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【宇宙開発】「世界最強」ロケット、来月打ち上げ 積み荷は「テスラ」の最新型のスポーツカー[18/01/28]

124 :名無しのひみつ:2018/01/31(水) 17:18:36.08 ID:FXEkXED/.net
>>122
手段を選ばずとにかく大出力のロケットで打ち上げる方法を、単純化して3つのパターンに分けて考えてみる

1つめは、現状使える技術のエンジンを、費用を考えずにとにかく巨大化して出力を上げる方法

サターンロケットのF1エンジンがこれ
打上げ成功し実用化された世界最大の推力675トンのエンジンだが、ガス発生器サイクルを使い燃焼室圧力70気圧でかなり保守的、とにかくサイズで出力を稼ぐアメリカンなマッチョエンジン

2つめは、高い機械技術で小さくても超高性能なエンジンを作る方法で、現行の米国アトラスVに搭載されているロシア製エンジンRD-180がそうだ

RD-180は推力420トン、高効率な二段燃焼サイクルで、燃焼室圧力が260気圧を超えるものすごいエンジン
ある意味ロシアのロケットエンジン技術は未だに世界最高峰を誇っているが、開発難易度が非常に高く職人芸の域にある

3つめの方法は、ロケットを多数並列に並べるクラスタ化

ファルコンヘビーのマーリン1Dエンジンは推力93トン、ガス発生器サイクルで燃焼室圧力は100気圧、高温高圧の危険をおかさず保守的に作ってある
これを27機束ねて推力2500トンの現行機で世界最大ロケットにする

コンピュータの低価格化で複雑な制御が可能になり、小型化と大量生産でもコストが下がるこの最新の方法は、今後も大きく発展するだろう

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