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【古生物】丹波竜は新属新種=国内5例目、命名−兵庫

1 :〈(`・ω・`)〉Ψ ★@\(^o^)/:2014/08/12(火) 19:59:29.59 ID:???.net
2006年に発見され、新属新種として「タンバティタニス・アミキティアエ」
と命名された丹波竜の想像図(〔C〕小田隆/丹波市)
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0140812at66_p.jpg
 2006年に兵庫県丹波市で発掘された白亜紀前期(約1億4000万〜1億
2000万年前)の大型草食恐竜「丹波竜」が新属新種と認められ、学名
「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名された。国内で学名がつく恐竜
化石は5例目となる。

 県立人と自然の博物館(同県三田市)の三枝春生主任研究員が突き止め、
12日付の国際学術誌「ズータクサ」電子版に論文を掲載した。
 丹波竜は、推定で体長約15メートル。4足歩行で首と尾が長い「竜脚類」の
ティタノサウルス形類に属する。三枝研究員によると、尾や後頭部の骨など
八つの特徴が、これまでの竜脚類と異なっているという。
 学名のティタニスはギリシャ語で「女巨人」、アミキティアエはラテン語の
「友情」を意味し、化石の第一発見者2人の友情を表す。三枝研究員は
「8年間、一つ一つ丁寧に分析してきた。今後も研究を進めたい」と話した。
 同館で8月20日〜10月19日、尾骨の化石など約20点を展示する。
(2014/08/12-18:05)JIJI
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014081200687

2 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 20:30:41.30 ID:Pj3L3Zqf.net
なぜ女巨人?

3 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 20:42:54.41 ID:8wrvUlOL.net
タンバティタニス!
ストレートに丹波竜で来るかと思ったわ

4 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 21:19:17.94 ID:HAWD6LSW.net
ライオネス
ティタニス

5 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 21:57:53.35 ID:6+lM5ic2.net
>>3
中国人は平気で竜のピンインの〜longを学名に使うようになったけど、日本人は未だにryuを正式な学名には使わないよな。
どうせローマ字で書きゃなんでもいいのに。

6 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 23:14:56.27 ID:8wrvUlOL.net
ありゃ
「ストレートにタンバサウルスで来るかと思ったわ」
と書きこんだつもりが…
思ってたより丹波竜って呼び方に愛着を持ってたみたいだ

7 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 23:36:12.25 ID:uuzBlR0B.net
タンバリン?

8 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/12(火) 23:58:16.78 ID:70CeYunl.net
しこ名ですか?

9 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 05:05:16.09 ID:uRJDlMDe.net
兵庫県立人と自然の博物館のプレスリリース
http://www.hitohaku.jp/research/h-research/kaseki-20140812news.html

記載論文(全文) 66頁ある。
http://mapress.com/zootaxa/2014/f/zt03848p066.pdf

10 :(,,゚д゚)さん 頭スカスカ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 09:10:25.41 ID:R9YDHR1E.net
やぱ〜り巨人がカコイイ命名なんだろ

11 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 10:55:04.55 ID:nNCdeAt6.net
なんで女型だってことになったんだろう、タイプに雌の特徴があったわけでも種小名が女性に献名されてるわけでもないのに。

12 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 11:35:38.40 ID:uRJDlMDe.net
丹波竜はなぜか地元では雌のイメージが強く、JR下滝駅前の「ふれあい」という
モニュメントでも親子像になっている。
http://kyoryu.info/wp-content/uploads/2012/11/DCIM0116.jpg

谷川駅前にも出来の悪い丹波竜の像があるがやはり親子。

元を糺せば? 荒木一成氏が丹波市の依頼で作成した「丹波竜2007年版」という模型が
10分の1と20分の1の両サイズあり、これは単に縮尺を変えて2種作っただけなのだが
展示施設(ちーたんの館)でも両方並べて展示しているので、どうしても親子に見える。
http://dinomodel.cocolog-nifty.com/dinosaurs/2008/04/2007_658e.html

これを見て母親的イメージが広まったのかもしれないが、そういうのにも配慮して
女性名にしたんじゃないかな……憶測ですが。

なおその後歯骨が見つかって顔の復元ができるようになったこともあり、
徳川広和氏に依頼して「丹波竜2013年版」も作成された(今は2007年版と並べて展示)。
http://fragi.blog70.fc2.com/blog-entry-892.html

13 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 12:25:27.63 ID:uRJDlMDe.net
丹波ってTambaなんだな。Tanbaだと思っていたw

14 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 12:34:29.97 ID:nNCdeAt6.net
>>13
ヘボン式なんだな。

15 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 15:53:58.77 ID:uRJDlMDe.net
丹波竜2013年版の写真はこちらの方がよかった。
http://afragishop.blogspot.jp/2013/04/2013_26.html

プレスリリースや論文でタンバティタニスに最も近いとされるエウヘロプスは
前脚が長いが、2013年版の模型もやや前脚が長めに作ってある。研究の成果なのかも。
(2007年版は後脚が長い)
もっとも2010年に「丹波竜化石工房 ちーたんの館」が新装オープンして以来
ウォールマウント(壁の骨格図にクリーニング済みの骨のレプリカを貼り付けていく)があり
それは当初から前脚が長めに作ってあったので、その頃からそう判断していたのかもしれない。

16 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 16:29:50.59 ID:uRJDlMDe.net
親子といえば、第6次発掘で子供の竜脚類の歯が出ていて、これはその後見つかった歯骨の
歯槽に対応しない小さなものなので、確かに子供のだろうということになった。
http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=811

