが、逆に利益もあるようだ。

 研究結果は、オーストリアの首都ウィーンで開催された欧州肥満症会議(European Congress on Obesity)で発表された。
デンマークで2011〜15年に入院した患者1万8000人以上を調べた結果、
感染症で入院した過体重および肥満の人は2倍の確率で生き残ったことがわかった。
研究者は、過体重の患者の死亡率が「40%、肥満の患者が50%、それぞれ標準体重の患者を下回った」と指摘した。
研究結果は学術誌には掲載されていない。

 また会議ではこれに先立ち別の研究者が、2045年までに世界の人口の4分の1が肥満となると予測し、
医療費の増加に警鐘を鳴らした。

 肥満は、心臓病、高血圧、糖尿病、ある種のがんなどのリスクが高いと言われてきた。
一方で、特定の症状を防ぐことも示唆されている。これは「肥満パラドックス」と呼ばれている。

 会議で発表された別の研究では、肥満と過体重の人が肺炎で入院した場合の死亡率は、
標準体重の患者よりも20〜30%低いと示された。
研究は、2013〜14年に米国の病院1000院以上で肺炎の治療を受けた約170万人の患者の記録を調べた。
「人工呼吸器を使っていない(それほど重篤ではない)症状の場合、生存率は標準体重の患者と比較すると過体重の患者が23%、肥満の患者が29%高かった」。人工呼吸器が必要だった場合はそれぞれ21%、30%と、大幅に上回った。

 体格指数(BMI、身長と体重から算出される肥満度を測るための指標)が25以上で過体重、30以上で肥満と判定される。

 また、米病院1000院に敗血症で入院した370万人のデータを調べた結果も発表され、
こちらもまた、過体重と肥満の患者は標準体重よりも死亡率が低かった。
さらにオランダで行われた別の研究では、重篤な肥満患者が入院中に筋肉消耗となる率が低いことがわかり、
肥満が生存率に寄与していることがさらに裏付けられた。(c)AFP

関連ソース画像
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/320x280/img_bbf81ed10febc4e306e512ddbede81f6111010.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3176035

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