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【計算】スパコン「ツバメ」旋風 省エネ性能で世界一

123 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2017/07/15(土) 06:52:59.41 ID:CTF+Oq5v.net
 
 
 
>>122

そうか、こういうIT時代小説バカが複数いたとは驚いたなw


暇だからIT時代小説ではなくちゃんと歴史を教えてやる。


AT機が出る以前は、コンピュータ市場と言えば、
まずメインフレームでバッチとダム端末TSSのユーザ階層があり、
それができないユーザにはオフコン、ミニコン、という2階層構成だった。

中小企業にやっとオフコンが入り、
個人商店を含む個人なんかは全然未開拓。

IBMがパソコンをやったのは、
個人商店や、個人、あとは企業の事務所がターゲットだった、
つまり3階層目を狙ったってこと。
一応メインフレームの端末にもできた。
ダム端末が多かったけどな、せっかくのパソコンなのに。

Appleや2匹目のドジョウ狙いで湧いた大量後追いベンチャーに
IBMがメインフレームがやられる位ならAT互換機を作ろうとヤケクソになったみたいな
漫画チックな話は無い。残念ながらなw
IBMは売り上げ数兆円、ベンチャーはどれだけか知らんが知れた額。

そしてIBMは、思惑通り市場を獲り、かなりの利益は上げたと思う。

その時期はまだ
「メインフレームがあってパソコンがある。うまく行ってるじゃないか」
と思ってたと思う。

だが、それがわずか十数年後に、
パソコン用のCPUが劇的な進化を遂げ、
まさかメインフレーム市場が駆逐され、
ビジネスモデルが根底から覆されるとはになろうとは、
この時点ではIBMも思ってもみなかったろうね。

これは危ないと極一握りの人間が気付いたのがPentiumの頃じゃないだろうか。
60MHzあたりから周波数がみるみる上がって行きり、
性能的には中小型のメインフレームに並んでいた。
オフコンやミニコンは超えていた。
しかしそれでもまだ楽観している人間が大半だった。
それから数年、Pentium3あたりで性能がメインフレームトップエンドとクロスオーバした。

そして、ソフトの方は、
SAPをはじめとするERPが台頭し、
メインフレームのおいしい高収益SIビジネスも駆逐されてしまった。
 
 
 

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