同じ現場だとはいえ、大きな丹波竜に子が寄り添っていて、その歯だなんていうことは
偶然すぎてありそうにないが(他の恐竜の歯もたくさん出ているし)、モニュメントの
イメージに合う発見は一応あるわけだね。

17 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 16:50:45.95 ID:ZfLFYVOy.net
フクイティタンとは違うのか

18 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/13(水) 18:24:26.17 ID:uRJDlMDe.net
>>17
「タンバティタニス・アミキティアエは明らかに、歯の細さ(※縦横比)が3未満の竜脚類である
東アジアのティタノサウルス形類のエウヘロプス (Wiman 1929; Wilson and Upchurch 2009)、
フクイティタン (Azuma and Shibata 2010)、ヨンジンロン (Li et al. 2014)とは別属別種である」
(論文53頁)
(※タンバティタニスは歯の細さが3以上であるため。論文17頁)

19 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 07:21:01.84 ID:R47WSYn7.net
女型の巨人か

20 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 10:48:20.43 ID:NQ9chmpq.net
日本産で記載された恐竜(年代は論文が出た年)

フクイサウルス 福井県勝山市 2003年 鳥脚類
フクイラプトル 福井県勝山市 2006年 獣脚類
アルバフォロサウルス 石川県白山市 2009年 角竜類
フクイティタン 福井県勝山市 2010年 竜脚類
タンバティタニス 兵庫県丹波市 2014年 竜脚類

※この他、戦前の樺太の豊栄郡川上村で鳥脚類(ハドロサウルス類)の
ニッポノサウルスが出ているが(記載は1936年)、現在日本領でないため>>1
「国内で学名がつく恐竜化石は5例目となる」の中には入っていない。

21 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 11:50:21.76 ID:crwAxnvZ.net
>>18
>>20
日本で2例目の新種竜脚類かよ・・・すごいな

22 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 12:00:05.42 ID:NQ9chmpq.net
名前を間違ってしまった。
×アルバフォロサウルス
○アルバロフォサウルス

23 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 17:21:55.51 ID:NQ9chmpq.net
この丹波竜の生態環境復元図、PCの壁紙になるような大きなのがあればなあ。
http://kyoryu.info/blog/2014/04/08/%e6%81%90%e7%ab%9c%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%9f%e7%92%b0%e5%a2%83%e3%82%92%e5%be%a9%e5%85%83%e3%80%80%e5%b7%a5%e6%88%bf%e3%81%a7%e5%b1%95%e7%a4%ba/

24 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/14(木) 17:56:28.00 ID:yV8mPFv1.net
お相撲さんの四股名みたいだね
引退後総合格闘技に進みそう

25 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/15(金) 05:18:18.34 ID:2v0i4/E/.net
タンバティタニス論文のレビューをしているブログ
http://svpow.com/2014/08/13/the-bizarre-caudal-neural-spines-of-tambatitanis-amicitiae/

尾椎の形状が面白いと言って写真を引用している。自分は門外漢だが
あれって相当変わっているのか。
論文を見ても両凹とか前凹とか後凹とか何のことやらわからんw
コメントでは女性らしい人が「新しい竜脚類の椎骨が見られて幸せ。すごくクール」
なんて書いてるしw

26 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/15(金) 05:53:15.88 ID:2v0i4/E/.net
そういえばこのSV-POW! というサイトは、竜脚類の首は現在主流の水平復元ではなく
頭を上げた形にするのが正しいと主張する論文を出した3人が運営していたのだった。

Head and neck posture in sauropod dinosaurs inferred from extant animals
https://www.app.pan.pl/article/item/app54-213.html

あの説はその後どうなったろうか。ブログを辿ればわかるかもしれないが……。

27 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/16(土) 06:49:50.39 ID:hg066j9k.net
丹波新聞の記事がわかりやすく特徴を説明している。

論文では新属新種とする根拠として、 ▽尾椎の棘突起が前方に向けて鋭くカーブしている
(他では後方に向けてまっすぐ伸びている) ▽血道弓 (尾の左右の筋肉を隔てる骨)が
長いもので約40センチもあり、 体長 (推定15―16メートル) の割に1・5倍ほど長い
▽血道弓が棒状をしている(他では板状) ―など、他のティタノサウルス形類竜脚類にはない
8つの特徴があるとし、尾椎と血道弓を詳細に記載している。
 三枝主任研究員は、 「例えば血道弓は、 いろんな形状をしており、 同一固体の骨か、
何番目の骨かを確実にするのに時間がかかったが、 論文を書いていても矛盾が出てこなかった。
地殻変動の激しい日本で、ここまでよい状態で化石が残っていたことは、世界的にも重要だ」
と話している。
 今後、 脳函にCTスキャンをあて、血管の通り道を調べたり、内耳の構造を調べることで、
平衡感覚や聴覚がどうだったかが分かるという。レーザースキャナーを使って
復元骨格の3D化にも取り組む予定。また、進行中のクリーニングが完了すれば、
それらに関する追加論文を出版する。
 同博物館は、 新種新属であることの論文発表にあわせて、20日から10月19日まで
発掘された実物の化石約20点を展示する。
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2048

>>25で尾椎の形状に驚いているのも、上の棘突起が前に曲がっていることを指すようだが
まるで鉤のようだ。
血道弓が大きいことといい、丹波竜の尾には何か特別な機能があったんだろうか。

28 :名無しのひみつ@\(^o^)/@\(^o^)/:2014/08/16(土) 14:19:37.84 ID:7rtlR8Bm.net
>>20
まだ、鳥羽竜の論文出ていないんだ・・・
鳥羽竜もティタノサウルスではないかと言われているみたいだね。

中国ではマメンチサウルス系なイメージがあるがより海沿い?の日本ではティタノサウルス系だったのかな?

