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【生物】中国から来襲?外来スズメバチ発見

1 :筑前鐵太郎 ★@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:38:06.28 ID:CAP_USER.net
中国から来襲?外来スズメバチ発見…宮崎・油津港

 環境省九州地方環境事務所は11日、宮崎県日南市の油津港で特定外来生物のツマアカスズメバチ1匹を捕獲したと発表した。16日から付近に捕獲トラップ約100個を設置し緊急調査する。

 環境省によると、ツマアカスズメバチは中国や東南アジアが原産で、全体的に黒っぽいのが特徴。在来のスズメバチに比べて繁殖力が高く、巣が大型化しやすい。長崎県・対馬で定着が確認されているほか、昨年9月には北九州市で巣が見つかった。

 環境省は韓国・釜山港と船の往来がある九州各地の港で実態調査しており、疑わしい個体を発見した際は情報提供するよう呼び掛けている。

http://www.sankei.com/west/news/160511/wst1605110073-n1.html

2 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:40:14.81 ID:UQU0lRCj.net
九州でミツバチの死体がころがってる
なんでかしらんが急に増えた

3 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:40:56.95 ID:GIqDQdQE.net
ハチまで中国から来るなら
人間も文化も中国伝来は間違いなさそう

4 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:40:57.79 ID:7x231j0J.net
わざわざ解き放ってるのか?

5 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:43:29.60 ID:r9smyOoe.net
朝鮮半島からだろ

6 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:45:02.09 ID:y24CmxMf.net
熱殺

7 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:46:24.14 ID:giEjCk43.net
まるで中国人みたいな蜂だな
まさか人のエゴがそのまま虫にも…

8 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:47:21.44 ID:LMknzVSi.net
すでに対馬の日本ミツバチが韓国経由で中国のスズメバチにやられてる

9 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:48:07.45 ID:btg6jpRc.net
対馬からフェリーに乗せてで来る
日本人の嫌がる事を懸命にやる

10 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:58:00.23 ID:m2z2FrGo.net
中共が作った「ハチ型スパイロボ」だろ これ
 
一刻も早くスパイ防止法を成立させようぜ!

11 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 19:59:15.29 ID:9VgPVnCm.net
>>10
爆弾かも知れんな

12 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:00:21.08 ID:E3gTiEzY.net
全土に広がるのは時間の問題
まずは生態調査の調査をすすめて欲しい

13 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:01:31.35 ID:LZPB9MsF.net
ハチ「環境汚染がひどいので避難してきました

14 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:04:51.64 ID:kTdJzvGu.net
自力で中国大陸から飛んで来れないから朝鮮半島を経由だろう。

いつものように、韓国人が韓国起源を世界で喚き散らす。

15 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:05:16.93 ID:+K1jZDSG.net
>>8
日本大雀蜂でもうサバイバルやん

16 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:06:34.88 ID:E3gTiEzY.net
ヤツラは風に弱い
遭遇したら風のとおる尾根にでること
それと念のため暑くても白いカッパをきたり対策をするように

17 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:07:35.66 ID:xFtBX4cR.net
ちなみに今回捕獲されたのは女王蜂

18 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:11:49.04 ID:N4/7OnRT.net
>>2
福岡ならではの何かの隠語かなと疑ってしまう

19 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:14:49.85 ID:Cf3ta3HD.net
半年で宮崎まで広がったか。
来年には日本中で大繁殖してるんだろうな。

20 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:25:42.96 ID:3LSsxkNI.net
×  中国

○  朝鮮半島

21 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:31:10.95 ID:dbqAIrlx.net
これは明らかに生物兵器による侵略行為だ

22 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:38:58.45 ID:NgcxTdIW.net
朝鮮半島経由のツマアカスズメバチは
巣の1つあたりの個体数が多く気性も荒く繁殖力が高い。
オオスズメバチですら駆逐される。
しかも木の高い部分に巣を作るので、駆除に非常に手間がかかる

数年以内に九州、10年以内に関東地方まで分布は広がる

水際対策しか無いのだが、発見されるまで実質的に放置状態。
つまり気付いた時は手遅れ。
というか、もはや時間の問題。
対馬はあんな小さい面積にもかかわらず、対応が間に合わず制圧された。

23 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:40:32.76 ID:642B5+Hn.net
3,4年前 庭の枯草盛り土になにやら黒い昆虫が降り立った その盛り土の中に入った 虫か何か獲物を探してるんだろう 
追い払うと体に棒切れが当たった 塀に停まったけど不気味な大きい黒い蜂らしきもの どこかへ飛び去ったんで再び庭にしゃがんでると何かブーンと大きな音 
振り返るとその真っ黒な生物がホバーリングしてジッとこっちを見ている もしあんな大きな蜂に刺されたらとゾッととして家の中に逃げ帰った
  春先そんな大きい蜂などをみたことない 蜂だと思うけど急いで家の中に逃げ込んだ
熊ンバチは知ってるし お尻は真っ黒で背が黄色でまん丸で可愛い 五月初旬いつもホバーリングして飛び交っているけど飛び方は同じ でも それとは違う もっと大きい 熊ンバチの女王蜂みたいな親玉だろか

いまだに何なのかわからない

24 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:41:13.70 ID:hkwUSJMo.net
ツマアカスズメバチ - Wikipedia

韓国では2003年に釜山で侵入が初確認されて以降、個体数が爆発的に増えている。
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/tsumaaka1.html

日本では2013年に対馬で初めて営巣が確認されたが、2012年から定着していたと考えられている。

また、2015年には北九州市でも営巣が確認されたが、北九州市のものは対馬のものとは異なり
韓国に生息するハチの特徴に近く、韓国・釜山港との間で貨客船の往来がある山口県・下関港を
経由して入ってきた可能性がある。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150912-OYTEW50961/

25 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 20:42:25.79 ID:mVMSsTsi.net
>>23
クマバチではなくマルハナバチ類かねえ?
あいつらの生態は「土に潜って蜜集め版のアシナガバチ」的な社会構成だ

26 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 21:12:31.53 ID:jUQ0HjzP.net
うちの方は、子供の頃いっぱいいたミノムシがまったくいなくなった。
中国から来たオオミノガヤドリバエとか言うのに寄生されて皆死んだらしい。

27 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 21:15:49.76 ID:jUQ0HjzP.net
ttp://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/tumaaka_jpg/tsumaaka04.jpg
左がオオスズメバチの女王
右がツマアカスズメバチの女王だと

以外に小さいいんだな。

28 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 21:20:37.17 ID:nkcOi2/9.net
>>22
またこんなデマを恥ずかしげもなく・・・

オオスズメバチがツマアカスズメバチに駆逐されるわけがないだろ
オオスズメバチにとっては繁殖力の強い獲物が増えてラッキーなだけだ

29 :名無しのひみつ:2016/05/11(水) 22:05:21.80 ID:ADeBFgqQA
すぐ巣ごと駆除できるシステムを開発してくれ

30 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 22:06:40.21 ID:140LNeaZ.net
これをハニートラップと言う!

31 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 22:32:34.37 ID:8Vv0oMA+.net
>>27
ハチは日本のオオスズメバチが最大だもんね

32 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:11:43.69 ID:nkcOi2/9.net
>>31
オオスズメバチはスズメバチとしては最大級だけど、ハチ全体で見ると
それよりもっと大きいのがいる
ハチの最大種はベッコウバチの一種のタランチュラホークというハチで、
体長が6から7センチくらいにもなるそうだ

あとスズメバチでもオオスズメバチと近縁のウンナンオオスズメバチは
オオスズメバチとほぼ同等の大きさがある

33 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:29:42.51 ID:8UCZj09W.net
PM2.5の威力すげぇな

34 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:35:46.68 ID:b9bDTi66.net
中国から持ち込まれるスーパー南京虫の方がヤバくね?

