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【オピニオン】高齢化が進むスイス社会 高齢者はなぜ犯罪に手を染めるのか:罪種別では侮辱・暴行・万引きがトップ3 [10/15]

2 :SQNY ★:2019/10/20(Sun) 04:31:06 ID:CAP_USER.net
日本では1998年から増加
世界で最も高齢化が進む日本の現状はどうなっているのだろう。
2018年版の犯罪白書他のサイトへによると、刑法犯の認知件数は過去15年間減少しているが、検挙人数に占める65歳以上の割合は1998年の4.2%から2017年には21.5%に上昇。同期間の人口の高齢化率(16.2%から27.7%)を上回る勢いで増えた。

刑務所に入所する受刑者も高齢化している。高齢者で、出所後2年以内に再び罪を犯して摘発される割合は、他の年齢層よりも高い。
2017年では4万6264人の高齢者が検挙された。罪名別でみると、窃盗は65歳未満では全体の45%にとどまったのに対し、65歳以上では61.8%、70歳以上では76.7%に跳ね上がる。その中でも突出しているのが万引きだ。

高齢者が万引きをする理由
高齢者の万引きはなぜ多いのか。同白書では、東京都の有識者委員会による実態調査他のサイトへを引用し、その要因を紐解いた。万引きをして微罪処分を受けた高齢者は、同種のケースで摘発された非高齢者、その他の一般の高齢者と比べ、主に以下のような要因が強く関係していることが分かった。

主観的な生活苦: 実際は経済的に困窮しているわけではないが、生活が苦しいと感じている
リスク意識の薄さ:自己統制力が低く、万引きしても捕まると思わない
人間関係の希薄さ:独居や周囲からの孤立、家族がいてもほとんど連絡を取らない

孤立に関し、65歳以上の1人暮らし世帯は過去15年間で増加している。政府の統計他のサイトへでは、2015年時点で高齢者人口に占める1人暮らし女性の割合は21.1%で、2000年の17.9%より増加。男性も、8%から13.3%に増えている。この傾向は今後も続くと予想されている。
刑事政策に詳しい慶應義塾大学法学部の太田達也他のサイトへ教授は、社会的孤立に加え、司法制度上の要因を挙げる。
同教授によると、万引きで摘発された高齢者は微罪処分や起訴猶予で済む場合が多い。さらに、罪を重ねて刑務所で服役したとしても、身寄りがないため保護観察付の仮釈放が認められるケースは少ない。

太田教授は「出所後の高齢者を『見守る』環境がほかの先進国と比べて遅れており、こうした制度上の問題も再犯率の高さにつながっている」と指摘する。
2018年版の犯罪白書他のサイトへによると、刑法犯の認知件数は過去15年間減少しているが、検挙人数に占める65歳以上の割合は1998年の4.2%から2017年には21.5%に上昇。同期間の人口の高齢化率(16.2%から27.7%)を上回る勢いで増えた。
刑務所に入所する受刑者も高齢化している。高齢者で、出所後2年以内に再び罪を犯して摘発される割合は、他の年齢層よりも高い。

2017年では4万6264人の高齢者が検挙された。罪名別でみると、窃盗は65歳未満では全体の45%にとどまったのに対し、65歳以上では61.8%、70歳以上では76.7%に跳ね上がる。その中でも突出しているのが万引きだ。

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