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【古人類学】人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明 “第3の人類”のDNA分析で。現生人類とネアンデルタール人と時期重なる

1 :もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/:2015/11/20(金) 12:43:19.76 ID:???.net
人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/111800325/


 5年前の2010年に報告されたばかりの謎多き“第3の人類”デニソワ人。その歯の化石を分析したところ、彼らは現生人類やネアンデルタール人と数万年もの間共存していたことが、
11月16日付けの科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」の論文で明らかになった。

 我々ホモ・サピエンスの祖先が、かつて他のヒト科ヒト属(ホモ属)とユーラシア大陸を共有していたことを裏付ける研究結果である。約4万年前に姿を消したネアンデルタール人は、
現生人類と数十万年もの間すぐそばで暮らしていたが、ある期間そこにはデニソワ人の姿もあったことになる。

 2010年、マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ氏率いる遺伝学者と人類学者の研究チームは、シベリア、アルタイ山脈のデニソワ洞窟で発見された指の骨が
奇妙なDNA配列を示していると発表していた。(参考記事:「デニソワ人 知られざる祖先の物語 」)

「大変興味深い場所です。全く異なる歴史を持った3種の人類が1カ所に共存していたことが分かっているのは、世界でもここだけです」と、ペーボ氏は語る。

 過去に行われた指の骨と歯の分析では、現生人類にデニソワ人の痕跡が残されていることが判明した。パプアニューギニアをはじめ太平洋の島々に住むメラネシア人のゲノムの
5%に、デニソワ人が貢献しているという。(参考記事:「デニソワ人、現生人類と交雑の可能性」、「チベット人の高地適応はデニソワ人由来」)


長らく見つからなかった第3の存在

 だが、デニソワ人については、かつて存在していたという事実と、現代人に残したわずかな遺伝的痕跡以外にはまだほとんど何もわかっていない。彼らは一体何者だったのか? 
アルタイ山脈にどれくらいの期間住んでいたのか? 本当にこれほど巨大な歯を持っていたのか? それとも、たまたまこの歯の持ち主だけが変わっていたのだろうか?

 ありがたいことに2010年に、デニソワ洞窟でさらなる発見があった。洞窟のもっと奥まった場所で、2本目の臼歯である親知らずが見つかったのだ。その前から研究所の倉庫に
保管されていた1本目の臼歯を分析したカナダ、トロント大学の人類学者べンセイ・ビオラ氏が2本目の分析も行った。1本目の歯を調べた時は、大きさや広がった歯根から、最初は
ホラアナグマの歯かと思ったという。

 しかしビオラ氏は、2本の歯が同じ種のもので、現生人類やネアンデルタール人のそれとは異なると結論付けた。これによって初めて、デニソワ人は大きな歯を持つ種であったことが
強く示唆された。

 大きな歯を持ったデニソワ人とは、どのような外見をしていたのだろうか。親知らずの形は持ち主によってさまざまだが、「巨大な歯根を持った大きな歯には、巨大なあごが必要であることは
間違いありません」と、ビオラ氏は言う。

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