35 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:37:03.27 ID:i+f4AmYh.net
>>32

ウンナンオオスズメバチのソースと学名を言ってみな


オオスズメバチの女王を勝手に名づけたって話しだろ

36 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:42:01.64 ID:9/E7NKLF.net
支那は悪魔なのか

37 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:47:35.23 ID:/JPZKi3u.net
GW中にスズメバチに刺されたけど刺されたところから血を絞り出しながら
10分ぐらい流水に当ててたら痛みは丸一日あったけどほとんど腫れもしなくて済んだ。
刺した奴は床でのたうち回ってるとこに蟻用のキンチョール吹きかけてやって
安楽死させた。

38 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:51:42.06 ID:nkcOi2/9.net
>>35
Vespa sororでクグれ
かつてはオオスズメバチの亜種とされていたが近縁とはいえれっきとした別種だ
見た目もオオスズメバチとは全然違うわw

あとここでもVespa sororについて軽く触れられている
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/suzumebachi1.html

39 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:53:11.78 ID:nkcOi2/9.net
あー、クグれじゃなくてググれな
しょーもないミスで揚げ足取られる前に訂正しとくわ

40 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:56:39.52 ID:U1X/if+8.net
曽我の助六が遊びにきやしたよ。さぁて、髭の意休はどちらにおいでで?

41 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/11(水) 23:59:53.69 ID:/JPZKi3u.net
>>37の続き
傷んだウッドデッキを補修してる時に刺されたんだけど、あいつらその傷んだ
木を何のためか知らんがかじりに来るんだけど、その時のガリガリとかじる音が
人間の耳にもはっきり聞こえる大きな音で顎の力が半端無く強いのが分かる。
刺されるまではやり過ごしていたんだが…。

42 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 00:02:39.81 ID:V2Iawe0F.net
熱殺蜂球は通用するのだろうか?
大陸の奴らは熱に弱そうだから通用しそう
これはスズメバチ一族の抗争なのだな

43 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 00:06:37.22 ID:2tfB/lL2.net
>>41
アシナガバチやスズメバチは木とかの繊維をかじりとって唾液と混ぜて
パルプ状にしてそれで巣を作る
なので木をかじるのは巣の材料を集めているということ

44 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 00:11:10.44 ID:2tfB/lL2.net
>>42
蜂球自体は通じる
ただしツマアカスズメバチの狩りはキイロスズメバチと同じように巣の近くで
待ち構えていて、出入りするミツバチを一匹ずつ狩っていくスタイル
だから巣にドカドカ入り込んでくるオオスズメバチを相手にするよりも
蜂球は使いづらいと思われる

45 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 00:14:32.90 ID:aJZPpWXb.net
なにのんびりしてんだか、
対馬は1年で全域を制圧された
早く大掛かりに対処しないとひどいことになるぞ

・非常に凶暴で人が刺される刺害事故が多発する
・驚異的なスピードで生息範囲を拡大する
・ミツバチを主食としているため養蜂業・農業に大打撃を与える 生態系の破壊をもたらす

これから10年間が勝負である

ミツバチ減少で農作物に奇形が増加している九州には既に侵入の可能性がある
かぼちゃ、ナス、きゅうり、トマト、ピーマン、ズッキーニ
いちご、すいか、メロン、なし、ブルーベリー 他 に影響が出る

今実感がない都市部の人間にも影響はある
容易に都市部に侵入し、韓国での増加の際には高層マンションへ巣を作り
その結果、住人の被害が多発した。

46 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 00:37:12.48 ID:QzFM6fi1.net
フェリー廃止しろよw

47 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:01:07.75 ID:kbRGAS9Q.net
繁殖力高くてもオオスズメバチのおやつになるだけやろ

48 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:11:41.40 ID:gE7nDMrF.net
>>2
犬猫の寄生虫駆除薬(フロントラインとか)が原因ではないかと疑っている

49 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:12:01.65 ID:UEbdDD+B.net
>>47
その前にミツバチが危ない

50 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:12:55.39 ID:b9/BBKNR.net
>>35 杉本彩

51 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:13:58.26 ID:UEbdDD+B.net
>>48
同じ薬剤がG退治用のにも使われてるけどそっちの可能性は?
フィプロニル、だったか

52 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:32:43.71 ID:QkM7Xz+H.net
あと南京虫と梅毒も持ってこないで欲しい。

53 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 13:44:24.67 ID:95SQe8Sz.net
>>47
長野県人がアップを

54 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 17:36:39.55 ID:j5GtE1da.net
中国に返還しなさい

55 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 17:37:09.03 ID:49drDfYS.net
油津って港町じゃなかったっけ?

中国の船が入港した時に船の中にいたハチが侵入したのかな

56 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 18:04:50.17 ID:QmvOYgjc.net
中国は、人も虫も迷惑しかかけんな

57 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 18:23:16.79 ID:OUatUP22.net
日本のオオスズメバチは間違い無く世界最強だから安心しろ

58 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 18:35:39.69 ID:+EsHWX9d.net
日本政府は在日強制送還法制定施行で対処する予定です。

59 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/12(木) 21:14:14.73 ID:rZRN6Dkj.net
ハチクマをたくさん増やして壊滅しろ

60 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/13(金) 12:24:11.01 ID:S3bsGEI6.net
>>12
>全土に広がるのは時間の問題
>まずは生態調査の調査をすすめて欲しい

生態調査の調査とは、つまり調査員が調査にかこつけて予算を使い放題で豪遊してることとか、
そういったことを言ってるのか?

61 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/13(金) 20:11:55.93 ID:unNBA7ey.net
俺たちには世界最強のオオスズメバチがいる!

62 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/14(土) 14:33:35.35 ID:nlp+W5E/.net
>>35は単細胞のネトウヨ脳になっちゃった人か?
オオスズメバチが何が何でも日本固有種で最大種だって勘違いしてるとか

オオスズメバチは日本列島だけではなく東アジアの広い地域に見られるし
その近縁種がウンナンオオスズメバチVespa soror Buyssonってだけの話だ
しかし
>一見すると、ツマグロスズメバチのような色彩パターンです。

何で南の国にいるスズメバチはどいつもこいつも日本で言えば
キオビベッコウみたいな模様になっちまうのかなあwwwww
逆にキオビベッコウも集団性で攻撃性の強い
熱帯〜亜熱帯のスズメバチに擬態しているのかもな

日本の誇る昆虫としては、むしろミカン科(+セリ科)を食べるアゲハチョウ類じゃないかなあ
温帯なのに、熱帯の東南アジアやアフリカにいるミカン科(+セリ科)を食べるアゲハチョウ類より大型の種類がいるんだからな

多分>>35はニホンミツバチがトウヨウミツバチの1亜種であることも知らんのだろうなあ
それでも、蜂球を作る性質だけは現時点では日本でのみ知られていたと思うが

63 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/14(土) 14:45:34.92 ID:nlp+W5E/.net
・昆虫マニアでは常識だがネトウヨが嫌がる、日本の昆虫の大きさ、強さに関する常識の確認
1. オオスズメバチは日本固有種ではありません。東アジアに広く分布します

2. ヨナグニサンは世界最大級のガですが、八重山諸島固有種ではありません。
アジア南部〜オーストラリアまで分布します
なお、フィリピンにいるものはカエサルサンという別種になり、似ていますがもっと翅全体が縦に長く
面積で上回ります。
またインド〜ボルネオにかけてのやや標高の高い地域にヒマラヤヨナグニサン(=エドワードサン)
という別種がいて、翅先のヘビの頭模様がやや斜め横顔なので区別できます。これも大きいです。
更にニューギニアやオーストラリア北部にヘラクレスサンというガがいてこれは翅を広げてヨナグニサンとほぼ同じ大きさで
後翅に太くて長い尾状突起があって、面積でははるかに大きくなります
そして、南米のナンベイオオヤガは前翅の長さだけならこれらより長いですが、翅が細くて面積ではずっと小さくなります
しかし飛ぶにはこっちの方が効率がよく、しばしばアメリカ合衆国まで飛んできます
またオーストラリアのムカシオオコウモリというコウモリガ(幼虫が木の幹を掘って食い進む)も翅を広げて25cmくらいありますが
これは成虫の頭から腹先までが10cm以上もある、最も胴体の大きなガですw

