2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【宇宙】〈きっかけは宇宙ゴミ〉 自衛隊 “宇宙防衛”に乗り出す

1 :しじみ ★:2017/12/02(土) 05:13:03.43 ID:CAP_USER.net
11月29日 20時20分
防衛省が来年度予算案の概算要求に盛り込んだ「宇宙関連経費 887億円」。
5年後2022年度に、宇宙を監視する専門の部隊を発足させる方針です。
まさか、地球外生命体が侵略してくるのか?
映画やアニメの世界が現実になるのか?
発足の背景を取材すると、空の向こうで深刻な事態が起きていることが明らかになってきました。

〈きっかけは「ゴミ」〉

宇宙を監視する専門の部隊について、防衛省は3年前、「宇宙開発利用に関する基本方針」を改訂。
「宇宙監視を任務とする専従の組織を設置できるよう検討する」と盛り込み、検討を進めてきました。

きっかけは、宇宙を漂う「ゴミ」でした。


今から60年前、1957年にソビエトが人類初の人工衛星「スプートニク」を打ち上げてから、
各国は、気象観測や情報収集、それに通信や放送などの衛星を競うように打ち上げ続けてきました。

国連宇宙部によると、これまでに世界各国で打ち上げられた人工衛星は、ことし2月時点で7600機を超え、
地上に回収されたり高度が下がって落下したりしたものを除いて、現在も4400機以上の人工衛星が軌道上を回っています。

こうした中、使用が終わった衛星や打ち上げた際のロケットの部品、
それに壊れた燃料タンクの破片などが同じように軌道上を回り始め、これが、「スペースデブリ」=「宇宙ゴミ」となっているのです。

〈ゴミは幾何級数的に増加〉


長年、宇宙ゴミへの対策などを研究してきた防衛研究所の政策研究部長の橋本靖明さんです。

橋本さんによると、こうした宇宙ゴミは「幾何級数的に」増え続け、
地上から観測できる10センチ四方以上の大きさの宇宙ゴミだけでも、2万個以上が軌道上を回っているといいます。

加えて、各国が打ち上げる人工衛星は、観測などに使い勝手がよいとされる、
地球から高度1000キロ以下の「低高度周回軌道」と、高度およそ3万6000キロの「静止軌道」に集中していて、
この軌道上にゴミが漂っているのです。

では、稼働している人工衛星にとって、これらのゴミはどのくらいの障害となるのでしょうか。

橋本さんは「銀座の大通りにガラスのかけらがたくさん落ちていて、そこをはだしで歩くようなものだ」と危険性を指摘します。

「人工衛星は、引力に負けないように非常に速く、秒速7キロほどで飛んでいます。
東京ー大阪間を1分ほどで飛ぶスピードです。
このスピードで10センチ四方の破片がぶつかると人工衛星は致命的な破壊を受けます。
数十億円、数百億円かけた人工衛星が『ゴミ』1つで寿命が尽きてしまうのです」

人工衛星が正常に稼働しなくなることは、私たちの生活にとっても、無関係ではありません。
最悪の場合、携帯電話の位置情報や車のカーナビ、天気予報、テレビの衛星放送など、
身近にある情報が一瞬にして失われる可能性があるのです。

NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1129.html

47 :名無しのひみつ:2017/12/11(月) 09:52:14.56 ID:M2PI25ti.net
皇立宇宙軍アマテラスの翼

総レス数 51
10 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★