2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【進化論】トルコ、高校教科書から進化論を削除へ 教育に侵入する宗教

1 :しじみ ★:2017/10/31(火) 00:13:55.23 ID:CAP_USER.net
【イスタンブール・AP通信】 トルコでは9月18日から新学期が始まった。
学生が生物科目で進化論を学ぶのは今年が最後となる。
来年の秋からは、「進化論」や「チャールズ・ダーウィン」などの言葉が彼らの教科書から削除されているのだ。

 トルコ政府は、指導要領に含まれる170以上のトピックスの全面的見直しを発表した。
この見直しは、高校の生物科目から進化論に関する全ての直接的言及を削除することを含む。

 この変更は、保守主義でありイスラム教を重んじる政府の思い通りに教育を形作ろうとしているものだと批判する人々により騒動となった。
野党側や組合はこの変更に対する抗議活動を組織し、トルコ政府が科学的で非宗教的な教育を学生に提供することを要求した。
国会議員達も議会において新しいカリキュラムに反対した。

 文部大臣のイスメット・ユルマズ氏は、新しい「価値観に基づいた」プログラムは
「学生たちの発達状況と協調させるため」科目を簡略化したと言う。
進化生物学は高校生には高度すぎると教育省が判断したが、大学では講義され続けると彼は説明した。

 進化論は12年生(高校3年生相当)の生物の授業で「生命の始まりと進化」という章の中で教えられてきた。
この単位部分は2018年の9月から「生物と環境」に置き換えられ、適応、突然変異、自然淘汰や人為淘汰などの進化のメカニズムは、
「進化論」や「ダーウィン」という言葉に触れることなく説明される。

 学生たちは、11年生の哲学の授業で存在論について学び、
その中に「進化論とその他の存在論に関する議論」も含まれるとユルマズ氏は言う。

 その他の議論を引き起こした変更点は、宗教学の授業の中でジハードや聖戦を「祖国への愛」と教える事、
トルコ共和国の建国者でありトルコの教育宗教分離主義者から崇敬されているムスタファ・ケマル・アタテュルク初代大統領を
これまでほど重要視していないことである。アタテュルク氏は国家と宗教の分離を規定したが、
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領率いる与党は、厳密な分離に対抗し、より宗教的なアプローチをとりいれた。

 また学生たちは、クルディスタン労働者党(PKK)、イスラム国(IS)、米国に本部を置く聖職者フェトフッラー・ギュレン師の支持勢力などの、
トルコが戦闘を展開している対象グループについても学ぶことになる。

 トルコの教育制度は2016年7月15日のクーデター未遂事件の痛手によりすでに動揺しているが、
この新しい学校教育プログラムは当時の政府の勝利を「伝説的な武勇伝」と強調している。

 クーデターの後、政府の取締まりにより、トルコ国内の教師人口の約4%に相当する3.3万人以上の教師が処分され、
5,600人ほどの学者達も解雇された。また、約880の学校がテログループとの関係があるという疑惑により閉校された。

 職を失った多くの人々は、政府はクーデター未遂を利用して政府を批判する人達を鎮圧していると言う。

続く)
http://blogos.com/article/249408/

738 :名無しのひみつ:2017/12/19(火) 20:37:25.48 ID:iaea3XvP.net
>>728
> まず君は根本的な部分で自然選択説を誤解してる
> 自然選択説は、「最優秀なものだけが生き残る」という理屈ではなく、「その環境に生き残る余地のある者が生き残る」という理屈なんだよ
> 自然選択説は、ニッチの存在をも説明するんだ

そんなのは本質的な反論になっていない。
ニッチを環境の単位と見なせばいいだけ。
それぞれのニッチという環境の中で最適なものがそうでないものよりも
子孫の数が多くて繁殖率が高いということ。

ダーウィン自身は自然選択という言葉を使ったが
"the Survival of the Fittest is more accurate"
「最適者生存がより的確」とも『種の起源』の何版かで記している。
fittestは最上級だから最適者であって適者じゃない。

とはいえ、ダーウィンの条件の1つに生存競争が生じる資源の希少性がある。
つまり、生存競争が激しくないニッチ環境ならば、最適者どころか多くの変異体が生き残って
子孫をそれなりに増やせるだろうね。
ニッチが豊富にあるということは資源がある証拠だし。

総レス数 738
232 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★