3. フジテレビの番組で日本のカブトムシがヘラクレスオオカブトを投げ飛ばしたシーンが放送されましたが
あれは滅多に起こりません。普通は逆にヘラクレスに持ち上げられ投げ飛ばされます。
あれはヘラクレスを予め冷蔵庫の野菜室で冷やしていたとか
変な話も多く、また日本のカブトムシで9.6cmというのは、まだ存在していません。

4. これはネトウヨは一番嫌がりますが、日本のクワガタで一番全長が長いのは対馬のツシマヒラタクワガタですが
これは朝鮮半島〜中国北部のヒラタクワガタの1亜種に比較的近いもの、とされています。
ただしそれともまた違った独自の亜種になっています
対馬にはそれ以外にも、ツシマカブリモドキというオサムシがいてこれはアジア東部に多い
カブリモドキというオサムシの一群です。日本の殆どの地域ではマイマイカブリがいて、これは1つの例外を除き
ほぼ日本固有種とされています
対馬ではカエルもスズガエルという大陸の種類との共通種がいるなど、朝鮮半島に近いために
朝鮮半島との共通種が多いことだけは事実です
しかし、私も軽ネトウヨなので、だからといって対馬は朝鮮の領土ニダ!などという主張は、絶対認めません!!!!!

逆に褒めるとしたら、東アジア他地域にもいるけど
ハンミョウとヤマトタマムシの美しさは世界のハンミョウやタマムシでもトップクラス(デザイン込みで)というのは
主張した方がいいだろうなw

あとクロシデムシが巨大だなあ
他国にはこんな大きなシデムシはいなかったと思う
日本は屍食性動物が少ないので昆虫で屍食ので大きいのがいる、って話がある

上にマイマイカブリについて書いたが、マイマイカブリの五島列島産の個体群は
平均体長だと世界最長のオサムシ、って事になると思う
ただし異常に巨大な個体だけをピックアップするとトルコなどにいるイボハダオサムシでもっとでかいのが
稀に取れるらしい?

64 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/14(土) 15:40:48.28 ID:/a1Qak6F.net
>>62
>>32を書いたのは俺だけど、オオスズメバチが日本にしかいないって思ってる奴2ちゃんに大勢いるよね
正しくは「世界で最大最強のオオスズメバチの一亜種が日本にも分布している」ってことなんだが・・・
以前のスレでこの手の指摘したら朝鮮人認定されて苦笑した記憶があるわ

んで「ウンナンオオスズメバチの学名出せるもんなら出してみろ」バリに噛み付いてきた>>35は何か言うことはないんかねw
当のウンナンオオスズメバチは大きさだけではなくて他のハチの巣を集団で襲う習性もオオスズメバチと同様だそうだが

65 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/17(火) 06:57:20.93 ID:9MeSmw8G.net
>>64
昆虫ヲタおはおう

タランチュラホークは大きいだけで、ぜんぜん脅威を感じない。
集団で巣をつくらないし、あんま毒も強そうじゃない。

やっぱオオスズメの方が脅威だわ

66 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/18(水) 00:21:39.70 ID:wtAFPNru.net
>>65
危険度で言えば断然オオスズメバチだがあくまでサイズの話だからな

67 :大島栄城@\(^o^)/:2016/05/18(水) 01:07:56.70 ID:yCPmgGUw.net
中国人観光客の荷物に紛れてたんだろう
空港職員は無能の極みだ

68 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/18(水) 19:49:01.86 ID:2Y5M0N/6.net
タランチュラホーク以外でも
アジアや南米の熱帯域にはツチバチ、つまり土などに潜ってコガネムシ科の幼虫を麻酔してから
そこに放置するタイプのハチにも
5〜6cmかそれ以上の巨大な種類がいるね

で、これらが獲物とするのは多分カブトムシや大型コガネムシ(コフキコガネ類など)や
大型のハナムグリ類か?という事になっているが
生態が不明なものが多い

タランチュラホークは稀に体長8cmにも達する
餌になったタランチュラが大きいほど大きく育つのか?という人もいる

だが、ツチバチだと7cm以上のものはまだ見つかっていない
ヨーロッパにも4cmに達する大型ツチバチがいて、そこでは多分
オウシュサイカブトを餌にしていると思われる
オウシュウサイカブトの大型個体は口から腹先まで4cmほどである

南米や東南アジアだとサイカブトのより大きなものを餌にしたものが5〜6cmになるのだろうか?
だが、これなら口から腹先まで最大10cm程度のゾウカブト類でも餌にしたら9〜10cmになってもおかしくないと考えられるが
そんなものはまだ見つかっていないのである

日本のカブトムシがツチバチの餌になった例って報告されてたかなあ?
wikiにはカブトムシ幼虫の天敵と書かれているがこの昆虫愛好家大国で画像も見つからん
デカ過ぎて麻酔が効かないとかかもなw
そして幼虫が動き回ったら、ツチバチの卵はコガネムシ類の幼虫の体表に産み付けられるので
カブト幼虫が動き回って周りの土、腐食質、朽木などに擦れて落ちてしまうと

69 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/18(水) 20:16:49.07 ID:2Y5M0N/6.net
>>63
ヨナグニサン
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ca/9d78b7c63f56c2373764e5c7e0d464ec.jpg

カエサルサン
ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/97/Attacus_caesar_by_OpenCage.jpg
やや縦長になる

Attacus aurantiacus
ttp://wildsilkmoth-indonesia.com/1att_vis.html
このページをaurantiacusで検索すると
ヨナグニサンにしては翅のあちこちにある半透明な部分(鱗粉がその部分に無い。昆虫学者は「窓」などと呼ぶ)
が小さいものがいる。これを別種としているわけだ
なおアウランティアクスとは「黄金色の」という意味で、普通の赤茶色のヨナグニサンより
やや黄色っぽいので、金色!と大げさに書かれたw
インドネシア東部のオーストラリアに近いカイ諸島などにいて、1980年ごろの書籍に「特に巨大。翅をべったり広げると
30cmを超える」と書かれたこともある

ttp://wildsilkmoth-indonesia.com/1arc_vis.html
エドワードサン
Archaeoattacus edwardsii
大昔の学研の図鑑に、まるで南の国のインドにいるヨナグニサンのお化けのような表現ででかでかと掲載されていた
だがAttacus属でなくArchaeoattacus属であること、エドワードサンだが学名にedwardsiiとなっていて
エドワードよりエドワーズじゃねえかって話になり、なかなか検索できない時代があった
それが知恵袋に載っていたこともあるw

ヨナグニサンは前翅の先に、ヘビの横顔に似た模様がある
しかしエドワードサンの前翅先の模様は、横顔というよりちょっと斜め上から見た模様に似ていて
しかも丸っこいので、現地にいるアマガサヘビ類の神経毒の毒ヘビを連想させる

70 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/18(水) 20:31:00.82 ID:2Y5M0N/6.net
ヘラクレスサン オス
Coscinocera hercules
ttp://www1.ala.org.au/gallery2/d/31374-2/coscinocera_hercules_03.jpg
尾状突起がものすごく長い。だが前翅はヨナグニサンより小さい。色も濃い。前翅先にヘビの横顔模様が無い

ヘラクレスサン メス
ttp://www1.ala.org.au/gallery2/d/31369-4/coscinocera_hercules_01.jpg
少しだけ形態がヨナグニサンに似て、翅の「窓」も大きい。だが前翅の突き出しが無く当然ヘビの頭模様も無い
尾状突起もオスより短いが幅広く、翅全体の面積ではヨナグニサンを上回る

おまけ
マダガスカルオナガヤママユ ttp://oddiant.poatemisepare.ro/wp-content/uploads/The-Comet-moth-Argema-mittrei.jpg
日本にオオミズアオおよびオナガミズアオという青緑色の美しいがキモい大きなガがいる ttp://www.jpmoth.org/~moth-love/HIKAKU/omizu_onaga/oo001.jpg
これに似て尾状突起が長く、後翅全体で20cmに達するのがマダガスカルオナガヤママユ
Argema mittreiである
なお、この種類は繭の糸が太く隙間があって日本のクスサンというガの繭に質は似るかもだが
色が銀白色で遥かに美しい