29 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/16(土) 15:13:05.64 ID:uEWjD6Z6.net
>>28
マメンキサウルスとは年代が違う。
中国でもこの時代だと竜脚類はティタノサウルス形類しかいない。
かつてマメンチサウルスの仲間と思われ、今回の論文で丹波竜に近縁とされてるエウヘロプスもティタノサウルス形類。
さらにモンゴルではより進歩的なネメグトサウルスやオピストコエリカウディアなんかのティタノサウルス類も発見されてるけど。

フクイティタンとかトバリュウなんかも多分、このエウヘロプスやタイの恐竜からなる
アジアの基盤的ティタノサウルス類(おそらくこれをエウヘロプス科と呼ぶことになるだろう)のグループかもね。

絶対判別不可能だから専門家は公に言わないだろうがモシリュウも間違いなくティタノサウルス形類なんだろうな。

30 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/18(月) 05:17:38.17 ID:LmkeYvUa.net
そういえば1992年にワキノサウルスが歯一本に基づいて記載されているが
これは「国内5例目」には入らないわけだね。

31 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/18(月) 11:14:30.77 ID:0jF8YGe2.net
>>30
かなり個性的な歯でちゃんとdiagnosisもあるのだが不完全な1本の歯に過ぎないという理由だけど無視しようとする研究者が
特に日本に多いから今回もそのパターンかと。
歯に基づいてるのに〜ドンにしなかったというだけで論文も読まずに批評した奴もいたらしいからな。

32 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/18(月) 12:24:21.61 ID:LmkeYvUa.net
ワキノサウルスを記載した岡崎美彦氏は、丹波竜の発掘を見に来た縁で
展示施設の「丹波竜化石工房 ちーたんの館」の図書コーナーに多くの
恐竜本を寄贈され、それが並ぶ本棚の横には「岡崎美彦博士寄贈恐竜関係書籍」
というパネルもあります。
そのパネルには「1992年 福岡県初の恐竜化石を新種命名」という記述もあるのです。
この施設のパネル類は人と自然の博物館が作っていると思うので、その点からいっても
もし無視したとすれば解せないですね。
もっとも記者発表ではタンバティタニスが「国内で5例目」だと言っただけで、
どれがそれかは言っていないと思うので、うっかり忘れた状態で確認せずに
数字を出したのかもしれませんが。

33 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/20(水) 06:42:03.14 ID:MlifWLLF.net
特別企画「丹波竜脚類化石の新属・新種報告」

これまで、「丹波竜」という愛称で呼ばれた丹波市から発掘された竜脚類が
新属新種Tambatitanis amicitiae (タンバティタニス・アミキティアエ)と
命名・記載されました。これを記念して、タンバティタニスの化石のうち
普段収蔵庫に保管されているものを展示します。あわせて新属新種名の由来、
タンバティタニスの特徴そしてその系統的な位置をパネルで説明します。

展示概要
◆ 期 間 : 2014年8月20日(水)〜 10月19日(日)
◆ 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館
         3階 丹波の恐竜化石展示コーナー
◆ 展示物 : ホロタイプ標本など約20点
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/tambatitanis-amicitiae.html

34 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/21(木) 06:59:40.29 ID:kQglnoh2.net
丹波竜(タンバティタニス)化石の一般公開の映像
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000005533.shtml

兵庫県立人と自然の博物館は2回ほど行ったが、篠山層群の化石の実物は撮影禁止。
レプリカや展示場のパネル類は撮影可(禁止の札はない)。
去年行ったとき、2011年に丹波並木道中央公園で出た基盤的ネオケラトプス類の骨が
密集した岩塊がまだクリーニングされない状態(岩の表面に骨が並んで見える状態)で
展示されていた。これは撮影禁止なので写真はないが当時のメモ。
まだクリーニングが済んでないものが結構あるようだ。
また丹波竜の発掘に関するパネルでは、上滝の発掘現場はこのまま記念地として
眠らせるのはもったいないと書かれていた。
あそこをまた掘るつもりはあるようだが、どこだろう? 
対岸の田んぼを借りて掘れば下に篠山層群はあるだろうが、化石密集層が続いているか
どうかは掘ってみないとわからない。今年初めの並木道中央公園の試掘では
意外にも化石含有層は見つからなかったので、外れるかもしれない。
でも丹波竜の論文が出たので一ファンとしては安心した。ひょっとすると
三枝先生の定年までに出ないのではないかと心配していたw

35 :素人 ◆GD...pPO7U @\(^o^)/:2014/08/21(木) 19:04:22.58 ID:rnXm1aTZ.net
またレスの付かない古生物スレの誕生か!

>>20
アルバロフォサウルスは角竜類になっている記載が多いけど、
あまり確証はないので、現状は角脚類(修飾頭類+鳥脚類)
という曖昧な見方をした方がいいという話。

36 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/23(土) 22:21:38.66 ID:0OV/oE2X.net
のりおちゃん、ポーン!

ツクツクボーシ! ツクツクボーシ! ツクツクボーシ!

ラッタッター! ラッタッター! ラッタッター!

冗談は よせっ!

