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【考古学】寄生虫やシラミ防げず?=古代ローマの遺跡資料調査−英学者
- 1 :もろ禿HINE! ★@\(^o^)/:2016/01/12(火) 18:13:38.78 ID:CAP_USER.net
- 時事ドットコム:寄生虫やシラミ防げず?=古代ローマの遺跡資料調査−英学者
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2016011200687
古代ローマの都市では上下水道や公衆浴場、トイレの整備が進んだが、寄生虫やシラミ、ノミのまん延は防げなかった可能性が高いと、
英ケンブリッジ大のピアズ・ミッチェル博士が12日までに英寄生虫学誌パラサイトロジーに発表した。
イタリアのローマやポンペイ、パルマのほか、英国やフランス、ドイツ、エジプト、イスラエルなどの遺跡発掘資料を調べ直した成果。
腹痛や発熱、腸閉塞の原因となる回虫や、下痢や貧血を起こす鞭(べん)虫、サナダムシなどの卵が多く見つかった。また、シラミをすき取るためのくしが使われていたことも分かった。
回虫や鞭虫は、大便を肥だめで発酵させずに肥料として使い、卵が付着した農作物をよく洗わずに食べて取り込まれたとみられる。
サナダムシ類の「広節裂頭条虫」は、魚を加熱せずに発酵させた「ガルム」と呼ばれる魚醤(ぎょしょう)が料理に使われ、広がったと考えられる。
当時の公衆浴場は湯を入れ替える回数が少なく、現代の浴場ほど清潔ではなかったことも影響した可能性があるという。(2016/01/12-17:07)
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