クスサンは幼虫が稀に大量発生するがその時に老熟幼虫を捕まえて、体を引きちぎって(グロい)中にある
絹糸腺を出して、これを引き伸ばしてから酢を混ぜた水につけると適度に固まる
これは釣り糸として重宝された
同じ事をマダガスカルオナガヤママユでやった人はいない

なお、マダガスカルオナガヤママユほどではないが後翅の長さが12〜15cmほどになるものが東南アジア、南米などにもいる
東南アジアから中国にかけて分布するものは青緑色だが南米のものは茶色く、オヒキヤママユなどと和名が付いている

71 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/18(水) 20:58:00.74 ID:2Y5M0N/6.net
銀色の太い糸だと魚から見てバレちゃうなw

なおヨナグニサンなどは繭が10cmもあるが、これは糸を紡いで絹織物を作ることが出来る
ただしカイコの絹に比べて太過ぎて質は良くない

ナンベイオオヤガ
ttp://t-maekawa1108.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/20/dsc_3711.jpg
Thysania agrippina
マメ科の木を好むという
幼虫は縞々
ttp://www.focusonnature.com/Caribb154.jpg

ttp://www1.ala.org.au/gallery2/d/36110-2/ENDOXYLA+cinereus+_Tepper+1890_+Millmerran+Qld+Male.jpg
Endoxyla cinereusムカシオオコウモリ
そもそもコウモリガというガそのものを知る人が少ない
ガの幼虫だが樹木の中に潜って材を齧る
オーストラリアにこの仲間の大型種が多く、翅を広げて20cmオーバーのものもいる
そして胴体が巨大で、メス成虫の重さは30gもあり世界一重いガだとされている

日本にはコウモリガの仲間でボクトウガというのがいる。クワガタやカブトムシの採集に行くと
樹液の出るあたりに何故かクモの糸のような糸があることがあり、木屑が絡み付いているが
これがボクトウガの幼虫の穴である
1980年代まで、樹液を出すのはもっぱらシロスジカミキリやミヤマカミキリの幼虫だと図鑑に書いてあったが
1990年代に以下の事実が判明した

「ボクトウガの幼虫はクヌギなどの樹皮下の形成層〜コルク層を掘り進み、樹皮に出口を作ってそこから
樹液が流れやすいようにする
そしてその樹液に各種昆虫が集まるが、ボクトウガ幼虫はしばしば樹液の出口近くに潜んでいて
小さなガやハエなどが来るとそれに噛み付いて引きずり込んで食ってしまう
チョウやガなどの幼虫は葉を食べるものが殆どであるが、ボクトウガ幼虫、ゴマシジミ幼虫、ゴイシシジミ幼虫、ハワイのシャクガの幼虫など
肉食性のものも僅かながら知られている」

多くのクワガタ取りに来た子供が1960〜80年代に「なんじゃあこの紫色のデカくてきもい芋虫は!」とボクトウガ幼虫を殺しまくったものである
だが、彼らはボクトウガ幼虫が樹液を出してくれて彼らの目的であるクワガタを集めていることを知らなかったわけだ
そしてそれが知られたのもずっと後の時代なので、やむを得ないのである

シロスジカミキリ幼虫などは甘い樹液の流れる維管束のある辺りよりずっと深くにいて、脱出のときに僅かに樹液が出るだけなので
そんなに貢献していないとの事

72 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/19(木) 15:39:04.66 ID:vEZQgRPG.net
こんなに飛行機や船舶が外国と行き来してるのに外来種もへったくれもねえだろうが。
そんなに不安なら鎖国した上で日本列島をドーム上のもので覆うしかない。

73 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/21(土) 13:42:15.36 ID:GqSvC2K+.net
日本産が最大の昆虫 伝説がもう1つあった
オニヤンマは世界最大のトンボって奴だw

オニヤンマは確かに大きい
頭から腹先までメスだと11cmもある個体が見られる
東南アジアにはこれより胴体が長いトンボは生息しないからなあ

というか日本だとちょっとした沼に行けば普通に飛んでいるギンヤンマですら
東南アジアだと殆ど見られないくらい大きなトンボなので
やっぱ日本のトンボって大きくないか?って事になる
オオルリボシヤンマなんかも相当に大きいし、やっぱ日本のトンボって大きいんじゃ?って考える人が多い

だが、世界最大種は別にいる
昔の昆虫図鑑だと、これが現生種で世界最大って事になっていた
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%93%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C
ハビロイトトンボ
翅を広げると19cmもある。でも所詮はイトトンボなので細いw
あと、体長も100mm未満でオニヤンマよりやや小さい

翼は短いがもっと長いイトトンボがいる。ハラナガイトトンボの仲間だ
ttp://toutunmondedansmonjardin.perso.neuf.fr/EN/pages_EN/mecistogaster_lucretia_EN.htm
何故かオスの方がメスより胴が長く140mm近くにもなる。開長もメスが140mm
これらのイトトンボの巨大種はどちらも湿度の高い森で木の洞に溜まった水たまりに産卵し、中にいるボウフラや
オタマジャクシを食べる
なおオニヤンマの開長は14cmとされている

イトトンボは細い!もっと重い形の普通のトンボで!というのならオーストラリアの
テイオウムカシヤンマPetalura ingentissima
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Petalura_ingentissima
メスは体長125mm、開長160mmに達し、最もトータルで頑丈な体格のトンボとされている
というか、日本にもムカシヤンマがいるのだがこれはずっと小さく体長80mm
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E
最大種のオーストラリア産のテイオウムカシヤンマ(Petalura ingentissima)は、体長150 mm、翼長も180 mmというサイズになり、
これはムカシヤンマ類のみならず、ハビロイトトンボと並ぶ現生のトンボ類の最大種であり、トンボ亜目(不均翅亜目)の中でも最大の種である。
まあとんでもなく大きな種類なのは確かだな

なお、ムカシトンボはこれよりずっと小さい。だが幼虫期間がものすごく長く7年もある

東南アジアのトンボは小さいと書いたが、大型種だとこれだ
Tetracanthagyna plagiata
トゲオヤンマと呼ばれる仲間
体長は最大でもせいぜい12cm、下手すると100mm未満でオニヤンマより小さいようなのだが
体の割に腹が短い。そして頭が異様に大きい
そして、開長190mmに達する。大きな翼と短めの胴体で小回りが利いて一番戦闘力の高い大型トンボかも知れん?
ttp://lkcnhm.nus.edu.sg/dna/organisms/details/768
東南アジアには大きいトンボがいないって書いた端からシンガポールにはいるんですかいw
シンガポールには巨大ナナフシのフォバエティクス属の28cmの種類もいて、やっぱり熱帯雨林気候はバカにできん

アフリカだとアフリカギンヤンマという種類が長大で11cm前後になる
だがアフリカは全体的にトンボの大型種は少ないとされている
熱帯で乾季の激しいところでは水位が一定せず、水環境としては水草の位置なども含めて不安定なので
幼虫期間の長い大型トンボにとっては過ごし難いということであろうか

74 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/25(水) 20:23:15.94 ID:jl4keHnC.net
オオスズメバチに食われたりしないのか?

