2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【地球科学】恐竜絶滅の「衝突の冬」、仮説を立証か [14/05/13]

41 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/05/13(火) 18:39:55.58 ID:7MT2XdRW.net
ちなみにK-Tバウンダリーより下の地層を調査すればわかるが
KTバウンダリー形成の500万年前にはとっくに恐竜が世界規模で絶滅の危機に瀕していた。
なぜかこの500万年の間の層は発掘量が少なく
世界中でもわずか12種類しか恐竜の化石が発掘されていないのである。
(それ以前の地層からは何百種類と恐竜の化石が発掘されている)

ちなみにその時代に生き残っていた12種類の恐竜には
アンキロサウルスやハドロサウルス、イグアノドン・オリエンタリスなどが含まれるが
いずれも化石に「奇妙な共通点」がある。
異常な形に発達した「呼吸器」である。

例えばカモノハシ竜として知られるハドロサウルス科という恐竜は
白亜紀中期に最も繁栄した種族のひとつであったが、突如としてその数が激減。
かわって生き延びたのは、ハドロサウルスの変種で、
パラサウロロフスという、頭の後ろに巨大な長い突起のついた恐竜だった。

この長い突起は中が空洞になっており
鼻から吸い込んだ空気が内部の3メートルにも達する気管を通って
その後ようやく咽喉に入るという、何のためにあるのかわからない全く奇妙な構造になっている。
この器官については、シュノーケル説だの嗅覚強化説だのメガホン説だの
珍妙な説が幾つも出ているが、いずれも説得力に乏しく決着を見ていない。

また別の曲竜(よろいりゅう)の仲間ではアンキロサウルスという恐竜が生き延びている。
他の曲竜は鼻腔から咽喉の奥への単純な構造の気管があるだけだったが、
アンキロサウルスの気管はなぜかSの字を描いた大型化したものとなっており、
しかも両側に蜂の巣状の複雑な導管組織がある。

パラサウロロフスの頭の突起にしても、このアンキロのサウルスの気管にしても、
なぜこのような複雑な構造の呼吸器を必要としていたのだろうか。
これについては、実は濾過器だったのではないかという説がある。
いちいち濾過しなければ吸えないほど当時の大気が汚染し尽くされていたのでは、という説だ。
(ゴビ砂漠で発掘されたイグアノドン・オリエンタリスという恐竜にも
 鼻梁骨に支えられた謎の巨大な球状物質が鼻面についており、
これも濾過器だったのではと言われている)

ではなぜ当時の大気がこれほどまでに汚染されていたのか?
恐竜大衰退の真相とは何か?
その後に来た大絶滅は何によって引き起こされたのか?
幾つか原因が考えられ、それらが複合的に起こったものと思われている。
その中でも主要な事件が……まあ説明がめんどーくせーから省略

総レス数 99
38 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★