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【人間】肉体的な死後も「意識」はあるか、研究

1 :朝一くんφ ★@\(^o^)/:2014/10/09(木) 21:11:11.53 ID:???.net
【10月9日 AFP】人間は肉体的な死を迎えた後も意識を持ち続けている可能性があるとした、重度の心不全に陥った入院患者2000人以上の調査に基づく異色の研究論文が、6日の欧州学術誌「Resuscitation(蘇生)」(電子版)に発表された。

英サウサンプトン大学(University of Southampton)などの研究チームが行った今回の研究の目的は、心臓や脳の活動が停止する臨床死から回復した人々が語る「臨死体験」などの現象を調査することだ。

研究では、心停止患者2060人のうち、蘇生した330人の中の101人に対して、後に2段階に及ぶ詳細な聞き取り調査を行った。データは英国、オーストリア、米国にある15か所の病院の心停止患者2000人以上に関するものが用いられた。

その結果、39%の患者が、心臓が再始動する前に意識があることを自覚していたが、その間に起きた出来事については明確な記憶がないと答えた。

サウサンプトン大で今回の研究を率いたサム・パーニア(Sam Parnia)氏は「脳の損傷や鎮静剤が記憶の想起に及ぼす影響が原因で、当初は精神活動があったが、回復後にその記憶を失った人はさらに多くいることを、この結果は示唆している」と指摘する。

恐怖、暴力などの感覚やデジャブ(既視感)を感じたり、親族、動物、植物などの映像が浮かんできたりしたと答えた患者は全体の46%に上った。

一方、体から分離する感覚といった一般的によく知られている臨死体験を報告した患者は9%にとどまった。

また2%の患者は、肉体的に「死んでいた」間に「見た」り「聞いた」りした出来事を明確に思い出せると答えた。

このように答えた患者のうちの1人は、研究者らが患者の臨死体験の継続時間を測るために3分間隔で鳴らしたブザー音を2回聞いていると話した。

「これは重要な意味を持つ。なぜなら、死に関連する体験についてはこれまで、心臓が停止する前か再始動に成功した後に発生する幻覚や錯覚であり、心臓が鼓動していない間に起きた『現実』の
出来事に対応した体験ではないとみなされてきたからだ」とパーニア氏は説明する。同氏は現在、米ニューヨーク州立大学(The State University of New York)に所属している。

「この患者のケースでは、心拍がなかった3分間に、意識と自覚があったと思われる」

「脳の機能は通常、心臓停止後20〜30秒以内に停止し、心臓が再始動するまで再開しないとされている。このケースはそれに矛盾している。さらにこのケースでは、視覚的認識に関する詳細な記憶が、その場で確認された出来事と合致している」

 パーニア氏は、意識が臨床死の後も続くかどうかを調べるには、さらに研究を重ねる必要があると話している。(c)AFP

2014年10月09日 12:02 発信地:パリ/フランス 科学・技術

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/c/280x/img_ecea2a525677a3db5da3163098e59a07147826.jpg

仏西部アンジェ(Angers)にある病院での心臓外科出術で、患者の容体を伝えるモニター(2013年10月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-SEBASTIEN EVRARD
http://www.afpbb.com/articles/-/3028501

262 :意識は脳の物質的属性とする場合の矛盾点______________@\(^o^)/:2014/10/14(火) 21:04:36.21 ID:OLIIrwu1.net
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以下に投稿する、人間の死生観を完全に覆す可能性、などといった哲学的テーマになると、
利潤追求ばかりしている企業などの目先の利益には全く結びつかないので、研究援助どころか
バカにされるのがオチであり、本当にこんなテーマの探求は “ 個人の道楽で行う “ しかない。

人間が睡眠時に知覚する夢体験は “ 知覚の直接体験 “ であり、夢内容を覚醒時に “ 記憶想起 “ する事とは違う。
なぜなら覚醒時では、どのような記憶想起でも現実味を帯びた心像は生じない。

この、“ 知覚の直接体験 “ とは極めて重要な指摘であり、主体意志が未成立あるいは主体意志成立が減弱する場合
には、脳活性によって生じる想像イメージが “ 現実味を帯びる “ という仮定は、
統合失調症の妄想特徴の説明可能性がある。 それは妄想の現実性誤認であり特に覚醒時にも聞こえる幻聴である。 

しかし臨死体験は生体維持が極限まで低下しており、それに伴い脳活性も減弱しているのに、想像イメージが
“ 現実味を帯びる “ というのは明らかな矛盾である。  唯物科学ではそれは難解な疑問ではあるが、
臨死体験でのイメージ認識は、それは果たして人間個体の脳内に生じたイメージと言えるのか。