75 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/25(水) 21:33:23.31 ID:GWCq+GCx.net
>>74
他のスズメバチ同様オオスズメバチの狩りの対象になると思うよ
ただ営巣規模が在来種最大のキイロスズメバチよりもさらに大きいから
物量にモノを言わせてオオスズメバチの集団攻撃を撃退するとかあるかも

76 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/05/25(水) 23:37:21.83 ID:GZtqOOHk.net
ついに本土に入ってきたか
鉄腕ダッシュたのむ

77 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 02:03:13.11 ID:mZON79qg.net
>>62
>日本の誇る昆虫としては、むしろミカン科(+セリ科)を食べるアゲハチョウ類じゃないかなあ
温帯なのに、熱帯の東南アジアやアフリカにいるミカン科(+セリ科)を食べるアゲハチョウ類より大型の種類がいるんだからな

クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ナガサキアゲハに関しては
東南アジアにもこれ位大きな真正アゲハチョウはいないなあ、って感じだな
候補としては
イスワラモンキアゲハ、ロウィナガサキアゲハ、ジョルダンアゲハ、ガンブリシウスアゲハPapilio gambrisiusくらいかな

モンキアゲハでは東北地方南部のものが、気温が低いので年に1回しか羽化せずに
ギリギリまで大きくなれるので、前翅長が80mm前後のものが出てしまうのだという
こんなでかいミカン食いのアゲハは東南アジアにも殆どいない

でもミヤマカラスアゲハも大きくなるのだが、これは北海道に行っても年2化だし
その北のサハリンまで行くと年1化だが、あんまり大きくならんw

東南アジアには日本のモンキアゲハと同じ種類もいるがあまりの高温のため幼虫の期間が
2週間程度で終わってしまい、前翅長が60mm程度になってしまう

但し、ジョルダンアゲハという種類を書いたがこれだけは別だ
これはメスが日本でも沖縄にいる有毒チョウのオオゴマダラの仲間のIdea blanchardiiに擬態するので
やたら巨大になり、前翅長で70mm台後半のものがしばしば見られる
オオゴマダラ擬態とか日本内地だと無理だからずるい罠w

あとガンブリシウスアゲハというモルッカ諸島のチョウはどうも前翅長で85mmになるとかやや四角張ってて面積も大きいとかで
結構すごい事になっているw

同じように日本産が大きくなるのは沖縄のツマベニチョウというシロチョウで、
これは熱帯アジアに広く分布するのだが熱帯アジアの殆どの地域で日本産より小さい
だがスラウェシにいるものは日本産と同じくらい大きい

またスラウェシよりもっと東のモルッカ諸島やニューギニアにいるヒイロツマベニチョウ(前翅が丸ごと全部真っ赤)は
日本のツマベニチョウとほぼ同じサイズになるものが多い

78 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 02:25:48.91 ID:N77KxOrC.net
遺伝子組み換え蜂

79 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 02:34:17.74 ID:mZON79qg.net
だが、こうして見ると

・日本の昆虫って温帯なのに結構世界最大種相手になかなか善戦してね?

って感じがするんだよな
そして、何よりその昆虫を愛でる人々の知識と情熱が素晴らしい

そして昆虫を通じて、日本の農産物、農地、里山、更に日本の気温変化や降水量とか地形とか
更に日本そのものを大事にする心が育まれている、という、その事自体が大事なのである

コロンビアやベネズエラでは、子供たちの大半はヘラクレスオオカブトなんて全然愛着を持たず
女の子なんてヘラクレスを見たら怖がって逃げ出してしまうw
そもそもベネズエラでは低地の人口密集地の大半は乾燥したサバンナでヘラクレスなんて全くいない
東部沿岸の山地や南部のギアナ高地寄りの低山地〜山地の湿度の高い森にしかおらず、
馴染みのある虫ではないのである

またあまりにも大き過ぎて子どもが持つには危険すぎる
角の棘で挟まれると指の爪が割れるし、角の棘が指に刺さって出血したりするし
そもそもしがみつかれるだけでも爪で物凄く痛いw
挟みつける形状の角だからクワガタの大顎や巨大なカニの鋏に危険度で近いものになってしまう

タイなどだとヒメカブトが賭け事の対象になったりしている。でも低地のサバンナの薪炭林にはこれとネブトクワガタとサイカブト程度しか
樹液に集まるカブト&クワガタがいないのだ
あとはチャイロオオキバノコギリカミキリが比較的多い程度である
これじゃヒメカブトだけが戦いで圧倒的に強くてサイカブトは角が短くて投げられっぱなし、ネブトクワガタに至っては
小さ過ぎて相手にもならんw
そしてカミキリは逆に噛み付きが強すぎてカブトだろうとクワガタだろうと同種だろうと相手の足やら何やら噛み切ってしまい
挙句は死ぬのが早い。

日本だと、カブトムシは確かに強いが関東の平地ならカウンターとしてノコギリクワガタがいて
いいライバルとして君臨する
そして西日本だとヒラタの6cmクラスのが取れてこれがカブトムシを殺すこともかなりあり、かといってカブトが
勝つことも十分に多くて楽しめる
ミヤマはお盆頃に里帰りして採ってくると涼しい田舎では強くて大型個体はカブトを殺すこともあるのに、東京だと暑くて数日で死んでしまったりする
そして取れたらヒーロー扱いの大珍種のオオクワガタが稀にいる、というわけだ
それ以外に一年中どうにかしたら取れるコクワガタとかもいる。小さいけど長生きで、無理せずに長く生きる戦略を子供は学ぶことになる
このように、ちゃんと面子が何種類も揃っている。これを殆ど平地、あるいは子供の夏休みの移動範囲で揃えられることが重要なのだ

熱帯だと確かにカブトもクワガタも、100km四方だと数十種類いる所もあるのだがそれは山の上の方の涼しく、人口が少ないところに限られる
熱帯の日差しだと、山を切り開いて二次林にしただけでも日差しが強過ぎてもう大型のカブトやクワガタは姿を消してしまう
餌の朽木などが乾燥してしまうためだ
この場合面白いのは、地温が高いと胴体の大きさが同じなのに大顎だけ太短い、というタイプが熱帯だとカブトでもクワガタでも
しばしば現れる事である
いずれにしても格好悪いw ので、ますます人気が出ない
体長7cmもあって大顎が1.5cmで相手の足を噛み切って殺すのがメインの戦い方のクワガタなど、子供はあまり興味を持たんw

日本だと、乾燥気味の二次林でもちゃんとクワガタ幼虫は立ち枯れの根際や中で朽ちた根を齧って育っている
関東の冬が乾燥するとはいっても、クワガタなどにとって致命的なほどではない
そして、カブトムシ幼虫は堆肥を食べる!これは日本で里山環境と近郊農業を維持する有機肥料の普及において、カブトムシでもこんなに育つんだと
教え込むのにふさわしく、そして里山を維持して落ち葉を集めて堆肥にするとか、更に栄養価の高い順に赤土<黒土<堆肥とか、子供たちに教育していく事になる
(黒土に関しては土壌酸が各種無機塩類を吸着して却って貧栄養であるとされているがw でも土壌の通気性など物理性は黒土はすばらしい)

あと日本人の明治〜昭和の学者はよく頑張ってある程度馴染める和名を各種クワガタに付けてくれた
ミヤマ(御山)のような難しい単語があったりして、ミヤマクワガタの持つ孤高な感じを子供に植えつけてくれたりもする

このように、温帯の都市近郊なのに昆虫が豊富に見られる環境になっていること、これこそが日本で昆虫が愛でられる最大の理由であり、
ひいては日本人が日本の自然、国土、そして日本そのものに愛着を持つ、原動力になっているのである

で、カブトクワガタを中心に書いたが、ヤンマで類似文を書くかw

80 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 03:13:40.02 ID:mZON79qg.net
戦前はカブトムシなんて全然人気は無かったし、何を食べるかも子供たちは知らなかった
まして幼虫なんて全く知らなかった

各種図鑑が戦後に各家庭に充実して行き渡るほど経済発展していたのも、日本で昆虫人気が出た理由の一つでもある
戦前は図鑑なんて難しく書かれたものしかなく、生態についても殆ど情報が無い絵+検索用の事典みたいなものだったのだ

で、戦前の子供たちは東京近郊だと、まだ山の手などは空き地も多くてそこにトンボがたくさん飛んできていて
中でもギンヤンマに子供たちは憧れ、トリモチを塗った棒を振り回したり
糸の両端に錘をつけて頭の上でくるくると回してから上空に投げ、錘の片方をヤンマが掴むと巻き取られて落ちてくる、なんて遊びをしたり
あるいは巨大な逆三角形の網を作って小さな子供が必死で振り回したり、などして、どうにか採集していたのだという