奥さん、ええ仕事しまっせ

まかせなさい! まかせなさい! まかせなさい!

ビックリ、クリ、クリ、クリッ、クリー

37 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:43:25.88 ID:BPImgOS/.net
篠山層群化石のまとめサイトなど

・ひとはく恐竜・化石プロジェクト中間報告書(2011年3月)
http://www.hitohaku.jp/research/h-research/houkokusyo-2011.html
・篠山層群恐竜化石等発掘調査 評価と提言 報告書(2013年3月)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya24/2503/2503213-2.pdf
・ひょうごの恐竜 丹波竜(神戸新聞のアーカイブ、2012年6月まで。丹波竜関係記事のみ)
http://www8.kobe-np.co.jp/blog/tanbaryu/
・丹波新聞の丹波竜・篠山層群化石関係記事
http://tanba.jp/modules/features/index.php?storytopic=1
・記者発表資料 県立丹波並木道中央公園における地質調査の結果について
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya24/2408/2408212.pdf
・記者発表資料 平成25年度兵庫県立丹波並木道中央公園における恐竜化石含有層
調査について(結果報告)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya25/2603/2603064.pdf

38 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:45:21.72 ID:BPImgOS/.net
論文
1 篠山層群下部層の礫の年代測定の論文(2008年11月)
兵庫県丹波市上滝-下滝地域の下部白亜系篠山層群下部層の層序と含礫層の
結晶片岩礫のK-Ar年代
http://ci.nii.ac.jp/els/110007008476.pdf
2 篠山層群下部層の年代再検討の論文(2010年5月)
貝形虫およびカイエビ化石の生層序とジルコン―フィッション・トラック法に基づく
篠山層群の年代の再考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/116/5/116_5_283/_pdf
3 丹波竜の歯についての報告(2011年3月)
Titanosauriform teeth from the Cretaceous of Japan
http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0001-37652011000100014&lng=en&nrm=iso&tlng=en
4 篠山市宮田から発見された哺乳類(ササヤマミロス・カワイイ)の記載論文
(2013年3月)
A new Early Cretaceous eutherian mammal from the Sasayama Group, Hyogo, Japan
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/280/1759/20130142
5 丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の記載論文(2014年8月)
A new titanosauriform sauropod (Dinosauria: Saurischia) from the Lower Cretaceous of Hyogo, Japan
http://mapress.com/zootaxa/2014/f/zt03848p066.pdf

39 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:47:34.30 ID:BPImgOS/.net
篠山層群化石発見年表
2006年8月 村上茂・足立洌両氏が丹波市山南町上滝の川代渓谷で竜脚類の化石を発見
   9月 兵庫県立人と自然の博物館の試掘調査で肋骨・獣脚類の歯などを発見
2007年1月 竜脚類化石発見を人と自然の博物館が公表
     丹波市が「丹波竜」の商標登録を申請
   2月〜3月 丹波市山南町上滝で第1次発掘調査 肋骨・尾椎などを発見
   6月 丹波竜の頭骨の一部(脳函)を発見と発表
   12月 丹波市山南町に丹波竜化石工房(クリーニング施設)開設
2008年1月〜3月 丹波竜第2次発掘調査 環椎などを発見
   4月 兵庫県立人と自然の博物館にひとはく恐竜ラボ(クリーニング施設)開設
   6月 篠山市での哺乳類化石発見を公表(篠山市宮田。当初は地名非公表)
   7月 篠山市大山小学校の6年生が同市大山下で獣脚類の歯の化石を発見
   9月 丹波市が丹波竜のマスコットキャラを「ちーたん」と命名
2009年1月〜3月 丹波竜第3次発掘調査 歯・肋骨などを発見
   6月 第3次発掘調査の石からティラノサウルス類の歯を発見と発表
   7月 丹波竜発掘地近くに元気村かみくげオープン
   11月 篠山市宮田で角竜類(基盤的ネオケラトプス類)の化石を発見と発表
   12月 丹波竜発掘地の石から女子小学生がカエルの化石を発見と発表
2010年1月〜3月 丹波竜第4次発掘調査 胴椎・卵殻などを発見
   2月 丹波竜発掘地に隣接する上滝発電所記念館オープン
   3月 篠山市宮田に太古の生きもの市民研究所(石割り施設)開設
   4月 篠山市の黒豆の館に太古の生きもの展示室開設
   8月 丹波竜発掘地の石からカエルの全身骨格を発見と発表
     篠山層群下部層の年代を1億1500万年〜9500万年前に修正(>>38論文2)
   12月 新しい丹波竜化石工房(ちーたんの館)オープン