.          *** ミクロ領域の複合実体は、マクロな決定性に拮抗する ***

それは宇宙全体の推移において、マクロ領域での決定論的収束運動だけでは、それによる運動単調化によって全体構造
は均質平衡に至り、宇宙躍動の動因や律動は失われる。
このマクロな決定論的運動に “ 拮抗する “、ミクロ領域の非決定性あるいは多様な実現可能性が存在するからこそ、
宇宙の運動には惑星軌道などの律動が生じて、なおかつ無機質構造からも “ 内的自律性 “ を持つ生物が進化した。

明らかに、マクロ構造による決定論的運動だけでは “ 自然に調和した多様性 “ は生じない。 それはマクロ領域内では
各存在物は独立して離散しているが、それでもマクロ域内全体に動因起因をもたらしかつ自律調和を生じさせる必要
がある。 このためイリヤ・プリゴジンは、マクロ構造だけで説明を付けるべく散逸構造というアイデアを提出した。

そのアイデアは、熱対流から発生する熱流動や乱流などの簡単な構造の中にも、自己組織的な自律化が生じている可能性
を論じてノーベル賞を受けた。 その後このアイデアからカオス論が派生して複雑系科学として発展した。
特にカオス論では気象予測困難の理由として、初期観測値の変動の増幅がその後の予測を困難にするとした。

しかし散逸構造論にしても複雑系科学にしても現在は、これらの理論が指摘する “ 自発的自律性らしさ “ にしても、
自然の律動や生物の自律性や多様性についての説明には限界が見えており、
特に生物については、その生物的自律性の “ 兆候すら “ 人工的マクロ構造は出現させることはできない。
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263 :意識は脳の物質的属性とする場合の矛盾点______________@\(^o^)/:2014/10/14(火) 21:08:08.04 ID:OLIIrwu1.net
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.          *** 私という主体感覚の、連続的同一性についての疑問 ***

物質的脳が行為立案を行う時、例として “ 水を飲むためにコップを取る “ という行為を物質脳が行なう場合、
“ 脳の物質的属性として意識が成立する “ のであれば、脳内では立案から実行に至るまで物質的な変化による
から、その変化によって生じる主体意識も “ そのつどの主体 “ が成立していることになる。

物質的属性とした場合の主体意識の “ 連続性と同一性 “ は、変化しない記憶と独立した身体性によって成立
すると主張するなら、固定維持された記憶がそれを担うのであれば、回想される記憶は類似した内容でも
そこに時間・空間の “ 差異 “ を認め得るなら、その時点で成立した主体も当然差異が生じる筈だ。

意識は脳の物質的属性であるなら、成長による身体変化でも、属性としての主体の同一性が維持されるのは、
“ 記憶が変化しないからだ “ と主張するのであれば、物質的な脳の記憶領域及び記憶担体は、
全ての “ 決定論的被影響 “ から、独立している必要があるのではないか。

子供時代に体験した過去の記憶が想起される時、記憶内容は変化せずにある程度保持されたとしても、それを認識
する主体意識の方が “ そのつどの主体 “ として変化するなら、それが過去の記憶だとどうして分かるのか。

.        *** 他者は私の見る世界と同じものを見ているのか ***

人間の思考器官が物質的脳だと仮定して、その活性により属性意識が生じるのであれば、
その物質的脳で外界認識をする時、外界から視覚器官に到達する光信号を生体電位に変換する過程や、
神経線維を走る信号強度やシナプス間での神経伝達物質の、濃度や受容感度には “ 個体差がある筈 “ だ。

さらに戦争や事故で脳実質に損傷を負った事例は相当数あるが、その事例について外界認識がどのように変化
したかを調べると、視野欠損や視野狭窄などがほとんどであるが、
しかし脳の視覚器官においてそれだけの認識障害がおきていれば、脳は物質的構成として外界認識するのなら、
外界が以前とは異質にように見えるなどの、外界そのものの変容を訴える事例も当然存在する筈だ。

そのような過程を経て外界イメージが形成されるなら、人間各個体の外界はそれぞれ違ったものになる筈だが、
外界認識において “ 他者は私の見る世界と同じものを見る “ という素朴な信念は何が根拠になるのか。

この人間各人の外界像同一性についても、微細レベルでの汎連続的様相が “ 人間の思考成立に参加する “
からと思われる。 さらに成長段階の幼児の意味認識発達が人工知能に比較し得ないのは、
微細レベルでの汎連続的様相が “ 人間の思考成立に参加する “ からであり、この参加によって、
親の教育という外界影響だけではなく、幼児の自発意志の成立が思考発達を促進させると思われる。
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