トンボは幼虫が水中にいるわけで、これは水田の生物と関わりがある
つまりわが国の主食だ
そして成虫はカやハエなど衛生害虫を食べるので「益虫」と教育された
今では益虫なんて言い方はしなくなったが、害虫とは言うな
といって、ハエから有用物質を取り出したり壊疽組織の治療に使ったりカの口の構造から新型注射針の研究をする昨今では益虫も害虫も区別は怪しくなる

近年ではこのような古くからの自然環境を再現しようと、護岸をしないため池+有機栽培の水田などを作って
そこにトンボなどを寄せ付けて環境教育を行ったりもしている。
クロスジギンヤンマなどはちょっと環境が整うとすぐに飛んできて、他にアキアカネ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボなどが見られれば
もう完成だ
あとアマガエルとアメリカザリガニ、って事になるが、後者は外来生物だなあw

日本はセミも、低地に見られるものに関して言えば熱帯各地の国々の低地より大きな種類が見られる
他国では低地ではツクツクボウシサイズが精一杯なのにアブラゼミやクマゼミがこんなにいるのは少ない
強いて言えば、台湾くらいなものであってここはタイワンクマゼミという日本のクマゼミより2割り増しの大きさのがいる
そして様々な鳴き方をして、それを日本人が擬声音にして表現し、夏休みの風物詩とし、ヒグラシに夕暮れの物憂いを感じたり
ツクツクボウシに夏の終わりと宿題の焦りwを感じたりする

アゲハ類のミカンだって、本来は寒くてミカン栽培にはあまり適していない東日本南部でも、斜面では日差しが垂直になって
また山の中腹では暖かい空気が上昇してきて気温が逆転する、などを生かして栽培されていたりするわけで
それらの害虫だが飛ぶと大きくて美しいアゲハ類はまた教育にもふさわしい
先ほどの斜面の日差しの話から三角比の概念を感覚的に得られる子供もいて数理教育にも役立ったりするw
退治したけど最後に1匹だけ残して飼ってみましょう、とやれば、羽化したら綺麗なので虫嫌いの子でもこれは好きというのが
2〜3割は出てきたりもする。アゲハは幼虫も目玉模様が控えめで可愛いという人もいる

しかし同じことを熱帯各国でやろうとしたら、確かに家々のかんきつ類の木にはアゲハ幼虫がいるのだが
普通に羽化するのが日本のアゲハの春型程度の大きさのオナシアゲハとシロオビアゲハで
ナガサキアゲハなんて少ないし、ルリモンアゲハやモンキアゲハもそんなに多いわけではないし
ましてや森の中のウマノスズクサなんていきなり上級者向けな植物を訳も分からず取って来て
巨大なキシタアゲハの羽化でございとやろうとしても、そもそもキシタアゲハそのものが保護種になってて採集禁止の国も多いので無理だ
これじゃあ、自然に親しむのも難しいなあ

その中で面白いのが、シャカトウあるいはバンレイシと呼ばれる果物の葉を食べるコモンタイマイというアオスジアゲハの近縁種かな
これなら何とか飼育できて、羽化したら4列の黄緑の帯が並んでて日本のミカドアゲハの3列を超えて美しく、飛び方も素早くてキレがある
ttp://www.pwbelg.clara.net/graphium/

日本でアオスジアゲハを飼育しても、やっぱりクスノキじゃあちょっと木として馴染みが無いんだよな
やっぱりフルーツの木で無いとw

81 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 03:14:44.47 ID:SnvpkNEr.net
国交断絶すれば解決

82 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/20(月) 03:45:35.15 ID:8Z8IhBi4.net
まぁ朝鮮人が持ち込んでるんだろな
でも、日本にはオオスズメバチというもっと凶悪なのが居るのであまりインパクトが無い

83 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/06/27(月) 01:35:26.14 ID:W+i7ypY7.net
>>68
wikiの英語版に、東南アジアで特にジャワ、スマトラに固有の大型のツチバチは
「アトラスオオカブトを餌にする」などと書いてあった

だが疑問が多いなあ
アトラスだと、ジャワにはいなくてジャワにいるのはコーカサスだけなんだよw

それは重箱の隅突きだとしても、そのツチバチは確かに体長6cmオーバーで立派なんだが
Megascolia procer
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Megascolia_procer
アトラスを餌にする、とwikiに書いてあるのに、その出典が書いてない
実験したのかねえ?

Megascolia属はヨーロッパにもいて、
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Mammoth_wasp
Megascolia maculata flavifrons
これも最大で6cmになるんだと
そして食べるのはナシコルニスサイカブト
ttps://en.wikipedia.org/wiki/European_rhinoceros_beetle
普通は4cmまで、条件が良くて47mmと日本の沖縄のサイカブトより一回り小さい種類だ

個人的には、アトラスやコーカサスの幼虫はあまりにも凶暴過ぎて腹を触ろうとすると自分の腹を噛み破る事もあるくらいなので
寄生、というか麻酔して放置するのは非常に難しいように思う
だからそこらのサイカブト類に寄生するのが殆どではないのかなあ?と思うんだが、どうなんだろうw

なお、スマトラなどではグヌーサイカブトという大型のサイカブトもいて65mmくらいに達する
こいつがサイズ的にちょうど良いのだがなあ

まあ、8〜10cmのMegascoliaが東南アジアや南米にいたら面白いだろうなあとは思うが

84 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/01(金) 03:10:17.71 ID:+oXMW/Dh.net
ツマアカスズメバチ
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81
成虫の体長は、女王バチが30mm、働きバチが20mm。体色は全体的に黒色で、腹部の先端は赤褐色。

中国、台湾、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア、インドネシア、インド、ブータン、パキスタン、アフガニスタンに分布する[2]。
韓国、日本(対馬・北九州)、フランス、スペインに外来種として移入分布する[2]。2012年にはポルトガル、ベルギー、ドイツに生息圏が達しており、
イギリスに到達するのも時間の問題だと考えられている。韓国では2003年に釜山で侵入が初確認されて以降、個体数が爆発的に増えている[3]。

85 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/01(金) 03:11:16.82 ID:+oXMW/Dh.net
ttp://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/suzumebachi6.html
和名 ツマグロスズメバチ
学名 Vespa affinis (Linnaeus, 1764)
英名 Lesser bande hornet
原産地 不詳(Calidis regionibus = 暖かい地域)
ツマグロスズメバチは広大な分布圏を持ち、西はインド、スリランカから、東の中国、台湾、日本(八重山諸島)に至るまで、そして南はインドネシアの各島々からニューギニアと周辺の島嶼にまでと、とても広い範囲に棲息しています。

東南アジアでは、平野部から低山帯の人里近い環境に普通に見られる種です。

原名亜種である V. affinis affinis は、アジア大陸部に分布し、中国(南部)、台湾、ベトナム、ミャンマー、スリランカ(?)、インドから知られています。

さらに、インドネシアからニューギニア方面では各地に特異的な亜種が認められており、現在までに9〜10亜種に分類されています。

オーストラリアやニュージーランドにも移入し定着しています。

東南アジアにはよく似たネッタイヒメスズメバチ V. tropica が産しますが、ツマグロスズメバチは体表の毛がまばらで細いのですが、V. tropica では強靱な堅い剛毛で覆われています。

86 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/01(金) 03:28:00.78 ID:+oXMW/Dh.net
ツマグロスズメバチも働きバチの体長は20mm台前半

ネッタイキオビスズメバチ
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Vespa_tropica
25mm程度の中型種。日本で言えばヒメスズメバチサイズとされ
マレーシア以南では最大クラスのスズメバチとなる

日本のスズメバチは大きい、南国のスズメバチは小さい
という話が熱帯に行った旅行者から出るとしたら、これは行った国の地域が少なくとも北緯15度以南だったという事になるだろう
オオスズメバチだの上で出たウンナンオオスズメバチだのは主に北緯18度より北に見られる

