2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【生物学】日本のハツカネズミのルーツを解明 日本人起源の考察上重要と北大グループ

1 :白夜φ ★@\(^o^)/ :2017/08/28(月) 23:26:49.93 ID:CAP_USER.net
日本のハツカネズミのルーツを解明 日本人起源の考察上重要と北大グループ
掲載日:2017年8月23日

実験用動物やペットとしてなじみの深い日本のハツカネズミの詳しいルーツを解明した、と北海道大学などの研究グループが、このほど英国の生物学術誌に発表した。約4000年前には中国南部から、約2000年前には朝鮮半島からそれぞれ日本列島に移入したと考えられるという。ハツカネズミは人間の家屋を住みかとすることなどから研究グループは、日本人の起源を考える上で重要な発見としている。

ハツカネズミのルーツについては、これまで「南アジア亜種系統」と「北ユーラシア亜種系統」の2系統があることが明らかになっていたが、それぞれどの時代にどの地域から移入したか、など詳しいことは分かっていなかった。

北海道大学院地球環境科学研究院の鈴木仁(すずき ひとし)教授らと理化学研究所バイオリソースセンターによる研究グループは、国内に収蔵保管されているハツカネズミ約80匹のミトコンドリアDNAを解読した。これらは、著名な遺伝学者だった故森脇和郎博士らが世界の野生ハツカネズミのDNAを収集したもので現在でも「森脇コレクション」と呼ばれている。現在の保管先は国立遺伝学研究所と理化学研究所バイオリソースセンター。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:サイエンスポータル 掲載日:2017年8月23日
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/08/20170823_01.html

図 遺伝的解析に基づき想定された主要2亜種系統の日本列島への移入。過去の研究成果も踏まえ、日本列島への野生ハツカネズミは以下のような流れで移入・展開したと考えられる。(1)南アジア亜種系統はインドに起源地を持ち、約8000年前に放散。その後(2)中国南部に移入した系統が珠江流域において4000年前に放散し、日本列島及び南サハリンまで波及した(3)北ユーラシア亜種系統は朝鮮半島にとどまっていた系統が約2000年前に放散現象を起こし、日本列島に九州経由で移入した。移入後しばらく時間が経過した後(例えば1000年前)北ユーラシア亜種系統は東北及び北海道に南アジア系統と交雑しながら北方移動した(図説明・鈴木仁北海道大学教授ら研究グループ)(提供・北海道大学)
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/170823_img1_w600.jpg

総レス数 69
21 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★