40 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:49:41.30 ID:BPImgOS/.net
2010年12月〜2011年3月 丹波竜第5次発掘調査
2011年1月 丹波竜発掘地の石から小学生が曲竜(鎧竜)類の歯を発見と発表
   3月 丹波竜第5次発掘でテリジノサウルス類の歯を発見と発表
      「ひとはく恐竜・化石プロジェクト中間報告書」発表(>>37にリンク)
   7月 篠山市の丹波並木道中央公園の残土を調査した篠山層群をしらべる会の
     松原薫・大江孝治両氏がデイノニコサウルス類の部分骨格を発見と発表
   9月 丹波並木道中央公園の残土からデイノニコサウルス類の後肢を含む岩塊、
     角竜類(基盤的ネオケラトプス類)の骨が密集する岩塊を発見と発表
2011年12月〜2012年2月 丹波竜第6次発掘調査
2012年3月 丹波竜第6次発掘で丹波竜の子供の歯を発見と発表
   5月 第6次発掘報告会で丹波竜の発掘は本年は休止すると発表
   6月 第1次発掘の岩塊から丹波竜の下顎の一部(歯骨)を発見と発表
   8月 丹波並木道中央公園の残土から小型鳥盤類の右脛骨を発見。ボーリング
     調査から化石包含層が駐車場付近の地表にある可能性が高いと発表
2013年3月 兵庫県立人と自然の博物館と丹波市のやまなみホールで「ひょうご恐竜化石
     国際シンポジウム」開催
     「篠山層群恐竜化石等発掘調査 評価と提言 報告書」発表(>>37にリンク)
     篠山市宮田で発見された哺乳類に「ササヤマミロス・カワイイ」の学名がつく
     この地層の年代は1億1200万年前とされる(>>38論文4)
2014年3月 丹波並木道中央公園駐車場の試掘調査を行ったが、化石含有層は
     発見されなかったと発表
   8月 丹波市上滝で発見された竜脚類(丹波竜)に「タンバティタニス・アミキティアエ」
     の学名がつく(>>38論文5)

41 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/25(月) 07:44:59.20 ID:UJjynr3W.net
今年の1月に兵庫県立人と自然の博物館を会場にして日本古生物学会の例会があったが、
場所柄篠山層群の化石についての報告もいくつかあった(自分は行っていないが)。
講演予稿集から関連記事を紹介。
http://www.palaeo-soc-japan.jp/download/meeting_abstracts_PDF/163_2014.pdf

まず表紙がササヤマミロスの下顎骨の写真。

表紙写真の説明
日本最古の真獣類の下顎骨化石
Sasayamamylos kawaii Kusuhashi and Saegusa, 2013
兵庫県の篠山・丹波両市に分布する篠山層群は、竜脚類の部分骨格を
はじめとする恐竜類、無尾類、有隣類そしてここにホロタイプを図示した
Sasayamamylos kawaiiといった白亜紀前期の脊椎動物化石を産出する。
一般の関心は恐竜類の化石に向きやすいが、篠山層群産脊椎動物化石の中で
学術的に最も重要なものはS. kawaiiであろう。S. kawaiiは日本最古の真獣類化石
と言うだけでなく、世界的に希少な白亜紀前期の真獣類化石だからである。
真獣類は有胎盤類(人類も含まれる)とそれに近縁な中生代の哺乳類から成る
分類群であり、その最古の化石は中国遼寧省の上部ジュラ系より知られている。
しかし、真獣類の化石が増えるのは上部白亜系からであり、真獣類の多様化は
白亜紀中期以降のことと考えられてきた。SHRIMPジルコン年代によりS.kawaiiの
年代はアルビアン初期と判明しているが、S. kawaiiにはこれまで白亜紀後期
以降の真獣類にしか知られていなかった特徴(前臼歯が4本)に加え
entoconidの二次的な退化、さらには頑丈な犬歯と下顎体といった特殊化が
見られる。また系統解析によれば、S. kawaiiは白亜紀後期に限定されていた
Asioryctitheriaに属している。これらのことは従来白亜紀中期以降と考えられてきた
真獣類の多様化がアルビアン初期にすでに始まっていたことを示している。
(PDF2頁)

42 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/25(月) 07:50:53.09 ID:UJjynr3W.net
>>41の続き)一般講演 A10

兵庫県の下部白亜系篠山層群産竜脚類の尾椎に見られる独特の形質について*
三枝春生1,2,池田忠広1,半田久美子1**
(1兵庫県立人と自然の博物館,2兵庫県立大学)
兵庫県丹波市山南町の篠山川河床に露出する下部白亜系篠山層群からは、
竜脚類一個体に由来する部分骨格化石(以下丹波竜脚類と呼ぶ)が、六次にわたる発掘
(2007 年〜2011 年の冬季)により他の脊椎動物化石とともに発掘されている。
丹波竜脚類の部分骨格には歯、脳函、環椎、頸椎の破片、胴椎の椎体、肋骨、
仙椎棘突起、腸骨、恥骨、尾椎、血道弓が含まれている。これらのうち、クリーニングが
完了している尾椎と血道弓には固有派生形質と考えられる独特な形質が見られ、
これらだけで丹波竜脚類を新属・新種として標徴づけることが可能である。尾椎の椎体は
原始的な浅い両凹型だが、椎弓および棘突起は独特である。前位尾椎の棘突起は
弓状にカーブを描きながら尾方に強く張り出し、後関節突起は椎体よりも尾方に
位置するが、こうした形態は他の竜脚類に見られない独特なものである。
前位血道弓は椎体との比率で比べると、竜脚類の中で最も長く、かつその遠位部が
左右に扁平でないという特徴がある。系統解析に有用な形質を多く持つ頸椎等の
クリーニングはまだ終了していないが、D’Emic(2012)のmatrix を使い予察的に
丹波竜脚類の系統解析を行った。その結果は丹波竜脚類はティタノサウルス形類、
おそらくアジア固有のクレードであるユーヘロプス科(Euhelopodidae)に属することを
示唆している。D’Emic(2012)の系統解析によりユーヘロプス科は東アジアの
基盤的ティタノサウルス形類からなる分類群として再定義されているが、それはさらに
複数のクレードに分かれる可能性がある。それを示唆する形質が、丹波竜脚類の
尾椎にも見られた。同時に丹波竜脚類に見られる上述の尾の骨格の独特の形態は、
分類群の数の面だけでなく、形態面においても東アジアのティタノサウルス形類は
多様性に富んでいたことを示している。
(PDF29頁)

