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【人間】肉体的な死後も「意識」はあるか、研究

190 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/10/12(日) 10:11:13.84 ID:BX8yKWz/.net
スペリーはこの実験結果を受けて、ある結論に達した。
即ち脳とは、その上位に存在する見えざる主人…
“霊魂”の下請け機関に過ぎず、如何なる人間の行動も、
まずは“霊魂”がそれを立案し、それを受けて
肉体の命令をつかさどる器官である脳が働き始めるというものだ。

キリスト教では古来より人間を、肉体(ソーマ)、魂(プシュケー)、霊(プネウマ)の
三重からなる存在と想定している。

肉体は、言うまでもなく目に見えるこの世界における活動デバイスの事だ。
霊とは生命力の事で、生命活動を行っているあらゆる部位に宿る。
60兆と呼ばれる細胞や、腸内細菌1つ一つに宿っている。
だが「魂」は、それぞれの人間に1しか無いものだとされる。
この「魂」が命令を下して、肉と霊の結合体である脳がそれに従っていると考えたのだ。

むろんこの仮説は「科学的」なものとして受け入れられる事はなかった。
物質である「肉体」はむろん観測できるし、「霊」すなわち生命活動も観測できる。
しかし「魂」はいかなる測定方法をもってしても観測できず、実在を確認できないためだ。
そのためこの説は闇に葬られた。

しかし現段階の技術で観測できないものが、
必ずしも存在していない事を意味するものではないという事は、
これまでの科学的な新発見の歴史を見ても明らかだ。

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