87 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/01(金) 03:34:19.46 ID:+oXMW/Dh.net
日本は照葉樹林帯を含み、特に紀伊半島や四国太平洋岸以南ではかなり南方系の生物が多く、古臭い動物地理区分なる学問で言えば東洋区とされるような
昆虫が多くなる
しかし昆虫マニアに言わせると、照葉樹林帯の日本南部〜台湾と
亜熱帯〜熱帯の雨緑樹林のある中国南部〜インドシナ半島と
更にその中でも雨量の多い丘陵地と乾いた低地と
真に熱帯雨林になるマレー半島〜大スンダ列島に掛けてで生物相が少しずつ異なっていて
しかもそれが同じ地域でも地形や雨量によって混在したりしているので
どの地域だからどうだと1つに総括するのは危険であるという

更にややこしいのはこのような地域の中心に、照葉樹林文化の原型が殆ど残っているとされる
中国南部内陸〜ブータン〜ネパール〜ミャンマー北部〜ラオス北部〜ベトナム北部がある訳で
ここに日本の発酵食品に類似した食品や、あるいは豆腐やコンニャクなどの類似品もあったりする

この地域の人たちは昆虫もよく食べる
そしてスズメバチが黒い色の物体を攻撃するのはクマによく捕食されてきたからだというのだが
実はこの東洋人の地域の黒髪のある頭を狙ってたのでは?という人もいる

で、更に南のマレーシアやインドネシアに行くとオオスズメバチの近縁種は見られずにネッタイキオビスズメバチやツマグロスズメバチやツマアカスズメバチといった
中・小型種が見られるようになり、またイスラム教が普及していて昆虫も食べなくなっている

基本的には無関係な現象なのだが、博物地政学?みたいなのが必要なのかも知れんなw

88 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/02(土) 03:33:49.04 ID:+RjUTeii.net
雲南からタイ北部の地域では塩を多く入れた発酵食品も好まれるのだが
これがマレー半島以南になった途端に、発酵食品が激減してしまう
塩漬けも、乾季があるインドシナ半島まではその季節には有効なのだが
1年中高温多雨だと湿気のため塩分に強い細菌が繁殖してしまい日持ちしない
そのため砂糖漬けの方が浸透圧が高くてまだ有効って事になってしまう

89 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/02(土) 03:43:07.10 ID:9gyYKHfS.net
韓国からだろ

90 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/06(水) 04:05:38.72 ID:emv24BrW.net
マイマイカブリは日本の誇る特産昆虫
ただし台湾で採集された例が1回だけあるっていうんだがどうなった

wiki
>台湾には農業害虫となるカタツムリの駆除のために導入されたものが定着しているという。

これは良くないなw

ホンマイマイカブリは巨大で6cmを超える
五島列島のものは特に大きく一説だと7cmとされる

ttp://d.hatena.ne.jp/naturalist2008/20101231/1293778424
(ホン)マイマイカブリ、ヒメマイマイカブリ、コアオマイマイカブリ、キタ(マイマイ)カブリ、アオマイマイカブリ、エゾマイマイカブリ、サドマイマイカブリ

隠岐のものをオキマイマイカブリに分ける場合もある

カタツムリを食べるのだが、カタツムリを食べるオサムシは海外でも大型のものが多いとされる
とりあえず日本の近縁種では
ttp://gecko0912.web.fc2.com/HP3/zukan/photo/02a/ooruriosamusi.htm
オオルリオサムシ
ttp://gecko0912.web.fc2.com/HP3/zukan/photo/02g/osimaruriosamusi.htm
オシマルリオサムシ 道南にいる
北海道を代表する美麗昆虫だが、まあ紙コップを100〜1000個くらい森の中に埋めて1〜5個掴まればいいかな?という程度とされているw
他の昆虫採集者に持って行かれたり、クマなど野生動物に食べられてしまうとの事

ttp://yohbo.main.jp/ruikei/f_tokusan/tusimakaburimodoki.html
ツシマカブリモドキ
前胸が赤紫で翅周縁が金緑色。まあ個体数は物凄く多いw

91 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/06(水) 04:20:32.13 ID:emv24BrW.net
オオルリオサムシ、というが世界の近縁種は和名でクビナガオサムシと名付けられている
ttp://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/ra177/users/9/9/8/0/aeguslaevicollis-img568x599-1466014179srgtxi21101.jpg
韓国のホソクビナガオサムシ
朝鮮半島や中国東北部にはこの仲間が多い。ただし小柄
カラフトクビナガオサムシ
ttp://www.biolib.cz/IMG/GAL/15970.jpg
サハリンのクビナガオサムシ。体つきががっしりしていて色は地味だが翅は網目状にボコボコしている。オサムシの仲間にはこのようなボコボコの翅を持つものがいて
マニアはその変異を非常に愛でるw

カブリモドキの仲間はロシア〜中国で種分化する
ttps://www.insect-sale.com/photo/insect_insects_butterfly_butterflies/Coptolabrus-smaragdinus.jpg
アオカブリモドキ。翅の点刻は平凡だが美しい。ロシアから中国北部。世界の全てのオサムシの色をこの1種で見られるというほど色彩変異に富む
ttps://www.insect-sale.com/jp/photo.asp?photo=Coptolabrus-lafossei-lungtschuanensis
シナカブリモドキ。中国中部沿岸
ttp://www.insect-sale.com/jp/photo.asp?photo=Coptolabrus-ignimetallus
オオコブカブリモドキ。中国南部。かなりこぶが大きい。カブリモドキで最大で55mmになり世界のオサムシでも非常に大きい
ttp://carabidae.org/taxa/pustulifer-lucas-1869
イボカブリモドキ。45mmほどと大きい。低地のものは藍色〜紫灰色だが山地のものは赤や緑で美しく、イボが最も発達する
ttp://carabidae.org/taxa/nankotaizanus-kano-1932
タイワンカブリモドキ。山地のものは体が細い
これ以外にもプリンキパリスカブリモドキとかウンナンカブリモドキのような特定の地域に分布する種類がいる
オサムシは後翅がなくて飛べないので、地域ごとの種分化が激しいのである
(テイオウカブリとかカンスーカブリなんてのもいたか?ヤンコウスキーとか、韓国の済州島の亜種とかも)

ただこれらのマイマイカブリ近縁のオサムシの分布は日本周辺なので、当然外交的に日本と今一話の合わん国ばかりな訳でw
この辺に熱中して何故か売国奴呼ばわりされて迷惑こうむってる人なんかもいるのかなあと

しかしこうして見ても、オサムシ科だけならホンマイマイカブリより大きなオサムシって本当にいないよなあ?と思うね
ただし、遥かに西のトルコやバルカン半島にイボハダオサムシCarabus caucasicusというのがいる
ttp://macroid.ru/mdata/11/juk111.jpg
これもカタツムリを食べる。色もなかなか美しい個体もいて、体が分厚くごつい。体長4〜5cmが普通だが時々6cmオーバーがいて
最大記録は8cm!らしいんだが、そんなのいるのかなあ?オークションでも5cmすら珍しいんだが
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Carabus_gigas
近縁のギガスイボハダオサムシは更に幅が広い。しかも7cmだと!まあ、この仲間が世界で最も重いオサムシって事になるのかなあと

92 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/06(水) 04:23:15.92 ID:5GWTrYxG.net
>>1
日本のオオスズメバチを世界中に輸出してみてはどうだろうか?
その代わりと言っては何だが、ヨーロッパオオナマズとピラニアを日本の河川に放流し、
イリエワニを養殖して日本中の沼沢地に放流してみるのもいいかもしれない
琵琶湖や霞ヶ浦あたりは、ヨーロッパオオナマズとイリエワニとピラニアが共存する素晴らしい生態系が形成されるかもしれないし、
それと名古屋城のお堀に住むアリゲーターガーの駆除にも役に立つかもしれないので、できれば大至急放流すべきかな?