43 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/25(月) 07:56:01.29 ID:UJjynr3W.net
>>42の続き)一般講演 A15

兵庫県下部白亜系篠山層群産カエル類およびトカゲ類化石について*
池田忠広1,三枝春生1,2,太田英利1,2,半田久美子1**
(1兵庫県立人と自然の博物館,2兵庫県立大学)
兵庫県篠山市・丹波市に分布する下部白亜系篠山層群からは、恐竜類の化石とともに、
哺乳類、カエル類、トカゲ類といった小型脊椎動物の化石が多数産出している。
筆者らはこれらの化石群のうち、比較的産出数が多く複数の未記載分類群が含まれる
ことが予想されるカエル類とトカゲ類の化石を対象に、分類学的研究を行ってきた。
同層からこれまでに産出したカエル類化石は、その大部分が脛腓骨等の遊離した
部分骨であるが、体骨格が密集した状態の標本も複数あり、うち二標本に関しては
ほぼ完全な状態で保存されていた。これら二標本についてより詳細に検討したところ、
両凹型の椎骨や肋骨の保持といった祖先的な特徴を共有する一方で、尾柱の横突起の
有無や仙椎横突起の形状等において明確な差異があり、それぞれが異なる分類群に
属することが強く示唆された。中生代のカエル類の系統を扱った最近の研究をもとに
これら二標本について系統解析を行ったところ、ムカシガエル亜目の中の基盤的な
グループに位置することが示唆された。
トカゲ類化石は歯骨、椎骨、脳函等、遊離した部分骨が多数産出しており、何れも保存状態は
良好である。これらのうち比較的記載報告例が多い歯骨化石を対象に検討を加えたところ、
少なくともトカゲ下目に属する五つの異なる分類群が識別でき、そのうちの一つは
特異な歯列の形状から、近年中国より記載された単模式属Pachygenys の未記載種に
同定された。これは前期白亜紀のトカゲ類相のうち、科グループより下の分類カテゴリーで
両地域に共通し、それらの高い地縁性を示すはじめての具体例である。
このように篠山層群のカエル類・トカゲ類化石には、明らかに多数の分類群が含まれており、
詳細な分類学的研究が進むに従って今後、各上位分類群の中での系統進化の
詳しい過程や、近隣諸国の下部白亜系小型脊椎動物群との関連性の解明に寄与すると
期待される。
(PDF31頁)

44 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/25(月) 12:39:27.78 ID:70FpUzYL.net
丹波凛ちゃん

45 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/25(月) 17:14:40.07 ID:5IybIZlv.net
台風被害

46 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/08/31(日) 18:33:09.21 ID:Wp6pGgFE.net
恐竜化石また発見! 丹波の村上さん
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20140829-OYTNT50128.html
 丹波市山南町上滝の白亜紀前期(1億1000万年前)の地層から恐竜の首の肋骨ろっこつの
一部と見られる化石が見つかり、29日、県立人と自然の博物館(三田市)が発表した。国内最
大級の草食恐竜「丹波竜」化石を見つけた村上茂さん(69)(丹波市山南町)が発見。同日、
「丹波竜の仲間を探そう!」をテーマに地元の発掘ボランティアによる公開試掘調査が始まった。(田中聡)

 今年4月、丹波竜化石が見つかった篠山川河川敷の約10メートル上流で、現地見学に訪れた
親子を案内していた村上さんが、化石発見のコツを伝授しようとハンマーで地層表面を割り偶然見つけた。


 化石は長さ12センチ、幅2・5センチ、厚さ4ミリ。三枝春生・同博物館主任研究員は、恐竜の種類に
ついては不明としながらも、大きさや形状から丹波竜の仲間、竜脚類の頸けい肋骨の可能性があると説明。
「丹波竜が見つかった地層より数万年新しい。各地の(白亜紀の地層)篠山層群に多くの化石があることを
裏付けた」と評価した。

 07年から6次にわたり同博物館が行った丹波竜の発掘調査で、丹波竜以外の恐竜の骨格が見つかった
例はなかった。村上さんの再度の発見について三枝主任研究員は「発見後も発掘調査に参加し、普段から
地層をよく見ていたことの積み重ねが今回の発見につながった」とたたえた。

 村上さんは「2度も発見に立ち会えるのは恐竜によほど好かれているのかなと思う。恐竜が『町のPRに
役立ちたい』と言っているような気がする」と喜んだ。

 公開試掘調査は、町おこしの一環で、村上さんが調査団長となり過去に丹波竜発掘調査にボランティアで
参加した住民十数人で調査団を結成。同博物館などと共同で、化石が見つかった現場で31日まで実施する。
初日から、恐竜の歯などを見つける成果をあげた。

47 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/01(月) 04:57:15.44 ID:3meozzYX.net
また出たのか。
あの場所は盗掘の恐れもあるから公開試掘調査をやって見つかったのは掘り出し、
残りはコンクリで塞いでおくのかな?
川代渓谷は景観がいいのであまりコンクリが各所で目立つのも問題だがやむをえない。
大物が出ればそれに越したことはないが、カエルの脚や恐竜の骨片、歯など細かい化石でも
密集している地層がまた見つかったのなら「元気村かみくげ」の子供の石割り体験の
素材も尽きないね。篠山市の丹波並木道中央公園の石は堅くて子供には割れないと、
去年丹波竜発掘地の案内ボランティアの人から聞いた。その人は割ってみたという。

