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【細胞生物学】細胞の老化などに関係 テロメア修復仕組みを解明

1 :Cancer ★@\(^o^)/:2014/06/30(月) 01:01:22.63 ID:???.net
細胞の老化などに関係 テロメア修復仕組みを解明

2014/6/28 11:00

田中克典教授
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201406/img/b_07097246.jpg

 染色体の末端にあり、その長短が細胞の寿命や老化に深く関係する部位「テロメア」に
ついて、長さを抑制する仕組みを、関西学院大理工学部(兵庫県三田市)の田中克典教授らの
グループが初めて明らかにした。抗がん剤の開発などにつながる可能性もあり、このほど
米国科学アカデミー紀要に掲載された。

 通常の細胞は、分裂のたびにテロメアが少しずつ短縮、一定の長さになると細胞が寿命を
迎え、分裂をやめる。一方、生殖細胞やがん細胞では、テロメラーゼと呼ばれる酵素が働き、
長さを保つようテロメアを修復。一種の「不死状態」であることが知られている。

 ただ修復の際、テロメアを伸ばしすぎず、元の長さに収める仕組みは不明で、田中教授らは
常にテロメラーゼが働く酵母菌を使って実験した。元の長さまで修復が進むと、SUMO
(スモ)というタンパク質が、テロメアに付着している別のタンパク質と結合。テロメラーゼを
はじき飛ばし、修復を止めることを明らかにした。

 テロメアは、細胞の老化やがん化に関係することから注目され、2009年のノーベル
医学生理学賞の受賞分野になった。田中教授によると、酵母菌とヒトではテロメアがよく
似ており、判明した仕組みがヒトのがん細胞などにも当てはまる可能性があるという。

 田中教授は「テロメア修復の“ブレーキ役”がヒトでも明らかになれば、治療への応用も
期待できる」と話す。(武藤邦生)

ソース:神戸新聞NEXT(2014/6/28)
細胞の老化などに関係 テロメア修復仕組みを解明
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201406/0007097245.shtml

原論文:PNAS
Keisuke Miyagawa, et al. SUMOylation regulates telomere length by targeting the
shelterin subunit Tpz1Tpp1 to modulate shelterin?Stn1 interaction in fission yeast.
http://www.pnas.org/content/111/16/5950

プレスリリース:関西学院大学(2014年4月8日)
染色体の末端配列テロメアの長さを保つ新たな仕組みを解明 ?細胞老化の仕組みに迫る? 理工学部・田中克典教授ら
http://www.kwansei.ac.jp/press/2014/press_20140408_009020.html

42 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/07/04(金) 23:00:37.51 ID:ODVYIzLu.net
こういうの辞めようぜww 死んだ方が人間は自然だよ 死が完成なんだから

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