93 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/06(水) 09:57:49.56 ID:0yMb2mxr.net
熱帯に行くと「針無し蜂」って言う
ミツバチの一種が居るって

94 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/06(水) 17:25:00.25 ID:7HjJ4cD3.net
>>92
輸出するまでもなくオオスズメバチは海外にもいる

95 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/07(木) 03:46:35.55 ID:VBj/KsT7.net
>>92
>日本のオオスズメバチを世界中に輸出してみてはどうだろうか?

それが輸出された各国に対して、何か良い事でもあるのか?

熱帯地域にはハチクイなんて鳥もいるわけで
下手にオオスズメバチみたいな飛行の小回りの効かないハチを連れて行ったところで
全部ハチクイに食われてしまうだけと思うんだがなあ

>ヨーロッパオオナマズとピラニアを日本の河川に放流し

そんなもんに増えられても危ないだけだろ
何か日本の国益になるのか?

>イリエワニを養殖して日本中の沼沢地に放流

そんなもんに増えられても危ないだけで日本の国益にならん
そもそも繁殖する地域は温暖地だけだな
むしろミシシッピワニの方が増えるだろうね

>琵琶湖や霞ヶ浦あたりは、ヨーロッパオオナマズとイリエワニとピラニアが共存する素晴らしい生態系が形成されるかもしれないし
イリエワニもピラニアも冬場に生き残れないね
ヨーロッパオオナマズは生き残るだろう
しかしいきなり水辺の鳥を飲み込むような性質のある魚に増えて欲しくないねえ

>名古屋城のお堀に住むアリゲーターガーの駆除にも役に立つかもしれない
現時点では個体数が少ないから、人の手で駆除した方がましだと思う

日本の淡水生態系は、魚に第4次消費者がいないのが特徴だとされている

96 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/07(木) 22:16:07.42 ID:8xfzR36x.net
>>45
もう無理だろ。不可能なレベルで。
自然の怖さを見守るしかない。

97 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/08(金) 02:36:20.00 ID:mD52q/cz.net
本気で対策したら簡単だよ
巣も大きいし

98 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/09(土) 04:42:52.25 ID:6tLksBWO.net
>>90-91
カタツムリを食べる昆虫というと世界的にはむしろホタルの幼虫の方がメイン

だが日本内地にはあまり大きなホタルの幼虫がいない
八重山諸島だとオオシママドボタルというのがいて
メスは幼虫時代最大50mm前後になる(60mm説すら!)
そしてオオシママドボタルのメスは羽化しても翅が小さくて幼虫時代と殆ど形も大きさも変わらない
この仲間は幼虫時代に陸上で生活する

マドボタルという名前は、前胸の前縁近くに透明な部分があって
頭を引っ込めてもここから外が見えるようになっていることから名付けられた

更に巨大な種類が東南アジアにいる
ttp://blogs.yahoo.co.jp/dokumusi2009/12182714.html
ttp://aquaholic.jp/253_1534.html
メスは4〜8cm、資料によっては9cm近いとか書いてあるなw
とある理由で、サンヨウマドボタルと呼ばれている
サンヨウ、というのは三葉虫のことで、まあそれに形が似ているからとされている

それに似たものでサンヨウベニボタルというのが昔から知られていた
ttp://livedoor.blogimg.jp/antroom/imgs/0/c/0ceb1b10.jpg
ttp://www.asahi-net.or.jp/~DP7A-TNKW/naturephoto/Animal/imagea10.jpg
これはホタル科に近縁のベニボタルの仲間
ベニボタルというのは翅が赤っぽい昆虫で、有毒なため他の昆虫に擬態されまくる
これの仲間でなぜかメスが巨大化し、かつ成虫になっても幼虫時代の形と変わらないものがいるのだ

サンヨウベニボタルは幼虫は粘菌を食べるというがまあヌメヌメに腐った朽木を与えたら食べたという
そしてメスは成虫になってある時期になったら勝手に未受精卵をゴロゴロ産み始めたという
だがオスを発見するのは困難で、そしてメスは5〜8cmもあるのにオスは1cm程度しかないw

サンヨウマドボタルについては学会に知られるようになったのはつい近年であり
それまでは「外国にはでっかいホタルみたいなのがいるんだよ。でも光らない種類なんだよなあ〜」って
よく話題になっていたが、本当に光るホタルで巨大な奴がいたとは!と驚かれた

マドボタルはカタツムリを食べるのだが、オオシママドボタルやサンヨウマドボタルなどはアフリカマイマイすら食っているのではないかと
言われているだが、どちらの種類に対しても、アフリカマイマイを捕食しているのを観察している記述は無い
サンヨウマドボタルに対しては、現地でミミズを食っているという説もある。飼育した個体ではカタツムリをよく食べたとの事

これらの巨大マドボタルについてはもう1つ
よく「蛍雪の功」に例えられるようにホタルの光で苦学して、というのだが日本国内ではそれはあり得ないとされたものの
車胤は台湾の対岸の福建省の人で、ここにはかなり光の強いマドボタルがいるらしい
これなら集めれば何とかなるのでは?というのだ

で、上のサンヨウマドボタルに関しては、1匹でも暗闇の中で余裕で本が読めたとの事w
掴んで本に近づけると文字が簡単に読めたのだと
但し、温暖地域のカタツムリは広東住血線虫を持つものが多く
そんなものを食っているマドボタル類幼虫を触っていたら勉学で頭脳明晰になるどころか脳に麻痺を起こしかねないのでお薦めしにくい

南米にはヒカリコメツキというコメツキムシがいて、これも暗闇で文字を読めるくらい強い光を出す
幼虫はシロアリの巣に住む
しかしコメツキムシなんてむしろ夜中に家に網戸の隙間から入ってきて、机の上でバチンバチン跳ねだすので面白がってひっくり返して跳ばして遊んでて
逆に勉強の邪魔になる虫というイメージの方が強いなw

日本だとホタルはゲンジボタルに代表されるように淡水にいるのが有名だが、海外には上記のように陸生のホタルの方が多い
あるいは海水と淡水の混ざる河口域にいて、特定の木に集まってクリスマスツリーのようになったりする

だが、日本のゲンジボタルより大きな、幼虫が綺麗な淡水にいて、雌雄ともちゃんと光るホタルを自分は知らないんだよなあ
その点ではもっとも清廉潔白で大きなホタルが日本にいるのである(キリッ と言えるのかも知れん

99 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/07/25(月) 02:22:39.17 ID:l/SUa63j.net
ttp://mushisukidesu.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/07/23/img_6530.jpg
日本のハンミョウは胸部の光沢、翅の多色さなどを総合すると世界でも最も美しいハンミョウでは?
と言われることがある
他国のハンミョウで赤と緑と青をこんなに同時に美しく発色させたものはいないのだ

といっても、朝鮮半島や中国中部にも同じものがいる

熱帯各国にはムツボシハンミョウとかヤツボシハンミョウというのがいて似たデザインだが白紋が大きくてその分だけ色鮮やかな部分は小さい
ttp://carabidae.org/carabidae/Cicindela%20Cosmodela%20juxtata%201539.jpg
ただし日本のハンミョウでも翅の金属光沢は合わせ目の部分だけであって、ムツボシハンミョウの方がその合わせ目の金属光沢の幅がやや広い、
と主張する人もいるw

金属光沢の面積だけなら北米のCicindeka sexguttataがもっと広いが赤一色
ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1f/Cicindela_sexguttata.JPG/320px-Cicindela_sexguttata.JPG
他種と雑種になると赤光沢と緑光沢の2色になったものも現れる

またオオズハンミョウMegacephala属のハンミョウにもなかなか美しいものがいる
東南アジアだとハネナシハンミョウというのが樹上にいて、これも金属光沢はある
だが、複数の色をうまく配色した、となるとナミハンミョウに勝てないなあ

大きさだけならアフリカのオオエンマハンミョウに太刀打ちできるものはいないw

100 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2016/08/08(月) 01:15:28.94 ID:IKzbH3xV.net
北関東でアカボシゴマダラ目撃
まあ今更珍しくもないものかな

そこから50km東に離れた所はまだアカボシは未発見で、
在来のゴマダラチョウが見られる

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