48 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/01(月) 07:49:06.64 ID:3meozzYX.net
丹波竜発掘地の2013年のようす
http://kyoryu.info/wp-content/uploads/2013/01/P1090076a.jpg

写真に見えるコンクリートに絵が描いてある部分が丹波竜を発掘したところ。
コンクリートは7×10mと記事にある。
http://kyoryu.info/blog/2013/01/26/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E7%99%BA%E6%8E%98%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%A6%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E7%AB%9C%E3%81%AE%E4%BD%8D%E7%BD%AE%E3%81%8C%E4%B8%80%E7%9B%AE%E3%81%A7/

写真の左奥から右手前に向けて篠山川が流れているので、上流約10mなら
この写真に写っているコンクリートのすぐ向こうの川床だね。

対岸の地層を見ると、傾いていることがよくわかる。
http://kyoryu.info/wp-content/uploads/2013/01/P1090079.jpg
地層が傾いているため同じ平面上でも上流に行くほど新しい地層が出るわけだが
それを数万年と見積もっている。
篠山層群の厚さは800mとか1000mとか言われているが、丹波竜発掘地の東には
阿草断層があって、その東はもっと古い超丹波帯の味間層になっている。
さらに東には篠山盆地があり、この周辺にはまた篠山層群下部層が出ている。
篠山層群の地表への現れ方も、地層の傾きも複雑だが、丹波竜の場所(丹波市)と
篠山市とでは化石の種類も違うし、もしかすると100万年ぐらいは時代が違うのかも。

49 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/04(木) 19:58:13.67 ID:ghZVk3n8.net
恐竜.INFOの記事
恐竜化石の公開発掘調査で化石発見!!
http://kyoryu.info/blog/2014/09/04/%e6%81%90%e7%ab%9c%e5%8c%96%e7%9f%b3%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%96%8b%e7%99%ba%e6%8e%98%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%81%a7%e5%8c%96%e7%9f%b3%e7%99%ba%e8%a6%8b%ef%bc%81%ef%bc%81/

写真多数。「複雑な化石の集まり」も見つかったということなので、近日中に何か発表あるかも。

50 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/07(日) 15:17:48.47 ID:Li22hJAV.net
新たな恐竜化石発見 上久下住民ら周辺試掘 丹波竜発見現場近く
2014年09月04日

 新属新種の大型草食恐竜、丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)発見現場
(山南町上滝)近くで新たな恐竜化石が見つかり、8月29―31日にかけて
公開試掘調査が行われた。恐竜と見られる化石のほか、小動物と見られる化石を
含んだ地層の塊などの収穫があった。県立人と自然の博物館(三田市)で詳しく調べる。

 4月に丹波竜発見者で上久下地域自治協議会長の村上茂さん(69)=山南町上滝=が、
丹波竜発見現場から10bほど上流の篠山層群で別の恐竜と見られる化石
(長さ12a、幅2・5a、厚み0・4a)を見つけた。同博物館の三枝春生
主任研究員によると、恐竜のろっ骨と見られるという。首のろっ骨かあばら骨かは
詳しく調べる必要があり、丹波竜より数万年後の地層から見つかっていることから、
同竜とは別の個体と見られるという。
 再度の村上さんの発見を受け、地元で恐竜熱や、化石や地層への関心を
再度盛り上げようと、同地域自治協議会が発掘ボランティアチーム 元気村かみくげ
化石調査隊」を組織。同隊のメンバーや同博物館の研究者らがボランティアで
試掘調査を行った。
 縦1・2b×幅7b×深さ0・6bを掘る予定だったが、密集して化石を含んでいる
可能性がある層が見つかり、 時間を割いたため、 予定範囲を終えることができなかった。
 ボランティアの1人、中塚達子さん(68)=同町太田=は、「発掘したいな、
したいなと思っていたら声がかかった。楽しくてうきうきしています」と久しぶりの
作業を楽しんでいた。
 三枝主任研究員は、「村上さんは、『化石に気づく力』がある」と言い、
「発見現場付近にさらに化石が埋もれている可能性が広がった」と言う。また、
「篠山層群からはカエルやトカゲといった小動物が万遍なく見つかっている。
恐竜に限らず、 当時の生態系を知るうえで貴重な化石が見つかれば」と期待を寄せた。 村上さんは、「恐竜化石を生かしたまちづくりのPRで取り組んだ。
小動物などの化石も出ており、学術的にもおもしろいのでは。研究成果を待ちたい」
と言い、「掘り残しがあるので、改めて機会を設け公開試掘調査を行うなど、
夢をつないでいきたい」と話した。
 恐竜化石の発見現場では、県教育委員会らが2012年1月まで6回にわたる
発掘調査を行った。
http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=884

51 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/08(月) 04:45:24.81 ID:wf/UNKwY.net
穂別のハドロサウルスも発掘再開

恐竜の全身骨格に期待…むかわで発掘再開
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140905-OYTNT50025.html

52 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/09(火) 22:16:36.78 ID:y2w9zbBv.net
そのうち日本の恐竜だけで恐竜展やれるようになったりしてな
その頃はもう杖ついて会場に行くことになりそうだが…

53 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/09(火) 22:30:22.99 ID:M9X1sFR2.net
>>52
小規模なのならどっかもうやったかな。

海生爬虫類もセットで日本の中生代とかだったら今でもけっこうな感じかもしれないけど、
やっぱり丹波竜の全身骨格模型とか欲しいよね。

フクイラプトル以上の肉食恐竜がいそうもないので数は増えてもいまいち花が無いような気はするけど。

54 :素人 ◆GD...pPO7U @\(^o^)/:2014/09/10(水) 08:48:13.60 ID:vdTkSLPs.net
×いそうもないので
○今の所見つかっていないので

ジュラ紀・白亜紀ならどの時代でも8〜10mクラスの獣脚類はいたでしょ。
よほど特殊な環境じゃない限りはいたと思っていい。
まして日本は中生代のほとんどの時代は大陸と繋がっていたのに。

55 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/10(水) 13:11:02.65 ID:k6rR9kiv.net
>>54
成体のフクラプトルなら6-7 mくらいだっただろうけど。
北海道で10 m超のティラノサウルス類、本州で同サイズのカルカロドントサウルス類もしくはスピノサウルス類
の発見なんていうのもあるだろうか。

…現状でもトルヴォサウルスの模型に「ミフネリュウ」推定骨格という札立てて展示すれば十分かw

56 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/10(水) 13:32:41.73 ID:zRP1+PAm.net
>>51みたいに北海道ではハドロサウルス類とか、モンゴルの白亜紀にいたような連中がいろいろ出ているし、

同じく淡路島の和泉層群でも、アンモナイト、海生爬虫類などに混じって、

ハドロサウルス類の化石が見つかっている

アンモナイトがたくさん産出するところは、ちょっぴり期待が持てる

57 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/10(水) 23:22:00.62 ID:DBw9sb6+.net
白亜紀後期のハドロサウルスの仲間が出てるってことは
それを捕食していたティラノサウルス類も当然いただろう
化石が出るかどうかはともかく…

58 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/25(木) 23:46:02.70 ID:5EsZ0GpH.net
>>56、57
アンモナイトがたくさん出てくる場所…
三笠市で今更本物のティラノサウルス類が発見されたら面白いな。

サハリンのニッポノサウルス(ヒパクロサウルスに近縁)、小平、むかわのハドロサウルス類、中川のテリジノサウルス類、夕張のノドサウルス類
とかエゾミカサリュウの発見された蝦夷層群上部の恐竜のファウナ見るとモンゴルどころかララミディアに似ててまさしくティラノサウルス科(上科でなく)が
出そうな場所ではあるんだけどね。

59 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/27(土) 09:56:19.67 ID:iKpjguAC.net
神戸市の東、芦屋西宮の知的障害者施設で未成年利用者に性的な行為をして淫行条例で逮捕された三田谷学園元職員の堂垣直人(西宮市老松町)は、結局どういう罪になったの?
被害者家族のケアを芦屋市役所と兵庫県警はちゃんとやったのか?
差別や虐待は環境を選べない子供には関係ない。

http://www.youtube.com/watch?v=JxMzW3ZlV4g&sns=em

60 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/28(日) 20:06:27.24 ID:m5xqbHqV.net
昨日、上滝とひとはくに行ってきました。
>>46以下の新しい発掘現場は(今回は河床に降りなかったのですが)コンクリートの
覆いはしてありません。案内の人は掘った面積が小さいから、と言っていました。
>>49の記事に写真がある骨が集まったもの
http://kyoryu.info/wp-content/uploads/2014/09/P1110610.jpg
これは切りとって人と自然の博物館に持って行ったので、何かわかれば博物館が
発表するとのこと。

人と自然の博物館では丹波の恐竜の展示室の外にケースを置いて、脳函、尾椎、血道弓
などを展示していました。撮影禁止とは書いてありません。
学名決定後に作られたCGムービーもその横のTVでやってましたが、急いで作ったからか
そうリアルではありません(恐竜映画みたいではない、という意味)。
CGでもタンバティタニスは前脚が長めですが、前脚を杖のように使って後脚中心に
歩いていたということで、前脚は少し曲げた状態で歩かせています。
そういえば川崎悟司氏の描く竜脚類は前脚を少し曲げているのが多いのですが、
あれはそういう説に基づいていたのか。

パネルでは学名の由来も説明していますが、タンバティタニスという女性形なのは
「ホロタイプがメスであるという意味ではありません。titanが従来の学名で
多すぎると思ったからです」とのことで、やはりフクイティタンの二番煎じを
嫌ったのかなどと思いましたが、>>12にあるような親子的イメージも、CGムービーで
親子で並んで歩く場面が作られていたので、あながち無視できないかも。
ミュージアムショップで売っている丹波竜のフィギュアには、包装に学名のシールが
貼られていました。
また館蔵のゾルンホーフェンの化石展もやっていてこれも面白かった。

61 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/29(月) 10:06:49.28 ID:dy+CCpeJ.net
穂別の恐竜化石 新たに歯の化石40個確認 (2014/09/19)北海道新聞
https://www.youtube.com/watch?v=K3edXsNCs8Q

 胆振管内むかわ町の町立穂別博物館と北大総合博物館(札幌)は19日、
同町穂別地区で­のハドロサウルス科草食恐竜化石の2次発掘で、新たに歯40個と
左大腿(だいたい)骨の化石を確認したと発表した。全身骨格の発掘や、
新種かどうかの確認に向けて­重要な頭骨はまだ見つかっていないが、
発掘の指揮を執る北大総合博物館の小林快次(よ­しつぐ)准教授は
「発見の可能性は高まっている」と説明している。

62 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/09/29(月) 10:09:14.52 ID:dy+CCpeJ.net
>>61の「­」の部分は文字なし。なぜこんなコードが挟まったものやら。

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